JP2004334557A - 画像処理システム、画像処理装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像処理システム、画像処理装置、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】1つの画像処理装置で行われていた処理を、異なったネットワークに接続した画像処理装置に分散させることによって処理時間を削減し、生産性を高める画像処理システムを提供する。
【解決手段】1台以上の情報処理装置20と、グループに分類された複数の画像処理装置30とがルータ10を介し、複数のネットワーク40に接続されている。情報処理装置20では、ネットワーク40に接続された画像処理装置30へジョブ要求を送信する。ジョブ要求を受信した画像処理装置30は、同じグループ内の画像処理装置30のサービス状態を管理するテーブル34を保持しており、ジョブ要求を自分で処理できないとき、テーブル34を参照してグループに属したすべての画像処理装置30へジョブ要求をネットワーク40とルータ10を介して、異なったネットワーク41,42に転送し、処理可能な画像処理装置30を割り当てる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理システム、画像処理装置、プログラムおよび記録媒体に関し、具体的には、処理依頼された入出力処理をネットワークに接続された画像処理装置間で共同して処理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワーク上に複数の画像処理装置が接続されたシステムでは、1つの画像処理装置で行われていた処理を、他の画像処理装置に分散させることによって処理にかかる時間を削減し、生産性を高めるシステムが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1の技術は、ネットワークデバイスを利用した印刷処理を行う際、複数部数の印刷を行う際に対象とする出力先デバイスリストを決定し、出力先デバイスリストに記載されたデバイスの印刷能力を判断し、デバイスの印刷能力に応じた印刷部数を算出し、デバイスの印刷能力に応じた印刷部数の印刷要求を複数の印刷デバイスに送信することを備えて、印刷処理にかかる時間を短縮させることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−342055号公報(第4−21頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献1では、ネットワークに接続されたデバイスを部、課あるいはチームという単位で分類することができないため、ネットワーク上に接続される画像処理装置の台数が増えるに従って、デバイスリストの作成にかかわる時間が増加し、また、分散先の検索にかかわる処理が増え、かえって、処理にかかわる時間が増え、印刷処理にかかる時間を短縮させることができないということと、ルータを介し、複数のネットワーク間での分散ができないということが生じる。
【0006】
一方、最近のオフィス環境では、多数の画像処理装置がネットワークに接続をし分散されて設置される傾向にある。さらに、ブロードバンド回線による伝送速度の高速化によって、広範囲な地域に分散されたサテライトオフィス間で、業務処理をネットワークに載せ、業務に必要な知識や情報をネットワークに接続された情報機器から入出力して情報の共有化を図り、在宅勤務やモバイル勤務を推進している。
【0007】
本発明は、上述の実情を考慮してなされたものであって、単一ネットワークだけではなく、ルータを介して複数のネットワークに接続された画像処理装置や情報処理装置を部、課あるいはチームの単位でグループに分類し、情報処理装置からのジョブ要求という指令を受信した画像処理装置がエラーまたは処理能力を超えていた場合、グループ単位によるマルチキャストでルータを介し、複数のネットワークに繋がった同じグループの画像処理装置に対し処理依頼を行って、迅速かつ確実に画像の入出力処理ができる画像処理システム、画像処理装置、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1は、画像データの入出力処理を行う画像処理装置と、情報処理装置とをネットワークを介して接続し、前記情報処理装置からの要求で前記画像処理装置が画像データの入力または出力処理を行う画像処理システムにおいて、前記情報処理装置は、前記画像処理装置へ画像データの入力または出力処理のジョブ要求という指令を送信し、前記画像処理装置は、同一グループに属する画像処理装置の可能なサービスおよび状態を管理するテーブルを有して、前記情報処理装置から画像処理のジョブ要求指令を受信したときに、前記ジョブ要求の処理ができない状態で、且つ、前記テーブルを参照して処理可能な画像処理装置がなければ、前記ネットワークに対してマルチキャストで前記ジョブ要求を転送し、前記ジョブ要求の転送を同一グループの画像処理装置から受信したときには、その要求を処理可能であればユニキャストで処理可能なサービスを転送元の画像処理装置へ返信し、前記処理可能なサービスを同一グループの画像処理装置から受信した場合には、該処理可能なサービスで前記テーブルを更新するとともに、前記テーブルを参照して、前記ジョブ要求を行った情報処理装置へ代行可能な画像処理装置を返信するようにしたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の請求項2は、請求項1に記載の画像処理システムにおいて、同一グループの画像処理装置から前記ジョブ要求の転送を受信したときに、応答するか否かを設定できるようにして、この設定により、前記ジョブ要求の転送を受信したときに、自装置で前記ジョブ要求を処理できるか否かを決定するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3は、請求項2に記載の画像処理システムにおいて、前記応答するか否かの設定は、該装置の操作パネルから設定できるようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4は、請求項2に記載の画像処理システムにおいて、前記応答するか否かの設定は、前記ネットワークを介してWebブラウザにて設定できるようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項5は、請求項3または4に記載の画像処理システムにおいて、前記応答するか否かの設定を否としたときには、マルチキャストで代行処理不可を通知することを特徴とする。
また、本発明の請求項6は、請求項5に記載の画像処理システムにおいて、前記代行処理不可を受信した場合、当該装置のエントリを前記テーブルから削除することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の請求項7は、請求項1に記載の画像処理システムにおいて、グループ名を設定できるようにして、この設定により、前記ジョブ要求をグループ単位で検索するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項8は、請求項7に記載の画像処理システムにおいて、グループ名の設定は前記画像処理装置の操作パネルから設定できるようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項9は、請求項7に記載の画像処理システムにおいて、グループ名の設定は前記ネットワークを介してWebブラウザにて設定できるようにしたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明の請求項10は、ネットワークに接続されて画像データの入出力処理を行う画像処理装置において、前記画像処理装置のうち同一グループに属する画像処理装置の可能なサービスおよび状態を管理するテーブルを有して、前記ネットワークを介して接続された情報処理装置から処理要求のジョブ要求指令を受信したとき、前記ジョブ要求の処理ができない状態で、且つ、前記テーブルを参照して処理可能な画像処理装置がなければ、前記ネットワークに対してマルチキャストで前記ジョブ要求を転送し、前記ジョブ要求の転送を同一グループの画像処理装置から受信したときには、その要求を処理可能であればユニキャストで処理可能なサービスを転送元に返信し、前記処理可能なサービスを同一グループの画像処理装置から受信した場合には、該処理可能なサービスで前記テーブルを更新するとともに、前記テーブルを参照して、前記ジョブ要求を行った情報処理装置へ代行可能な画像処理装置を返信するようにしたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明の請求項11は、請求項10に記載の画像処理装置において、同一グループの画像処理装置から前記ジョブ要求の転送を受信したときに、応答するか否かを設定できるようにして、この設定により、前記ジョブ要求の転送を受信したときに、自装置で前記ジョブ要求を処理できるか否かを決定するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項12は、請求項11に記載の画像処理装置において、前記応答するか否かの設定は、該装置の操作パネルから設定できるようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項13は、請求項11に記載の画像処理装置において、前記応答するか否かの設定は、前記ネットワークを介してWebブラウザにて設定できるようにしたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項14は、請求項12または13に記載の画像処理装置において、前記応答するか否かの設定を否としたときには、マルチキャストで代行処理不可を通知することを特徴とする。
また、本発明の請求項15は、請求項14に記載の画像処理装置において、前記代行処理不可を受信した場合、当該装置のエントリを前記テーブルから削除することを特徴とする。
【0015】
また、本発明の請求項16は、請求項10に記載の画像処理装置において、グループ名を設定できるようにして、この設定により、前記ジョブ要求をグループ単位で検索するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項17は、請求項16に記載の画像処理装置において、グループ名の設定は該装置の操作パネルから設定できるようにしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項18は、請求項16に記載の画像処理装置において、グループ名の設定は前記ネットワークを介してWebブラウザにて設定できるようにしたことを特徴とする。
【0016】
また、本発明の請求項19は、コンピュータに、請求項1乃至9のいずれかに記載の画像処理システムの機能、請求項10乃至18のいずれかに記載の画像処理装置の機能を実行させるためのプログラムである。
また、本発明の請求項20は、請求項19に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0017】
以上の構成により、単一ネットワークだけではなく、ルータを介して複数のネットワークに接続された画像処理装置や情報処理装置を部、課あるいはチームの単位でグループに分類し、ネットワークに接続された画像処理装置および情報処理装置の管理等の取り扱いを簡素化し、効率的に管理ができ、複数のネットワークに接続されたすべての画像処理装置を有効活用ができる。
【0018】
また、情報処理装置からのジョブ要求という指令を受信した画像処理装置がエラーまたは処理能力を超えていた場合、グループ単位によるマルチキャストでルータを介し、複数のネットワークに繋がった同じグループの画像処理装置に対し、画像データの処理依頼を行う。
アプリケーションプログラムで依頼先のネットワークのアドレスが不明であってもグループ名で依頼ができ、画像処理装置の増減するたびに、システムの改変の必要がなく、柔軟なシステム環境が構築できる。また、画像の入出力処理を受けた画像処理装置が処理を行うことができない場合は、分散処理によって迅速かつ確実に画像の入出力処理ができる。
【0019】
さらに、代行処理先の検索要求はマルチキャストで送信し、および検索結果の応答はユニキャストで送信することを採用したことにより、ネットワーク上に流れるデータ量を減らし、ネットワーク上でデータの転送負荷が軽減される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の画像処理システムに係る好適な実施形態について説明する。
【0021】
(1)画像処理システムの概要
図1は、本発明の画像処理システムに係る一実施形態の全体構成を示すブロック図である。同図において、画像処理システムは、ルータ10、ルータ11、1台以上の情報処理装置20、1台以上の同種・異種の画像処理装置30をネットワーク40、ネットワーク41さらにルータ11を経由してネットワーク42で接続している。
【0022】
ネットワーク40、41および42は、ルータ10、ルータ11、画像処理装置30、情報処理装置20とを結合するための伝送路であって、一般には、ケーブルで実現され、通信プロトコルにはTCP/IPが使われる。但し、伝送路としてはケーブルだけではなく、それらの間の通信プロトコルが一致するものであれば無線および有線のいずれであってもよく、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)やインターネットなどを用いることができる。
【0023】
ルータ10は、ネットワーク40とネットワーク41とを中継と、ルータ11を経由し、異なるネットワーク間の中継点に設置して、ネットワークを介して送信されるデータを適切に目的の画像処理装置30および情報処理装置20に届ける役目を持っている。ネットワーク上を流れてきたデータが外部のネットワーク宛であれば、ルータ10、ルータ11はそのデータを外部に送り出す。
ルータ10、ルータ11はそのときにどういう経路でデータを配信するかまで判断し、最適なルートに送り出している。必要によっては通過させるデータやプロトコルの種類を制限できるものもある。基本的にはLAN(Local Area Network)を外部のWAN(Wide Area Network)やインターネットなどと接続する場合に使われる。
【0024】
情報処理装置20は、アプリケーションプログラムからジョブ要求があると、そのジョブ要求は、先ず、画像処理装置30に対して実際の画像データの処理が行えるかジョブ要求を送信し、問い合わせる。
情報処理装置20は、返信のあった画像処理装置30に対して、画像データの送信、または、画像処理装置30から画像データの受信をする。処理が終了すると、終了の信号をこの画像処理装置30へ送信、または、画像処理装置30からの終了の信号を受信して処理を終了する。
【0025】
画像処理装置30は、情報処理装置20からのジョブ要求という指令を受信して、実際の画像データの入力または出力処理を行い、処理終了が検出されると、情報処理装置20へまたは処理終了の信号を送信する。または、情報処理装置20からの処理終了の信号を受信すると、処理を終了する。
【0026】
また、画像処理装置30は、他の画像処理装置30から転送されたジョブ要求の代行処理を実行する。また、代行処理要求に対して応答するか否かの設定は操作パネル上のスイッチ、または、ネットワークを介し、Webブラウザから設定する事ができる。
さらに、画像処理装置30は、部、課あるいはチームという単位でグループに分類することができる。グループは単一ネットワークだけではなく、ルータを介し、複数のネットワーク上に接続されている画像処理装置30を含むことができる。
これにより、情報処理装置20あるいは画像処理装置30の取り扱いがグループ単位で管理できると共に、また、個々の画像処理装置30のIPアドレスが分からない時でも、グループ名でジョブ要求を依頼することができる。また、グループの設定は、操作パネル上から、または、ネットワークを介し、Webブラウザから設定する事ができる。
【0027】
画像処理装置30は、同一グループに属する画像処理装置のサービス状態をテーブルとして管理している。
また、自己がジョブ要求の処理ができないようなエラー状況を監視し、情報処理装置20からのジョブ要求を受信したときにそのジョブ要求の処理ができない状態または処理能力オーバーの場合には、このテーブルを参照して、代行できる画像処理装置を探し、要求されたジョブを実行可能な画像処理装置のIPアドレスをジョブ要求を発行した要求元の情報処理装置20へ返信する。
しかし、見つからない場合には、グループに属するすべての画像処理装置30へジョブ要求を転送し、転送を受けた画像処理装置30は、ジョブ要求を受信すると、代行処理要求に応答できる場合、自分自身のサービス状態を転送元に返信する。
【0028】
転送元の画像処理装置30は、応答してきた装置のサービス状態を受信し、応答してきた画像処理装置30のサービス状態でテーブルのエントリを更新するとともに、このテーブルを参照して、要求されたジョブを実行可能な画像処理装置のIPアドレスをジョブ要求を発行した要求元の情報処理装置20へ返信する。
【0029】
(2)画像処理システムの詳細
図2および図3は本発明の画像処理システムに係わる、ネットワーク上を流れるフレーム(パケット)の構成を示す構成図である。要求フレーム(パケット)は、図2のような構成である。
【0030】
メッセージID:メッセージの種類を識別するためのメッセージIDを指定する。メッセージIDにはジョブ要求、転送ジョブ要求および入出力処理がある。
グループID:このフレームを発行した画像処理装置30が属するグループ名を指定する。
メッセージタイプ:要求タイプを指定する。
ホストネーム:このフレームを発行した画像処理装置30の名前を指定する。
クラス:このジョブ要求を処理する装置のクラスを識別するプリンタ装置、複合機またはスキャナ装置等で指定する。
【0031】
上述したフレーム(パケット)は、情報処理装置20および画像処理装置30で要求イベントが発生すると、メッセージIDにジョブ要求、グループIDにグループ名、メッセージタイプに要求タイプ、ホストネームに要求元のホスト名、IPアドレスに要求元のIPアドレスおよびクラスにジョブ要求を処理する装置のクラスを各フィールドにセットし、各プロトコルに対応したネットワーク上を流れるフレーム(パケット)のデータ部に作成したフレーム(パケット)を挿入してデータ部のデータグラムのパケットを作成し、各プロトコルに対応したフレーム(パケット)を作成し、ネットワークに送出する。
【0032】
さらに、ネットワーク上を流れる通知および応答フレーム(パケット)は、図3のような構成である。
【0033】
メッセージID:メッセージの種類を識別するためのメッセージIDを指定する。メッセージIDは、電源ONを通知、再度処理通知、エラー検知通知、グループ名の指定通知、代行処理通知および転送ジョブ要求応答がある。
グループID:このフレームを発行した画像処理装置30が属するグループ名を指定する。
メッセージタイプ:通知および応答タイプを指定する。
ホストネーム:このフレームを発行した画像処理装置30の名前を指定する。
IPアドレス:このフレームを発行した画像処理装置30を識別するIPアドレスを指定する。
MACアドレス:このフレームを発行した画像処理装置30が搭載するNICを識別するハードウェアアドレスを指定する。
サービス:このフレームを発行した画像処理装置30が提供できる機能を指定する。例えば、画像処理装置30が複合機の場合に、ファクシミリの送信とスキャナ機能はサービスできるという具合に指定する。
ステイタス(状態):このフレームを発行した画像処理装置30の現在の状態を指定する。ステイタスとしては、「実行中」「可」または「エラー」がある。
【0034】
上述したフレーム(パケット)は、情報処理装置20および画像処理装置30で通知および応答が発生すると、メッセージIDに発生したイベント(電源ONを通知、再度処理通知、エラー検知通知、グループ名の指定通知、代行処理通知および転送ジョブ要求応答)、グループIDにグループ名、メッセージタイプに通知および応答、ホストネームにイベントの発生元のホスト名、IPアドレスにイベントの発生元のIPアドレス、MACアドレスにイベントの発生元のMACアドレス、サービスに提供できる搭載機能およびステイタス(状態)に装置の状態(「実行中」「可」または「エラー」)を各フィールドにセットして、各プロトコルに対応したネットワーク上を流れるフレーム(パケット)データ部に作成したフレーム(パケット)を挿入し、データ部のデータグラムのパケットを作成し、各プロトコルに対応したフレーム(パケット)を作成し、ネットワークに送出する。
【0035】
以上に記述した、フレーム(パケット)は、各プロトコルのフレーム(パケット)のデータ部のデータグラムに定義されるフレーム(パケット)のフォーマットであり、図2および図3で示したフレーム構成はイーサネット(R)でのデータフレーム(パケット)の例である。
【0036】
図4は、本実施形態の画像処理システムを構成する情報処理装置20および画像処理装置30の機能構成を示すブロック図である。
【0037】
(A)情報処理装置側:
図4において、情報処理装置20は、アプリケーション21、入出力制御部22、入力部23、出力部24とから構成されている。
アプリケーション21は、例えば、ワープロソフト、表計算ソフト、画像処理ソフト等のようなアプリケーションプログラムであって、作成された文書や画像等を出力(印刷)あるいは、文書や画像等を読み込み入力(スキャナ等)するように入出力制御部22に指令する。
【0038】
入出力制御部22は、最初、アプリケーションプログラムが指定したジョブ要求(出力、入力)の解析を行い、指定されたジョブ要求をネットワークに接続された画像処理装置30へのジョブ要求を送信する。
【0039】
次に、入出力制御部22はジョブ要求をした画像処理装置30から返信が、「処理可能」の場合には、ジョブ要求が出力データ(印刷)の場合、出力部24を呼び出し、画像処理装置30へ出力データ(印刷)を送り、出力データ(印刷)がなくなると一連の出力(印刷)処理を終了する。
【0040】
また、ジョブ要求が入力データ(スキャナ)の場合、入力部23を呼び出し、画像処理装置30が読み込んだ入力データ(スキャナ)を、ネットワークを介し情報処理装置20のメモリへ読み込み、入力データ(スキャナ)がなくなると一連の入力データ(スキャナ)処理を終了する。
また、入出力制御部22は、画像処理装置30からの返信が「処理不可」の場合には、ユーザの指示により、再度適合する画像処理装置30へのジョブ要求を送信することを繰り返す。
【0041】
図5は、情報処理装置20から画像処理装置30に対して画像データを入出力するときの情報処理装置20における処理手順を説明するためのフローチャートである。
先ず、例えば、ワープロソフト、表計算ソフト、画像処理ソフト等のようなアプリケーションプログラムから作成された文書や画像等を出力またはアプリケーションプログラムへ画像データを取り込むように指令する(ステップS11)。
【0042】
ネットワーク上を流れる要求フレーム(パケット)を作成し、作成したフレームにジョブ要求を発行する情報処理装置20の要求元IPアドレスとジョブ要求が処理できるかを問い合わせる装置の要求先IPアドレスを含む「IPヘッダー」と呼ぶ情報を付与する(ステップS12)。この作成したフレームをネットワークに送出し、画像処理装置30にジョブ要求を問い合わせる(ステップS13)。
【0043】
画像処理装置30からの返信がないか、または要求不可の返信の場合(ステップS14のNO)、ユーザの指示により再度適合する画像処理装置30へのジョブ要求を問い合わせするためにステップS12へ戻る。
【0044】
一方、画像処理装置30からの応答がある場合(ステップS14のYES)、ジョブ要求が出力処理の場合(ステップS15のYES)、応答フレームに格納されている「IPアドレス」の画像処理装置30へ出力データを送信し(ステップS17)、出力データの送信が終了すると、終了の信号をこの画像処理装置30へ送信して(ステップS19)、処理を終了する。
【0045】
一方、ジョブ要求が入力処理の場合(ステップS15のNO)、応答フレームに格納されている「IPアドレス」の画像処理装置30から入力データを受信し(ステップS16)、画像処理装置から終了の信号を受信し(ステップS18)、処理を終了する。
【0046】
上述した実施形態における出力装置としては、プリンタ装置、ファクシミリ装置または複合機等で、また入力装置としては、スキャナ装置、ファクシミリ装置または複合機等であって、ネットワークに接続しても使用可能なものであればいずれの装置であってもよい。
【0047】
(B)画像処理装置側:
図4において、画像処理装置30は少なくとも監視部31、処理実行部32、エンジン33、出力部33a、入力部33bおよびサービス状態テーブル34から構成されている。
【0048】
図6は、画像処理装置30のメモリ上に格納されているサービス状態テーブル34のデータ構造の例である。サービス状態テーブル34は、少なくともグループ名、ホストネーム、ネットワークID、MACアドレス、クラス、サービス、代行処理およびステイタス(状態)の項目を含んでおり、これらの情報により同一グループ(部・課・チーム等)に属する画像処理装置30のサービス(提供できる)および画像処理装置30のステイタス(状態)を管理している。
【0049】
グループ名:画像処理装置30をグループに分類するためのグループ名である。グループ名の設定は、画像処理装置30の操作パネル上から、または、ネットワークを介し、Webブラウザから設定する事ができる。グループ名の設定要求によって、登録または変更ができる。
ホストネーム:ネットワーク上の他の装置と区別するための、装置の名前を格納する。
ネットワークID:個々の画像処理装置30を識別するIPアドレスを格納する。
MACアドレス:個々の画像処理装置30に搭載するNICを識別するハードウェアアドレスを格納する。
クラス:画像処理装置30のクラスを識別するプリンタ装置、複合機またはスキャナ装置を格納する。
サービス:ジョブ要求を受け付けた時、提供できる機能を格納する。
代行処理:代行処理の応答を行うか否かを識別するフラグを格納する。代行処理要求に応答する否かの設定は、画像処理装置の操作パネル上から、または、ネットワークを介し、Webブラウザから設定する事ができる。また、代行処理要求に応答するか否かの設定を否とした画像処理装置から代行処理不可の通知を受信すると、受信した装置のエントリをサービス状態テーブル34から削除する。
ステイタス(状態):ホストネームで示される画像処理装置30の現在の状態を保持する。ステイタスとしては、「印刷中」、「印刷可」または「エラー」がある。このステイタスはジョブ要求を転送した画像処理装置30からの応答情報または通知メッセージをもとに更新する。
【0050】
この、サービス状態テーブル34は、各画像処理装置30のメモリ上に格納されている。サービス状態テーブルや画像データを格納するメモリは、不慮の電源断,安全のための電源断等でこれらのテーブルの内容および画像データ等が失われることがないように、バッテリによりメモリのバックアップを行っている。
【0051】
監視部31は、情報処理装置20や他の画像処理装置30からの通信の監視と、各種の要求、通知、応答および画像処理装置30自身の内部状態を監視し、それぞれの状態に対応した処理機能を呼び出す。
内部状態に関するイベントには、画像処理装置30に電源が入れられた場合、処理ができない状態(例えば、紙なし、ジャム、トナー切れ、故障等)になった場合、再度処理できる状態になった場合等がある。
【0052】
(イ)画像処理装置30自身に電源が入れられた場合、ネットワークに接続されたことを確認して、該画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34が格納されている場合、サービス状態テーブル34の自分自身のエントリを更新し、サービス状態テーブル34を参照し、マルチキャストで送信し、ネットワーク上に接続されているグループに属するすべての画像処理装置30に対して電源が入れられた旨を通知する。
サービス状態テーブル34が格納されていない場合、サービス状態テーブル34を作成し、サービス状態テーブル34の自分自身のエントリに登録を行い、ブロードキャストで送信し、同一ネットワーク上に接続されているすべての画像処理装置30に対して電源が入れられた旨を通知する。
次に、異なったネットワークに接続された画像処理装置30に通知を行うために、ルータ10に対して、要求はRIP(Routing Information Protocol)等のプロトコルを使用し、ルーティングテーブルの要求を発行する。ルータ10から返信された、ルーティングテーブルに登録されている、宛先IPアドレス、サブネットマスク、インターフェイスおよびゲートウェイを参照し、宛先IPアドレスとサブネットマスクからネットワーク・アドレスを計算して、自分自身が接続されているネットワークと同じかどうかを調べ、異なったネットワークということが分かれば、ルータに転送を依頼し、異なったネットワークに接続されたすべての画像処理装置30へ電源が入れられた旨を通知する。
【0053】
(ロ)画像処理装置30自身が再度処理できる状態になった場合、(イ)と同様の処理を行い、ネットワーク上に接続されているグループに属するすべての画像処理装置30に対して再度処理ができる状態になった旨を通知する。
このように、再度参加することにより、画像処理装置30に対して常に接続可能な画像処理装置30を割り当てることができる。
【0054】
(ハ)画像処理装置30自身が処理できない状態になった場合、例えば、紙なし、ジャム、トナー切れあるいは故障等を検出した場合、(イ)と同様の処理を行い、グループに属するすべての画像処理装置30に対してジョブ要求の処理ができない旨を通知し、自分以外の画像処理装置30が保持しているサービス状態テーブル34から自分のエントリを削除してもらう。
【0055】
(ニ)情報処理装置20または画像処理装置30自身から、グループ指定の設定の要求があった場合、(イ)と同様の処理を行い、設定されたグループ名をすべての画像処理装置30に対して通知し、自分と他の画像処理装置30のサービス状態テーブル34に自分のエントリを登録する。グループ指定は、画像処理装置30の操作パネルからグループ名を入力し、直接設定するとこのイベントが発行される。また、ネットワークを介し、Webブラウザを使用して情報処理装置20から設定指令を受信するとこのイベントが発行される。
【0056】
(ホ)情報処理装置20または画像処理装置30自身から、代行処理要求に応答するか否かの指定があった場合、(イ)と同様の処理を行い、指定された代行処理要求に応答するか否かを同一グループに属するすべての画像処理装置30に対して通知し、自分と他の画像処理装置30のサービス状態テーブル34に自分のエントリを登録または変更する。代行処理要求に応答するか否かの指定は、画像処理装置30自身の操作パネル上のスイッチにより行う。操作パネル上のスイッチを押下すると、このイベントが発行される。また、ネットワークを介し、Webブラウザを使用して情報処理装置20から設定指令を受信するとこのイベントが発行される。
【0057】
(へ)情報処理装置20からジョブ要求があった場合には、ジョブ要求が処理できれば、ジョブ要求を発行した要求元の情報処理装置20へ当該画像処理装置30のIPアドレスをユニキャストで返信する。ジョブ要求が処理できない場合、画像処理装置30は、サービス状態テーブル34を参照し、代行処理できる画像処理装置30があるかを探し、見つかれば、ジョブ要求を発行した要求元の情報処理装置20へ当該画像処理装置30のIPアドレスをユニキャストで返信する。
一方、見つからなければ、同一グループに属するすべての画像処理装置30に対して受信したジョブ要求をマルチキャストで転送する。
【0058】
(ト)他の同一グループに属する画像処理装置30から転送されたジョブ要求があった場合で代行処理要求に応答できる場合には、ジョブ要求が処理できれば、転送要求を行った転送元の画像処理装置30へ当該画像処理装置30のIPアドレスをユニキャストで返信する。処理できない場合または代行処理要求に応答できない場合には返信しない。
【0059】
(チ)情報処理装置20からの画像データの入出力処理の場合、入力処理のときは、処理実行部32に対し、入力データの読み込み指令を発行する。処理実行部32はエンジン33の入力部33bが画像処理装置30内のメモリに読み込みだデータを情報処理装置20へ送信する。出力処理のときは、情報処理装置20からの画像データを受信して、一旦、画像処理装置30内のメモリへ格納し、処理実行部32に対し、画像データの出力指令を発行し、エンジン33の出力部33aにより、画像データの出力を行う。
【0060】
(リ)各種通知が他の同じグループに属する画像処理装置30からあった場合には、サービス状態テーブル34に通知のあった画像処理装置30のエントリが登録されているか否かのチェックを行い、すでにエントリが存在するときは、エントリの通知内容で更新する。
エントリがないときは、新たにエントリを作成し、通知内容を登録する。
ここで各種の通知とは、電源ON、再度処理、エラー検知、グループ指定および代行処理を行えるかまたは行えない(否)の通知である。
【0061】
(ヌ)転送先の画像処理装置30から処理できる旨の応答があった場合には、サービス状態テーブル34に応答のあった画像処理装置30のエントリを更新し、サービス状態テーブル34を参照して、この受信した応答が最初の場合、転送先のIPアドレスを含む、ジョブ要求の処理できる旨のフレーム(パケット)を作成し、ジョブ要求を発行した要求元にジョブ要求の処理できる旨の返信するフレーム(パケット)をネットワークに送出する。しかし、受信した応答が最初でない場合には何も処理しない。
また、最初に情報処理装置20から要求を受けた画像処理装置30の場合、所定の時間を経ても応答がないときには、「不可」メッセージを要求元に返信する。
【0062】
処理実行部32は、出力処理の場合、画像データがメモリに格納されると、監視部31によるイベント処理とは並行して処理され、監視部31から画像データの出力指令を受信すると、監視部31でメモリに格納された出力データをエンジン33の出力部33aに送って、実際の印刷出力を行う。
また、入力処理の場合、監視部31から画像データの入力指令を受信すると、エンジン33へ画像データの読み込み指令を発行し、エンジン33は入力部33bからの入力データを画像処理装置30内のメモリへ読み込み、処理実行部32は、画像データの要求元の情報処理装置20へ送信する。
【0063】
図7および図8は、画像処理装置30において、情報処理装置20や他の画像処理装置30から要求されるイベントの処理手順を説明するためのフローチャートである。
画像処理装置30は、画像処理装置30内で生起したイベントに対して、次のように処理する。
【0064】
画像処理装置30に電源が投入された場合(ステップS50のYES)、ネットワークに接続されたことを確認して、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34が格納されているかチェックを行い(ステップS51)、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34が格納されている場合(ステップS51のYES)、サービス状態テーブル34上の自分自身のエントリを更新し(ステップS52)、サービス状態テーブル34を参照し、電源が入れられた旨のフレーム(パケット)を作成し、マルチキャストで送信し、ネットワーク上に接続されている同一グループに属するすべての画像処理装置30に対して電源が入れられた旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出し(ステップS53)、イベント待ちへ戻る。
【0065】
一方、サービス状態テーブル34が格納されていない場合(ステップS51のNO)、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34を作成し、サービス状態テーブル34の自分自身のエントリに登録を行い(ステップS54)、電源が入れられた旨のフレーム(パケット)を作成し、ブロードキャストで送信し、同一ネットワーク上に接続されているすべての画像処理装置30に対して電源が入れられた旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出する(ステップS55)。ブロードキャストで送信した通知フレーム(パケット)は受信した画像処理装置で、自分自身が属するグループからの通知でない場合、通知を無視し、受信フレーム(パケット)を破棄する。
【0066】
次に、異なったネットワークに接続された画像処理装置30に通知を行うために、ルータ10に対して、要求はRIP(Routing Information Protocol)等のプロトコルを使用し、ルーティングテーブルの要求を発行する(ステップS56)。
【0067】
ルータ10から返信された、ルーティングテーブルに登録されている、宛先IPアドレス、サブネットマスク、インターフェイスおよびゲートウェイを参照し、宛先IPアドレスとサブネットマスクからネットワーク・アドレスを計算して、自分自身が接続されているネットワークと同じかどうかを調べる。
異なったネットワークということが分かれば、電源が入れられた旨のフレーム(パケット)を作成し、異なったネットワークに接続されたすべての画像処理装置30への電源が入れられた旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出し、ルータに転送を依頼し(ステップS57)、イベント待ちへ戻る。
【0068】
また、再度処理ができる状態になった場合(ステップS58のYES)、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34が格納されているとき(ステップS51のYES)、サービス状態テーブル34上の自分自身のエントリを更新し(ステップS52)、サービス状態テーブル34を参照し、再度処理ができる状態になった旨のフレーム(パケット)を作成し、マルチキャストで送信し、ネットワーク上に接続されている同一グループに属するすべての画像処理装置30に対して再度処理ができる状態になった旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出し(ステップS53)、イベント待ちへ戻る。
【0069】
一方、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34が格納されていない場合(ステップS51のNO)、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34を作成し、サービス状態テーブル34の自分自身のエントリに登録を行い(ステップS54)、再度処理ができる状態になった旨のフレーム(パケット)を作成し、ブロードキャストで送信し、同一ネットワーク上に接続されているすべての画像処理装置30に対して再度処理ができる状態になった旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出する(ステップS55)。
【0070】
次に、異なったネットワークに接続された画像処理装置30に通知を行うために、ルータ10に対して、要求はRIP(Routing Information Protocol)等のプロトコルを使用し、ルーティングテーブルの要求を発行する(ステップS56)。
【0071】
ルータ10から返信された、ルーティングテーブルに登録されている、宛先IPアドレス、サブネットマスク、インターフェイスおよびゲートウェイを参照し、宛先IPアドレスとサブネットマスクからネットワーク・アドレスを計算して、自分自身が接続されているネットワークと同じかどうかを調べる。
異なったネットワークということが分かれば、再度処理ができる状態になった旨のフレーム(パケット)を作成し、異なったネットワークに接続されたすべての画像処理装置30への再度処理ができる状態になった旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出し、ルータに転送を依頼し(ステップS57)、イベント待ちへ戻る。
【0072】
また、画像処理装置30が紙なし、ジャム、トナー切れあるいは故障等を検出して処理できない状態になった場合(ステップS59のYES)、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34が格納されている場合(ステップS51のYES)、サービス状態テーブル34上の自分自身のエントリを更新し(ステップS52)、サービス状態テーブル34を参照し、エラーを検知した旨のフレーム(パケット)を作成し、マルチキャストで送信し、ネットワーク上に接続されている同一グループに属するすべての画像処理装置30に対してエラーを検知した旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出し(ステップS53)、イベント待ちへ戻る。
【0073】
一方、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34が格納されていない場合(ステップS51のNO)、30のメモリ上にサービス状態テーブル34を作成し、サービス状態テーブル34の自分自身のエントリに登録を行い(ステップS54)、エラーを検知した旨のフレーム(パケット)を作成し、ブロードキャストで送信し、同一ネットワーク上に接続されているすべての画像処理装置30に対してエラーを検知した旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出する(ステップS55)。
【0074】
次に、異なったネットワークに接続された画像処理装置30に通知を行うために、ルータ10に対して、要求はRIP(Routing Information Protocol)等のプロトコルを使用し、ルーティングテーブルの要求を発行する(ステップS56)。
【0075】
ルータ10から返信された、ルーティングテーブルに登録されている、宛先IPアドレス、サブネットマスク、インターフェイスおよびゲートウェイを参照し、宛先IPアドレスとサブネットマスクからネットワーク・アドレスを計算して、自分自身が接続されているネットワークと同じかどうかを調べる。
異なったネットワークということが分かれば、エラーを検知した旨のフレーム(パケット)を作成し、異なったネットワークに接続されたすべての画像処理装置30へのエラーを検知した旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出し、ルータに転送を依頼し(ステップS57)、イベント待ちへ戻る。
【0076】
また、代行処理要求に応答するか否かの設定要求があった場合(ステップS60のYES)、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34が格納されているとき(ステップS51のYES)、サービス状態テーブル34上の自分自身のエントリを更新し(ステップS52)、サービス状態テーブル34を参照し、代行処理要求に応答するか否かの旨のフレーム(パケット)を作成し、マルチキャストで送信し、ネットワーク上に接続されているグループに属するすべての画像処理装置30に対して代行処理要求に応答するか否かの旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出し(ステップS53)、イベント待ちへ戻る。
【0077】
一方、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34が格納されていない場合(ステップS51のNO)、サービス状態テーブル34を作成し、サービス状態テーブル34の自分自身のエントリに登録を行い(ステップS54)、代行処理を行うか否かの旨のフレーム(パケット)を作成し、同一ネットワーク上に接続されているすべての画像処理装置30に対して代行処理を行うか否かの旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出する(ステップS55)。
【0078】
次に、異なったネットワークに接続された画像処理装置30に通知を行うために、ルータ10に対して、要求はRIP(Routing Information Protocol)等のプロトコルを使用し、ルーティングテーブルの要求を発行する(ステップS56)。
【0079】
ルータ10から返信された、ルーティングテーブルに登録されている、宛先IPアドレス、サブネットマスク、インターフェイスおよびゲートウェイを参照し、宛先IPアドレスとサブネットマスクからネットワーク・アドレスを計算して、自分自身が接続されているネットワークと同じかどうかを調べる。
異なったネットワークということが分かれば、代行処理を行うか否かの旨のフレーム(パケット)を作成し、異なったネットワークに接続されたすべての画像処理装置30へ代行処理を行うか否かの旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出し、ルータに転送を依頼し(ステップS57)、イベント待ちへ戻る。
【0080】
グループ名の設定要求があった場合(ステップS61のYES)、画像処理装置30のメモリ上にサービス状態テーブル34を作成し、サービス状態テーブル34の自分自身のエントリに登録を行い(ステップS54)、グループ名の設定した旨のフレーム(パケット)を作成し、ブロードキャストで送信し、同一ネットワーク上に接続されているすべての画像処理装置30に対してグループ名の設定した旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出する(ステップS55)。
【0081】
次に、異なったネットワークに接続された画像処理装置30に通知を行うために、ルータ10に対して、要求はRIP(Routing Information Protocol)等のプロトコルを使用し、ルーティングテーブルの要求を発行する(ステップS56)。
【0082】
ルータ10から返信された、ルーティングテーブルに登録されている、宛先IPアドレス、サブネットマスク、インターフェイスおよびゲートウェイを参照し、宛先IPアドレスとサブネットマスクからネットワーク・アドレスを計算して、自分自身が接続されているネットワークと同じかどうかを調べる。
異なったネットワークということが分かれば、グループ名の設定した旨のフレーム(パケット)を作成し、異なったネットワークに接続されたすべての画像処理装置30へのグループ名の設定した旨を通知するフレーム(パケット)をネットワークに送出し、ルータに転送を依頼し(ステップS57)、イベント待ちへ戻る。
【0083】
また、情報処理装置20からジョブ要求があった場合(ステップS62のYES)、ジョブ要求が処理できるとき(ステップS63のYES)、当該画像処理装置30のIPアドレスを含む、ジョブ要求の処理できる旨のフレーム(パケット)を作成し、ジョブ要求を発行した要求元の情報処理装置20へ返信するフレーム(パケット)をネットワークに送出し(ステップS64)、イベント待ちへ戻る。
一方、ジョブ要求の処理できない場合(ステップS63のNO)、サービス状態テーブル34を参照し、代行可能な画像処理装置が見つかれば、当該画像処理装置30のIPアドレスを含む、ジョブ要求の処理できる旨のフレーム(パケット)を作成し、ジョブ要求を発行した要求元の情報処理装置20へ返信するフレーム(パケット)をネットワークに送出するが、見つからなければ、ジョブ要求の転送のフレーム(パケット)を作成し、マルチキャストで送信し、同一グループに属するすべての画像処理装置30に対して受信したジョブ要求を転送するフレーム(パケット)をネットワークに送出し(ステップS65)、イベント待ちへ戻る。
【0084】
他の画像処理装置30から転送されたジョブ要求があった場合(ステップS66のYES)、転送されたジョブ要求の処理できる場合(ステップS67のYES)、当該画像処理装置30の提供できるサービスとIPアドレスを含む、転送されたジョブ要求の処理できる旨のフレーム(パケット)を作成し、ジョブ要求を転送した転送元の画像処理装置30へ返信するフレーム(パケット)をネットワークに送出し(ステップS68)、イベント待ちへ戻る。ジョブ要求が処理できない場合(ステップS67のNO)、イベント待ちへ戻る。
【0085】
情報処理装置20から画像入出力処理の要求があった場合(ステップS70のYES)、入力処理のとき(ステップS71のYES)、処理実行部32に対し、入力データの読み込み指令を発行する。処理実行部32はエンジン33の入力部33bが画像処理装置30内のメモリに読み込んだデータを情報処理装置20へ送信するためのデータフレーム(パケット)を作成し、ネットワークに送出し画像処理装置30へ送信し、データが終了すると終了の通知を行って(ステップS72)、イベント待ちへ戻る。
【0086】
一方、出力処理のとき(ステップS71のNO)、情報処理装置20からネットワークに送出した画像データを受信して、一旦、画像処理装置30内のメモリへ格納し、処理実行部22に対し、画像データの出力指令を発行し、エンジン33の出力部24により、画像データの出力を行い(ステップS73)、イベント待ちへ戻る。
【0087】
図9は、画像処理装置30において、情報処理装置20や他の画像処理装置30から各種通知および応答の処理手順を説明するためのフローチャートである。画像処理装置30で受信したイベントに対して、次のように処理する。
【0088】
各種通知があった場合(ステップS80のYES、ステップS84のYES、ステップS85のYES、ステップS86のYES、ステップS87のYES)、サービス状態テーブル34に通知のあった画像処理装置30のエントリが登録されているか否かのチェックを行い、すでにエントリが存在するときは(ステップS81のYES)、エントリの通知内容を更新する(ステップS82)。
一方、エントリがないときは(ステップS81のNO)、新たに通知のあった画像処理装置のエントリを作成し、通知内容を登録し(ステップS83)、イベント待ちへ戻る。ここで各種通知とは、電源ON、再度処理、エラー検知、グループ指定および代行処理に応答するか否かの通知である。
【0089】
最後に、ジョブ要求を転送した転送先から応答があった場合(ステップS88のYES)、サービス状態テーブル34に応答のあった画像処理装置30のエントリを更新する(ステップS89)。
この受信した応答が最初の場合(ステップS90のYES)、転送先のIPアドレスを含む、ジョブ要求の処理できる旨のフレーム(パケット)を作成し、ジョブ要求を発行した要求元にジョブ要求の処理できる旨の返信するフレーム(パケット)をネットワークに送出し(ステップS91)、イベント待ちへ戻る。
しかし、受信した応答が最初でない場合(ステップS90のNO)、イベント待ちへ戻る。
【0090】
本発明は、上述した実施形態において、情報処理装置20から画像処理装置30へのジョブ要求を問い合わせした画像処理装置30が処理できない状態であれば、問い合わせした画像処理装置30から他の画像処理装置30へ要求を転送して、処理が可能な画像処理装置30を検索するため、情報処理装置20は一回の画像処理装置30への要求だけになり、情報処理装置20における入出力処理の負荷およびネットワークの負荷が低減される。
【0091】
上述した実施形態における画像処理装置としては、プリンタ装置、ファクシミリ装置、スキャナ装置、複写機または複合機(Multi Function Peripheral:スキャナ、FAX等を搭載した複写機)等であって、ネットワークに接続して使用可能なものであればいずれの装置であってもよい。
【0092】
本発明は、上述した実施形態の画像処理システム、画像処理装置、情報処理装置を構成する各機能をそれぞれプログラム化し、予めROMのような記録媒体に書き込んでおき、画像処理装置または情報処理装置にそれぞれ対応するプログラムを格納したROMを装着して、これらのプログラムをマイクロプロセッサで実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されて実行された状態が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
【0093】
なお、このような機能を実現するプログラムは、半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、光媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれの形態の記録媒体で提供されてもよい。
あるいは、ネットワーク等の通信網を介して記憶装置に格納されたプログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよい。この場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
【0094】
プログラムを上記のような記録媒体へ記録した場合、この記録媒体を媒体駆動装置に装着して、記録されたプログラムを記憶装置にインストールし、このインストールされたプログラムをマイクロプロセッサが実行する。
このように、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記憶した記録媒体も本発明を構成することになる。
【0095】
また、プログラムを実行することにより上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0096】
尚、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変形、修正が可能であるのは勿論である。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、単一ネットワークだけではなく、ルータを介して複数のネットワークに接続された画像処理装置や情報処理装置を部、課あるいはチームの単位でグループに分類し、情報処理装置からのジョブ要求という指令を受信した画像処理装置がエラーまたは処理能力を超えていた場合、グループ単位により、マルチキャストで送信し、ルータを介し複数のネットワークに繋がった同じグループの画像処理装置に画像データの処理を依頼する。
このため、依頼先のネットワークのアドレスが不明であっても、グループ名で依頼ができるため、画像処理装置の増減するたびに、システムの改変の必要がなく、柔軟なシステム環境が構築できる。
また、画像の入出力処理を受けた装置が処理を行うことができない場合は、分散処理によって迅速かつ確実に画像の入出力処理ができる。
また、最適な分散処理を可能としてシステム全体の処理を効率的にできるシステム環境の構築ができる。
【0098】
さらに、分散および転送先の検索方式とし、検索要求はマルチキャストで送信および検索結果の応答をユニキャストで送信の採用により、ネットワーク上でデータの転送負荷が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理システムに係る一実施形態の全体構成を示すブロック図である。
【図2】ネットワーク上を流れる要求フレーム(パケット)の構成である。
【図3】ネットワーク上を流れる通知および応答フレーム(パケット)の構成である。
【図4】本実施形態の画像処理システムを構成する情報処理装置および画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
【図5】情報処理装置から画像処理装置に対して画像データを入出力するときの情報処理装置における処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図6】サービス状態テーブルのデータ構造例である。
【図7】画像処理装置において、情報処理装置や他の画像処理装置から要求されるイベントの処理手順を説明するためのフローチャート(その1)である。
【図8】画像処理装置において、情報処理装置や他の画像処理装置から要求されるイベントの処理手順を説明するためのフローチャート(その2)である。
【図9】画像処理装置において、情報処理装置および他の画像処理装置から各種通知および応答の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10,11…ルータ、20…情報処理装置、21…アプリケーション、22…入出力制御部、23…入力部、24…出力部、30…画像処理装置、31…監視部、32…処理実行部、33…エンジン、33a…出力部、33b…入力部、34…サービス状態テーブル、40,41,42…ネットワーク。

Claims (20)

  1. 画像データの入出力処理を行う画像処理装置と、情報処理装置とをネットワークを介して接続し、前記情報処理装置からの要求で前記画像処理装置が画像データの入力または出力処理を行う画像処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、前記画像処理装置へ画像データの入力または出力処理のジョブ要求という指令を送信し、
    前記画像処理装置は、同一グループに属する画像処理装置の可能なサービスおよび状態を管理するテーブルを有して、前記情報処理装置から画像処理のジョブ要求指令を受信したときに、前記ジョブ要求の処理ができない状態で、且つ、前記テーブルを参照して処理可能な画像処理装置がなければ、前記ネットワークに対してマルチキャストで前記ジョブ要求を転送し、
    前記ジョブ要求の転送を同一グループの画像処理装置から受信したときには、その要求を処理可能であればユニキャストで処理可能なサービスを転送元の画像処理装置へ返信し、
    前記処理可能なサービスを同一グループの画像処理装置から受信した場合には、該処理可能なサービスで前記テーブルを更新するとともに、前記テーブルを参照して、前記ジョブ要求を行った情報処理装置へ代行可能な画像処理装置を返信するようにしたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 請求項1に記載の画像処理システムにおいて、同一グループの画像処理装置から前記ジョブ要求の転送を受信したときに、応答するか否かを設定できるようにして、この設定により、前記ジョブ要求の転送を受信したときに、自装置で前記ジョブ要求を処理できるか否かを決定するようにしたことを特徴とする画像処理システム。
  3. 請求項2に記載の画像処理システムにおいて、前記応答するか否かの設定は、該装置の操作パネルから設定できるようにしたことを特徴とする画像処理システム。
  4. 請求項2に記載の画像処理システムにおいて、前記応答するか否かの設定は、前記ネットワークを介してWebブラウザにて設定できるようにしたことを特徴とする画像処理システム。
  5. 請求項3または4に記載の画像処理システムにおいて、前記応答するか否かの設定を否としたときには、マルチキャストで代行処理不可を通知することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像処理システムにおいて、前記代行処理不可を受信した場合、当該装置のエントリを前記テーブルから削除することを特徴とする画像処理システム。
  7. 請求項1に記載の画像処理システムにおいて、グループ名を設定できるようにして、この設定により、前記ジョブ要求をグループ単位で検索するようにしたことを特徴とする画像処理システム。
  8. 請求項7に記載の画像処理システムにおいて、グループ名の設定は前記画像処理装置の操作パネルから設定できるようにしたことを特徴とする画像処理システム。
  9. 請求項7に記載の画像処理システムにおいて、グループ名の設定は前記ネットワークを介してWebブラウザにて設定できるようにしたことを特徴とする画像処理システム。
  10. ネットワークに接続されて画像データの入出力処理を行う画像処理装置において、前記画像処理装置のうち同一グループに属する画像処理装置の可能なサービスおよび状態を管理するテーブルを有して、前記ネットワークを介して接続された情報処理装置から処理要求のジョブ要求指令を受信したとき、前記ジョブ要求の処理ができない状態で、且つ、前記テーブルを参照して処理可能な画像処理装置がなければ、前記ネットワークに対してマルチキャストで前記ジョブ要求を転送し、
    前記ジョブ要求の転送を同一グループの画像処理装置から受信したときには、その要求を処理可能であればユニキャストで処理可能なサービスを転送元に返信し、
    前記処理可能なサービスを同一グループの画像処理装置から受信した場合には、該処理可能なサービスで前記テーブルを更新するとともに、前記テーブルを参照して、前記ジョブ要求を行った情報処理装置へ代行可能な画像処理装置を返信するようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  11. 請求項10に記載の画像処理装置において、同一グループの画像処理装置から前記ジョブ要求の転送を受信したときに、応答するか否かを設定できるようにして、この設定により、前記ジョブ要求の転送を受信したときに、自装置で前記ジョブ要求を処理できるか否かを決定するようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  12. 請求項11に記載の画像処理装置において、前記応答するか否かの設定は、該装置の操作パネルから設定できるようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  13. 請求項11に記載の画像処理装置において、前記応答するか否かの設定は、前記ネットワークを介してWebブラウザにて設定できるようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  14. 請求項12または13に記載の画像処理装置において、前記応答するか否かの設定を否としたときには、マルチキャストで代行処理不可を通知することを特徴とする画像処理装置。
  15. 請求項14に記載の画像処理装置において、前記代行処理不可を受信した場合、当該装置のエントリを前記テーブルから削除することを特徴とする画像処理装置。
  16. 請求項10に記載の画像処理装置において、グループ名を設定できるようにして、この設定により、前記ジョブ要求をグループ単位で検索するようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  17. 請求項16に記載の画像処理装置において、グループ名の設定は該装置の操作パネルから設定できるようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  18. 請求項16に記載の画像処理装置において、グループ名の設定は前記ネットワークを介してWebブラウザにて設定できるようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  19. コンピュータに、請求項1乃至9のいずれかに記載の画像処理システムの機能または請求項10乃至18のいずれかに記載の画像処理装置の機能を実行させるためのプログラム。
  20. 請求項19に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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