JP2004332896A - カムフォロア用ローラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ローラ5の外周面5eの表面粗さを中心線平均粗さRa:0.1〜0.6の範囲となるよう、かつ端面5a,5bの表面粗さを中心線平均粗さRa:0.1以下の値となるよう、バフ研磨を実施してローラ5の外周面5eの表面粗さに比べてローラ5の端面5a,5bの表面粗さを低く設定したことにより、ローラ5の回転時に動圧が発生し、ローラ5の摺動トルクを従来のロッカアームに比べて低くすることができ、すべり接触面の焼付きを防止することができる。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロッカアーム等のカムフォロアに使用されるローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車エンジンの動弁機構にはロッカアームが付設され、このロッカアームの揺動動作によってバルブが開閉される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この種のロッカアームでは、本体の長手方向略中心に、支軸が本体の側壁間に渡すように設けられ、この支軸に複数個の針状ころを介してローラが回転自在に外装されている。
【0004】
そして、所定位置に設けられたカムが軸心周りに回転してローラに転接することで、本体がピボット軸を中心に支軸周りに揺動し、これに連動してバルブステムが上下動することでバルブが開閉する。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−150909号(第3頁,第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のロッカアームは過酷環境下で使用されるため、ローラに対してショットブラストやショットピーニングを実施し、これによってローラの疲労強度向上を図る場合がある。
【0007】
このショットブラストやショットピーニングは、ドラム式の処理装置で実施している。このため、ローラの表面である外周面および端面の双方にショット粒が当たり、くぼみ(ディンプル)が形成される。
【0008】
しかしローラの端面は、ロッカアーム本体の側壁にすべり接触するため、端面にくぼみが形成されることに伴なって生じる表面粗さによっては、ロッカアーム使用時のトルクが大きくなってしまう。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のカムフォロア用ローラは、外周面および端面のうち少なくとも外周面にショット粒を投射することで表面に残留圧縮応力が付与されており、前記外周面の表面粗さに比べて前記端面の表面粗さが滑らかに形成され、カムが外周面に転接することで、カムフォロアの壁面に端面がすべり接触可能に軸心周りに回転するものである。
【0010】
特に、前記外周面の表面粗さは中心線平均粗さRa:0.1〜0.6の範囲とし、かつ前記端面の表面粗さは中心線平均粗さRa:0.1以下の値とすることが好ましく、このようなカムフォロアにおいて、ローラの端面がカムフォロアの壁面にすべり接触する際の摺動トルクが小さく抑えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を、ロッカアームを例に図面に基づいて説明する。図1はロッカアームの側面断面図、図2はロッカアームの長手方向中心部における正面断面図、図3はロッカアームの使用状態の正面断面図、図4はローラの製造途中を示す断面図、図5はローラの単体側面図、図6はローラの回転速度と摺動トルクの関係を表すグラフ図である。
【0012】
図1において、符号1はカム、2はカムフォロアとしてのロッカアームをそれぞれ示す。カム1は動弁機構の所定の場所に配置され、かつカム軸1a周りに回転可能に設けられている。
【0013】
図2に示すように、ロッカアーム2は、一対の対向する側壁3a,3bを有する胴体3と、一対の側壁3a,3b間に架渡された状態で取付けられる支軸4と、支軸4において一対の側壁3a,3b間の領域に回転自在に外装されるローラ5とを含む。
【0014】
胴体3の長手方向一方側で両側壁3a,3b間に、ピボット取付部7が一体に形成されている。このピボット取付部7にピボット軸8が螺合されている。ロッカアーム本体2の長手方向他方側で両側壁3a,3b間にバルブ嵌合部9が形成されている。このバルブ嵌合部9にバルブステム10の先端部が摺動自在に嵌合している。このような胴体3は、一枚の金属板をプレス加工することで製造され、両側壁3a,3b、ピボット取付部7およびバルブ嵌合部9を一体に有している。
【0015】
ローラ5は、支軸4および針状ころ6を挿入する中心穴5cを有し、ローラ5は支軸4に針状ころ6を介して回転自在に外装される。ローラ5は、両側壁3a,3b間に、軸方向所定距離を有する隙間δを介して配置されている。
【0016】
ローラ5の外周面5eには、カム1が転接する。ローラ5の端面5a,5bは側壁3a,3bにすべり接触可能とされている。ローラ5の外周面5eの表面粗さは、中心線平均粗さRa:0.1〜0.6の範囲に設定されている。ローラ5の端面5a,5bの表面粗さは、中心線平均粗さRa:0.1以下の値、好ましくはRa:0.05〜0.10の範囲に設定されている。
【0017】
次に、ローラ5の製造方法を説明する。まず、円柱形の引抜き材を基材とし、その中心に複数回の鍛造加工を実施して中心穴5cを形成することで、ローラ本体5Aを形成する。続いて図4に示すように、ローラ本体5Aに対して金型7A,7Bを用いて両端面5a,5bを面押し加工する。
【0018】
この面押し加工によって、図5に示すように、ローラ本体5Aの回転方向に対して多方向に横切る多数の筋状凹部5dが金型7A,7Bの表面から転写形成される。なお図5における拡大部分は、端面5a,5bの顕微鏡写真に基づいて模式的に記載した図である。
【0019】
これら筋状凹部5dを有するローラ5の両端面5a,5bの表面粗さは、例えば中心線平均粗さRa:0.4以下に形成される。また筋状凹部5dの幅は2〜6μm、筋状凹部5d間の離隔間隔は、5〜30μmに形成されている。
【0020】
なお面押し加工時の加圧力や、面押し加工に用いる金型7A,7Bの押圧面の状態などを調整することにより、ローラ5の両端面5a,5bに形成する筋状凹部5dの状態を管理することが可能である。
【0021】
その後、ローラ本体5Aに対してショットピーニング加工あるいはショットブラスト加工を実施する。例えばショットピーニング加工によれば、ショットピーニング用装置内でショット粒がローラ本体5Aに向けて投射される。
【0022】
これにより、ローラ本体5Aの表面である外周面5e、端面5a,5bの双方に多数の小さなくぼみ(ディンプル)が形成され、ローラ5の外面に残留圧縮応力が付与される。
【0023】
残留圧縮応力が付与されることにより、ロッカアーム1に使用するローラ5として必要な疲労強度を確保することができる。またこれらくぼみは、ロッカアーム1の使用時に油溜まりとしての機能を有し、カム1の転接に伴なう過熱を防止する。
【0024】
ショットピーニング加工を実施して粗さが粗くなったローラ本体5Aの表面粗さを所定値とするために、ローラ本体5Aの外周面5eおよび端面5a,5bにバフ研磨を実施する。なおバフ研磨は、麻や綿の被覆層を表面に設けた回転研磨ロールに♯600,♯700,♯800などの所定の粗さの砥粒を添加して研磨する方法をいう。
【0025】
ローラ本体5Aの外周面5eおよび端面5a,5bに対し、所定の粗さの砥粒を用いてバフ研磨を実施することで、ローラ5が製造される。このとき、ローラ5の外周面5eの表面粗さは中心線平均粗さRa:0.1〜0.6の範囲となるよう、かつ端面5a,5bの表面粗さは中心線平均粗さRa:0.1以下の値となるよう、バフ研磨を行う。
【0026】
なお、ショットピーニング加工によってローラ5の外周面5eに生じる表面粗さは、一般的にはローラ5の径によって異なり、その径に応じた範囲は中心線平均粗さRa:0.1〜0.6となる。従って、ショットピーニング加工によってこの範囲の粗さが形成された場合には、ローラ本体5Aの外周面5eにバフ研磨を実施しない。また、ローラ5の外周面5eに転接するカム1の表面粗さ、ローラ5の端面5a,5bがすべり接触する胴体3の側壁3a,3bの表面粗さは、従来と同様である。
【0027】
このようにして製造したローラ5の中心穴5c内周面に針状ころ6を組込むことでローラ5と針状ころ6の組品とする。次に、この組品を側壁3a,3b間に配置した状態で、予め側壁3a,3bに形成してある挿通穴10a,10bに渡すように、針状ころ6の径方向内方に支軸4を挿通する。
【0028】
そして、支軸4の両端面5a,5bそれぞれの外周部を径方向外方に拡径するようにして、支軸4の両端面5a,5bを挿通穴10a,10bの周壁面に対してかしめ、これによって支軸4を側壁3a,3bに非回転に組付けることでロッカアーム2を製造する。
【0029】
そしてロッカアーム2の使用に際して、ロッカアーム2の支軸4とカム1のカム軸1aの平行度を確保して、それぞれを動弁機構の所定の場所に配置するとともに、カム1の外周面がローラ5の外周面5eに転接可能に設置する。カム1がローラ5の外周面5eに当接して転接を繰返すと、ロッカアーム本体2はピボット軸8を中心に揺動を繰返し、バルブステム10が上下動を繰返してバルブが開閉する。
【0030】
図6は、横軸をローラ5の回転速度(r/min)とし、縦軸をローラ5の摺動トルクとしたグラフである。図において、符号15(△印)は従来品のローラのデータを示し、符号16(●印)は、本発明のローラ5(ロッカアーム1)におけるデータを示す。このグラフから、ローラ5の回転時は従来品に比べて本発明のローラ5を用いたロッカアーム1の方が、摺動トルクが小さくなっていることがわかる。
【0031】
従来、ショット粒の投射によってローラ5の端面5a,5bに形成された多数のくぼみの存在のために、カム1がローラ5に転接してローラ5が回転する際、ローラ5の端面5a,5bがロッカアーム本体2の側壁3にすべり接触すると、側壁3との摩擦に伴なって発生する摩擦力が大きくなり、ローラ5の摺動トルクが大きくなっていた。
【0032】
しかし本発明の実施形態によれば、ローラ5の外周面5eの表面粗さを中心線平均粗さRa:0.1〜0.6の範囲となるよう、かつ端面5a,5bの表面粗さを中心線平均粗さRa:0.1以下の値となるよう、ローラ5の外周面5eの表面粗さに比べてローラ5の端面5a,5bの表面粗さを低く設定した。このことにより、ローラ5の摺動トルクを従来のロッカアームに比べて低くすることができ、すべり接触面の焼付きを防止することができた。
【0033】
これは、ローラ5の端面5a,5bの表面粗さを中心線平均粗さRa:0.1以下の値となるよう設定したことで端面5a,5bの凹凸が極めて少なくなり、かつバフ研磨を実施してなお残留している微小なくぼみの存在により、ローラ5の回転時に動圧が発生するからであると考えられる。従って、特にローラ5が高速回転する際に摺動トルクの低下が著しくなっている。
【0034】
しかも、ローラ5の端面5a,5bに形成された多数の筋状凹部5dは、ローラ5の回転方向に対して多方向に横切るものである。従って、周方向に連続する旋削目とは異なり、すべり接触部分において潤滑油が筋状凹部5dによって作られる非接触部分内から流出しにくく閉じ込められることになる。このため、すべり接触部分に潤滑油が残存しやすくなり、すべり接触部分の摩擦抵抗を軽減できるとともに、過熱を防止できる。これによって、ロッカアーム2の設置場所が潤滑油の少ない貧潤滑な環境であってもローラ5の回転動作が円滑になり、ローラ5の焼付きをいっそう確実に防止できる。
【0035】
次に、図4および図7に基づいて別の実施形態を説明する。この実施形態に係るローラ5の外周面5eの表面粗さは、中心線平均粗さRa:0.1〜0.6の範囲に設定されている。ローラ5の端面5a,5bの表面粗さは、中心線平均粗さRa:0.1以下の値、好ましくは中心線平均粗さRa:0.05〜0.10の範囲に設定されている点については、上記実施形態と同様である。
【0036】
この実施形態におけるローラ5の製造方法は、上記実施形態と同様に円柱形の引抜き材を基材とし、その中心に複数回の鍛造加工で中心穴5cを形成することで、ローラ本体5Aを形成する。続いて図4に示すように、ローラ本体5Aに対して金型7A,7Bを用いて両端面5a,5bを面押し加工する。
【0037】
上記実施形態では、この面押し加工によってローラ本体5Aの両端面5a,5bの表面粗さを中心線平均粗さRa:0.4以下に形成した。しかしこの実施形態では、面押し加工によってローラ本体5Aの両端面5a,5bの表面粗さを中心線平均粗さRa:0.1以下に形成する。
【0038】
続いて図7に示すように、複数個(図では5個)のローラ本体5Aからなるローラ本体群25を、各ローラ本体5Aの端面5a,5bをマスキングした状態でショットピーニング用装置18内に搬入する。
【0039】
この実施形態では、ローラ本体5Aのマスキング方法として、ローラ本体5Aの端面5a,5bどうしを合わせ、適宜の手段でローラ本体5Aの端面5a,5bどうしを合わせた状態とした。このようにすることによって、ショットピーニング用装置18内で鋼球製のショット粒17が投射されても端面5a,5bに当たらない。
【0040】
なお、両端側に配置したローラ本体5Aa,5Abの端面5a,5bについては、例えば適宜のマスキング剤を塗布することで、ショット粒17が当たってもくぼみが形成され難い状態としてもよい。
【0041】
ショット粒17の投射については従来から用いられているものを用いてもよい。あるいは、図7に示すような装置を用いてもよい。同図に示す装置は、鋼球製のショット粒17を径方向外方から単一方向(図では上方から下方)に投射するための投射部20を設けたものである。
【0042】
同図に示す装置では、先端側のローラ本体5Aaの外周面5eが投射部20の下方に正対するよう、ローラ本体群25をショットピーニング用装置18内に搬入する。
【0043】
続いて、投射部20からショット粒17を連続的に投射しながら、かつローラ本体群25を軸心周りに所定回数だけ、所定の回転速度でもって回転させるとともに、例えばローラ本体群25が一回転する時間に、一個のローラ本体5Aの幅B分だけローラ本体群25が軸方向22に進むよう、ローラ本体群25を連続的に搬送する。
【0044】
後端側のローラ本体5Abが投射部20から外れた時点で、各ローラ本体5Aの外周面5eにくぼみが或る規則性をもって形成される。これにより、製造された各ローラ5毎の疲労強度を安定させることができる。
【0045】
このように、ローラ本体5Aの端面5a,5bにマスキングを実施してローラ本体5Aの外周面5eにのみショット粒17が投射されるようにすることにより、ローラ本体5Aの端面5a,5bの粗さを中心線平均粗さRa:0.1以下に保持したままでローラ5を製造することができる。
【0046】
なお、この実施形態ではローラ本体5Aの端面5a,5bのマスキング方法として、ローラ本体5Aの端面5a,5bどうしを合わせたがこれに限定されるものではない。例えば、ローラ本体5Aの両端面5a,5bの表面粗さを中心線平均粗さRa:0.1以下に形成した後に、ローラ本体5Aそれぞれの端面5a,5bにマスキング剤を塗布するような方法を用いてもよい。
【0047】
ローラ本体5Aそれぞれの端面5a,5bにマスキング剤を塗布する場合は、従来から用いられているショットピーニング用装置を用いた加工方法であってもローラ本体5Aそれぞれの端面5a,5bの粗さを粗くさせることなく外周面5eにくぼみを形成してローラ5に所定の疲労強度を付与することができる。
【0048】
そして、ローラ5の外周面5eの表面粗さを中心線平均粗さRa:0.1〜0.6の範囲に、かつローラ5の端面5a,5bの表面粗さを中心線平均粗さRa:0.1以下の値に設定するよう、ローラ5の外周面5eの表面粗さに比べて端面5a,5bの表面粗さを低く設定する。
【0049】
これによって、上記各実施形態と同様に、ローラ5の摺動トルクを従来のロッカアームに比べて低くすることができるとともに、すべり接触面の過熱および焼付きを確実に防止することができ、また、ロッカアーム2全体として回転トルクを小さくすることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明のローラによれば、その端面がカムフォロアの側壁とすべり接触する場合の回転動作が円滑になり、装置全体の回転トルクの上昇やカムフォロアとの焼付きといった現象を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すロッカアームの側面断面図である。
【図2】同じくロッカアームの長手方向中心部における正面断面図である。
【図3】同じくロッカアームの使用状態の正面断面図である。
【図4】同じくローラの製造途中を示す断面図である。
【図5】同じくローラの単体側面図である。
【図6】同じくローラの回転速度と摺動トルクの関係を表すグラフ図である。
【図7】本発明の別の実施形態を示すロッカアーム用ローラの製造途中を示す概略図である。
【符号の説明】
1 カム
2 ロッカアーム
3 胴体
3a,3b 側壁
4 支軸
5 ローラ
5a,5b ローラの端面
5c ローラの中心穴
5d 筋状凹部
5e ローラの外周面
5A ローラ本体
6 針状ころ
δ 隙間
Claims (2)
- カムが外周面に転接することで、カムフォロアの壁面に端面がすべり接触可能に軸心周りに回転するカムフォロア用ローラであって、
前記外周面および端面のうち少なくとも外周面にショット粒を投射することで表面に残留圧縮応力が付与されており、
前記外周面の表面粗さに比べて前記端面の表面粗さが滑らかに形成されている、ことを特徴とするカムフォロア用ローラ。 - 請求項1記載のカムフォロア用ローラにおいて、
前記外周面の表面粗さが中心線平均粗さRa:0.1〜0.6の範囲とされ、かつ前記端面の表面粗さが中心線平均粗さRa:0.1以下の値とされている、ことを特徴とするカムフォロア用ローラ。
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