JP2004332374A - 引戸用ランナー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】引戸用ランナー装置の戸板前後位置調整機構15が支持部材11に設けられ左右動は阻止された回動操作螺子15aと、その回動操作による正逆螺回動により牽引・離反方向へスライド自在な直線スライダ15bと、同上牽引・離反の動作により伝動機構15cを介し連動し、支持軸14に併装立設の回動基軸15dを軸心Oにして、後方・前方へ回動自在な回動案内子15eを備える。回動案内子15eの自由端部15fには位置調節口15gが穿設されると共に、この位置調節口15gには、前記支持軸14が貫挿されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は収納家具とか室の出入口などを開閉自在とするために用いられている引戸の走行装置に関し、特に当該引戸の前後配装位置を手動操作により任意寸法となるよう調整することのできる引戸用ランナー装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特許第3359296号公報
上記特許文献1には本願の図5ないし図7に引用した通りの引戸用ランナー装置1なるものが開示されている。
すなわち、まず説明図である図5により理解される通り、この種の引戸用ランナー装置1は、引戸2のコーナ箇所などに固設された支持部材3と、引戸2の上位に配設されている引戸用ガイドレールGLに沿って開閉自在なるよう走行することになる車輪付き走行体4と、当該車輪付き走行体4と上記の支持部材3との間にあって立装連結されて、引戸2を懸垂することになる支持軸5とを具備したものである。
そして上記の引戸用ランナー装置1には同図の支持部材3における上位側に引戸前後位置調整機構6が、その下位側には引戸上下位置調整機構7が夫々支持部材3に支設されている支持軸5に対して装設されている。
【0003】
ここで下位側である上記の戸板上下位置調整機構7の方は、引戸2を手動操作により引戸用ガイドレールGLに対して上下方向へ変位させて、当該引戸2の高さを所望配置に設定し得るものであるが、これについては図5にあっても仮想線で示してあるように、本願発明の内容とは直接関係のない機構であるので、その上位に配設されている引戸前後位置調整機構6のみについて当該従来例につき以下説示する。
【0004】
従来例ではその螺杆である操作部6aをドライバ等により右または左へ回動すれば、これに螺合されているスライダ6bを、図示されてないホルダ内で横方向へ夫々矢印D1、D2方向の如くスライドさせることができ、この結果図6により理解される通り前掲支持軸5に対してスライダ6bに穿設された案内溝6cが摺動されることとなることから、この結果当然不動状態にある支持軸5に対してスライダ6bが夫々前後方向へ相対的な位置変動を生ずることになる。
この結果当然引戸用ガイドレールGLに対する引戸2の前後位置を可変自在に調整できることになり、この際支持軸5の円弧面5b、5bに案内溝6c、6cが当接して摺動することから、当該変動が円滑に実施できるとしている。
ここで図7は上記の説示を、より理解し易くするためのもので、支持部材3の天面3aを支持軸5の横断により開示した平面図であり、天面3aに開成した挿通口3bと支持軸5の前後に離間した調整用スペースSだけ、引戸2の前後方向への位置調整ができるようにしていることを開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上説の従来例によるときは、確かに引戸前後位置調整機構6における特異形態であるスライダ6bの支持軸5に対するスライドによって、引戸2を前後方向へ簡易な作業で可変調整できるようにしてあるため、全体構造の簡潔化、小型化、低廉化が可能となる利点を発揮し得ることになる。
本願の請求項1にあっては上記従来の発明に係る内容に徴し、さらにその利点を助長しようとしており、特に従来の引戸前後位置調整機構にあっては、部材相互の直線的な摺動箇所が存することに変えて特異な回動機構を導入することに着目し、これによって、前説従来例の如く案内溝6cと支持軸5とが可成りの距離にわたり摺動してしまうことによる部分的な摩耗損による懸念を解消しようとしている。さらに本発明では特に支持軸5について、これを単なる丸棒状ではなしに、各一対の平坦面5a、5aと弧状面5b、5bとに形成しなければならず、また充分に小型化の要望を充足し得ないなどの難点をも指摘することができる。
【0006】
そして請求項2では、上記請求項1の構成に係る一実施態様を示したもので、請求項1の場合に従来例の如く支持軸5につき、これを丸棒状に形成して採択するだけでなく、当該従来例と同じく平坦面5a、5aと弧状面5b、5bとによって形成するようにしても、請求項1と同様の効果を発揮し得るようにして、製作上の融通性をよくしようとしている。
そして、さらにまた請求項3にあっては、上記請求項1の構成に係る一実施態様を示したもので、請求項1につき上記した回動機構を特定構造のものに選定することで、より請求項1の発明による効果に信頼性を付与できるようにしようとしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明は上記の目的を達成するため請求項1にあっては、引戸に固定された支持部材と、引戸用ガイドレールに沿って開閉動自在に走行する車輪付き走行体と、当該車輪付き走行体と上記の支持部材との間に立装連結された支持軸とを具備し、この支持部材には前記引戸用ガイドレールの配設位置に対して、前後方向への配装位置を変更自在に調節可能とした戸板前後位置調整機構を内設するようにした引戸用ランナー装置において、上記戸板前後位置調整機構が、前記の支持部材に設けられて左右移動は阻止された回動操作螺子と、その回動操作による正逆螺回動により牽引または離反方向へスライド自在な直線スライダと、当該直線スライダの牽引または離反の動作により伝動機構を介し連動され、前記の支持軸に併装立設の回動基軸を軸心にして後方または前方へ回動自在である回動案内子とを備え、この回動案内子の自由端部には、位置調節口が穿設されていると共に、この位置調節口には、前記支持軸が貫挿されていることを特徴とする引戸用ランナー装置を提供しようとしている。
【0008】
請求項2にあっては請求項1記載の引戸用ランナー装置において、回動案内子の自由端部には、支持部材の左右方向と前後方向に夫々長辺側と短辺側が形成されてなる位置調節口が穿設されていると共に、この位置調節口には支持軸がフラット面とアーク面を具有して、当該アーク面が位置調節口の短辺側または長辺側に当接し、かつ上記フラット面は短辺側および長辺側から可変離接間隙をもって遊貫されていることを特徴とする引戸用ランナー装置に係るものである。
【0009】
そして請求項3では、請求項1記載の引戸用ランナー装置において、戸板前後位置調整機構が、支持部材に設けられて左右移動は阻止された回動操作螺子と、その回動操作による正逆螺回動により牽引または離反方向へスライド自在な直線スライダと、当該直線スライダの牽引または離反の動作により伝動機構を介して連動され、前記の支持軸に併装立設の回転基軸を軸心にして後方または前方へ回動自在である回動案内子とを備え、前掲伝動機構なるものは、当該回動案内子の回転基軸側である基部から突出された起動用首部と、その先端に膨設した弧状突起と、当該弧状突起が回動自在なるよう係嵌されるように前記した直線スライダに欠設された枢支用欠設凹所とにより構成されていることを特徴とする引戸用ランナー装置を、その内容としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
本願請求項1の発明に係る引戸用ランナー装置自体の基本的な構成は、前説した従来例のそれと同一性を有しており、これについてまず図7に対応する図1(A)によって以下説示すると、引戸10に固定された支持部材11と、引戸用ガイドレール12に沿って開閉自在に走行する車輪付き走行体13と、当該車輪付き走行体13と上記の支持部材11との間にあって立装連結された支持軸14とを具備しており、この支持部材11には前記の引戸用ガイドレール12の配設位置に対して、前後方向へ配装位置を変更自在に調節可能とした引戸前後位置調整機構15が内設されている。
【0011】
さて、ここで本発明では上記のような引戸用ランナー装置にあって設けられている戸板前後位置調整機構15の構成に特徴を有しているのであり、そこでまずその詳細について説示した後、補足的に引戸用ランナー装置を全体的に組成する手段について記載するが、その補足的な内容自体は本質的に前記従来例のそれと近似している。
また、前記従来例の説示箇所にあっても記述した通り、図面中に引戸上下位置調整機構16をも開示しているが、これも従来例における引戸上下位置調整機構7と同構成であり、請求項1自体における構成部材ではないので、その説明は省略するようにしている。
【0012】
そこでまず戸板前後位置調整機構15自体について以下詳記すると、請求項1にあっては図1、図4そして図5によって理解される通り、引戸10のコーナ部などに固設するようにした支持部材11に装設されており、しかもその構成部材なるものは、引戸10の幅方向である左右の方向へは移動されることが阻止されるようにした回動操作螺子15aと、その回動操作による正逆螺回動により牽引方向P1または離反方向P2へスライド自在なるよう形成された図示例では平面視フック状である直線スライダ15bとを具備している。そしてさらにこの直線スライダ15bの上記した牽引または離反方向P1、P2への動作によって伝動機構15cを介して連動された結果、前説した支持軸14に併装立設されている回動基軸15dを軸心Oとして、前記引戸用ガイドレール12の後方であるか前方へ回動自在である回動案内子15eとを具備している。
【0013】
さらにこの回動案内子15eの自由端部15fには図1の一実施態様の場合、楕円状に形成した位置調節口15gなるものが、前記の支持軸14との関係をもって穿設されている。
すなわち、前記した支持部材11の左右方向と前後方向とには、夫々長径側Xと短径側Yとが形成されるようにした楕円状である位置調節口15gが、上記した自由端部15fに穿設開口されているのである。
しかも本発明ではこの楕円状とした位置調節口15g内にあって、円形状断面すなわち丸棒状に形成された前記の支持軸14が、上記の短径側Yにあっては当接しているが、前同長径側Xとは可変離接間隙d1、d2をもたせて遊貫されるようにしてある。
【0014】
従って上記構成を具有させてなる前後位置調整機構15によるときには、例えば図3に示す如く引戸10のコーナ部に埋め込むようにして取着されている前記支持部材11の正面に向かって、ドライバ等の回動操作により回動操作螺子15aを表示「右」の矢印の如く螺回すれば、これに螺合する直線スライダ15bは、図1(B)により理解される通り回動操作螺子15aにより引き付けられて、牽引方向P1へ向け(左方向)支持部材11に案内されて直線的にスライドすることになる。
この結果伝動機構15を介して外力を付与された回動案内子15eは、支持部材11に支承の回動基軸15dにおける軸心Oを中心として矢印r1方向へ回動することになり、この際前述の如く支持軸14は不動状態で吊設されているのであるから、図1(B)により明らかな通り当該支持軸14に対して支持部材11全体すなわち引戸10全体が矢印t1である前方へ変動することになる。
【0015】
この際前記の如く楕円状とした位置調節口15gと支持軸14との間には、可変離接間隙d1、d2が形成されているので、上記の如き引戸10の前方変移が支障なく実施できることになる。
従って自明のことではあるが、上記とは反対の図5における表示「左」の矢印方向へ回動操作螺子15aを回動させれば、今度は回動操作螺子15aが牽引ではなく離反方向へ移動され、この結果回動案内子15eの自由端部15fは矢印r2方向へ回動して、不動状態の支持軸14に対して支持部材11すなわち引戸10が後方である矢印t2の方向へ偏動して行くことになり、当該偏動の程度はもちろん回動操作螺子15aの回動度合に比例し、かくして引戸10は所望長だけ所要の前後方向へその位置を変移させることが可能となる。
そして上記の説示から理解される如く、支持部材11の前後方向への変動に支障が生じないように、図1(C)に明示の如く支持部材11における天井部11aには天窓11bを開口するなどして、この中を貫通した不動状態の支持軸14に対し、支持部材11が前後に移動できるように、当該天窓11b等を適宜の形状に開設させておくのが望ましい。
【0016】
さて上記の一実施態様では、位置調節口15gに楕円状のものを採択し、しかも支持軸14に丸棒を選定した場合を例示しているが、もちろん、これに限定さるべきものでなく、請求項1に明記の通り当該位置調節口15gには、支持軸14が貫挿すなわち遊びをもたせて貫入されていればよいということになる。
【0017】
そこで、上記の位置調節口15gと支持軸14の他実施態様について開示の請求項2について図2、図3を参照して説示すると以下の通りである。
すなわち請求項2では、請求項1記載の引戸用ランナー装置において、回動案内子15eの自由端部15fには、支持部材11の左右方向と前径方向に夫々長辺側LLと短辺側SSが形成されてなる位置調節口15gが穿設されていると共に、この位置調節口15gに貫挿されている前記の支持軸14は前実施態様とは違って丸棒状のものではなく、前掲引用例と同様にしてフラット面Fとアーク面Aを具有しているのである。
そして上記のアーク面Aが位置調節口15gの短辺側SSまたは長辺側LL側に当接し、かつ上記フラット面Fは短辺側SSおよび長辺側LLから可変離接間隙d1、d2をもって遊貫されているようにしてあり、かくして図1の場合と同等の作用を果たすことが可能である。
【0018】
次に請求項1の実施態様項である請求項3について以下説示すると、ここでは請求項1における前掲伝動機構15cに関しており、これについてはもちろん各種の伝動機構構成を採択することができるが、その一例につきこれを明示するようにしている。
すなわち、前記した回動案内子15eの回動基軸15d側である基部15hから突設された起動用首部15iと、その先端に膨設した弧状突起(球状)15jが回動自在なるよう前記の直線スライダ15bに欠設した枢支用欠設凹所15kとで、当該伝動機構15cを具現するようにしている。なおここで図1(B)における11bは、上記弧状突起15jの動きに支障を生じさせないようにするため、前記の支持部材11に切欠した欠設部を示している。
そして当該請求項2によるときは、請求項1により説示したよう伝動機構15cの役割を充分に達成し得ることもちろんであり、ここでの詳説は省略されている。
【0019】
ここで前置きした通り本願発明の構成を、より理解し易くするための補強的な説明を行えば、まず引戸10に支持部材11を着脱自在なるようセットさせるための一実施例を示すと、図2に明示のように支持軸14を鉛直状に固定させるため、その下端部14aが支持部材11に固設してあり、またこの支持部材11は図3の如く矢印u方向へ移行させることで、予め引戸10のコーナ箇所に木螺子vなどで止着しておいた受納カップ10aに収納すると共に、その抜止部10bに対して、支持部材11のロック用弾持具11cを掛け外し自在なるよう係着可能としている。
【0020】
次に図2ないし図4によって前掲引戸用ガイドレール12、車輪付き走行体13に関し、既知の機構であるけれども略説すると、まず引戸用ライドレール12は跨座式のもので、これに2対4輪の車輪13aを備えた車輪付き走行体13が走行自在に懸吊状態となっており、図2と図4に示されいる13bは支持軸13を上記の車輪付き走行体13に止着した抜止ピンを示している。
【0021】
【発明の効果】
本願の請求項1に係る引戸用ランナー装置によるときは、従来例における主要部材相互間における直線的なスライドを不可欠としている構成に比し、主要部材間の回動機構を適切に採択することにより、従来例の局部的な摩耗損による耐久性の劣化を解消することができるだけでなく、支持軸を単なる丸棒でもできるようにすることで、これに対する特別な加工を排除することもできる。
しかも上記した回動機構の導入により従来例に比し、その引戸前後位置調整機構の構造に関し簡潔化そして小型化さらには低廉化を可能とすることができ、従って所定の形態寸法条件下にあって引戸の前後方向への変移寸法を充分に付与することも可能となる。
さらに請求項2にあっては、上記請求項1における支持軸と回動案内子の自由端部に開設させた位置調節口と相対的関係位置に係る実施態様例を開示することで、本願請求項1の請求範囲をより明確にすると共に、その具体的効果を鮮明にするようにしてある。
【0022】
そして請求項3によるときは、上記の回動機構として回動案内子の回動基軸側である基部から突出の起動用首部先端に弧状突起を設け、これを直線スライダに欠設の枢支用欠設凹所に回動自在なるよう係嵌する構成に特定したので、請求項1の前記効果につき、その信頼性をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る引戸前後位置調整機構を具備した引戸用ランナー装置の要部を示した(A)はその斜視説明図、(B)は上記引戸前後位置調整機構の横断平面図で、(C)は支持部材の天井部を示す平面図である。
【図2】請求項2に係る引戸前後位置調整機構の横断平面図である。
【図3】同じく請求項2に係る引戸前後位置調整機構の異種実施例を示した横断平面図である。
【図4】引戸の一コーナ箇所に本発明に係る引戸用ランナー装置を装填した状態の要部縦断正面図である。
【図5】図2に係る引戸用ランナー装置の一部を切欠して示した左側面図である。
【図6】図2の如き引戸用ランナー装置の装填完成状態を得るため、戸板の引戸に装着した受納カップに、引戸用ガイドレール車輪付き走行体を介して懸吊した支持部材を矢印方向へ走行して装填する直前状態を示した一部切欠の正面図である。
【図7】特許文献1に係る従来例である引戸前後位置調整機構を具備した引戸用ランナー装置の要部を示した斜視説明図である。
【図8】図5に示した引戸用ランナー装置の引戸用前後位置調整機構を示す平面図である。
【図9】図5に示した引戸用ランナー装置における支持部材の天面を示す平面図である。
【符号の説明】
10 引戸
11 支持部材
12 引戸用ガイドレール
13 車輪付き走行体
14 支持軸
15 引戸前後位置調整機構
15a 回動操作螺子
15b 直線スライダ
15c 伝動機構
15d 回動基軸
15e 回動案内子
15f 自由端部
15g 位置調節口
15h 基部
15i 起動用首部
15j 弧状突起
15k 枢支用欠設凹所
d1 可変離接間隙
d2 可変離接間隙
O 軸心
P1 牽引方向
P2 離反方向
X 長径側
Y 短径側
LL 長辺側
SS 短辺側
A アーク面
F フラット面
Claims (3)
- 引戸に固定された支持部材と、引戸用ガイドレールに沿って開閉動自在に走行する車輪付き走行体と、当該車輪付き走行体と上記の支持部材との間に立装連結された支持軸とを具備し、この支持部材には前記引戸用ガイドレールの配設位置に対して、前後方向への配装位置を変更自在に調節可能とした戸板前後位置調整機構を内設するようにした引戸用ランナー装置において、上記戸板前後位置調整機構が、前記の支持部材に設けられて左右移動は阻止された回動操作螺子と、その回動操作による正逆螺回動により牽引または離反方向へスライド自在な直線スライダと、当該直線スライダの牽引または離反の動作により伝動機構を介し連動され、前記の支持軸に併装立設の回動基軸を軸心にして後方または前方へ回動自在である回動案内子とを備え、この回動案内子の自由端部には、位置調節口が穿設されていると共に、この位置調節口には、前記支持軸が貫挿されていることを特徴とする引戸用ランナー装置。
- 請求項1記載の引戸用ランナー装置において、回動案内子の自由端部には、支持部材の左右方向と前後方向に夫々長辺側と短辺側が形成されてなる位置調節口が穿設されていると共に、この位置調節口には支持軸がフラット面とアーク面を具有して、当該アーク面が位置調節口の短辺側または長辺側に当接し、かつ上記フラット面は短辺側および長辺側から可変離接間隙をもって遊貫されていることを特徴とする引戸用ランナー装置。
- 請求項1記載の引戸用ランナー装置において、戸板前後位置調整機構が、支持部材に設けられて左右移動は阻止された回動操作螺子と、その回動操作による正逆螺回動により牽引または離反方向へスライド自在な直線スライダと、当該直線スライダの牽引または離反の動作により伝動機構を介して連動され、前記の支持軸に併装立設の回転基軸を軸心にして後方または前方へ回動自在である回動案内子とを備え、前掲伝動機構なるものは、当該回動案内子の回転基軸側である基部から突出された起動用首部と、その先端に膨設した弧状突起と、当該弧状突起が回動自在に係嵌されるよう前記の直線スライダに欠設された枢支用欠設凹所とにより構成されていることを特徴とする引戸用ランナー装置。
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Cited By (2)
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- 2003-05-07 JP JP2003129567A patent/JP4347605B2/ja not_active Expired - Fee Related
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