JP2004332305A - 沈み込み防止部材及びそれを用いた下地構造 - Google Patents

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秀雄 山田
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Abstract

【課題】断熱材等の下地材に局部的な沈み込み変形が生じることがなく、しかも加工が単純容易な沈み込み防止部材及びそれを用いた下地構造を提供する。
【解決手段】本発明の沈み込み防止部材1Aは、建築躯体2上に敷設した断熱材等の弾力性のある下地材3上に設置し、内外装材取付部材4等の沈み込みを防止する部材であって、内外装材取付部材4より大きな上面部11と、該上面部11の少なくとも一部を折曲して垂下させた一片以上の曲部12を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、断熱材等の下地材に局部的な沈み込み変形が生じることがなく、しかも加工が単純容易な沈み込み防止部材及びそれを用いた下地構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば屋根板や壁板、あるいは床板等の建築内外装材と建築躯体との間に、発泡ポリスチレンやポリウレタン等の低密度で高断熱性の断熱材を敷設して成る建築物が提案されている(例えば特許文献1など)。
【0003】
【特許文献1】
実公昭62−3460号公報(第4欄第24〜36行,図1)
【0004】
特許文献1は、屋根部材(外装材)の吊子(保持部材)を断熱材の上面に配置し、釘やビス等の固着具により合成樹脂発泡体である断熱材を貫通して建築躯体に固定する構造を採用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1に示されるような従来の断熱屋根においては、釘やビス等の固着具の固定に伴う局部的な締結力に対し、断熱材が局部的に大きく沈み込むように変形してしまう問題があった。
さらに、このような断熱材の局部的な変形、即ち保持部材の固定箇所に生じる沈み込み変形が、外装面に歪みとなって表れ、建築物の外観を著しく低下させてしまうことにもなっていた。
そこで、本発明では上記問題点に鑑み、固着具による締結力が保持部材を介して断熱材に加わっても、この断熱材に局部的な沈み込み変形が生じることがなく、しかも加工が単純容易な沈み込み防止部材及びそれを用いた下地構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記に鑑み提案されたもので、建築躯体上に敷設した断熱材等の弾力性のある下地材上に設置し、内外装材取付部材等の沈み込みを防止する沈み込み防止部材であって、内外装材取付部材より大きな上面部と、該上面部の少なくとも一部を折曲して垂下させた一片以上の曲部を有することを特徴とする沈み込み防止部材に関するものである。
【0007】
また、本発明は、建築躯体上に敷設した断熱材等の弾力性のある下地材上に設置し、内外装材取付部材等の沈み込みを防止する沈み込み防止部材であって、上面部と、該上面部の少なくとも一部を折曲して垂下させた一片以上の曲部を有し、曲部の下端を建築躯体に着地させることを特徴とする沈み込み防止部材をも提案する。
【0008】
さらに、本発明は、建築躯体上に敷設した断熱材等の弾力性のある下地材上に、前記何れかの沈み込み防止部材を設置した下地構造であって、設置した沈み込み防止部材の上面部に内外装材取付部材を固着具により固定することを特徴とする下地構造をも提案するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の沈み込み防止部材1は、前述のように基本的に上面部11と、該上面部11の少なくとも一部を折曲して垂下させた一片以上の曲部12を有するものであって、上面部11が内外装材取付部材4より大きな態様と、曲部12の下端を建築躯体2に着地させる態様との何れかの態様或いは両方の態様を具備する構成である。尚、着地とは、沈み込み防止部材1にかかる荷重を曲部12が建築躯体2に接して支えられる状態を言う。
上面部11は、下地材3の上面に載置する部分であり、且つ沈み込み防止部材1の設置後に内外装材取付部材4を固着具40により取り付ける部分であって、固着具40のために予め孔111を設けておいても良いし、補強用のリブ112を設けても良い(図1(c))。
曲部12は、少なくとも一片を設ければ良いが、二片でも三片でも良いし、それ以上設けても良い。この曲部12は、例えば略矩形状の原料板材(金属板材)の角部(三角形)を折曲して垂下させて形成しても良いし、辺部(長方形)を折曲して垂下させて形成しても良く、或いは一部を任意形状に抜き加工(切り込み加工)してその部分を折曲して垂下させて形成しても良い。
【0010】
この沈み込み防止部材1の下地材3への設置は、沈み込み防止部材1の曲部12により下地材3に差し込む、即ち穴を空けつつ設置しても良いし、予め下地材3に曲部12を差し込む、即ち挿入するためのスリットを設けておいても良いし、下地材3,3同士の隙間に曲部12を差し込むようにしても良い。そのため、曲部12をスリットや隙間に差し込む場合はその限りではないが、困難なく穴を空けつつ差し込める程度の垂下角度が望ましい。
【0011】
上面部11が内外装材取付部材4より大きな態様においては、内外装材取付部材4の接地面積より大きな面積を有する上面部11が、固着具40の締着荷重を分散して沈み込みを防止する。この態様では、曲部12の長さ(高さ)は特に限定されない。
曲部12の下端を建築躯体2に着地させる態様においては、曲部12の基端である上面部11は前述のように下地材3の上面に載置する部分であるから、曲部12の長さは、下地材3の上面から建築躯体2までの高さ方向の長さと略同一である。そのため、曲部12を複数片設けて複数着地させるようにすると、より設置安定性が増す。この態様では、沈み込み防止部材1の上面部11の面積は、内外装材取付部材4と同等或いはそれ以下でも良い。
【0012】
この沈み込み防止部材1は、素材構成として、代表的には表面化粧鋼板、ステンレス鋼板、ラミネート鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板やガルバリウム鋼板等の防錆処理鋼板、特殊鋼及び非鉄金属、アルミ合金板等の公知の金属板材からなる。この金属板材の板厚は、材質によって異なるため特に限定するものではないが、強度及び下地材3への差し込み易さを考慮するとおよそ1.0〜1.2mm程度が適当である。また、曲げ加工前の金属板材の形状は、特に限定するものではなく、三角形や四角形或いはそれ以上の多角形でも良い。金属板材の形状を略矩形状とすれば、原料となる板(コイル)から効率よく金属板材が切り出せるのでより好ましい。略矩形状には、正方形、長方形、或いは平行四辺形、台形等の四角形が含まれる。
【0013】
尚、沈み込み防止部材は総括的に1の符号を付して説明したが、図面上では同部材の異なる種類を区別するために1A〜1Cを付記した。以下の説明でも、総括的に沈み込み防止部材1と記載する場合もある。
図1(a)に示す沈み込み防止部材1Aは、原料板材(金属板材)が菱型で、4つの角部を折曲して垂下させて四片の略三角形状の曲部12(図面では幅狭の曲部を12A、幅広の曲部を12Bとして区別した)を形成した構成であり、略長方形状の上面部11には円形状、長円形状の孔111が併せて3つ形成されている。
図1(b)に示す沈み込み防止部材1Bは、原料板材(金属板材)が正方形で、4つの角部を折曲して垂下させて四片の略三角形状の曲部12を形成した構成であり、略八角形状の上面部11には円形状、長円形状の孔111が併せて3つ形成されている。
図1(c)に示す沈み込み防止部材1Cは、原料板材(金属板材)が正方形で、対向する2つの角部を折曲して垂下させて二片の略三角形状の曲部12を形成した構成であり、六角形状の上面部11には円形状の孔111が1つ、及び補強用のリブ112が2条形成されている。
【0014】
本発明の下地構造は、前記構成の沈み込み防止部材1を、建築躯体2上に敷設した断熱材等の弾力性のある下地材3上に設置するものである。そして、屋根構造、壁構造或いは床構造等、何れの構造に適用しても良い。
図2,3は、図1(a)の沈み込み防止部材1Aを用い、内外装材取付部材4として垂木固定部材(4A)を設置した下地構造の例であって、図4,5は、図1(a)の沈み込み防止部材1Aを用い、内外装材取付部材4として縦葺屋根板用の吊子(4C)を設置した下地構造の例を示す。尚、図2,3と図4,5とでは沈み込み防止部材1Aの配設方向が90度異なるようにした。
以下、本発明の下地構造を構成する沈み込み防止部材1以外の部材についてそれぞれ説明する。
【0015】
建築躯体2はC型、H型などの形鋼からなる鉄骨躯体でも良いし、RCでも良く、さらに硬質のセメント板や木板などが敷設されていても良く、要するに釘、ビス、アンカー等の固着手段(固着具)によって垂木、垂木固定部材、外装材用保持部材(吊子)等の内外装材取付部材4が取付可能な全ての建築躯体を言う。
【0016】
図示実施例における建築躯体2は、鉄骨躯体5にL型のアングル材50を介して固定された断面略ユ字状の構造材6の上フランジ62である。この構造材6は、ウェブ部61に、長手方向に沿って適宜間隔で開口部611を有し、L型のアングル材50を固定するためのボルト孔として用いた。また、ウェブ部61の下端に形成した下フランジ63に、木毛セメント板7の端部を受支させて構造材6,6間に架設されるように取り付けた。
【0017】
また、上記建築躯体2上に敷設する下地材3は、断熱材等の弾力性を有する材料であって、主に発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレンなどの発泡樹脂製品が挙げられるが、要するに固着具40の締め付けに際して沈み込む軟質材料の下地材を言う。さらに、前記沈み込み防止部材1の曲部12が差し込めるようなスリットを下地材3の所定箇所に予め形成しておいても良いし、或いは曲部12が差し込めるような材質を用いて下地材3としても良い。
【0018】
図示実施例における下地材3は、左右端部に相互に重合する重合部31、被重合部32が設けられ、該重合部分に構造材6の上フランジ62及びウェブ部61が位置するように配設されている。
【0019】
そして、前記沈み込み防止部材1の設置後に取り付けられる内外装材取付部材4は、垂木、垂木固定部材、外装材用保持部材(吊子)等であって、例えば屋根板や壁板、あるいは床板等の建築内外装材を取り付けるための各種部材を指す。
【0020】
図2,3の実施例における内外装材取付部材4は、断面略ハット状の金属垂木である垂木4Bに跨って配設される垂木固定部材4Aであって、垂木4Bの下フランジよりも幅広の下フランジを有するピース材である。この垂木固定部材4Aの下フランジには予め孔が形成され、沈み込み防止部材1Aの上面部11に形成した孔111と連通させた状態で固着具41を打ち込み、建築躯体2(構造材6の上フランジ62)に締着する構成である。
【0021】
図2,3の実施例の下地構造を施工する手順の一例を以下に示す。
予め沈み込み防止部材1Aの上面部11の面積は、垂木固定部材4Aの固定用フランジの接地面積よりも大きく形成してあり、曲部12の長さ(高さ)は、下地材3の上面から建築躯体2までの高さ方向の長さと略同一に形成してある。即ちこの下地構造における沈み込み防止部材1Aは、前述の上面部11が内外装材取付部材4より大きな態様でもあるし、曲部12の下端を建築躯体2に着地させる態様でもある。
まず、鉄骨躯体5にL型のアングル材50を介して断面略ユ字状の構造材6を固定し、下フランジ63に、木毛セメント板7の端部を受支させて構造材6,6間に架設されるように取り付けた。
次に、下地材3である断熱材を構造材6を包持するように配設する。下地材3の表面には、予め浅溝を付けておき、固着具41を打ち込む際の目印にしても良いし、沈み込み防止材1Aの曲部12を差し込む際に、曲部12の先端を位置合わせするようにしても良い。
そして、沈み込み防止部材1Aを、下地材3上に設置する。図示実施例では曲部12が下地材3に差し込まれ、その下端が構造体6の上フランジ62(建築躯体2)に着地すると同時に上面部11が下地材3の表面に載置される。
その後、設置した沈み込み防止部材1Aの上面部11に、垂木4B及び垂木固定部材4A(内外装材取付部材4)が位置するように配し、その固定用フランジから固着具41を打ち込み、沈み込み防止部材1Aの上面部11を貫通して構造材6の上フランジ62(建築躯体2)に締着するように固定した。
【0022】
垂木4Bを確実に取り付ける目的で、垂木固定部材4Aから打ち込んだ固着具41を強固に締着しても、沈み込み防止部材1Aの上面部11の面積を垂木固定部材4B(内外装材取付部材4)の接地面積より大きく形成したので、作用する荷重を下地材3の表面に対して等分布荷重に近似した荷重として広く分散させて加えることができ、下地材3の局部的な沈み込み変形を効果的に抑制することができる。また、複数の曲部12を構造材6の上フランジ62(建築躯体2)に着地させた構成によっても、下地材3の局部的な沈み込み変形を効果的に抑制することができる。したがって、下地材3が局部的に大きく沈み込むように変形してしまうことがなく、変形が外装面に歪みとなって表れて建築物の外観を著しく低下させてしまうこともない。
【0023】
また、図示実施例の沈み込み防止部材1Aは、原料板材(金属板材)が略矩形状であるので、材料を無駄なく効率的に使うことができる。
沈み込み防止部材1Aは、単純な折曲加工のみで成形できるので、新たに特別な設備を用意する必要がなく、加工費を低く抑えることができる。現場で対応(作成)することも可能である。
曲部12により沈み込み防止部材1Aの位置がずれるようなおそれが少ない。特に複数片の曲部12を設けたので、位置ずれのおそれは極めて少ない。
沈み込み防止部材1Aの施工は、下地材3に差し込むだけなので設置作業が極めて容易である。
曲部12が構造材6の上フランジ62(建築躯体2)に着地しているので、大きな荷重がかかった場合でも沈み込むおそれが少ない。経年変化により下地材3が劣化して痩せてしまっても沈み込むおそれが少ない。
【0024】
図4,5に示す下地構造の実施例は、前述のように沈み込み防止部材1Aの配設方向が90度異なり、内外装材取付部材4が異なる以外は、前記図2,3の実施例と全く同様であるから、施工手順等についても全く同様であり、図面に同一符号を付して説明を省略する。
図4,5の実施例における内外装材取付部材4は、縦葺屋根板用の吊子4Cであって、図示しないが隣接する縦葺屋根板の側縁成形部を保持するピース材である。この吊子4Cの中央横片には予め孔が形成され、沈み込み防止部材1Aの上面部11に形成した孔111と連通させた状態で固着具41を打ち込み、建築躯体2(構造材6の上フランジ62)に締着する構成である。
【0025】
この図4,5の実施例においては、沈み込み防止部材1Aの曲部12のうち、一片を隣接する下地材3,3の隙間に差し込んで設置する(他の三片は穴を空けつつ差し込む)ので、位置決めが容易である。
【0026】
以上本発明を図面の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどのようにでも実施することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、上面部を内外装材取付部材より大きく設定した本発明の沈み込み防止部材は、固着具の締結で集中荷重が加わった状態において、この荷重を断熱材等の下地材の表面に対し等分布荷重に近似した荷重として広く分散して加えることができる。そのため、下地材の局部的な沈み込み変形を効果的に抑制することができ、変形が外装面に歪みとなって建築物の外観を著しく低下させてしまうこともない。
【0028】
また、沈み込み防止部材は、簡易な構成であり、原料板材(金属板材)を略矩形状とすると、材料を無駄なく効率的に使うことができる。
沈み込み防止部材は、単純な折曲加工のみで成形できるので、新たに特別な設備を用意する必要がなく、加工費を低く抑えることができ、現場で対応(作成)することも可能である。
曲部は沈み込み防止部材の位置ずれを抑制する作用も果たす。特に複数片の曲部を設けた場合、位置ずれのおそれは極めて少ない。
沈み込み防止部材の施工は、曲部を下地材に差し込んで設置されるので、作業が極めて容易である。
【0029】
また、曲部の下端が建築躯体に着地するようにした本発明の沈み込み防止部材でも、固着具の締結力により生じる下地材の局部的な沈み込み変形を効果的に抑制することができる。
【0030】
また、曲部が躯体に着地しているので、より大きな荷重がかかった場合でも沈み込むおそれが少ない。特に複数片の曲部を設けた場合、変形を抑制する効果が大きい。
曲部が躯体に着地しているので、経年変化により下地材が痩せてしまっても沈み込むおそれが少ない。
【0031】
本発明の下地構造は、上述の沈み込み防止部材を用いた構造であるので、安価で施工も容易な下地構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の沈み込み防止部材の平面図および斜視図であって、(a)菱形の金属板を角部四片を垂下した実施例、(b)正方形の金属板の角部四片を垂下した実施例、(c)正方形の金属板の角部二片を垂下した実施例である。
【図2】図1(a)の沈み込み防止部材を用い、垂木固定部材を設置した下地構造の実施例を示す断面図(1/2スケール)である。
【図3】図1(a)の沈み込み防止部材を用い、垂木固定部材を設置した下地構造の実施例を示す斜視図である。
【図4】図1(a)の沈み込み防止部材を用い、縦葺屋根板用の吊子を設置した下地構造の実施例を示す断面図(1/2スケール)である。
【図5】図1(a)の沈み込み防止部材を用い、縦葺屋根板用の吊子を設置した下地構造の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、1A,1B,1C 沈み込み防止部材
11 上面部
12 曲部
2 建築躯体
3 下地材
4 内外装材取付部材

Claims (3)

  1. 建築躯体上に敷設した断熱材等の弾力性のある下地材上に設置し、内外装材取付部材等の沈み込みを防止する沈み込み防止部材であって、
    内外装材取付部材より大きな上面部と、該上面部の少なくとも一部を折曲して垂下させた一片以上の曲部を有することを特徴とする沈み込み防止部材。
  2. 建築躯体上に敷設した断熱材等の弾力性のある下地材上に設置し、内外装材取付部材等の沈み込みを防止する沈み込み防止部材であって、
    上面部と、該上面部の少なくとも一部を折曲して垂下させた一片以上の曲部を有し、曲部の下端を建築躯体に着地させることを特徴とする沈み込み防止部材。
  3. 建築躯体上に敷設した断熱材等の弾力性のある下地材上に、請求項1又は請求項2に記載の沈み込み防止部材を設置した下地構造であって、
    設置した沈み込み防止部材の上面部に内外装材取付部材を固着具により固定することを特徴とする下地構造。
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