JP2004328890A - ワイヤーハーネスの屈曲構造、ワイヤーハーネスおよびワイヤーハーネスの製造方法 - Google Patents

ワイヤーハーネスの屈曲構造、ワイヤーハーネスおよびワイヤーハーネスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】屈曲時にグロメット内に挿通された電線束の各電線に均一に応力が加わるようにしてワイヤーハーネスの屈曲耐久性を向上させる。
【解決手段】屈曲可能に形成された筒部10と、筒部10の両端部に設けられて被取付面に取り付け可能な円筒状の取付部11a,11bとを備えるグロメット12と、グロメット12に挿通される電線束13とを備え、電線束13が所定の形状に屈曲した状態で維持されるワイヤーハーネスの屈曲構造であって、電線束13がグロメット12内において捻回状態で固定されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両のドアの取り付け部分に用いられるワイヤーハーネスの屈曲構造、ワイヤーハーネスおよびワイヤーハーネスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図29に示すように、車両のドアの開閉部等、電線束1の端部にコネクタ2が接続されたワイヤーハーネス3の屈曲動作が伴う箇所において、前記電線束1が挿通されるグロメット4の両端に配置された取付部5a,5bを車高方向(図の上下方向)にずらしてワイヤーハーネス3をクランク形状に配索することにより、ワイヤーハーネス3を車両の進行方向に直線状に配索した場合に比べて、ドア開閉時のワイヤーハーネス3の屈曲応力を緩和し、屈曲耐久性を向上させたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−121426号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のワイヤーハーネスの屈曲構造においては、グロメット4内に挿通された電線束1の各電線の配列に規則性がないため、グロメット4を電線束1とともに屈曲させた際に一部の電線に応力が集中してワイヤーハーネス3の屈曲耐久性が低下する虞れがある。
【0005】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、グロメットを屈曲させた際にグロメット内に挿通された電線束の各電線に均一に応力が加わるようにしてワイヤーハーネスの屈曲耐久性を向上させることができるワイヤーハーネスの屈曲構造、ワイヤーハーネスおよびワイヤーハーネスの製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載したように、屈曲可能に形成された筒部と、前記筒部の両端部に設けられて被取付面に取り付け可能な円筒状の取付部とを備えるグロメットと、前記グロメットに挿通される電線束とを備え、前記電線束が所定の形状に屈曲した状態で維持されるワイヤーハーネスの屈曲構造であって、前記電線束が前記グロメット内において捻回状態で固定されていることを特徴としている。
【0007】
このように構成されたワイヤーハーネスの屈曲構造においては、前記電線束が前記グロメット内において捻回状態で固定されているので、グロメットを屈曲させた際にグロメット内に挿通された電線束の各電線に均一に応力が加わるようになり、ワイヤーハーネスの屈曲耐久性を向上させることができる。
従って、このワイヤーハーネスの屈曲構造においては、従来のような、グロメット内に挿通された電線束の各電線の配列に規則性がないため、グロメットを電線束とともに屈曲させた際に一部の電線に応力が集中してワイヤーハーネスの屈曲耐久性が低下するという問題を解消できることになる。
【0008】
また、本発明は、請求項2に記載したように、前記電線束に取り付けられて前記取付部の内周面に嵌合されることにより前記電線束および前記グロメットを相対的に固定する固定部材を有し、前記取付部の内周面と前記固定部材の外周面とのうちの一方の周面に設けられた螺旋状のリブと、他方の周面に設けられた螺旋状の溝とが螺合されていることを特徴としている。
【0009】
このように構成されたワイヤーハーネスの屈曲構造においては、前記取付部の内周面と前記固定部材の外周面とのうちの一方の周面に設けられた螺旋状のリブと、他方の周面に設けられた螺旋状の溝とを螺合することで、簡単に前記グロメット内の電線束を捻回状態で固定することができる。
【0010】
更に、本発明は、請求項3に記載したように、前記固定部材が前記電線束に設けられたコネクタのハウジングに設けられていることを特徴としている。
このように構成されたワイヤーハーネスの屈曲構造においては、固定部材と電線束との間の止水処理を省略することができることになる。
【0011】
更に、本発明は、請求項4に記載したように、前記筒部の内面に前記グロメットを拡径させるための治具が係合可能な溝が螺旋状に形成されていることを特徴としている。
【0012】
更に、本発明は、請求項5に記載したように、前記グロメットに収容される弾性棒材を有し、前記電線束が前記弾性棒材に捻回された状態で固定されていることを特徴としている。
そして、本発明は、請求項6に記載したように、前記弾性棒材の端部に前記電線束を固定するクランプが設けられていることを特徴としている。
【0013】
また、本発明は、請求項7に記載したように、前記弾性棒材の端部が前記グロメットに固定されていることを特徴としている。
更に、本発明は、請求項8に記載したように、ワイヤーハーネスが、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載したワイヤーハーネスの屈曲構造を備えることを特徴としている。
【0014】
更に、本発明は、請求項9に記載したように、屈曲可能に形成された筒部と、前記筒部の両端部に設けられて被取付面の取り付け可能な円筒状の取付部とを備えるグロメットに電線束が挿通されるワイヤーハーネスの製造方法であって、前記電線束を前記グロメット内において捻回状態で固定することにより、所定の形状に屈曲した状態に維持されることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明に係る第1の実施形態であるワイヤーハーネスの屈曲構造は、屈曲可能に形成された筒部10と、筒部10の両端部に設けられて被取付面に取り付け可能な円筒状の取付部11a,11bとを備えるグロメット12と、グロメット12内に捻回状態で挿通固定される電線束13とを具備しており、グロメット12を屈曲させると、電線束13が所定の形状に屈曲した状態で維持される。なお、電線束13の端部には、コネクタ14のハウジング15が接続されてワイヤーハーネス16を構成している。
【0016】
ワイヤーハーネス16の電線束13には、図2に示すように、外周面にねじ山(螺旋状リブ)17を有する固定部材18が取り付けられており、固定部材18と電線束13との間には前もって樹脂等の止水材Sが充填されて止水性が確保されている。また、グロメット12の取付部11a内周面には、図3に示すように、前記ねじ山17が螺合されるねじ溝(螺旋状溝)19が形成されている。
【0017】
固定部材18のねじ山18を取付部11aのねじ溝19に螺合するには、まず、図4に示すように、グロメット12内に拡径治具20を挿入して該グロメット12を拡径し、この状態でワイヤーハーネス16を取付部11b側からグロメット12内に挿入してワイヤーハーネス16のコネクタハウジング15を取付部11aから突出させる。
【0018】
次に、図5に示すように、拡径治具20を抜いてグロメット12を元の状態に縮径させ、この状態で、図6に示すように、固定部材18のねじ山18を取付部11aのねじ溝19に螺合する。
これにより、ワイヤーハーネス16の電線束13およびグロメット12が相対的に固定されるとともに、グロメット12内の電線束13が捻回状態で挿通固定される。
【0019】
前述したグロメットの屈曲構造によれば、ワイヤーハーネス16の電線束13がグロメット12内において捻回状態で固定されているので、グロメット12を屈曲させた際にグロメット12内に挿通された電線束13の各電線に均一に応力が加わるようになり、ワイヤーハーネス16の屈曲耐久性を向上させることができる。
【0020】
従って、このワイヤーハーネスの屈曲構造においては、従来のような、グロメット内に挿通された電線束の各電線の配列に規則性がないため、グロメットを電線束とともに屈曲させた際に一部の電線に応力が集中してワイヤーハーネスの屈曲耐久性が低下するという問題を解消できることになる。
【0021】
また、ワイヤーハーネス16の電線束13に取り付けられた固定部材18のねじ山17をグロメット12の取付部11a内周面に形成されたねじ溝19に螺合しているので、簡単にグロメット12内の電線束13を捻回状態で固定することができる。
【0022】
なお、本発明のグロメットの屈曲構造は、前述した第1の実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良が可能である。
以下、図7〜図28を参照して、本発明に係る第2〜第6の実施形態であるグロメットの屈曲構造を説明するが、既に図1ないし図6において説明した部材等との重複部分あるいは相当部分については、各図に同一符号を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0023】
まず、図7および図8を参照して、本発明に係る第2の実施形態であるグロメットの屈曲構造から説明すると、このグロメットの屈曲構造は、上記第1の実施形態で説明した固定部材18を、ワイヤーハーネス16のコネクタハウジング15に設けたものであり、これにより、固定部材18と電線束13との間の止水処理(図2の止水材S)を省略することができる。その他の作用効果については、上記第1の実施形態と略同様であるので説明を省略する。
【0024】
次に、図9〜図18を参照して、本発明に係る第3の実施形態であるグロメットの屈曲構造を説明する。
このグロメットの屈曲構造は、図9に示すように、グロメット12内にワイヤーハーネス16の電線束13が捻回状態で固定されている。
グロメット12の筒部10の内周面には、図10および図11に示すように、拡径治具20が係合する複数の溝21a〜21c(この実施形態では3本)が螺旋状に形成されており、溝21a〜21cは周方向に略等間隔で互いに干渉しないように形成されている。また、グロメット12の筒部11a,11bの内周面には電線束13を保持するための凹凸部22が形成されている(図11(d)参照)。
【0025】
グロメット12内にワイヤーハーネス16の電線束13を捻回状態で固定するには、まず、図12および図13に示すように、グロメット12を周方向に捩じってグロメット12内周面の各溝21a〜21cを直線状態にし、この状態でグロメット12の取付部11b側から拡径治具20に差し込み、図14および図5に示すように、各溝21a〜21cに拡径治具20を係合させる。
【0026】
次に、図16に示すように、グロメット12を拡径治具20で拡径し、この状態でワイヤーハーネス16を取付部11b側からグロメット12内に挿入して前記ワイヤーハーネス16のコネクタハウジング15を取付部11aから突出させる。
次に、図17に示すように、拡径治具20を差し込んだままグロメット12を元の状態に縮径させ、次いで、図18に示すように、拡径治具20をグロメット12から抜いて該グロメット12の捩じりを解除する。
【0027】
これにより、拡径治具20の抜けた部分から順次、グロメット12が元の形状に弾性復帰し、グロメット12内の電線束13が捻回された状態になるとともに、取付部11a,11bの凹凸部22によりグロメット12内の電線束13が保持固定され、図9に示す状態となる。作用効果については、上記第1の実施形態と略同様であるので説明を省略する。
【0028】
次に、図19〜図22を参照して、本発明に係る第4の実施形態であるグロメットの屈曲構造を説明する。
このグロメットの屈曲構造は、図22に示すように、グロメット12に収容される弾性棒材30を有し、グロメット12内で電線束13が弾性棒材30に捻回された状態で固定されている。
【0029】
弾性棒材30の一端部には結束バンド31が一体に設けられており、弾性棒材30の両端部には電線束13を固定するクランプ32が設けられている。また、グロメット12の取付部11a,11bには、図21に示すように、弾性棒材30の両端を係止する係止溝33が互いに周方向に略180°離間して形成されている。
【0030】
そして、弾性棒材30に捻回された状態の電線束13をグロメット12内に固定するには、まず、図19に示すように、弾性棒材30に電線束13を巻き付け、次いで、図20に示すように、結束バンド31により電線束13を結束するとともに、クランプ32で電線束13を固定する。
【0031】
次に、電線束13が巻き付けられた弾性棒材30をグロメット12内に挿入して弾性棒材30の両端をそれぞれ取付部11a,11bの係止溝33に係止する。
これにより、グロメット12内で電線束13が弾性棒材30に捻回された状態で固定され、図22に示す状態となる。作用効果については、上記第1の実施形態と略同様であるので説明を省略する。
【0032】
次に、図23および図24を参照して、本発明に係る第5の実施形態であるグロメットの屈曲構造を説明する。
このグロメットの屈曲構造は、図23に示すように、グロメット12に収容される弾性棒材40を有し、グロメット12内で電線束13が弾性棒材40に捻回された状態で固定されている。
【0033】
弾性棒材40の両端部には半球状の係止凸部41が設けられており、また、グロメット12の筒部10の両端部には、弾性棒材40の係止凸部41を係止する係止穴43が互いに周方向に略180°離間して形成されている。
【0034】
そして、弾性棒材40に捻回された状態の電線束13をグロメット12内に固定するには、図24に示すように、弾性棒材40に電線束13を巻き付けた状態で該弾性棒材40をグロメット12内に挿入して弾性棒材40の両端の係止凸部41をそれぞれ係止穴43に係止する。
これにより、グロメット12内で電線束13が弾性棒材40に捻回された状態で固定され、図23に示す状態となる。作用効果については、上記第1の実施形態と略同様であるので説明を省略する。
【0035】
次に、図25〜図28を参照して、本発明に係る第6の実施形態であるグロメットの屈曲構造を説明する。
このグロメットの屈曲構造は、図28に示すように、グロメット12に収容される弾性棒材50を有し、グロメット12内で電線束13が弾性棒材50に捻回された状態で固定されている。
【0036】
弾性棒材50は、軸方向部51と、軸方向部51の両端に設けられた径方向部52とを備えており、グロメット12に収容された状態においては、径方向部52が筒部10の内周面に固定されてグロメット12と弾性棒材50とが一体となっている。
【0037】
そして、弾性棒材50に捻回された状態の電線束13をグロメット12内に固定するには、まず、図25および図26に示すように、グロメット12を弾性棒材50とともに周方向に捩じっておき、次に、図27に示すように、グロメット12内に電線束13を互いに位相が異なる各径方向部52の間に挿通させる。
この状態で、グロメット12の捩じれを解除することにより、弾性棒材50の軸方向部51に電線束13が巻き付いてグロメット12内で電線束13が弾性棒材50に捻回された状態で固定され、図28に示す状態となる。作用効果については、上記第1の実施形態と略同様であるので説明を省略する。
【0038】
なお、前述した各実施形態において例示した筒部、取付部、グロメット、電線束、ワイヤーハーネス、固定部材、螺旋状リブ、螺旋状溝、コネクタハウジング、拡径治具、治具係合溝、弾性棒材、クランプ等の材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
また、グロメットとワイヤーハーネスとの固定を確実にするために、取付部11a、11bの上からバンドクランプ、テープ等により固定してもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、請求項1〜請求項9に記載したように、前記電線束が前記グロメット内において捻回状態で固定されているので、グロメットを屈曲させた際にグロメット内に挿通された電線束の各電線に均一に応力が加わるようになり、ワイヤーハーネスの屈曲耐久性を向上させることができる。
【0040】
また、本発明によれば、請求項2に記載したように、前記取付部の内周面と前記固定部材の外周面とのうちの一方の周面に設けられた螺旋状のリブと、他方の周面に設けられた螺旋状の溝とを螺合するようにしているので、簡単に前記グロメット内の電線束を捻回状態で固定することができる。
更に、本発明によれば、請求項3に記載したように、前記固定部材が前記電線束に設けられたコネクタのハウジングに設けられているので、固定部材と電線束との間の止水処理を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態であるワイヤーハーネスの屈曲構造を示す要部断面図である。
【図2】電線束に固定部材を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図3】グロメットの断面図である。
【図4】グロメットを拡径治具で拡径してワイヤーハーネスの電線束を挿通させる様子を示す断面図である。
【図5】拡径治具を抜いて元の径に縮径したグロメット内にワイヤーハーネスの電線束を挿通させた状態を示す断面図である。
【図6】固定部材をグロメットの取付部内周面に螺合してグロメット内で電線束を捻回状態で固定した様子を示す断面図である。
【図7】本発明に係る第2の実施形態であるワイヤーハーネスの屈曲構造を示す要部断面図である。
【図8】コネクタハウジングに固定部材を設けた斜視図である。
【図9】本発明に係る第3の実施形態であるワイヤーハーネスの屈曲構造を示す要部断面図である。
【図10】グロメットの一部を破断した斜視図である。
【図11】(a)は図10のA−A線断面図、(b)は図10のB−B線断面図、(c)は図10のC−C線断面図、(d)は図10のD−D線断面図である。
【図12】グロメットの一部を破断した斜視図である。
【図13】グロメットを捻回してからグロメット内に拡径治具を挿入する様子を示すグロメットの一部を破断した斜視図である。
【図14】捻回されたグロメット内に拡径治具を挿入した状態を示すグロメットの一部を破断した斜視図である。
【図15】図14のE−E線断面図である。
【図16】捻回されたグロメットを拡径治具で拡径してワイヤーハーネスの電線束を挿通させる様子を示すグロメットの一部を破断した斜視図である。
【図17】拡径治具を挿入した状態で元の径に縮径させたグロメット内にワイヤーハーネスの電線束を挿通させた状態を示すグロメットの一部を破断した斜視図である。
【図18】拡径治具を抜いてグロメットの捻回を解除した状態を示すグロメットの一部を破断した斜視図である。
【図19】本発明に係る第4の実施形態であるワイヤーハーネスの屈曲構造を説明するための斜視図である。
【図20】弾性棒材に捻回状態で電線束を固定した状態を示す斜視図である。
【図21】グロメットの斜視図である。
【図22】グロメット内で電線束を捻回状態で固定した様子を示す斜視図である。
【図23】本発明に係る第5の実施形態であるワイヤーハーネスの屈曲構造を示す断面図である。
【図24】グロメット内に電線束を捻回された状態で固定する方法を説明するための図である。
【図25】本発明に係る第6の実施形態であるワイヤーハーネスの屈曲構造を説明するための図である。
【図26】(a)は図25のA−A線断面図、(b)は図25のB−B線断面図、(c)は図25のC−C線断面図である。
【図27】捻回状態のグロメット内に電線束を挿通させた状態を示す断面図である。
【図28】グロメットの捻回状態を解除した断面図である。
【図29】従来のワイヤーハーネスの屈曲構造を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
10 筒部
11a,11b 取付部
12 グロメット
13 電線束
15 コネクタハウジング
16 ワイヤーハーネス
17 ねじ山(螺旋状リブ)
18 固定部材
19 ねじ溝(螺旋状溝)
20 拡径治具
21a,21b,21c 治具係合溝
30,40,50 弾性棒材
32 クランプ

Claims (9)

  1. 屈曲可能に形成された筒部と、前記筒部の両端部に設けられて被取付面に取り付け可能な円筒状の取付部とを備えるグロメットと、前記グロメットに挿通される電線束とを備え、
    前記電線束が所定の形状に屈曲した状態で維持されるワイヤーハーネスの屈曲構造であって、
    前記電線束が前記グロメット内において捻回状態で固定されていることを特徴とするワイヤーハーネスの屈曲構造。
  2. 前記電線束に取り付けられて前記取付部の内周面に嵌合されることにより前記電線束および前記グロメットを相対的に固定する固定部材を有し、
    前記取付部の内周面と前記固定部材の外周面とのうちの一方の周面に設けられた螺旋状のリブと、他方の周面に設けられた螺旋状の溝とが螺合されていることを特徴とする請求項1に記載したワイヤーハーネスの屈曲構造。
  3. 前記固定部材が前記電線束に設けられたコネクタのハウジングに設けられていることを特徴とする請求項2に記載したワイヤーハーネスの屈曲構造。
  4. 前記筒部の内面に前記グロメットを拡径させるための治具が係合可能な溝が螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載したワイヤーハーネスの屈曲構造。
  5. 前記グロメットに収容される弾性棒材を有し、前記電線束が前記弾性棒材に捻回された状態で固定されていることを特徴とする請求項1に記載したワイヤーハーネスの屈曲構造。
  6. 前記弾性棒材の端部に前記電線束を固定するクランプが設けられていることを特徴とする請求項5に記載したワイヤーハーネスの屈曲構造。
  7. 前記弾性棒材の端部が前記グロメットに固定されていることを特徴とする請求項5に記載したワイヤーハーネスの屈曲構造。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載したワイヤーハーネスの屈曲構造を備えることを特徴とするワイヤーハーネス。
  9. 屈曲可能に形成された筒部と、前記筒部の両端部に設けられて被取付面の取り付け可能な円筒状の取付部とを備えるグロメットに電線束が挿通されるワイヤーハーネスの製造方法であって、
    前記電線束を前記グロメット内において捻回状態で固定することにより、所定の形状に屈曲した状態に維持されることを特徴とするワイヤーハーネスの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013124095A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Atlas Elektronik Gmbh 潜水機のプロペラ用の保護ハウジング、接続ケーブルを備えた接続システムおよび接続ケーブルを組み込むためのこの種の保護ハウジングの使用

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JP2013124095A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Atlas Elektronik Gmbh 潜水機のプロペラ用の保護ハウジング、接続ケーブルを備えた接続システムおよび接続ケーブルを組み込むためのこの種の保護ハウジングの使用

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