JP2004328246A - 車載映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車などの車両に搭載された撮像手段からの画像データを選択的に表示するものであって、撮像手段の追加設定などを容易に行うことができる車載映像表示装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載され、車両周辺の映像を撮影し、画像データを生成するテレビカメラ2と、変速装置のシフト情報、操舵装置の操舵角情報、方向指示装置の指示方向情報及び走行速度情報などの車両情報を検出する車両情報検出手段と、テレビカメラ2の搭載情報を入力する入力部10と、入力された搭載情報を記憶する搭載情報記憶部11と、2以上のテレビカメラ2が接続可能であり、検出された車両情報及び記憶された搭載情報に基づいて、これらのテレビカメラ2からの画像データを選択する画像切り換え制御部7により構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】車両に搭載され、車両周辺の映像を撮影し、画像データを生成するテレビカメラ2と、変速装置のシフト情報、操舵装置の操舵角情報、方向指示装置の指示方向情報及び走行速度情報などの車両情報を検出する車両情報検出手段と、テレビカメラ2の搭載情報を入力する入力部10と、入力された搭載情報を記憶する搭載情報記憶部11と、2以上のテレビカメラ2が接続可能であり、検出された車両情報及び記憶された搭載情報に基づいて、これらのテレビカメラ2からの画像データを選択する画像切り換え制御部7により構成される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載映像表示装置に係り、より詳しくは、自動車などの車両に搭載された撮像手段からの画像データを選択的に表示する車載映像表示装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載映像表示装置とは、自動車などの車両に搭載された複数のカメラからの画像データを選択的に表示するものである。カメラは、テレビカメラなどの撮像手段であり、車両の各部に取り付けられている。これらのカメラにより、車両周辺、すなわち、車両の前方、後方あるいは側方などの映像が撮影され、画像データとして出力される。これらの画像データに対し、様々な車両情報、すなわち、変速装置のシフト情報、操舵装置の操舵角情報、方向指示装置の指示方向情報、走行速度情報または車両と他物体との距離情報などに基づいて、画面表示する画像が切り換えられる(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−215130号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した様な従来の車載映像表示装置では、車両に搭載されるカメラの機種及び取り付け位置などが予め定められているので、必要に応じて新たにカメラを取り付ける、あるいは、カメラを取り外そうとしても、この様な追加設定を行うことが困難であるという問題があった。また、カメラの動作不良などの故障及びカメラの機種変更などに柔軟に対応することができないという問題もあった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、車両に搭載される撮像手段の追加設定などを容易に行うことができる車載映像表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による車載映像表示装置は、車両に搭載され、車両周辺の映像を撮影し、画像データを生成する撮像手段と、運転操作情報としての車両情報を検出する車両情報検出手段と、撮像手段の搭載情報を入力する入力手段と、入力手段により入力された搭載情報を記憶する書き換え可能な搭載情報記憶手段と、2以上の撮像手段が接続可能であり、検出された車両情報及び記憶された搭載情報に基づいて、これらの撮像手段からの画像データを選択する画像選択手段により構成される。
【0007】
この様な構成によれば、撮像手段の搭載情報、例えば、画像選択手段に接続された撮像手段の機種情報、取り付け位置情報及び故障情報を手動で入力することにより、記憶された搭載情報を更新することができる。このため、撮像手段の追加設定などを容易に行うことができる。
【0008】
また、本発明による車載映像表示装置は、車両に搭載され、車両周辺の映像を撮影し、画像データを生成する撮像手段と、運転操作情報としての車両情報を検出する車両情報検出手段と、撮像手段の搭載情報を検出する搭載情報検出手段と、搭載情報検出手段により検出された搭載情報を記憶する書き換え可能な搭載情報記憶手段と、2以上の撮像手段が接続可能であり、検出された車両情報及び記憶された搭載情報に基づいて、これらの撮像手段からの画像データを選択する画像選択手段により構成される。
【0009】
この様な構成によれば、車両に搭載された撮像手段の搭載情報を自動的に入力することができる。従って、記憶された搭載情報の更新などの設定作業を省力化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による車載映像表示装置の一構成例を示したブロック図である。本実施の形態の車載映像表示装置1は、2以上のテレビカメラ2と、車両情報の検出手段としてシフト情報検出部3、指示方向情報検出部4、操舵角情報検出部5及び車速情報検出部6と、画像切り換え制御部7と、画像表示部8と、カメラ設定制御部9と、入力部10と、搭載情報記憶部11と、機種データベース12と、取り付け位置データベース13により構成される。
【0011】
この車載映像表示装置1は、自動車などの車両に搭載され、テレビカメラ2からの画像データを運転操作情報としての車両情報に基づいて選択的に表示するものである。ここでは、車両情報として、変速装置のシフト情報、操舵装置の操舵角情報、方向指示装置の指示方向情報及び車速情報の検出が行われる。
【0012】
テレビカメラ2は、車両の前方、後方、または、側方などの車両周辺の映像を撮影する撮像手段であり、車両の各部に取り付けられる。これらのテレビカメラ2には、様々な種類及び仕様がある。
【0013】
例えば、取り付け時において撮影方向が一方向に定まっている固定式カメラと、回転駆動により回動自在である首振り式カメラなどの種類がある。また、撮影倍率(ズーム倍率)が可変であるカメラ、カメラレンズの焦点距離、画角、電荷結合素子などの素子サイズ、画素数、撮影方向、または、回動範囲が異なっているカメラなどの仕様がある。
【0014】
この様なテレビカメラ2の種類及び仕様は、機種データとして予め機種データベース12に記憶されている。また、テレビカメラ2の取り付け可能な位置については、取り付け位置データとして予め取り付け位置データベース13に記憶されている。撮影した映像は、電気信号に変換され、画像データとしてテレビカメラ2ごとに順次に画像切り換え制御部7へ出力される。
【0015】
シフト情報検出部3は、車両の変速装置(図示せず)に設けられ、ギアシフトレバーのシフト位置、例えば、前進位置または後進位置の検出を行っている。この様な検出結果は、シフト情報として順次に画像切り換え制御部7へ出力される。
【0016】
指示方向情報検出部4は、車両の方向指示装置(図示せず)に設けられ、ウインカーの指示方向、例えば、右方向または左方向の検出を行っている。この様な検出結果は、指示方向情報として順次に画像切り換え制御部7へ出力される。
【0017】
操舵角情報検出部5は、車両の操舵装置(図示せず)に設けられ、ハンドルの切れ角、または、回転角などの検出を行っている。この様な検出結果は、操舵角情報として順次に画像切り換え制御部7へ出力される。車速情報検出部6は、スピードメータ(図示せず)などに設けられ、車両の走行速度の検出を行っている。検出した走行速度は、車速情報として順次に画像切り換え制御部7へ出力される。
【0018】
カメラ設定制御部9は、車両に取り付けられたテレビカメラ2に関する設定の制御を行っている。この設定制御は、入力部10において入力された搭載情報、例えば、取り付けられたテレビカメラ2の機種情報及び取り付け位置情報を、機種データベース12及び取り付け位置データベース13を参照しながら、搭載情報記憶部11へ書き込むことにより行われる。
【0019】
この様な搭載情報の書き込みは、テレビカメラ2ごとに順次に行われ、取り付けられた全てのテレビカメラ2について書き込みが終了すると、記憶された搭載情報は、画像切り換え制御部7へ出力される。入力部10は、テレビカメラ2の搭載情報を入力する入力手段であり、装置取り付け者又はユーザにより搭載情報の全部または一部が入力される。また、搭載情報記憶部11は、書き換え可能な記憶手段となっている。
【0020】
画像切り換え制御部7は、2以上のテレビカメラ2が接続可能であり、接続された各テレビカメラ2からの画像データを選択する画像選択手段である。この画像選択は、車両情報検出手段としてのシフト情報検出部3、指示方向情報検出部4、操舵角情報検出部5及び車速情報検出部6からの車両情報に基づいて行われる。また、この画像選択は、カメラ設定制御部9からの搭載情報に基づいて行われる。この様な画像選択により、画像切り換え制御部7は、複数のテレビカメラ2からの画像データの中から、1つのテレビカメラ2からの画像データを出力する。また、画像切り換え制御部7は、複数のテレビカメラ2からの画像データに対し合成処理などの加工処理を行い、1つの画像データとして出力する。
【0021】
ここで、画像データの選択とは、2以上のテレビカメラ2からの画像データの中から、1つのテレビカメラ2からの画像データを判別することであるとともに、1つのテレビカメラ2からの画像データの一部分を切り出して出力することである。すなわち、1つのテレビカメラ2が撮影した映像から、特定方位の画像だけを抽出することも、画像データの選択に含まれるものとする。また、1つのテレビカメラ2が撮影した映像から、表示倍率の異なる画像を生成することも含まれるものとする。
【0022】
この様にして選択された画像データは、画像表示部8へ順次に出力される。画像表示部8は、車両に搭載されたTVモニタなどであり、画像切り換え制御部7からの画像データの画面表示を行っている。なお、上述した様な車両情報と搭載情報との様々な組み合わせに基づく画像選択の方法は、予め実験などにより経験的に定められ、制御プログラムとして画像切り換え制御部7に記憶されているものとする。
【0023】
図2は、図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の一例を示した説明図である。この例では、3台のテレビカメラ2a〜2cが車両Aに搭載され、これらのテレビカメラ2a〜2cは、同一機種の固定式カメラとなっている。
【0024】
車両Aの後端部の左端に取り付けられたテレビカメラ2aは、車両Aの左後方の領域B1を撮影領域とし、車両Aの後端部の右端に取り付けられたテレビカメラ2bは、車両Aの左後方の領域B2を撮影領域としている。また、車両Aの前端部の右端に取り付けられたテレビカメラ2cは、車両Aの左前方の領域B3を撮影領域としている。
【0025】
この様なテレビカメラ2a〜2cの搭載状況に基づく搭載情報は、入力部10において装置取り付け者又はユーザにより手動で入力される。入力された搭載情報と、シフト情報検出部3、指示方向情報検出部4、操舵角情報検出部5及び車速情報検出部6により検出された車両情報とに基づいて、テレビカメラ2a〜2cからの画像データの選択が行われる。
【0026】
例えば、右側車線へ車線変更する場合に、後方を走行する他の車両の確認には、テレビカメラ2a〜2cからの映像は適さないが、左側車線へ車線変更する場合には、左後方の他車両の確認にテレビカメラ2aからの映像を用いることができる。そこで、画像切り換え制御部7は、車両情報として前進かつ車速が一定値以上であり、左方向の方向指示が出ている場合に、左側車線への車線変更であると判断し、テレビカメラ2aからの画像データを画像表示部8に出力する。
【0027】
また、画像切り換え制御部7は、車速が一定値以下となり、停止状態に近い状態に遷移した場合であって、左方向の方向指示が出ている場合に、左側の施設などへの進入であると判断し、進入領域の確認用として、テレビカメラ2cからの画像データを画像表示部8に出力する。
【0028】
また、画像切り換え制御部7は、後進かつ車速が一定値以下である場合に、駐車であると判断し、後方確認用としてテレビカメラ2bからの画像データと、隣接する他車両の位置確認用としてテレビカメラ2aからの画像データとを交互に選択して画像表示部8に出力する、あるいは、これら2つの画像データを合成処理して1つの画像データとして画像表示部8に出力する。
【0029】
図3は、図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の他の例を示した説明図である。この例では、3台のテレビカメラ2a,2d,2eのうち、テレビカメラ2d及び2eが首振り式カメラとなっている。
【0030】
テレビカメラ2dは、車両Aの後端部の右端に取り付けられ、車両Aの左後方から右後方にかけての領域C1を撮影領域としている。このテレビカメラ2dの水平面内における回動範囲は、90°程度となっている。また、テレビカメラ2eは、車両Aの前端部の右端に取り付けられ、車両Aの左前方から右前方にかけての領域C2を撮影領域としている。このテレビカメラ2eの回動範囲は、180°程度となっている。
【0031】
この様なテレビカメラ2a,2d,2eの搭載状況において、左側への車線変更の場合には、テレビカメラ2aからの映像を左後方の他車両の確認に用いることができる。また、右側への車線変更の場合には、テレビカメラ2dの撮影方向を右後方に向けることにより、右後方の他車両の確認にテレビカメラ2dからの映像を用いることができる。
【0032】
従って、画像切り換え制御部7は、前進かつ車速が一定値以上である場合であって、左方向の方向指示が出ている場合に、左側車線への車線変更であると判断し、テレビカメラ2aからの画像データを画像表示部8に出力する。また、画像切り換え制御部7は、前進かつ車速が一定値以上である場合であって、右方向の方向指示が出ている場合に、右側車線への車線変更であると判断し、テレビカメラ2dからの画像データを画像表示部8に出力する。
【0033】
また、画像切り換え制御部7は、車速が一定値以下となり、停止状態に近い状態に遷移した場合であって、左方向の方向指示が出ている場合に、左側の施設などへの進入であると判断し、進入領域の左右の確認用として、テレビカメラ2eからの画像データを画像表示部8に出力する。このとき、テレビカメラ2eは、回動範囲内を所定の周期で回転駆動される。
【0034】
また、画像切り換え制御部7は、後進かつ車速が一定値以下である場合に、駐車であると判断し、後方確認用としてテレビカメラ2dを後方に向け、このテレビカメラ2dからの画像データと、隣接する他車両の位置確認用としてテレビカメラ2aからの画像データとを交互に選択して画像表示部8に出力する、あるいは、これら2つの画像データを合成処理して1つの画像データとして画像表示部8に出力する。
【0035】
図4は、図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の他の例を示した説明図である。この例では、3台のテレビカメラ2e〜2gのうち、テレビカメラ2fは、画角が広く焦点距離が短い固定式カメラであり、テレビカメラ2gは、更に画角が広い全方位カメラ(固定式カメラ)となっている。
【0036】
テレビカメラ2fは、車両Aの後端部の左端に取り付けられ、車両Aの左側方から右後方までの路面方向の領域D1を撮影領域としている。つまり、このテレビカメラ2fは、撮影方向をやや下方に向けて固定されており、自車両の一部と路面付近の映像を同時に撮像することができる。なお、テレビカメラ2fの画角は、180°程度となっている。
【0037】
また、テレビカメラ2gは、車両Aの後端部の右端に取り付けられ、車両Aの右側方から左後方までの水平面内における領域D2を撮影領域としている。なお、テレビカメラ2gの画角は、270°程度となっている。
【0038】
この様なテレビカメラ2e〜2gの搭載状況において、左側への車線変更の場合には、テレビカメラ2gからの全方位映像のうち、左後方部分の映像を選択することにより、左後方の他車両の確認にテレビカメラ2gからの映像を用いることができる。また、右側への車線変更の場合には、テレビカメラ2gからの全方位映像のうち、右後方部分の映像を選択することにより、右後方の他車両の確認に用いることができる。
【0039】
従って、画像切り換え制御部7は、前進かつ車速が一定値以上である場合であって、左方向の方向指示が出ている場合に、左側車線への車線変更であると判断し、テレビカメラ2gの画像データから左後方部分の画像データを切り出して画像表示部8に出力する。また、画像切り換え制御部7は、前進かつ車速が一定値以上である場合であって、右方向の方向指示が出ている場合に、右側車線への車線変更であると判断し、テレビカメラ2gの画像データから右後方部分の画像データを切り出して画像表示部8に出力する。
【0040】
また、画像切り換え制御部7は、車速が一定値以下となり、停止状態に近い状態に遷移した場合であって、左方向の方向指示が出ている場合に、左側の施設などへの進入であると判断し、進入領域の左右の確認用として、テレビカメラ2eからの画像データを画像表示部8に出力する。このとき、テレビカメラ2eは、回動範囲内を所定の周期で回転駆動される。
【0041】
また、画像切り換え制御部7は、後進かつ車速が一定値以下である場合に、駐車であると判断し、後方確認用としてテレビカメラ2gの画像データから後方部分の画像データを切り出す。この切り出された画像データと、隣接する他車両との接触防止の確認用としてのテレビカメラ2fからの画像データとが交互に選択されて画像表示部8に表示される、あるいは、これら2つの画像データが合成処理されて1つの画像データとして画像表示部8に表示される。
【0042】
この様な駐車の判断において、操舵角情報検出部5により検出された操舵角情報を考慮しても良い。例えば、画像切り換え制御部7が、後進かつ車速が一定値以下であって、ハンドルの切れ角が一定値以下である、すなわち、直進状態であるとみなせる場合に、単なる後進であると判断し、テレビカメラ2gの画像データから後方部分の画像データを切り出して画像表示部8に出力する。また、画像切り換え制御部7が、後進かつ車速が一定値以下であって、ハンドルの切れ角が一定値以上である場合に、隣接車両との接触防止確認が必要であると判断し、テレビカメラ2fの画像データも出力するものであっても良い。
【0043】
図5のステップS1〜S6は、図1の車載映像表示装置における画像選択の動作の一例を示したフローチャートである。まず、入力部10において、車両に搭載されたテレビカメラ2に関する搭載情報が装置取り付け者又はユーザにより入力される(ステップS1)。
【0044】
カメラ設定制御部9は、入力された搭載情報に基づいて、機種データベース12及び取り付け位置データベース13を検索し(ステップS2)、搭載情報を順次に搭載情報記憶部11に格納する。全てのテレビカメラ2について、搭載情報が入力されると(ステップS3)、カメラ設定制御部9は、搭載情報記憶部11に格納した搭載情報を読み出して画像切り換え制御部7に出力する。
【0045】
次に、画像切り換え制御部7は、カメラ設定制御部9からの搭載情報と、車両情報検出手段により検出された車両情報とに基づいて、テレビカメラ2からの画像データの選択を行う(ステップS4,S5)。選択された画像データは、画像表示部8に出力され、画面表示される。この様な画像データの選択動作は、動作終了まで繰り返される(ステップS6)。
【0046】
本実施の形態によれば、テレビカメラ2の搭載情報を装置取り付け者又はユーザが手動で入力することにより、搭載情報記憶部11に記憶された搭載情報を更新することができ、車両に搭載されるテレビカメラ2の追加、削除設定及び機種変更などを柔軟かつ容易に行うことができる。この様な搭載情報に基づいて各テレビカメラ2からの画像データの選択が行われるので、車両情報、すなわち、運転操作状況などが同一であって搭載状況が異なるような場合に、テレビカメラ2の搭載状況に応じた適切な画像データをユーザに提示することができる。また、テレビカメラ2の搭載状況が変わっても、搭載状況が変わるごとに画像切り換え制御部7を作り直す必要がないので、コスト削減できる。
【0047】
なお、本実施の形態では、3台のテレビカメラ2が車両に搭載される場合を示したが、これに限られるものではない。すなわち、2台以上のテレビカメラ2が搭載可能であれば何台搭載されても、搭載情報に基づいた画像データの選択を行うことができる。特に、搭載されたテレビカメラ2が1台であっても、搭載情報に基づいて、画像データの切り出しなどを行うことができる。
【0048】
また、本実施の形態では、車両情報として、シフト情報、指示方向情報、操舵角情報及び車速情報を検出する場合を示したが、これらの車両情報のうち少なくとも1つを検出するものであれば良い。この場合にも、検出した車両情報に基づいて画像選択を行うことができる。また、他の車両情報、例えば、自車両と他物体との距離情報などを検出し、検出した距離情報などに基づいて画像選択を行うものであっても良い。
【0049】
また、画像切り換え制御部7とカメラ設定制御部9とは、異なる機器であっても良いし、マイクロコンピュータなどの処理装置における異なるプログラムモジュールなどであっても良い。
【0050】
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2による車載映像表示装置の構成例を示したブロック図である。図1の車載映像表示装置1(実施の形態1)では、テレビカメラの搭載情報の入力が手動で行われていたが、本実施の形態の車載映像表示装置20では、搭載情報の入力が自動的に行われる。
【0051】
この車載映像表示装置20は、テレビカメラ2ごとに設けられ、テレビカメラ2の機種情報及び取り付け位置情報を搭載データとして送信する送信部23と、送信部23により送信された搭載データを受信し、カメラ設定制御部9へ出力する受信部27とを備える。
【0052】
テレビカメラ2は、機種情報を記憶する機種情報記憶部22を有し、機種情報記憶部22には、自己の機種情報、すなわち、この機種情報記憶部22を有するテレビカメラ2の機種情報が予め格納されている。送信部23は、取り付け位置情報を記憶する位置情報記憶部24と、送信アンテナ25を有し、位置情報記憶部24には、自己の取り付け位置情報が予め格納されている。
【0053】
テレビカメラ2及び送信部23は、カメラユニット21を構成し、カメラユニット21ごとに車両に取り付けられる。カメラユニット21が車両における所定の取り付け位置に取り付けられると、送信部23は、機種情報記憶部22から機種情報を読み出すとともに、位置情報記憶部24から取り付け位置情報を読み出す。これらの機種情報及び取り付け位置情報は、搭載データとして送信アンテナ25を介して送信される。ここで、搭載データの送出のタイミングとしては、テレビカメラ2が画像切り換え制御部7に接続され、通電状態になった時点、もしくは、動作可能になった時点であるとする。
【0054】
受信部27は、受信アンテナ26を有し、受信アンテナ26を介してカメラユニット21からの搭載データを受信する。受信した搭載データは、搭載情報としてカメラユニット21ごとに順次にカメラ設定制御部9へ出力される。つまり、カメラユニット21が車両に取り付けられた場合に、無線通信回線を介して搭載データの送受信が行われる。この様にして、テレビカメラ2の搭載情報が自動的に検出され、カメラ設定制御部9に入力される。その他の構成は、図1の車載映像表示装置1と同様である。
【0055】
本実施の形態によれば、テレビカメラ2の搭載情報の入力が自動的に行われるので、搭載情報の設定作業を省力化することができる。また、車両の取り付け位置のカメラユニット21と、カメラ設定制御部9との間で無線通信回線を介して搭載情報を送受信するので、車両内に搭載情報のデータ伝送用の配線を新たに設ける必要がなく、カメラユニット21の取り付け作業が容易である。
【0056】
なお、本実施の形態では、無線通信回線を介して搭載情報が送受信される場合を示したが、有線で搭載情報が伝送されるものであっても良い。また、テレビカメラ2の搭載情報について、その全てが自動で入力されるものであっても良いし、一部については手動で入力するものであっても良い。
【0057】
また、テレビカメラ2の搭載情報として動作不良などの故障情報を検出し、検出された故障情報に基づいて画像データの選択を行うものであっても良い。この場合、例えば、テレビカメラ2に故障情報の検出を行う自己診断回路などを設け、検出された故障情報が送信部23により送信され、送信された故障情報が受信部27を介してカメラ設定制御部9に入力される。この様にすれば、車両に搭載された複数のテレビカメラ2のうちの1つに不具合が生じても、使用可能な他のテレビカメラ2からの画像データを用いるなどすることにより、搭載状況に応じて適切に画像データを選択することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明による車載映像表示装置によれば、撮像手段の搭載情報、例えば、画像選択手段に接続された撮像手段の機種情報、取り付け位置情報及び故障情報などに基づいて、画像データを選択することができるので、車両に搭載される撮像手段の追加設定などを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による車載映像表示装置の一構成例を示したブロック図である。
【図2】図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の一例を示した説明図である。
【図3】図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の一例を示した説明図である。
【図4】図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の一例を示した説明図である。
【図5】図1の車載映像表示装置における画像選択の動作の一例を示したフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2による車載映像表示装置の構成例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1,20 車載映像表示装置、2 テレビカメラ、3 シフト情報検出部、
4 指示方向情報検出部、5 操舵角情報検出部、6 車速情報検出部、
7 画像切り換え制御部、8 画像表示部、9 カメラ設定制御部、
10 入力部、11 搭載情報記憶部、12 機種データベース、
13 取り付け位置データベース、21 カメラユニット、
22 機種情報メモリ、23 送信部、24 位置情報メモリ、
25 送信アンテナ、26 受信アンテナ、27 受信部
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載映像表示装置に係り、より詳しくは、自動車などの車両に搭載された撮像手段からの画像データを選択的に表示する車載映像表示装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載映像表示装置とは、自動車などの車両に搭載された複数のカメラからの画像データを選択的に表示するものである。カメラは、テレビカメラなどの撮像手段であり、車両の各部に取り付けられている。これらのカメラにより、車両周辺、すなわち、車両の前方、後方あるいは側方などの映像が撮影され、画像データとして出力される。これらの画像データに対し、様々な車両情報、すなわち、変速装置のシフト情報、操舵装置の操舵角情報、方向指示装置の指示方向情報、走行速度情報または車両と他物体との距離情報などに基づいて、画面表示する画像が切り換えられる(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−215130号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した様な従来の車載映像表示装置では、車両に搭載されるカメラの機種及び取り付け位置などが予め定められているので、必要に応じて新たにカメラを取り付ける、あるいは、カメラを取り外そうとしても、この様な追加設定を行うことが困難であるという問題があった。また、カメラの動作不良などの故障及びカメラの機種変更などに柔軟に対応することができないという問題もあった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、車両に搭載される撮像手段の追加設定などを容易に行うことができる車載映像表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による車載映像表示装置は、車両に搭載され、車両周辺の映像を撮影し、画像データを生成する撮像手段と、運転操作情報としての車両情報を検出する車両情報検出手段と、撮像手段の搭載情報を入力する入力手段と、入力手段により入力された搭載情報を記憶する書き換え可能な搭載情報記憶手段と、2以上の撮像手段が接続可能であり、検出された車両情報及び記憶された搭載情報に基づいて、これらの撮像手段からの画像データを選択する画像選択手段により構成される。
【0007】
この様な構成によれば、撮像手段の搭載情報、例えば、画像選択手段に接続された撮像手段の機種情報、取り付け位置情報及び故障情報を手動で入力することにより、記憶された搭載情報を更新することができる。このため、撮像手段の追加設定などを容易に行うことができる。
【0008】
また、本発明による車載映像表示装置は、車両に搭載され、車両周辺の映像を撮影し、画像データを生成する撮像手段と、運転操作情報としての車両情報を検出する車両情報検出手段と、撮像手段の搭載情報を検出する搭載情報検出手段と、搭載情報検出手段により検出された搭載情報を記憶する書き換え可能な搭載情報記憶手段と、2以上の撮像手段が接続可能であり、検出された車両情報及び記憶された搭載情報に基づいて、これらの撮像手段からの画像データを選択する画像選択手段により構成される。
【0009】
この様な構成によれば、車両に搭載された撮像手段の搭載情報を自動的に入力することができる。従って、記憶された搭載情報の更新などの設定作業を省力化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による車載映像表示装置の一構成例を示したブロック図である。本実施の形態の車載映像表示装置1は、2以上のテレビカメラ2と、車両情報の検出手段としてシフト情報検出部3、指示方向情報検出部4、操舵角情報検出部5及び車速情報検出部6と、画像切り換え制御部7と、画像表示部8と、カメラ設定制御部9と、入力部10と、搭載情報記憶部11と、機種データベース12と、取り付け位置データベース13により構成される。
【0011】
この車載映像表示装置1は、自動車などの車両に搭載され、テレビカメラ2からの画像データを運転操作情報としての車両情報に基づいて選択的に表示するものである。ここでは、車両情報として、変速装置のシフト情報、操舵装置の操舵角情報、方向指示装置の指示方向情報及び車速情報の検出が行われる。
【0012】
テレビカメラ2は、車両の前方、後方、または、側方などの車両周辺の映像を撮影する撮像手段であり、車両の各部に取り付けられる。これらのテレビカメラ2には、様々な種類及び仕様がある。
【0013】
例えば、取り付け時において撮影方向が一方向に定まっている固定式カメラと、回転駆動により回動自在である首振り式カメラなどの種類がある。また、撮影倍率(ズーム倍率)が可変であるカメラ、カメラレンズの焦点距離、画角、電荷結合素子などの素子サイズ、画素数、撮影方向、または、回動範囲が異なっているカメラなどの仕様がある。
【0014】
この様なテレビカメラ2の種類及び仕様は、機種データとして予め機種データベース12に記憶されている。また、テレビカメラ2の取り付け可能な位置については、取り付け位置データとして予め取り付け位置データベース13に記憶されている。撮影した映像は、電気信号に変換され、画像データとしてテレビカメラ2ごとに順次に画像切り換え制御部7へ出力される。
【0015】
シフト情報検出部3は、車両の変速装置(図示せず)に設けられ、ギアシフトレバーのシフト位置、例えば、前進位置または後進位置の検出を行っている。この様な検出結果は、シフト情報として順次に画像切り換え制御部7へ出力される。
【0016】
指示方向情報検出部4は、車両の方向指示装置(図示せず)に設けられ、ウインカーの指示方向、例えば、右方向または左方向の検出を行っている。この様な検出結果は、指示方向情報として順次に画像切り換え制御部7へ出力される。
【0017】
操舵角情報検出部5は、車両の操舵装置(図示せず)に設けられ、ハンドルの切れ角、または、回転角などの検出を行っている。この様な検出結果は、操舵角情報として順次に画像切り換え制御部7へ出力される。車速情報検出部6は、スピードメータ(図示せず)などに設けられ、車両の走行速度の検出を行っている。検出した走行速度は、車速情報として順次に画像切り換え制御部7へ出力される。
【0018】
カメラ設定制御部9は、車両に取り付けられたテレビカメラ2に関する設定の制御を行っている。この設定制御は、入力部10において入力された搭載情報、例えば、取り付けられたテレビカメラ2の機種情報及び取り付け位置情報を、機種データベース12及び取り付け位置データベース13を参照しながら、搭載情報記憶部11へ書き込むことにより行われる。
【0019】
この様な搭載情報の書き込みは、テレビカメラ2ごとに順次に行われ、取り付けられた全てのテレビカメラ2について書き込みが終了すると、記憶された搭載情報は、画像切り換え制御部7へ出力される。入力部10は、テレビカメラ2の搭載情報を入力する入力手段であり、装置取り付け者又はユーザにより搭載情報の全部または一部が入力される。また、搭載情報記憶部11は、書き換え可能な記憶手段となっている。
【0020】
画像切り換え制御部7は、2以上のテレビカメラ2が接続可能であり、接続された各テレビカメラ2からの画像データを選択する画像選択手段である。この画像選択は、車両情報検出手段としてのシフト情報検出部3、指示方向情報検出部4、操舵角情報検出部5及び車速情報検出部6からの車両情報に基づいて行われる。また、この画像選択は、カメラ設定制御部9からの搭載情報に基づいて行われる。この様な画像選択により、画像切り換え制御部7は、複数のテレビカメラ2からの画像データの中から、1つのテレビカメラ2からの画像データを出力する。また、画像切り換え制御部7は、複数のテレビカメラ2からの画像データに対し合成処理などの加工処理を行い、1つの画像データとして出力する。
【0021】
ここで、画像データの選択とは、2以上のテレビカメラ2からの画像データの中から、1つのテレビカメラ2からの画像データを判別することであるとともに、1つのテレビカメラ2からの画像データの一部分を切り出して出力することである。すなわち、1つのテレビカメラ2が撮影した映像から、特定方位の画像だけを抽出することも、画像データの選択に含まれるものとする。また、1つのテレビカメラ2が撮影した映像から、表示倍率の異なる画像を生成することも含まれるものとする。
【0022】
この様にして選択された画像データは、画像表示部8へ順次に出力される。画像表示部8は、車両に搭載されたTVモニタなどであり、画像切り換え制御部7からの画像データの画面表示を行っている。なお、上述した様な車両情報と搭載情報との様々な組み合わせに基づく画像選択の方法は、予め実験などにより経験的に定められ、制御プログラムとして画像切り換え制御部7に記憶されているものとする。
【0023】
図2は、図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の一例を示した説明図である。この例では、3台のテレビカメラ2a〜2cが車両Aに搭載され、これらのテレビカメラ2a〜2cは、同一機種の固定式カメラとなっている。
【0024】
車両Aの後端部の左端に取り付けられたテレビカメラ2aは、車両Aの左後方の領域B1を撮影領域とし、車両Aの後端部の右端に取り付けられたテレビカメラ2bは、車両Aの左後方の領域B2を撮影領域としている。また、車両Aの前端部の右端に取り付けられたテレビカメラ2cは、車両Aの左前方の領域B3を撮影領域としている。
【0025】
この様なテレビカメラ2a〜2cの搭載状況に基づく搭載情報は、入力部10において装置取り付け者又はユーザにより手動で入力される。入力された搭載情報と、シフト情報検出部3、指示方向情報検出部4、操舵角情報検出部5及び車速情報検出部6により検出された車両情報とに基づいて、テレビカメラ2a〜2cからの画像データの選択が行われる。
【0026】
例えば、右側車線へ車線変更する場合に、後方を走行する他の車両の確認には、テレビカメラ2a〜2cからの映像は適さないが、左側車線へ車線変更する場合には、左後方の他車両の確認にテレビカメラ2aからの映像を用いることができる。そこで、画像切り換え制御部7は、車両情報として前進かつ車速が一定値以上であり、左方向の方向指示が出ている場合に、左側車線への車線変更であると判断し、テレビカメラ2aからの画像データを画像表示部8に出力する。
【0027】
また、画像切り換え制御部7は、車速が一定値以下となり、停止状態に近い状態に遷移した場合であって、左方向の方向指示が出ている場合に、左側の施設などへの進入であると判断し、進入領域の確認用として、テレビカメラ2cからの画像データを画像表示部8に出力する。
【0028】
また、画像切り換え制御部7は、後進かつ車速が一定値以下である場合に、駐車であると判断し、後方確認用としてテレビカメラ2bからの画像データと、隣接する他車両の位置確認用としてテレビカメラ2aからの画像データとを交互に選択して画像表示部8に出力する、あるいは、これら2つの画像データを合成処理して1つの画像データとして画像表示部8に出力する。
【0029】
図3は、図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の他の例を示した説明図である。この例では、3台のテレビカメラ2a,2d,2eのうち、テレビカメラ2d及び2eが首振り式カメラとなっている。
【0030】
テレビカメラ2dは、車両Aの後端部の右端に取り付けられ、車両Aの左後方から右後方にかけての領域C1を撮影領域としている。このテレビカメラ2dの水平面内における回動範囲は、90°程度となっている。また、テレビカメラ2eは、車両Aの前端部の右端に取り付けられ、車両Aの左前方から右前方にかけての領域C2を撮影領域としている。このテレビカメラ2eの回動範囲は、180°程度となっている。
【0031】
この様なテレビカメラ2a,2d,2eの搭載状況において、左側への車線変更の場合には、テレビカメラ2aからの映像を左後方の他車両の確認に用いることができる。また、右側への車線変更の場合には、テレビカメラ2dの撮影方向を右後方に向けることにより、右後方の他車両の確認にテレビカメラ2dからの映像を用いることができる。
【0032】
従って、画像切り換え制御部7は、前進かつ車速が一定値以上である場合であって、左方向の方向指示が出ている場合に、左側車線への車線変更であると判断し、テレビカメラ2aからの画像データを画像表示部8に出力する。また、画像切り換え制御部7は、前進かつ車速が一定値以上である場合であって、右方向の方向指示が出ている場合に、右側車線への車線変更であると判断し、テレビカメラ2dからの画像データを画像表示部8に出力する。
【0033】
また、画像切り換え制御部7は、車速が一定値以下となり、停止状態に近い状態に遷移した場合であって、左方向の方向指示が出ている場合に、左側の施設などへの進入であると判断し、進入領域の左右の確認用として、テレビカメラ2eからの画像データを画像表示部8に出力する。このとき、テレビカメラ2eは、回動範囲内を所定の周期で回転駆動される。
【0034】
また、画像切り換え制御部7は、後進かつ車速が一定値以下である場合に、駐車であると判断し、後方確認用としてテレビカメラ2dを後方に向け、このテレビカメラ2dからの画像データと、隣接する他車両の位置確認用としてテレビカメラ2aからの画像データとを交互に選択して画像表示部8に出力する、あるいは、これら2つの画像データを合成処理して1つの画像データとして画像表示部8に出力する。
【0035】
図4は、図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の他の例を示した説明図である。この例では、3台のテレビカメラ2e〜2gのうち、テレビカメラ2fは、画角が広く焦点距離が短い固定式カメラであり、テレビカメラ2gは、更に画角が広い全方位カメラ(固定式カメラ)となっている。
【0036】
テレビカメラ2fは、車両Aの後端部の左端に取り付けられ、車両Aの左側方から右後方までの路面方向の領域D1を撮影領域としている。つまり、このテレビカメラ2fは、撮影方向をやや下方に向けて固定されており、自車両の一部と路面付近の映像を同時に撮像することができる。なお、テレビカメラ2fの画角は、180°程度となっている。
【0037】
また、テレビカメラ2gは、車両Aの後端部の右端に取り付けられ、車両Aの右側方から左後方までの水平面内における領域D2を撮影領域としている。なお、テレビカメラ2gの画角は、270°程度となっている。
【0038】
この様なテレビカメラ2e〜2gの搭載状況において、左側への車線変更の場合には、テレビカメラ2gからの全方位映像のうち、左後方部分の映像を選択することにより、左後方の他車両の確認にテレビカメラ2gからの映像を用いることができる。また、右側への車線変更の場合には、テレビカメラ2gからの全方位映像のうち、右後方部分の映像を選択することにより、右後方の他車両の確認に用いることができる。
【0039】
従って、画像切り換え制御部7は、前進かつ車速が一定値以上である場合であって、左方向の方向指示が出ている場合に、左側車線への車線変更であると判断し、テレビカメラ2gの画像データから左後方部分の画像データを切り出して画像表示部8に出力する。また、画像切り換え制御部7は、前進かつ車速が一定値以上である場合であって、右方向の方向指示が出ている場合に、右側車線への車線変更であると判断し、テレビカメラ2gの画像データから右後方部分の画像データを切り出して画像表示部8に出力する。
【0040】
また、画像切り換え制御部7は、車速が一定値以下となり、停止状態に近い状態に遷移した場合であって、左方向の方向指示が出ている場合に、左側の施設などへの進入であると判断し、進入領域の左右の確認用として、テレビカメラ2eからの画像データを画像表示部8に出力する。このとき、テレビカメラ2eは、回動範囲内を所定の周期で回転駆動される。
【0041】
また、画像切り換え制御部7は、後進かつ車速が一定値以下である場合に、駐車であると判断し、後方確認用としてテレビカメラ2gの画像データから後方部分の画像データを切り出す。この切り出された画像データと、隣接する他車両との接触防止の確認用としてのテレビカメラ2fからの画像データとが交互に選択されて画像表示部8に表示される、あるいは、これら2つの画像データが合成処理されて1つの画像データとして画像表示部8に表示される。
【0042】
この様な駐車の判断において、操舵角情報検出部5により検出された操舵角情報を考慮しても良い。例えば、画像切り換え制御部7が、後進かつ車速が一定値以下であって、ハンドルの切れ角が一定値以下である、すなわち、直進状態であるとみなせる場合に、単なる後進であると判断し、テレビカメラ2gの画像データから後方部分の画像データを切り出して画像表示部8に出力する。また、画像切り換え制御部7が、後進かつ車速が一定値以下であって、ハンドルの切れ角が一定値以上である場合に、隣接車両との接触防止確認が必要であると判断し、テレビカメラ2fの画像データも出力するものであっても良い。
【0043】
図5のステップS1〜S6は、図1の車載映像表示装置における画像選択の動作の一例を示したフローチャートである。まず、入力部10において、車両に搭載されたテレビカメラ2に関する搭載情報が装置取り付け者又はユーザにより入力される(ステップS1)。
【0044】
カメラ設定制御部9は、入力された搭載情報に基づいて、機種データベース12及び取り付け位置データベース13を検索し(ステップS2)、搭載情報を順次に搭載情報記憶部11に格納する。全てのテレビカメラ2について、搭載情報が入力されると(ステップS3)、カメラ設定制御部9は、搭載情報記憶部11に格納した搭載情報を読み出して画像切り換え制御部7に出力する。
【0045】
次に、画像切り換え制御部7は、カメラ設定制御部9からの搭載情報と、車両情報検出手段により検出された車両情報とに基づいて、テレビカメラ2からの画像データの選択を行う(ステップS4,S5)。選択された画像データは、画像表示部8に出力され、画面表示される。この様な画像データの選択動作は、動作終了まで繰り返される(ステップS6)。
【0046】
本実施の形態によれば、テレビカメラ2の搭載情報を装置取り付け者又はユーザが手動で入力することにより、搭載情報記憶部11に記憶された搭載情報を更新することができ、車両に搭載されるテレビカメラ2の追加、削除設定及び機種変更などを柔軟かつ容易に行うことができる。この様な搭載情報に基づいて各テレビカメラ2からの画像データの選択が行われるので、車両情報、すなわち、運転操作状況などが同一であって搭載状況が異なるような場合に、テレビカメラ2の搭載状況に応じた適切な画像データをユーザに提示することができる。また、テレビカメラ2の搭載状況が変わっても、搭載状況が変わるごとに画像切り換え制御部7を作り直す必要がないので、コスト削減できる。
【0047】
なお、本実施の形態では、3台のテレビカメラ2が車両に搭載される場合を示したが、これに限られるものではない。すなわち、2台以上のテレビカメラ2が搭載可能であれば何台搭載されても、搭載情報に基づいた画像データの選択を行うことができる。特に、搭載されたテレビカメラ2が1台であっても、搭載情報に基づいて、画像データの切り出しなどを行うことができる。
【0048】
また、本実施の形態では、車両情報として、シフト情報、指示方向情報、操舵角情報及び車速情報を検出する場合を示したが、これらの車両情報のうち少なくとも1つを検出するものであれば良い。この場合にも、検出した車両情報に基づいて画像選択を行うことができる。また、他の車両情報、例えば、自車両と他物体との距離情報などを検出し、検出した距離情報などに基づいて画像選択を行うものであっても良い。
【0049】
また、画像切り換え制御部7とカメラ設定制御部9とは、異なる機器であっても良いし、マイクロコンピュータなどの処理装置における異なるプログラムモジュールなどであっても良い。
【0050】
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2による車載映像表示装置の構成例を示したブロック図である。図1の車載映像表示装置1(実施の形態1)では、テレビカメラの搭載情報の入力が手動で行われていたが、本実施の形態の車載映像表示装置20では、搭載情報の入力が自動的に行われる。
【0051】
この車載映像表示装置20は、テレビカメラ2ごとに設けられ、テレビカメラ2の機種情報及び取り付け位置情報を搭載データとして送信する送信部23と、送信部23により送信された搭載データを受信し、カメラ設定制御部9へ出力する受信部27とを備える。
【0052】
テレビカメラ2は、機種情報を記憶する機種情報記憶部22を有し、機種情報記憶部22には、自己の機種情報、すなわち、この機種情報記憶部22を有するテレビカメラ2の機種情報が予め格納されている。送信部23は、取り付け位置情報を記憶する位置情報記憶部24と、送信アンテナ25を有し、位置情報記憶部24には、自己の取り付け位置情報が予め格納されている。
【0053】
テレビカメラ2及び送信部23は、カメラユニット21を構成し、カメラユニット21ごとに車両に取り付けられる。カメラユニット21が車両における所定の取り付け位置に取り付けられると、送信部23は、機種情報記憶部22から機種情報を読み出すとともに、位置情報記憶部24から取り付け位置情報を読み出す。これらの機種情報及び取り付け位置情報は、搭載データとして送信アンテナ25を介して送信される。ここで、搭載データの送出のタイミングとしては、テレビカメラ2が画像切り換え制御部7に接続され、通電状態になった時点、もしくは、動作可能になった時点であるとする。
【0054】
受信部27は、受信アンテナ26を有し、受信アンテナ26を介してカメラユニット21からの搭載データを受信する。受信した搭載データは、搭載情報としてカメラユニット21ごとに順次にカメラ設定制御部9へ出力される。つまり、カメラユニット21が車両に取り付けられた場合に、無線通信回線を介して搭載データの送受信が行われる。この様にして、テレビカメラ2の搭載情報が自動的に検出され、カメラ設定制御部9に入力される。その他の構成は、図1の車載映像表示装置1と同様である。
【0055】
本実施の形態によれば、テレビカメラ2の搭載情報の入力が自動的に行われるので、搭載情報の設定作業を省力化することができる。また、車両の取り付け位置のカメラユニット21と、カメラ設定制御部9との間で無線通信回線を介して搭載情報を送受信するので、車両内に搭載情報のデータ伝送用の配線を新たに設ける必要がなく、カメラユニット21の取り付け作業が容易である。
【0056】
なお、本実施の形態では、無線通信回線を介して搭載情報が送受信される場合を示したが、有線で搭載情報が伝送されるものであっても良い。また、テレビカメラ2の搭載情報について、その全てが自動で入力されるものであっても良いし、一部については手動で入力するものであっても良い。
【0057】
また、テレビカメラ2の搭載情報として動作不良などの故障情報を検出し、検出された故障情報に基づいて画像データの選択を行うものであっても良い。この場合、例えば、テレビカメラ2に故障情報の検出を行う自己診断回路などを設け、検出された故障情報が送信部23により送信され、送信された故障情報が受信部27を介してカメラ設定制御部9に入力される。この様にすれば、車両に搭載された複数のテレビカメラ2のうちの1つに不具合が生じても、使用可能な他のテレビカメラ2からの画像データを用いるなどすることにより、搭載状況に応じて適切に画像データを選択することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明による車載映像表示装置によれば、撮像手段の搭載情報、例えば、画像選択手段に接続された撮像手段の機種情報、取り付け位置情報及び故障情報などに基づいて、画像データを選択することができるので、車両に搭載される撮像手段の追加設定などを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による車載映像表示装置の一構成例を示したブロック図である。
【図2】図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の一例を示した説明図である。
【図3】図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の一例を示した説明図である。
【図4】図1の車載映像表示装置において車両に搭載されたテレビカメラの搭載状況の一例を示した説明図である。
【図5】図1の車載映像表示装置における画像選択の動作の一例を示したフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2による車載映像表示装置の構成例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1,20 車載映像表示装置、2 テレビカメラ、3 シフト情報検出部、
4 指示方向情報検出部、5 操舵角情報検出部、6 車速情報検出部、
7 画像切り換え制御部、8 画像表示部、9 カメラ設定制御部、
10 入力部、11 搭載情報記憶部、12 機種データベース、
13 取り付け位置データベース、21 カメラユニット、
22 機種情報メモリ、23 送信部、24 位置情報メモリ、
25 送信アンテナ、26 受信アンテナ、27 受信部
Claims (5)
- 車両に搭載され、車両周辺の映像を撮影し、画像データを生成する撮像手段と、
運転操作情報としての車両情報を検出する車両情報検出手段と、
撮像手段の搭載情報を入力する入力手段と、
入力手段により入力された搭載情報を記憶する書き換え可能な搭載情報記憶手段と、
2以上の上記撮像手段が接続可能であり、検出された車両情報及び記憶された搭載情報に基づいて、これらの撮像手段からの画像データを選択する画像選択手段を備えたことを特徴とする車載映像表示装置。 - 車両に搭載され、車両周辺の映像を撮影し、画像データを生成する撮像手段と、
運転操作情報としての車両情報を検出する車両情報検出手段と、
撮像手段の搭載情報を検出する搭載情報検出手段と、
搭載情報検出手段により検出された搭載情報を記憶する書き換え可能な搭載情報記憶手段と、
2以上の上記撮像手段が接続可能であり、検出された車両情報及び記憶された搭載情報に基づいて、これらの撮像手段からの画像データを選択する画像選択手段を備えたことを特徴とする車載映像表示装置。 - 上記撮像手段の搭載情報は、画像選択手段に接続された撮像手段の機種情報、取り付け位置情報及び故障情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の車載映像表示装置。
- 上記撮像手段は、自己の機種情報を記憶する機種情報記憶手段を有し、画像選択手段に接続された場合に記憶された機種情報を出力し、
上記搭載情報記憶手段は、撮像手段により出力された機種情報を搭載情報として記憶することを特徴とする請求項2に記載の車載映像表示装置。 - 上記撮像手段ごとに設けられ、撮像手段の機種情報及び取り付け位置情報を搭載データとして送信する送信手段と、送信手段により送信された搭載データを受信する受信手段を備え、
上記送信手段および受信手段は、撮像手段が車両の取り付け位置に取り付けられた場合に、無線通信回線を介して搭載データの送受信が行われ、
上記搭載情報記憶手段は、受信手段により受信された搭載データを搭載情報として記憶することを特徴とする請求項2に記載の車載映像表示装置。
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