JP2004327298A - カメラモジュールの実装構造 - Google Patents

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JP2004327298A
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Atsushi Nishio
敦 西尾
Takashi Kawasaki
崇志 河崎
Satoshi Karahashi
聡 唐橋
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】半田付けが不要で、1回の作業によりカメラモジュールの基板への組み込みを行うことが可能な実装構造を実現する。
【解決手段】基板2にカメラモジュール1が組み込まれてなるカメラモジュールの実装構造である。接点端子3が形成された基板2がカメラモジュール1とコネクタハウジング4とで挟み込まれ、カメラモジュール1が基板2に対して取り付け固定されるとともに、カメラモジュール1の接続端子部に基板2に形成された接点端子3が接触固定される。基板2は、例えばフレキシブル基板である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラモジュールの基板への実装構造に関するものであり、特に、半田付けが不要な新規なカメラモジュールの実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラモジュールの基板への実装方法としては、印刷回路基板上に印刷回路の端子を露出させて設け、ここにカメラモジュールを載置して半田付けにて接続するという方法が広く行われている。
【0003】
このとき、カメラモジュールは半田リフロー温度に耐えるだけの耐熱性を有していないので、リフローによる半田付けは不可能であり、実装作業は手作業により行われている。手作業による実装は、極めて作業効率が悪く、実装精度の低下を招く虞れもある。
【0004】
そこで、本願出願人は、基板上にカメラモジュールを組み込むためのコネクタを実装し、このコネクタにカメラモジュールを組み込むカメラモジュールの基板への実装方法を提案している。前記カメラモジュールの基板への実装方法では、図3に示すように、印刷回路基板102に印刷回路の端子103を露出させて設け、端子103上にコネクタ104を半田付けにて固着した後、コネクタ104にカメラモジュール101を組み込み、カメラモジュール101を印刷回路基板102に実装するようにしている。
【0005】
実装に際しては、印刷回路基板102上に露出して設けられた端子103上に半田を載せ、端子103及び半田上にコネクタ104を載置し、リフローによる自動実装を行う。これによりコネクタ104が印刷回路基板102に実装される。そして、コネクタ104にカメラモジュール101を嵌め込むことにより組み込むと、カメラモジュール101が印刷回路基板102に実装される。
【0006】
このような実装方法を採用することにより、コネクタ104に関してはリフローによる自動実装が可能となり、カメラモジュール101に関しては半田付けによる実装が不要となるので、手半田による実装に比べて作業効率を大幅に高めることができるとともに、実装精度の向上を図ることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コネクタ104を半田付けする実装構造の場合、コネクタ104の実装の際のマウンタによるコネクタ104の印刷回路基板102へのセッティングの手間が必要であり、さらには、コネクタ104の実装とカメラモジュール101の組み込みの2工程が必要であるため、組み込み作業が繁雑化するという問題を残している。
【0008】
本発明は、かかる従来技術の有する欠点を解消するために提案されたものであり、半田付けが不要で、1回の作業によりカメラモジュールの基板への組み込みを行うことが可能な全く新規なカメラモジュールの実装構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明は、基板にカメラモジュールが組み込まれてなるカメラモジュールの実装構造において、接点端子が形成された基板がカメラモジュールとコネクタハウジングとで挟み込まれ、カメラモジュールが基板に対して取り付け固定されるとともに、カメラモジュールの接続端子部に基板に形成された接点端子が接触固定されていることを特徴とする。
【0010】
本発明の実装構造では、カメラモジュールをコネクタハウジングに嵌合する際に接続端子を有する基板を挟み込むことで、端子接続とカメラモジュールの基板への取り付けが同時に行われる。このとき、基板の接点端子は、カメラモジュールの側面とコネクタハウジングの内面の間に挟み込まれ、機械的にカメラモジュールの接続端子部に圧接されるので、半田付けすることなく電気的な導通が図られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したカメラモジュールの実装構造について、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明のカメラモジュールの実装構造を説明する図であり、(a)は実装前の状態、(b)はカメラモジュールを基板に載置した状態、(c)はカメラモジュールの実装状態をそれぞれ示す。
【0013】
本実施形態において、カメラモジュール1を基板2に実装するには、先ず、図1(a)に示すように、接点端子3を形成した基板2を準備する。この基板2は、例えばフレキシブル基板であり、その一端部において、本例では3方向の周縁に沿って、それぞれ複数本の接点端子3が形成されている。接点端子3は、例えば基板2の表面に貼り合わされた銅箔等を他の配線パターンと同時にエッチングすることにより配線パターンの一部として形成することができ、基板材料である例えばポリイミドを溶解除去することにより基板2から突出する形に形成することができる。
【0014】
そして、基板2の背面側には、コネクタハウジング4を配置する。このコネクタハウジング4は、例えばプラスチック等により形成されるもので、それ自体は端子等は有していない。単なるハウジングである。
【0015】
コネクタハウジング4は、前記基板2の接点端子3が設けられた周縁に対応して3方向に立ち上がり壁4aを有し、一方向が開放された筐体状の形状を呈している。そして、カメラモジュール1の外形寸法よりも若干大きな内形寸法を有しており、この内部空間にカメラモジュール1を収容するようになっている。
【0016】
また、このコネクタハウジング4の前記立ち上がり壁4aには、それぞれ基板2の接点端子3に対応してこれを収容する凹部4bが配列形成されている。これらの凹部4bは、カメラモジュール1の実装状態で基板2の接点端子3を収容し、その不用意な折れ曲がり等を防止して、接点端子3のカメラモジュール1の接続端子部に対して正確に位置決めする役割を果たす。
【0017】
カメラモジュール1は、前記コネクタハウジング4の形状に対応して略々方形状の外形形状を有し、その中央にレンズ1aを有する円筒部1bが設けられている。そして、この方形状の部分の周面には、底面近傍に接続用端子部が配列形成されている。
【0018】
このカメラモジュール1は、前記基板2を挟んでコネクタハウジング4とは反対側に配置する。本実施形態では、基板2の上面側にカメラモジュール1を、下面側にコネクタハウジング4を配置している。
【0019】
カメラモジュール1の実装の際には、図1(b)に示すように、基板2上にカメラモジュール1を載置する。このとき、カメラモジュール1は基板2に対して正確に位置決めする必要はなく、単に載置するだけでよい。
【0020】
この状態で、カメラモジュール1を基板2とともにコネクタハウジング4に嵌め込む。コネクタハウジング4は、プラスチック製であるので、ある程度の弾性を有しており、したがってカメラモジュール1を押し込むことで、簡単に嵌め込むことができる。そして、嵌め込んだ後は、コネクタハウジング4の弾性力により、カメラモジュール1の周面がコネクタハウジング4の立ち上がり壁4aによって押圧支持される形になり、簡単に脱落することがない。
【0021】
また、嵌め込みの際に、基板2に設けられた接点端子3は、カメラモジュール1とコネクタハウジング4の間でほぼ90度折り曲げられ、カメラモジュール1の周面とコネクタハウジング4の立ち上がり壁4aの内面との間に挟み込まれる。したがって、これら接点端子3は、カメラモジュール1のコネクタハウジング4への嵌合と同時にカメラモジュール1の周面の接続端子部と接続され、電気的な導通が図られる。このとき、半田付け等は不要である。
【0022】
各接点端子3は、コネクタハウジング4の立ち上がり壁4aに設けられた凹部4bによって位置決めされるので、カメラモジュール1の接続端子部に正確に位置決めされた状態で互いに接続される。また、各接点端子3は、カメラモジュール1の実装後には、その先端がコネクタハウジング4の立ち上がり壁4aに設けられた凹部4bの端部に突き当たる形になるので、基板2の抜け落ちが防止される。
【0023】
以上により、図1(c)に示すように、カメラモジュール1が基板2に実装される。実装状態では、基板2がカメラモジュール1とコネクタハウジング4に挟み込まれた状態で強固に一体化され、安定した実装状態が保たれる。
【0024】
図2は、このカメラモジュール1を実装した基板2を機器筐体5内へ組み込んだ状態を示すものである。カメラモジュール1を組み込んだ実装部分は、図2に示す通り機器筐体5内に組み込まれるが、フレキシブル基板である基板2の他端部をメイン基板6と接続する。
【0025】
このような組み込み構造を採用することにより、フレキシブル基板である基板2の自由度により、機器筐体5の寸法精度を緩和することができる。また、カメラモジュール1に加わる衝撃や振動がメイン基板6に伝わることがなく、不用意な断線等を解消して、信頼性を向上することができる。さらに、メイン基板6に対してカメラモジュール1の取り付け角度を自由に変更するとができるという利点も有する。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明の実装構造によれば、1回の作業によりカメラモジュールを基板へ組み込むことが可能である。したがって、工数を低減することができ、生産性を大幅に向上することが可能である。
【0027】
また、本発明の実装構造では、実装に際して半田付けは一切不要であることから、半田を使用しない分、コストを低減することができ、鉛フリーにも対応することが可能である。さらに、基板にフレキシブル基板を用いることで位置決めの自由度が増すこと、接続状態に不良が発生した場合に交換が容易であること等の利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラモジュールの実装構造を説明する図であり、(a)は実装前の状態、(b)はカメラモジュールを基板に載置した状態、(c)はカメラモジュールの実装状態をそれぞれ示す。
【図2】実装したカメラモジュールの機器筐体への組み込み状態を示す概略断面図である。
【図3】従来のカメラモジュールの実装方法を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 カメラモジュール
2 基板
3 接点端子
4 コネクタハウジング
4a 立ち上がり壁
4b 凹部
5 機器筐体
6 メイン基板

Claims (4)

  1. 基板にカメラモジュールが組み込まれてなるカメラモジュールの実装構造であって、
    接点端子が形成された基板がカメラモジュールとコネクタハウジングとで挟み込まれ、カメラモジュールが基板に対して取り付け固定されるとともに、カメラモジュールの接続端子部に基板に形成された接点端子が接触固定されていることを特徴とするカメラモジュールの実装構造。
  2. 前記基板は、その端部において周縁に沿って3方向に接点端子が形成され、
    前記コネクタハウジングは、前記接点端子が形成された周縁に対応して立ち上がり壁を有し、当該立ち上がり壁に前記接点端子を収容する凹部を有することを特徴とする請求項1記載のカメラモジュールの実装構造。
  3. 前記基板はフレキシブル基板であることを特徴とする請求項1又は2記載のカメラモジュールの実装構造。
  4. 前記接点端子は、基板の配線パターンの一部として形成されていることを特徴とする請求項1記載のカメラモジュールの実装構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007258144A (ja) * 2005-11-30 2007-10-04 Mitsumi Electric Co Ltd 電子部品接続用コネクタ
JP5969152B1 (ja) * 2016-02-10 2016-08-17 株式会社Sdk 測定用ソケット

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