JP2004326408A - 移動体管理システム、移動体端末および処理装置 - Google Patents

移動体管理システム、移動体端末および処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】測位情報の改竄を防ぐことができる安価な移動体管理システムを提供すること。
【解決手段】移動体の現在位置を測位する測位手段12で測位された測位情報に透かし埋め込み手段13で所定の電子透かしを埋め込み、電子透かしが埋め込まれた測位情報を軌跡情報として軌跡情報出力手段14から搬送媒体20に出力する。軌跡情報取り込み手段31で搬送媒体20から軌跡情報を取り込み、透かし検出手段32で軌跡情報に埋め込まれた電子透かしを検出し、軌跡表示手段33で電子透かしが検出された軌跡情報と電子透かしが検出されない軌跡情報とを異なる態様で表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌跡情報の改竄を防止可能な移動体管理システム、移動体端末および処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車などの移動体の走行状態を管理する移動体管理システムの一つとして、自動車用電子式走行距離積算計がある(例えば特許文献1参照。)。
特許文献1に記載された自動車用電子式走行距離積算計にあっては、総走行距離は不揮発メモリであるEEPROMに記憶されるが、総走行距離は、例えば中古車市場で売買するときに重要であり、改竄を防止する必要がある。
【0003】
そこで、特許文献1の自動車用電子式走行距離積算計にあっては、総走行距離だけでなく総走行距離を所定の関数に代入して算出されたバックアップ値をも不揮発メモリに書き込み、総走行距離とバックアップ値を所定の関数の逆関数に代入して算出された値とを比較し、不一致であれば総走行距離は改竄されたものと判定することにより、総走行距離の改竄を防止している。
【0004】
他形式の移動体管理システムとしては、移動体に搭載された測位手段で移動体の所在位置を検出し、測位手段によって検出された移動体の所在位置と管理情報記憶手段に記憶された目標位置とを比較し、比較結果が一致を示す場合に移動体が目標位置を通過したと判定し、少なくとも通過時間を所在位置情報に対応させて情報記憶手段に記憶させることにより恣意的なデータ入力を排除することを目的としたものも公知である(例えば特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−35559号公報
【特許文献2】
特開平5−62093号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の移動体管理システムにあっては、データ構造が簡単であるため、データ搬送過程におけるデータの改竄を完全に回避することができないという問題があった。
データの改竄を防ぐために、データを搬送する媒体としてセキュリティ機能を有する媒体、すなわちセキュリティ機能を有する記憶装置、あるいは専用回線を使用することも可能であるが、経済的負担が増大してしまう。
【0007】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、データ搬送過程におけるデータの改竄を防ぐことができる安価な移動体管理システムを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動体管理システムは、移動体に搭載される移動体端末と搬送媒体を介して前記移動体端末と結合される処理装置とを備え、前記移動体端末は、移動体の測位情報を測位する測位手段と、前記測位手段で測位された前記測位情報に電子透かしを埋め込む透かし埋め込み手段と、前記透かし埋め込み手段において前記電子透かしが埋め込まれた前記測位情報を軌跡情報として前記搬送媒体に出力する軌跡情報出力手段とを含み、前記処理装置は、前記搬送媒体から前記軌跡情報を取り込む軌跡情報取り込み手段と、前記軌跡情報取り込み手段から取り込まれた前記軌跡情報に埋め込まれた前記電子透かしを検出する透かし検出手段と、前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出された前記軌跡情報と前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出されなかった前記軌跡情報とをそれぞれ異なる態様で表示する軌跡表示手段とを含む構成を有している。
【0009】
この構成により、電子透かしが検出された軌跡情報と電子透かしが検出されなかった軌跡情報とがそれぞれ異なる態様で表示されることとなるため、軌跡情報を移動体端末から処理装置に搬送媒体を介して搬送する過程における軌跡情報の改竄を防止することができる。
【0010】
また、本発明の移動体管理システムは、前記処理装置は、前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出された軌跡情報に基づいてそれまで保持していた地図情報を更新し、更新された前記地図情報を前記搬送媒体に出力する地図情報出力手段を含み、前記移動体端末は、前記搬送媒体から前記地図情報を取り込む地図情報取り込み手段と、前記地図情報取り込み手段から取り込まれた前記地図情報を表示する地図情報表示手段とを含む構成を有している。
この構成により、移動体から送信される軌跡情報の中の信頼性のある軌跡情報により地図情報が更新され、更新された地図情報が移動体に取り込まれることとなるため、処理装置の保持する地図情報の信頼性を維持するとともに、移動体端末に最新の地図情報を表示させることができる。
【0011】
また、本発明の移動体管理装置に使用する移動体端末は、移動体の測位情報を測位する測位手段と、前記測位手段で測位された前記測位情報に電子透かしを埋め込む透かし埋め込み手段と、前記透かし埋め込み手段において前記電子透かしが埋め込まれた前記測位情報を軌跡情報として搬送媒体に出力する軌跡情報出力手段とを備えた構成を有している。
この構成により、現在位置に電子透かしが埋め込まれて軌跡情報として出力されるので、軌跡情報の改竄を防止できる。
【0012】
また、本発明の移動体管理装置に使用する移動端末は、前記搬送媒体から地図情報を取り込む地図情報取り込み手段と、前記地図情報取り込み手段から取り込まれた前記地図情報を表示する地図情報表示手段を備えた構成を有している。
この構成により、搬送媒体を介して地図情報がとりこまれるので、移動体端末に最新の地図情報を表示することができる。
【0013】
また、本発明の移動体管理装置に使用する処理装置は、搬送媒体から軌跡情報を取り込む軌跡情報取り込み手段と、前記軌跡情報取り込み手段から取り込まれた前記軌跡情報に埋め込まれた電子透かしを検出する透かし検出手段と、前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出された前記軌跡情報と前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出されなかった前記軌跡情報とをそれぞれ異なる態様で表示する軌跡表示手段とを備えた構成を有している。
この構成により、電子透かしが埋め込まれた軌跡情報と電子透かしが埋め込まれていない軌跡情報とはそれぞれ異なる態様で表示されるので、改竄された軌跡情報を識別することができる。
【0014】
さらに、本発明の移動体管理装置に使用する処理装置は、前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出された前記軌跡情報に基づいてそれまで保持していた地図情報を更新し、前記更新された地図情報を前記搬送媒体に出力する地図情報出力手段を備えた構成を有している。
この構成により、電子透かしが検出された軌跡情報に基づいてそれまで保持していた地図情報が更新されるので、地図情報の信頼性を高く維持することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第一の実施の形態)
本発明の第一の実施の形態の移動体管理システムは、図1に示すように、移動体10に搭載される移動体端末11と、搬送媒体20を介して移動体端末11と結合される処理装置30とを備える。
そして、移動体端末11は、移動体の測位情報を測位する測位手段12と、測位手段12で測位された測位情報に電子透かしを埋め込む透かし埋め込み手段13と、透かし埋め込み手段13において電子透かしが埋め込まれた測位情報を軌跡情報として搬送媒体20に出力する軌跡情報出力手段14とを備える。
【0016】
また、処理装置30は、搬送媒体20から軌跡情報を取り込む軌跡情報取り込み手段31と、軌跡情報取り込み手段31から取り込まれた軌跡情報に埋め込まれた電子透かしを検出する透かし検出手段32と、透かし検出手段32で電子透かしが検出された軌跡情報と透かし検出手段32で電子透かしが検出されない軌跡情報とをそれぞれ異なる態様で表示する軌跡表示手段33とを備える。
【0017】
ここで、測位手段12は例えばGPS(Global Positioning System)であり、搬送媒体20は有線または無線通信回線、もしくはメモリーカードまたは磁気ディスク等の記憶媒体である。なお、搬送媒体20自体は改竄防止機能を備える必要はない。
【0018】
また、例えばテンキーである入力手段15は軌跡情報出力手段14に接続されており、例えばトラックである移動体10の運転者が必要に応じてデータを入力することが可能な構成となっている。
さらに、処理装置30は、移動体10自体に搭載されていても、例えば処理センタ等の別の場所に設置されていてもよい。
【0019】
以上のように構成された移動体管理システムの動作を、移動体10の軌跡情報を管理する場合について、図2を参照しつつ説明する。
軌跡情報は、移動体10の通過地点の座標(緯度および経度)を通過時刻順に結んだ線で表される。
図2において、実線41は実際に走行した軌跡情報を、破線42は改竄された軌跡情報を示す。
【0020】
地点iの測位情報は、地点iの緯度Xiおよび経度Yi、ならびに地点iの通過時刻Tiで構成される。
したがって、移動体10が地点1→地点2→地点3→地点4と実際に走行した場合は、測位手段12から出力される測位情報は、図3の第一列に示すようになる。
【0021】
透かし埋め込み手段13においてこの測位情報に電子透かしを埋め込む。
すなわち、測位手段12で測位された測位情報(Xi,Yi,Ti)の特徴に基づいて決定される重畳値(ΔXi, ΔYi, ΔTi)を測位情報(Xi,Yi,Ti)に重畳することにより、図3の第二列に示す透かし付き測位情報が生成される。
なお、電子透かしの埋め込み方法は、上記方法に限定されるものではなく、他の方法を使用してもよい。
【0022】
透かし付き測位情報は、軌跡情報出力手段14に伝送され、図3の第三列に示す軌跡情報として搬送媒体20により搬送される。
すなわち、搬送媒体20が、メモリであれば軌跡情報がメモリに記憶され、通信回線であれば軌跡情報が通信回線により伝送される。
搬送媒体20により処理装置30の軌跡情報取り込み手段31に軌跡情報が搬送されると、軌跡情報取り込み手段31は軌跡情報を取り込み、透かし検出手段32において軌跡情報に透かし埋め込み手段13で埋め込まれた電子透かしが実際に埋め込まれているかを検査する。
【0023】
そして、電子透かしが埋め込まれていれば、軌跡情報は改竄されていないものとして、例えば、液晶パネルである軌跡表示手段33に移動体10の軌跡情報を表示する。
ここで、運転者が、入力手段15を使用して、図2の破線に示すように実際には通過していない地点5のデータを挿入する改竄を行った場合を想定する。
【0024】
前述したように、入力手段15は軌跡情報出力手段14に接続されおり、測位手段12から出力される測位情報を直接改竄することはできないので、図4に示すように軌跡情報出力手段14から出力される地点5に関する軌跡情報(X5,Y5,T5)には電子透かしが埋め込まれていない。
【0025】
したがって、処理装置30で軌跡情報を処理すると、透かし検出手段32により地点5に関する軌跡情報(X5,Y5,T5)には電子透かしが埋め込まれていないことが検出され、地点5に関する軌跡情報(X5,Y5,T5)が改竄されたものであることを識別することができる。
【0026】
そして、改竄されない軌跡情報と改竄された軌跡情報とを異なる態様、例えば軌跡表示手段33において改竄されていない走行軌跡と改竄された走行軌跡を色を変えて表示することができる。
【0027】
つぎに、図5に示すように、透かし埋め込み手段13から出力される透かし付き測位情報を改竄した場合、例えば地点2についての測位情報(X2,Y2,T2)を(x2,y2,t2)に改竄しようとする場合を想定する。
この場合、予め定められた規則に従った電子透かしを人為的に埋め込むことは不可能であるので、改竄後の地点2に関する軌跡情報は(x2+δX2,y2+δY2,t2+δT2)となり、透かし埋め込み手段13において測位情報(X2,Y2,T2)の特徴に基づいて決定される重畳値(ΔX2,ΔY2,ΔT2)とは異なる重畳値(δx2,δy2,δt2)が改竄後の地点2に関する測位情報(x2,y2,t2)に重畳されたものとなる。
したがって、透かし検出手段32において改竄された地点2の軌跡情報からは、透かし埋め込み手段13で埋め込まれた電子透かしは検出されず、地点2の測位情報の改竄を識別することができる。
【0028】
なお、測位手段12による測位を予め定められた時間間隔ごとに行うことにより、測位情報を削除する改竄に対応することが可能である。
測位手段12による測位を不規則に行う場合には、測位手段12で測位を実行するたびに測位情報に通し番号を付与し、この通し番号にも電子透かしを埋め込むことにより、測位情報を削除する改竄に対応することが可能となる。
【0029】
以上説明したように、本発明の第一の実施形態の移動体管理システムは、移動体端末11に透かし埋め込み手段13を設け、さらに処理装置30に透かし検出手段32を設けているので、電子透かしが埋め込まれた軌跡情報と電子透かしが埋め込まれていない軌跡情報とを異なった態様で表示でき、軌跡情報の改竄を容易に識別することができる。
【0030】
(第二の実施の形態)
本発明の第二の実施の形態の移動体管理システムは、図6に示すように、移動体10に搭載される移動体端末51と、移動体端末51と搬送媒体70を介して結合される処理装置60とを備える。
そして、移動体端末51は、移動体10の現在位置を測位する測位手段12と、測位手段12で測位された測位情報に電子透かしを埋め込む透かし埋め込み手段13と、透かし埋め込み手段13において電子透かしが埋め込まれた測位情報を軌跡情報として搬送媒体70に出力する軌跡情報出力手段14と、搬送媒体70から地図情報を取り込む地図情報取り込み手段52と、地図情報取り込み手段52で取り込まれた地図情報を表示する地図情報表示手段53とを備える。
【0031】
また、処理装置60は、搬送媒体70から軌跡情報を取り込む軌跡情報取り込み手段31と、軌跡情報取り込み手段31から取り込まれた軌跡情報に埋め込まれた電子透かしを検出する透かし検出手段32と、透かし検出手段32で電子透かしが検出された軌跡情報と透かし検出手段32で電子透かしが検出されない軌跡情報とをそれぞれ異なる態様で表示する軌跡表示手段33と、透かし検出手段32で電子透かしが検出された軌跡情報に基づいてそれまで保持していた地図情報を更新し、更新された地図情報を搬送媒体70に出力する地図情報出力手段61とを備えたものである。
【0032】
第二の実施の形態においては、搬送媒体70は双方向の無線通信回線であるが、改竄防止機能を備える必要はない。
すなわち、無線回線は専用回線である必要はなく、インターネット回線であってもよい。
【0033】
すなわち、第二の実施の形態においては、移動体10が、例えば新設された道路を通過するとき等、必要に応じて処理装置60に測位手段12で測位した測位情報を伝送する構成となっている。
そして、処理装置60は、地図情報出力手段61において、新たな情報を地図情報に反映してそれまで保持していた地図情報を更新し、移動体端末51に伝送するように構成される。
さらに、移動体端末51は、地図情報取り込み手段52を介して更新された地図を取り込み、地図情報表示手段53に表示するように構成される。
【0034】
この構成により、移動体端末51は常に最新の地図情報を入手することが可能となるが、移動体端末51から伝送される測位情報の信頼性を確保することが地図の信頼性を維持する上で重要となる。
【0035】
以下図7に基づいて、第二の実施の形態の動作を説明する。
すなわち、例えば所定の測位精度を満たす測位手段12を搭載し、軌跡情報送信が許可された移動体端末51は、新設道路の入り口A(Xa,Ya)、中間位置B(Xb,Yb)および出口C(Xc,Yc)において測位手段12により測位を実行する。
【0036】
透かし埋め込み手段13において測位情報に電子透かしを埋め込み、軌跡情報出力手段14から軌跡情報を処理装置60に伝送する。
処理装置60では、透かし検出手段32において移動体端末51から伝送された軌跡情報に電子透かしが埋め込まれていることを検査することによって、軌跡情報の信頼性を確認する。
【0037】
そして、軌跡表示手段33において信頼性の確認された軌跡情報に基づいて二地点A(Xa,Ya)とC (Xc,Yc)とを中間地点B(Xb,Yb)を経由して連絡する道路を追加して地図情報を更新し、地図情報出力手段61から移動体端末51に最新の地図情報を伝送する。
【0038】
なお、移動体端末51から伝送された軌跡情報に透かし埋め込み手段13で埋め込まれた電子透かしが埋め込まれていない場合は、軌跡情報は改竄されているものとして、地図への反映を中止して、処理装置60が保有する地図情報の品質劣化を防止する。
【0039】
以上のように、本発明の第二の実施の形態の移動体管理システムは、処理装置60に透かしの埋め込まれた軌跡情報に基づいてそれまで保持していた地図情報を更新して出力する地図情報出力手段61を設けているので、移動体端末51に信頼性の高い最新の地図情報を表示することができる。
【0040】
なお、上記の第二の実施の形態においては、移動体端末51は、測位手段12、透かし埋め込み手段13、軌跡情報出力手段14、入力手段15、地図情報取り込み手段52および地図情報表示手段53を備えるものとしているが、測位手段12、透かし埋め込み手段13、軌跡情報出力手段14および入力手段15を備える移動体端末と地図情報取り込み手段52および地図情報表示手段53を備える移動体端末とはそれぞれ別であってもよい。
さらに、測位手段12、透かし埋め込み手段13、軌跡情報出力手段14および入力手段15を備える移動体端末と、地図情報取り込み手段52および地図情報表示手段53を備える移動体端末とをそれぞれ別の移動体に搭載することも可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、軌跡情報の搬送過程における軌跡情報の改竄を防止することができる移動体管理システムを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る移動体管理システムの構成図
【図2】本発明の第一の実施の形態に係る移動体管理システムの動作説明のための地図
【図3】正常な測位情報、透かし付き測位情報および軌跡情報を示す図
【図4】追加された軌跡情報を示す図
【図5】改竄された軌跡情報を示す図
【図6】本発明の第二の実施の形態に係る移動体管理システムの構成図
【図7】本発明の第二の実施の形態に係る移動体管理システムの動作説明のための地図
【符号の説明】
10 移動体
11、51 移動体端末
12 測位手段
13 透かし埋め込み手段
14 軌跡情報出力手段
15 入力手段
52 地図情報取り込み手段
53 地図情報表示手段
30、60 処理装置
31 軌跡情報取り込み手段
32 透かし検出手段
33 軌跡表示手段
61 地図情報出力手段
20、70 搬送媒体

Claims (6)

  1. 移動体に搭載される移動体端末と搬送媒体を介して前記移動体端末と結合される処理装置とを備え、
    前記移動体端末は、移動体の測位情報を測位する測位手段と、前記測位手段で測位された前記測位情報に電子透かしを埋め込む透かし埋め込み手段と、前記透かし埋め込み手段において前記電子透かしが埋め込まれた前記測位情報を軌跡情報として前記搬送媒体に出力する軌跡情報出力手段とを含み、
    前記処理装置は、前記搬送媒体から前記軌跡情報を取り込む軌跡情報取り込み手段と、前記軌跡情報取り込み手段から取り込まれた前記軌跡情報に埋め込まれた前記電子透かしを検出する透かし検出手段と、前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出された前記軌跡情報と前記透かし検出手段で前記透かしが検出されなかった前記軌跡情報とをそれぞれ異なる態様で表示する軌跡表示手段とを含むことを特徴とする移動体管理システム。
  2. 前記処理装置は、前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出された前記軌跡情報に基づいてそれまで保持していた地図情報を更新し、更新された前記地図情報を前記搬送媒体に出力する地図情報出力手段を含み、
    前記移動体端末は、前記搬送媒体から前記地図情報を取り込む地図情報取り込み手段と、前記地図情報取り込み手段から取り込まれた前記地図情報を表示する地図情報表示手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の移動体管理システム。
  3. 移動体の測位情報を測位する測位手段と、前記測位手段で測位された前記測位情報に電子透かしを埋め込む透かし埋め込み手段と、前記透かし埋め込み手段において前記電子透かしが埋め込まれた前記測位情報を軌跡情報として搬送媒体に出力する軌跡情報出力手段とを備えたことを特徴とする移動体端末。
  4. 前記搬送媒体から地図情報を取り込む地図情報取り込み手段と、前記地図情報取り込み手段から取り込まれた前記地図情報を表示する地図情報表示手段とを備えたことを特徴とする請求項3に記載の移動体端末。
  5. 搬送媒体から軌跡情報を取り込む軌跡情報取り込み手段と、前記軌跡情報取り込み手段から取り込まれた前記軌跡情報に埋め込まれた電子透かしを検出する透かし検出手段と、前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出された前記軌跡情報と前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出されなかった前記軌跡情報とをそれぞれ異なる態様で表示する軌跡表示手段とを備えたことを特徴とする処理装置。
  6. 前記透かし検出手段で前記電子透かしが検出された前記軌跡情報に基づいてそれまで保持していた地図情報を更新し、前記更新された地図情報を前記搬送媒体に出力する地図情報出力手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の処理装置。
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