JP2004326178A - Unix(登録商標)画面プログラムの簡易作成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】描画情報の入力のみでXウインドウシステム画面プログラムを作成する。
【解決手段】記憶装置2の画面描画情報21は、描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報を記憶し、記憶装置4の画面描画情報データベース41は、描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報の書式、および描画に使用する画面描画処理(関数)を記憶している。処理装置3の画面描画手段31は、画面描画情報21から与えられた描画情報を元に画面描画情報データベース41に記憶されている描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報の書式を検索し、書式が正しいか否かを判定してその妥当性を判断し、妥当であれば、画面描画に使用する画面描画処理(関数)を検索し、その画面描画処理(関数)を実行し出力装置5に図形を表示させる。
【選択図】 図1
【解決手段】記憶装置2の画面描画情報21は、描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報を記憶し、記憶装置4の画面描画情報データベース41は、描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報の書式、および描画に使用する画面描画処理(関数)を記憶している。処理装置3の画面描画手段31は、画面描画情報21から与えられた描画情報を元に画面描画情報データベース41に記憶されている描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報の書式を検索し、書式が正しいか否かを判定してその妥当性を判断し、妥当であれば、画面描画に使用する画面描画処理(関数)を検索し、その画面描画処理(関数)を実行し出力装置5に図形を表示させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、UNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システムに関し、特に、UNIX(登録商標)のXウインドウシステムにおいて、画面プログラムを容易に作成することが可能なUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、Xlib、Motifに代表されるXtoolkitを使用してUNIX(登録商標)のXウインドウシステムの開発が行われていた。
また、ポインティングデバイスである入力ペンの表示手段による表示画面上での指示により座標を入力し、その入力した座標に基づいて図形描画手段にて描画データを作成し、図形描画手段は、スタイル登録手段にて予め登録されたスタイル、つまり描画のための線の幅、種類、また色や濃淡を合わせて事前に選択した描画スタイルを、スタイル選択手段にて任意に選択することで、そのスタイルに応じた描画を行う。そのため、描画スタイルを選択するだけで、線幅や線種、また色や濃淡等をその都度選択する手間を省くことができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−167248号公報(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、Xlib、Motifに代表されるXtoolkitを使用したUNIX(登録商標)のXウインドウシステムの開発には高度な知識が必要とされ、そのための技術者の確保が容易でなく、製造コストの増大、プログラム難易度によるプログラミングバグの発生が問題となっていた。
また、特許文献1に記載の発明では、描画スタイルを選択するだけで、線幅や線種、また色や濃淡等をその都度選択する手間を省くことができるが、Xウインドウシステムの画面プログラムを簡単に製造することには適用できないという問題があった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、UNIX(登録商標)のXウインドウシステムの開発を、高度な知識を有さずとも実施することができ、プログラミングバグの発生を抑え、開発効率を高めることができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システムは、描画情報を入力する入力手段と、描画情報を記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段によって記憶されている描画情報に基づいて、描画処理を実行する描画処理関数を記憶する第2の記憶手段と、描画情報の書式を記憶する第3の記憶手段と、第1の記憶手段によって記憶された描画情報を読み出す読み出し手段と、読み出し手段によって読み出された描画情報の妥当性を、第3の記憶手段によって記憶されている描画情報の書式に基づいて判断する妥当性判断手段と、妥当性判断手段による判断結果に応じて、描画情報を描画処理関数を用いて所定の出力装置の画面に描画する描画手段とを備えることを特徴とする。
また、描画情報は、所定の図形を示す図形オブジェクトキーワードと、図形オブジェクトキーワードの属性を示す属性情報からなるようにすることができる。
また、属性情報は、図形オブジェクトキーワードに対応する図形を描画するときの出力装置の画面上での座標と大きさを示す情報であるようにすることができる。
また、妥当性判断手段による判断の結果、描画情報が妥当ではないと判断された場合、描画手段は、画面描画不能メッセージを出力装置の画面に表示するようにすることができる。
請求項5に記載のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成方法は、描画情報を入力する入力ステップと、描画情報を記憶する第1の記憶ステップと、第1の記憶ステップにおいて記憶された描画情報に基づいて、描画処理を実行する描画処理関数を記憶する第2の記憶ステップと、描画情報の書式を記憶する第3の記憶ステップと、第1の記憶ステップにおいて記憶された描画情報を読み出す読み出しステップと、読み出しステップにおいて読み出された描画情報の妥当性を、第3の記憶ステップにおいて記憶された描画情報の書式に基づいて判断する妥当性判断ステップと、妥当性判断ステップにおける判断結果に応じて、描画情報を描画処理関数を用いて所定の出力装置の画面に描画する描画ステップとを備えることを特徴とする。
請求項6に記載のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成プログラムは、描画情報を入力する入力ステップと、描画情報を記憶する第1の記憶ステップと、第1の記憶ステップにおいて記憶された描画情報に基づいて、描画処理を実行する描画処理関数を記憶する第2の記憶ステップと、描画情報の書式を記憶する第3の記憶ステップと、第1の記憶ステップにおいて記憶された描画情報を読み出す読み出しステップと、読み出しステップにおいて読み出された描画情報の妥当性を、第3の記憶ステップにおいて記憶された描画情報の書式に基づいて判断する妥当性判断ステップと、妥当性判断ステップにおける判断結果に応じて、描画情報を描画処理関数を用いて所定の出力装置の画面に描画する描画ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、UNIX(登録商標)のXウインドウシステムにおいて、Xlib、Motifに代表されるXtoolkitを使用した画面プログラムを容易に作成する手段を提供するものである。
【0008】
図1は、本発明のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形態は、入力装置1と、記憶装置2と、処理装置3と、記憶装置4と、出力装置5とから構成されている。記憶装置2には、画面描画情報21が設けられ、処理装置3には画面描画手段31が設けられている。また、記憶装置4には、画面描画情報データベース41が設けられている。
【0009】
画面描画情報データベース41は、画面描画すべき図形オブジェクトキーワードと実行すべき画面描画処理を記憶するようになっている。画面描画情報21は、入力装置1より画面描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報が与えられ、記憶するようになっている。描画情報とは、図形(線、四角形、円等)、Xtoolkit(スクロールバー等)を画面に描画するための元となる属性情報である。
【0010】
具体的には「図3」に示す内容となる。例えば、次の描画情報、「BOX, 5,10,50,20」において、「BOX」は四角形を描画することを意味し、次の「5」は、四角形の左端隅のX座標は5ドットであること、次の「10」は、四角形の左端隅のY座標は10ドットであること、次の「50」は、四角形の横の長さが 50ドットであること、次の「20」は、四角形の縦の長さが 20ドットであることを示している。
【0011】
画面描画手段31は、画面描画情報21から画面描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報を受け取るようになっている。
【0012】
例えば、カレンダーを描画する図形オブジェクトキーワード「CALEN」とその属性情報である「X座標、Y座標、横の長さ、縦の長さ」が与えられたとする。画面描画手段31は、この図形オブジェクトキーワードと属性情報を使用し、描画情報データベース41に問い合わせ、描画すべき図形オブジェクトキーワードか否かという情報と、描画処理に使用する処理情報を受け取り、画面描画処理を実行し、出力装置5に処理結果としてカレンダー画面を表示する。
【0013】
このようにして、本実施の形態では、Xlib、Motifに代表されるXtoolkitの高度なプログラミング知識を有さずに、画面描画する図形オブジェクトキーワードとその属性情報の入力のみで、UNIX(登録商標)のXウインドウシステム画面プログラムを作成することができる。
【0014】
図1を参照して上述したように、本実施の形態は、キーボード等の入力装置1と、情報を記憶する記憶装置2と、プログラム制御により動作する処理装置3と、情報を記憶する記憶装置4と、ディスプレイ装置等の出力装置5等により構成されている。
【0015】
記憶装置2は、画面描画情報21を備えており、画面描画情報21は、描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報を記憶している。なお、この図形オブジェクトキーワードとしては、「カレンダー」、「スクロールバー」、「データ登録画面」等のXtoolkitを利用したオリジナルプログラム画面描画キーワード、および、「円」、「四角、「多角形」、「線」、「破線」、「線幅」、「色」、「フォント」、「塗りつぶし」等のXlibを利用した画面描画キーワードが登録され、属性情報としては、主に「X座標」、「Y座標」、「横の長さ」、「縦の長さ」等が登録される。
【0016】
記憶装置4は、画面描画情報データベース41を備えており、画面描画情報データベース41は、描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報の書式、および描画に使用する画面描画処理(関数)を記憶している。ここで、描画情報の書式とは、描画情報(画面に描画するための元となる属性情報)の引数(パラメータ)の数や、引数の種類(文字、数字等)を規定するものであり、引数の妥当性を示すものである。
【0017】
例えば、「BOX,5,10,50,20」という描画情報が指定された場合。第1引数は「BOX」であることから、全体の引数の数は5つ(多くても少なくても不可)であり、かつ、第2引数乃至第5引数が数字であることが正しい書式条件となる。
【0018】
処理装置3は、画面描画手段31を備えている。画面描画手段31は、画面描画情報21から与えられた図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報を元に、画面描画情報データベース41に記憶されている描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報の書式を検索し、書式が正しいか否かを判定してその妥当性を判断し、書式が正しく妥当であれば、画面描画に使用する画面描画処理(関数)を検索し、その画面描画処理(関数)を実行する。
【0019】
画面描画手段31の処理は、画面描画情報21に登録された図形オブジェクトキーワードとその属性情報の件数分だけ実行され、その後、出力装置5に全ての図形が表示される。
【0020】
次に、図1および図2を参照して、本実施の形態の動作について詳細に説明する。図2のフローチャートに示した処理を実行する前に、まず、入力装置1から入力された入力文字列(図形オブジェクトキーワード、およびその属性情報からなる描画情報)が記憶装置2の画面描画情報21に供給され、記憶される。この処理は、図形オブジェクトキーワード数分だけ繰り返し実行される。ここでは、図3に示すような描画情報が入力装置1から入力され、画面描画情報21に記憶されるものとする。
【0021】
次に、図2のステップA1において、画面描画手段31は、画面描画情報21に記憶された描画情報を1つの図形オブジェクトキーワード、およびその属性情報の単位で読み出し、ステップA2において、読み出したその図形オブジェクトキーワードの妥当性判断のため、その図形オブジェクトキーワードが画面描画情報データベース41から検索され、ステップA3において、その図形オブジェクトキーワードが画面描画情報データベース41に記憶されているか否かが判定される。
【0022】
その結果、その図形オブジェクトキーワードが画面描画情報データベース41に記憶されていない(妥当でない)と判定された場合、ステップA9に進む。一方、その図形オブジェクトキーワードが画面描画情報データベース41に記憶されている(妥当である)と判定された場合、ステップA4に進む。
【0023】
ステップA4においては、その属性情報が画面描画情報データベース41から検索され、ステップA5において、その属性情報が画面描画情報データベース41に記憶されているか否かが判定される。
【0024】
その結果、その属性情報が画面描画情報データベース41に記憶されていない(妥当でない)と判定された場合、ステップA9に進む。一方、その属性情報が画面描画情報データベース41に記憶されている(妥当である)と判定された場合、ステップA6に進む。
【0025】
描画情報データベース41にその図形オブジェクトキーワードと属性情報に一致する情報が記憶されていた場合、ステップA6に進み、処理装置3は、その図形オブジェクトキーワードと属性情報に対応する画面描画に使用する画面描画処理(関数)を読み出し、実行する。
【0026】
この妥当性の判断は、例えば、図3に示した描画情報の図形オブジェクトキーワードが「BOX」の場合、第1引数として「BOX」が指定されている。この場合の属性情報の書式(すなわち、四角形を描画する上で必要とされる属性情報の書式)は、全体の引数は5つであること(多くても少なくても不可)、および第1引数は「BOX」という文字であること。第2引数乃至第5引数は数字であることが条件となる。
(例)BOX, 5,10,50,20
そして、もし、この条件(妥当性判断)に合致しない場合、エラーと判断し、画面描画は中止される。
【0027】
次に、ステップA7において、画面描画情報21のデータ(描画情報)を全件を読み込んだか否かが判定される。その結果、画面描画情報21のデータを全件読み込んでいないと判定された場合、ステップA1に戻り、ステップA1以降の処理が繰り返し実行される。一方、画面描画情報21のデータを全て読み込んだと判定された場合、ステップA8に進み、その時点で作成が完了している画面描画情報が出力装置5に与えられる。
【0028】
また、ステップA3において、処理装置3により、画面描画情報21に記憶されていた図形オブジェクトキーワードが画面描画情報データベース41に記憶されていない(妥当でない)と判断された場合には、画面描画不能と判断し、ステップA9に進み、画面描画不能を示すメッセージを出力装置5に表示させる。
【0029】
また、ステップA5において、処理装置3により、属性情報が画面描画情報データベース41に記憶されていない(妥当でない)と判断された場合には、ステップA3において妥当でないと判断された場合と同様に、ステップA9に進み、画面描画不能を示すメッセージを出力装置5に表示させる。
【0030】
次に、図1および図3を参照し、具体例を用いて本実施の形態の動作について説明する。例えば、図1の入力装置1より、図3に示す図形オブジェクトキーワードと属性情報が入力され、図1の画面描画情報21に記録されたとする。この図形オブジェクトキーワードと属性情報は、図形オブジェクトキーワード単位に描画手段31によって読み出され、処理される。
【0031】
すなわち、図3の1つ目の図形オブジェクトキーワード「SCR_Y」により、画面に描画すべき縦スクロールバーが作成される。また、図3の2つ目の図形オブジェクトキーワード「CALEN」により、始点のX座標13、Y座標100、横の長さ30ドット、縦の長さ30ドットの、画面に描画すべきカレンダーが作成される。
【0032】
また、図3の3つ目の図形オブジェクトキーワード「FONT」により、画面に描画すべきフォント「−bitstream−terminal−medium−*−*−*−13−*−*−*−*−*−*−*」、「−misc−fixed−medium−r−normal−−14−130−75−75−c−140−jisx0208.1983−0」が設定される。なお前者が1バイト文字のフォント、後者が2バイト文字のフォントである。図4の「テストシステムVer1」)は上記文字フォント「−bitstream−terminal.....」で描かれている。
【0033】
また、図3の4つ目の図形オブジェクトキーワード「COLOR」により、画面に描画する色(フォアグラウンド色、バックグラウンド色)「BLACK」が設定される。また、図3の5つ目の図形オブジェクトキーワード「MOJI」により、X座標10、Y座標20の地点から「テストシステム Ver1」という文字の描画情報が作成される。
【0034】
また、図3の6つ目の図形オブジェクトキーワード「BOX」により、X座標5、Y座標15、横の長さ50ドット、縦の長さ20ドットの四角形の描画情報が作成される。また、図3の7つ目の図形オブジェクトキーワード「CIRCLE」により、X座標8、Y座標50、半径5の円の描画情報が作成される。また、図3の8つ目の図形オブジェクトキーワード「CIRCLE_F」により、X座標8、Y座標65、半径5の円の塗りつぶし描画情報が作成される。
【0035】
また、図3の9つ目の図形オブジェクトキーワード「LINE」により、始点のX座標13、始点のY座標50、終点のX座標40、終点のY座標50の線の描画情報が作成される。また、図3の10つ目の図形オブジェクトキーワード「DASH」により、始点のX座標13、始点のY座標65、終点のX座標40、終点のY座標65の線の描画情報が作成される。
【0036】
また、図3の1乃至10つ目の図形オブジェクトキーワードから作成された画面描画情報は、描画手段31により出力装置5に画面表示される。図4は、画面描画情報が表示された出力装置5の画面を示している。
【0037】
以上説明したように、本実施の形態により、Xlib、Motifに代表されるXtoolkitの高度なプログラミング知識を有さずに、画面描画を図形オブジェクトキーワードとその属性情報の入力のみで、UNIX(登録商標)のXウインドウシステムの画面プログラムを作成することができる。
【0038】
また、上述したような処理を実行するプログラムは、CD−ROM(compact disc read only memory)、DVD(digital versatile disc)、FD(floppy disk)、メモリカード等の様々な記録媒体に記録して提供することができる。そして、そのプログラムは、コンピュータの動作を制御し、プログラム制御されたそのコンピュータが上記プログラムにより指令される所定の処理を実行する。
【0039】
なお、上記実施の形態の構成および動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。第1の効果は、XlibやMotifに代表されるXtoolkitによる高度なプログラミング知識がない技術レベルの比較的低いプログラマーでも、UNIX(登録商標)のXウインドウシステム画面プログラムを製造することができることである。第2の効果は、コーディング作業が図形オブジェクトキーワードの設定のみに単純化され、製造コストを大幅に削減できることである。第3の効果は、図形オブジェクトキーワード、および属性情報に基づくプログラム共通部品を使用することにより、プログラムのバグの発生を抑えることができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図形オブジェクトキーワードと属性情報の例を示す図である。
【図4】出力装置の画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置
2,4 記憶装置
3 処理装置
5 出力装置
21 画面描画情報
31 画面描画手段
41 画面描画情報データベース
【発明の属する技術分野】
本発明は、UNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システムに関し、特に、UNIX(登録商標)のXウインドウシステムにおいて、画面プログラムを容易に作成することが可能なUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、Xlib、Motifに代表されるXtoolkitを使用してUNIX(登録商標)のXウインドウシステムの開発が行われていた。
また、ポインティングデバイスである入力ペンの表示手段による表示画面上での指示により座標を入力し、その入力した座標に基づいて図形描画手段にて描画データを作成し、図形描画手段は、スタイル登録手段にて予め登録されたスタイル、つまり描画のための線の幅、種類、また色や濃淡を合わせて事前に選択した描画スタイルを、スタイル選択手段にて任意に選択することで、そのスタイルに応じた描画を行う。そのため、描画スタイルを選択するだけで、線幅や線種、また色や濃淡等をその都度選択する手間を省くことができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−167248号公報(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、Xlib、Motifに代表されるXtoolkitを使用したUNIX(登録商標)のXウインドウシステムの開発には高度な知識が必要とされ、そのための技術者の確保が容易でなく、製造コストの増大、プログラム難易度によるプログラミングバグの発生が問題となっていた。
また、特許文献1に記載の発明では、描画スタイルを選択するだけで、線幅や線種、また色や濃淡等をその都度選択する手間を省くことができるが、Xウインドウシステムの画面プログラムを簡単に製造することには適用できないという問題があった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、UNIX(登録商標)のXウインドウシステムの開発を、高度な知識を有さずとも実施することができ、プログラミングバグの発生を抑え、開発効率を高めることができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システムは、描画情報を入力する入力手段と、描画情報を記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段によって記憶されている描画情報に基づいて、描画処理を実行する描画処理関数を記憶する第2の記憶手段と、描画情報の書式を記憶する第3の記憶手段と、第1の記憶手段によって記憶された描画情報を読み出す読み出し手段と、読み出し手段によって読み出された描画情報の妥当性を、第3の記憶手段によって記憶されている描画情報の書式に基づいて判断する妥当性判断手段と、妥当性判断手段による判断結果に応じて、描画情報を描画処理関数を用いて所定の出力装置の画面に描画する描画手段とを備えることを特徴とする。
また、描画情報は、所定の図形を示す図形オブジェクトキーワードと、図形オブジェクトキーワードの属性を示す属性情報からなるようにすることができる。
また、属性情報は、図形オブジェクトキーワードに対応する図形を描画するときの出力装置の画面上での座標と大きさを示す情報であるようにすることができる。
また、妥当性判断手段による判断の結果、描画情報が妥当ではないと判断された場合、描画手段は、画面描画不能メッセージを出力装置の画面に表示するようにすることができる。
請求項5に記載のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成方法は、描画情報を入力する入力ステップと、描画情報を記憶する第1の記憶ステップと、第1の記憶ステップにおいて記憶された描画情報に基づいて、描画処理を実行する描画処理関数を記憶する第2の記憶ステップと、描画情報の書式を記憶する第3の記憶ステップと、第1の記憶ステップにおいて記憶された描画情報を読み出す読み出しステップと、読み出しステップにおいて読み出された描画情報の妥当性を、第3の記憶ステップにおいて記憶された描画情報の書式に基づいて判断する妥当性判断ステップと、妥当性判断ステップにおける判断結果に応じて、描画情報を描画処理関数を用いて所定の出力装置の画面に描画する描画ステップとを備えることを特徴とする。
請求項6に記載のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成プログラムは、描画情報を入力する入力ステップと、描画情報を記憶する第1の記憶ステップと、第1の記憶ステップにおいて記憶された描画情報に基づいて、描画処理を実行する描画処理関数を記憶する第2の記憶ステップと、描画情報の書式を記憶する第3の記憶ステップと、第1の記憶ステップにおいて記憶された描画情報を読み出す読み出しステップと、読み出しステップにおいて読み出された描画情報の妥当性を、第3の記憶ステップにおいて記憶された描画情報の書式に基づいて判断する妥当性判断ステップと、妥当性判断ステップにおける判断結果に応じて、描画情報を描画処理関数を用いて所定の出力装置の画面に描画する描画ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、UNIX(登録商標)のXウインドウシステムにおいて、Xlib、Motifに代表されるXtoolkitを使用した画面プログラムを容易に作成する手段を提供するものである。
【0008】
図1は、本発明のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形態は、入力装置1と、記憶装置2と、処理装置3と、記憶装置4と、出力装置5とから構成されている。記憶装置2には、画面描画情報21が設けられ、処理装置3には画面描画手段31が設けられている。また、記憶装置4には、画面描画情報データベース41が設けられている。
【0009】
画面描画情報データベース41は、画面描画すべき図形オブジェクトキーワードと実行すべき画面描画処理を記憶するようになっている。画面描画情報21は、入力装置1より画面描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報が与えられ、記憶するようになっている。描画情報とは、図形(線、四角形、円等)、Xtoolkit(スクロールバー等)を画面に描画するための元となる属性情報である。
【0010】
具体的には「図3」に示す内容となる。例えば、次の描画情報、「BOX, 5,10,50,20」において、「BOX」は四角形を描画することを意味し、次の「5」は、四角形の左端隅のX座標は5ドットであること、次の「10」は、四角形の左端隅のY座標は10ドットであること、次の「50」は、四角形の横の長さが 50ドットであること、次の「20」は、四角形の縦の長さが 20ドットであることを示している。
【0011】
画面描画手段31は、画面描画情報21から画面描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報を受け取るようになっている。
【0012】
例えば、カレンダーを描画する図形オブジェクトキーワード「CALEN」とその属性情報である「X座標、Y座標、横の長さ、縦の長さ」が与えられたとする。画面描画手段31は、この図形オブジェクトキーワードと属性情報を使用し、描画情報データベース41に問い合わせ、描画すべき図形オブジェクトキーワードか否かという情報と、描画処理に使用する処理情報を受け取り、画面描画処理を実行し、出力装置5に処理結果としてカレンダー画面を表示する。
【0013】
このようにして、本実施の形態では、Xlib、Motifに代表されるXtoolkitの高度なプログラミング知識を有さずに、画面描画する図形オブジェクトキーワードとその属性情報の入力のみで、UNIX(登録商標)のXウインドウシステム画面プログラムを作成することができる。
【0014】
図1を参照して上述したように、本実施の形態は、キーボード等の入力装置1と、情報を記憶する記憶装置2と、プログラム制御により動作する処理装置3と、情報を記憶する記憶装置4と、ディスプレイ装置等の出力装置5等により構成されている。
【0015】
記憶装置2は、画面描画情報21を備えており、画面描画情報21は、描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報を記憶している。なお、この図形オブジェクトキーワードとしては、「カレンダー」、「スクロールバー」、「データ登録画面」等のXtoolkitを利用したオリジナルプログラム画面描画キーワード、および、「円」、「四角、「多角形」、「線」、「破線」、「線幅」、「色」、「フォント」、「塗りつぶし」等のXlibを利用した画面描画キーワードが登録され、属性情報としては、主に「X座標」、「Y座標」、「横の長さ」、「縦の長さ」等が登録される。
【0016】
記憶装置4は、画面描画情報データベース41を備えており、画面描画情報データベース41は、描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報の書式、および描画に使用する画面描画処理(関数)を記憶している。ここで、描画情報の書式とは、描画情報(画面に描画するための元となる属性情報)の引数(パラメータ)の数や、引数の種類(文字、数字等)を規定するものであり、引数の妥当性を示すものである。
【0017】
例えば、「BOX,5,10,50,20」という描画情報が指定された場合。第1引数は「BOX」であることから、全体の引数の数は5つ(多くても少なくても不可)であり、かつ、第2引数乃至第5引数が数字であることが正しい書式条件となる。
【0018】
処理装置3は、画面描画手段31を備えている。画面描画手段31は、画面描画情報21から与えられた図形オブジェクトキーワードとその属性情報からなる描画情報を元に、画面描画情報データベース41に記憶されている描画すべき図形オブジェクトキーワードとその属性情報の書式を検索し、書式が正しいか否かを判定してその妥当性を判断し、書式が正しく妥当であれば、画面描画に使用する画面描画処理(関数)を検索し、その画面描画処理(関数)を実行する。
【0019】
画面描画手段31の処理は、画面描画情報21に登録された図形オブジェクトキーワードとその属性情報の件数分だけ実行され、その後、出力装置5に全ての図形が表示される。
【0020】
次に、図1および図2を参照して、本実施の形態の動作について詳細に説明する。図2のフローチャートに示した処理を実行する前に、まず、入力装置1から入力された入力文字列(図形オブジェクトキーワード、およびその属性情報からなる描画情報)が記憶装置2の画面描画情報21に供給され、記憶される。この処理は、図形オブジェクトキーワード数分だけ繰り返し実行される。ここでは、図3に示すような描画情報が入力装置1から入力され、画面描画情報21に記憶されるものとする。
【0021】
次に、図2のステップA1において、画面描画手段31は、画面描画情報21に記憶された描画情報を1つの図形オブジェクトキーワード、およびその属性情報の単位で読み出し、ステップA2において、読み出したその図形オブジェクトキーワードの妥当性判断のため、その図形オブジェクトキーワードが画面描画情報データベース41から検索され、ステップA3において、その図形オブジェクトキーワードが画面描画情報データベース41に記憶されているか否かが判定される。
【0022】
その結果、その図形オブジェクトキーワードが画面描画情報データベース41に記憶されていない(妥当でない)と判定された場合、ステップA9に進む。一方、その図形オブジェクトキーワードが画面描画情報データベース41に記憶されている(妥当である)と判定された場合、ステップA4に進む。
【0023】
ステップA4においては、その属性情報が画面描画情報データベース41から検索され、ステップA5において、その属性情報が画面描画情報データベース41に記憶されているか否かが判定される。
【0024】
その結果、その属性情報が画面描画情報データベース41に記憶されていない(妥当でない)と判定された場合、ステップA9に進む。一方、その属性情報が画面描画情報データベース41に記憶されている(妥当である)と判定された場合、ステップA6に進む。
【0025】
描画情報データベース41にその図形オブジェクトキーワードと属性情報に一致する情報が記憶されていた場合、ステップA6に進み、処理装置3は、その図形オブジェクトキーワードと属性情報に対応する画面描画に使用する画面描画処理(関数)を読み出し、実行する。
【0026】
この妥当性の判断は、例えば、図3に示した描画情報の図形オブジェクトキーワードが「BOX」の場合、第1引数として「BOX」が指定されている。この場合の属性情報の書式(すなわち、四角形を描画する上で必要とされる属性情報の書式)は、全体の引数は5つであること(多くても少なくても不可)、および第1引数は「BOX」という文字であること。第2引数乃至第5引数は数字であることが条件となる。
(例)BOX, 5,10,50,20
そして、もし、この条件(妥当性判断)に合致しない場合、エラーと判断し、画面描画は中止される。
【0027】
次に、ステップA7において、画面描画情報21のデータ(描画情報)を全件を読み込んだか否かが判定される。その結果、画面描画情報21のデータを全件読み込んでいないと判定された場合、ステップA1に戻り、ステップA1以降の処理が繰り返し実行される。一方、画面描画情報21のデータを全て読み込んだと判定された場合、ステップA8に進み、その時点で作成が完了している画面描画情報が出力装置5に与えられる。
【0028】
また、ステップA3において、処理装置3により、画面描画情報21に記憶されていた図形オブジェクトキーワードが画面描画情報データベース41に記憶されていない(妥当でない)と判断された場合には、画面描画不能と判断し、ステップA9に進み、画面描画不能を示すメッセージを出力装置5に表示させる。
【0029】
また、ステップA5において、処理装置3により、属性情報が画面描画情報データベース41に記憶されていない(妥当でない)と判断された場合には、ステップA3において妥当でないと判断された場合と同様に、ステップA9に進み、画面描画不能を示すメッセージを出力装置5に表示させる。
【0030】
次に、図1および図3を参照し、具体例を用いて本実施の形態の動作について説明する。例えば、図1の入力装置1より、図3に示す図形オブジェクトキーワードと属性情報が入力され、図1の画面描画情報21に記録されたとする。この図形オブジェクトキーワードと属性情報は、図形オブジェクトキーワード単位に描画手段31によって読み出され、処理される。
【0031】
すなわち、図3の1つ目の図形オブジェクトキーワード「SCR_Y」により、画面に描画すべき縦スクロールバーが作成される。また、図3の2つ目の図形オブジェクトキーワード「CALEN」により、始点のX座標13、Y座標100、横の長さ30ドット、縦の長さ30ドットの、画面に描画すべきカレンダーが作成される。
【0032】
また、図3の3つ目の図形オブジェクトキーワード「FONT」により、画面に描画すべきフォント「−bitstream−terminal−medium−*−*−*−13−*−*−*−*−*−*−*」、「−misc−fixed−medium−r−normal−−14−130−75−75−c−140−jisx0208.1983−0」が設定される。なお前者が1バイト文字のフォント、後者が2バイト文字のフォントである。図4の「テストシステムVer1」)は上記文字フォント「−bitstream−terminal.....」で描かれている。
【0033】
また、図3の4つ目の図形オブジェクトキーワード「COLOR」により、画面に描画する色(フォアグラウンド色、バックグラウンド色)「BLACK」が設定される。また、図3の5つ目の図形オブジェクトキーワード「MOJI」により、X座標10、Y座標20の地点から「テストシステム Ver1」という文字の描画情報が作成される。
【0034】
また、図3の6つ目の図形オブジェクトキーワード「BOX」により、X座標5、Y座標15、横の長さ50ドット、縦の長さ20ドットの四角形の描画情報が作成される。また、図3の7つ目の図形オブジェクトキーワード「CIRCLE」により、X座標8、Y座標50、半径5の円の描画情報が作成される。また、図3の8つ目の図形オブジェクトキーワード「CIRCLE_F」により、X座標8、Y座標65、半径5の円の塗りつぶし描画情報が作成される。
【0035】
また、図3の9つ目の図形オブジェクトキーワード「LINE」により、始点のX座標13、始点のY座標50、終点のX座標40、終点のY座標50の線の描画情報が作成される。また、図3の10つ目の図形オブジェクトキーワード「DASH」により、始点のX座標13、始点のY座標65、終点のX座標40、終点のY座標65の線の描画情報が作成される。
【0036】
また、図3の1乃至10つ目の図形オブジェクトキーワードから作成された画面描画情報は、描画手段31により出力装置5に画面表示される。図4は、画面描画情報が表示された出力装置5の画面を示している。
【0037】
以上説明したように、本実施の形態により、Xlib、Motifに代表されるXtoolkitの高度なプログラミング知識を有さずに、画面描画を図形オブジェクトキーワードとその属性情報の入力のみで、UNIX(登録商標)のXウインドウシステムの画面プログラムを作成することができる。
【0038】
また、上述したような処理を実行するプログラムは、CD−ROM(compact disc read only memory)、DVD(digital versatile disc)、FD(floppy disk)、メモリカード等の様々な記録媒体に記録して提供することができる。そして、そのプログラムは、コンピュータの動作を制御し、プログラム制御されたそのコンピュータが上記プログラムにより指令される所定の処理を実行する。
【0039】
なお、上記実施の形態の構成および動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。第1の効果は、XlibやMotifに代表されるXtoolkitによる高度なプログラミング知識がない技術レベルの比較的低いプログラマーでも、UNIX(登録商標)のXウインドウシステム画面プログラムを製造することができることである。第2の効果は、コーディング作業が図形オブジェクトキーワードの設定のみに単純化され、製造コストを大幅に削減できることである。第3の効果は、図形オブジェクトキーワード、および属性情報に基づくプログラム共通部品を使用することにより、プログラムのバグの発生を抑えることができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図形オブジェクトキーワードと属性情報の例を示す図である。
【図4】出力装置の画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置
2,4 記憶装置
3 処理装置
5 出力装置
21 画面描画情報
31 画面描画手段
41 画面描画情報データベース
Claims (6)
- 描画情報を入力する入力手段と、
前記描画情報を記憶する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段によって記憶されている前記描画情報に基づいて、描画処理を実行する描画処理関数を記憶する第2の記憶手段と、
前記描画情報の書式を記憶する第3の記憶手段と、
前記第1の記憶手段によって記憶された前記描画情報を読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段によって読み出された前記描画情報の妥当性を、前記第3の記憶手段によって記憶されている前記描画情報の書式に基づいて判断する妥当性判断手段と、
前記妥当性判断手段による判断結果に応じて、前記描画情報を前記描画処理関数を用いて所定の出力装置の画面に描画する描画手段と
を備えることを特徴とするUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システム。 - 前記描画情報は、所定の図形を示す図形オブジェクトキーワードと、前記図形オブジェクトキーワードの属性を示す属性情報からなる
ことを特徴とする請求項1に記載のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システム。 - 前記属性情報は、前記図形オブジェクトキーワードに対応する図形を描画するときの前記出力装置の画面上での座標と大きさを示す情報である
ことを特徴とする請求項2に記載のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システム。 - 前記妥当性判断手段による判断の結果、前記描画情報が妥当ではないと判断された場合、前記描画手段は、画面描画不能メッセージを前記出力装置の画面に表示する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成システム。 - 描画情報を入力する入力ステップと、
前記描画情報を記憶する第1の記憶ステップと、
前記第1の記憶ステップにおいて記憶された前記描画情報に基づいて、描画処理を実行する描画処理関数を記憶する第2の記憶ステップと、
前記描画情報の書式を記憶する第3の記憶ステップと、
前記第1の記憶ステップにおいて記憶された前記描画情報を読み出す読み出しステップと、
前記読み出しステップにおいて読み出された前記描画情報の妥当性を、前記第3の記憶ステップにおいて記憶された前記描画情報の書式に基づいて判断する妥当性判断ステップと、
前記妥当性判断ステップにおける判断結果に応じて、前記描画情報を前記描画処理関数を用いて所定の出力装置の画面に描画する描画ステップと
を備えることを特徴とするUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成方法。 - 描画情報を入力する入力ステップと、
前記描画情報を記憶する第1の記憶ステップと、
前記第1の記憶ステップにおいて記憶された前記描画情報に基づいて、描画処理を実行する描画処理関数を記憶する第2の記憶ステップと、
前記描画情報の書式を記憶する第3の記憶ステップと、
前記第1の記憶ステップにおいて記憶された前記描画情報を読み出す読み出しステップと、
前記読み出しステップにおいて読み出された前記描画情報の妥当性を、前記第3の記憶ステップにおいて記憶された前記描画情報の書式に基づいて判断する妥当性判断ステップと、
前記妥当性判断ステップにおける判断結果に応じて、前記描画情報を前記描画処理関数を用いて所定の出力装置の画面に描画する描画ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするUNIX(登録商標)画面プログラムの簡易作成プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003116025A JP2004326178A (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | Unix(登録商標)画面プログラムの簡易作成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003116025A JP2004326178A (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | Unix(登録商標)画面プログラムの簡易作成システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004326178A true JP2004326178A (ja) | 2004-11-18 |
Family
ID=33496403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003116025A Pending JP2004326178A (ja) | 2003-04-21 | 2003-04-21 | Unix(登録商標)画面プログラムの簡易作成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004326178A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101158994B (zh) * | 2006-10-03 | 2010-06-09 | 株式会社东芝 | 医用报告作成系统、医用报告作成方法 |
-
2003
- 2003-04-21 JP JP2003116025A patent/JP2004326178A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN101158994B (zh) * | 2006-10-03 | 2010-06-09 | 株式会社东芝 | 医用报告作成系统、医用报告作成方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070501 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070904 |