JP2004324269A - シャッタ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シャッタの据えつけ施工作業を簡単にし、より確実,安全に動作するシャッタ駆動装置を提供する。
【解決手段】シャッタ本体1を駆動する電動機3と、シャッタ本体1を昇降させる際の電動機3に所望の回転方向の電力を供給する電源回路4との間に電流検出器21を挿設し、シャッタ本体1が下降または上昇して、シャッタ本体1の先端が所定の下限位置若しくは上限位置に到達すると、電動機3の回転が拘束され、電流検出器21の検出値が増大することを制御回路20で検知するようにして、従来の前記上限位置および下限位置付近に設けられていたリミットSWを省略した構成にするとともに、シャッタ本体1の先端と前記下限位置との間に障害物が介在しても、自動的に除去できるように動作させる。
【選択図】 図1
【解決手段】シャッタ本体1を駆動する電動機3と、シャッタ本体1を昇降させる際の電動機3に所望の回転方向の電力を供給する電源回路4との間に電流検出器21を挿設し、シャッタ本体1が下降または上昇して、シャッタ本体1の先端が所定の下限位置若しくは上限位置に到達すると、電動機3の回転が拘束され、電流検出器21の検出値が増大することを制御回路20で検知するようにして、従来の前記上限位置および下限位置付近に設けられていたリミットSWを省略した構成にするとともに、シャッタ本体1の先端と前記下限位置との間に障害物が介在しても、自動的に除去できるように動作させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、家庭用の窓シャッタや一般用のシャッタなどを駆動するシャッタ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のシャッタとしては、電動機を動力源としてシャッタを駆動するものが広く普及しているが、シャッタの先端が上限位置または下限位置に到達したときに前記電動機を自動的に停止させる必要があり、また、前記下限位置に到達しているときにはシャッタを施錠するためのロック機構が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図4は、上記特許文献を含む従来のシャッタ駆動装置の模式的概念構成図であり、1はシャッタ本体、2はシャッタ本体1を昇降させる際のガイドレールの機能を兼ねる枠、3はシャッタ本体1の図示しない巻枠などを駆動する電動機、4はシャッタ本体1を上昇または下降させるために電動機3を所望の回転方向に回転させる電力を供給する電源回路、5は枠2に支持されシャッタ本体1の先端が上限位置に到達したときに動作するリミットSW、6は枠2に支持されシャッタ本体1の先端が下限位置に到達したときに動作するリミットSW、7は前記下限位置に至っているときにシャッタ本体1を施錠するためのロック機構(図5,図6を参照)、10はリミットSW5,6からの動作信号が入力され、外部からのシャッタ本体1への上昇指令または下降指令に従って、電源回路4とロック機構7とを制御する制御回路である。
【0004】
図5,図6(イ,ロ)は、図4に示したロック機構7の動作を説明する模式的概念構成図であり、このロック機構7はソレノイド7a,図示の形状の爪部7b,コイル状のバネ7cなどから形成され、また、シャッタ本体1の先端部1cには図示のような位置関係で突起部1aが設けられている。
【0005】
すなわち、図5はシャッタ本体1が下降または上昇動作の際で、シャッタ本体1の先端部1bが枠2(図4参照)の中間部に位置する状態を示し、突起部1aと爪部7bとは図示のような位置関係にあり、また、図6(イ)は、図5の状態からシャッタ本体1が下降し、突起部1aが爪部7bの斜面に当接すると、爪部7bがバネ7cを介して紙面右方向に移動しつつ、シャッタ本体1がさらに下降して、突起部1aと爪部7bとが図示のような位置関係になると、シャッタ本体1がロック機構7の動作によりロック状態になることを示している。
【0006】
この状態では、図6(イ)に示す如く、シャッタ本体1の先端部1bと前記下限位置との間には、上述のロック機構7のロック動作を確実に行わせることを主たる目的として、隙間Hが設けられ、シャッタ本体1はさらに下降可能である。すなわち、リミットSW6,電源回路4などの動作タイミングを調整して、図6(ロ)に示すように、シャッタ本体1の先端1bが前記下限位置にほぼ当接するまで下降するようにしている。なお、図6(イ)および図(6ロ)に示した位置関係では、図示しないリミットSW6(図4参照)も動作状態になっている。
【0007】
また、図6(ロ)に示した位置関係で、外部から制御回路10(図4参照)に上昇指令が与えられると、上述の如く、リミットSW6が動作状態にあることから、ロック機構7のソレノイド7aを所定の時間励磁する指令が制御回路10から発せられ、この励磁によりロック機構7の爪部7bがバネ7cを介して紙面右方向に移動することにより、突起部1aの前記ロック状態が解除されるので、この励磁期間中からシャッタ本体1を上昇させるようにしている。
【0008】
【特許文献1】
特開平9−78965号公報(第2−3頁、図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示した従来の構成によると、図6(イ)に示した隙間H(例えば、10ミリメートル程度)が存在することから、リミットSW6,電源回路4などの動作タイミングを調整して、シャッタ本体1の先端1bが前記下限位置にほぼ当接するまで下降するようにしている。
【0010】
その結果、例えば、前記隙間Hに誤って指を入れた状態で、シャッタ本体1が前記下限位置に向かって下降しているときには、その指が強く挟まれて負傷する恐れがあり、このとき、挟まれた前記指を取り除くときためには、外部からの上昇指令を制御回路10に与えて、シャッタ本体1を上昇方向に移動させる操作が必要であった。
【0011】
また、特開平9−78965号公報(特許文献1)に開示されている方法では、光電検出器などが必要なために高価になるという新たな問題点があった。
【0012】
この発明の目的は、上記問題点を解消したシャッタ駆動装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この第1の発明はシャッタを駆動する電動機と、前記シャッタを上昇または下降させるために、前記電動機を所望の回転方向に回転させる電力を供給する電源回路と、前記電源回路から前記電動機に流れる電流を検出する電流検出器と、前記シャッタの先端が所定の下限位置に到達すると作動し、該シャッタをロック状態にするロック機構と、前記ロック状態を解除するロック解除手段と、外部からの前記シャッタへの上昇指令または下降指令に従って、前記電流検出器の検出値を監視しつつ、前記電源回路とロック解除手段とを制御する制御回路とを備え、
前記下降指令が与えられて前記電動機が前記シャッタの下降方向に回転中に、前記電流検出器の検出値が予め定めた上限値を越えた状態で所定の第1時間継続したときに、所定の第2時間の間前記電動機を停止させ、その後、所定の第3時間の間前記ロック解除手段を動作させつつ、前記電動機を前記シャッタの上昇方向に回転させ、この上昇方向回転での前記電流検出器の検出値が前記上限値を越えた状態で所定の第4時間の間継続したときに、前記シャッタの先端が前記下限位置に到達していると判定することを特徴としたシャッタ駆動装置にする。
【0014】
第2の発明は前記第1の発明のシャッタ駆動装置において、前記第3時間の値は、前記第2時間を経過した後から前記電動機が上昇方向の回転中での前記電流検出器の検出値が前記上限値を越えるときまでの時間計測値に基づいて設定することを特徴とする。
【0015】
第3の発明は前記第1または2の発明のシャッタ駆動装置において、前記上限値の値は、前記電動機が上昇または下降中の前記電流検出器の検出値に基づいて設定することを特徴とする。
【0016】
第4の発明は前記第1ないし3の発明のシャッタの駆動装置において、前記電源回路は商用電源から形成されることを特徴とする。
【0017】
第5の発明は前記第1ないし3の発明のシャッタの駆動装置において、前記電源回路は半導体電力変換回路から形成されることを特徴とする。
【0018】
第6の発明は前記第5の発明のシャッタ駆動装置において、前記電動機を直流電動機またはブラシレス直流電動機としたことを特徴とする。
【0019】
この発明は、シャッタの先端が上限位置または下限位置に到達すると、このシャッタを駆動する電動機の回転が拘束され、その結果、該電動機の電流が増大すること、さらに、前記下限位置で作動するロック機構が動作中には前記シャッタを駆動する電動機を該シャッタの上昇方向に回転させようとしても、この電動機の回転が拘束され、このときにも、該電動機の電流が増大することに着目してなされたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施の形態を示すシャッタ駆動装置の模式的概念構成図であり、図1の構成において、図4に示した従来例構成と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここではその説明を省略する。
【0021】
すなわち、図1に示す構成が図4に示した構成と異なる点は、先述のリミットSW5,6が省略され、代わりに、電動機3と電源回路4との接続経路に電流検出器21が挿設され、さらに、この電流検出器21の検出値と外部からの昇降指令または下降指令とに基づいて、電動機3とロック機構7とを制御する制御回路20を、先述の制御回路10に代えて、備えている。
【0022】
また図1において、シャッタ本体1を上昇または下降させるためには電動機3を所望の回転方向に回転させる必要があり、この回転方向は、電源回路4を商用電源,切替スイッチなどから構成しているときには、周知の如く、前記切替スイッチにより商用電源から電動機3への接続の結線を切替ればよい。
【0023】
図1に示したこの発明のシャッタ駆動装置の動作を、図2,図3に示す波形図を参照しつつ、以下に説明する。
【0024】
すなわち図2において、先ず、シャッタ本体1の先端が、図示の如く上限位置にある時刻t1 で、外部より下降指令が制御回路20に与えられると、この制御回路20により、電源回路4を構成する前記切替スイッチが開放状態から電動機3がシャッタ本体1の下降方向に回転する接続状態となり、この状態ではシャッタ本体1が下降するとともに、図示のような電動機3への駆動電流が電流検出器21により検出される。
【0025】
次に、時刻t2 で下降中のシャッタ本体1の先端が、図示の如く下限位置に到達すると、ロック機構7が作動するとともに電動機3の下降方向の回転が拘束されて電流検出器21の検出値が増大し、該検出値が予め定めた上限値iL (例えば、電動機3の前記駆動電流の3〜5倍程度)を越えている状態で予め定めた時間TL (例えば、1.0秒程度)の間継続すると、シャッタ本体1の先端が所望の下限位置に到達していると、仮に判定し、前記切替スイッチにより電源回路4から電動機3への給電を所定の時間Tm1 (例えば、1.0秒程度)の間停止することで、電動機3を停止させる。
【0026】
その後、制御回路20により、ロック機構7のソレノイド7aを予め定めた時間TS (例えば、0.3秒程度)の間励磁して前記ロック状態を解除しつつ、電源回路4を構成する前記切替スイッチが開放状態から電動機3がシャッタ本体1の上昇方向に回転する接続状態にすると、先述の隙間H(図5参照)に相当する距離だけシャッタ本体1の先端が上昇し、シャッタ本体1の突起部1aとロック機構7の爪部7bとが同じ位置関係になった時には前記時間TS を既に経過したタイミングになるように、このTS の時間値を実測値などに基づいて設定しているために、ロック機構7がロック状態にあり、従って、電動機3の上昇方向の回転が拘束されて電流検出器21の検出値が増大し、該検出値が前記上限値iL を越えている状態で所定の時間Tm2 (例えば、1.0秒程度)継続すると、シャッタ本体1の先端が所望の下限位置に到達していると、最終的に判定する。
【0027】
また図3において、先ず、シャッタ本体1の先端が、図示の如く上限位置にある時刻t3 で、外部より下降指令が制御回路20に与えられると、この制御回路20により、電源回路4を構成する前記切替スイッチが開放状態から電動機3がシャッタ本体1の下降方向に回転する接続状態となり、この状態ではシャッタ本体1が下降するとともに、図示のような電動機3への駆動電流が電流検出器21により検出される。
【0028】
次に時刻t4 で、下降中のシャッタ本体1の先端が先述の隙間H以下になった状態で、例えば、何らかの障害物に当接すると、電動機3の下降方向の回転が拘束されて、電流検出器21の検出値が増大し、この検出値が前記上限値iL を越えている状態で前記時間TL 継続すると、シャッタ本体1の先端が所望の下限位置に到達したと、仮に判定し、前記切替スイッチにより電源回路4から電動機3への給電を前記時間Tm1 停止することで電動機3を停止させる。
【0029】
その後、制御回路20により、ロック機構7のソレノイド7aを前記時間TS の間励磁して前記ロック状態を解除しつつ、電源回路4を構成する前記切替スイッチが開放状態から電動機3がシャッタ本体1の上昇方向に回転する接続状態にすると、シャッタ本体1の先端が上昇し、シャッタ本体1の突起部1aとロック機構7の爪部7bとが同じ位置関係になった時は前記時間TS 内のタイミングに設定されているために、前記ロック状態が解除された状態にあり、その結果、電動機3は上昇方向の回転を継続するとともに、電流検出器21の検出値も前記上限値iL を越える状態にはならない。
【0030】
従って、この発明のシャッタ駆動装置では図3に示したような動作状態に陥っても、シャッタ本体1の先端が自動的に上昇方向に移動するので、前記障害物の除去が可能である。
【0031】
また、シャッタ本体1の先端が上述の下限位置にある状態で、外部より上昇指令が制御回路20に与えられると、この制御回路20により、先ず、ロック機構7のソレノイド7aを例えば10秒程度励磁して、先述のロック状態を解除しつつ、電源回路4を構成する前記切替スイッチが開放状態から電動機3がシャッタ本体1の上昇方向に回転する接続状態にすると、シャッタ本体1が上昇し続け、この上昇中のシャッタ本体1の先端が前記上限位置に到達すると、電動機3の上昇方向の回転が拘束されて電流検出器21の検出値が増大し、この検出値が前記上限値iL を越えている状態で前記時間TL 継続すると、シャッタ本体1の先端が上限位置に到達していると判定し、前記切替スイッチにより電源回路4から電動機3への給電を停止することにより、電動機3が停止状態になる。
【0032】
なお、前記時間TS や上限値iL の設定値は、このシャッタ駆動装置の経時変化などに対処するために、定期的に、実測値などに基づいて修正することが望ましい。
【0033】
具体的には、時間TS は、図2において、時間Tm1 経過後から電動機3が上昇方向で回転中での電流検出器21が上限値iL を検出するまでの時間Tβを計測し、この時間Tβに所定の定数α(但し、0<α<1.0)を乗じた値として時間TS を求め、この時間TS を新たな時間として設定変更する。なお、時間Tβの計測を複数回繰り返してその平均値を求め、この平均値に定数αを乗じて時間TS を求めるようにしてもよい。
【0034】
また、上限値iL は次のように行う。先ず、シャッタ本体1の上昇または下降中に、所定の時間Δt毎に電流検出器21の検出値を記憶する。その後、シャッタ本体1の先端が上限または下限位置に到達すると、電流検出器21の検出値が増大して上限値iL を越えることになるが、この状態が継続している時間TL を除くΔt毎の前記検出値の中から最大電流検出値iM を求め、この最大電流検出値iM に所定の定数γ(但し、γ>1.0)を乗じた値として上限値iL を求め、この上限値iL を新たな上限値として設定変更する。なお、最大電流検出値iM の計測を複数回繰り返してその平均値を求め、この平均値に定数γを乗じて上限値iL を求めるようにしてもよい。
【0035】
なお、上述の動作説明では電源回路4を商用電源,切替スイッチなどから構成している例について述べたが、電源回路4を半導体電力変換回路で形成し、電動機3を直流電動機または直流ブラシレス電動機とすることにより、先述の切替スイッチの機能を前記半導体電力変換回路に持たせることができ、また、電動機3を直流電動機または直流ブラシレス電動機にすることにより、電流検出器21の検出値はほぼ電動機3のトルク電流とすることができるので、このシャッタ駆動装置の制御精度を改善することができる。
【0036】
さらに、上述の動作説明では電動機3の回転方向に関わらず前記上限値iL を設定したが、この上限値を前記回転方向で変えてもよい。また、電動機3の動作開始時の突入電流によるこのシャッタ駆動装置の誤動作を防止するために、電流検出器21の検出値に一次遅れのフィルタなどを設ける、或いは前記動作開始時から一定時間、電流検出器21の検出値を無視するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
この発明によれば、シャッタの先端が上限位置または下限位置に到達すると、このシャッタを駆動する電動機の回転が拘束され、その結果、該電動機の電流が増大することを検知して前記上限位置または下限位置に到達したことを判定するようにしたため、前記上限位置または下限位置を検知する位置センサが不要となり、このシャッタ駆動装置を安価にでき、さらに、シャッタの先端と前記下限位置との間に障害物が介在しても、この発明のシャッタ駆動装置ではシャッタの先端が自動的に上昇方向に移動するので、容易に前記障害物の除去が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すシャッタ駆動装置の模式的概念構成図
【図2】図1の動作を説明する波形図
【図3】図1の動作を説明する波形図
【図4】従来例を示すシャッタ駆動装置の模式的概念構成図
【図5】図1,図4の動作を説明する模式的概念構成図
【図6】図1,図4の動作を説明する模式的概念構成図
【符号の説明】
1…シャッタ本体、2…枠、3…電動機、4…電源回路、5,6…リミットSW、7…ロック機構、10,20…制御回路、21…電流検出器。
【発明の属する技術分野】
この発明は、家庭用の窓シャッタや一般用のシャッタなどを駆動するシャッタ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のシャッタとしては、電動機を動力源としてシャッタを駆動するものが広く普及しているが、シャッタの先端が上限位置または下限位置に到達したときに前記電動機を自動的に停止させる必要があり、また、前記下限位置に到達しているときにはシャッタを施錠するためのロック機構が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図4は、上記特許文献を含む従来のシャッタ駆動装置の模式的概念構成図であり、1はシャッタ本体、2はシャッタ本体1を昇降させる際のガイドレールの機能を兼ねる枠、3はシャッタ本体1の図示しない巻枠などを駆動する電動機、4はシャッタ本体1を上昇または下降させるために電動機3を所望の回転方向に回転させる電力を供給する電源回路、5は枠2に支持されシャッタ本体1の先端が上限位置に到達したときに動作するリミットSW、6は枠2に支持されシャッタ本体1の先端が下限位置に到達したときに動作するリミットSW、7は前記下限位置に至っているときにシャッタ本体1を施錠するためのロック機構(図5,図6を参照)、10はリミットSW5,6からの動作信号が入力され、外部からのシャッタ本体1への上昇指令または下降指令に従って、電源回路4とロック機構7とを制御する制御回路である。
【0004】
図5,図6(イ,ロ)は、図4に示したロック機構7の動作を説明する模式的概念構成図であり、このロック機構7はソレノイド7a,図示の形状の爪部7b,コイル状のバネ7cなどから形成され、また、シャッタ本体1の先端部1cには図示のような位置関係で突起部1aが設けられている。
【0005】
すなわち、図5はシャッタ本体1が下降または上昇動作の際で、シャッタ本体1の先端部1bが枠2(図4参照)の中間部に位置する状態を示し、突起部1aと爪部7bとは図示のような位置関係にあり、また、図6(イ)は、図5の状態からシャッタ本体1が下降し、突起部1aが爪部7bの斜面に当接すると、爪部7bがバネ7cを介して紙面右方向に移動しつつ、シャッタ本体1がさらに下降して、突起部1aと爪部7bとが図示のような位置関係になると、シャッタ本体1がロック機構7の動作によりロック状態になることを示している。
【0006】
この状態では、図6(イ)に示す如く、シャッタ本体1の先端部1bと前記下限位置との間には、上述のロック機構7のロック動作を確実に行わせることを主たる目的として、隙間Hが設けられ、シャッタ本体1はさらに下降可能である。すなわち、リミットSW6,電源回路4などの動作タイミングを調整して、図6(ロ)に示すように、シャッタ本体1の先端1bが前記下限位置にほぼ当接するまで下降するようにしている。なお、図6(イ)および図(6ロ)に示した位置関係では、図示しないリミットSW6(図4参照)も動作状態になっている。
【0007】
また、図6(ロ)に示した位置関係で、外部から制御回路10(図4参照)に上昇指令が与えられると、上述の如く、リミットSW6が動作状態にあることから、ロック機構7のソレノイド7aを所定の時間励磁する指令が制御回路10から発せられ、この励磁によりロック機構7の爪部7bがバネ7cを介して紙面右方向に移動することにより、突起部1aの前記ロック状態が解除されるので、この励磁期間中からシャッタ本体1を上昇させるようにしている。
【0008】
【特許文献1】
特開平9−78965号公報(第2−3頁、図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示した従来の構成によると、図6(イ)に示した隙間H(例えば、10ミリメートル程度)が存在することから、リミットSW6,電源回路4などの動作タイミングを調整して、シャッタ本体1の先端1bが前記下限位置にほぼ当接するまで下降するようにしている。
【0010】
その結果、例えば、前記隙間Hに誤って指を入れた状態で、シャッタ本体1が前記下限位置に向かって下降しているときには、その指が強く挟まれて負傷する恐れがあり、このとき、挟まれた前記指を取り除くときためには、外部からの上昇指令を制御回路10に与えて、シャッタ本体1を上昇方向に移動させる操作が必要であった。
【0011】
また、特開平9−78965号公報(特許文献1)に開示されている方法では、光電検出器などが必要なために高価になるという新たな問題点があった。
【0012】
この発明の目的は、上記問題点を解消したシャッタ駆動装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この第1の発明はシャッタを駆動する電動機と、前記シャッタを上昇または下降させるために、前記電動機を所望の回転方向に回転させる電力を供給する電源回路と、前記電源回路から前記電動機に流れる電流を検出する電流検出器と、前記シャッタの先端が所定の下限位置に到達すると作動し、該シャッタをロック状態にするロック機構と、前記ロック状態を解除するロック解除手段と、外部からの前記シャッタへの上昇指令または下降指令に従って、前記電流検出器の検出値を監視しつつ、前記電源回路とロック解除手段とを制御する制御回路とを備え、
前記下降指令が与えられて前記電動機が前記シャッタの下降方向に回転中に、前記電流検出器の検出値が予め定めた上限値を越えた状態で所定の第1時間継続したときに、所定の第2時間の間前記電動機を停止させ、その後、所定の第3時間の間前記ロック解除手段を動作させつつ、前記電動機を前記シャッタの上昇方向に回転させ、この上昇方向回転での前記電流検出器の検出値が前記上限値を越えた状態で所定の第4時間の間継続したときに、前記シャッタの先端が前記下限位置に到達していると判定することを特徴としたシャッタ駆動装置にする。
【0014】
第2の発明は前記第1の発明のシャッタ駆動装置において、前記第3時間の値は、前記第2時間を経過した後から前記電動機が上昇方向の回転中での前記電流検出器の検出値が前記上限値を越えるときまでの時間計測値に基づいて設定することを特徴とする。
【0015】
第3の発明は前記第1または2の発明のシャッタ駆動装置において、前記上限値の値は、前記電動機が上昇または下降中の前記電流検出器の検出値に基づいて設定することを特徴とする。
【0016】
第4の発明は前記第1ないし3の発明のシャッタの駆動装置において、前記電源回路は商用電源から形成されることを特徴とする。
【0017】
第5の発明は前記第1ないし3の発明のシャッタの駆動装置において、前記電源回路は半導体電力変換回路から形成されることを特徴とする。
【0018】
第6の発明は前記第5の発明のシャッタ駆動装置において、前記電動機を直流電動機またはブラシレス直流電動機としたことを特徴とする。
【0019】
この発明は、シャッタの先端が上限位置または下限位置に到達すると、このシャッタを駆動する電動機の回転が拘束され、その結果、該電動機の電流が増大すること、さらに、前記下限位置で作動するロック機構が動作中には前記シャッタを駆動する電動機を該シャッタの上昇方向に回転させようとしても、この電動機の回転が拘束され、このときにも、該電動機の電流が増大することに着目してなされたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施の形態を示すシャッタ駆動装置の模式的概念構成図であり、図1の構成において、図4に示した従来例構成と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここではその説明を省略する。
【0021】
すなわち、図1に示す構成が図4に示した構成と異なる点は、先述のリミットSW5,6が省略され、代わりに、電動機3と電源回路4との接続経路に電流検出器21が挿設され、さらに、この電流検出器21の検出値と外部からの昇降指令または下降指令とに基づいて、電動機3とロック機構7とを制御する制御回路20を、先述の制御回路10に代えて、備えている。
【0022】
また図1において、シャッタ本体1を上昇または下降させるためには電動機3を所望の回転方向に回転させる必要があり、この回転方向は、電源回路4を商用電源,切替スイッチなどから構成しているときには、周知の如く、前記切替スイッチにより商用電源から電動機3への接続の結線を切替ればよい。
【0023】
図1に示したこの発明のシャッタ駆動装置の動作を、図2,図3に示す波形図を参照しつつ、以下に説明する。
【0024】
すなわち図2において、先ず、シャッタ本体1の先端が、図示の如く上限位置にある時刻t1 で、外部より下降指令が制御回路20に与えられると、この制御回路20により、電源回路4を構成する前記切替スイッチが開放状態から電動機3がシャッタ本体1の下降方向に回転する接続状態となり、この状態ではシャッタ本体1が下降するとともに、図示のような電動機3への駆動電流が電流検出器21により検出される。
【0025】
次に、時刻t2 で下降中のシャッタ本体1の先端が、図示の如く下限位置に到達すると、ロック機構7が作動するとともに電動機3の下降方向の回転が拘束されて電流検出器21の検出値が増大し、該検出値が予め定めた上限値iL (例えば、電動機3の前記駆動電流の3〜5倍程度)を越えている状態で予め定めた時間TL (例えば、1.0秒程度)の間継続すると、シャッタ本体1の先端が所望の下限位置に到達していると、仮に判定し、前記切替スイッチにより電源回路4から電動機3への給電を所定の時間Tm1 (例えば、1.0秒程度)の間停止することで、電動機3を停止させる。
【0026】
その後、制御回路20により、ロック機構7のソレノイド7aを予め定めた時間TS (例えば、0.3秒程度)の間励磁して前記ロック状態を解除しつつ、電源回路4を構成する前記切替スイッチが開放状態から電動機3がシャッタ本体1の上昇方向に回転する接続状態にすると、先述の隙間H(図5参照)に相当する距離だけシャッタ本体1の先端が上昇し、シャッタ本体1の突起部1aとロック機構7の爪部7bとが同じ位置関係になった時には前記時間TS を既に経過したタイミングになるように、このTS の時間値を実測値などに基づいて設定しているために、ロック機構7がロック状態にあり、従って、電動機3の上昇方向の回転が拘束されて電流検出器21の検出値が増大し、該検出値が前記上限値iL を越えている状態で所定の時間Tm2 (例えば、1.0秒程度)継続すると、シャッタ本体1の先端が所望の下限位置に到達していると、最終的に判定する。
【0027】
また図3において、先ず、シャッタ本体1の先端が、図示の如く上限位置にある時刻t3 で、外部より下降指令が制御回路20に与えられると、この制御回路20により、電源回路4を構成する前記切替スイッチが開放状態から電動機3がシャッタ本体1の下降方向に回転する接続状態となり、この状態ではシャッタ本体1が下降するとともに、図示のような電動機3への駆動電流が電流検出器21により検出される。
【0028】
次に時刻t4 で、下降中のシャッタ本体1の先端が先述の隙間H以下になった状態で、例えば、何らかの障害物に当接すると、電動機3の下降方向の回転が拘束されて、電流検出器21の検出値が増大し、この検出値が前記上限値iL を越えている状態で前記時間TL 継続すると、シャッタ本体1の先端が所望の下限位置に到達したと、仮に判定し、前記切替スイッチにより電源回路4から電動機3への給電を前記時間Tm1 停止することで電動機3を停止させる。
【0029】
その後、制御回路20により、ロック機構7のソレノイド7aを前記時間TS の間励磁して前記ロック状態を解除しつつ、電源回路4を構成する前記切替スイッチが開放状態から電動機3がシャッタ本体1の上昇方向に回転する接続状態にすると、シャッタ本体1の先端が上昇し、シャッタ本体1の突起部1aとロック機構7の爪部7bとが同じ位置関係になった時は前記時間TS 内のタイミングに設定されているために、前記ロック状態が解除された状態にあり、その結果、電動機3は上昇方向の回転を継続するとともに、電流検出器21の検出値も前記上限値iL を越える状態にはならない。
【0030】
従って、この発明のシャッタ駆動装置では図3に示したような動作状態に陥っても、シャッタ本体1の先端が自動的に上昇方向に移動するので、前記障害物の除去が可能である。
【0031】
また、シャッタ本体1の先端が上述の下限位置にある状態で、外部より上昇指令が制御回路20に与えられると、この制御回路20により、先ず、ロック機構7のソレノイド7aを例えば10秒程度励磁して、先述のロック状態を解除しつつ、電源回路4を構成する前記切替スイッチが開放状態から電動機3がシャッタ本体1の上昇方向に回転する接続状態にすると、シャッタ本体1が上昇し続け、この上昇中のシャッタ本体1の先端が前記上限位置に到達すると、電動機3の上昇方向の回転が拘束されて電流検出器21の検出値が増大し、この検出値が前記上限値iL を越えている状態で前記時間TL 継続すると、シャッタ本体1の先端が上限位置に到達していると判定し、前記切替スイッチにより電源回路4から電動機3への給電を停止することにより、電動機3が停止状態になる。
【0032】
なお、前記時間TS や上限値iL の設定値は、このシャッタ駆動装置の経時変化などに対処するために、定期的に、実測値などに基づいて修正することが望ましい。
【0033】
具体的には、時間TS は、図2において、時間Tm1 経過後から電動機3が上昇方向で回転中での電流検出器21が上限値iL を検出するまでの時間Tβを計測し、この時間Tβに所定の定数α(但し、0<α<1.0)を乗じた値として時間TS を求め、この時間TS を新たな時間として設定変更する。なお、時間Tβの計測を複数回繰り返してその平均値を求め、この平均値に定数αを乗じて時間TS を求めるようにしてもよい。
【0034】
また、上限値iL は次のように行う。先ず、シャッタ本体1の上昇または下降中に、所定の時間Δt毎に電流検出器21の検出値を記憶する。その後、シャッタ本体1の先端が上限または下限位置に到達すると、電流検出器21の検出値が増大して上限値iL を越えることになるが、この状態が継続している時間TL を除くΔt毎の前記検出値の中から最大電流検出値iM を求め、この最大電流検出値iM に所定の定数γ(但し、γ>1.0)を乗じた値として上限値iL を求め、この上限値iL を新たな上限値として設定変更する。なお、最大電流検出値iM の計測を複数回繰り返してその平均値を求め、この平均値に定数γを乗じて上限値iL を求めるようにしてもよい。
【0035】
なお、上述の動作説明では電源回路4を商用電源,切替スイッチなどから構成している例について述べたが、電源回路4を半導体電力変換回路で形成し、電動機3を直流電動機または直流ブラシレス電動機とすることにより、先述の切替スイッチの機能を前記半導体電力変換回路に持たせることができ、また、電動機3を直流電動機または直流ブラシレス電動機にすることにより、電流検出器21の検出値はほぼ電動機3のトルク電流とすることができるので、このシャッタ駆動装置の制御精度を改善することができる。
【0036】
さらに、上述の動作説明では電動機3の回転方向に関わらず前記上限値iL を設定したが、この上限値を前記回転方向で変えてもよい。また、電動機3の動作開始時の突入電流によるこのシャッタ駆動装置の誤動作を防止するために、電流検出器21の検出値に一次遅れのフィルタなどを設ける、或いは前記動作開始時から一定時間、電流検出器21の検出値を無視するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
この発明によれば、シャッタの先端が上限位置または下限位置に到達すると、このシャッタを駆動する電動機の回転が拘束され、その結果、該電動機の電流が増大することを検知して前記上限位置または下限位置に到達したことを判定するようにしたため、前記上限位置または下限位置を検知する位置センサが不要となり、このシャッタ駆動装置を安価にでき、さらに、シャッタの先端と前記下限位置との間に障害物が介在しても、この発明のシャッタ駆動装置ではシャッタの先端が自動的に上昇方向に移動するので、容易に前記障害物の除去が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すシャッタ駆動装置の模式的概念構成図
【図2】図1の動作を説明する波形図
【図3】図1の動作を説明する波形図
【図4】従来例を示すシャッタ駆動装置の模式的概念構成図
【図5】図1,図4の動作を説明する模式的概念構成図
【図6】図1,図4の動作を説明する模式的概念構成図
【符号の説明】
1…シャッタ本体、2…枠、3…電動機、4…電源回路、5,6…リミットSW、7…ロック機構、10,20…制御回路、21…電流検出器。
Claims (6)
- シャッタを駆動する電動機と、
前記シャッタを上昇または下降させるために、前記電動機を所望の回転方向に回転させる電力を供給する電源回路と、
前記電源回路から前記電動機に流れる電流を検出する電流検出器と、
前記シャッタの先端が所定の下限位置に到達すると作動し、該シャッタをロック状態にするロック機構と、
前記ロック状態を解除するロック解除手段と、
外部からの前記シャッタへの上昇指令または下降指令に従って、前記電流検出器の検出値を監視しつつ、前記電源回路とロック解除手段とを制御する制御回路とを備え、
前記下降指令が与えられて前記電動機が前記シャッタの下降方向に回転中に、前記電流検出器の検出値が予め定めた上限値を越えた状態で所定の第1時間継続したときに、所定の第2時間の間前記電動機を停止させ、その後、所定の第3時間の間前記ロック解除手段を動作させつつ、前記電動機を前記シャッタの上昇方向に回転させ、この上昇方向回転での前記電流検出器の検出値が前記上限値を越えた状態で所定の第4時間の間継続したときに、前記シャッタの先端が前記下限位置に到達していると判定することを特徴とするシャッタ駆動装置。 - 請求項1に記載のシャッタ駆動装置において、
前記第3時間の値は、前記第2時間を経過した後から前記電動機が上昇方向の回転中での前記電流検出器の検出値が前記上限値を越えるときまでの時間計測値に基づいて設定することを特徴とするシャッタ駆動装置。 - 請求項1または2に記載のシャッタ駆動装置において、
前記上限値の値は、前記電動機が上昇または下降中の前記電流検出器の検出値に基づいて設定することを特徴とするシャッタ駆動装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のシャッタの駆動装置において、
前記電源回路は商用電源から形成されることを特徴とするシャッタ駆動装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のシャッタの駆動装置において、
前記電源回路は半導体電力変換回路から形成されることを特徴とするシャッタ駆動装置。 - 請求項5に記載のシャッタ駆動装置において、
前記電動機を直流電動機またはブラシレス直流電動機としたことを特徴とするシャッタ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003121815A JP2004324269A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | シャッタ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003121815A JP2004324269A (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | シャッタ駆動装置 |
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JP2004324269A true JP2004324269A (ja) | 2004-11-18 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109236167A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-01-18 | 俞天平 | 电动升降帘行程控制装置 |
-
2003
- 2003-04-25 JP JP2003121815A patent/JP2004324269A/ja active Pending
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