JP2004323069A - 容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シートから形成され、両端が開口した筒状の胴部1と、該胴部1の開口端縁を基端に延設された蓋片2とを備えてなり、蓋片2は、開口側に曲げられることで、開口を閉塞可能に構成されるとともに、当該蓋片2の先端側から前記基端側に向けて凸状に形成された挿入片5を先端部に有してなり、胴部1は、当該胴部1の開口を閉塞した蓋片2の挿入片5が挿入される挿入スリット6を周壁に有してなる容器において、前記胴部1及び蓋片2は、挿入スリット6に挿入片5を挿入した状態で、蓋片2の挿入片5より先端側で互いに係合する係合手段11,12を備えてなることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被収容物を収容する箱状の容器に関し、特には、両端を開口した筒状の胴部と、該胴部の開口端縁から延出した蓋片とを備え、該胴部及び蓋片が一枚のシートから形成された容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、被収容物を収容する容器として、図6に示す如く、一枚のシート(例えば、プラスチックシートや、紙シート)から形成され、両端が開口した筒状の胴部50と、該胴部50の開口端縁を基端にして延出した蓋片51とを備え、該蓋片51を開口側に曲げることで胴部50の開口を閉塞して箱状に形成されたものがある。
【0003】
かかる容器は、蓋片51で胴部50の開口を閉塞した際に、シートの弾性により蓋片51が胴部50の開口を閉塞した状態から開放した状態になるのを防止すべく、蓋片51の先端部に挿入片53が形成され、胴部50の周壁に前記挿入片53を挿入する挿入スリット54が形成されている。
【0004】
挿入片53は、当該蓋片51を切り込むことで、蓋片51の先端側から前記基端側に向けて凸状に形成されている。
【0005】
該挿入片53は、蓋片51における挿入片53より先端側を折り曲げることで、胴部50の周壁と略直交した姿勢になり、該姿勢で当該挿入片53の付け根近傍まで挿入スリット54に挿入できるようになっている。
【0006】
そして、挿入片53は、挿入スリット54に挿入した状態で、蓋片51の折り曲げを直して先端側を胴部50の周壁に接近させることで、挿入片53が胴部50の周壁に沿った姿勢(胴部50の周壁に対して傾斜した姿勢)になり、挿入片53の付け根近傍(挿入片53を形成するための切り込みの端部)と挿入スリット54を形成する縁部とが係合するようになっている。
【0007】
これにより、蓋片51自身の弾性力で当該蓋片51が浮き上がって胴部50の開口を開放するといった事態を防止することができるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如く、挿入片53は、蓋片51の先端側から基端に向けて凸状に形成されているので、挿入スリット54に挿入した状態で、胴部50の周壁に対して傾斜した姿勢になった際に、挿入スリット54と挿入片53とが係合することになるが、蓋片51は、胴部50の開口側に曲げることで当該開口を閉塞するように構成されているので、蓋片51自身の弾性が作用し、当該蓋片51によって挿入片53の付け根近傍が胴部50の開口側に引っ張られてしまう場合がある。
【0009】
そのため、図7に示す如く、挿入片53は、挿入スリット54に対する挿入部位を支点にして回転し、周壁55に対して交差した姿勢(挿入スリット54への挿入時の略近似した姿勢)となってしまい、挿入片53が挿入スリット54から抜け易い状態になる場合があった。
【0010】
特に、蓋片51を湾曲状に曲げた状態で胴部50の開口を閉じるようにした、いわゆるラウンドタイプの容器は、蓋片51の湾曲により、当該蓋片51に大きな弾性力が常に作用した状態となるので、挿入片53の付け根近傍が常に引っ張られ、当該蓋片51が胴部50の周壁55に対して交差した姿勢になり易く、挿入片53が挿入スリット54から抜け易い状態になるのが顕著である。
【0011】
また、挿入片53の挿入スリット54への挿入時に、蓋片51に折り癖が付いた場合には、挿入片53が胴部50の周壁に沿った姿勢(周壁に対して傾斜した姿勢)にはならず、この状態で蓋片51の弾性力が作用すると、挿入片53が挿入スリット54から抜けてしまい、蓋片51による胴部50の開口の閉塞が解除されてしまう場合もあった。
【0012】
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、胴部の開口端縁に延設された蓋片で、当該胴部の開口を閉じた状態を確実に維持することのできる容器を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる容器は、請求項1記載の如く、シートから形成され、両端が開口した筒状の胴部と、該胴部の開口端縁を基端に延設された蓋片とを備えてなり、蓋片は、開口側に曲げられることで、開口を閉塞可能に構成されるとともに、当該蓋片の先端側から前記基端側に向けて凸状に形成された挿入片を先端部に有してなり、胴部は、当該胴部の開口を閉塞した蓋片の挿入片が挿入される挿入スリットを周壁に有してなる容器において、前記胴部及び蓋片は、挿入スリットに挿入片を挿入した状態で、蓋片の挿入片より先端側で互いに係合する係合手段を備えてなることを特徴とする。
【0014】
上記容器によれば、蓋片の先端部に設けられた挿入片が、蓋片の先端側から基端側に向けて凸状に形成されているので、挿入片を挿入スリットに挿入する際には、従来と同様に、胴部の開口を蓋片によって閉塞した状態で、蓋片における挿入片より先端側を折り曲げ、挿入片が胴部の周壁と略直交する姿勢にして挿入スリットに挿入することになる。そして、挿入片より先端側の部分を胴部の周壁に接近させることで、挿入片が元の姿勢に略近似して胴部の周壁に沿った状態になる。
【0015】
そして、この状態で、係合手段によって挿入片より先端側で胴部及び蓋片を互いに係合させれば、蓋片における挿入片より先端側の部分が、胴部の周壁から離間するのを規制されることになる。したがって、蓋片の弾性力が作用して当該蓋片により挿入片の付け根近傍、或いはそれより先端側が胴部の開口側に引っ張られても、係合手段の係合により胴部の周壁からの蓋片の先端部分の離間が規制され、挿入スリットに挿入された姿勢(胴部の周壁に沿った姿勢)を維持させることができ、蓋片で胴部の開口を閉じた状態を確実に維持することができる。
【0016】
また、請求項2記載の如く、前記係合手段は、胴部の周壁又は蓋片の何れか一方に設けられた係合片と、前記係合片を挿入可能に他方に設けられた係合スリットとで構成されてなり、前記係合片は、係合スリットに挿入された状態で、他方に対して傾斜した姿勢になるように設けられることが好ましい。なお、ここで「スリット」とは、切り込みのような線状の隙間を含むことは勿論のこと、長孔状のものも含む概念である。
【0017】
このようにすれば、挿入片より先端側を他方から離間させようとする力が係合手段に作用しても、係合スリットに挿入した係合片が、他方に対して傾斜した姿勢、すなわち離間方向に交差した姿勢となっているので、係合スリットへの係合片の挿入により、その離間させようとする力に対抗することができる。これによって、係合片が係合スリットから離脱するのを確実に防止することができる。
【0018】
また、請求項3記載の如く、前記係合スリットは、胴部の開口を閉塞した蓋片の先端部を、胴部の周壁と対向させた状態で、係合片と対向して略同方向で凸状をなす片部を形成するように、胴部の周壁又は蓋片の何れか他方が切り込まれて形成され、前記係合片は、先端部を前記係合スリットに挿入可能に形成されることが好ましい。このようにすれば、係合片と片部とを対向させた状態で係合片を胴部の軸心に向けて押圧すると、片部が係合片とともに撓んで係合スリットの隙間が大きくなるとともに、係合片及び片部の撓み角が大きくなり、最終的には係合片の先端部が係合スリットの縁部を乗り越えることになる。
【0019】
そうすると、この状態で押圧を解除すれば、係合片及び片部が撓み状態から元の状態に復元して、係合片が胴部の周壁又は蓋片の何れか他方に対して傾斜した姿勢で係合スリットに挿入された状態になる。したがって、係合片を押圧するといった一工程(ワンタッチ)で係合片を係合スリットに挿入することができる。
【0020】
また、蓋片を開けて胴部の開口を開放する際には、蓋片の先端を胴部の周壁から強制的に離間させることで、係合片が変形して係合スリットから抜けるとともに、蓋片の先端が回転移動するように蓋片が折り曲げられることになる。
【0021】
そうすると、蓋片の折り曲げにより、挿入片が周壁と交差した姿勢になり、そのまま挿入片を挿入スリットから抜くことで蓋片を開けることができる。したがって、係合スリットからの係合片を抜き取る動作から蓋片を開ける一連の動作を一工程(ワンタッチ)で行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態にかかる容器について、添付図面を参照して説明する。
【0023】
本実施形態にかかる容器は、図1及び図2に示す如く、両端(上下端)が開口した筒状の胴部1と、該胴部1の上端開口を閉塞する蓋片2とを備えている。
【0024】
前記胴部1は、互いに対向する平面状をなす一対の第一壁3a,3bと、該一対の第一壁3a,3bの側端同士を連結し、互いに対向する一対の第二壁4a,4bとで構成されて角筒状に形成されている。
【0025】
前記第一壁3a,3bは、上端側の一方の角部が四分の一の円弧状に形成されており、第二壁4a,4bは、正面視略矩形状に形成されており、一方の第二壁4aが他方の第二壁4bに比して上下方向の長さが長く設定されている。なお、ここで「四分の一の円弧状」とは、内角が略90°に設定された円弧をいい、内角とは、円弧の中心と、円弧の両端とを結ぶ二本の仮想線同士でなす角度をいう。
【0026】
前記第一壁3a,3b及び第二壁4a,4bのそれぞれは、下端が水平方向に略面一に形成されており、一方の第二壁4aの上端は、第一壁3a,3bの他方の角部側の上端と一致し、他方の第二壁4bの上端は、第一壁3a,3bの一方の角部を形成する円弧状をなす端縁の終端部と略一致している。
【0027】
一方の第二壁4aは、後述する挿入片5を挿入する挿入スリット6が上端部に設けられている。該挿入スリット6は、当該第二壁4aを貫通するように切り込まれた切り込みである。該挿入スリット6(切り込み)は、第二壁4aにおける短手方向(横方向)で略直線状に形成されており、両端部が胴部1の下端に向けてやや切り込まれている。下端に向けて切り込まれた切り込みは、第二壁4aの短手方向の両端(側端)側に凸状をなして円弧状に形成されている。
【0028】
前記蓋片2は、他方の第二壁4bの上端を基端にして延設されており、前記第一壁3a,3bの上端縁の形状に対応して四分の一の円弧状に湾曲させることで、胴部1の上端開口を閉じるように構成されている。
【0029】
具体的には、蓋片2は、胴部1の開口端縁(第二壁4bの上端縁)を前記基端にして延設された蓋部7と、該蓋部7の先端から延出する折曲部8とで構成されている。
【0030】
前記蓋部7は、第一壁3a,3bの上端縁の形状に対応させるように、湾曲状に曲げることで胴部1の上端開口を閉じるようになっている。すなわち、当該容器は、角をたてるように第二壁4bの蓋部7との接続部分(蓋部7の基端近傍)を折り曲げることなく胴部1の上端開口を閉じる、いわゆるラウンドタイプの容器である。
【0031】
前記折曲部8は、前記蓋部7との境界に形成された折り曲げ罫線9で、折り曲げられることで、胴部1の一方の第二壁4aの外面と対向するようになっている。蓋片2の先端部である折曲部8には、当該蓋片2が切り込まれて、先端側から前記基端側に凸状をなす前記挿入片5が形成されている。
【0032】
該挿入片5は、当該挿入片5を形成する切り込みの両端から蓋片2の延出方向と直交する方向に延びる折り曲げ罫線10で、折曲部8の先端側を折り曲げることで、切り込みより基端側の折曲部8に対して交差(対向する胴部1の第二壁4aと交差)した姿勢になり、該姿勢で胴部1の外面側(一方の第二壁4aの外面側)から胴部1の挿入スリット6に挿入するようになっている。
【0033】
上記構成の胴部1及び蓋片2は、上述の如く挿入片5を挿入スリット6に挿入した状態で、該挿入位置より折曲部8の先端側(蓋片2の先端側)で互いに係合する係合手段を有している。
【0034】
該係合手段は、前記挿入片5より蓋片2の先端側に設けられた係合片11と、胴部1の一方の第二壁4aに形成され、前記係合片11が挿入される係合スリット12とで構成されている。
【0035】
前記係合片11は、蓋片2の先端でもある折曲部8の先端から突出して形成されており、外縁が円弧状をなしている。該係合片11は、挿入片5を挿入スリット6に挿入した状態で、先端部を係合スリット12に挿入することができるように形状設定されている。
【0036】
前記係合スリット12は、胴部1の横方向に延びるように、一方の第二壁4aを切り込んだ切り込みである。具体的には、係合スリット12は、第二壁4aが下方側(胴部1の下端側)に向けて凸状をなして円弧状に切り込まれて形成されている。これにより、一方の第二壁4aには、係合スリット12の形成により、当該係合スリット12(切り込み)の形状に対応して、外縁が円弧状をなして胴部1の下端開口側に凸状の片部13が形成されることになる。
【0037】
該片部13は、蓋片2(蓋部7)で胴部1の上端開口を閉塞した状態で、折曲部8(蓋片2の先端部)を第二壁4aに対向させた際に、係合片11と対向し、且つ同方向(胴部1の下端側)に凸状をなすように形成されている。換言すれば、前記係合スリット12は、上記構成の片部13を形成するように、第二壁4aが切り込まれて形成されている。
【0038】
さらに、上記構成の容器は、胴部1の下端開口を閉じるべく、胴部1の下端開口縁部には、胴部1の下端開口を閉塞する底片14と、胴部1の開口を閉塞した底片14の両側端部と胴部1との間に隙間が形成されるのを防止する一対の折込フラップ15,15とが延設されている。
【0039】
前記底片14は、胴部1の他方の第二壁4bの下端(胴部1の下端開口縁)を基端にして延設されている。該底片14は、第二壁4bとの境界に形成された折り曲げ罫線16で折り曲げることで、胴部1の下端開口を閉じる底部17と、該底部17の先端に延設されて当該底片14の先端部を形成する曲げ部18とで構成されている。該曲げ部18は、底部17との境界に形成された折り曲げ罫線19で当該底片14を折り曲げることで、一方の第二壁4a側の胴部1の下端開口内に挿入することができるようになっている。
【0040】
前記一対の折込フラップ15,15は、各第一壁3a,3bの下端(胴部1の下端)を基端にして延設されている。該一対の折込フラップ15,15は、底部17との境界に形成された折り曲げ罫線20で胴部1の開口側に折り込まれるようになっている。
【0041】
上記底片14及び一対の折込フラップ15,15は、前記一対の折込フラップ15,15を胴部1の開口側に折り込んだ状態で、曲げ部18を胴部1の下端開口に挿入することによって、底片14(底部17)及び折込フラップ15,15で胴部1の下端開口の閉塞を維持できるようになっている。
【0042】
以上構成の容器は、所定形状に裁断された一枚のプラスチックシートを折り曲げ加工することにより形成されている。プラスチックシートについて、さらに詳しく説明すると、プラスチックシートは、厚さが0.2〜0.4mmのポリプロピレンや、ポリエチレンテレフタレート等からなり、図3に示す如く、胴部1(第一壁3a,3b、及び第二壁4a,4b)を形成する胴部形成部30と、前記蓋片2を形成する蓋形成部31と、前記底片14を形成する底形成部32と、折込フラップ15,15を形成するフラップ形成部33とで構成されている。
【0043】
前記胴部形成部30は、第一壁3a,3bを形成すべく、略短冊状をなす三つの第一領域34a,34b,34cと、第二壁4a,4bを形成する略矩形状をなす二つの第二領域35a,35bとで構成されている。
【0044】
第一領域34a,34b,34cのうちの二つの第一領域34a,34bは、長手方向の一端における一方の角部が四分の一の円弧状に形成されており、残り一つの第一領域34cは略矩形に形成されている。各第一領域34a,34b,34cは、矩形に形成された第一領域34cを端にして、第二領域35a,35bを挟んで三つ横並びに形成されている。
【0045】
各第二領域35a,35bは、矩形に形成されており、短手方向の幅が等しく設定されており、長手方向の長さが一方の第二壁4aを形成する一方の第二領域35aに比して他方の第二壁4bを形成する他方の第二領域35bが短く設定されている。第二領域35a,35bは、三つの第一領域34a,34b,34c間にそれぞれ形成されており、長手方向の他端縁が第一領域34a,34b,34cの他端縁と同一直線上に位置するように、短手方向の両端縁が、第一領域34a,34b,34cの短手方向の端縁に連接されいる。
【0046】
前記長手(一方)の第二領域35aの一端部には、長手方向の一端から他端に向けて所定間隔を有して短手方向に切り込まれて前記挿入スリット6が形成されている。
【0047】
また、該挿入スリット6(直線状の切り込み)から他端に向けて所定間隔を有した位置に、短手方向に切り込まれて係合スリット12が形成されている。該係合スリット12は、上述の如く、当該第二領域35aの長手方向の他端側に凸状をなすように円弧状に切り込まれて形成され、該切り込みにより係合スリット12に隣接した一端側に、当該第二領域35aの長手方向の他端に向けて凸状をなす前記片部13が形成されている。
【0048】
上記構成の胴部形成部30は、各領域34a,34b,34c,35a,35bの境界線上に折り曲げ罫線36が形成されている。
【0049】
前記蓋形成部31は、短手(他方)の第二領域35bの長手方向の一端を基端にして延設されている。該蓋形成部31は、第一領域34aに連設された前記蓋部7を形成する蓋領域31aと、該蓋領域31aに連設されて前記折曲部8を形成する折曲領域31bとで構成されている。なお、蓋領域31aと折曲領域31bとの境界には、折り曲げ罫線9が形成されている。
【0050】
前記蓋領域31aは、略矩形状に形成されており、前記第一領域34a,34bの円弧状に形成された角部の端縁の長さに対応した長さで、第二領域35bの一端から延出している。
【0051】
前記折曲領域31bには、当該蓋形成部31(折曲部8)が円弧状に切り込まれて蓋領域31a側に凸状をなす前記挿入片5が形成されている。また、該折曲領域31bは、挿入片5を形成する切り込みの両端から延出方向と直交する方向に延びる折り曲げ罫線10が設けられており、当該折曲領域31bの先端には、外周縁が円弧状に形成された前記係合片11が延設されている。
【0052】
前記底形成部32は、短手(他方)の第二領域35bの長手方向の他端を基端にして延設されている。該底形成部32は、第二領域35bに延設され前記底部17を形成する底領域32aと、該底領域32aの先端に延設されて前記曲げ部18を形成する曲げ領域32bとで構成されている。第二領域35bと底領域32aとの境界、及び該底領域32aと曲げ領域32bとの境界には、折り曲げ罫線16、19が形成されている。
【0053】
フラップ形成部33は、三つの第一領域34a,34b,34cのうち第二領域35a,35bに挟まれた第一領域34b、及び残りの第一領域34a,34cの何れか一方の第一領域34aの長手方向の他端を基端に延設されており、第一領域34b,34cとフラップ形成部33との境界には、折り曲げ罫線20が形成されている。
【0054】
上記構成のプラスチックシートから容器を形成するには、まず、胴部形成部30を折り曲げ罫線36で折り曲げ、両端の第一領域34a,34cを面接着し、これによって角筒状の胴部1を形成し、図2に示した態様にする。
【0055】
そして、各フラップ形成部33を折り曲げ罫線20に沿って折り込み(胴部1の内部側に折り曲げ)、底形成部32(底領域32a、曲げ領域32b)を折り曲げ罫線16、19に沿って折り曲げ、曲げ領域32b(曲げ部18)を胴部1(折込フラップ15,15と、胴部1の第二壁4aとの間)に挿入することで、胴部1の下端開口が完全に閉じられた状態となり、上端開口から被収容物を収容できる状態となる。
【0056】
そして、胴部1内に被収容物を収容し、折曲領域31b(折曲部8)を折り曲げ罫線9に沿って折り曲げ、蓋片2(蓋形成部31の蓋領域31a)を第一壁3a,3bの円弧状の端縁に沿うよう湾曲させ、折曲領域31b(折曲部8)を一方の第二壁4aの外面側と対向させる。
【0057】
そして、図4(イ)に示す如く、蓋部7と折曲部8との境界に形成された折り曲げ罫線9近傍を、一方の第二壁4aの上端面に略当接させた状態で、折曲部8の先端側を、挿入片5を形成する切り込みから横方向に延びる折り曲げ罫線10に沿って、外側に曲げる。
【0058】
そうすると、この曲げ(先端側の移動)に伴って、挿入片5が第二壁4aと交差(略直交)した姿勢となる。この状態で、挿入片5の先端が挿入スリット6と対向状態となって、当該挿入スリット6に挿入可能な状態になる。
【0059】
そして、挿入スリット6に挿入片5を挿入し、折曲部8の先端を胴部1(第二壁4a)に接近させると、図4(ロ)に示す如く、挿入片5は、挿入スリット6に挿入する際の姿勢に比して大きく傾斜して第二壁4aの壁面に沿った姿勢、すなわち、第二壁4a(周壁の壁面)に対して傾斜した姿勢となる。
【0060】
この状態で、図4(ハ)に示す如く、折曲部8の先端部(係合片11)を胴部1側に押圧すると、片部13が係合片11に押されて胴部1の内部側に湾曲する(撓む)。そして、係合片11及び片部13の撓み角が大きくなると、該係合スリット12を形成する胴部1の下端側の端縁を係合片11の先端が乗り越えることになる。
【0061】
この状態になると、図4(ニ)に示す如く、係合片11及び片部13が、弾性によって元の姿勢に戻ろうとして、それぞれの撓み角度が小さくなって、係合片11の先端部が係合スリット12に挿入された状態(係合スリット12を形成する下端側の端縁と、係合スリット12により形成された片部13とで挟まれた状態)となって、蓋片2で胴部1の上端開口を閉塞した状態となる。
【0062】
この状態で、係合片11が第二壁4aの壁面に沿った姿勢になり、挿入片5の挿入された挿入スリット6より胴部1の下端側で、係合片11と係合スリット12とが係合した状態になっているので、挿入片5は、第二壁4aに沿った姿勢で維持することとなり、該挿入片5を形成する切り込みの両端部と、挿入スリット6の両端部との掛止状態が維持されることになる。
【0063】
これにより、当該容器は、挿入片5が挿入スリット6から抜けやすい姿勢になるのを防止することができ、容易に蓋片2が胴部1の上端開口を開放してしまうといった事態になるのを防止することができる。
【0064】
一方、蓋片2で胴部1の上端開口を閉塞した状態から、蓋片2を開けて胴部1の上端開口を開放するには、折曲部8の先端近傍を強制的に第二壁4aから離間させるようにすれば、係合スリット12から係合片11が抜けるとともに、挿入片5を形成する切り込みの端部から延びる折り曲げ罫線10で当該折曲部8自身が折れ曲がる。そうすると、これに伴って、挿入片5が第二壁4aと交差(略直交)した姿勢になって、挿入片5が挿入スリット6から抜けることになり、蓋片2は、胴部1の上端開口を閉じた状態から開放した状態にすることができる。
【0065】
すなわち、蓋片2の先端部を胴部1からめくるようにするだけで、係合手段による係合、及び挿入片5と挿入スリット6との係合が一工程で解除され、当該蓋片2をワンタッチで開けることができる。
【0066】
以上構成の容器よれば、胴部1及び蓋片2は、挿入スリット6に挿入片5を挿入した状態で、挿入片5より蓋片2における先端側で互いに係合する係合手段を備えているので、係合手段で胴部1及び蓋片2を係合させれば、挿入スリット6に挿入した挿入片5が、挿入スリット6に挿入する際の姿勢より傾斜して胴部1の第二壁4aに略沿った姿勢になり、挿入片5が挿入スリット6から離脱するのを防止した状態にすることができる。
【0067】
また、係合手段を蓋片2の先端部に設けた係合片11と、胴部1の第二壁4aに形成した係合スリット12で構成し、係合スリット12に挿入した係合片11が、胴部1の第二壁4aの壁面に対して傾斜するようにしたので、構成が簡易でありながらも、胴部1と蓋片2とを確実に係合させることができる。
【0068】
さらに、係合片11を折曲部8(蓋片2)の先端に延設し、該係合片11を挿入する係合スリット12を胴部1(第二壁4a)に設けたので、係合片11を、挿入片5と対称的(上下方向で対称)且つ胴部1の周壁(第二壁4a)の壁面に沿った姿勢になるように、容易に係合スリット12に挿入することができる。これにより、挿入片5の付け根近傍から先端側のまでの範囲の何れかの部分が蓋片2の弾性力等の作用によって生じる「蓋片2の先端を胴部1の第二壁4aから離間させて挿入片5を胴部1の第二壁4aに対して交差した姿勢にさせようとする力(挿入スリット6に対する挿入片5の挿入部分を支点にして当該挿入片5を回転させようとする力)」に対して確実に対抗し得る状態で、胴部1及び蓋片2を互いに係合させることができる。
【0069】
また、係合スリット12は、胴部1の下端側に凸状をなした片部13を形成するように第二壁4aが切り込まれて形成されているので、係合片11を胴部1側に押圧する一工程だけ(ワンタッチ)で、係合片11の先端部を係合スリット12内に挿入することができる。
【0070】
また、蓋片2を開ける際には、折曲部8を第二壁4aから離間させるだけで、係合スリット12から係合片11を抜くことができるとともに、挿入スリット6から挿入片5を抜くことができ、ワンタッチで蓋片2を開けることができる。
【0071】
尚、本発明の容器は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0072】
上記実施形態にかかる容器は、挿入スリット6に挿入片5を挿入した状態で、この挿入位置より蓋片2の先端側で、蓋片2及び胴部1を互いに係合させる係合手段として、係合片11を折曲部8の先端に延設したが、係合片11はこれに限定されるものではなく、係合片11は、例えば、挿入片5と同様に、折曲部8を切り込んで形成するようにしてもよい。この場合、係合スリット12は、係合片11を挿入する位置に形成することは勿論のことである。
【0073】
また、上記実施形態において、係合片11を折曲部8(蓋片2)の先端に延設したが、これに限定されるものではなく、例えば、蓋片2を切り込んで挿入片5と同様に基端に向けて凸状をなすように形成してもよい。
【0074】
上記実施形態において、係合片11を折曲部8の先端に一つ延設したが、これに限定されるものではなく、例えば、折曲部8の先端縁に該折曲部8の幅方向に間隔を有して複数設けてもよい。また、折曲部8の先端から突出した第一の係合片の両側に、第二の係合片を横方向に突設するようにしてもよい。この場合、係合スリット12は、第一の係合片、及ぶ第二の係合片のそれぞれを挿入するように、第一の係合片に対応した第一の係合スリットを胴部1に横方向に延びるように形成するとともに、第二の係合片に対応した第二の係合スリットを胴部1に上下方向に延びるように形成すればよい。
【0075】
上記実施形態において、係合スリット12を円弧状の切り込みで形成し、これに伴い、片部13は縁部が円弧状をなすように形成されたが、これに限定されるものではなく、例えば、係合スリット12をコの字状の切り込みで形成し、片部13を角形に形成したり、上記実施形態の係合スリット12とは逆方向(胴部1の上端側に凸状をなす湾曲状)の切り込みで形成し、胴部1の上端側に凸状の片部13を形成したりしてもよい。また、係合スリット12に対する係合片11の嵌め込みをワンタッチで行う必要のない場合には、係合スリット12を直線状の切り込みで形成してもよい。
【0076】
また、上記実施形態において、第二壁4aを切り込むことで係合スリット12を形成するようにしたが、これに限定されるものではなく、係合スリット12は、第二壁4aに穿設した長孔等で構成するようにしてもよい。
【0077】
上記実施形態において、胴部1の第一壁3a,3bの上端における一方の角部を四分の一の円弧状に形成し、蓋片2と第二壁4aとの接続部分(蓋片2の基端)を角が立つように折り曲げることなく、蓋片2(蓋部7)を第一壁3a,3bの上端縁の形状に対応させて四分の一の円弧状に湾曲させて胴部1の上端開口を閉じるラウンドタイプの容器について説明したが、これに限定されるものではなく、蓋片2を他の湾曲形状、例えば、第一壁3a,3bの上端における両角部を四分の一の円弧状に形成した構成、すなわち、第一壁3a,3bの上端を半円弧状(内角を約180°に設定した円弧)に形成した構成を採用し、蓋片2(蓋部7)を第一壁3a,3bの上端縁の形状に対応させて半円弧状に湾曲させて胴部1の開口を閉じるラウンドタイプの容器であってもよい。
【0078】
また、図5に示す如く、第一壁3a,3b、及び第二壁4a,4bのそれぞれを方形状、或いは矩形状に形成し、蓋片2の基端に折り曲げ罫線を形成し、蓋片2と第二壁4aの接続部分を角が立つように折り曲げて立方体状、或いは直方体状に形成された容器であってもよい。すなわち、挿入片5を挿入スリット6に挿入した状態で、蓋片2における該挿入片5より先端側で胴部1及び蓋片2を互いに係合させる係合手段を設ける構成は、蓋片2で胴部1の開口を閉塞した際に、蓋片2、或いは蓋片2と胴部1との接続部分が曲げられて、該曲げ部分に弾性力や曲げ応力(残留応力)等が発生し、該弾性力等によって蓋体2による胴部1の開口の閉塞状態が解除される虞のある容器に好適である。
【0079】
上記実施形態において、胴部1の一端開口である上端開口のみを上記構成の蓋片2で閉じるようにしたが、これに限定されるものではなく、胴部1の両端開口の何れも、上記実施形態の蓋片2と同様の構成で閉じるようにしてもよい。このようにした場合、容器は、筒状の胴部1を横臥状態にして両側端に開口を有し、該開口を蓋片2に開け閉めできるようにしたものにすることもできる。
【0080】
上記実施形態において、蓋片2を切り込むことで、蓋片2の先端側から基端側に凸状をなす挿入片5を形成するようにしたが、これに限定されるものではなく、挿入片5は、先端側から基端側に凸状をなすように、蓋片2に対して別途設けたシートから形成された片を取り付けて形成してもよい。
【0081】
上記実施形態において、容器を所定形状に形成した一枚のプラスチックシートから形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、紙シートで形成したものであってもよい。ただし、胴部1と蓋片2とを係合させる係合手段(前記係合片11及び係合スリット12)を備えた構成は、弾性の強いポリプロピレン等の樹脂製のシートから容器を形成する場合に好適である。
【0082】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明にかかる容器によれば、シートから形成され、両端が開口した筒状の胴部と、該胴部の開口端縁を基端に延設された蓋片とを備えてなり、蓋片は、開口側に曲げられることで、開口を閉塞可能に構成されるとともに、当該蓋片の先端側から前記基端側に向けて凸状に形成された挿入片を先端部に有してなり、胴部は、当該胴部の開口を閉塞した蓋片の挿入片が挿入される挿入スリットを周壁に有してなる容器において、前記胴部及び蓋片は、挿入スリットに挿入片を挿入した状態で、蓋片の挿入片より先端側で互いに係合する係合手段を備えているので、胴部の開口端縁に延設された蓋片で、当該胴部の開口を閉じた状態を確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる容器の全体斜視図を示す。
【図2】同実施形態にかかる容器であって、蓋片、底片、折込フラップを開いた状態の斜視図を示す。
【図3】同実施形態にかかる容器を形成するプラスチックシート(シート)の平面図を示す。
【図4】同実施形態にかかる容器の蓋片で胴部の上端開口を閉じる際の状態を示す一部断面図であって、(イ)は、折曲部を折り曲げて挿入片を挿入スリットに挿入する状態を示し、(ロ)は、折曲部の折り曲げを元に戻して挿入片が第二壁に沿った姿勢となった状態を示し、(ハ)は、係合片を係合スリットに嵌め込む(挿入する)際の状態を示し、(ニ)は、係合スリットに係合片が挿入されて蓋片と胴部とが互いに係合した状態を示す。
【図5】本発明の他実施形態にかかる容器の全体斜視図を示す。
【図6】従来の容器の全体斜視図を示す。
【図7】従来の容器の一部断面であって、蓋片に設けられた挿入片を胴部に設けられた挿入スリットに挿入した状態を示す。
【符号の説明】
1…胴部、2…蓋片、3a,3b…第一壁(周壁)、4a,4b…第二壁(周壁)、5…挿入片、6…挿入スリット、7…蓋部、8…折曲部、11…係合片(係合手段)、12…係合スリット(係合手段)、13…片部、14…底片、15…折込フラップ、17…底部、18…曲げ部、30…胴部形成部、31…蓋形成部、32…底形成部、33…フラップ形成部、34a,34b,34c…第一領域、35a,35b…第二領域、31a…蓋領域、31b…折曲領域、32a…底領域、32b…曲げ領域
Claims (3)
- シートから形成され、両端が開口した筒状の胴部と、該胴部の開口端縁を基端に延設された蓋片とを備えてなり、蓋片は、開口側に曲げられることで、開口を閉塞可能に構成されるとともに、当該蓋片の先端側から前記基端側に向けて凸状に形成された挿入片を先端部に有してなり、胴部は、当該胴部の開口を閉塞した蓋片の挿入片が挿入される挿入スリットを周壁に有してなる容器において、前記胴部及び蓋片は、挿入スリットに挿入片を挿入した状態で、蓋片の挿入片より先端側で互いに係合する係合手段を備えてなることを特徴とする容器。
- 前記係合手段は、胴部の周壁又は蓋片の何れか一方に設けられた係合片と、前記係合片を挿入可能に他方に設けられた係合スリットとで構成されてなり、前記係合片は、係合スリットに挿入された状態で、他方に対して傾斜した姿勢になるように設けられてなる請求項1記載の容器。
- 前記係合スリットは、胴部の開口を閉塞した蓋片の先端部を、胴部の周壁と対向させた状態で、係合片と対向して略同方向で凸状をなす片部を形成するように、胴部の周壁又は蓋片の何れか他方が切り込まれて形成され、前記係合片は、先端部を前記係合スリットに挿入可能に形成されてなる請求項2記載の容器。
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