JP2004322685A - チャイルドシートの着脱インジケータ - Google Patents

チャイルドシートの着脱インジケータ Download PDF

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【課題】チャイルドシートがベビーカー本体に確実に装着され且つロック状態にあるか否かを容易に視認できるようにした着脱インジケータを得ること。
【解決手段】ベビーカー本体に着脱可能としたチャイルドシートの着脱インジケータにおいて、ベビーカー本体のアームレスト16の上面との当接により回動される第1のインジケータ45と、チャイルドシートの着脱ロック機構20におけるロック部材27に連動して回動する第2のインジケータ46とを有し、両者の相対的移動によりチャイルドシートが正規のロック状態にあるか否かを表示するようにした。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベビーカー本体に着脱可能なチャイルドシートの着脱インジケータに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
一般に、1歳未満のような乳幼児を乗用車に乗せる場合にはチャイルドシートを使用することが行われている。このようなチャイルドシートは乗用車のシートに対して着脱可能としてあり、乗用車のシートから取り外した場合には、乳幼児をチャイルドシートに寝かせたまま移動するためのキャリーとして、或いはベビーカーに装着してベビーカーのシートとして使用することができるようにしたものが提案されている。
【0003】
図10は上記ベビーカー本体に装着可能としたチャイルドシート10の形状を示す斜視図であって、チャイルドシート10には逆U字状の日除け取付部材を兼ねるハンドル11が揺動可能に設けられている。すなわち、チャイルドシート10の両側部にはハンドル取付部12が設けられており、そのハンドル取付部12内に上記ハンドル11の先端が挿入され揺動固定可能に装着されている。また、上記チャイルドシート10の座部の両外側には、乗用車のシートにシートベルトを使用して上記チャイルドシート10を固定するときの、後方側に突出するフック状のベルトガイド13が設けられている。そして、上記チャイルドシート10は、図11に示すように、ベビーカー本体14に着脱可能に装着することができるようにしてある。
【0004】
ところで、ベビーカーに装着可能としたチャイルドシートにおいては、ベビーカー或いはチャイルドシートのいずれかに上記チャイルドシートをベビーカーに固定するロック装置が設けられている。
【0005】
しかしながら、従来、チャイルドシートをベビーカー本体に装着可能としたものにおいては、チャイルドシートがベビーカー本体に確実に装着され且つロック状態にあるか否かは必ずしも容易に視認することができず、装着時における装着確認が煩雑になる等の問題がある。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−205586
【0007】
本発明は、このような点に鑑み、正規ロック状態時のみにロック状態と表示し、チャイルドシートがベビーカー本体に確実に装着され且つロック状態にあるか否かを容易に視認できるようにした着脱インジケータを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、ベビーカー本体に着脱可能としたチャイルドシートのインジケータにおいて、ベビーカー本体のアームレストの上面との当接により回動される第1のインジケータと、チャイルドシートの着脱ロック機構におけるロック部材に連動して回動する第2のインジケータとを有し、両者の相対的移動によりチャイルドシートが正規のロック状態にあるか否かを表示することを特徴とする。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、第1のインジケータは、その第1のインジケータを支持する軸線を中心とする円弧面が形成された頭部と、ベビーカー本体におけるアームレストの上面との当接により傾倒し、第1のインジケータを回動させる振り子部を有し、上記アームレストとの当接により上記振り子部が傾倒した時、着脱インジケータにおける表示窓と対向する上記頭部の円弧面部にチャイルドシートが正規のロック位置に装着されていることを示す表示が設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、第2のインジケータには、上記第1のインジケータの円弧面を覆う板状部が突出されており、その板状部には、ロック部材がロック位置にあるとき前記表示窓と対向する位置にインジケータ穴が設けられ、ロック部材がロック解除位置にあるとき前記表示窓と対向する位置に、ロック解除とされていることを示す表示が設けられていることを特徴とする。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれかに係る発明において、第1のインジケータにおける前記チャイルドシートが正規のロック位置に装着されていることを示す表示と、第2のインジケータのインジケータ穴との位置が一致した時に正規ロック状態であることが表示されることを特徴とする。
【0012】
請求項5に係る発明は、請求項2に係る発明において、振り子部は、錘或いはばねによりほぼ垂直軸線から僅かに傾斜した位置に位置するように付勢されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1は本発明のチャイルドシートのベビーカー本体への装着部の概略構成を示す拡大斜視図であり、図示しないチャイルドシートの側面に相当する支持板15には、ベビーカー本体のアームレスト16に係合し、上記チャイルドシートをベビーカー本体に装着支持する中空状の係止部材17が形成されている。この係止部材17内には後述する着脱ロック機構20及び着脱インジケータ21が配設されている。一方、上記アームレスト16の上面には幅が狭い長穴22が形成されるとともに、アームレスト16内には左右方向に延びるピン23が設けられており、上記着脱ロック機構20が上記長穴22に挿入され、上記ピン23に係合し得るようにしてある。
【0015】
図2は上記着脱ロック機構20の分解斜視図であり、着脱ロック機構20は、左右両側面にそれぞれ補強板24、24が装着されたプラスチック製の着脱フレーム25を有し、その着脱フレーム25内に板体からなるロック部材27とそのロック部材27の一側に設けられたストッパー28及びストッパー解除部材29が配設されている。
【0016】
上記着脱フレーム25の両側板25a及びその側板25aに重合装着された補強板24には下端が開放し前記ピン23に係合可能な上方向に延びる切り欠き30a、30bが形成されており、各側板25aから前方に突出された腕部25bがアングル部材31を介して前記係止部材17に固着されている。また上記着脱フレーム25及びその側板に重合装着された補強板24には前記係止部材17に軸支されたストッパー軸32及び解除レバー軸33が回動可能に挿入されており、そのストッパー軸32に上記ロック部材27及びストッパー28が固着されている。すなわち、上記ストッパー軸32には両側に切り欠き平面部が形成されるとともに、上記ロック部材27の上部及びストッパー28の下部にも上記ストッパー軸31と同様な形状の穴27a、28aが形成されており、その穴27a、28aを上記ストッパー軸32に嵌合させることにより、上記ロック部材27及びストッパー28がストッパー軸32と一体的に回動するようにしてある。また、上記ストッパー軸32の先端部は前記係止部材17から外方に突出されており、その突出先端部に着脱レバー34が固着されている。また、上記解除レバー軸33にはストッパ解除部材29が固着されるとともに、その先端突出部に解除レバー35が固着されている。
【0017】
前記ロック部材27には、中間部に上記解除レバー軸33と係合可能な凹部27bが形成され、下端部には前記ピン23と係合可能なロック爪27cが形成されており、そのロック爪27cの下端縁部には爪先端側上方に傾斜する案内面27dが形成されている。
【0018】
また、ストッパー28は逆L字状をしており、その下部には穴28aの軸線を中心とする円弧28bが形成されており、その円弧28bの一端部にストッパー段部28cが形成されている。さらに、ストッパー解除部材29も逆L字状に形成され、その中間部が前記解除レバー軸33に固着されており、そのストッパー解除部材29の水平腕29aの中間部に上記ストッパ段部28cに係合可能な突部29bが設けられている。また、上記ストッパ解除部材29の下方に延びる腕29cの下端部に前記ロック部材27のロック爪27cと反対側からピン23と係合可能なストッパー解除作動部29dが形成され、そのストッパー解除作動部29dの上縁には下方に向かう傾斜部29eが形成されている。そして、上記ストッパー28の水平腕28d及びストッパー解除部材29の水平腕29aの先端部間には、両者を引っ張り方向に付勢するスプリング40が設けられている。
【0019】
図3は、上記図2に示す各部品を組合わせてユニット化するとともに、前記着脱インジケータ22を省略して示す一部破断図であり、チャイルドシートがベビーカー本体のアームレスト16に装着されると、着脱フレーム25、ロック部材27及びストッパー解除部材29がアームレスト16の長穴22からアームレスト16内に挿入され、上記ロック部材27及びストッパー解除部材29がピン23に係合され、チャイルドシートのロックが行われる。
【0020】
すなわち、チャイルドシートをベビーカー本体に装着する場合には、左右のアームレスト16間にチャイルドシートの下部を挿入するとともに、上記チャイルドシートの両側部に設けられた着脱ロック機構20をアームレスト16の長穴22を介してアームレスト16内に挿入する。そこで、チャイルドシートが下降して着脱フレーム25及び補強板26の切り欠き30a、30bがピン23に嵌合し、さらにロック部材27の案内面27dが上記ピン23に当接すると、その案内面27dによってロック部材27がストッパー28と共にスプリング40に抗して、図4(a)において時計方向に回動される。したがって、ロック爪27cが切り欠き30a、30bから側方に移動され、上記着脱フレーム25の切り欠き30aがアームレスト16のピン23に係合される。
【0021】
このようにして、ピン23に着脱フレーム25の切り欠き30aが係合すると、ロック部材27がストッパー28を介してスプリング40によって反時計方向に回動し、凹部27bが解除レバー軸33と係合するとともに、ロック爪27cがピン23の下方に係合し、さらにストッパー解除部材29のストッパー解除作動部29dがピン23の下方に係合する。したがって、チャイルドシートがその位置にロックされる(図4(a))。
【0022】
一方、チャイルドシートをベビーカー本体から取り外す場合には、着脱レバー34を図3において時計方向に回動させると、ロック部材27が時計方向に回動し、図4(b)に示すように、ロック爪27cがロック解除位置に移動される。このようにしてロック部材27がロック解除位置に回動されると、ストッパー28もストッパー軸32により同時に時計方向に回動し、スプリング40によってストッパー解除部材29の突部29bがストッパー28のストッパー段部28cに係合する。したがって、ロック部材27の回動が阻止されロック部材27がそのロック解除位置に自動固定される。
【0023】
しかして、着脱レバー34から手を離してもロック部材27がそのロック解除位置に自動固定されているので、チャイルドシートを上方に持ち上げるだけでチャイルドシートをベビーカー本体から取り外すことができる。
【0024】
一方、上述のようにチャイルドシートを持ち上げると、その途中においてストッパー解除作動部29dの傾斜部29eがピン23に当接してストッパ解除部材29がスプリング40に抗して解除レバー軸33を中心として反時計方向に回動される。したがって、突部29bがストッパー段部28cから離脱し、そのストッパ作用がなくなる。そのため、ロック部材27がスプリング40によりストッパ28を介してロック解除位置から図4(a)に示すような位置に自動復帰される。
【0025】
ところで、上述のように着脱レバー34を操作するとロック部材27がそのロック解除位置に自動固定されとともに、着脱レバー34もその作動位置に固定されるが、チャイルドシートを単体で使用している場合には、解除レバー軸33に設けられた解除レバー35を操作することにより、ストッパ解除部材29を反時計方向に回動させることができ、突部29bをストッパー段部28cから離脱させ、ストッパ28を図4(a)に示すような位置に復帰させることができる。
【0026】
図5は、前記着脱インジケータ21の構成を示す斜視図であり、着脱レバー34が装着されたストッパー軸32には、第1のインジケータ45が揺動自在に装着されるとともに、その第1のインジケータ45に隣接している第2のインジケータ46が上記ストッパ軸32に固着されている。上記第1のインジケータ45は、上記ストッパー軸32の軸線を中心とする円弧面47aが形成された頭部47と、その頭部47から径方向に延びる振り子部48からなっており、上記振り子部48の先端に錘49が装着されている。そして、上記第1のインジケータ45の振り子部48は、上記錘49の重力により垂直軸線から僅かに一方向に傾斜した位置に位置するように付勢されるとともに、ベビーカー本体のアームレスト16の上面に当接することにより上方(図において反時計方向)に揺動されるようにしてある。
【0027】
また、第2のインジケータ46はストッパー軸32を介してロック部材27と同調して回動し、その第2のインジケータ46には、上記第1のインジケータ45の円弧面47aの外周を覆うように形成された板状部46aが突設されている。
【0028】
一方、図1及び図6乃至図9に示すように、前記係止部材17の上面板17aには、上記第2のインジケータ46の板状部46aと対向する位置に表示窓50が設けられている。
【0029】
ところで、上記第2のインジケータ46の板状部46aには、ロック部材27がロック位置にあるときに上記表示窓50と対向する位置にインジケータ穴51が穿設されており、そのインジケータ穴51に隣接して、上記ロック部材27がロック解除位置に位置するときに上記表示窓50と対向する位置に、例えば赤色の如き第1の表示52が設けられている。一方、第1のインジケータ45の円弧面47aには、振り子部48が垂直軸線から僅かに一方向に傾斜した位置に位置している場合に前記表示窓50と対向する位置に、例えば赤色の如き第2の表示53が設けられ、さらに上記振り子部48が上方に揺動した時に前記表示窓50と対向する位置に、例えば青色の如き第3の表示54が設けられている。
【0030】
しかして、図6に示すように、着脱ロック機構20がアームレスト16の長穴22に挿入されていないチャイルドシートの仮置き状態であり、しかもロック部材27がロック解除位置にある場合には、表示窓50の位置には第2のインジケータ46の赤色の如き第1の表示52が位置しており、上記表示窓50からは赤色の如き第1の表示52が表示され、ロック解除状態であることを知ることができる。
【0031】
そこで、図6の状態からチャイルドシートが下降され、図7に示すように、着脱ロック機構20がアームレスト16の長穴22に挿入されると、振り子部48の先端がアームレスト16の上面に当接して横方向に大きく傾斜した状態となり、第1のインジケータ45の青色の如き第3の表示54が表示窓50と対向する位置に移動する。そこでロック部材27がロック状態になると、第2のインジケータ46ののインジケータ穴51が前記表示窓50と対向する位置に移動し、そのインジケータ穴51から上記青色の如き第3の表示54が表示窓50から見られるようになり、チャイルドシートが完全にベビーカー本体に装着ロックされていることが表示される。
【0032】
また、図8示すように、着脱ロック機構20がアームレスト16の長穴22に挿入され、振り子部48の先端がアームレスト16の上面に当接して横方向に大きく傾斜した状態となった場合でも、ロック部材27がロック解除の状態の場合には、表示窓50と対向する位置には第2のインジケータ46の例えば赤色の如き第1の表示52が位置し、ロック解除状態が表示される。
【0033】
一方、図9に示すように、チャイルドシートが正規でないポジションにおいて、ロック部材27がロック位置にある場合には、表示窓50からはインジケータ穴51を介して第1のインジケータ45における赤色の如き第2の表示53が表示され、ロック解除状態が表示される。
【0034】
なお、上記実施の形態においては振り子部48に錘49を装着したものを示したが、ばねによって振り子部48をほぼ垂直に近い状態に付勢するようにしてもよい。
【0035】
ところで、アームレスト16の長穴22に着脱ロック機構20を容易に差し込むことができるようにする為に、幅方向及び奥行き方向の案内ガイドが設けられている。すなわち、図1に示すように、アームレスト16の先端部には柱状のアームレストボス部60が突設されており、チャイルドシートの前記係止部材17に装着されたガイド61を上記アームレストボス部60に上方から係合させることにより、幅方向の案内が行われれ、また、奥行き方向については、アームレスト16の上面に前方下方に傾斜する傾斜部を設け、チャイルドシートの自重で自然に着脱ロック機構20が長穴22に落ち込む位置にチャイルドシートが自動的に移動するようにしてある。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、ベビーカー本体に着脱可能としたチャイルドシートの着脱インジケータにおいて、ベビーカー本体のアームレストの上面との当接により回動される第1のインジケータと、チャイルドシートの着脱ロック機構におけるロック部材に連動して回動する第2のインジケータとを有し、両者の相対的移動によりチャイルドシートが正規のロック状態にあるか否かを表示するようにしたので、チャイルドシートの装着状態を容易に確認することができ、誤装着によるチャイルドシートの脱落を確実に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャイルドシートのベビーカーへの装着部の概略構成を示す拡大斜視図。
【図2】着脱ロック機構部の分解斜視図。
【図3】着脱ロック機構の概略構成を示す図。
【図4】(a)、(b)は着脱ロック機構の作動説明図。
【図5】本発明における着脱インジケータ部の斜視図。
【図6】着脱インジケータの作動説明図。
【図7】着脱インジケータの作動説明図。
【図8】着脱インジケータの作動説明図。
【図9】着脱インジケータの作動説明図。
【図10】従来のチャイルドシートの斜視図。
【図11】チャイルドシートをベビーカー本体に装着した状態を示す図。
【符号の説明】
10 チャイルドシート
11 ハンドル
14 ベビーカー本体
16 アームレスト
17 係止部材
20 着脱ロック機構
21 着脱インジケータ
22 長穴
23 ピン
25 着脱フレーム
27 ロック部材
27c ロック爪
27d 案内面
28 ストッパー
28c ストッパー段部
29 ストッパー解除部材
29d ストッパー解除作動部
30a、30b 切り欠き
32 ストッパー軸
33 解除レバー軸
34 着脱レバー
35 解除レバー
45 第1のインジケータ
46 第2のインジケータ
46a 板状部
47a 円弧面
48 振り子部
49 錘
50 表示窓
51 インジケータ穴
52 第1の表示
53 第2の表示
54 第3の表示

Claims (5)

  1. ベビーカー本体に着脱可能としたチャイルドシートの着脱インジケータにおいて、ベビーカー本体のアームレストの上面との当接により回動される第1のインジケータと、チャイルドシートの着脱ロック機構におけるロック部材に連動して回動する第2のインジケータとを有し、両者の相対的移動によりチャイルドシートが正規のロック状態にあるか否かを表示することを特徴とする、チャイルドシートの着脱インジケータ。
  2. 第1のインジケータは、その第1のインジケータを支持する軸線を中心とする円弧面が形成された頭部と、ベビーカー本体におけるアームレストの上面との当接により傾倒し、第1のインジケータを回動させる振り子部を有し、上記アームレストとの当接により上記振り子部が傾倒した時、着脱インジケータにおける表示窓と対向する上記頭部の円弧面部にチャイルドシートが正規のロック位置に装着されていることを示す表示が設けられていることを特徴とする、請求項1記載のチャイルドシートの着脱インジケータ。
  3. 第2のインジケータには、上記第1のインジケータの円弧面を覆う板状部が突出されており、その板状部には、ロック部材がロック位置にあるとき前記表示窓と対向する位置にインジケータ穴が設けられ、ロック部材がロック解除位置にあるとき前記表示窓と対向する位置に、ロック解除とされていることを示す表示が設けられていることを特徴とする、請求項1または2記載のチャイルドシートの着脱インジケータ。
  4. 第1のインジケータにおける前記チャイルドシートが正規のロック位置に装着されていることを示す表示と、第2のインジケータのインジケータ穴との位置が一致した時に正規ロック状態であることが表示されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のチャイルドシートの着脱インジケータ。
  5. 振り子部は、錘或いはばねによりほぼ垂直軸線から僅かに傾斜した位置に位置するように付勢されていることを特徴とする、請求項2記載のチャイルドシートの着脱インジケータ。
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