JP2004322342A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004322342A
JP2004322342A JP2003116621A JP2003116621A JP2004322342A JP 2004322342 A JP2004322342 A JP 2004322342A JP 2003116621 A JP2003116621 A JP 2003116621A JP 2003116621 A JP2003116621 A JP 2003116621A JP 2004322342 A JP2004322342 A JP 2004322342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
unit
image
image forming
saddle stitching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003116621A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4133543B2 (ja
Inventor
Yutaka Aso
裕 阿蘇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2003116621A priority Critical patent/JP4133543B2/ja
Publication of JP2004322342A publication Critical patent/JP2004322342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4133543B2 publication Critical patent/JP4133543B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】記録紙の消費量を増加させずに文書の機密性を保持しつつ、文書の名称や誰の文書であるのか等を容易に知ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ユーザから親展出力指示が入力されると(S1でYES)、第1枚目の記録紙に第1頁の画像及びこれに付随する文書情報が印刷される(S2,S3)。第2枚目、第3枚目…の記録紙に第2頁以降の画像が順次各記録紙に形成され(S4)、ブック綴じ部では、文書情報の印刷部分が露出するように記録紙束を中折りする位置に合わせて可動カーソルの位置が調整される(S6)。画像形成された記録紙面を内側として記録紙束が中折りされ(S7)、第2ステイプル装置において記録紙束にステイプル処理が行われた後(S8)、記録紙束が排出トレイに排出される(S9)。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、親展印刷時に記録紙に行われる後処理の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、機密文書の印刷時に、機密性を保持するための後処理を画像形成後の記録紙束に施す後処理装置が知られている。例えば、特許文献1には、親展印刷指示がユーザから入力されると、記録紙の後処理時に、▲1▼記録紙束の一辺側をステイプルで綴じると共に、対辺側もステイプルで綴じることにより容易に文書内容が見られないようにする、▲2▼文書内容が印刷されていないダミー表紙を記録紙束の最初及び最終に重ねてステイプルで記録紙束を綴じる、さらには、▲3▼文書の約2倍の大きさの白紙を折り曲げて、画像形成後の記録紙束全体を包み込んでからステープルで綴じる、といった後処理を行う後処理装置が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−165136号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記▲1▼の後処理の場合、画像形成後の記録紙束の両辺を綴じるだけであるため、記録紙束の第1枚目の記録紙の第1面に記載されている内容を隠すことができず、文書の機密性保持が完全ではない。また、上記▲2▼及び▲3▼の後処理の場合は、画像形成が行われる記録紙以外にダミー表紙用の記録紙が更に必要であるために記録紙の消費量が多くなる。さらに、上記▲1▼▲2▼▲3▼のいずれの後処理によっても、機密性保持のための後処理により文書内容を隠してしまうと、誰が印刷した文書であるのか、何に関する文書であるのか等が分かり難くなるという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、記録紙の消費量を増加させることなく文書の機密性を保持し、しかも、文書の名称や誰の文書であるのか等を容易に知ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、画像形成後の記録紙に対して後処理を行う機能を備えた画像形成装置であって、
外部入力による親展印刷の指示を受け付ける親展印刷受付手段と、
印刷対象となる画像データに付随する文書情報を記憶する文書情報記憶手段と、
前記印刷対象となる画像データ及び前記文書情報記憶手段に記憶されている文書情報を記録紙に画像形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によって画像形成された記録紙面を内側とし、かつ、前記文書情報が形成された部分を露出させて記録紙の中綴処理を行う中綴手段と、
前記親展印刷受付手段によって親展印刷指示が受け付けられた場合には、前記画像形成手段に印刷対象となる画像データ及びこれに付随する文書情報を記録紙に記録させ、この画像形成後の記録紙に対して前記中綴手段に中綴処理を行わせる制御手段と
を備えたものである。
【0007】
この構成によれば、親展印刷受付手段で親展印刷指示が受け付けられると、印刷対象となる画像データ及びこれに付随する文書情報が画像形成手段によって画像形成され、この画像形成後の記録紙が、画像形成された記録紙面を内側として、文書情報が形成された部分が露出するように中綴手段によって中綴じされるように、制御手段が各手段を制御するので、画像形成に用いる記録紙以外の記録紙を使用することなく、画像形成された内容を他人の眼に触れ難くして、印刷後の文書の機密性を確保することができる。その一方で、画像形成後の記録紙は、文書情報の形成部分が容易に見える状態になるので、この文書記録情報に基づいて当該文書名称や文書所有者等を容易に知ることができる。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記中綴手段によって中綴じされた後の記録紙に対して、その中綴状態を維持すべくステープル処理を行うステープル手段を備え、
前記制御手段は、前記親展印刷受付手段によって親展印刷指示が受け付けられた場合に、前記ステープル手段にステープル処理を行わせるものである。
【0009】
この構成によれば、中綴手段によって中綴された状態の記録紙に対して、ステイプル手段によって更にステイプル処理がされるので、記録紙の画像形成面が内側になって折りたたまれた状態が強固に維持され、文書の機密性がより一層確保される。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置であって、前記ステープル手段による記録紙へのステープル位置が、前記画像形成手段による画像形成領域外であるものである。
【0011】
この構成によれば、記録紙に対してステープル手段によって行われるステープル処理が、画像形成手段による画像形成領域から外れた位置に行われるので、記録紙で画像形成がされている部分にステープル処理で穴が空くこと等がない。
【0012】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置であって、記録紙を給紙する給紙手段を備え、
前記制御手段は、前記画像形成手段によって記録紙の両面に画像形成が行われる場合、記録紙への画像形成が奇数頁で終了するときは前記中綴手段に前記中綴を実行させ、記録紙への画像形成が偶数頁で終了するときは前記給紙手段から更に新たな記録紙を給紙させ、この新たな記録紙が外側となるようにして前記中綴手段に前記中綴を実行させるものである。
【0013】
この構成によれば、画像形成手段によって両面印刷が行われる場合に、記録紙への画像形成が奇数頁で終了するときは、画像形成面を内側とし、画像形成がされていない記録紙面を外側として、中綴手段による記録紙束の中綴が行われ、また、記録紙への画像形成が偶数頁で終了するときは、給紙手段から新たに給紙されたな記録紙を外側とし、画像形成されている記録紙面を内側とした状態で中綴手段による記録紙の中綴が行われるので、記録紙の両面に画像が形成される両面印刷の場合であっても、印刷後の文書の機密性を確保することができる。
【0014】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記制御手段は、前記画像形成手段によって記録紙の両面に画像形成が行われる場合であって、記録紙への画像形成が奇数頁で終了するときは前記中綴手段に前記中綴を実行させ、記録紙への画像形成が偶数頁で終了するときは、前記給紙手段に更に新たな記録紙を給紙させ、本来最終枚数目となる記録紙の第2面には最終頁の画像形成を行わせず、この新たな記録紙の第1面目に最終頁の画像形成を行わせるものである。
【0015】
この構成によれば、画像形成手段によって両面印刷が行われる場合に、記録紙への画像形成が奇数頁で終了するときは、画像形成面を内側とし、画像形成がされていない記録紙面を外側として、中綴手段による記録紙の中綴が行われ、また、記録紙への画像形成が偶数頁で終了するときは、本来最終枚数目となる記録紙の第2面には最終頁の画像が形成されず、給紙手段から給紙された新たな記録紙の第1面に最終頁の画像が形成された上で、中綴手段による記録紙の中綴が行われるので、記録紙の両面に画像が形成される両面印刷の場合であっても、印刷後の文書の機密性を確保することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものである。
【0017】
本体部2には、本体部2の下部に配設された給紙部100と、この給紙部100の側方及び上方に配設された用紙搬送部200と、この用紙搬送部200の上方に配設された画像形成部(画像形成手段)300と、この画像形成部300よりも記録紙搬送方向下流側に配設された定着部400と、原稿上の画像を読み取る画像読取部500とが備えられている。
【0018】
画像読取部500は、コンタクトガラス501上に載置された原稿に、露光ランプから光を照射し、その反射光を反射鏡を介してCCDラインセンサ等からなる光電変換部に導くことにより、原稿上の画像データを読み取るものである。
【0019】
上記画像データが画像形成部300の露光ユニット303に伝えられ、帯電ユニット302によって表面が帯電された感光体ドラム301表面が露光される。そして、現像ユニット304から感光体ドラム301表面にトナーが供給され、転写ユニット305によって感光体ドラム301表面上のトナー画像が記録紙に転写される。トナー画像転写後の感光体ドラム301表面はクリーナー306及び除電ユニット307によって次の画像形成に備えられる。トナー画像が転写避けた記録紙は、定着部400の加熱ローラ401と加圧ローラ402によって加圧及び加熱されてトナー画像が定着される。
【0020】
給紙部100は、給紙カセット111又は給紙装置3に積載された記録紙の束を、給紙ローラ112又は捌きローラ32の回転動作によって最上位置の記録紙から1枚ずつ用紙搬送部200に給紙するものである。用紙搬送部200は、給紙部100から給紙された記録紙を、各種ローラ対202,203によって画像形成部300に搬送し、さらに画像形成部300から定着部400において画像形成がなされた記録紙を排出ローラ対205によって排出トレイ204上に排出するものである。なお、両面印刷時には、記録紙はスイッチバック部206によって画像転写面が反転された後に、再び画像形成部300に搬送される。
【0021】
給紙装置3は、大量の記録紙を収容し、本体部2の画像形成部300に向けて記録紙を給送するものである。給紙装置3内では、大量の記録紙が積載されるリフト部31が上下移動し、積載された記録紙の最上部が捌きローラ32及び搬送ローラ対33が配設された本体部2への記録紙搬送位置にくるように調整して、捌きローラ32及び搬送ローラ対33によって記録紙を本体部2側に搬送するようになっている。
【0022】
フィニッシャー6について説明する。フィニッシャー本体60は、上記本体部2の排出ローラ対205から搬入されてきた用紙に対して、後処理としてパンチ処理を行うパンチ部601、搬入されてきた用紙を搬送する搬入ローラ対602、搬送されてきた用紙を用紙束として一時的にストックする用紙受台603、フィニッシャー本体60は、搬入ローラ対602によって搬送されてきた画像形成された用紙及び原稿の用紙を搬送する搬送ローラ対620、用紙受台603から搬送されてきた用紙をメイン排出トレイ623に排出する排出ローラ対607、用紙に対する後処理が間に合わない場合に搬送されてきた用紙を退避させる退避ドラム621、図示しない昇降機構によって昇降可能にされると共に用紙受台603から搬送されてきた用紙と搬入ローラ対602から直接搬送されてきた用紙の排出が可能とされた複数のビンからなるメールボックス622及びメイン排出トレイ623、搬入ローラ対602からの用紙の搬送方向を用紙受台603側とメールボックス622及びメイン排出トレイ623に用紙を排出する排出ローラ対607側とに切り換える搬送分岐ガイド624を備える。
【0023】
フィニッシャー本体60は、用紙受台603に搬入された用紙にステイプル処理を施す第1ステイプル装置625、用紙受台603に搬入された用紙の下部端を受け止めて保持する受止部材626、用紙受台603から下部方向に向かって用紙を搬送する搬送ローラ対627、搬送ローラ対627から搬送されてきた用紙を中央で折りたたんでブック綴じするブック綴じ部628、及びブック綴じ部628でブック綴じされた用紙が排出される排出トレイ629を備える。
【0024】
用紙受台603は、受止部材626を用紙の搬出方向に移動させる駆動部(図略)を備える。そして、制御部(制御手段)10からの制御信号に応じて駆動部が駆動することにより、受止部材626で保持された用紙は、排出ローラ対607まで搬送され、排出ローラ対607によってメイン排出トレイ623に排出される。
【0025】
フィニッシャー本体60には、用紙受台603に用紙を搬入する受台搬入ローラ(図略)と、用紙受台603への用紙の搬入を案内する可動案内部材及び静止案内部(図略)が、用紙の搬入方向に対して所定の間隔を置いて異なった位置に設けられている。これにより、サイズの異なる用紙や、用紙の向きにより搬送方向に対して長さの異なる用紙を、それぞれの用紙のサイズや向きに応じて用紙受台603に搬入する位置を変化させ、用紙の端部が揃った状態で用紙受台603に搬入すると共に第1ステイプル装置625でのステイプル処理が可能にされている。
【0026】
第1ステイプル装置625は、制御部10からの制御信号により駆動する図示しない駆動部により移動可能に構成され、用紙受台603に搬入された用紙に通常のステイプル処理を行う場合は用紙の端付近の位置に移動させられると共に用紙の端付近にステイプル処理を施し、ブック綴じを行う場合には用紙の中央付近に移動させられると共に用紙の中央付近にステイプル処理を施して中綴じを行う。
【0027】
ブック綴じ部628は、第1ステイプル装置625で中綴じされた用紙を載置する中綴じ受台630、搬送ローラ対627から搬送されてきた用紙を中綴じ受台630へ搬入する搬入ローラ対631、中綴じ受台630に載置された用紙の中央付近の表裏を挟み込むように相対して設けられた押し込み部材(中綴手段)632、及び中折ローラ対(中綴手段)633により中折されてブック綴じ状態にされた用紙を排出トレイ629へ排出する排出ローラ対634等を備える。
【0028】
押し込み部材632は、図示しない駆動部により移動可能に構成され、中折ローラ対633方向へ移動させられることにより、中央付近をステイプルによって中綴じされると共に中綴じ受台630に載置された用紙の中央付近を中折ローラ対633へ向かって押し込んで、中折するものである。
【0029】
中折ローラ対633は、押し込み部材632により押し込まれた用紙を、折りたたんでブック綴じ状態にすると共に排出ローラ対634へ搬送し、このブック綴じされた用紙が、排出ローラ対634によって排出トレイ629へ排出される。
【0030】
さらに、上記中綴じ受け台630には、記録紙に対する押し込み部材632の押し込み位置を可変させるための折り位置調整用の可動カーソル(中綴手段)635が設けられている。また、第2ステイプル装置636は、中折ローラ対633と排出ローラ対634との間の搬送路に、押し込み部材632及び中折ローラ対633によって中折りされた後の記録紙束に対してステイプル処理を行う第2ステイプル装置636が設けられている(詳細は後述)。
【0031】
なお、昇降機構605は、制御部10からの制御信号に応じてメイン排出トレイ623上に排出された用紙束の上面が、排出ローラ対607からの用紙束の排出に適した基準位置に位置するように、メイン排出トレイ623の位置を昇降するものである。
【0032】
また、複合機1においては、原稿及び画像形成された用紙を排出するメールボックス622の排出ビンを選択する設定、用紙に対する後処理の設定、及び画像転写後の用紙にブック綴じ処理を行う設定等は、操作者が操作パネル部(後述)から操作指示を入力することによって可能とされている。
【0033】
図2は複合機1の概略構成を示す機能ブロック図である。複合機1には、装置全体の動作制御を司る制御部10が備えられている。この制御部10には、給紙部100と、用紙搬送部200と、画像形成部300と、露光ランプ501及びCCD502等からなるスキャナで構成される画像読取部500等が接続されている。また、制御部10には、画像読取部500で読み取られた文書データが一時的に保存されたり、作業領域等として使用される画像メモリ71と、大量の文書データを保存可能な記憶容量を有する大容量のHDD(内部記憶装置)72が接続されている。画像処理部73は、画像読取部500による原稿読み取り時及び画像形成時等に必要となる画像変換処理、圧縮処理及び伸張処理等の各種処理を行うものである。
【0034】
また、制御部10は、複合機1が実行可能な各機能を制御するスキャナコントローラ11,ファクシミリコントローラ12,プリンタコントローラ13,コピーコントローラ14及びネットワークコントローラ15として機能する。
【0035】
スキャナコントローラ11は、画像読取部500の動作に必要な各部の動作制御を行うものである。ファクシミリコントローラ12は、ファクシミリ動作に必要な各部の動作制御を行うものであり、ファクシミリ通信に必要なデータの調整を行うファクシミリ通信部74を制御する。ファクシミリ通信部74には、データ送受信相手である相手先ファクシミリとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)等が備えられている。コピーコントローラ14は、コピー動作に必要な各部の動作制御を行うものである。
【0036】
プリンタコントローラ13は、プリンタ動作に必要な各部の動作制御を行うものである。このプリンタコントローラ13には、複数の信号線を用いて同時に数ビット分のデータをまとめて送るパラレル伝送で外部機器と接続するパラレルI/F部75と、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送で外部機器と接続するシリアルI/F部76とが接続されている。
【0037】
ネットワークコントローラ15は、本複合機1とネットワーク上のコンピュータ等との間で行われるデータ送受信を制御するものである。ネットワークコントローラ15は、ネットワークI/F部77を介して外部とデータを送受信させる。
【0038】
また、操作者から各種の操作指示が入力される操作部(親展印刷受付手段)78が複合機1に備えられており、この操作部78も制御部10によって制御される。操作キー部781は、操作者によって印刷実行指示が入力されるスタートキーや、印刷部数等を入力するためのテンキー等からなる。表示部782は、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる。ユーザからの親展出力指示(後述)の入力は、ユーザが操作部78を操作することによって行われ、操作部78で受け付けられた親展出力指示は、制御部10に送出される。
【0039】
制御部10は、操作部78から入力される操作者からの親展出力指示や、ネットワークI/F部77から入力される外部のプリンタ80から受信した印刷ジョブに基づいて、給紙部100、用紙搬送部200、画像読取部500、画像形成部300及びフィニッシャー6等を制御する。
【0040】
管理用メモリ130は、HDD72及びネットワーク上のコンピュータに格納されている文書データの管理情報(文書名称、文書所有者、保存先フォルダ、文書データ量等)が格納されるものである。
【0041】
フィニッシャー6も制御部10によって制御される。フィニッシャー6では、フィニッシャー制御部61が制御部10から受け取った制御信号に従って、上記可動カーソル635及び第2ステイプル装置636を含むフィニッシャー本体60の各部を動作制御する。
【0042】
ブック綴じ部628の機構について説明する。図3はブック綴じ部628の概略構成を示す側面図である。上述したように、ブック綴じ部628には、押し込み部材632、中折りローラ対633,排出ローラ対634、可動カーソル635及び第2ステイプル装置636等が備えられている。
【0043】
可動カーソル635は、図示しない駆動源からの駆動力で回転するローラ6351に架け渡されて無端回転する回転ベルト6352上に設けられており、ローラ6351の回転方向(回転ベルト6352の走行方向)を切り換えることによって、ブック綴じ部628に搬入される記録紙の搬送方向(図3の矢印A方向)に移動可能とされている。可動カーソル635が、中綴じ受け台630に載置された記録紙束の搬送方向端部に当接した状態で移動することによって、記録紙搬送方向において押し込み部材632が記録紙を押し込む位置(中折りする位置)を自在に変更できるようになっている。
【0044】
第2ステイプル装置636は、2つの排出ローラ対634の間の搬送路に設けられている。この第2ステイプル装置636は、押し込み部材632及び中折ローラ対633によって中折りされた後の記録紙束に対してステイプル処理するためのものである。記録紙搬送方向に直交する方向における第2ステイプル装置636の配設位置及び数は、中折り後の記録紙をどの位置及び何カ所でステイプルするかに応じて設定される。例えば、記録紙搬送方向における記録紙の中央部に1カ所のステイプル処理を行う場合は当該記録紙中央部の上方位置に1つ、記録紙上における画像形成領域外にステイプル処理を行う場合は、記録紙搬送方向における記録紙各端部位置に1つずつ(計2つ)、第2ステイプル装置636が配置される。
【0045】
押し込み部材632は、その下方に配設された回転駆動部6321と、回転駆動部6321及び押し込み部材632を繋ぐ駆動力伝達部材6322とによって、中綴じ受け台630に載置された記録紙束の紙面に直交する方向(図3の矢印B方向)に移動可能とされている。この回転駆動部6321の回転方向を切り換えることによって、押し込み部材632の移動方向を可変することが可能となっている。
【0046】
上記ブック綴じ部628による親展出力時の各部の動作を説明する。図4(a)は中折り及びステイプル処理前の記録紙束を示す図、(b)は親展出力時に中折り及びステイプル処理がされた状態の記録紙束を示す図である。操作部78で親展出力指示が受け付けられると、制御部10による制御で可動カーソル635の位置が変更される。例えば、図4(a)に示すように、記録紙の上端部近傍に文書所有者や文書名等の文書情報が印刷される場合は、この文書情報が印刷されている記録紙部分を露出させるために、押し込み部材632による記録紙束の押し込み位置が、記録紙搬送方向における記録紙の中央部よりも、露出させたい部分の大きさだけ記録紙搬送方向下流側にずらした位置となるように、記録紙サイズに合わせて可動カーソル635が移動される。
【0047】
上記のように可動カーソル635を移動させた後、用紙受台603から用紙受け台630に記録紙束が搬入され、記録紙束の先端部が可動カーソル635に当接して、押し込み部材632に対して記録紙束が位置決めされると、回転駆動部6321及び駆動力伝達部材6322によって押し込み部材632が記録紙束方向に移動される。この押し込み部材632の移動によって中折ローラ対633のニップ部に記録紙束が押し込まれると、中折りローラ対633及び排出ローラ対634によって記録紙束が第2ステイプル装置636の位置まで搬送される。第2ステイプル装置636に対する記録紙束の位置決めは、排出ローラ対634の一方又は両方によって行われる。上記例のように記録紙の上端部近傍に文書所有者等の文書情報が印刷される場合は、折り返されて文書情報印刷部分の近傍に位置する記録紙端部近傍が、第2ステイプル装置636によるステイプル位置(図4(b)に矢印で示すステイプル位置)にくるように、排出ローラ対634の回転駆動が制御される。
【0048】
第2ステイプル装置636に対して記録紙束が位置決めされると、第2ステイプル装置636によるステイプル処理が実行され、その後、排出ローラ対634によって記録紙束が排出トレイ629に排出される。このようにして中折り及びステイプル処理がされた記録紙束は、図4(b)に示すように、文書所有者等の文書情報の印刷部分だけが露出し、画像形成部分は記録紙内側に折り込まれ、画像形成がされていない記録紙裏面に覆われた状態で排出されるため、文書内容が第3者の眼に触れることがなく文書の機密性が確保されると共に、露出している文書情報から当該文書の所有者や文書名等を知ることができる。
【0049】
なお、図4(b)には、記録紙中折り後のステイプル位置を記録紙搬送方向に直交する方向における記録紙の略中央部としているが、記録紙搬送方向に直交する方向における記録紙両端部をステイプル位置とし、記録紙上の画像形成領域外となる位置にステイプル位置を配置してもよい。この場合、記録紙の端部にステープル処理による穴が形成されるので、ステープル処理が印刷後の記録紙の見栄えに与える影響を少なくすることができる。
【0050】
次に、上記親展出力時における複合機1で行われる処理を説明する。図5は複合機1における親展出力処理を示すフローチャートである。操作部78からユーザによって親展出力指示が入力されると(S1でYES)、制御部10によって、出力対象となっている文書データに付随する文書情報が管理用メモリ130から読み出され(S2)、第1枚目の記録紙に第1頁の画像及びS2で読み出した文書情報が印刷される(例えば、文書所有者名、文書名等であり、文書情報の内、ユーザによる操作部78での設定又は予め複合機1にプログラムされている事項が印刷される)。上述したように、当該文書情報は記録紙の搬送方向上端部等に印刷されることが好ましい。
【0051】
続いて、第2枚目、第3枚目…の記録紙に第2頁以降の画像が順次各記録紙に形成され(S4)、画像形成後の記録紙束が用紙受台603に搬送される。この用紙受台603で記録紙束の上下左右端部が揃えられて整合され(S5)、ブック綴じ部628では、文書情報の印刷部分が露出するように記録紙束を中折りする位置に合わせて可動カーソル635の位置が調整される(S6)。用紙受台603で整合された記録紙束がブック綴じ部628に搬送されてくると、押し込み部材632が駆動されて(S7)、画像形成された記録紙面を内側として記録紙束が中折りされ、中折り後の記録紙束が中折りローラ対633及び排出ローラ対634によって第2ステイプル装置636まで搬送される。第2ステイプル装置636において記録紙束に対してステイプル処理が行われ(S8)、排出ローラ対634によって記録紙束が排出トレイ629に排出される(S9)。
【0052】
なお、ユーザによって操作部78から親展出力時が入力されず、通常出力の指示が入力された場合は(S1でNO)、親展出力処理ではない通常の印刷処理が実行される(S10)。
【0053】
このような親展出力処理によれば、記録紙の片面に印刷を行う場合や、両面印刷であっても奇数頁で印刷が終了するような場合(記録紙片面にのみ画像形成がされる場合)には、何も印刷されていない記録紙面で記録紙の画像形成部分を隠すことができるので、複合機1から排出された文書の機密性を確保することができる。また、両面印刷であって、偶数頁まで印刷する場合(最終枚目の記録紙の両面に画像形成がされる場合)であっても、最終頁(最終枚数目の記録紙第2面)以外の文書内容については機密性を確保することができる。
【0054】
上記親展出力処理の第2実施形態について説明する。図6は複合機1における親展出力処理の第2実施形態を示すフローチャートである。以下には、両面印刷時に偶数頁まで印刷する場合であっても、複合機1から排出された文書の機密性を確保するための処理を説明する。なお、上記図5に示した処理と同様の処理については説明を省略する。
【0055】
操作部78からユーザによって親展出力指示が入力され(S11でYES)、文書データに付随する文書情報が読み出されると(S12)、第1枚目の記録紙の第1面に、第1頁目の画像及び文書情報が印刷される(S13)。以降、第1枚目の記録紙の第2面、第2枚目の記録紙の第1面、第2枚目の記録紙の第2面…に順次第2頁、第3頁、第4頁…が印刷される(S14)。そして、印刷する頁が奇数頁で終了しない場合(S15でNO)、すなわち、印刷する頁が偶数頁で終了する場合は、給紙部100から更に新たな記録紙が給紙される(S16)。この新たに給紙される記録紙には画像形成が行われることはなく、画像形成後の記録紙束に追加して最終枚目の記録紙として重ねられる。この後、当該記録紙束が用紙受台603で整合され(S17)、画像形成された記録紙面を内側としつつ、第1枚目の記録紙の第1面の文書情報印刷部分を露出させた状態として、記録紙束が中折り及びステイプル処理されて排出される(S18乃至S21)。
【0056】
また、印刷頁が奇数頁で終了する場合は(S15でYES)、S16がスキップされ、給紙部100から更に新たな記録紙が給紙されることなく、記録紙束の整合、中折り及びステイプル処理が行われた後に、記録紙束が排出される(S17乃至S21)。
【0057】
上記親展出力処理の第3実施形態について説明する。図7は親展出力処理の第3実施形態を示すフローチャートである。なお、上記図5及び図6に示した処理と同様の処理については説明を省略する。両面印刷で偶数頁まで印刷する場合(記録紙の第2面で印刷が終了する場合)において文書の機密性を確保するには、以下の処理によってもよい。
【0058】
印刷する頁が奇数頁で終了しない場合(S35でNO)、すなわち、印刷する頁が偶数頁で終了する場合は、給紙部100から更に新たな記録紙が給紙されるようにすると共に(S36)、この新たに給紙される記録紙の第1面に最終頁の画像が形成される(S37)。すなわち、本来最終頁の画像が形成されるべきであった記録紙の第2面には最終頁の画像が形成されず、余分に給紙された新たな記録紙の第1面に最終頁の画像が形成される。これにより、最終枚数目の記録紙の第2面を白紙とする状態が作り出される。この後、上記第2実施形態と同様にして、当該記録紙束の整合、中折り及びステイプル処理が行われた後に、記録紙束が排出される(S38乃至S42)。
【0059】
また、印刷頁が奇数頁で終了する場合は(S35でYES)、S36及びS37がスキップされ、給紙部100から更に新たな記録紙が給紙されることなく、記録紙束の整合、中折り及びステイプル処理が行われた後に、記録紙束が排出される(S38乃至S42)。
【0060】
これら第2及び第3実施形態の親展出力処理によれば、両面印刷で偶数頁で印刷が終了する場合であっても、何も印刷されていない記録紙面を表側にして、記録紙の画像形成部分を隠すことができるので(図4(b)の状態で記録紙束を排出できるので)、複合機1から排出された文書の機密性を確保することができる。
【0061】
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記各実施形態では、画像形成後の記録紙束に対してステイプル処理を行った後に排出するようにしているが、記録紙束を中折りした後、ステプル処理を行わない状態で排出するようにしてもよい。このようにしても、複合機1から排出された記録紙に印刷された内容は見られ難くなるので、文書に機密性を持たせることができる。
【0062】
また、上記実施形態では、文書情報の印刷を第1枚目の記録紙の第1面のみに行うものとしているが、画像形成が行われる全ての記録紙面に文書情報の印刷が行われるようにしてもよい。更には、最終枚数目の記録紙の第2面に文書情報を印刷するようにしてもよい(この最終枚数目の記録紙の第2面には印刷対象となる画像データの画像形成は行わない)。これにより、記録紙に印刷された文書情報を更に見やすくすることができ、より容易に文書所有者や文書名称を認識しやすくすることができる。
【0063】
また、上記実施形態では、複合機1の構成や処理を図1乃至図7に示しているが、これらの処理はあくまでも一例であり、本発明に係る画像形成装置の構成及び処理は上記に限定されるものではない。
【0064】
また、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一例として複合機1を挙げているが、本発明に係る画像形成装置は複合機1に限られるものではなく、コピー機能又はプリンタ機能の単一機能のみを有するコピー機やプリンタ等の機器であっても構わない。
【0065】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載の発明によれば、親展印刷受付手段で親展印刷指示が受け付けられると、印刷対象となる画像データ及びこれに付随する文書情報が画像形成手段によって画像形成され、この画像形成後の記録紙が、画像形成された記録紙面を内側として、文書情報が形成された部分が露出するように中綴手段によって中綴じされるように、制御手段が各手段を制御するので、画像形成に用いる記録紙以外の記録紙を使用することなく、画像形成された内容を他人の眼に触れ難くして、印刷後の文書の機密性を確保することができる。その一方で、画像形成後の記録紙は、文書情報の形成部分が容易に見える状態になるので、この文書記録情報に基づいて当該文書名称や文書所有者等を容易に知ることができる。
【0066】
また、請求項2に記載の発明によれば、中綴手段によって中綴された状態の記録紙に対して、ステイプル手段によって更にステイプル処理がされるので、記録紙の画像形成面が内側になって折りたたまれた状態が強固に維持され、文書の機密性がより一層確保される。
【0067】
また、請求項3に記載の発明によれば、記録紙に対してステープル手段によって行われるステープル処理が、画像形成手段による画像形成領域から外れた位置に行われるので、記録紙で画像形成がされている部分にステープル処理で穴が空くこと等がない。
【0068】
また、請求項4に記載の発明によれば、画像形成手段によって両面印刷が行われる場合に、記録紙への画像形成が奇数頁で終了するときは、画像形成面を内側とし、画像形成がされていない記録紙面を外側として、中綴手段による記録紙束の中綴が行われ、また、記録紙への画像形成が偶数頁で終了するときは、給紙手段から新たに給紙されたな記録紙を外側とし、画像形成されている記録紙面を内側とした状態で中綴手段による記録紙の中綴が行われるので、記録紙の両面に画像が形成される両面印刷の場合であっても、印刷後の文書の機密性を確保することができる。
【0069】
また、請求項5に記載の発明によれば、画像形成手段によって両面印刷が行われる場合に、記録紙への画像形成が奇数頁で終了するときは、画像形成面を内側とし、画像形成がされていない記録紙面を外側として、中綴手段による記録紙の中綴が行われ、また、記録紙への画像形成が偶数頁で終了するときは、本来最終枚数目となる記録紙の第2面には最終頁の画像が形成されず、給紙手段から給紙された新たな記録紙の第1面に最終頁の画像が形成された上で、中綴手段による記録紙の中綴が行われるので、記録紙の両面に画像が形成される両面印刷の場合であっても、印刷後の文書の機密性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。
【図2】複合機の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図3】ブック綴じ部の概略構成を示す側面図である。
【図4】(a)は中折り及びステイプル処理前の記録紙束を示す図、(b)は親展出力時に中折り及びステイプル処理がされた状態の記録紙束を示す図である。
【図5】複合機における親展出力処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】複合機における親展出力処理の第2実施形態を示すフローチャートである。
【図7】複合機における親展出力処理の第3実施形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 複合機(画像形成装置)
6 フィニッシャー
10 制御部(制御手段)
100 給紙部
130 管理用メモリ(文書情報記憶手段)
300 画像形成部(画像形成手段)
628 ブック綴じ部部
632 押込部材(中綴手段)
633 中折ローラ対(中綴手段)
635 可動カーソル(中綴手段)
636 第2ステイプル装置(ステイプル手段)
78 操作部(親展印刷受付手段)
6321 回転駆動部
6322 駆動力伝達部材
6351 ローラ
6352 回転ベルト

Claims (5)

  1. 画像形成後の記録紙に対して後処理を行う機能を備えた画像形成装置であって、
    外部入力による親展印刷の指示を受け付ける親展印刷受付手段と、
    印刷対象となる画像データに付随する文書情報を記憶する文書情報記憶手段と、
    前記印刷対象となる画像データ及び前記文書情報記憶手段に記憶されている文書情報を記録紙に画像形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像形成された記録紙面を内側とし、かつ、前記文書情報が形成された部分を露出させて記録紙の中綴処理を行う中綴手段と、
    前記親展印刷受付手段によって親展印刷指示が受け付けられた場合には、前記画像形成手段に印刷対象となる画像データ及びこれに付随する文書情報を記録紙に記録させ、この画像形成後の記録紙に対して前記中綴手段に中綴処理を行わせる制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中綴手段によって中綴じされた後の記録紙に対して、その中綴状態を維持すべくステープル処理を行うステープル手段を備え、
    前記制御手段は、前記親展印刷受付手段によって親展印刷指示が受け付けられた場合に、前記ステープル手段にステープル処理を行わせることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ステープル手段による記録紙へのステープル位置が、前記画像形成手段による画像形成領域外であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 記録紙を給紙する給紙手段を備え、
    前記制御手段は、前記画像形成手段によって記録紙の両面に画像形成が行われる場合、記録紙への画像形成が奇数頁で終了するときは前記中綴手段に前記中綴を実行させ、記録紙への画像形成が偶数頁で終了するときは前記給紙手段から更に新たな記録紙を給紙させ、この新たな記録紙が外側となるようにして前記中綴手段に前記中綴を実行させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記画像形成手段によって記録紙の両面に画像形成が行われる場合であって、記録紙への画像形成が奇数頁で終了するときは前記中綴手段に前記中綴を実行させ、記録紙への画像形成が偶数頁で終了するときは、前記給紙手段に更に新たな記録紙を給紙させ、本来最終枚数目となる記録紙の第2面には最終頁の画像形成を行わせず、この新たな記録紙の第1面目に最終頁の画像形成を行わせることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2003116621A 2003-04-22 2003-04-22 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4133543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003116621A JP4133543B2 (ja) 2003-04-22 2003-04-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003116621A JP4133543B2 (ja) 2003-04-22 2003-04-22 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004322342A true JP2004322342A (ja) 2004-11-18
JP4133543B2 JP4133543B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=33496769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003116621A Expired - Fee Related JP4133543B2 (ja) 2003-04-22 2003-04-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4133543B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101420498A (zh) * 2007-10-25 2009-04-29 富士施乐株式会社 折叠处理装置、图像形成装置和方法以及折叠处理方法
US8091881B2 (en) 2008-07-03 2012-01-10 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101420498A (zh) * 2007-10-25 2009-04-29 富士施乐株式会社 折叠处理装置、图像形成装置和方法以及折叠处理方法
JP2009102143A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Fuji Xerox Co Ltd 折り処理装置、画像形成装置、印刷指示装置と画像形成システムおよびプログラム
US8091881B2 (en) 2008-07-03 2012-01-10 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP4133543B2 (ja) 2008-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7957024B2 (en) Bookbinding device, bookbinding method, and printing device
JP4769420B2 (ja) 画像形成装置
JP4073515B2 (ja) 画像形成装置
JP5335533B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JPH10194562A (ja) 画像形成装置
JP5712187B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007041353A (ja) 画像形成装置、画像形成システム
JP5703276B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2004284750A (ja) 用紙後処理方法、用紙後処理装置及び画像形成システム
JP4866963B2 (ja) 画像形成装置
JP2002179331A (ja) 後処理装置及び画像形成システム
JP4133543B2 (ja) 画像形成装置
JP3863494B2 (ja) 画像形成装置
JP2005022175A (ja) 画像形成装置
JP2007070094A (ja) 画像形成装置、およびシート処理装置
JP4369414B2 (ja) 画像形成装置及び中綴じ制御プログラム
JP3799707B2 (ja) 制御装置および製本装置
JP3924514B2 (ja) 画像形成装置
JP3596206B2 (ja) フィニッシャ
JP2004279952A (ja) 画像形成装置
JP2004069881A (ja) 画像形成装置
JP4259451B2 (ja) 画像形成システム及び後処理装置
JPH10186959A (ja) 画像形成装置
JP2004109646A (ja) 画像形成装置用フィニッシャー及び画像形成装置
JP2006036500A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080501

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080602

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4133543

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140606

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees