JP2004321277A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源投入時の主制御部のリセットを、確実に補助制御部のリセットの後に行うようにして、主制御部から出力される初期化コマンドを確実に補助制御部に入力させて、補助制御部の動作を適正に実行させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】CPUユニットを有した主制御部20と複数の補助制御部と、を備え、電源投入時、パワーオンリセット信号を生成してCPUユニットに印加するパワーオンリセット回路37,47、67が補助制御部に設けられる。電源投入時、複数の補助制御部の各パワーオンリセット回路37,47,67から出力される複数のリセット信号の論理和をとってリセットアンド信号を生成し、そのリセットアンド信号に基づき、主制御部20のパワーオンリセット信号を生成して主制御部20のCPUユニットに印加する。
【選択図】図3
【解決手段】CPUユニットを有した主制御部20と複数の補助制御部と、を備え、電源投入時、パワーオンリセット信号を生成してCPUユニットに印加するパワーオンリセット回路37,47、67が補助制御部に設けられる。電源投入時、複数の補助制御部の各パワーオンリセット回路37,47,67から出力される複数のリセット信号の論理和をとってリセットアンド信号を生成し、そのリセットアンド信号に基づき、主制御部20のパワーオンリセット信号を生成して主制御部20のCPUユニットに印加する。
【選択図】図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機、スロットマシンなどの遊技機に関し、特に、制御手段として、CPUユニットを搭載した主制御部のほかに、CPUユニットを各々搭載した複数の補助制御部を備えて構成される遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばパチンコ遊技機として、特定の始動入賞口に球が入ると、図柄変動表示装置の3列の図柄が上から下に流れるように変動表示され、その後、それらの図柄が停止して、例えば「767」のように、図柄が2つ揃うと、所謂リーチ状態となり、例えば「777」のように、予め決められた図柄が揃ったとき、特別遊技状態つまり大当たりとなって、可変入賞装置の電動開閉大入賞口が開閉動作して、多くの球を入賞させることができるパチンコ遊技機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種のパチンコ遊技機は、大当たり時やリーチ発生時などに、画像表示や音楽の発生、更には装飾ランプの点灯など様々な演出を効果的に行うため、パチンコゲームの基本的な動作、つまり入賞球の検出、始動条件成立時の抽選用の乱数の取得と、抽選に基づく演出コマンド(図柄変動などの演出のための指令信号)の出力、チューリップや大入賞口の開閉扉の開閉などの制御を実施する主制御部の他に、補助制御部として、演出コマンドに基づき図柄変動表示装置の表示を制御する図柄制御部、同コマンドに基づき音声を制御する音声制御部、及び同コマンドに基づき装飾ランプの点灯を制御するランプ制御部を設け、さらに、これらの主制御部、図柄制御部、音声制御部、ランプ制御部に各々CPUユニットを搭載し、様々な演出を遊技盤上で効果的に行うようにしている。
【0004】
パチンコゲーム中、主制御部は、始動入賞口に入賞すると、抽選用の乱数を取得し、その乱数に応じて、図柄変動コマンドや停止図柄データを図柄制御部に出力し、更にそのコマンド等に応じた音声制御用コマンドを音声制御部に出力すると共に、ランプ用コマンドをランプ制御部に出力する。そして、主制御部からコマンドを入力した図柄制御部はそのコマンドに基づき予め記憶している画像プログラムデータを読み出し、そのプログラムに基づいて図柄変動表示装置に画像を表示し、音声制御部も入力したそのコマンドに基づき予め記憶している音声プログラムデータを読み出し、そのプログラムに基づいて様々な音声を発生させる。
【0005】
このように、遊技中、主制御部から各補助制御部に送られるコマンドによって図柄の変動表示や音声の発生が制御されが、特に電源投入時にも、主制御部から送られる初期化コマンドにより、各補助制御部は初期化される。遊技機の電源投入時には、主制御部と各補助制御部のCPUユニットは、各々に設けられたパワーオンリセット回路から出力されるリセット信号によりリセットされるが、主制御部から送られる初期化コマンドが各補助制御部に入力される時点で、各補助制御部がリセットされた状態にないと、各補助制御部は初期化コマンドを入力したとき、適正に初期化することができない。
【0006】
このために、電源投入時にパワーオンリセット信号を発生する各制御部のリセット回路は、先ず各補助制御部のリセット回路がリセット信号を発生して各補助制御部がリセットされ、次に、主制御部のリセット回路がリセット信号を発生して、主制御部の電源投入時のリセットが行われるようにしている。このような主制御部の電源投入時のリセットは、遅延回路の動作により、補助制御部のリセットの後に遅延して行われるようにしているが、製品ごとの遅延回路の素子のばらつきなどにより、電源投入時の主制御部のリセットが補助制御部のリセットより早く行われる場合があり、このような場合には、初期化コマンドが適正に各補助制御部に入力されない状態となって、補助制御部の動作が適正に行われなくなる課題があった。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、電源投入時の主制御部のリセットを、確実に補助制御部のリセットの後に行うようにして、主制御部から出力される初期化コマンドを確実に補助制御部に入力させて、補助制御部の動作を適正に実行させることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の遊技機は、CPUユニットを有しCPUユニットの動作により遊技の進行を制御する主制御部と、主制御部から送られる各種コマンドを入力して遊技機に配設された電気部品の制御を行うCPUユニットを有した複数の補助制御部と、を備え、電源投入時、パワーオンリセット信号を生成して該CPUユニットに印加するパワーオンリセット回路が該複数の補助制御部に設けられてなる遊技機において、電源投入時、複数の補助制御部の各パワーオンリセット回路から出力される複数のリセット信号の論理和をとってリセットアンド信号を生成し、そのリセットアンド信号に基づき、主制御部のパワーオンリセット信号を生成して該主制御部のCPUユニットに印加することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の請求項2の発明は、上記請求項1の遊技機において、複数の補助制御部の論理和をとって生成したリセットアンド信号が、遅延回路を通して主制御部のパワーオンリセット信号としてCPUユニットに印加されることを特徴とする。
【0010】
また、請求項3の発明は、上記請求項1の遊技機において、複数の補助制御部の各パワーオンリセット回路から出力されるリセット信号の出力状態に応じて点灯表示する表示手段が設けられたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
上記請求項1の遊技機では、電源が投入されると、主制御部及び複数の補助制御部に電源供給が開始され、各補助制御部に設けられたパワーオンリセット回路が作動し、それらのリセット信号が各々のCPUユニットに印加され、各補助制御部のCPUユニットはリセットされる。このとき、これらのパワーオンリセット信号は補助制御部から主制御部にも送られ、特にアンドゲートを通りそれらの論理和をとって、リセットアンド信号として主制御部に送られる。そして、このリセットアンド信号に基づき、パワーオンリセット信号が主制御部のCPUユニットに印加され、主制御部のCPUユニットはリセットされる。
【0012】
このように、主制御部のCPUユニットは、各補助制御部のパワーオンリセット信号の論理和をとって生成されたリセットアンド信号に基づき出力されるパワーオンリセット信号よりリセットされるため、各補助制御部が各々のパワーオンリセット回路のリセット信号によりリセットされる時点より後に、つまり確実に各補助制御部がリセットした後に主制御部がリセットされることになる。
【0013】
したがって、この後、主制御部から各補助制御部に初期化コマンドが送られて、各補助制御部は初期化されるが、主制御部から送られる初期化コマンドが各補助制御部に入力される時点で、各補助制御部は確実にリセットされた状態となるため、各補助制御部は初期化コマンドを入力したとき、適正に初期化することができる。
【0014】
さらに請求項2のように、複数の補助制御部の論理和をとって生成したリセットアンド信号を、遅延回路を通して主制御部のパワーオンリセット信号としてCPUユニットに印加するように構成すれば、更に確実に各補助制御部をリセットした後に主制御部をリセットさせることができる。
【0015】
また、請求項3のように、補助制御部の各パワーオンリセット回路から出力されるリセット信号の出力状態に応じて点灯表示する表示手段を設けた構成とすれば、電源投入時にその表示手段の点灯表示を見て、各補助制御部からパワーオンリセット信号が出力されているか否かを容易に確認することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図を示し、図2はその制御系の構成ブロック図を示している。図において、1はパチンコ機の木枠で、木枠1の前には前面枠2が蝶番を介して開閉可能に装着され、前面枠2の前面にはガラス扉5を開閉可能に設けた金枠が取り付けられ、前面枠2の内側に遊技盤3が着脱可能に取り付けられる。
【0017】
遊技盤3の背面側に合成樹脂製の機構板がヒンジを介して回動可能に装着される。前面枠2の縁部には装飾用にサイドランプ56が設けられ、また、ガラス扉5の縁部にガラス枠ランプ57が設けれ、さらに、遊技盤3の中央部には装飾用に盤面ランプ58が配設され、それらの装飾ランプは後述のランプ制御部50に接続される。スピーカ45が遊技盤3の縁部の内側に配設される。スピーカ45は後述の音声制御部40に接続され、各種の演出プログラムに応じた音声や音楽を発生する。
【0018】
ガラス扉5の下側に、前板7が図示しない発射レールや打球杆を覆うように開閉可能に装着され、前板7の前面に打球供給皿6が設けられる。更に、前面枠2の下部に、打球発射装置の一部を構成する打球発射ハンドル9が設けられると共に、打球供給皿6で貯留できなくなった賞球を貯留する下皿8が設けられる。
【0019】
遊技盤3の前面には、その中央に、例えば3列に配置された複数の図柄を順に上から下に循環移動させて変動表示する図柄変動表示装置10が配設される。図柄変動表示装置10は、カラー液晶表示器等の表示器10aに3列に配置した複数の数字や絵を、上から下に流して表示すると共に、場合によりその下にキャラクタ等の動画を表示する。表示器10aの上方には、保留球表示器15が複数のランプ等を配置して設けられ、保留球表示器15は、図柄の変動時に、さらに始動入賞口13に入賞した球の数(保留個数)を記憶・表示する。
【0020】
保留球表示器15の上方に、普通図柄表示器16が設けられる。この普通図柄表示器16は、例えば1桁の4、5、6、7の数値を高速で順に循環・表示するように構成され、盤面上に設けた通過ゲート4を球が通過し、ゲート検出器4aがそれを検出した時、普通図柄表示器16には4〜7の数値が高速で順に循環・表示される。普通図柄表示器16の数字の変動表示は、数秒後に停止するが、その停止図柄(数字)が所定の例えば「7」であった場合、後述の始動入賞口13の羽根13cを所定の秒数だけ開放する。
【0021】
始動入賞口13は、図柄変動表示装置10の中央位置の下方に設けられ、さらにその両側に通常入賞口12が配設され、始動入賞口13の下側に、可変入賞装置11が設けられる。始動入賞口13は開閉可能な羽根13cを有し、始動入賞口ソレノイド13bにより羽根13cは開閉駆動され、そこに入賞した球はその内側に配設された始動入賞口検出器14により検出される。可変入賞装置11には大入賞口を開閉動作する開閉部材11aが、大入賞口ソレノイド11bにより開閉可能に設けられる。
【0022】
可変入賞装置11の大入賞口内にはVゾーンと呼ばれる継続入賞口が設けられ、継続入賞口に入賞した球を検出するための継続入賞口検出器19がその内側に設けられ、さらに、大入賞口に入賞した球を検出する大入賞口検出器18が設けられる。入賞口に入賞した入賞口の数をカウントするカウンタが例えばRAMの特定メモリ領域等に設けられ、カウント値が例えば9個になると、可変入賞装置11の開閉部材11aは大入賞口ソレノイド11cにより閉じられる。開閉部材11aの1回の開放が1ラウンドとされ、所定時間内に特定入賞口に入賞するとラウンドが更新され、最大で16ラウンド、つまり16回、開閉部材11aが開放される。
【0023】
図2に示すように、パチンコ遊技機の制御系は、パチンコゲームの基本的な動作を制御し始動条件成立時には複数種類の図柄変動コマンドを出力する主制御部20と、主制御部20からの図柄変動コマンド及び停止図柄データを入力し図柄の変動表示制御を行う図柄制御部30と、主制御部20からのコマンド及び停止図柄データを入力し音声の発生を制御する音声制御部40と、主制御部20からのコマンドを入力し装飾ランプの点灯を制御するランプ制御部50とから構成される。主制御部20に対し、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50は補助制御部を構成している。
【0024】
主制御部20は、基本的にはCPUを主要部としたCPUユニットから構成され、予め記憶されたプログラムに基づき各種の処理を実施するCPU21、そのプログラムデータを記憶する読み出し専用のROM22、データ等を一時的に記憶し入賞球数をカウントする領域やラウンド数をカウントする領域を設けた読み書き可能なRAM23、及び入出力回路24を有して構成される。入出力回路24には、上記の始動入賞口検出器14、大入賞口検出器18、継続入賞口検出器19、普通入賞口検出器12a,12b、ゲート検出器4aが入力系に接続され、大入賞口ソレノイド11cと始動入賞口ソレノイド13bがその出力系に接続される。
【0025】
主制御部20のCPU21は、チューリップや大入賞口の開閉部材の開閉などの制御を行うと共に、遊技中に、始動入賞口13に遊技球が入賞するなどして始動条件が成立すると、乱数発生器から例えば大当たり、リーチ、リーチ予告、及び外れ図柄の抽選用の乱数を取得して、その抽選を行ない、大当たり、リーチ、リーチ予告、はずれの何れかの判定を行なうと共に、それらの停止図柄を決定する。
【0026】
さらに、CPU21は、それらの抽選結果に基づき、複数種類の図柄変動コマンドを、図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50に出力する。この複数種類の図柄変動コマンドに対して、それを入力した図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50は、演出プログラムを選択・決定して実行するように構成される。
【0027】
主制御部20からは、始動条件成立時に、補助制御部である図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50に対し、複数種類の図柄変動コマンドの何れかを抽選結果に基づき出力すると共に、抽選結果に基づき停止図柄のデータが出力される。そして、これらのコマンドとデータを入力した図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50は、その図柄変動コマンドから演出プログラムを選択・決定し実行する。
【0028】
さらに、図柄変動表示装置10の図柄変動を制御する図柄制御部30は、主制御部20と同様に、CPUユニットを主要部として構成され、CPU31は、ROM32に予め記憶されたプログラムに基づき、パチンコゲームの進行に応じて、図柄変動表示装置10の表示器10aに変動画像を表示する。始動入賞口13に入賞した際などの始動条件の成立時には、主制御部20から送られた図柄変動コマンドに基づき演出プログラムを決定し、その演出プログラムに対応した図柄変動プログラムを実行するためのデータをROM32から読み出し、図柄変動表示装置10の表示器10aにそれを表示するように制御を行う。
【0029】
さらに、音声制御部40は、上記主制御部20と同様に、CPUユニットを主要部として構成され、CPU41は、ROM42に予め記憶されたプログラムに基づき、パチンコゲームの進行に応じて、スピーカ45から各種の音声を発生させる。始動入賞口13に入賞した際などの始動条件の成立時には、主制御部20から送られた図柄変動コマンドに基づき、演出プログラムを決定し、その演出プログラムに対応した音声を発生するためのデータをROM42から読み出し、スピーカ45から音声を発生させる。
【0030】
更に、ランプ制御部50は、上記主制御部20と同様に、CPUユニットを主要部として構成され、CPU51は、ROM52に予め記憶されたプログラムに基づき、パチンコゲームの進行に応じて、遊技機前面のサイドランプ等の装飾ランプ56〜58を点灯或は点滅させる。始動入賞口13に入賞した際などの始動条件の成立時には、主制御部20から送られた図柄変動コマンドに基づき、演出プログラムを決定し、その演出プログラムに対応したデータをROM52から読み出し、そのデータに基づきサイドランプ等の装飾ランプ56〜58を点灯或は点滅させる。
【0031】
図3は、遊技機への電源投入時に、主制御部20、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50をリセットさせるためのリセット回路の構成図を示している。補助制御部となる図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50には、各々、パワーオンリセット回路37,47,67と電圧低下検出リセット回路38,48,68が設けられ、パワーオンリセット回路37,47,67と電圧低下検出リセット回路38,48,68の出力を、アンドゲート39,49,69に通して、各々の補助制御部用のパワーオンリセット信号を出力するように構成されている。
【0032】
これらの補助制御部に設けられるパワーオンリセット回路37,47,67は、具体的には図4のように構成され、電源Bに対し抵抗R1を接続し、抵抗R1とグランド間にコンデンサC1を接続し、抵抗R1とコンデンサC1との間に、2つのインバータを直列接続したシュミットトリガー回路S1を接続し、シュミットトリガー回路S1からパワーオンリセット信号を出力するようにしている。抵抗R1とコンデンサC1は遅延回路を構成し、抵抗R1の抵抗値とコンデンサC1の静電容量により決定される時定数に基づき遅延時間を設定し(例えば約2秒間)、電源投入時からリセット信号の出力を遅延させている。ダイオードD1は電源オフ時のコンデンサC1の電荷の放電用に接続されている。
【0033】
一方、電圧低下検出リセット回路38,48,68は、一時的な電源電圧降下時にリセットをかけるために設けられ、電源電圧が所定の閾値より低下した場合、リセット信号を出力するように構成される。各補助制御部では、この電圧低下検出リセット回路38,48,68の出力信号と上記パワーオンリセット回路37,47,67の出力信号を、アンドゲート39,49,69に通し、その論理和をとって、パワーオンリセット信号を各補助制御部のCPUユニットに出力するようにしている。
【0034】
さらに、図3に示すように、補助制御部となる図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50の各パワーオンリセット回路37,47,67の出力側は、それらのパワーオンリセット信号が主制御部20のリセット用に使用されるように、主制御部20に接続され、それらのリセット信号の論理和をとって生成したリセットアンド信号に基づき、主制御部20のパワーオンリセット信号を取り出すようにしている。
【0035】
すなわち、図3に示すように、主制御部20の電源投入時のリセット回路は、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50の各パワーオンリセット回路37,47,67の出力側に接続されるアンドゲート25を有して構成され、そのアンドゲート25の出力側にパワーオンリセット遅延回路26が接続される。さらに、主制御部20のリセット回路にはアンドゲート28と電圧低下検出リセット回路27が配設され、アンドゲート28の入力側にパワーオンリセット遅延回路26の出力側と電圧低下検出リセット回路27が接続され、パワーオンリセット遅延回路26の出力信号と電圧低下検出リセット回路27の出力信号の論理和をとってアンドゲート28からリセットアンド信号を出力するように構成される。
【0036】
なお、図3に示すように、主制御部20のアンドゲート25の入力側の線路には、その線路の信号の状態を表示する表示装置29がLEDなどを用いて点灯表示するように設けられる。この表示装置29は、主制御部20内に装着され、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50の各パワーオンリセット回路37,47,67から出力されるリセット信号の出力状態に応じて、つまり各補助制御部からのリセット信号の出力時に、点灯表示するように動作する。
【0037】
次に、上記構成のパチンコ遊技機の動作を、電源投入時を中心に説明する。パチンコ遊技機の電源がオンされると、主制御部20及び補助制御部である図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50に電源供給が開始される。
【0038】
このとき、各補助制御部に設けられたパワーオンリセット回路37,47,67が作動し、それらのパワーオンリセット回路37,47,67からは電源投入後、所定の遅延時間後にパワーオンリセット信号が出力され、同時に電圧低下検出リセット回路38,48,68からリセット信号が出力される。これらのリセット信号は各々の制御部でアンドゲート39,49,69に入力され、アンドゲート39,49,69からはそれらのリセット信号の論理和をとってパワーオンリセット信号が出力される。そして、これらのパワーオンリセット信号は、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50の各々のCPUユニットに印加され、各補助制御部のCPUユニットがリセットされる。
【0039】
一方、これらの3系統のパワーオンリセット信号は、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50から主制御部20にも送られる。このとき、図3に示すように、3系統のパワーオンリセット信号は主制御部20のアンドゲート25に入力されるが、それらの信号の状態は、表示装置29におけるLEDなどの点灯により表示されるため、各補助制御部のパワーオンリセット信号の状態を主制御部20において確認することができる。
【0040】
そして、各補助制御部のパワーオンリセット信号はアンドゲート25を通りそれらの論理和をとって、リセットアンド信号としてパワーオンリセット遅延回路26に送られる。そして、この遅延回路26に設定された遅延時間後に、このパワーオンリセット遅延回路26から出力されたリセットアンド信号と電圧低下検出リセット回路27の出力信号がアンドゲート28に入力される。このアンドゲート28は、リセットアンド信号と電圧低下検出リセット回路27の出力信号の論理和をとって、パワーオンリセット信号を出力し、このパワーオンリセット信号が主制御部20のCPUユニットに印加され、主制御部20のCPUユニットはリセットされる。
【0041】
このように、主制御部20のCPUユニットは、補助制御部である図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50のパワーオンリセット信号の論理和をとって生成されたリセットアンド信号に基づき出力されるパワーオンリセット信号よりリセットされるため、補助制御部の図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50が各々のパワーオンリセット回路37,47,67のリセット信号によりリセットされる時点より後に、つまり確実に図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50がリセットした後に主制御部20がリセットされることになる。
【0042】
そして、この後、主制御部20自身が初期化されると共に、主制御部20から各補助制御部の図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50に初期化コマンドが送られて、各補助制御部は初期化されるが、主制御部20から送られる初期化コマンドが補助制御部の図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50に入力される時点で、各補助制御部は確実にリセットされた状態となるため、各補助制御部は初期化コマンドを入力したとき、適正に初期化することができる。また、補助制御部の少なくとも1つが故障などにより動作しない場合、パワーオンリセット信号が主制御部20に送られず、主制御部20のパワーオンリセット信号が生成されないため、一部の補助制御部が故障した状態で、遊技機が動作を開始する不具合を防止することができる。
【0043】
そして、パチンコ遊技中には、始動条件が成立した際、主制御部20において乱数の取得による大当り抽選が実施され、その抽選で決定された図柄変動コマンドが主制御部20から図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50に出力され、図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50では、その図柄変動コマンドから演出プログラムが選択・決定され、その演出プログラムに基づき、図柄の変動制御や音声の制御、ランプの制御が実施される。
【0044】
なお、上記実施形態では、電源投入時、補助制御部の各パワーオンリセット回路37,47,67から出力されるリセット信号の論理和をとってリセットアンド信号を生成し、そのリセットアンド信号に基づき主制御部20のパワーオンリセット信号を生成し、主制御部20のCPUユニットに印加してリセットを行うようにしたが、各パワーオンリセット回路から出力されるリセット信号により補助制御部がリセットされた後、補助制御部が動作を開始したことを示す動作確認信号を出力するようにし、その動作確認信号を各補助制御部から出力させ、それらの動作確認信号の論理和をとってリセットアンド信号を生成し、そのリセットアンド信号に基づき主制御部20のパワーオンリセット信号を生成して主制御部20のCPUユニットに印加するように構成することもできる。この場合、補助制御部のパワーオンリセット回路以外の故障により補助制御部が正常に動作しない場合でも、主制御部20が動作を開始しないため、一部の補助制御部が故障した状態で、遊技機が動作を開始する不具合を防止することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の遊技機によれば、主制御部のCPUユニットは、各補助制御部のパワーオンリセット信号の論理和をとって生成されたリセットアンド信号に基づき出力されるパワーオンリセット信号よりリセットされるため、各補助制御部が各々のパワーオンリセット回路のリセット信号によりリセットされる時点より後に、つまり確実に各補助制御部がリセットした後に主制御部がリセットされから、この後、主制御部から各補助制御部に初期化コマンドが送られて、各補助制御部が初期化される際、主制御部から送られる初期化コマンドが各補助制御部に入力される時点で、各補助制御部は確実にリセットされた状態となり、各補助制御部は初期化コマンドを入力したとき、適正に初期化することができる。また、主制御部のリセット回路の回路構成としては、アンドゲートなどの簡単な素子から簡単に構成することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。
【図3】リセット回路の構成図である。
【図4】パワーオンリセット回路の回路図である。
【図5】パワーオンリセット遅延回路の回路図である。
【符号の説明】
20−主制御部
21−CPU
25−アンドゲート
26−パワーオンリセット遅延回路
27−電圧低下検出リセット回路
28−アンドゲート
30−図柄制御部
31−CPU
37−パワーオンリセット回路
40−音声制御部
41−CPU
47−パワーオンリセット回路
50−ランプ制御部
51−CPU
67−パワーオンリセット回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機、スロットマシンなどの遊技機に関し、特に、制御手段として、CPUユニットを搭載した主制御部のほかに、CPUユニットを各々搭載した複数の補助制御部を備えて構成される遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばパチンコ遊技機として、特定の始動入賞口に球が入ると、図柄変動表示装置の3列の図柄が上から下に流れるように変動表示され、その後、それらの図柄が停止して、例えば「767」のように、図柄が2つ揃うと、所謂リーチ状態となり、例えば「777」のように、予め決められた図柄が揃ったとき、特別遊技状態つまり大当たりとなって、可変入賞装置の電動開閉大入賞口が開閉動作して、多くの球を入賞させることができるパチンコ遊技機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種のパチンコ遊技機は、大当たり時やリーチ発生時などに、画像表示や音楽の発生、更には装飾ランプの点灯など様々な演出を効果的に行うため、パチンコゲームの基本的な動作、つまり入賞球の検出、始動条件成立時の抽選用の乱数の取得と、抽選に基づく演出コマンド(図柄変動などの演出のための指令信号)の出力、チューリップや大入賞口の開閉扉の開閉などの制御を実施する主制御部の他に、補助制御部として、演出コマンドに基づき図柄変動表示装置の表示を制御する図柄制御部、同コマンドに基づき音声を制御する音声制御部、及び同コマンドに基づき装飾ランプの点灯を制御するランプ制御部を設け、さらに、これらの主制御部、図柄制御部、音声制御部、ランプ制御部に各々CPUユニットを搭載し、様々な演出を遊技盤上で効果的に行うようにしている。
【0004】
パチンコゲーム中、主制御部は、始動入賞口に入賞すると、抽選用の乱数を取得し、その乱数に応じて、図柄変動コマンドや停止図柄データを図柄制御部に出力し、更にそのコマンド等に応じた音声制御用コマンドを音声制御部に出力すると共に、ランプ用コマンドをランプ制御部に出力する。そして、主制御部からコマンドを入力した図柄制御部はそのコマンドに基づき予め記憶している画像プログラムデータを読み出し、そのプログラムに基づいて図柄変動表示装置に画像を表示し、音声制御部も入力したそのコマンドに基づき予め記憶している音声プログラムデータを読み出し、そのプログラムに基づいて様々な音声を発生させる。
【0005】
このように、遊技中、主制御部から各補助制御部に送られるコマンドによって図柄の変動表示や音声の発生が制御されが、特に電源投入時にも、主制御部から送られる初期化コマンドにより、各補助制御部は初期化される。遊技機の電源投入時には、主制御部と各補助制御部のCPUユニットは、各々に設けられたパワーオンリセット回路から出力されるリセット信号によりリセットされるが、主制御部から送られる初期化コマンドが各補助制御部に入力される時点で、各補助制御部がリセットされた状態にないと、各補助制御部は初期化コマンドを入力したとき、適正に初期化することができない。
【0006】
このために、電源投入時にパワーオンリセット信号を発生する各制御部のリセット回路は、先ず各補助制御部のリセット回路がリセット信号を発生して各補助制御部がリセットされ、次に、主制御部のリセット回路がリセット信号を発生して、主制御部の電源投入時のリセットが行われるようにしている。このような主制御部の電源投入時のリセットは、遅延回路の動作により、補助制御部のリセットの後に遅延して行われるようにしているが、製品ごとの遅延回路の素子のばらつきなどにより、電源投入時の主制御部のリセットが補助制御部のリセットより早く行われる場合があり、このような場合には、初期化コマンドが適正に各補助制御部に入力されない状態となって、補助制御部の動作が適正に行われなくなる課題があった。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、電源投入時の主制御部のリセットを、確実に補助制御部のリセットの後に行うようにして、主制御部から出力される初期化コマンドを確実に補助制御部に入力させて、補助制御部の動作を適正に実行させることができる遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の遊技機は、CPUユニットを有しCPUユニットの動作により遊技の進行を制御する主制御部と、主制御部から送られる各種コマンドを入力して遊技機に配設された電気部品の制御を行うCPUユニットを有した複数の補助制御部と、を備え、電源投入時、パワーオンリセット信号を生成して該CPUユニットに印加するパワーオンリセット回路が該複数の補助制御部に設けられてなる遊技機において、電源投入時、複数の補助制御部の各パワーオンリセット回路から出力される複数のリセット信号の論理和をとってリセットアンド信号を生成し、そのリセットアンド信号に基づき、主制御部のパワーオンリセット信号を生成して該主制御部のCPUユニットに印加することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の請求項2の発明は、上記請求項1の遊技機において、複数の補助制御部の論理和をとって生成したリセットアンド信号が、遅延回路を通して主制御部のパワーオンリセット信号としてCPUユニットに印加されることを特徴とする。
【0010】
また、請求項3の発明は、上記請求項1の遊技機において、複数の補助制御部の各パワーオンリセット回路から出力されるリセット信号の出力状態に応じて点灯表示する表示手段が設けられたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
上記請求項1の遊技機では、電源が投入されると、主制御部及び複数の補助制御部に電源供給が開始され、各補助制御部に設けられたパワーオンリセット回路が作動し、それらのリセット信号が各々のCPUユニットに印加され、各補助制御部のCPUユニットはリセットされる。このとき、これらのパワーオンリセット信号は補助制御部から主制御部にも送られ、特にアンドゲートを通りそれらの論理和をとって、リセットアンド信号として主制御部に送られる。そして、このリセットアンド信号に基づき、パワーオンリセット信号が主制御部のCPUユニットに印加され、主制御部のCPUユニットはリセットされる。
【0012】
このように、主制御部のCPUユニットは、各補助制御部のパワーオンリセット信号の論理和をとって生成されたリセットアンド信号に基づき出力されるパワーオンリセット信号よりリセットされるため、各補助制御部が各々のパワーオンリセット回路のリセット信号によりリセットされる時点より後に、つまり確実に各補助制御部がリセットした後に主制御部がリセットされることになる。
【0013】
したがって、この後、主制御部から各補助制御部に初期化コマンドが送られて、各補助制御部は初期化されるが、主制御部から送られる初期化コマンドが各補助制御部に入力される時点で、各補助制御部は確実にリセットされた状態となるため、各補助制御部は初期化コマンドを入力したとき、適正に初期化することができる。
【0014】
さらに請求項2のように、複数の補助制御部の論理和をとって生成したリセットアンド信号を、遅延回路を通して主制御部のパワーオンリセット信号としてCPUユニットに印加するように構成すれば、更に確実に各補助制御部をリセットした後に主制御部をリセットさせることができる。
【0015】
また、請求項3のように、補助制御部の各パワーオンリセット回路から出力されるリセット信号の出力状態に応じて点灯表示する表示手段を設けた構成とすれば、電源投入時にその表示手段の点灯表示を見て、各補助制御部からパワーオンリセット信号が出力されているか否かを容易に確認することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図を示し、図2はその制御系の構成ブロック図を示している。図において、1はパチンコ機の木枠で、木枠1の前には前面枠2が蝶番を介して開閉可能に装着され、前面枠2の前面にはガラス扉5を開閉可能に設けた金枠が取り付けられ、前面枠2の内側に遊技盤3が着脱可能に取り付けられる。
【0017】
遊技盤3の背面側に合成樹脂製の機構板がヒンジを介して回動可能に装着される。前面枠2の縁部には装飾用にサイドランプ56が設けられ、また、ガラス扉5の縁部にガラス枠ランプ57が設けれ、さらに、遊技盤3の中央部には装飾用に盤面ランプ58が配設され、それらの装飾ランプは後述のランプ制御部50に接続される。スピーカ45が遊技盤3の縁部の内側に配設される。スピーカ45は後述の音声制御部40に接続され、各種の演出プログラムに応じた音声や音楽を発生する。
【0018】
ガラス扉5の下側に、前板7が図示しない発射レールや打球杆を覆うように開閉可能に装着され、前板7の前面に打球供給皿6が設けられる。更に、前面枠2の下部に、打球発射装置の一部を構成する打球発射ハンドル9が設けられると共に、打球供給皿6で貯留できなくなった賞球を貯留する下皿8が設けられる。
【0019】
遊技盤3の前面には、その中央に、例えば3列に配置された複数の図柄を順に上から下に循環移動させて変動表示する図柄変動表示装置10が配設される。図柄変動表示装置10は、カラー液晶表示器等の表示器10aに3列に配置した複数の数字や絵を、上から下に流して表示すると共に、場合によりその下にキャラクタ等の動画を表示する。表示器10aの上方には、保留球表示器15が複数のランプ等を配置して設けられ、保留球表示器15は、図柄の変動時に、さらに始動入賞口13に入賞した球の数(保留個数)を記憶・表示する。
【0020】
保留球表示器15の上方に、普通図柄表示器16が設けられる。この普通図柄表示器16は、例えば1桁の4、5、6、7の数値を高速で順に循環・表示するように構成され、盤面上に設けた通過ゲート4を球が通過し、ゲート検出器4aがそれを検出した時、普通図柄表示器16には4〜7の数値が高速で順に循環・表示される。普通図柄表示器16の数字の変動表示は、数秒後に停止するが、その停止図柄(数字)が所定の例えば「7」であった場合、後述の始動入賞口13の羽根13cを所定の秒数だけ開放する。
【0021】
始動入賞口13は、図柄変動表示装置10の中央位置の下方に設けられ、さらにその両側に通常入賞口12が配設され、始動入賞口13の下側に、可変入賞装置11が設けられる。始動入賞口13は開閉可能な羽根13cを有し、始動入賞口ソレノイド13bにより羽根13cは開閉駆動され、そこに入賞した球はその内側に配設された始動入賞口検出器14により検出される。可変入賞装置11には大入賞口を開閉動作する開閉部材11aが、大入賞口ソレノイド11bにより開閉可能に設けられる。
【0022】
可変入賞装置11の大入賞口内にはVゾーンと呼ばれる継続入賞口が設けられ、継続入賞口に入賞した球を検出するための継続入賞口検出器19がその内側に設けられ、さらに、大入賞口に入賞した球を検出する大入賞口検出器18が設けられる。入賞口に入賞した入賞口の数をカウントするカウンタが例えばRAMの特定メモリ領域等に設けられ、カウント値が例えば9個になると、可変入賞装置11の開閉部材11aは大入賞口ソレノイド11cにより閉じられる。開閉部材11aの1回の開放が1ラウンドとされ、所定時間内に特定入賞口に入賞するとラウンドが更新され、最大で16ラウンド、つまり16回、開閉部材11aが開放される。
【0023】
図2に示すように、パチンコ遊技機の制御系は、パチンコゲームの基本的な動作を制御し始動条件成立時には複数種類の図柄変動コマンドを出力する主制御部20と、主制御部20からの図柄変動コマンド及び停止図柄データを入力し図柄の変動表示制御を行う図柄制御部30と、主制御部20からのコマンド及び停止図柄データを入力し音声の発生を制御する音声制御部40と、主制御部20からのコマンドを入力し装飾ランプの点灯を制御するランプ制御部50とから構成される。主制御部20に対し、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50は補助制御部を構成している。
【0024】
主制御部20は、基本的にはCPUを主要部としたCPUユニットから構成され、予め記憶されたプログラムに基づき各種の処理を実施するCPU21、そのプログラムデータを記憶する読み出し専用のROM22、データ等を一時的に記憶し入賞球数をカウントする領域やラウンド数をカウントする領域を設けた読み書き可能なRAM23、及び入出力回路24を有して構成される。入出力回路24には、上記の始動入賞口検出器14、大入賞口検出器18、継続入賞口検出器19、普通入賞口検出器12a,12b、ゲート検出器4aが入力系に接続され、大入賞口ソレノイド11cと始動入賞口ソレノイド13bがその出力系に接続される。
【0025】
主制御部20のCPU21は、チューリップや大入賞口の開閉部材の開閉などの制御を行うと共に、遊技中に、始動入賞口13に遊技球が入賞するなどして始動条件が成立すると、乱数発生器から例えば大当たり、リーチ、リーチ予告、及び外れ図柄の抽選用の乱数を取得して、その抽選を行ない、大当たり、リーチ、リーチ予告、はずれの何れかの判定を行なうと共に、それらの停止図柄を決定する。
【0026】
さらに、CPU21は、それらの抽選結果に基づき、複数種類の図柄変動コマンドを、図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50に出力する。この複数種類の図柄変動コマンドに対して、それを入力した図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50は、演出プログラムを選択・決定して実行するように構成される。
【0027】
主制御部20からは、始動条件成立時に、補助制御部である図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50に対し、複数種類の図柄変動コマンドの何れかを抽選結果に基づき出力すると共に、抽選結果に基づき停止図柄のデータが出力される。そして、これらのコマンドとデータを入力した図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50は、その図柄変動コマンドから演出プログラムを選択・決定し実行する。
【0028】
さらに、図柄変動表示装置10の図柄変動を制御する図柄制御部30は、主制御部20と同様に、CPUユニットを主要部として構成され、CPU31は、ROM32に予め記憶されたプログラムに基づき、パチンコゲームの進行に応じて、図柄変動表示装置10の表示器10aに変動画像を表示する。始動入賞口13に入賞した際などの始動条件の成立時には、主制御部20から送られた図柄変動コマンドに基づき演出プログラムを決定し、その演出プログラムに対応した図柄変動プログラムを実行するためのデータをROM32から読み出し、図柄変動表示装置10の表示器10aにそれを表示するように制御を行う。
【0029】
さらに、音声制御部40は、上記主制御部20と同様に、CPUユニットを主要部として構成され、CPU41は、ROM42に予め記憶されたプログラムに基づき、パチンコゲームの進行に応じて、スピーカ45から各種の音声を発生させる。始動入賞口13に入賞した際などの始動条件の成立時には、主制御部20から送られた図柄変動コマンドに基づき、演出プログラムを決定し、その演出プログラムに対応した音声を発生するためのデータをROM42から読み出し、スピーカ45から音声を発生させる。
【0030】
更に、ランプ制御部50は、上記主制御部20と同様に、CPUユニットを主要部として構成され、CPU51は、ROM52に予め記憶されたプログラムに基づき、パチンコゲームの進行に応じて、遊技機前面のサイドランプ等の装飾ランプ56〜58を点灯或は点滅させる。始動入賞口13に入賞した際などの始動条件の成立時には、主制御部20から送られた図柄変動コマンドに基づき、演出プログラムを決定し、その演出プログラムに対応したデータをROM52から読み出し、そのデータに基づきサイドランプ等の装飾ランプ56〜58を点灯或は点滅させる。
【0031】
図3は、遊技機への電源投入時に、主制御部20、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50をリセットさせるためのリセット回路の構成図を示している。補助制御部となる図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50には、各々、パワーオンリセット回路37,47,67と電圧低下検出リセット回路38,48,68が設けられ、パワーオンリセット回路37,47,67と電圧低下検出リセット回路38,48,68の出力を、アンドゲート39,49,69に通して、各々の補助制御部用のパワーオンリセット信号を出力するように構成されている。
【0032】
これらの補助制御部に設けられるパワーオンリセット回路37,47,67は、具体的には図4のように構成され、電源Bに対し抵抗R1を接続し、抵抗R1とグランド間にコンデンサC1を接続し、抵抗R1とコンデンサC1との間に、2つのインバータを直列接続したシュミットトリガー回路S1を接続し、シュミットトリガー回路S1からパワーオンリセット信号を出力するようにしている。抵抗R1とコンデンサC1は遅延回路を構成し、抵抗R1の抵抗値とコンデンサC1の静電容量により決定される時定数に基づき遅延時間を設定し(例えば約2秒間)、電源投入時からリセット信号の出力を遅延させている。ダイオードD1は電源オフ時のコンデンサC1の電荷の放電用に接続されている。
【0033】
一方、電圧低下検出リセット回路38,48,68は、一時的な電源電圧降下時にリセットをかけるために設けられ、電源電圧が所定の閾値より低下した場合、リセット信号を出力するように構成される。各補助制御部では、この電圧低下検出リセット回路38,48,68の出力信号と上記パワーオンリセット回路37,47,67の出力信号を、アンドゲート39,49,69に通し、その論理和をとって、パワーオンリセット信号を各補助制御部のCPUユニットに出力するようにしている。
【0034】
さらに、図3に示すように、補助制御部となる図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50の各パワーオンリセット回路37,47,67の出力側は、それらのパワーオンリセット信号が主制御部20のリセット用に使用されるように、主制御部20に接続され、それらのリセット信号の論理和をとって生成したリセットアンド信号に基づき、主制御部20のパワーオンリセット信号を取り出すようにしている。
【0035】
すなわち、図3に示すように、主制御部20の電源投入時のリセット回路は、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50の各パワーオンリセット回路37,47,67の出力側に接続されるアンドゲート25を有して構成され、そのアンドゲート25の出力側にパワーオンリセット遅延回路26が接続される。さらに、主制御部20のリセット回路にはアンドゲート28と電圧低下検出リセット回路27が配設され、アンドゲート28の入力側にパワーオンリセット遅延回路26の出力側と電圧低下検出リセット回路27が接続され、パワーオンリセット遅延回路26の出力信号と電圧低下検出リセット回路27の出力信号の論理和をとってアンドゲート28からリセットアンド信号を出力するように構成される。
【0036】
なお、図3に示すように、主制御部20のアンドゲート25の入力側の線路には、その線路の信号の状態を表示する表示装置29がLEDなどを用いて点灯表示するように設けられる。この表示装置29は、主制御部20内に装着され、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50の各パワーオンリセット回路37,47,67から出力されるリセット信号の出力状態に応じて、つまり各補助制御部からのリセット信号の出力時に、点灯表示するように動作する。
【0037】
次に、上記構成のパチンコ遊技機の動作を、電源投入時を中心に説明する。パチンコ遊技機の電源がオンされると、主制御部20及び補助制御部である図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50に電源供給が開始される。
【0038】
このとき、各補助制御部に設けられたパワーオンリセット回路37,47,67が作動し、それらのパワーオンリセット回路37,47,67からは電源投入後、所定の遅延時間後にパワーオンリセット信号が出力され、同時に電圧低下検出リセット回路38,48,68からリセット信号が出力される。これらのリセット信号は各々の制御部でアンドゲート39,49,69に入力され、アンドゲート39,49,69からはそれらのリセット信号の論理和をとってパワーオンリセット信号が出力される。そして、これらのパワーオンリセット信号は、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50の各々のCPUユニットに印加され、各補助制御部のCPUユニットがリセットされる。
【0039】
一方、これらの3系統のパワーオンリセット信号は、図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50から主制御部20にも送られる。このとき、図3に示すように、3系統のパワーオンリセット信号は主制御部20のアンドゲート25に入力されるが、それらの信号の状態は、表示装置29におけるLEDなどの点灯により表示されるため、各補助制御部のパワーオンリセット信号の状態を主制御部20において確認することができる。
【0040】
そして、各補助制御部のパワーオンリセット信号はアンドゲート25を通りそれらの論理和をとって、リセットアンド信号としてパワーオンリセット遅延回路26に送られる。そして、この遅延回路26に設定された遅延時間後に、このパワーオンリセット遅延回路26から出力されたリセットアンド信号と電圧低下検出リセット回路27の出力信号がアンドゲート28に入力される。このアンドゲート28は、リセットアンド信号と電圧低下検出リセット回路27の出力信号の論理和をとって、パワーオンリセット信号を出力し、このパワーオンリセット信号が主制御部20のCPUユニットに印加され、主制御部20のCPUユニットはリセットされる。
【0041】
このように、主制御部20のCPUユニットは、補助制御部である図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50のパワーオンリセット信号の論理和をとって生成されたリセットアンド信号に基づき出力されるパワーオンリセット信号よりリセットされるため、補助制御部の図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50が各々のパワーオンリセット回路37,47,67のリセット信号によりリセットされる時点より後に、つまり確実に図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50がリセットした後に主制御部20がリセットされることになる。
【0042】
そして、この後、主制御部20自身が初期化されると共に、主制御部20から各補助制御部の図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50に初期化コマンドが送られて、各補助制御部は初期化されるが、主制御部20から送られる初期化コマンドが補助制御部の図柄制御部30、音声制御部40及びランプ制御部50に入力される時点で、各補助制御部は確実にリセットされた状態となるため、各補助制御部は初期化コマンドを入力したとき、適正に初期化することができる。また、補助制御部の少なくとも1つが故障などにより動作しない場合、パワーオンリセット信号が主制御部20に送られず、主制御部20のパワーオンリセット信号が生成されないため、一部の補助制御部が故障した状態で、遊技機が動作を開始する不具合を防止することができる。
【0043】
そして、パチンコ遊技中には、始動条件が成立した際、主制御部20において乱数の取得による大当り抽選が実施され、その抽選で決定された図柄変動コマンドが主制御部20から図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50に出力され、図柄制御部30、音声制御部40、及びランプ制御部50では、その図柄変動コマンドから演出プログラムが選択・決定され、その演出プログラムに基づき、図柄の変動制御や音声の制御、ランプの制御が実施される。
【0044】
なお、上記実施形態では、電源投入時、補助制御部の各パワーオンリセット回路37,47,67から出力されるリセット信号の論理和をとってリセットアンド信号を生成し、そのリセットアンド信号に基づき主制御部20のパワーオンリセット信号を生成し、主制御部20のCPUユニットに印加してリセットを行うようにしたが、各パワーオンリセット回路から出力されるリセット信号により補助制御部がリセットされた後、補助制御部が動作を開始したことを示す動作確認信号を出力するようにし、その動作確認信号を各補助制御部から出力させ、それらの動作確認信号の論理和をとってリセットアンド信号を生成し、そのリセットアンド信号に基づき主制御部20のパワーオンリセット信号を生成して主制御部20のCPUユニットに印加するように構成することもできる。この場合、補助制御部のパワーオンリセット回路以外の故障により補助制御部が正常に動作しない場合でも、主制御部20が動作を開始しないため、一部の補助制御部が故障した状態で、遊技機が動作を開始する不具合を防止することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の遊技機によれば、主制御部のCPUユニットは、各補助制御部のパワーオンリセット信号の論理和をとって生成されたリセットアンド信号に基づき出力されるパワーオンリセット信号よりリセットされるため、各補助制御部が各々のパワーオンリセット回路のリセット信号によりリセットされる時点より後に、つまり確実に各補助制御部がリセットした後に主制御部がリセットされから、この後、主制御部から各補助制御部に初期化コマンドが送られて、各補助制御部が初期化される際、主制御部から送られる初期化コマンドが各補助制御部に入力される時点で、各補助制御部は確実にリセットされた状態となり、各補助制御部は初期化コマンドを入力したとき、適正に初期化することができる。また、主制御部のリセット回路の回路構成としては、アンドゲートなどの簡単な素子から簡単に構成することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。
【図3】リセット回路の構成図である。
【図4】パワーオンリセット回路の回路図である。
【図5】パワーオンリセット遅延回路の回路図である。
【符号の説明】
20−主制御部
21−CPU
25−アンドゲート
26−パワーオンリセット遅延回路
27−電圧低下検出リセット回路
28−アンドゲート
30−図柄制御部
31−CPU
37−パワーオンリセット回路
40−音声制御部
41−CPU
47−パワーオンリセット回路
50−ランプ制御部
51−CPU
67−パワーオンリセット回路
Claims (4)
- CPUユニットを有し該CPUユニットの動作により遊技の進行を制御する主制御部と、
該主制御部から送られる各種コマンドを入力して遊技機に配設された電気部品の制御を行うCPUユニットを有した複数の補助制御部と、
を備え、電源投入時、パワーオンリセット信号を生成して該CPUユニットに印加するパワーオンリセット回路が該複数の補助制御部に設けられてなる遊技機において、
電源投入時、前記複数の補助制御部の各パワーオンリセット回路から出力される複数のリセット信号の論理和をとってリセットアンド信号を生成し、該リセットアンド信号に基づき前記主制御部のパワーオンリセット信号を生成して該主制御部のCPUユニットに印加することを特徴とする遊技機。 - 前記複数の補助制御部の論理和をとって生成したリセットアンド信号が、遅延回路を通して前記主制御部のパワーオンリセット信号としてCPUユニットに印加されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記複数の補助制御部の各パワーオンリセット回路から出力されるリセット信号の出力状態に応じて点灯表示する表示手段が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
- CPUユニットを有し該CPUユニットの動作により遊技の進行を制御する主制御部と、
該主制御部から送られる各種コマンドを入力して遊技機に配設された電気部品の制御を行うCPUユニットを有した複数の補助制御部と、
を備え、電源投入時、パワーオンリセット信号を生成して該CPUユニットに印加するパワーオンリセット回路が該複数の補助制御部に設けられてなる遊技機において、
電源投入時、各パワーオンリセット回路から出力されるリセット信号により前記複数の補助制御部がリセットされた後、該補助制御部が動作を開始したことを示す動作確認信号が該複数の補助制御部から各々出力され、該複数の動作確認信号の論理和をとってリセットアンド信号を生成し、該リセットアンド信号に基づき前記主制御部のパワーオンリセット信号を生成して該主制御部のCPUユニットに印加することを特徴とする遊技機。
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