JP2004320912A - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】単一の起動回路でアクティブフィルタとDC/DCコンバータの順次起動を可能にし、入力電圧が徐々に低下した場合のハンチング動作を確実に防止する。
【解決手段】AF制御回路7とコンバータ制御回路14の電力供給ライン20に接続されAF制御回路接続点側からコンバータ制御回路接続点への電力供給を遮断するダイオードD2と、電源投入時にAF制御回路7に起動電圧を供給して起動させる起動回路8と、アクティブフィルタ3の起動後に昇圧チョークコイル6の補助巻線L2の出力を整流した電力をコンバータ制御回路14に供給して起動させると共にダイオードD2を介してAF制御回路7に供給して継続動作させる整流回路9と、DC/DCコンバータ4の起動後に絶縁トランス11の補助巻線L5の出力を整流した電力をコンバータ制御回路14に供給して継続動作させる整流回路16とを備え、電源投入時にアクティブフィルタ3とDC/DCコンバータ4を順次起動させる。スイッチ18は起動後にオフとなり、DC/DCコンバータ4が停止した後の再起動を禁止する。
【選択図】 図1
【解決手段】AF制御回路7とコンバータ制御回路14の電力供給ライン20に接続されAF制御回路接続点側からコンバータ制御回路接続点への電力供給を遮断するダイオードD2と、電源投入時にAF制御回路7に起動電圧を供給して起動させる起動回路8と、アクティブフィルタ3の起動後に昇圧チョークコイル6の補助巻線L2の出力を整流した電力をコンバータ制御回路14に供給して起動させると共にダイオードD2を介してAF制御回路7に供給して継続動作させる整流回路9と、DC/DCコンバータ4の起動後に絶縁トランス11の補助巻線L5の出力を整流した電力をコンバータ制御回路14に供給して継続動作させる整流回路16とを備え、電源投入時にアクティブフィルタ3とDC/DCコンバータ4を順次起動させる。スイッチ18は起動後にオフとなり、DC/DCコンバータ4が停止した後の再起動を禁止する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、力率改善用のアクティブフィルタに続いてDC/DCコンバータを配置したスイッチング電源装置に関する。
【従来の技術】
従来、この種のスイッチング電源装置としては例えば図2に示すものがある。
図2において、スイッチング電源装置は、入力端子1a,1bから商用交流電圧AC100Vを入力してダイオードブリッジ2で全波整流した後、力率改善用のアクティブフィルタ3に入力し、続いてアクティブフィルタ3の出力電圧をDC/DCコンバータ4に入力し、出力端子13a,13bから負荷に供給する電圧を安定化している。
アクティブフィルタ3は、インバータ素子5、主巻線L1と補助巻線L2を備えた昇圧チョークコイル6、AF制御回路7、ダイオードD1とコンデンサC1を備えた整流回路、起動回路8及び制御電源用の整流回路9を備えている。即ちアクティブフィルタ3は、インバータ素子5のスイッチングによるスイッチング電流のピークを結ぶ電流波形の平均電流が全波整流された交流電圧波形と同相となるように制御し、力率を1とすることでスイッチングノイズの外部への放射を抑制してノイズレベルを下げている。
DC/DCコンバータ4は、インバータ素子10、1次巻線L3、2次巻線L4、補助巻線L5を備えた絶縁トランス11、出力用の整流回路12、コンバータ制御回路14、起動回路15、制御電源用の整流回路16を備えている。コンバータ制御回路14は、整流回路12からの出力電圧Voが所定電圧となるようにインバータ素子10をスイッチング制御する。
このような図2の従来回路にあっては、AC入力が印加される電源投入時に、アクティブフィルタ3及びDC/DCコンバータ4の順次起動が次のようにして行われる。
AC入力電圧が印加されると、アクティブフィルタ3は起動回路8から起動電圧がAF制御回路7に供給されて起動し、インバータ素子5のスイッチング制御による昇圧チョークコイル6の昇圧動作でダイオードD1を介してコンデンサC1の両端に得られる電圧が上昇する。
このコンデンサC1の電圧は起動回路15からコンバータ制御回路14に起動電圧として供給され、コンバータ制御回路14が起動し、インバータ素子10のスイッチング制御により絶縁トランス11の電力エネルギの伝播を制御し、整流回路12から負荷に供給される出力電圧Voを安定化させる。
【特許文献1】
特開平10−337023号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の回路では、アクティブフィルタ3に対する入力電圧が徐々に低下すると、出力電力が一定であることから入力電流が増加し、その結果、ついにはアクティブフィルタ3の過電流保護動作によりインバータ素子5をオフ状態とするためにコンデンサC1の両端に得られる昇圧出力電圧が低下し、DC/DCコンバータ4も停止することになる。
DC/DCコンバータ4が停止すると、アクティブフィルタ3の過電流保護動作が解除され、アクティブフィルタ3のインバータ素子5は再びスイッチングされてインバータ動作を再開し、DC/DCコンバータ4に対する昇圧出力電圧が上昇し、DC/DCコンバータ4が再起動するという動作を繰り返す。これは出力電圧のオン、オフを一定周期で繰り返すハンチング動作となって現われ、ユーザー負荷が誤動作する可能性がある。
このように出力電圧のオン、オフを一定周期で繰り返すハンチング動作を防止するためには、図2に示すように、入力電圧の低下を正確に検知してアクティブフイルタ3を停止させる低入力停止回路17を設ける必要があるが、このような回路は、起動電圧と停止電圧とのヒステリシスを正確に設定しなければならないため、高精度の回路を必要とし、回路構成が複雑になる問題がある。
また、アクティブフィルタ3及びDC/DCコンバータ4の各入力側となる高圧部に起動回路8,15を接続するといいう2系統の起動回路が必要となり、高圧部に接続するために起動回路8,15の間に所定の沿面距離を必要とし、その分設置スペースが増加して小型化を阻害し、また2系統の起動回路は常時動作していることから、損失も大きくなる問題がある。
一方、入力電圧の低下による出力電圧のオン,オフを一定周期で繰り返すハンチング動作を防止するため、アクティブフィルタとDC/DCコンンバータの起動回路を1系統とし、起動と停止を同期させた回路がある(特許文献1参照)。
この従来回路では、アクティブフィルタの出力に設けたコンデンサの両端に得られる昇圧出力電圧をAF制御回路とコンバータ制御回路の両方に供給して起動し、起動後はアクティブフィルタ及びDC/DCインバータのインバータ動作による各々の補助巻線の整流出力により各制御回路の動作を継続する。
そしてAC入力が一時的に遮断されて昇圧出力電圧が停止した場合には、コンデンサの充電電圧で両方の制御回路を動作させ、コンデンサ充電電圧が所定値に低下してアクティブフィルタが停止すると、これに同期してDC/DCコンバータも強制停止させている。
しかしながら、このような起動と停止を同期させた従来回路にあっては、起動回路を1系統として回路構成を簡略化して小型化できるが、入力電圧が徐々に低下した際に、DC/DCコンバータが先に停止した場合、アクティブフィルタの負荷が軽減されて昇圧出力電圧が回復してDC/DCコンバータが再起動する動作を繰り返し、出力電圧のオン、オフが発生するため、問題は完全に解消されていない。
またアクティブフィルタ及びDC/DCインバータを同期して起動させるため、起動時の突入電流が大きく、起動電力を作り出しているアクティブフィルタの電流容量を増加させる必要があり、その分、使用部品が大型化する問題もある。
本発明は、単一の起動回路でアクティブフィルタとDC/DCコンバータの順次起動を可能にし、入力電圧が徐々に低下した場合のハンチング動作を確実に防止するスイッチング電源装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明は、昇圧チョークコイル、インバータ素子及びアクティブフィルタ制御回路(AF制御回路)を備えた力率改善用のアクティブフィルタと、アクティブフィルタに続いて接続され、絶縁トランス、インバータ素子及びコンバータ制御回路を備えたDC/DCコンバータとを備えたスイッチング電源装置を対象とする。
このようなスイッチング電源装置につき本発明は、アクティブフィルタ制御回路とコンバータ制御回路に動作電力を供給する電力供給ラインに接続され、アクティブフィルタ制御回路接続点側からコンバータ制御回路接続点への電力供給を遮断するダイオードと、電源投入時にアクティブフィルタ制御回路に起動電圧を供給して起動させる起動回路と、アクティブフィルタの起動後に昇圧チョークコイルの補助巻線の出力を整流した電力をコンバータ制御回路に供給して起動させると共にダイオードを介してアクティブフィルタ制御回路に供給して継続動作させる第1整流回路と、DC/DCコンバータの起動後に絶縁トランスの補助巻線の出力を整流した電力をコンバータ制御回路に供給して継続動作させる第2整流回路とを備え、電源投入時にアクティブフィルタとDC/DCコンバータを順次起動させるように構成したことを特徴とする。
このためアクティブフィルタ制御回路の起動電圧とコンバータ制御回路の起動電圧がどのような組合わせでも、必ずアクティブフィルタの起動後にDC/DCコンバータを起動させることができ、高圧部に接続する起動回路を1つにして回路配置の自由度が増す。またアクティブフィルタとDC/DCコンバータを順次起動させることで、起動時の突入電流を緩和できる。
本発明のスイッチング電源装置に於いて、更に、第1整流回路からコンバータ制御回路に対する電力供給ラインに挿入接続されたスイッチと、コンバータ制御回路の起動前にオンしているスイッチを起動後にオフして第1整流回路からの電力供給を遮断し、アクティブフィルタに対する入力電圧停止を検出してスイッチをオンするスイッチ制御回路とを設け、DC/DCコンバータが停止した際の再起動を禁止するように構成したことを特徴とする。
このためアクティブフィルタに対する入力電圧が徐々に低下してDC/DCコンバータが停止に至ると、アクティブフィルタの動作にかかわらずDC/DCコンバータの再起動が禁止され、出力電圧のオン、オフを一定周期で繰り返すハンチング動作を防止する。
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるスイッチング電源装置の実施形態を示した回路図である。
図1において、スイッチング電源装置は、入力端子1a,1bから商用交流電圧AC100Vを入力してダイオードブリッジ2で全波整流した後、力率改善用のアクティブフィルタ3に入力し、続いてアクティブフィルタ3の出力電圧をDC/DCコンバータ4に入力し、出力端子13a,13bから負荷に供給する電圧を安定化している。
アクティブフィルタ3は、インバータ素子5、主巻線L1と補助巻線L2を備えた昇圧チョークコイル6、AF制御回路7、ダイオードD1とコンデンサC1を備えた整流回路、起動回路8及び制御電源用の整流回路9を備えている。
即ちアクティブフィルタ3は、インバータ素子5のオンで昇圧チョークコイル6の主巻線L1の駆動でスイッチング電流を流してエネルギーを保持させ、引き続くインバータ素子5のオフで昇圧チョークコイル6の主巻線L1に保持したエネルギーを出力してダイオードD1を介してコンデンサC1に昇圧電圧を発生させ、これを繰り返す。
このためインバータ素子5のオン、オフで流れるスイッチング電流のピークを結ぶ電流波形の平均電流が全波整流された交流電圧波形と同相となるように制御し、力率を1とすることでスイッチングノイズの外部への放射を抑制してノイズレベルを下げている。
DC/DCコンバータ4は、インバータ素子10、1次巻線L3、2次巻線L4、補助巻線L5を備えた絶縁トランス11、出力用の整流回路12、コンバータ制御回路14、制御電源用の整流回路16を備えている。
DC/DCコンバータ4には専用の起動回路が設けられておらず、アクティブフィルタ3の起動後のインバータ動作で得られる電圧を起動電圧をコンバータ制御回路14に供給して起動させる。
このためAF制御回路7とコンバータ制御回路14に起動電圧を供給して起動させ、起動後は動作維持電力を供給する電力供給ライン20が設けられ、電力供給ライン20に対してはAF制御回路7がP点で接続され、整流回路9がQ点で接続され、更にコンバータ制御回路14がR点で接続され、更に整流回路15が接続されている。
電力供給ライン20の接続点P,Qの間にはダイオードD2が接続され、起動回路8からコンバータ制御回路14に対する起動電圧の供給を遮断している。このため起動回路8の起動電圧はAF制御回路7にのみ供給されることになる。
一方、アクティブフィルタ3の起動後のインバータ動作で補助巻線L2の出力に基づく整流出力を行う整流回路9は、AF制御回路7とコンバータ制御回路14の両方に電力を供給し、コンバータ制御回路14から見ると起動回路として機能する。
電力供給ライン20のQ点とR点との間には外部信号によりオン、オフ制御可能なスイッチ18が接続される。スイッチ18としては、トランジスタやMOS−FETなどのスイッチ素子を使用する。
スイッチ18はスイッチ制御回路22により制御され、DC/DCコンバータ4の起動前はオンであり、コンバータ制御回路14が起動するとオンとなる。また起動によりオフとなったスイッチ18は、アクティブフィルタ3の入力に設けた入力電圧停止検出回路21から、抵抗R1,R2の分圧電圧が略0Vとなることを検出した時の検出信号によりリセットされてオンとなる。
コンバータ制御回路14は、アクティブフィルタ3の起動で整流回路9から整流電力を受けて起動する。このためDC/DCコンバータ4はアクティブフィルタ3が起動した後でしか起動せず、アクティブフィルタ3及びDC/DCコンバータ4の順次起動が確保される。
整流回路9からの整流出力で起動したコンバータ制御回路14は、整流回路12からの出力電圧Voが所定電圧となるようにインバータ素子10をスイッチング制御する。
次に図1の実施形態の動作を説明する。電源投入により入力端子1a,1bにAC入力が印加されると、ダイオードブリッジ2の全波整流出力を受けて起動回路8の出力電圧が増加し、所定の起動電圧に達したときにAF制御回路7が起動し、インバータ素子5のスイッチングによるインバータ動作が開始される。
アクティブフィルタ3のインバータ動作が開始されると、昇圧チョークコイル6の補助巻線L2の出力により整流回路9が整流出力を生じ、このときオンしているスイッチ18を介してコンバータ制御回路14に起動電力を供給し、供給電圧が起動電圧に達するとコンバータ制御回路14が起動し、インバータ素子10のスイッチングによる出力電圧Voの安定化を行う。
またコンバータ制御回路14が起動するとスイッチ制御回路22に起動信号を出力し、このためスイッチ制御回路22はスイッチ18をオフし、アクティブフィルタ3側からの電力供給を切り離す。
この状態でアクティブフィルタ3に対する入力電圧が徐々に低下したとすると、出力電力が一定であることから入力電流が増加し、その結果、ついにはアクティブフィルタ3の過電流保護動作によりインバータ素子5をオフ状態とする停止状態となり、コンデンサC1の両端に得られる昇圧出力電圧が低下し、DC/DCコンバータ4も停止することになる。
このようにDC/DCコンバータ4が停止すると、アクティブフィルタ3の過電流保護動作が解除され、アクティブフィルタ3のインバータ素子5は再びスイッチングされてインバータ動作を再開し、DC/DCコンバータ4に対する昇圧出力電圧が上昇し、整流回路9からの整流出力も得られる。
しかし、スイッチ18がオフとなっているため、整流回路16の整流出力はコンバータ制御回路14に供給されず、DC/DCコンバータ4の再起動が禁止され、出力電圧のオン、オフを一定周期で繰り返すハンチング動作を防止する。
DC/DCコンバータ4の再起動禁止のリセットは、AC入力を一時的に遮断することで行う事ができる。AC入力が一時的に断たれると、アクティブフィルタ3の入力電圧も一時的に略0Vとなり、これを入力電圧停止検出回路21が検出して検出信号をスイッチ制御回路22に出力し、スイッチ18がオフからオン状態にリセットされる。
このためアクティブフィルタ3の起動による整流回路9の整流出力がスイッチ18を介してコンバータ制御回路14に供給され、DC/DCコンバータが起動する。
なお、本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含む。
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、アクティブフィルタ制御回路の起動電圧とコンバータ制御回路の起動電圧がどのような組合わせでも、必ずアクティブフィルタの起動後にDC/DCコンバータを起動させることができ、高圧部に接続する起動回路を1つにして回路配置の自由度が増す。またアクティブフィルタとDC/DCコンバータを順次起動させることで、起動時の突入電流を緩和できる。
また、アクティブフィルタ及びDC/DCコンバータに対し1系統の起動回路で済み、高圧部に2系統の起動回路を接続するため沿面距離の確保といった問題が解消され、回路の小型化と損失の低減を図ることができる。
またアクティブフィルタに対する入力電圧が徐々に低下してDC/DCコンバータが停止に至ると、DC/DCコンバータの再起動が禁止され、出力電圧のオン、オフを一定周期で繰り返すハンチング動作が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示した回路図
【図2】従来回路を示した回路図
【符号の説明】
1a,1b:入力端子
2:ダイオードブリッジ
3:アクティブフィルタ(AF)
4:DC/DCコンバータ
5,10:インバータ素子
6:昇圧チョークコイル
7:AF制御回路
8:起動回路
9,12,16:整流回路
11:絶縁トランス
13a,13b:出力端子
14:コンバータ制御回路
18:スイッチ
20:電力供給ライン
21:入力電圧停止検出回路
22:スイッチ制御回路
L1:主巻線
L2,L5:補助巻線
L3:1次巻線
L4:2次巻線
D1,D2:ダイオード
C1:コンデンサ
R1,R2:抵抗
本発明は、力率改善用のアクティブフィルタに続いてDC/DCコンバータを配置したスイッチング電源装置に関する。
【従来の技術】
従来、この種のスイッチング電源装置としては例えば図2に示すものがある。
図2において、スイッチング電源装置は、入力端子1a,1bから商用交流電圧AC100Vを入力してダイオードブリッジ2で全波整流した後、力率改善用のアクティブフィルタ3に入力し、続いてアクティブフィルタ3の出力電圧をDC/DCコンバータ4に入力し、出力端子13a,13bから負荷に供給する電圧を安定化している。
アクティブフィルタ3は、インバータ素子5、主巻線L1と補助巻線L2を備えた昇圧チョークコイル6、AF制御回路7、ダイオードD1とコンデンサC1を備えた整流回路、起動回路8及び制御電源用の整流回路9を備えている。即ちアクティブフィルタ3は、インバータ素子5のスイッチングによるスイッチング電流のピークを結ぶ電流波形の平均電流が全波整流された交流電圧波形と同相となるように制御し、力率を1とすることでスイッチングノイズの外部への放射を抑制してノイズレベルを下げている。
DC/DCコンバータ4は、インバータ素子10、1次巻線L3、2次巻線L4、補助巻線L5を備えた絶縁トランス11、出力用の整流回路12、コンバータ制御回路14、起動回路15、制御電源用の整流回路16を備えている。コンバータ制御回路14は、整流回路12からの出力電圧Voが所定電圧となるようにインバータ素子10をスイッチング制御する。
このような図2の従来回路にあっては、AC入力が印加される電源投入時に、アクティブフィルタ3及びDC/DCコンバータ4の順次起動が次のようにして行われる。
AC入力電圧が印加されると、アクティブフィルタ3は起動回路8から起動電圧がAF制御回路7に供給されて起動し、インバータ素子5のスイッチング制御による昇圧チョークコイル6の昇圧動作でダイオードD1を介してコンデンサC1の両端に得られる電圧が上昇する。
このコンデンサC1の電圧は起動回路15からコンバータ制御回路14に起動電圧として供給され、コンバータ制御回路14が起動し、インバータ素子10のスイッチング制御により絶縁トランス11の電力エネルギの伝播を制御し、整流回路12から負荷に供給される出力電圧Voを安定化させる。
【特許文献1】
特開平10−337023号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の回路では、アクティブフィルタ3に対する入力電圧が徐々に低下すると、出力電力が一定であることから入力電流が増加し、その結果、ついにはアクティブフィルタ3の過電流保護動作によりインバータ素子5をオフ状態とするためにコンデンサC1の両端に得られる昇圧出力電圧が低下し、DC/DCコンバータ4も停止することになる。
DC/DCコンバータ4が停止すると、アクティブフィルタ3の過電流保護動作が解除され、アクティブフィルタ3のインバータ素子5は再びスイッチングされてインバータ動作を再開し、DC/DCコンバータ4に対する昇圧出力電圧が上昇し、DC/DCコンバータ4が再起動するという動作を繰り返す。これは出力電圧のオン、オフを一定周期で繰り返すハンチング動作となって現われ、ユーザー負荷が誤動作する可能性がある。
このように出力電圧のオン、オフを一定周期で繰り返すハンチング動作を防止するためには、図2に示すように、入力電圧の低下を正確に検知してアクティブフイルタ3を停止させる低入力停止回路17を設ける必要があるが、このような回路は、起動電圧と停止電圧とのヒステリシスを正確に設定しなければならないため、高精度の回路を必要とし、回路構成が複雑になる問題がある。
また、アクティブフィルタ3及びDC/DCコンバータ4の各入力側となる高圧部に起動回路8,15を接続するといいう2系統の起動回路が必要となり、高圧部に接続するために起動回路8,15の間に所定の沿面距離を必要とし、その分設置スペースが増加して小型化を阻害し、また2系統の起動回路は常時動作していることから、損失も大きくなる問題がある。
一方、入力電圧の低下による出力電圧のオン,オフを一定周期で繰り返すハンチング動作を防止するため、アクティブフィルタとDC/DCコンンバータの起動回路を1系統とし、起動と停止を同期させた回路がある(特許文献1参照)。
この従来回路では、アクティブフィルタの出力に設けたコンデンサの両端に得られる昇圧出力電圧をAF制御回路とコンバータ制御回路の両方に供給して起動し、起動後はアクティブフィルタ及びDC/DCインバータのインバータ動作による各々の補助巻線の整流出力により各制御回路の動作を継続する。
そしてAC入力が一時的に遮断されて昇圧出力電圧が停止した場合には、コンデンサの充電電圧で両方の制御回路を動作させ、コンデンサ充電電圧が所定値に低下してアクティブフィルタが停止すると、これに同期してDC/DCコンバータも強制停止させている。
しかしながら、このような起動と停止を同期させた従来回路にあっては、起動回路を1系統として回路構成を簡略化して小型化できるが、入力電圧が徐々に低下した際に、DC/DCコンバータが先に停止した場合、アクティブフィルタの負荷が軽減されて昇圧出力電圧が回復してDC/DCコンバータが再起動する動作を繰り返し、出力電圧のオン、オフが発生するため、問題は完全に解消されていない。
またアクティブフィルタ及びDC/DCインバータを同期して起動させるため、起動時の突入電流が大きく、起動電力を作り出しているアクティブフィルタの電流容量を増加させる必要があり、その分、使用部品が大型化する問題もある。
本発明は、単一の起動回路でアクティブフィルタとDC/DCコンバータの順次起動を可能にし、入力電圧が徐々に低下した場合のハンチング動作を確実に防止するスイッチング電源装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。本発明は、昇圧チョークコイル、インバータ素子及びアクティブフィルタ制御回路(AF制御回路)を備えた力率改善用のアクティブフィルタと、アクティブフィルタに続いて接続され、絶縁トランス、インバータ素子及びコンバータ制御回路を備えたDC/DCコンバータとを備えたスイッチング電源装置を対象とする。
このようなスイッチング電源装置につき本発明は、アクティブフィルタ制御回路とコンバータ制御回路に動作電力を供給する電力供給ラインに接続され、アクティブフィルタ制御回路接続点側からコンバータ制御回路接続点への電力供給を遮断するダイオードと、電源投入時にアクティブフィルタ制御回路に起動電圧を供給して起動させる起動回路と、アクティブフィルタの起動後に昇圧チョークコイルの補助巻線の出力を整流した電力をコンバータ制御回路に供給して起動させると共にダイオードを介してアクティブフィルタ制御回路に供給して継続動作させる第1整流回路と、DC/DCコンバータの起動後に絶縁トランスの補助巻線の出力を整流した電力をコンバータ制御回路に供給して継続動作させる第2整流回路とを備え、電源投入時にアクティブフィルタとDC/DCコンバータを順次起動させるように構成したことを特徴とする。
このためアクティブフィルタ制御回路の起動電圧とコンバータ制御回路の起動電圧がどのような組合わせでも、必ずアクティブフィルタの起動後にDC/DCコンバータを起動させることができ、高圧部に接続する起動回路を1つにして回路配置の自由度が増す。またアクティブフィルタとDC/DCコンバータを順次起動させることで、起動時の突入電流を緩和できる。
本発明のスイッチング電源装置に於いて、更に、第1整流回路からコンバータ制御回路に対する電力供給ラインに挿入接続されたスイッチと、コンバータ制御回路の起動前にオンしているスイッチを起動後にオフして第1整流回路からの電力供給を遮断し、アクティブフィルタに対する入力電圧停止を検出してスイッチをオンするスイッチ制御回路とを設け、DC/DCコンバータが停止した際の再起動を禁止するように構成したことを特徴とする。
このためアクティブフィルタに対する入力電圧が徐々に低下してDC/DCコンバータが停止に至ると、アクティブフィルタの動作にかかわらずDC/DCコンバータの再起動が禁止され、出力電圧のオン、オフを一定周期で繰り返すハンチング動作を防止する。
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるスイッチング電源装置の実施形態を示した回路図である。
図1において、スイッチング電源装置は、入力端子1a,1bから商用交流電圧AC100Vを入力してダイオードブリッジ2で全波整流した後、力率改善用のアクティブフィルタ3に入力し、続いてアクティブフィルタ3の出力電圧をDC/DCコンバータ4に入力し、出力端子13a,13bから負荷に供給する電圧を安定化している。
アクティブフィルタ3は、インバータ素子5、主巻線L1と補助巻線L2を備えた昇圧チョークコイル6、AF制御回路7、ダイオードD1とコンデンサC1を備えた整流回路、起動回路8及び制御電源用の整流回路9を備えている。
即ちアクティブフィルタ3は、インバータ素子5のオンで昇圧チョークコイル6の主巻線L1の駆動でスイッチング電流を流してエネルギーを保持させ、引き続くインバータ素子5のオフで昇圧チョークコイル6の主巻線L1に保持したエネルギーを出力してダイオードD1を介してコンデンサC1に昇圧電圧を発生させ、これを繰り返す。
このためインバータ素子5のオン、オフで流れるスイッチング電流のピークを結ぶ電流波形の平均電流が全波整流された交流電圧波形と同相となるように制御し、力率を1とすることでスイッチングノイズの外部への放射を抑制してノイズレベルを下げている。
DC/DCコンバータ4は、インバータ素子10、1次巻線L3、2次巻線L4、補助巻線L5を備えた絶縁トランス11、出力用の整流回路12、コンバータ制御回路14、制御電源用の整流回路16を備えている。
DC/DCコンバータ4には専用の起動回路が設けられておらず、アクティブフィルタ3の起動後のインバータ動作で得られる電圧を起動電圧をコンバータ制御回路14に供給して起動させる。
このためAF制御回路7とコンバータ制御回路14に起動電圧を供給して起動させ、起動後は動作維持電力を供給する電力供給ライン20が設けられ、電力供給ライン20に対してはAF制御回路7がP点で接続され、整流回路9がQ点で接続され、更にコンバータ制御回路14がR点で接続され、更に整流回路15が接続されている。
電力供給ライン20の接続点P,Qの間にはダイオードD2が接続され、起動回路8からコンバータ制御回路14に対する起動電圧の供給を遮断している。このため起動回路8の起動電圧はAF制御回路7にのみ供給されることになる。
一方、アクティブフィルタ3の起動後のインバータ動作で補助巻線L2の出力に基づく整流出力を行う整流回路9は、AF制御回路7とコンバータ制御回路14の両方に電力を供給し、コンバータ制御回路14から見ると起動回路として機能する。
電力供給ライン20のQ点とR点との間には外部信号によりオン、オフ制御可能なスイッチ18が接続される。スイッチ18としては、トランジスタやMOS−FETなどのスイッチ素子を使用する。
スイッチ18はスイッチ制御回路22により制御され、DC/DCコンバータ4の起動前はオンであり、コンバータ制御回路14が起動するとオンとなる。また起動によりオフとなったスイッチ18は、アクティブフィルタ3の入力に設けた入力電圧停止検出回路21から、抵抗R1,R2の分圧電圧が略0Vとなることを検出した時の検出信号によりリセットされてオンとなる。
コンバータ制御回路14は、アクティブフィルタ3の起動で整流回路9から整流電力を受けて起動する。このためDC/DCコンバータ4はアクティブフィルタ3が起動した後でしか起動せず、アクティブフィルタ3及びDC/DCコンバータ4の順次起動が確保される。
整流回路9からの整流出力で起動したコンバータ制御回路14は、整流回路12からの出力電圧Voが所定電圧となるようにインバータ素子10をスイッチング制御する。
次に図1の実施形態の動作を説明する。電源投入により入力端子1a,1bにAC入力が印加されると、ダイオードブリッジ2の全波整流出力を受けて起動回路8の出力電圧が増加し、所定の起動電圧に達したときにAF制御回路7が起動し、インバータ素子5のスイッチングによるインバータ動作が開始される。
アクティブフィルタ3のインバータ動作が開始されると、昇圧チョークコイル6の補助巻線L2の出力により整流回路9が整流出力を生じ、このときオンしているスイッチ18を介してコンバータ制御回路14に起動電力を供給し、供給電圧が起動電圧に達するとコンバータ制御回路14が起動し、インバータ素子10のスイッチングによる出力電圧Voの安定化を行う。
またコンバータ制御回路14が起動するとスイッチ制御回路22に起動信号を出力し、このためスイッチ制御回路22はスイッチ18をオフし、アクティブフィルタ3側からの電力供給を切り離す。
この状態でアクティブフィルタ3に対する入力電圧が徐々に低下したとすると、出力電力が一定であることから入力電流が増加し、その結果、ついにはアクティブフィルタ3の過電流保護動作によりインバータ素子5をオフ状態とする停止状態となり、コンデンサC1の両端に得られる昇圧出力電圧が低下し、DC/DCコンバータ4も停止することになる。
このようにDC/DCコンバータ4が停止すると、アクティブフィルタ3の過電流保護動作が解除され、アクティブフィルタ3のインバータ素子5は再びスイッチングされてインバータ動作を再開し、DC/DCコンバータ4に対する昇圧出力電圧が上昇し、整流回路9からの整流出力も得られる。
しかし、スイッチ18がオフとなっているため、整流回路16の整流出力はコンバータ制御回路14に供給されず、DC/DCコンバータ4の再起動が禁止され、出力電圧のオン、オフを一定周期で繰り返すハンチング動作を防止する。
DC/DCコンバータ4の再起動禁止のリセットは、AC入力を一時的に遮断することで行う事ができる。AC入力が一時的に断たれると、アクティブフィルタ3の入力電圧も一時的に略0Vとなり、これを入力電圧停止検出回路21が検出して検出信号をスイッチ制御回路22に出力し、スイッチ18がオフからオン状態にリセットされる。
このためアクティブフィルタ3の起動による整流回路9の整流出力がスイッチ18を介してコンバータ制御回路14に供給され、DC/DCコンバータが起動する。
なお、本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含む。
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、アクティブフィルタ制御回路の起動電圧とコンバータ制御回路の起動電圧がどのような組合わせでも、必ずアクティブフィルタの起動後にDC/DCコンバータを起動させることができ、高圧部に接続する起動回路を1つにして回路配置の自由度が増す。またアクティブフィルタとDC/DCコンバータを順次起動させることで、起動時の突入電流を緩和できる。
また、アクティブフィルタ及びDC/DCコンバータに対し1系統の起動回路で済み、高圧部に2系統の起動回路を接続するため沿面距離の確保といった問題が解消され、回路の小型化と損失の低減を図ることができる。
またアクティブフィルタに対する入力電圧が徐々に低下してDC/DCコンバータが停止に至ると、DC/DCコンバータの再起動が禁止され、出力電圧のオン、オフを一定周期で繰り返すハンチング動作が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示した回路図
【図2】従来回路を示した回路図
【符号の説明】
1a,1b:入力端子
2:ダイオードブリッジ
3:アクティブフィルタ(AF)
4:DC/DCコンバータ
5,10:インバータ素子
6:昇圧チョークコイル
7:AF制御回路
8:起動回路
9,12,16:整流回路
11:絶縁トランス
13a,13b:出力端子
14:コンバータ制御回路
18:スイッチ
20:電力供給ライン
21:入力電圧停止検出回路
22:スイッチ制御回路
L1:主巻線
L2,L5:補助巻線
L3:1次巻線
L4:2次巻線
D1,D2:ダイオード
C1:コンデンサ
R1,R2:抵抗
Claims (2)
- 昇圧チョークコイル、インバータ素子及びアクティブフィルタ制御回路を備えた力率改善用のアクティブフィルタと、
前記アクティブフィルタに続いて接続され、絶縁トランス、インバータ素子及びコンバータ制御回路を備えたDC/DCコンバータと、
を備えたスイッチング電源装置に於いて、
前記アクティブフィルタ制御回路とコンバータ制御回路に動作電力を供給する電力供給ラインに接続され、アクティブフイルタ制御回路接続点側からコンバータ制御回路接続点への電力供給を遮断するダイオードと、
電源投入時に前記アクティブフィルタ制御回路に起動電圧を供給して起動させる起動回路と、
前記アクティブフィルタの起動後に前記昇圧チョークコイルの補助巻線の出力を整流した電力を前記コンバータ制御回路に供給して起動させると共に前記ダイオードを介して前記アクティブフィルタ制御回路に供給して継続動作させる第1整流回路と、
前記DC/DCコンバータの起動後に前記絶縁トランスの補助巻線の出力を整流した電力を前記コンバータ制御回路に供給して継続動作させる第2整流回路と、
を備え、前記電源投入時に前記アクティブフィルタとDC/DCコンバータを順次起動させるように構成したことを特徴とするスイッチング電源装置。 - 請求項1記載のスイッチング電源装置に於いて、更に、
前記第1整流回路から前記コンバータ制御回路に対する前記電力供給ラインに挿入接続されたスイッチと、
前記コンバータ制御回路の起動前にオンしている前記スイッチを起動後にオフして前記第1整流回路からの電力供給を遮断し、前記アクティブフィルタに対する入力電圧停止を検出して前記スイッチをオンするスイッチ制御回路と、
を設け、前記DC/DCコンバータが停止した際の再起動を禁止するように構成したことを特徴とするスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
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JP2003112480A JP2004320912A (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | スイッチング電源装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019004576A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | 株式会社タムラ製作所 | 電源装置 |
CN110159484A (zh) * | 2019-04-04 | 2019-08-23 | 浙江运达风电股份有限公司 | 基于风电场场级能量控制的风电机群启停机控制方法 |
JP2020184823A (ja) * | 2019-05-07 | 2020-11-12 | 東芝テック株式会社 | 電力変換装置及び画像形成装置 |
-
2003
- 2003-04-17 JP JP2003112480A patent/JP2004320912A/ja active Pending
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