JP2004319857A - 半導体製造装置のモニタリングシステム - Google Patents

半導体製造装置のモニタリングシステム Download PDF

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Kotaro Miyasaka
幸太郎 宮坂
Shinichi Imai
伸一 今井
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Abstract

【課題】制御パラメータに対するモニタリングの精度向上を図り得る半導体製造装置のモニタリングシステムを提供する。
【解決手段】ウェーハWが配置された反応処理室12内に反応ガスを導き所定の反応処理を行わせる半導体製造装置2における反応処理時に、反応ガス流量などの制御パラメータをモニタリングするモニタリングシステム1であって、半導体製造装置2からの制御パラメータのデータを所定のサンプリング間隔でもって収集するデータ収集部23と、このデータ収集部23にて収集された制御パラメータのデータを保存するデータ保存部24と、データ収集部23にて収集する制御パラメータのサンプリング間隔を変更し得るサンプリング間隔入力部25とを備えたもの。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体製造装置のモニタリングシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の高集積化に伴い、半導体製造工程数は多くなる傾向にあり、各工程の内容も複雑化している。半導体装置の歩留りを決定する大前提は、半導体製造装置が正常に動作していることであり、装置が異常で正常範囲内のウェーハ処理を実行していない場合は、製造歩留りに、装置状態が決定因子として付加される。
【0003】
従来における半導体製造装置の制御パラメータのモニタリングは、装置のモニタ画面の表示値を、製造オペレータが週に1度または月に1度の頻度でもって、目視により確認することにより行われていた。
【0004】
ところで、半導体製造装置に起因して不良が発生するものについては、早急に原因究明や対策を遂行する必要がある。そのため、半導体製造装置の製品処理時の情報(ロット名,レシピ番号,制御パラメータ,組み付け計器)の必要なデータをリアルタイムで収集する必要があり、近年は、特開平10―106916号公報、特開平7―22485号公報などに公開されているように、制御パラメータを電気的にモニタリングする方法に移行しつつある。
【0005】
このような新しいモニタリング方法を用いることにより、長期間に亘って連続的にモニタリングが可能となり、したがって半導体製造装置の制御パラメータの変動や経時変化に対して迅速に対処することができる。
【0006】
図15に、従来における半導体製造装置のモニタリングシステムの概略図を示す。図15において、101は半導体製造装置、102は反応処理室(チヤンバともいう)、103はウェーハ、104はウェーハステージ、105は温度調整器、106はマッチング回路(マッチャーともいう)、107は高周波電源、108はスロットルバルブ、109は真空ポンプ、110はマスフローコントローラ、111は圧力計、112は制御用コンピュータ、113はモニタリングシステム、114はホストコンピュータ、115は切替スイッチ(バイパススイッチともいう)、116はデータ収集部、117はデータ保存部である。
【0007】
上記構成において、まず、最初に処理を行うウェーハ103は反応処理室102に持ち込まれ、ウェーハステージ104上の所定位置に載置される。次に、真空ポンプ109にて反応処理室102内の空気が排出され、圧力計111にて所定の真空度に到達したことが検出されると、マスフローコントローラ110により製造工程で供給される反応ガスの流量制御が行われる。
【0008】
次に、高周波電源107により高周波電力を印加することにより、反応処理室102内にプラズマが生成され、ウェーハ103の処理が、すなわちエッチング処理が行われる。
【0009】
このときの温度調整器105、マッチング回路106、高周波電源107、スロットルバルブ108、マスフローコントローラ110、圧力計111における制御パラメータの各データは制御用コンピュータ112に送られ、指定されたサンプリング間隔でもって各制御パラメータのデータがモニタリングシステム113にて収集されるとともに、データ保存部117に保存されていた。
【0010】
なお、製造工程のレシピのダウンロード、ウェーハ処理の開始、完了報告等の指令は、切替スイッチ115を介して制御用コンピュータ112に接続されるホストコンピュータ114から行われる。
【0011】
図16に、従来の半導体製造装置におけるモニタリングで収集した制御パラメータの時間変化の典型例を示す。図16は、SiHおよびWFのマスフローコントローラでのガス流量波形を示している。また、チャンバの圧力値も含めてサンプリング間隔は固定であり、ここでは1Hzとされている。
【0012】
図16から、SiHおよびWFの立ち上がり特性は、同時にガスが出て且つ双方の立ち上がり時間が1秒であることが判る。
【0013】
【特許文献1】
特開平10―106916号公報
【0014】
【特許文献2】
特開平7―22485号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のモニタリングシステムによると、実際のレシピではSiHをWFより、0.3秒遅らせて導入(供給)するようにされており、すなわち同時に導入していないのに拘わらず、同時に導入されたような波形になっており、本来のモニタリングが行われていないという問題があった。
【0016】
そこで、本発明は、制御パラメータに対するモニタリングの精度向上を図り得る半導体製造装置のモニタリングシステムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る半導体製造装置のモニタリングシステムは、半導体部材が配置された反応処理室内に反応ガスを導き所定の反応処理を行わせる半導体製造装置で、反応ガス流量などの制御パラメータをモニタリングするシステムであって、
上記半導体製造装置からの制御パラメータのデータを所定のサンプリング間隔でもって収集するデータ収集部と、このデータ収集部にて収集された制御パラメータのデータを保存するデータ保存部と、上記データ収集部にて収集する制御パラメータのサンプリング間隔を変更し得るサンプリング間隔入力部とを備えたものである。
【0018】
上記のモニタリングシステムによると、データ収集部にて収集する制御パラメータのサンプリング間隔を変更し得るサンプリング間隔入力部を備えたので、例えばサンプリング間隔を固定していた場合に比べて、サンプリングする制御パラメータに応じてサンプリング間隔を変更することにより、適正なサンプリングデータを得ることができる。
【0019】
また、請求項2に係る半導体製造装置のモニタリングシステムは、半導体部材が配置された反応処理室内に反応ガスを導き所定の反応処理を行わせる半導体製造装置で、反応ガス流量などの制御パラメータをモニタリングするシステムであって、
上記半導体製造装置からの制御パラメータのデータを所定のサンプリング間隔でもって収集するデータ収集部と、このデータ収集部にて収集された制御パラメータのデータを保存するデータ保存部と、上記データ収集部にて収集する各制御パラメータのサンプリング間隔を個別に変更し得る複数のサンプリング間隔入力部とを備えたものである。
【0020】
上記のモニタリングシステムによると、各制御パラメータに対して個別にサンプリング間隔を変更することができるので、例えば反応ガス流量のように高速のサンプリング間隔を必要とするものと反応処理室内圧力のような低速のサンプリング間隔でよいものとを別々に設定することができ、したがって必要な制御パラメータについてだけ詳しいデータを得ることができるので、サンプリング間隔を一律に設定するものに比べてサンプリングするデータ量を少なくすることができる。
【0021】
また、請求項3に係る半導体製造装置のモニタリングシステムは、半導体部材が配置された反応処理室内に反応ガスを導き所定の反応処理を行わせる半導体製造装置で、反応ガス流量などの制御パラメータをモニタリングするシステムであって、
上記半導体製造装置からの制御パラメータのデータを所定のサンプリング間隔でもって収集するデータ収集部と、このデータ収集部にて収集された制御パラメータのデータを保存するデータ保存部と、上記データ収集部にて収集する各制御パラメータのサンプリング間隔を個別に変更し得る複数のサンプリング間隔入力部と、上記データ収集部にて収集された制御パラメータのデータを入力してその時間変化率を演算する変化率演算部と、この変化率演算部にて求められた時間変化率を入力して予め設定された設定変化率とを比較する変化率判断部とを具備するとともに、
この変化率判断部において、上記変化率演算部にて求められた時間変化率が設定時間変化率よりも大きい場合には、上記サンプリング間隔入力部にて入力されたサンプリング間隔でもってサンプリングを続行するとともに、時間変化率が設定時間変化率よりも小さい場合には、上記サンプリング間隔入力部にて入力されたサンプリング間隔よりも長いサンプリング間隔でもってサンプリングするようにしたものである。
【0022】
上記のモニタリングシステムによると、各制御パラメータに対して、そのサンプリングデータの時間変化率に応じて、サンプリング間隔を変更し得るようにしたので、例えばデータの変動が激しい過渡時には短い間隔でサンプリングを行うとともに、データの変動があまりない安定時には、長い間隔でサンプリングを行うことができ、したがって各制御パラメータについて、取得するデータ量を少なくしながら漏れのないモニタリングを行うことができる。
【0023】
さらに、請求項4に係る半導体製造装置のモニタリングシステムは、請求項3に記載のモニタリングシステムにおけるデータ保存部での残容量が設定値以下になった場合にその旨を出力するデータ量監視部を具備するとともに、
データ収集部において、サンプリング間隔入力部にて入力されたサンプリング間隔でデータを収集している場合で且つ上記データ量監視部からの残容量が設定値以下になった旨を入力した場合には、サンプリング間隔を長くしてデータ蓄積量の増加を抑えるようにしたものである。
【0024】
上記のモニタリングシステムによると、データ蓄積量に応じてサンプリング間隔が長くされるため、データを蓄積するハードディスクなどのデータ保存部における使用量が一杯になる前に、蓄積したデータのバックアップを行うことができる。
【0025】
さらに、請求項5に係る半導体製造装置のモニタリングシステムは、請求項1乃至4のいずれかに記載のモニタリングシステムにおいて、半導体製造装置で所定の反応処理が行なわれていない場合に、データ収集部で制御パラメータのデータを収集することを停止する制御部を具備するものである。
【0026】
上記のモニタリングシステムによると、反応処理が行なわれていないプロセス待機時に制御パラメータのデータを収集することを停止するので、データを蓄積するハードディスクなどのデータ保存部における使用量を減少させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明は、半導体製造装置におけるモニタリング精度の向上を図るとともに、モニタリング時におけるサンプリング間隔の最適化に関するものである。
【0028】
以下、本発明の第1の実施の形態に係る半導体製造装置のモニタリングシステムを、図1〜図3に基づき説明する。
図1に示すように、このモニタリングシステム1は、半導体製造装置2にて例えばウェーハ(半導体部材)Wの気相成長(反応処理)を行う際の各種制御パラメータを監視するもので、またこれら半導体製造装置2およびモニタリングシステム1は、ホストコンピュータ(管理用コンピュータ)3からの指令に基づき制御されている。
【0029】
以下、説明に際し、先に半導体製造装置2を説明した後、モニタリングシステム1について説明する。
この半導体製造装置2には、ウェーハWを載置するとともにプラズマ発生用の電極であるステージ11が配置された反応処理室(チャンバともいう)12と、このステージ11に高周波電力を印加してプラズマを発生させる高周波電源13と、上記ステージ11と高周波電源13との間に配置されたマッチング回路(マッチャーともいう)14と、上記反応処理室12にスロットルバルブ15を介して接続されて当該反応処理室12内の空気を排出する真空ポンプ16と、上記反応処理室12内の圧力を検出する圧力計17と、上記反応処理室12内に反応ガス(エッチングガス)を供給するマスフローコントローラ18と、上記ステージ11の温度を調整する温度調整器19と、上記高周波電源13、マッチング回路14、スロットルバルブ15、真空ポンプ16および温度調整器19を制御するとともに、圧力計17などからモニタリングに必要な制御パラメータをモニタリングシステム1に送るための制御用コンピュータ20が具備されている。なお、この制御用コンピュータ20は接続回線4を介してホストコンピュータ3に接続されており、当該ホストコンピュータ3から各機器に対する制御指令、例えば製造工程のレシピの読み込み、ウェーハの処理開始、処理完了の報告などが出力される。
【0030】
次に、モニタリングシステム1について説明する。
このモニタリングシステム1についても、やはり、制御用コンピュータ20と同様に、ホストコンピュータ3に接続されており、具体的には、上記接続回線4の途中に配置された切替手段としての切替スイッチ(バイパススイッチともいう)21を介して、ホストコンピュータ3に接続されている。この切替スイッチ21についても、ホストコンピュータ3からの指令により作動される(切り替えられる)。
【0031】
このモニタリングシステム1は、接続回線4に設けられた切替スイッチ21と、この切替スイッチ21に接続回線22を介して接続されて上記制御用コンピュータ20から送られる各種の制御パラメータのデータを収集するデータ収集部23と、このデータ収集部23にて収集されたデータを保存するためのハードディスクなどのデータ保存部24と、上記データ収集部23にてデータの収集を行うサンプリング間隔(正確には、サンプリングする時間間隔である)を設定するためのサンプリング間隔入力部25とから構成されている。
【0032】
このサンプリング間隔入力部25は、ソフトウエア(プログラム)により具体化されるもので、例えば図2に示すような入力画面を介してサンプリング間隔を任意に変更することができる。なお、このサンプリング間隔入力部25を、データ収集部23とは別個に設けたが、データ収集部23の内部に設けることもできる。
【0033】
ここで、制御パラメータの収集動作について簡単に説明する。
ホストコンピュータ3からの処理開始の指令があると、レシピに基づき反応処理室12が所定の真空度にされた後、プラズマが発生されるとともに反応ガスとしてWFおよびSiHが所定量供給されて、ステージ11上に載置されたウェーハWの気相成長が行われる。
【0034】
この時、各機器における制御パラメータのデータが切替スイッチ21を介してデータ収集部23に入力されるとともに、サンプリング間隔入力部25にて入力されたサンプリング間隔、例えば10Hzの間隔でもって各制御パラメータが一律に収集され、これら収集された制御パラメータのデータはデータ保存部24に保存される。なお、「一律」の意味は、全ての制御パラメータが10Hzの間隔でもってサンプリングされるという意味である。
【0035】
そして、上記制御パラメータのサンプリング間隔は、実施される処理に応じて、サンプリング間隔入力部25から任意に変更することができる。
図3に、制御パラメータがWF6およびSiH4の供給量である場合のモニタ波形を示す。この場合のサンプリング間隔は10Hzである。
【0036】
図3から判るように、従来のモニタリングシステムで測定したガス流量特性(図15参照)とは異なり、そのサンプリング間隔が1Hzから10Hzに短くされているため、従来では判らなかったWF6およびSiH4の立ち上がり開始時間の差が0.3秒であることが明らかになった。
【0037】
また、立ち上がりに要する時間も、SiH4が0.9秒で、WF6が0.6秒であることも判った。
このように、データ収集部23にて収集する制御パラメータのサンプリング間隔を変更し得るサンプリング間隔入力部25とを備えたので、従来のように、サンプリング間隔を固定していた場合に比べて、サンプリングする制御パラメータに応じてサンプリング間隔を短くすることにより、適正な、すなわち精度の良いサンプリングデータを得ることができる。
【0038】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る半導体製造装置のモニタリングシステムを、図4〜図7に基づき説明する。
上記第1の実施の形態においては、各制御パラメータのサンプリング間隔を、一律に、サンプリング間隔入力部25により任意に設定し得るようにしたが、本第2の実施の形態においては、各制御パラメータ毎に個別(独立)に設定(変更)し得るようにしたものである。
【0039】
なお、第1の実施の形態に係るサンプリングシステムと第2の実施の形態に係るサンプリングシステムとの異なる箇所は、サンプリング間隔入力部にあるため、本第2の実施の形態においては、この部分に着目して説明するとともに、第1の実施の形態と同様の構成部材については、同一の番号を付してその説明を省略する。
【0040】
すなわち、図4に示すように、このサンプリングシステム31に設けられるサンプリング間隔入力部32には、各制御パラメータ毎のサンプリング間隔(サンプリングする時間間隔である)を設定し得るように、各制御パラメータ毎に応じて、それぞれのサンプリング間隔入力部a(32a)、サンプリング間隔入力部b(32b)、・・・サンプリング間隔入力部z(32z)が具備されている。なお、図5にその入力画面を示す。
【0041】
この構成によると、各制御パラメータに対して個別にサンプリング間隔を設定(変更)することができるので、反応ガス流量のように高速のサンプリング間隔を必要とするものとチャンバ圧力のような低速のサンプリング間隔でよいものとを分けて設定することができ、すなわち必要な制御パラメータについてだけ詳しいデータを得ることができ、したがって第1の実施の形態のようにサンプリング間隔を一律に設定する場合に比べて、全体としてサンプリングデータ量を少なくすることができる。
【0042】
図6に、本第2の実施の形態に係る場合のデータ蓄積量と、第1の実施の形態に係る場合のデータ蓄積量とを比較したグラフを示す。
図6から判るように、第1の実施の形態においては、全ての制御パラメータが同一のサンプリング間隔となるため、時間とともに蓄積されるデータ量は600a.u.(なお、データ量については規格化されている)に増加している。
【0043】
これに対して、本第2の実施の形態では、制御パラメータ毎にサンプリング間隔を設定できるため、例えばガス流量を10Hzのサンプリング間隔に設定するとともに、チャンバ圧力を1Hzのサンプリング間隔に設定することで、データ蓄積量を、第1の実施の形態の場合に比べて、70%にまで減少させることができた。
【0044】
なお、図7に、同モニタリングシステムで収集した制御パラメータの時間変化を示しておく。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る半導体製造装置のモニタリングシステムを、図8〜図11に基づき説明する。
【0045】
上記第2の実施の形態においては、各制御パラメータ毎にサンプリング間隔(サンプリングする時間間隔である)を変更し得るようにして、データ量(データ蓄積量)を少なくするようにしたが、本第3の実施の形態においては、さらに、そのデータ量の削減を図ったものである。
【0046】
本第3の実施の形態に係るサンプリングシステムの説明においても、第1の実施の形態に係るサンプリングシステムと同様の構成部材については、同一の番号を付してその説明を省略する。
【0047】
すなわち、図8に示すように、このモニタリングシステム41は、接続回線4に設けられた切替スイッチ21と、この切替スイッチ21に接続回線22を介して接続されて上記制御用コンピュータ20から送られる各種の制御パラメータ(データである)を入力し収集するとともにそのサンプリング間隔を調節(制御)するデータ収集部42と、このデータ収集部42にて収集されたデータを保存するためのデータ保存部24と、上記データ収集部42にてデータの収集をサンプリング間隔を各制御パラメータ毎に設定するためのサンプリング間隔入力部43と、上記データ収集部42にて収集されたデータを入力してデータの時間変化率を演算する変化率演算部44と、この変化率演算部44にて演算された時間変化率を入力するとともに予め設定された設定変化率と比較して変化率の大小を判断する変化率判断部45とが具備されている。
【0048】
ここで、上記データ収集部42における処理機能を簡単に説明しておく。
このデータ収集部42では、まず、サンプリング間隔入力部43から入力されたサンプリング間隔に応じてデータを収集するとともに、変化率判断部45にて得られた判断に応じてサンプリング間隔が調節される。
【0049】
以下、上記構成におけるサンプリングの手順を、図9に示すフローチャートに基づき説明する。
まず、ウェーハ毎の処理時間(プロセス時間)Tpを設定した後、サンプリング間隔入力部43にて各制御パラメータに対するサンプリング間隔T1を設定する。なお、T1は10Hz程度の高速サンプリング間隔とする。
【0050】
次に、処理開始の10秒前からサンプリングを開始して、データ収集部42にてデータの収集を行うとともに、変化率演算部44において、モニタリングしているデータ(波形)の時間変化率ΔViを計算する。
【0051】
次に、この時間変化率ΔViを変化率判断部45に入力して設定変化率ΔVsetと比較する。ΔVi<ΔVsetであれば、データの時間変化率が小さいと判断して、その旨をデータ収集部42に出力してサンプリング間隔をT1(高速)からT2(低速)に変更し(但し、Tを間隔時間とすればT2の方が大きく、Tを周期(Hz)の値とすれば、T2の方が小さいことを意味する)、低速のサンプリング間隔T2でモニタリングを行う。一方、ΔVi>ΔVsetであれば、引き続き高速のサンプリング間隔T1でモニタリングを行う。
【0052】
そして、ウェーハWの処理が終了したら、いかなる場合でも、サンプリング間隔を高速のサンプリング間隔T1に置き換えて、処理開始の10秒前から高速のサンプリング間隔でもって処理を再開する。これは処理開始時における、すなわちデータの時間変化率が大きい場合におけるデータの取りこぼしを防止するためである。
【0053】
この処理方法にて、ロット終了までモニタリングが行われる。
ここで、図10に、上述したモニタリング方法により得られた反応ガス流量(SiH4およびWF6)のデータ波形の時間変化を示す。ここでは、制御パラメータに対するデータのサンプリング間隔は1Hzとしている。
【0054】
図10に示すように、マスフローコントローラ18の立ち上がり時の時間変化率が大きいため、サンプリング間隔が1Hzから10Hzに変更されている。すなわち、この実施の形態においては、過渡特性のデータ取得が可能になるとともに、ガス流量が安定しているような波形、いわゆる時間変化率が小さい場合には、サンプリング間隔が10Hzから1Hzに変更されて、データの収集が行われる。
【0055】
モニタリング精度については、第1および第2の実施の形態と同様に、マスフローコントローラの立ち上がり特性を確認し得るため、支障はない。勿論、他の制御パラメータについても適用し得るとともに、サンプリング間隔は任意に変更し得る。
【0056】
図11に、モニタリングしたデータ量の時間変化を示す。データ収集を行った制御パラメータおよびサンプリング間隔については、図10の場合と同じである。また、データ量については規格化されている。
【0057】
ここでは、時間変化率が小さい箇所のサンプリング間隔を1Hzと低速にしているため、第1の実施の形態による場合のデータ量に比べて、約83%減少しているのが判る。
【0058】
例えば、モニタリングシステム41のデータ保存部24において、データのバックアップを取る周期も長くなり、余裕を持ってバックアップ作業を行うことができるとともに、ハングアップ等のトラブルの発生を未然に防ぐことができる。
【0059】
このように、各制御パラメータに対して、そのサンプリングデータの時間変化率に応じて、サンプリング間隔を自動的に変更(設定)するようにしたので、すなわちデータの変動が激しい過渡時には短い間隔でサンプリングを行うとともに、データの変動があまりない安定時には、長い間隔でサンプリングを行うようにしたので、各制御パラメータについて、取得するデータ量を少なくしながら漏れのないモニタリングを行うことができる。
【0060】
次に、本発明の第4の実施の形態に係る半導体製造装置のモニタリングシステムを、図12〜図14に基づき説明する。
上記第3の実施の形態においては、各制御パラメータ毎にサンプリング間隔(サンプリングする時間間隔である)を変更し得るようにして、データの取りこぼしを防ぐとともにデータ量(データ蓄積量)を少なくするようにしたが、本第4の実施の形態においては、データ保存部での残容量に応じて、サンプリング間隔を変更するようにしたものである。
【0061】
本第4の実施の形態に係るサンプリングシステムの説明においても、第1の実施の形態に係るサンプリングシステムを基本として説明するため、第1の実施の形態と同様の構成部材については、同一の番号を付してその説明を省略する。
【0062】
すなわち、図12に示すように、このモニタリングシステム51は、接続回線4に設けられた切替スイッチ21と、この切替スイッチ21に接続回線22を介して接続されて上記制御用コンピュータ20から送られる各種の制御パラメータ(データである)を入力し収集するとともにそのサンプリング間隔を調節(制御)するデータ収集部52と、このデータ収集部52にて収集されたデータを保存するためのデータ保存部24と、上記データ収集部52にてデータ収集を行うサンプリング間隔を各制御パラメータ毎に設定するためのサンプリング間隔入力部53と、上記データ収集部52にて収集されたデータを入力してデータの時間変化率を演算する変化率演算部54と、この変化率演算部54にて演算された時間変化率を入力するとともに予め設定された設定変化率と比較して変化率の大小を判断する変化率判断部55と、上記データ保存部24からデータ保存量を入力してその残容量(保存可能容量)を求めるとともに予め設定された設定残容量と比較して残割合が一定以下になるか否かを判断するデータ量監視部56とから構成され、しかもこのデータ量監視部56において、残割合が一定値以下になった場合には、その旨をデータ収集部52に出力するようにされている。
【0063】
ここで、上記データ収集部52における処理機能を簡単に説明しておく。
このデータ収集部52では、まず、サンプリング間隔入力部53から入力されたサンプリング間隔に応じてデータを収集するとともに、第3の実施の形態にて説明したように変化率判断部55からの判断に応じてサンプリング間隔を調節し、さらにデータ量監視部56からの残容量に基づく指示に応じてサンプリング間隔を調節する、すなわち長くする機能を有している。
【0064】
上記構成におけるモニタリングの手順を、図13のフローチャートに基づき説明する。
なお、制御パラメータ毎にデータの時間変化率を演算するとともに、この時間変化率に応じて、サンプリング間隔を変更させて、データの変動が激しい過渡時には短い間隔でサンプリングを行うとともに、データの変動があまりない安定時には、長い間隔でサンプリングを行うようにする手順は、上述した第3の実施の形態と同様であるので、この部分についてはその説明を省略し、データ量の監視部を考慮した部分について説明する。
【0065】
すなわち、変化率判断部55において、モニタリングを行っているデータ(波形)の時間変化率ΔViが、設定変化率ΔVset(設定値)よりも大きい場合であっても、データ量監視部56にて、データ保存部24での残容量(具体的には、ハードディスクの空き容量)がN%(規定値)を下回った場合に、その旨がデータ処理部52に出力され、最初に設定されたサンプリング間隔T1より低速なサンプリング間隔T2に変更される。
【0066】
なお、データ保存部24での残容量がN%を超えている場合(ある程度の空き容量がある場合)には、継続して高速のサンプリング間隔T1にてモニタリングが続行される。
【0067】
図14に、データ保存部におけるデータ蓄積期間(月)に対するデータ占有率の変化を示す。
この図14においては、データ保存部24におけるデータ占有率(具体的には、ハードディスク占有率)が70%(基準値の一例)を基準にしたもので、70%を超えた場合に、サンプリング時間がT1からT2に変更されて低速のサンプリング時間でモニタリングが行われているため、基準値を超えた領域ではデータ占有率の上昇率が低くなっている。
【0068】
ところで、上記各実施の形態において、半導体製造装置におけるウェーハ処理が行われている場合にだけ、制御パラメータのデータをモニタリングするように、逆にウェーハ処理が行われていない場合は制御パラメータのデータを収集することを停止する制御部(図示せず)を設ければ、蓄積するデータ量をその分だけ減少させることができる。つまり、実際に半導体製造装置のモニタリングを一つのデータベースとして構築する場合には、各実施の形態によるモニタリングシステムでは、プロセス待機およびプロセス実施を問わず、制御パラメータのモニタリングを実行したため24時間稼動している半導体製造装置のデータ保存部24での使用量が一杯になる。そこで、プロセス待機時はモニタリングを停止、プロセス実施時にモニタリングを実行するという機能を付加することによってモニタリングのデータ量を減少することができ、サンプリング時間の最適化に加えて、24時間稼働している半導体製造装置においては非常に有効なサンプリング方法である。
【0069】
上述した各実施の形態に係るモニタリングシステムによると、制御パラメータに対してデータのサンプリング間隔を一律または個別に変更することにより、制御パラメータに対するデータのサンプリング間隔の最適化および高精度なモニタリングを行うことができるとともに、データ量についても調節(制御)することができ、したがって半導体部材(製品)の歩留りの向上、半導体部材の異常の早期発見および半導体部材の生産性の向上に多大の効果が得られる。
【0070】
モニタリングする半導体製造装置台数の増加による加速度的なデータ量の増加やさらにモニタリングしたデータの解析や、データから有用な情報を引き出すといった機能追加を考えると、データベースからの取得時間が非常に長くなることから、データ量についても調節(制御)することは非常に重要である。
【0071】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に係る半導体製造装置のモニタリングシステムによると、データ収集部にて収集する制御パラメータのサンプリング間隔を変更し得るサンプリング間隔入力部を備えたので、従来のように、サンプリング間隔を固定していた場合に比べて、サンプリングする制御パラメータに応じてサンプリング間隔を変更することにより、適正な、すなわち精度の良いサンプリングデータを得ることができる。
【0072】
また、請求項2に係る半導体製造装置のモニタリングシステムによると、各制御パラメータに対して個別にサンプリング間隔を変更することができるので、例えば反応ガス流量のように高速のサンプリング間隔を必要とするものと反応処理室内圧力のような低速のサンプリング間隔でよいものとを別々に設定することができ、したがって必要な制御パラメータについてだけ詳しいデータを得ることができるので、サンプリング間隔を一律に設定するものに比べてサンプリングするデータ量を少なくすることができる。
【0073】
また、請求項3に係る半導体製造装置のモニタリングシステムによると、各制御パラメータに対して、そのサンプリングデータの時間変化率に応じて、サンプリング間隔を変更し得るようにしたので、例えばデータの変動が激しい過渡時には短い間隔でサンプリングを行うとともに、データの変動が少ない安定時には、長い間隔でサンプリングを行うことができ、したがって各制御パラメータについて、取得するデータ量を少なくしながら漏れのないモニタリングを行うことができる。
【0074】
また、請求項4に係る半導体製造装置のモニタリングシステムによると、データ蓄積量に応じてサンプリング間隔が長くされるため、データを蓄積するハードディスクなどのデータ保存部における使用量が一杯になる前に、蓄積したデータのバックアップを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体製造装置のモニタリングシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】同モニタリングシステムにおけるサンプリング間隔の入力画面を示す図である。
【図3】同モニタリングシステムで収集した制御パラメータの時間変化を示すグラフである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る半導体製造装置のモニタリングシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図5】同モニタリングシステムにおけるサンプリング間隔の入力画面を示す図である。
【図6】同モニタリングシステムで収集した制御パラメータのデータ蓄積量を示すグラフである。
【図7】同モニタリングシステムで収集した制御パラメータの時間変化を示すグラフである。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る半導体製造装置のモニタリングシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図9】同モニタリングシステムにおけるサンプリングの手順を説明するフローチャートである。
【図10】同モニタリングシステムで収集した制御パラメータの時間変化を示すグラフである。
【図11】同モニタリングシステムで収集した制御パラメータのデータ蓄積量を示すグラフである。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る半導体製造装置のモニタリングシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図13】同モニタリングシステムにおけるサンプリングの要部手順を説明するフローチャートである。
【図14】同モニタリングシステムのデータ保存部におけるデータ蓄積期間とデータ占有率との関係を示すグラフである。
【図15】従来例に係る半導体製造装置のモニタリングシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図16】同従来例のモニタリングシステムで収集した制御パラメータの時間変化を示すグラフである。
【符号の説明】
W ウェーハ
1 モニタリングシステム
2 半導体製造装置
3 ホストコンピュータ
4 接続回線
11 ステージ
12 反応処理室
13 高周波電源
14 マッチング回路
15 スロットルバルブ
16 真空ポンプ
17 圧力計
18 マスフローコントローラ
19 温度調整器
20 制御用コンピュータ
21 切替スイッチ
22 接続回線
23 データ収集部
24 データ保存部
25 サンプリング間隔入力部
31 モニタリングシステム
32 サンプリング間隔入力部
41 モニタリングシステム
42 データ収集部
43 サンプリング間隔入力部
44 変化率演算部
45 変化率判断部
51 モニタリングシステム
52 データ収集部
53 サンプリング間隔入力部
54 変化率演算部
55 変化率判断部
56 データ量監視部

Claims (5)

  1. 半導体部材が配置された反応処理室内に反応ガスを導き所定の反応処理を行わせる半導体製造装置で、反応ガス流量などの制御パラメータをモニタリングするシステムであって、
    上記半導体製造装置からの制御パラメータのデータを所定のサンプリング間隔でもって収集するデータ収集部と、このデータ収集部にて収集された制御パラメータのデータを保存するデータ保存部と、上記データ収集部にて収集する制御パラメータのサンプリング間隔を変更し得るサンプリング間隔入力部とを備えたことを特徴とする半導体製造装置のモニタリングシステム。
  2. 半導体部材が配置された反応処理室内に反応ガスを導き所定の反応処理を行わせる半導体製造装置で、反応ガス流量などの制御パラメータをモニタリングするシステムであって、
    上記半導体製造装置からの制御パラメータのデータを所定のサンプリング間隔でもって収集するデータ収集部と、このデータ収集部にて収集された制御パラメータのデータを保存するデータ保存部と、上記データ収集部にて収集する各制御パラメータのサンプリング間隔を個別に変更し得る複数のサンプリング間隔入力部とを備えたことを特徴とする半導体製造装置のモニタリングシステム。
  3. 半導体部材が配置された反応処理室内に反応ガスを導き所定の反応処理を行わせる半導体製造装置で、反応ガス流量などの制御パラメータをモニタリングするシステムであって、
    上記半導体製造装置からの制御パラメータのデータを所定のサンプリング間隔でもって収集するデータ収集部と、このデータ収集部にて収集された制御パラメータのデータを保存するデータ保存部と、上記データ収集部にて収集する各制御パラメータのサンプリング間隔を個別に変更し得る複数のサンプリング間隔入力部と、上記データ収集部にて収集された制御パラメータのデータを入力してその時間変化率を演算する変化率演算部と、この変化率演算部にて求められた時間変化率を入力して予め設定された設定変化率とを比較する変化率判断部とを具備するとともに、
    この変化率判断部において、上記変化率演算部にて求められた時間変化率が設定時間変化率よりも大きい場合には、上記サンプリング間隔入力部にて入力されたサンプリング間隔でもってサンプリングを続行するとともに、時間変化率が設定時間変化率よりも小さい場合には、上記サンプリング間隔入力部にて入力されたサンプリング間隔よりも長いサンプリング間隔でもってサンプリングするようにしたことを特徴とする半導体製造装置のモニタリングシステム。
  4. データ保存部での残容量が設定値以下になった場合にその旨を出力するデータ量監視部を具備するとともに、
    データ収集部において、サンプリング間隔入力部にて入力されたサンプリング間隔でデータを収集している場合で且つ上記データ量監視部からの残容量が設定値以下になった旨を入力した場合には、サンプリング間隔を長くしてデータ蓄積量の増加を抑えるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の半導体製造装置のモニタリングシステム。
  5. 半導体製造装置で所定の反応処理が行なわれていない場合に、データ収集部で制御パラメータのデータを収集することを停止する制御部を具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体製造装置のモニタリングシステム。
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