JP2004318757A - 在宅介護システム - Google Patents

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博史 三輪谷
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Abstract

【課題】本発明は、痴呆等である被介護者を担当する医師と、前記被介護者を介護する家族や介護ヘルパー等の介護者を支援するための在宅介護システムに関する発明である。
【解決手段】そこで、上記の課題を解決するために、インターネットに接続したサーバーと、前記インターネットを介して前記サーバーに接続し、医師が指定した一定の間隔で画像データ等を自動送信する専用プログラム、測定機器等を備えた介護者側PCと、前記インターネットを介して前記サーバーに接続し、介護者PCから自動送信された画像データに、キーボード等で医師のメッセージを入力し、前記介護者側PCに再度自動送信できる医師側PCとからなることを特徴とする在宅介護システムの構成とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、痴呆等である被介護者を担当する医師と、前記被介護者を介護する家族や介護ヘルパー等の介護者を支援するための在宅介護システムに関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来の在宅介護システムは、特開2003−22321号の「在宅医療専門ソフトウェア」等がある。従来の在宅介護システムは、各診療所からクライアント端末上のWebブラウザを用いて患者の情報を取得し、一方医師から携帯電話上のコンパクトHTML用のWebブラウザを用いて患者の情報を取得し、該患者情報をSSLサーバー用のソフトウェアにより暗号化してインターネット経由で取得することを特徴とする在宅医療用ソフトウェアーであった。
【0003】
また、在宅介護は、痴呆等の病気を持つ老人、徘徊する老人(以下、被介護者という)の家族等が終日自宅で付き添い介護を行う終日介護方法や、家族等から介護の要請を受けた介護ヘルパー等(以下、介護者という)が、被介護者の自宅を訪問し、訪問内容や被介護者の様子を管理者である医師等に口頭や書類で報告してから医師等は、先の介護者の口頭や書類の報告に基づいて、被介護者のおむつを交換する等の適切な処置(以下、介護指示という)したり、直接医師自らが訪問する訪問介護方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の「在宅医療専門ソフトウェアー」は、Webブラウザを用いて患者情報を取得し、医師と被介護者や介護者と患者情報を書き込んだ記録帳として保存するだけであり、被介護者を監視していなかった。
【0005】
また従来の在宅介護である終日介護方法、訪問介護方法は、いずれとも被介護者の家族や介護ヘルパー等の介護者の報告を受けてから医師が介護指示等を行い、被介護者の容態が急変した場合のみ医師が直接訪問し訪問介護を行っていた。よって医師の診断の遅れを生じさせ、また、容態が急変しそうな被介護者の表情や体の状態等が常に解らないため、被介護者の症状悪化を招くという極めて深刻な問題があった。
【0006】
さらに被介護者の家族等は、終日被介護者を介護するために多大な精神的負担を負い、また専属の介護ヘルパーを依頼する場合や介護施設に入れる場合には、高い介護費用を支払わなければならないという大きな問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、被介護者の記録帳としての保存のみならず、被介護者を常時監視できるとともに、介護ヘルパー等の介護者等の口頭又は書類報告を受けてから、医師等の管理者が介護指示を行うことなく、被介護者の容態が急変しそうな場合でも即座に表情や体の状態を監視でき、被介護者の家族等である介護者等の精神的な負担を軽減でき、専属の介護ヘルパーを依頼することなく、被介護者の介護費用を大幅に軽減できる在宅介護システムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本システムは、上記の課題を解決するために、インターネットに接続したサーバーと、前記インターネットを介して前記サーバーに接続し、医師が指定した一定の間隔で画像データ等を自動送信する専用プログラム、測定機器等を備えた介護者側PCと、前記インターネットを介して前記サーバーに接続し、介護者PCから自動送信された画像データに、キーボード等で医師のメッセージを入力し、前記介護者側PCに再度自動送信できる医師側PCとからなることを特徴とする在宅介護システムの構成とした。
【0009】
【実施例】
以下、添付図面に基づき、本発明である在宅介護システムの詳細を説明する。図1は本発明である在宅介護システムを構成する構成機器を示した構成図であり、図2は本発明である在宅介護システムを構成するシステムのフローを示したフローチャートである。
【0010】
図1に示したように、本発明である在宅介護システム1は、インターネット3の24時間常時接続を介して接続したサーバー2と、前記サーバー2に接続し画像データ等をサーバー2に自動送信する専用プログラム10を備えた介護者側PC4と医師側PC5のコンピュータ装置において、介護者側PC4からサーバー2に対して被介護者4cの画像データ等を画像・音声送信画面10aを送信する送信手段と、被介護者4cが緊急の場合医師5c等にナースコール等を行う第2送信手段とからなり、サーバー2から医師側PC5で前記画像データ等を受信し、受信した画像・音声受信画面11又は閲覧画面12をディスプレイ9a等に表示し閲覧できる閲覧手段と、前記画像・音声受信画面11に文字情報からなるメッセージをキーボード8a等で入力し、画像・音声送信画面11aとしてサーバー2、介護者側PC4に再度自動送信し、介護者側PC4のディスプレイ9aに表示できるメッセージ送受信手段とからなることを特徴とする在宅介護システムの構成とした。
【0011】
サーバー2は、介護者側PC4の画像データ等の自動送信を行う送信時間を制御するための制御部2aと、介護者側PC4からサーバー2まで自動送信された画像データが医師側PC5の指定時間に送信されているかどうかの正誤性を判断するCPU2bと、記憶装置2cとからなる。
【0012】
サーバー2の設置場所は、病院内のコンピューターを一括管理するシステム管理室や病院のコンピューターシステムを管理するシステム管理会社等が好ましい。サーバー2の管理はシステム管理会社の管理者が行う。なお、サーバー2の設置場所は管理できる管理者2gがいればよいため、サーバー2の設置場所を限定するものではない。
【0013】
記憶装置2cは、被介護者4cの画像を録画し、画像データとした画像ファイル2dと、被介護者4cの音声を録音し録音データとした音声ファイル2eと、医師5cから被介護者4cや被介護者4cを介護する介護者4d等に文字情報である会話等をキーボード等で入力したメッセージファイル2fとからなり、介護者側PC4はサーバー2に画像データ等を自動送信するタイマー機能付きの専用プログラム10を備え、介護者側PC4からパスワード等の認定を受けた介護者側PC4だけが医師側PC5のメッセージ等をダウンロードできることを特徴とする。
【0014】
また前記サーバー2は、通信相手である介護者側PC4等の台数を制限でき、介護者側PC4に専用プログラム10を使用させることで、医師5cが指定した一定の時間に自動送信された画像データ等を受信することができる。そして前記専用プログラム10を使用してサーバー2は画像を受信することで、介護者側PC4はインターネット3通信時に画像データ等をハッキングされる恐れがなく、インターネット3上で画像データ等の授受に関わるセキュリティーを固めることができることを特徴とする。なお、前記セキュリティーをより固めるためにSSL等の暗号技術を本システムである在宅介護システムに組み込むこともできる。
【0015】
なお、専用プログラム10とは、医師5cが一定の時間に指定した被介護者4cの画像データと音声データ等を、画像音声送信画面10aを使用して、サーバー2に自動送信し、記録装置に保存できるプログラムである。画像データ、音声データを一定時間の間隔で送信できるタイマー10bを内蔵している。
【0016】
タイマー10bとは、介護者側PC4の標準OSであるLINUX(登録商標)に内蔵されたタイマーを使用する。そして、画像データ、音声データの送信手段はファイル転送プロトコルであるPerl、gcc、sh、Scp、ftp等のソフトウェアーを使用する。
【0017】
サーバー2に接続したインターネット3通信回線は、24時間常時接続できる電気通信回線であればよく、電話回線又は光ファイバー回線いずれを問わない。次に介護者側PC4と、医師側PC5の構成を説明する。
【0018】
介護者側PC4は、被介護者4cが常時いる被介護者4c宅の部屋や、病院の病室等に備えられ、本体4aと、本体4aに接続した被介護者4cの動き等を監視するためのカメラや監視装置を備えた入力部6と、同じく本体4aに接続しカメラ等6aで撮影した後の画像データを出力できるディスプレイ7aを備えた出力部7とからなる。
【0019】
また、介護者側PC4は24時間常時接続できるインターネット3通信回線に接続されている。なお、被介護者4c宅に備えられた介護者側PC4に代わり、持ち運び容易でインターネット3に接続できるカメラ付きの携帯電話等4bを使用してもよい。次に介護者側PC4を構成するカメラや測定機器等からなる入力部6とディスプレイからなる出力部7について詳細を説明する。
【0020】
介護者PC4の入力部6は、被介護者4cの画像データ等を取得するための監視装置である。入力部6は、被介護者4cが常時いる介護者4c宅の天井等に設け、被介護者4cを撮影することで、画像データ等を取得できるカメラ等6aと、前記カメラ等6aで被介護者4cの表情を撮影する際、被介護者4cの音声を音声データとして録音できるマイク6bと、カメラ等6aの設置した後、介護者4d又は被介護者4cがカメラ等6aを手動操作等できる入力装置6cと、前記カメラ等6aで撮影する際、被介護者4cの顔の表情等を照らすライト6dと、前記カメラ等6aで撮影できない被介護者4cの体の内部の状態を監視する測定機器6eを備えている。なお、介護者側PC4は、送信手段及び第2送信手段によって医師側PC5に画像データ等を送信することができる。
【0021】
入力部6を構成するカメラ等6aは、介護者側PC4の本体4aに設けたUSB接続部分に接続できるデジタルカメラ等である。使用メーカ及び使用機種は、ElECOM社のUCAM−C1C30SV、NOVAC社のNV−US150、Watec社のWAT−240R G−3.8等である。
【0022】
また被介護者4cの動画を撮影できる前記デジタルカメラに代わり、CCDカメラ、ビデオカメラ等を使用してもよい。また、動画に限らず、静止画像である場合もCCDカメラと併用してスチールカメラ等を使用することができる。なお、画像データは、介護者側PC4の内部に設けたアナログデジタル変換器(A/D変換器)によって静止画像をデジタル化することができる。
【0023】
カメラ等6aの代わりに、USBキャプチャーカードを使用し画像データ本体4aに取り込むことができる。またマイク6bは介護者側PC4の本体4aに設けたUSB接続部分に接続し、介護者側PC4の本体4a内部に音声データであるMP3を取り込むことができればよい。
【0024】
入力装置6cとは、市販品のジョイステックコントローラーである。介護者側PC4の本体4aのUSB接続部分に接続し、前記カメラ等6aを遠隔操作するためのコントローラーである。なお、入力装置6cの詳細は図5で説明する。また、ライト6dは、被介護者4cの表情をよりはっきり照らすために、卓上ライト等を使用する。次に、測定機器6eの詳細について説明する。
【0025】
測定機器6eは、前記介護者側PC4に接続し前記カメラ等6aで撮影できない被介護者4cの体の内部の状態を監視できる機器で、被介護者4cの体に直接取り付ける場合の第1測定機器、第2測定器と、被介護者4cの体に直接取り付けない場合の第3測定機器を備えたことを特徴とする。
【0026】
被介護者4cの体に直接取り付ける場合の測定機器6eを構成する第1測定器とは、被介護者4cの失禁等を感知するために被介護者4cのオムツへ取り付けるオムツの湿度センサー、前記オムツ等の被介護者4cの衣服等へ取付け、被介護者4cの徘徊を防止すると共に、現在位置を知らせる人体感知センサーを備えたことを特徴とする。
【0027】
即ち、第1測定器であるオムツセンサー等を被介護者4cの腰部等に取り付けることで、管理者である医師5c、医院、病院等医療機関に対し、被介護者4cを管理できる介護者側PC4の第1測定器を提供することができる。
【0028】
また、被介護者4cの体に直接取り付ける場合の測定機器6eを構成する第2測定器とは、被介護者4c、特に疾病を持つ被介護者4cの体に取り付ける測定機器であり、被介護者4cの腕等に取り付け脈拍等を調べる血圧計と、前記血圧計の使用と併せて使用し、被介護者4cの皮膚表面に取り付け血管中の酸素濃度を調べる酸素分圧計と、酸素分圧計と併せて使用し、被介護者4cの血管中の血糖値を調べる検査機器である血糖測定器等からなることを特徴とする。前記血圧計は、デジタル式で腕を固定するもの、指先を固定するものいずれを使用してもよい。
【0029】
第2測定器である酸素分圧計とは、血管中の酸素濃度を調べる検査機器で経皮ガスモニタと、前記経皮ガスモニタに接続し、被介護者4cの皮膚表面に取り付けたセンサーとからなる装置である。また血糖測定器とは、被介護者4cの指先に取り付け、血管中の血糖値を調べる検査機器で、モニターと、モニターの先に設けた穿刺用の針と、モニターの先端部分に取り付けたセンサーとからなる装置である。穿刺用の針は、被介護者4cの指先から0.005cc程採血し、血糖値を調べることができればよい。
【0030】
即ち、第2測定器である血圧計、酸素分圧計、血糖測定器等を疾病を持つ被介護者4cの腕や指先に取り付けることで、管理者である医師5c、医院、病院等医療機関の医師側PC5に対し、疾病を持つ被介護者4cの管理できる介護者側PC4に接続した第2測定器を提供することができる。
【0031】
被介護者4cの体に直接取り付けない場合の第3測定器とは、痴呆症の被介護者4cの屋外への徘徊を防止し、被介護者4c宅の玄関のドア部分に取付ける開閉感知センサーや、前記開閉感知センサーと併せて被介護者4c宅の玄関のドアの上部や屋内の天井の四隅に設け、家族である介護者4dが外出した際に被介護者4cが屋外へ徘徊することを監視するための赤外線センサーとからなる。
【0032】
即ち、第3測定器を構成する開閉感知センサー及び赤外線センサーを被介護者4c宅の玄関のドア部分などに取り付け、被介護者4cの体温に反応するよう各センサーを設け、携帯電話等4bに転送することで、被介護者4cの徘徊を防止し、管理者である家族、介護事業所、警察、民生医院等に対して、痴呆を持つ被介護者4cの徘徊監視通報装置して介護者側PC4に接続した第3測定器を提供できる。
【0033】
また介護者側PC4に測定機器6eを接続することで、医師5cは、被介護者4cの家族や介護ヘルパー等の介護者4dの報告を受けてから、病院の医師側PC5等で被介護者4cの様子を確認することができるため、医師5cの診断遅れを防止し、被介護者4cの病状等の悪化を防ぐこともできる。
【0034】
即ち、測定機器6eは、医師5c等の管理者によって管理されているため、被介護者4cの家族等、介護ヘルパー等の精神的負担及び、被介護者4cの家族の経済的負担を大幅に減らすことができる。なお、本発明で使用する測定機器6eは、介護者4d等が用事などで急遽外出しなければならない場合でも、介護者4dの携帯電話等4bや、医師5cの携帯電話5bに測定機器6e等の記録を転送できる送信機等を備えている。
【0035】
次に、介護者側PC4から被介護者4cの画像データを一定の撮影間隔でサーバー2及び医師側PC5に送信する送信手段と、被介護者4cが緊急の場合医師5c等にナースコールを行う第2送信手段の詳細を説明する。
【0036】
送信手段とは、介護者側PC4で行う手段であり、医師側PC5で予め設定した被介護者4cの画像データを、一定の時間に自動的にサーバー2へ送信できる手段である。画像データを送信する送信手段を行うためには、予めサーバー2からインターネット3を介して専用プログラム10を介護者側PC4の本体4aにダウンロードし、介護者側PC4の本体4aにインストールする仕組みである。
【0037】
介護者側PC4の代わりにインターネット3に接続できるカメラ付き等の携帯電話等4bを使用してもよい。第2送信手段は、図8に示した閲覧画面12上に、被介護者4cの容態の急変を医師5cに知らせるためのナースコール12fボタンを表示させる手段である。次に医師側PC5の説明をする。
【0038】
医師側PC5は、被介護者4cを担当する医師5cが常駐する病院等に備えられている。そして医師側PC5の構成は、本体5aと、本体5aに接続した入力部8と出力部9とからなり、入力部8にキーボード8aを設けている。なお、病院に備えられた医師側PC5に代わり、持ち運び容易でインターネット3に接続できるカメラ付きの携帯電話等5bを使用してもよい。
【0039】
また前記医師側PC5に接続した出力部9は、受信した被介護者4cの画像データの表示するディスプレイ9aと、被介護者4cの音声データを出力するスピーカー9bを備え、サーバー2に一定の間隔で自動送信した画像データを医師5c等の管理者が医師側PC5で受信し、受信した画像・音声受信画面11と閲覧画面12をディスプレイ9a等に表示し閲覧できる閲覧手段と、前記画像・音声受信画面11に文字情報からなるメッセージをキーボード8a等で入力し、画像・音声送信画面11aとしてサーバー2を介した介護者側PC4に再度自動送信し、介護者側PC4で受信し、ディスプレイ9aに表示できるメッセージ送受信手段とからなることを特徴とする。
【0040】
図1の右部に示した画像・音声受信画面11は、医師5cの医師側PC5で画像データ、音声データを受信する画面である。一方の画像・音声送信画面11aは、前記画像・音声受信画面11に、医師5cがキーボード8aで文字情報であるメッセージで入力し、再び介護者側PC4に送信する画面である。
【0041】
閲覧手段は、医師5cが医師側PC5で行う手段であり、閲覧手段を構成する画像・音声受信画面11と、閲覧画面12からなる。画像・音声受診画面11は、被介護者4c1人の画像を閲覧できる画面であるのに対し、閲覧画面12は2人以上の被介護者4cを同時に閲覧できる画面である。
【0042】
メッセージ送受信手段とは、医師5cが医師側PC5で行う手段であり、送受信手段は画像・音声受信画面11に医師5cが文字入力であるメッセージを入力することで、画像・音声送信画面11aにし、介護者側PC4に自動送信する手段である。メッセージ送受信手段で画像・音声送信画面11aを送る場合、医師5cは、サーバー2を管理する管理元が発行した専用のパスワード等を入力しなければならない。
【0043】
よって、本発明である在宅介護システムでは、医師5cが被介護者4c宅を直接訪問しなくても、医師側PC5を使用することで、被介護者4cを遠隔地で監視することができる。また、医師5cは被介護者4c及び介護者4d、並びに被介護者4cの家族に対し、迅速な介護指示を介護者側PC4のディスプレイ7aを通じ、介護者4dに与えることができる。
【0044】
次に、図2では、本発明である在宅介護システムのフローチャートに従って医師5cが画像データ等を取得する際の手順等について詳細を説明する。図2は本システムのフロー1aを示した。まず、医師5c又は介護者4dは被介護者4cの画像データを取得するために、本システムの「開始(START)」S1、「画像の録画、音声の録音」S2から始める。すると、被介護者4cの画像の録画、音声の録音を自動的に行う仕組みである。画像の録画、音声の録音は介護者側PC4の本体4aに接続したカメラ等6aや、マイク6bを使用する。
【0045】
そして、介護者側PC4では、本体4aの内部に記憶したタイマー機能を有した専用プログラム10を使用し、サーバー2に画像データ等を送信する。サーバー2に送信した被介護者4cの画像データや音声データは、サーバー2内部の記憶装置2cを構成する画像ファイル2d、音声ファイル2e、メッセージファイル2fである各ファイルに格納するS3。
【0046】
医師5cは、介護者側PC4から口頭や書類報告で表情を逐次監視したい前記画像データや音声データを呼び出せる画像の呼出・音声の呼出S4を行い、呼び出した画像(データ)、音声(データ)に、メッセージを入力S5することで、サーバー2の各ファイルに格納S6し、介護者側PC4は、メッセージを呼出S7することで、介護者側PC4のディスプレイにメッセージを表示S9し、終了(END)S9となる。
【0047】
図3は、本発明である在宅介護システムの画像データ等の送信方法のフローチャートである。即ち、図3に示したのは、画像データや音声データを、サーバー2の画像ファイル2d、音声ファイル2e、メッセージファイル2fに格納したS3後に、サーバー2の制御部2aで自動的に撮影時間等を判断し、介護者PC4から、サーバー2に画像データ等を自動送信するための画像データ等の送信方法S10のフローチャートである。
【0048】
図3に示したように、介護者側PC4の画像データは、医師5cの指定した撮影時間にサーバー2に送信する。そしてサーバー2の制御部2aでは、一定の時間に撮影を開始する「ループ開始S11」を行い、一定時間が経過しているか?S12等の判断を自動的に行うことで、一定の時間の撮影を終了し、「ループ終了S13」又は、撮影処理及び画像送信S14を医師側PC5に対し行う。
【0049】
図4は、本発明である在宅介護システムを構成する画像・音声受信画面である。図4では、医師5cが特定のURLアドレスにアクセスし、表示できるWeb画面、即ち、介護者側PC4から医師側PC5に自動送信する被介護者4cの画像データ等である画像・音声受信画面11と、図5では、医師側PC5から介護者側PC4に送信した医師5cのメッセージ等である画像・音声送信画面11aの詳細を説明する。
【0050】
図4に示した画像・音声受信画面11は、左部から被介護者4cの寝ている様子を右斜めの角度から撮影し、ディスプレイ等に表示した最新の画像11bと、被介護者4cの音声をマイク等で記録し、音声ファイルであるMP3で録音できる音声ファイル11cと、右部に示した撮影年月及び静止画像の撮影間隔を示す撮影時刻表示11d、各ボタン11eとからなることを特徴とする。
【0051】
最新の画像11bとは、被介護者4cの姿を図1に示したカメラ等6aで撮影した画像データであり、被介護者4cが常に滞在する居間や、病院等の病室のように撮影場所は限定しない。音声ファイル11cとは、図1に示したマイク6bで録音した被介護者4cの声をサーバー2の音声ファイル2eから自動的に取り出せるファイルである。音声ファイル11cはMP3であることを特徴とする。
【0052】
画像・音声受信画面11の右上に示した撮影時刻表示11dとは、被介護者4cを撮影した西暦年月、日時分秒まで表示する。各ボタン11eの構成は、過去画像取得ボタン11fと、画像取得ボタン11g、メッセージ送信枠11hと、撮影間隔の変更11iとからなる。
【0053】
過去画像取得ボタン11fは、サーバー2の記録装置2cの画像ファイル2dに、撮影時刻表示11d毎に格納した被介護者4cの過去の画像データを閲覧するためのボタンである。また画像取得ボタン11gは、医師5cが希望した日時分、若しくは300分、150分、60分、30分、15分、10分、1分間隔のように一定の時間の間隔、即ち分単位で被介護者4cの画像データを取得できる。
【0054】
メッセージ送信枠11hは、医師5cが被介護者4cや介護者4dに、簡単なメッセージを送信する前に確認のため表示する枠である。メッセージ送信枠11hは、1文字から30文字以内の全角文字を表示することを原則とし、例外として30文字以上50文字以下のように文字数を変更することもできる。入力文字は、全角ひらがな、全角カタカナ、全角英数、半角のように自由な入力形式で入力を行うことができる。
【0055】
撮影間隔の変更11iは、被介護者4cの撮影時間等を任意の時間に変更するための変更枠である。任意の時間に変更するとは、図4の下部の撮影間隔の変更11iに示したように「30」分間隔、若しくは1分単位で変更することができる。
【0056】
図5は、本発明である在宅介護システムを構成する画像・音声送信画面である。次に図5では、医師側PC5から介護者PC4にメッセージ等を送信する画像・音声送信画面11aについて説明する。
【0057】
図5に示した画像、・音声送信画面11aは、介護者側PC4から送信されてきた画像・音声受信画面11を医師側PC5で受信し、被介護者4cの最新の画像11b等を確認することで、メッセージ送信枠11hに文字情報である医師5cのメッセージを入力し、表示できる画面である。図5に示したように、最新の画像11bと、音声ファイル11c、撮影時刻表示11dと、各ボタン11eからなる。なお、最新の画像11b等の詳細な説明は省略する。
【0058】
画像・音声送信画面11aは、各ボタン11eを構成するメッセージ送信枠11hの下部に示したボックス内部には、「大丈夫?」等のように、医師5cから被介護者4cに対してメッセージである文字入力を行い、ディスプレイ9a等に表示し、医師5c自らが介護者側PC4に送信するメッセージを確認できる。
【0059】
よって医師5cは、被介護者4c宅に直接訪問しなくても図4に示した画像・音声受信画面11を医師側PC5で受診することで、被介護者4cの表情等の画像データを取得できると共に、取得した画像・音声受信画面11を構成するメッセージ送信枠11hに被介護者4cの表情等を得ることができ、画像データから読み取った医師5cの診断結果やメッセージを文字入力し、図5に示した画像、・音声送信画面11aとして介護者側PC4に送信することができる。
【0060】
図6は、本発明である在宅介護システムを構成する入力装置の正面図である。図6では、前記画像・音声送信画面11を介護者側PC4から送信する際使用する入力装置6cについて詳細を説明する。なお、介護者側PC4の本体4aにUSB接続ケーブルで接続する。
【0061】
図6に示したように、入力装置6cの形状は、被介護者4cや、家族等の介護者4dが簡単に操作でき、かつ、操作しやすく、室内で持ち運びできる略弧状の形状とした。入力装置6cの構成は、右部の数字で示した第1ボタン6f、第2ボタン6g、第3ボタン6h、第4ボタン6iと、第5ボタン6jとからなる。
【0062】
前記第1ボタン6fと、第2ボタン6gは、図1に示したカメラ等6aで、被介護者4cを撮影する際、被介護者4cのベット上部の天井等に設けたライト6dを点灯させるためのON、OFFスイッチである。なお、第3ボタン6hは、被介護者4c又は介護者4dが手動で画像データや音声データを録画、録音する場合に使用するボタンである。また医師5cは被介護者4cが任意で画像データや音声データの取得を停止できるボタン等を前記入力装置6cに取り付けることができる。
【0063】
第4ボタン6iは、被介護者4cの容態が急変した場合に医師5cや介護者4dである看護師を早急に呼ぶためのナースコールボタンである。前記ナースコールボタンに関する表示は図7及び図8で詳細を説明する。なお、第5ボタン6jは、医師5cからの文字情報であるメッセージを介護者側PC4のディスプレイ7aで確認した後に、前記文字情報を介護者側PC4のディスプレイ7aから消去するためのボタンである。
【0064】
本発明で使用する入力装置6cは、形状及びボタン数を限定するものではない。よって、介護者側PC4の介護者4cの家族等は、より安価で、使いやすい市販品の入力装置6cを購入し、介護者側PC4の本体4aのUSB接続部に接続し使用することができる。
【0065】
図7は、本発明である在宅介護システムを構成する画像・音声送信画面である。
図7では、介護者側PC4の入力装置6cの操作内容を、介護者4d等が、ディスプレイ7aで確認できる画像・音声送信画面10aについて説明をする。
【0066】
図7に示した画像・音声送信画面10aは、入力装置6cで示した被介護者4cの画像データ、医師5cからのメッセージ等を、被介護者4c自身や、被介護者4cの家族等である介護者4dが、介護者側PC4のディスプレイ7a等で確認できる画面である。
【0067】
画像・音声送信画面10aとは、左上部には被介護者4c自らの画像データを確認できる画像部10cと、医師5cからのメッセージをディスプレイ表示したメッセージ部10dと、各ボタン部10eとからなり、特に各ボタン部10eには、被介護者4cの容態が急変した場合に医師5cを迅速に呼ぶことができるナースコールボタン10fを設けている。また、被介護者4cや、介護者4dが医師5cのメッセージをディスプレイ7aで確認した後に押す「メッセージの確認ボタン10g」、メッセージの表示ボタン10hを備えている。
【0068】
なお、画像部10cに表示できる画像データは、被介護者4c自らの画像データを表示するためだけに限定するものではない。具体的には、図1に示した介護者側PC4で使用したものと同一のUSB接続できるカメラ等6aを医師側PC5に取り付けることで、医師5cの顔写真等の画像データを、介護者側PC4の画像・音声送信画面10aで送信することができる。
【0069】
図8は、本発明である在宅介護システムを構成する閲覧画面である。図8では医師側PC5で、前記画像・音声送信画面10aを構成するナースコールや、図5で説明した画像データから読み取った医師5cの診断結果及び医師5cがメッセージ等を複数の介護者側PC4に送信等できる閲覧画面12の説明をする。
【0070】
図8に示した閲覧画面12は、医師5cが1台の医師側PC5を使用することで、2台以上の介護者側PC4を管理する場合に使用する画面である。図8に示したように閲覧画面12は、左部から被介護者4cが緊急を要する場合に表示する略楕円状のナースコール12f表示を備えた被介護者の名前12aと、被介護者の名前12a毎に表示できる過去の画像取得ボタン12bと、選択した被介護者4cにメッセージを送信できるメッセージ送信枠12cと、被介護者4cの体に直接取り付けた測定機器6eを構成する第2測定器を構成する血圧計で計測した心拍数12d(BPM)と、酸素分圧計で計測した血中酸素濃度(SPO2)(12e)とからなることを特徴とする。
【0071】
被介護者側の名前12aは、ナースコール12fの下部の位置にあり、当該被介護者の名前12aの位置を医師5cがクリックすることで、図4に示した画像・音声送信画面11を閲覧できるボタンである。過去画像取得ボタン12b、メッセージ送信枠12cは、図4に示した過去画像取得ボタン11b、メッセージ送信枠11cと同一のため説明は省略する。また、心拍数12dは、血圧計、酸素分圧計等を使用し、前記血中酸素濃度(SO2)12eは血糖測定器等を使用する。
【0072】
ナースコール12f表示とは、図6に示した介護者側PC4の第4ボタン6i、即ちナースコールボタンと直接連動し、表示する仕組みである。ナースコール12f表示は、第4ボタン6iを1回押すことで表示し、再度押すことで、ナースコール12f表示を閲覧画面12から消すことができる。
【0073】
また、閲覧画面12に表示されていないが、介護者側PC4の入力部4aに接続した測定機器6eである第1測定器のオムツの湿度センサー、人体感知センサー、第2測定器の血圧計、酸素分圧計、血糖測定器、第3測定器の開閉感知センサー、赤外線センサー等を閲覧画面12上に表示することもできる。
【0074】
即ち、医師5cは、被介護者4cの家族や介護ヘルパー等の介護者4dの報告を逐次受けてから直接訪問するのではなく、被介護者4cの様子を医師5c自ら確認し、被介護者4cの容態によっては、介護指示等を介護者PC4に直接与えることができるため、医師5cの診断遅れを防ぎ、被介護者4cの病状等の悪化を防止できる。
【0075】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したような構成であるから以下の効果を得ることができる。第1に、本発明である在宅介護システムは、医師と被介護者や介護者と患者情報を書き込んだ記録帳として保存せず、被介護者の家族や介護ヘルパー等の介護者の報告を受けてから医師が直ちに医師側PCで被介護者の様子を監視できるため、迅速に介護ヘルパーに介護指示等を行うことができるとともに、医師の介護診断が遅れない、被介護者の症状を向上できる在宅介護システムを提供することができる。
【0076】
第2に本発明である在宅介護システムは、被介護者の家族等や介護ヘルパーである介護者の多大なる精神的負担を軽減できるとともに、被介護者にかかる介護費用を大幅に軽減することができる。
【0077】
第3に本発明である在宅介護システムを構成する専用プログラム及び装置は、既存のPCを使用できるため、導入コストがかからず、被介護者の画像データをサーバーに自動送信するシステムを、地震等の震源の観測や、季節ごとに異なる農作物の監視、電気料金、水道料金の監視等の従来人の監視を要していた場所に、安価な無人監視システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である在宅介護システムを構成する構成機器を示した構成図である。
【図2】本発明である在宅介護システムのフローチャートである。
【図3】本発明である在宅介護システムの画像データ等の送信方法のフローチャートである。
【図4】本発明である在宅介護システムを構成する画像・音声受信画面である。
【図5】本発明である在宅介護システムを構成する画像・音声送信画面である。
【図6】本発明である在宅介護システムを構成する入力装置の正面図である。
【図7】本発明である在宅介護システムを構成する画像・音声送信画面である。
【図8】本発明である在宅介護システムを構成する閲覧画面である。
【符号の説明】
1 在宅介護システム
1a 本システムのフロー
2 サーバー
2a 制御部
2b CPU
2c 記憶装置
2d 画像ファイル
2e 音声ファイル
2f メッセージファイル
2g 管理者
3 インターネット
4 介護者側PC
4a 本体
4b 携帯電話等
4c 被介護者
4d 介護者
5 医師側PC
5a 本体
5b 携帯電話等
5c 医師
6 入力部
6a カメラ等
6b マイク
6c 入力装置
6d ライト
6e 測定機器
6f 第1ボタン
6g 第2ボタン
6h 第3ボタン
6i 第4ボタン
6j 第5ボタン
7 出力部
7a ディスプレイ
8 入力部
8a キーボード
9 出力部
9a ディスプレイ
9b スピーカー
10 専用プログラム
10a 画像・音声送信画面
10b タイマー
10c 画像部
10d メッセージ部
10e 各ボタン部
10f ナースコールボタン
10g メッセージの確認ボタン
10h メッセージの表示ボタン
11 画像・音声受信画面
11a 画像・音声送信画面
11b 最新の画像
11c 音声ファイル
11d 撮影時刻表示
11e 各ボタン
11f 過去画像取得ボタン
11g 画像取得ボタン
11h メッセージ送信枠
11i 撮影間隔の変更
12 閲覧画面
12a 被介護者側の名前
12b 過去画像取得ボタン
12c メッセージ送信枠
12d 心拍数
12e 血中酸素濃度
12f ナースコール
S1 開始(START)
S2 画像の録画・音声の録画
S3 各ファイルに格納
S4 画像の呼出、音声の呼出
S5 呼出した画像、音声にメッセージを入力
S6 各ファイルに格納
S7 メッセージの呼出
S8 ディスプレイに表示
S9 終了(END)
S10 画像データ等の配信方法
S11 ループ開始
S12 一定時間が経過しているか?
S13 ループ終了
S14 撮影処理及び画像送信

Claims (7)

  1. インターネットに接続したサーバーと、前記インターネットを介して前記サーバーに接続し、医師が指定した一定の間隔で画像データ等を自動送信する専用プログラム、測定機器等を備えた介護者側PCと、前記インターネットを介して前記サーバーに接続し、介護者PCから自動送信された画像データにキーボード等で医師のメッセージを入力し、メッセージを入力した後に前記介護者側PCに再度自動送信できる医師側PCとからなることを特徴とする在宅介護システム。
  2. 介護者PCは、被介護者を撮影することで画像データ等を取得できるカメラ、介護者が前記カメラ等を手動操作等できる入力装置、前記カメラ等で撮影できない被介護者の体の内部の状態を監視する測定機器を備えたことを特徴とする請求項1項に記載した在宅介護システム。
  3. 測定機器は、介護者側PCに接続しカメラ等で撮影できない被介護者の体の内部の状態を監視できる機器で、被介護者の体に直接取り付ける場合の第1測定機器及び第2測定器と、被介護者の体に直接取り付けない場合の第3測定機器を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した在宅介護システム。
  4. 測定機器を構成する第1測定器は、被介護者の失禁等を感知するために被介護者のオムツへ取り付けるオムツの湿度センサー、前記オムツ等の被介護者の衣服等へ取付け、被介護者の徘徊を防止すると共に、現在位置を知らせる人体感知センサーを備えたことを特徴とする請求項3に記載の在宅介護システム。
  5. 測定機器を構成する第2測定器とは、特に疾病を持つ被介護者の体に取り付ける測定機器で、被介護者の腕等に取り付け脈拍等を調べる血圧計、前記血圧計の使用と併せて使用し、被介護者の皮膚表面に取り付け血管中の酸素濃度を調べる酸素分圧計、前記酸素分圧計と併せて使用し、被介護者の血管中の血糖値を調べる検査機器である血糖測定器等を備えたことを特徴とする請求項3に記載した在宅介護システム。
  6. 測定機器を構成する第3測定器は、痴呆症の被介護者の屋外への徘徊を防止し、被介護者宅の玄関のドア部分に取付ける開閉感知センサー、前記開閉感知センサーと併せて被介護者宅の玄関のドアの上部や屋内の天井の四隅に設け、家族である介護者が外出した際に被介護者が屋外へ徘徊することを監視する赤外線センサーを備えたことを特徴とする請求項3に記載した在宅介護システム。
  7. サーバーは、通信相手である介護者側PC等の台数を制限でき、介護者側PCに専用プログラムを使用させることで、医師が指定した一定の時間に自動送信された画像データ等を受信でき、前記専用プログラムを使用してサーバーは画像を受信することで、インターネット上で画像データ等の授受に関わるセキュリティーを固めることができることを特徴とした請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載した在宅介護システム。
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