JP2002259570A - 健康管理システムおよび情報端末装置 - Google Patents

健康管理システムおよび情報端末装置

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JP2002259570A
JP2002259570A JP2001057753A JP2001057753A JP2002259570A JP 2002259570 A JP2002259570 A JP 2002259570A JP 2001057753 A JP2001057753 A JP 2001057753A JP 2001057753 A JP2001057753 A JP 2001057753A JP 2002259570 A JP2002259570 A JP 2002259570A
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television
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Yasuhiro Ban
泰浩 伴
Takashi Kashimoto
隆 柏本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な健康アドバイス、医療診断を行うシス
テムを提供する。 【解決手段】 テレビ105に接続した情報端末装置1
06は電話回線107、プロバイダ108、インターネ
ット109を介して医療機関のセンターサーバー110
に接続しており、利用者が血圧計103などで計測した
データを赤外線通信によって情報端末装置106に通信
し、利用者の操作で情報端末装置106は電話回線10
7を介してプロイバイダ108に接続し、インターネッ
ト109を経由しセンターサーバー110へデータを蓄
積し、そのデータにアクセスした担当医師により診断情
報を情報端末装置106へ送信しテレビ105に表示
し、利用者に健康アドバイス情報、医療診断情報を提供
できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血圧計、体温計、心
電計などの健康計測機器と通信し、テレビに情報表示を
行うSTB(Set Top Box)型の情報端末装置を利用し
た健康管理システムおよび情報端末装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の健康管理を行うシステムおよび情
報端末装置には特開平5−49603号公報に示されて
いる。血圧、脈拍、体温、体重などをセンサなどで検
出、計測し、メモリに記憶蓄積し、表示部にグラフなど
の図形データに変換した情報をユーザーに提供すると共
に、電話回線を介して前記計測したデータを病院に設置
された装置に送信し、病院に設置したディスプレイに表
示して担当医師と健康相談できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成の健康管理システムおよび情報端末装置は、利用
者が使用する家庭用端末装置は専用表示部を備え、血
圧、体温、脈拍、体重などの健康管理情報をグラフ表示
したりカラーで見やすく構成すると、大きく高価な表示
部が必要になり利用者が使用する健康管理の端末装置が
高価になる。日常生活において、テレビを見て団らんし
ている時に、医師又はアドバイザーなどによって提供さ
れる診断サービス情報をその場で簡単に見て利用できる
ものではなかった。
【0004】あるいははまた、食事療法や禁煙療法など
は当者本人だけでなく家族の理解と協力が必要である。
すると、個人だけが見るような専用端末装置ではなく
て、大きな表示画面を備え、日常的に家族揃って健康管
理情報を見るような環境を健康管理システムは考慮する
必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するもので、テレビと、ネットワーク網を介してデータ
の送受信を行うセンターサーバーと、前記テレビに接続
し前記ネットワーク網を通して外部と通信する第1の通
信手段と健康計測機器と通信する第2の通信手段とを備
えた情報端末装置を備えたシステムであって、健康計測
機器で計測した健康計測データは第2の通信手段で通信
され、情報端末装置の情報記憶手段に蓄積し、第1の通
信手段によってネットワーク網を介しセンターサーバー
に送信し、前記センターサーバーで前記健康計測データ
を蓄積し、医療機関や健康を管理する管理センターによ
って前記蓄積された健康計測データにアクセスし、前記
健康計測データに基づいた診断サービス情報を作成し、
ネットワーク網を介して情報端末装置に送信し、前記診
断サービス情報をテレビに表示して情報提供を行う健康
管理システムである。
【0006】このようにすることで、専用の高価な表示
部を備えた健康管理装置に比較し、テレビを表示手段と
することで、利用者に大きなコスト負担をさせることな
く健康管理のための医療情報サービスシステムを提供す
ることができるようになり、また日常生活において、テ
レビを見て団らんしている時に、医師又はアドバイザー
などによって提供される診断サービス情報をその場で簡
単に見て利用できるようになり、気軽に健康管理、医療
情報サービスが入手ができるようになり、利用者への利
便性、サービス性を向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1の本発明は、テレビと、
ネットワーク網を介してデータの送受信を行うセンター
サーバーと、前記テレビに接続し前記ネットワーク網を
通して外部と通信する第1の通信手段と健康計測機器と
通信する第2の通信手段とを備えた情報端末装置を備え
たシステムであって、健康計測機器で計測した健康計測
データは第2の通信手段で通信され、情報端末装置の情
報記憶手段に蓄積し、第1の通信手段によってネットワ
ーク網を介しセンターサーバーに送信し、前記センター
サーバーで前記健康計測データを蓄積し、医療機関や健
康を管理する管理センターによって前記蓄積された健康
計測データにアクセスし、前記健康計測データに基づい
た診断サービス情報を作成し、ネットワーク網を介して
情報端末装置に送信し、前記診断サービス情報をテレビ
に表示して情報提供を行う健康管理システムである。
【0008】そして、診断サービス情報をテレビに表示
して情報提供を行うようにすることで、専用の高価な表
示部を備えた健康管理装置に比較し利用者に大きなコス
ト負担をさせることなく健康管理のための医療情報サー
ビスシステムを提供することができるようになり、また
テレビを表示媒体とし、リビングに設置されたテレビに
情報端末装置を接続することにより、日常の団らんのテ
レビを見ている時に、診断サービス情報が届いても、簡
単に情報が確認しやすくなり、利便性がよい。
【0009】またネットワークを介して健康計測データ
をセンターサーバーに蓄積することで利用者の日常の健
康計測データを、サービスを行う医療機関から閲覧した
り監視したりできるので、きめの細かい医療情報サービ
スを行えるため利用者の満足度も向上する。
【0010】請求項2の本発明は、情報端末装置に表示
手段を設け、テレビに通信された情報の表示ができない
時に、データの送受信の確認を行えるようにした健康管
理システムである。
【0011】そして、情報端末装置に表示手段を設け、
テレビに通信された情報の表示ができない時に、データ
の送受信の確認を行えるようにすることで、健康計測デ
ータを情報端末装置に送信するだけの場合、テレビをO
Nすることなくデータ送信の確認ができ、またテレビが
OFFされている時に診断サービス情報が受信されても
簡単に確認できるようになり、利用者の利便性が向上す
る。
【0012】請求項3の本発明は、情報端末装置に発音
手段を設け、データの送受信の確認を音又は音声で知ら
せるようにした健康管理システムである。そして、デー
タの送受信の確認を音又は音声で知らせるようにするこ
とで、目の悪い方やお年寄りでも簡単にデータ送信完了
確認をできるようになり、利用者の利便性を向上する。
【0013】請求項4の本発明は、情報端末装置にイン
ターネット上のコンテンツ記述言語の構文解析を行うイ
ンターネット構文解析手段を備え、第1の通信手段によ
ってダイアルアップ接続又はIP(Internet Protoco
l)接続によってインターネットに接続し、インターネ
ット上で提供されるコンテンツ情報を情報端末装置で解
析し、テレビに前記コンテンツ情報を表示する請求項1
〜3のいずれか1項に記載の健康管理システムである。
【0014】そして、インターネットにアクセス可能な
医療機関であればセンターサーバーの利用者の健康計測
データを閲覧、監視できるので、居場所の異なる複数の
医師で医療行為を行いやすくなり、医療機関間などで患
者の健康計測データを提供しあうことが簡単に実現でき
る。
【0015】また情報端末装置はインターネット上のコ
ンテンツ情報として提供される診断サービス情報を得る
ことができるので、世界中どこでも汎用的に利用できる
システムを構築することが可能となる。
【0016】請求項5の本発明は、情報端末装置に撮影
手段を設け、インターネットテレビ電話を行える機能を
備えた請求項1〜4のいずれか1項に記載の健康管理シ
ステムである。そして、インターネットテレビ電話を行
える機能を備えることにより、利用者の要望により映像
を見ながら遠隔で診察ができるようになりサービス性が
向上すると共に、より幅広い医療サービスが行えるよう
になる。
【0017】請求項6の本発明は、健康計測機器で計測
した健康計測データを第2の通信手段で受信して情報記
憶手段に記憶し、前記健康計測データを第1の通信手段
によってネットワーク網を介しセンターサーバーに送信
して蓄積させるとともに、蓄積された前記健康計測デー
タに基づいた診断サービス情報を前記第1の通信手段に
よって受信しテレビに表示する情報端末装置である。
【0018】そして、診断サービス情報をテレビに表示
して情報提供を行うようにすることで、専用の高価な表
示部を備えた健康管理装置に比較し利用者に大きなコス
ト負担をさせることなく健康管理のための医療情報サー
ビスシステムを提供することができるようになり、また
テレビを表示媒体とし、リビングに設置されたテレビに
情報端末装置を接続することにより、日常の団らんのテ
レビを見ている時に、診断サービス情報が届いても、簡
単に情報が確認しやすくなり、利便性がよい。
【0019】請求項7の本発明は、請求項1〜6のいず
れか1つを機器で実現させるプログラムである。そし
て、プログラムを用いることでSTB等で容易に実現す
ることができ、そのプログラムを記録した記録媒体を用
いることでソフトウエアを各家庭でインストールする作
業が容易にできる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。
【0021】(実施例1)図1は本発明の第一の実施の
形態を示すシステム構成図である。図1で101〜10
4は利用者が家庭などで使用する健康管理機器であり、
101は測定した体重を通信する機能を備えた体重計、
102は測定データの通信機能を備えた体温計、103
は測定データの通信機能を備えた血圧計、104は測定
データの通信機能を備えた心電計である。105は利用
者の家屋で使用されているテレビ放送を受信するための
テレビ、106はテレビにビデオ入力端子で接続され、
インターネット上のホームページを閲覧する機能を有す
ると共に健康管理するために使用する体重計101、体
温計102、血圧計103、心電計104などと通信す
る機能を備え、利用者の健康計測データや医師の診察結
果やアドバイス情報を通信するセットトップボックス
(Set Top Box:STB)である情報端末装置、107は情
報端末装置106が医療機関のサービスや健康アドバイ
スサービスを行う業者・機関などにアクセスするために
利用する電話回線、108は情報端末装置に備えたモデ
ムから電話回線107を介して接続しインターネットへ
接続する為のプロバイダ、109はインターネット、1
10はインターネットに接続され、利用者から送信され
てくいる健康管理計測データを蓄積し診断サービスや健
康アドバイスサービスを行う為の医療機関などに設置さ
れたセンターサーバー、111は前記医療機関に設置さ
れたセンターサーバー109に蓄積された利用者の健康
管理計測データにアクセスし、前記データに基づき診断
したり、利用者とインターネット通話を行い遠隔医療を
行う病院、112は前記センターサーバー110にアク
セスし、前記健康管理計測データにもとづいた診断サー
ビス情報を作成し健康アドバイスを行う健康アドバイス
センターである。あるいは、センターサーバー110と
健康アドバイスセンターが一つとなりセンターサーバー
の中で健康管理計測データにもとづいた診断サービス情
報を作成し健康アドバイスを行ってもよい。
【0022】次に情報端末装置の構成について図2を用
いて説明を行う。図2は情報端末装置の構成を示したブ
ロック構成図である。また図1と同一の構成要素につい
ては、同じ番号を付し説明を省略する。図2で201
は、スイッチで構成され情報端末装置106の本体に備
えた制御入力手段、202はLEDで構成しセンターサ
ーバー110や病院111からのメッセージの着信や、
センターサーバー110へのデータ送信中や、血圧計な
どの健康計測機器などから送信する利用者の計測データ
が情報端末装置106に転送の確認を行う為の表示手
段、203はメッセージ着信した時や、急に具合が悪く
なったり、人に駆けつけて欲しい時に連絡する非常通報
を行った時に発音するスピーカ、ブザーなどで構成され
た音声手段、204は入力された情報やデータを演算処
理したり、制御信号、データを生成し送出する情報処理
手段、205は通信などで得られた情報、データを記憶
蓄積しているメモリである情報記憶手段、206は通信
によって得られたHTML、XML、Javascri
pt、javaなどで記述されたインターネット上のコ
ンテンツ情報の構文解析を行うブラウザであるインター
ネット構文解析手段、207は電話回線の接続され、プ
ロバイダにダイアルアップ接続してインターネット接続
する為のモデムで構成した第1の通信手段、208は体
重計101、体温計102、血圧計103、心電計10
4などと赤外線などで通信を行う為に設けた光通信手段
である第2の通信手段、209は光で送られてきた信号
を受信する受光部である通信I/F手段、210は通信
で得た情報をテレビに表示する信号を生成するテレビ信
号発生手段である。
【0023】図3は情報端末装置106の外観図、図4
は利用者が送信した健康計測データに基づき病院111
の医師が診断し、診断情報を情報端末装置106に返信
しテレビに表示する内容の例、図5は利用者が健康管理
器具でデータ計測を行い、データ送信し、病院111の
医師から診断して情報を確認するまでの動作を示すフロ
ーチャートである。
【0024】次に利用者が血圧測定などを行い、センタ
ーサーバーにデータを送信し医師から診断結果を返信
し、テレビに情報表示する場合についての説明を行う。
図2及び図5の動作フローチャートを用いて説明を行う
と、 (ステップ1)利用者は自宅などで血圧計103によっ
て、所定の操作を行い血圧を測定する。
【0025】(ステップ2)前記測定データを血圧計1
03に付属する送信ボタンで情報端末装置106に赤外
線で送信し、通信I/F手段209で受光され、第2の
通信手段208で受信復調され測定データとして情報処
理手段204により情報記憶手段205に保存する。
【0026】(ステップ3)利用者は血圧測定以外に
も、体温測定、心電測定、体重測定などを順番に行い必
要な測定を終了し、情報端末装置106にそれぞれ転送
・蓄積し終えると、情報端末装置106に備えた送信ボ
タン304(制御入力手段201)を押下し、情報記憶
手段205に蓄積した健康計測データを情報処理手段2
04によって読み出し、第1の通信手段によってプロバ
イダ108に接続し、インターネット109に接続す
る。そして健康計測データをセンターサーバー110に
送信し、利用者個人のデータとして記憶蓄積する。そし
てセンターサーバー110から利用者がデータをセンタ
ーサーバー110に送信完了した旨を担当の医師がいる
病院111のコンピュータなどに電子メール、TCP/
IP(Transmission Contorol Protocol/Internet Prot
ocol)通信の専用ソフトウェアなどで通知する。またセ
ンターサーバー110にデータ送信中には、情報端末装
置106に備えたデータ送信中LED302を点灯させ
て利用者に送信中であることを知らせる。
【0027】(ステップ4)センターサーバー110か
ら利用者の健康計測データが送信されたことを知らせる
通知を確認した病院111の担当医師は、センターサー
バー110にアクセスし、蓄積された利用者の健康管理
計測データを見て、利用者の健康状態をチェック、診断
を行う。
【0028】(ステップ5)そして診断結果を電子メー
ルやHTMLなどのインターネットコンテンツ記述言語
で記述されたデータとして自動または手動で作成しセン
ターサーバー110に送信する。センターサーバー11
0は前記診断結果データが届くと誰宛の情報かを判断
し、インターネット109、プロバイダ108、電話回
線107を介して利用者宅の情報端末装置106に送信
する。送信されたデータは第1の通信手段で207で受
信され、情報処理手段204により情報記憶手段205
に保存する。
【0029】(ステップ6)診断結果データが情報端末
装置106に届くと、“メッセージ着信LED“303
を点灯させ、利用者に診断結果が届いたことを知らせ
る。また音声手段203によって診断結果が届いたこと
を「診断結果が届きました。」のような文言を発声させ
音声で知らせる。
【0030】(ステップ7)利用者はメッセージ着信L
ED303、又は音声により診断結果データが届いたこ
とを確認し、テレビ103をつけビデオ入力に切り替
え、情報端末装置106の表示ボタン305(制御入力
手段201)を押下すると、情報処理手段204はHT
MLなどで記述されている診断結果データを記憶してい
る情報記憶手段205より読み出しインターネット構文
解析手段206で内容を解釈し、テレビ信号発声手段2
10によりテレビに表示できる映像信号に変換してテレ
ビ105に内容を表示する。その内容の例を図4(a)
に示す。HTML文書にすることで図、絵、写真などを
文書にリンクし表示するので、理解しやすい情報を提供
できるようになっている。
【0031】(ステップ8)そして図4に記述されてい
るように、診察希望の利用者においては、図3の情報端
末装置106の診察ボタン306を押すと、診察希望デ
ータがインターネット109を介してセンターサーバー
110に送信され、病院111の担当医師のコンピュー
タに転送される。診察希望データが着信すると、病院1
11の担当医師はインターネット109、プロバイダ1
08を介して利用者宅の情報端末装置106を呼び出
し、着信を確認した利用者はテレビを付けビデオ入力に
変更し、表示ボタン305を押下すると病院の医師とイ
ンターネット109を用いたテレビ電話を利用して利用
者の診察・問診をテレビを用いて行う。また利用者は情
報端末装置106に備えた撮影手段であるCCDカメラ
307で撮影されインターネット109を介して担当医
師と対面し会話又は問診できるようにしている。
【0032】また図1の体重計101、体温計102、
心電計104においても同様の操作ができ、すべての計
測データを情報端末装置106に転送蓄積し、センター
サーバー110に送信し、医師の診断を受けることがで
きる。
【0033】また配信するHTML文書の情報は医師の
診断結果情報だけでなく、健康アドバイスセンター11
2のような業者がセンターサーバー110にアクセスし
情報を閲覧できるようにすることで、医師による診療・
医療行為ではなく、健康カウンセラーなどによる健康ア
ドバイス情報を提供するサービスを構築することもでき
る。また医療行為及び病気予防の健康アドバイスを組み
合わせたサービスを行うことができるようになり、日々
の生活習慣、健康状態をチェックしながら総合的な医療
・健康情報サービスが行える。
【0034】また診断結果情報などのHTML文書は配
信して利用者の情報端末装置106に直接データを送信
することもできるが、利用者に見せたい情報が存在する
WEBサーバーのアドレスすなわちURL(URL:Unifor
m Resource Locater)を、電子メールの一般的なプロト
コルであるSMTP、POPを用いて電子メールで送信
し、このアドレスに利用者にアクセスしてもらうことに
よって情報提供・情報表示することもできる。
【0035】なお本実施例では情報端末装置106と通
信する健康計測機器として体重計101、体温計10
2、血圧計103、心電計104を用いて説明している
が、通信機能を備えた他の健康計測機器でもよく、体脂
肪計、血糖計、検尿センサ、健康データ計測センサ付き
の温水洗浄便座などと通信させることもでき、利用者の
健康状態によってさまざまな形態でシステムを構成でき
る。また健康計測機器と通信する第2の通信手段は赤外
線である光通信であると説明したが、USBやIEEE
1394などの有線接続でもよいし、また電波を利用し
た無線でもよく健康計測機器が情報端末装置106と別
の部屋などにある場合には、非常に有効であり利用者の
利便性も向上する。また複数の通信媒体と通信する構成
にすることもできる。また無線は特定小電力無線、Bl
ueTooth、PHS、無線LANなど何でもかまわ
ない。
【0036】また情報端末装置106は、急に具合が悪
くなった時や人に駆けつけてもらいたい状況で非常通報
を行うように非常ボタンを備えており、利用者が非常通
報する時には非常ボタンを押下すると、音声手段203
により警報音や音声を鳴らすようにしている(図3)。
【0037】なお、本実施例では情報端末装置106は
第1の通信手段207としてモデムを搭載し電話回線1
06を介したダイアリングによってプロバイダに接続
し、プロバイダのダイアルアップ接続によってインター
ネットに接続すると説明したが、接続する回線は電話回
線(アナログ)である必要はなくISDN、ADSL、
CATV、光ファイバーであってもよい。またダイアル
アップ接続でなく、固定IP(Internet Protocol)ア
ドレスを有するIP接続であってもよい。またイーサネ
ット(登録商標)などのLANでインターネットへ接続
することもできる。また有線通信でなくても良く、広域
の無線LAN、PHS、無線パケット通信網などであっ
てもよい。また固定IPアドレスを情報端末装置106
に割り当てて構成することもでき、その場合プロバイダ
108はなくてもよい。
【0038】またテレビ105は情報端末装置106と
はビデオ入力で接続されていると説明したがテレビの種
類は何でもよく、アナログ放送を受信するテレビでもデ
ジタルテレビでもかまわない。接続する端子もビデオ入
力でなくデジタル映像端子でも構わない。
【0039】さらに、センターサーバー110は医療機
関センターサーバーとして説明したが、運営する業者は
アクセスする医療機関(病院111)でもよいし、また
別の業者が運営してもよい。また複数の病院111で共
同でセンターサーバー110を管理することもできる。
また健康アドバイスセンター112のような医療機関で
ない業者が管理運営し、病気予防、健康管理サービスを
行うこともできる。
【0040】また、アドバイスや診断データは、情報端
末に直接送信すると説明を行ったが、センターサーバー
に蓄積し、利用者がアクセスするようにシステムを構成
することもできる。
【0041】このように本実施例の構成によれば、血圧
計103などの健康計測機器で測定したデータをインタ
ーネットを介してセンターサーバー110へ送信し、セ
ンターサーバーに蓄積した利用者の健康計測データをも
とに診断結果やアドバイス情報を情報端末装置106
(セットトップボックス)に送信し、テレビに表示して
診断結果やアドバイス情報を提供できるようにすること
で、表示部をテレビにすることで、健康管理を行うシス
テムを安価に構築でき、日常利用するテレビで健康管
理、医療サービスを受けられるので、利用者は気軽に簡
単に利用することができるようになる。
【0042】またテレビを表示媒体とし、リビングに設
置されたテレビに情報端末装置を接続することにより、
日常の団らんのテレビを見ている時に診断サービス情報
が届いても、簡単に情報が確認しやすくなり利便性がよ
い。
【0043】また家電として普及しているテレビを表示
手段として用いることで、目の悪い方やお年寄りの方で
も使いやすく親しみやすい。
【0044】また、LEDなどの簡易的な表示手段を情
報端末装置106を設けることで、テレビが表示されて
いないときでも、血圧計103などの健康計測機器から
データを送信しても送信確認できるようになる。また医
師から診断情報の着信もテレビ表示なしで確認できるの
で、利便性が向上する。
【0045】また音声手段を備えたことによって、診断
情報の着信を音声で利用者に伝えたり、非常通報時に大
きな音を鳴らして周囲の人に伝えたりできる。また目の
不自由な方、日本語が読めない方において音声でガイダ
ンスを行ったりできるようになるので、誰でも使い勝手
の良好な情報端末装置106を提供できるようになる。
また音声手段203によって、医師とインターネット1
09を介して電話で会話も行うことができるようにな
る。
【0046】さらにインターネット構文解析手段206
を備えることで、診断結果データなどをHTML文書な
どで作成し、利用者に提供できるようになり、インター
ネット109と親和性がよくまた絵、図、写真などをリ
ンクした文書を提供できるので利用者に分かりやすい情
報を提供できるようになる。またインターネットコンテ
ンツの世界標準であるHTMLでデータを構成し、閲覧
するので世界中どこでも汎用的に利用できるシステムを
構築することが可能となる。
【0047】情報端末装置106に撮影手段であるCC
Dカメラ307などを設け、CCDカメラで撮影した利
用者を、インターネットを介して医療機関などの担当医
師の端末(パソコンなど)にリアルタイムに送信すると
共に、医師端末側から同様にCCDで撮影された医師
を、情報端末装置106でテレビ103に表示すること
でインターネットテレビ電話を構築し、お互いの顔を見
ながら問診、会話できるようにすると、医師によって利
用者の顔色を確認したり、患部を診たりできるようにな
り、簡単に利用できると共に、幅広い医療サービスを提
供できるようになるのでサービス性が向上する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本願発明の構成を用
いると血圧計などの健康計測機器で測定したデータをイ
ンターネットを介してセンターサーバーへ送信し、セン
ターサーバーに蓄積した利用者の健康管理データをもと
に診断結果やアドバイス情報を情報端末装置(セットト
ップボックス)に送信し、テレビに表示して診断結果や
アドバイス提供できるようにすることで、また診断結果
をテレビに表示することで、高価な表示部を持つことな
く健康管理を行うシステムを安価に構築でき、日常利用
するテレビで健康管理、医療サービスを受けられるの
で、利用者は気軽に簡単に利用することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す報端末装置を利
用した健康情報サービスシステムのシステム構成図
【図2】同システムでの情報端末装置のブロック構成図
【図3】同情報端末装置の外観図
【図4】情報端末装置によって診断情報をテレビに表示
した表示例を示す図
【図5】診断情報をテレビ表示する動作のフローチャー
【符号の説明】
105 テレビ 106 情報端末装置 109 インターネット(ネットワーク) 110 センターサーバー 111 病院 112 健康アドバイスセンター(管理センター) 202 表示手段 203 音声手段(発音手段) 205 情報記憶手段 206 インターネット構文解析手段 207 第1の通信手段 208 第2の通信手段 307 CCDカメラ(撮影手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビと、ネットワーク網を介してデー
    タの送受信を行うセンターサーバーと、前記テレビに接
    続し前記ネットワーク網を通して外部と通信する第1の
    通信手段と健康計測機器と通信する第2の通信手段とを
    備えた情報端末装置を備えたシステムであって、前記健
    康計測機器で計測した健康計測データは前記第2の通信
    手段で通信され、前記情報端末装置の情報記憶手段に蓄
    積し、前記第1の通信手段によってネットワーク網を介
    しセンターサーバーに送信し、前記センターサーバーで
    前記健康計測データを蓄積し、医療機関や健康を管理す
    る管理センターによって前記蓄積された健康計測データ
    にアクセスし、前記健康計測データに基づいた診断サー
    ビス情報を作成し、ネットワーク網を介して前記情報端
    末装置に送信し、前記診断サービス情報を前記テレビに
    表示して情報提供を行う健康管理システム。
  2. 【請求項2】 情報端末装置に表示手段を設け、テレビ
    に通信された情報の表示ができない時に、データの送受
    信の確認を行えるようにした請求項1に記載の健康管理
    システム。
  3. 【請求項3】 情報端末装置に発音手段を設け、データ
    の送受信の確認を音又は音声で知らせるようにした請求
    項1又は2に記載の健康管理システム。
  4. 【請求項4】 情報端末装置にインターネット上のコン
    テンツ記述言語の構文解析を行うインターネット構文解
    析手段を備え、第1の通信手段によってダイアルアップ
    接続又はIP(Internet Protocol)接続によってイン
    ターネットに接続し、インターネット上で提供されるコ
    ンテンツ情報を前記情報端末装置で解析し、テレビに前
    記コンテンツ情報を表示する請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の健康管理システム。
  5. 【請求項5】 情報端末装置に撮影手段を設け、インタ
    ーネットテレビ電話を行える機能を備えた請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の健康管理システム。
  6. 【請求項6】 健康計測機器で計測した健康計測データ
    を第2の通信手段で受信して情報記憶手段に記憶し、前
    記健康計測データを第1の通信手段によってネットワー
    ク網を介しセンターサーバーに送信して蓄積させるとと
    もに、蓄積された前記健康計測データに基づいた診断サ
    ービス情報を前記第1の通信手段によって受信しテレビ
    に表示する情報端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1つを機器で実
    現させるプログラム。
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