JP2004318635A - データ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリカードの、表裏の誤装着をユーザに通知する。
【構成】装着検知スイッチ8がメモリカード10のカードスロット7への装着を機械的に検出したならば、カードコントローラ6に、メモリカード10への動作電圧VCCを供給を開始させ、カードコントローラ6が出力するカードディテクト信号/CDの値を取り込んでチェックする。そして、/CDの値がハイであれば、カードスロット7にメモリカード10が表裏が誤った向きで装着され、メモリカード10が電気的にカードスロット7に接続していないことを示すので、表示装置3に、メモリカード10の向きが逆であるので逆向きにして再装着すべきことを通知するメッセージを表示する。
【選択図】図1
【構成】装着検知スイッチ8がメモリカード10のカードスロット7への装着を機械的に検出したならば、カードコントローラ6に、メモリカード10への動作電圧VCCを供給を開始させ、カードコントローラ6が出力するカードディテクト信号/CDの値を取り込んでチェックする。そして、/CDの値がハイであれば、カードスロット7にメモリカード10が表裏が誤った向きで装着され、メモリカード10が電気的にカードスロット7に接続していないことを示すので、表示装置3に、メモリカード10の向きが逆であるので逆向きにして再装着すべきことを通知するメッセージを表示する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脱着可能なメモリカードを利用するデータ処理装置における、メモリカードの誤装着を処理する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メモリカードのデータ処理装置への装着を検出する技術としては、メモリカード装着スロットに、メモリカード挿入によってオン状態となるメカニカルなスイッチを設け、当該スイッチの状態に応じて、メモリカードがデータ処理装置に装着されているかどうかを検出する技術が知られている(たとえば、特開2002−366919号公報)。
【0003】
また、メモリカードに、データ処理装置がメモリカードを検出するための信号出力用の端子が設けられている場合もある。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては以下のものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−366919号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
さて、メモリカードのなかには、メモリカードの形状が、裏表を正しい向きにして挿入しないと機械的にメモリカードスロットに装着できないようになっているものと、裏表どちらでの向きでも機械的にメモリカードスロットに装着できてしまうものがある。
【0006】
たとえば、スマートメディア(「スマートメディア」は株式会社東芝の登録商標である)として知られるメモリカードは、裏表どちらの向きでも機械的にデータ処理装置のメモリカードスロットに装着可能である。そして、このメモリカードは、メモリカードの一面にのみ端子が設けられているため裏向きにメモリカードスロットに装着した場合、電気的にはデータ処理装置に接続しないことになる。
【0007】
そして、このような裏表どちらでの向きでも機械的にデータ処理装置のメモリカードスロットに装着可能なメモリカードをユーザが誤って裏向きに装着した場合、データ処理装置は、メモリカードに関する処理を正常に行うことができない。一方で、ユーザは、メモリカードをメモリカードスロットに正常に装着できたのに、なぜ所望の処理がデータ処理装置によって行われないのか、直ちには、その原因を認識することができず、戸惑ってしまうことになる。そして、このことは、特に、メモリカードや電子機器の取り扱いに不慣れなユーザにとって、メモリカードやデータ処理装置の使用上の大きな障害となり得る。
【0008】
そこで、本発明は、このような裏表どちらでの向きでも機械的にデータ処理装置のメモリカードスロットに装着可能なメモリカードの、誤装着をユーザが認識可能とすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題達成のために、本発明は、メモリカードを脱着可能に装着するデータ処理装置に、メモリカードを装着するためのカードスロットと、前記カードスロットへのメモリカードの装着を機械的に検知する装着検知スイッチと、前記装着検知スイッチが前記カードスロットへの前記メモリカードの装着を検知した場合に、前記カードスロットに前記メモリカードの動作電源を供給し、前記メモリカードの出力信号の前記カードスロットへの入力の有無により、前記カードスロットと前記メモリカードとの電気的接続をチェックする接続チェック手段と、前記接続チェック手段が、前記カードスロットと前記メモリカードと電気的接続を確認できなかった場合に、前記メモリカードの表裏の向きが誤って装着されている旨、または、前記メモリカードの表裏の向きが誤って装着されている可能性がある旨をユーザに通知する誤装着通知手段とを備えたものである。
【0010】
このようなデータ処理装置によれば、カードスロットへのメモリカードの機械的な装着を機械的に検知する装着検知スイッチによるメモリカードの装着検出と、メモリカードが出力する信号のチェックによる電気的接続の確認を組み合わせることにより、メモリカードの表裏の誤装着を検出してユーザに通知することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に本実施形態に係るデータ処理装置の構成を示す。
図示するように、本データ処理装置は、CPU1、メモリ2、表示装置3、入力装置4、外部記憶装置5などの一般的な電子計算機としての構成を備えている。また、データ処理装置は、メモリカード10を装着するためのカードスロット7、カードスロット7へのメモリカード10の機械的な装着を機械的に検知する装着検知スイッチ8、メモリカード10のアクセスを制御するカードコントローラ6とを有する。このような構成において、CPU1は外部記憶装置5からメモリ2にロードしたプログラムを実行することによりデータ処理装置上でオペレーティングシステムとアプリケーションプロセスを稼働する。そして、各アプリケーションプロセスは、オペレーティングシステムにアクセス要求を発行することにより、メモリカード10内のデータにアクセスする。オペレーティングシステムは、カードコントローラ6を制御し、メモリカード10のマウントや、アプリケーションプロセスからの要求に応じたメモリカード内データのアクセス処理を実行する。
【0012】
ここで、本実施形態が対象とするメモリカード10について説明する。
図2aは、メモリカード10の表面を示すものであり、図示するようにメモリカード10の表面には1−22の22個の端子が設けられており、裏面には端子は設けられていない。メモリカード10の形状は、メモリカード10の種類(動作電圧)に応じて、異なる角の一部が切り取られた形状を有している。すなわち、左右及び裏表に関して固定的な形状の異方性はなく、このためメモリカード10は裏表を逆としても、カードスロット7に機械的に装着可能となっている。
【0013】
次に、図2bは、メモリカード10の各端子の信号配置を示したものであり、図示するように、1、10、18ピンのグランドGND、12、22ピンの動作電圧Vcc、6−9、14−16のデータD#、21ピンのカードイネーブル/CE、20ピンのリードイネーブル/RE、4ピンのライトイネーブル/WE、19ピンのレディ/ビジーR+/B、2ピンのコマンドラッチイネーブルCLE、3ピンのアドレスラッチイネーブルALE、5ピンのライトプロテクト/WP、17ピンの動作電圧表示信号LVDと、11ピンのカードディテクト/CDを有している。
【0014】
このうち、19ピンのレディ/ビジーR&/B、17ピンの動作電圧表示信号LVDと、11ピンのカードディテクト/CDがメモリカード10の出力信号であり、6−9、14−16のデータD#がメモリカード10の入出力信号であり、他はメモリカード10の入力信号である。また、「/」はロー有意の信号であることを示している。
【0015】
さて、データ処理装置側においてカードスロット7のメモリカード10から/CDが出力される11ピン用コンタクトはハイにプルアップされており、カードスロット7に正規にメモリカード10が装着されていない場合、カードコントローラ6には、/CDとしてハイ信号が入力する。一方、カードスロット7に正規にメモリカード10が装着され、メモリカード10に動作電源VCC及びグランドGNDが供給されると、メモリカード10は、11ピンの/CDにロー信号を出力する(グランドレベルに接続する)。そして、これにより、カードコントローラ6には、/CDとしてロー信号が入力する。
【0016】
次に、本実施形態のデータ処理装置が行うメモリカードマウント処理について説明する。
メモリカードマウント処理は、メモリカード10のデータ処理装置への装着時に、メモリカード10をデータ処理装置上の各プロセスがアクセスできるようにのデータ処理装置で稼働しているオペレーティングシステム上にマウントする処理である。
【0017】
このメモリカードマウント処理は、装着検知スイッチ8がメモリカード10のカードスロット7への装着を検出した場合に実行される。すなわち、たとえば、装着検知スイッチ8のオン状態への遷移によって発生する割り込み信号によって起動される割り込み処理などとして実装される。
【0018】
さて、図3に、このメモリカードマウント処理の手順を示すように、装着検知スイッチ8がメモリカード10のカードスロット7への装着の検出に応答して処理を開始すると、まず、カードコントローラ6に、メモリカード10への動作電圧VCCを供給を開始させる(ステップ302)。そして、メモリカード10のへ動作電圧VCCの供給が開始されメモリカード10の動作が安定するのに充分な所定の期間待ち(ステップ304)。カードコントローラ6から、カードコントローラ6に入力している/CDの値を取り込んでチェックする(ステップ306)。そして、/CDの値がローであれば(ステップ308)、カードスロット7にメモリカード10が正しい向きで装着されていることを示すので、所定のマウント処理を実行しメモリカード10をマウントし(ステップ310)、処理を終了する。また、もし、予め、メモリカード装着時に起動すべきアプリケーションが定義されていれば、そのアプリケーションの起動処理を行う。
【0019】
一方、/CDの値がハイであれば(ステップ308)、カードスロット7にメモリカード10が表裏が誤った向きで装着されている可能性があることを示すので、表示装置3に、メモリカード10の表裏の向きが逆である可能性があることと、そうである場合には逆向きにして再装着すべきことを通知するメッセージを表示する(ステップ312)。そして、その後、装着検知スイッチ8がオフ状態に遷移したならば(ステップ314)、メッセージの表示を消去し(ステップ316)、処理を終了する。
【0020】
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように本実施形態によれば、カードスロット7へのメモリカード10の機械的な装着を機械的に検知する装着検知スイッチ8によるメモリカード10の装着検出と、メモリカード10が出力する/CD信号との検出を組み合わせることにより、メモリカード10の表裏の誤装着を検出してユーザに通知することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、裏表どちらでの向きでも機械的にデータ処理装置のメモリカードスロットに装着可能なメモリカードの、誤装着をユーザが認識可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデータ処理装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態が対象とするメモリカードの例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るメモリマウント処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:CPU、2:メモリ、3:表示装置、4:入力装置、5:外部記憶装置、6:カードコントローラ、7:カードスロット、8:装着検知スイッチ、10:メモリカード。
【発明の属する技術分野】
本発明は、脱着可能なメモリカードを利用するデータ処理装置における、メモリカードの誤装着を処理する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メモリカードのデータ処理装置への装着を検出する技術としては、メモリカード装着スロットに、メモリカード挿入によってオン状態となるメカニカルなスイッチを設け、当該スイッチの状態に応じて、メモリカードがデータ処理装置に装着されているかどうかを検出する技術が知られている(たとえば、特開2002−366919号公報)。
【0003】
また、メモリカードに、データ処理装置がメモリカードを検出するための信号出力用の端子が設けられている場合もある。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては以下のものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−366919号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
さて、メモリカードのなかには、メモリカードの形状が、裏表を正しい向きにして挿入しないと機械的にメモリカードスロットに装着できないようになっているものと、裏表どちらでの向きでも機械的にメモリカードスロットに装着できてしまうものがある。
【0006】
たとえば、スマートメディア(「スマートメディア」は株式会社東芝の登録商標である)として知られるメモリカードは、裏表どちらの向きでも機械的にデータ処理装置のメモリカードスロットに装着可能である。そして、このメモリカードは、メモリカードの一面にのみ端子が設けられているため裏向きにメモリカードスロットに装着した場合、電気的にはデータ処理装置に接続しないことになる。
【0007】
そして、このような裏表どちらでの向きでも機械的にデータ処理装置のメモリカードスロットに装着可能なメモリカードをユーザが誤って裏向きに装着した場合、データ処理装置は、メモリカードに関する処理を正常に行うことができない。一方で、ユーザは、メモリカードをメモリカードスロットに正常に装着できたのに、なぜ所望の処理がデータ処理装置によって行われないのか、直ちには、その原因を認識することができず、戸惑ってしまうことになる。そして、このことは、特に、メモリカードや電子機器の取り扱いに不慣れなユーザにとって、メモリカードやデータ処理装置の使用上の大きな障害となり得る。
【0008】
そこで、本発明は、このような裏表どちらでの向きでも機械的にデータ処理装置のメモリカードスロットに装着可能なメモリカードの、誤装着をユーザが認識可能とすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題達成のために、本発明は、メモリカードを脱着可能に装着するデータ処理装置に、メモリカードを装着するためのカードスロットと、前記カードスロットへのメモリカードの装着を機械的に検知する装着検知スイッチと、前記装着検知スイッチが前記カードスロットへの前記メモリカードの装着を検知した場合に、前記カードスロットに前記メモリカードの動作電源を供給し、前記メモリカードの出力信号の前記カードスロットへの入力の有無により、前記カードスロットと前記メモリカードとの電気的接続をチェックする接続チェック手段と、前記接続チェック手段が、前記カードスロットと前記メモリカードと電気的接続を確認できなかった場合に、前記メモリカードの表裏の向きが誤って装着されている旨、または、前記メモリカードの表裏の向きが誤って装着されている可能性がある旨をユーザに通知する誤装着通知手段とを備えたものである。
【0010】
このようなデータ処理装置によれば、カードスロットへのメモリカードの機械的な装着を機械的に検知する装着検知スイッチによるメモリカードの装着検出と、メモリカードが出力する信号のチェックによる電気的接続の確認を組み合わせることにより、メモリカードの表裏の誤装着を検出してユーザに通知することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に本実施形態に係るデータ処理装置の構成を示す。
図示するように、本データ処理装置は、CPU1、メモリ2、表示装置3、入力装置4、外部記憶装置5などの一般的な電子計算機としての構成を備えている。また、データ処理装置は、メモリカード10を装着するためのカードスロット7、カードスロット7へのメモリカード10の機械的な装着を機械的に検知する装着検知スイッチ8、メモリカード10のアクセスを制御するカードコントローラ6とを有する。このような構成において、CPU1は外部記憶装置5からメモリ2にロードしたプログラムを実行することによりデータ処理装置上でオペレーティングシステムとアプリケーションプロセスを稼働する。そして、各アプリケーションプロセスは、オペレーティングシステムにアクセス要求を発行することにより、メモリカード10内のデータにアクセスする。オペレーティングシステムは、カードコントローラ6を制御し、メモリカード10のマウントや、アプリケーションプロセスからの要求に応じたメモリカード内データのアクセス処理を実行する。
【0012】
ここで、本実施形態が対象とするメモリカード10について説明する。
図2aは、メモリカード10の表面を示すものであり、図示するようにメモリカード10の表面には1−22の22個の端子が設けられており、裏面には端子は設けられていない。メモリカード10の形状は、メモリカード10の種類(動作電圧)に応じて、異なる角の一部が切り取られた形状を有している。すなわち、左右及び裏表に関して固定的な形状の異方性はなく、このためメモリカード10は裏表を逆としても、カードスロット7に機械的に装着可能となっている。
【0013】
次に、図2bは、メモリカード10の各端子の信号配置を示したものであり、図示するように、1、10、18ピンのグランドGND、12、22ピンの動作電圧Vcc、6−9、14−16のデータD#、21ピンのカードイネーブル/CE、20ピンのリードイネーブル/RE、4ピンのライトイネーブル/WE、19ピンのレディ/ビジーR+/B、2ピンのコマンドラッチイネーブルCLE、3ピンのアドレスラッチイネーブルALE、5ピンのライトプロテクト/WP、17ピンの動作電圧表示信号LVDと、11ピンのカードディテクト/CDを有している。
【0014】
このうち、19ピンのレディ/ビジーR&/B、17ピンの動作電圧表示信号LVDと、11ピンのカードディテクト/CDがメモリカード10の出力信号であり、6−9、14−16のデータD#がメモリカード10の入出力信号であり、他はメモリカード10の入力信号である。また、「/」はロー有意の信号であることを示している。
【0015】
さて、データ処理装置側においてカードスロット7のメモリカード10から/CDが出力される11ピン用コンタクトはハイにプルアップされており、カードスロット7に正規にメモリカード10が装着されていない場合、カードコントローラ6には、/CDとしてハイ信号が入力する。一方、カードスロット7に正規にメモリカード10が装着され、メモリカード10に動作電源VCC及びグランドGNDが供給されると、メモリカード10は、11ピンの/CDにロー信号を出力する(グランドレベルに接続する)。そして、これにより、カードコントローラ6には、/CDとしてロー信号が入力する。
【0016】
次に、本実施形態のデータ処理装置が行うメモリカードマウント処理について説明する。
メモリカードマウント処理は、メモリカード10のデータ処理装置への装着時に、メモリカード10をデータ処理装置上の各プロセスがアクセスできるようにのデータ処理装置で稼働しているオペレーティングシステム上にマウントする処理である。
【0017】
このメモリカードマウント処理は、装着検知スイッチ8がメモリカード10のカードスロット7への装着を検出した場合に実行される。すなわち、たとえば、装着検知スイッチ8のオン状態への遷移によって発生する割り込み信号によって起動される割り込み処理などとして実装される。
【0018】
さて、図3に、このメモリカードマウント処理の手順を示すように、装着検知スイッチ8がメモリカード10のカードスロット7への装着の検出に応答して処理を開始すると、まず、カードコントローラ6に、メモリカード10への動作電圧VCCを供給を開始させる(ステップ302)。そして、メモリカード10のへ動作電圧VCCの供給が開始されメモリカード10の動作が安定するのに充分な所定の期間待ち(ステップ304)。カードコントローラ6から、カードコントローラ6に入力している/CDの値を取り込んでチェックする(ステップ306)。そして、/CDの値がローであれば(ステップ308)、カードスロット7にメモリカード10が正しい向きで装着されていることを示すので、所定のマウント処理を実行しメモリカード10をマウントし(ステップ310)、処理を終了する。また、もし、予め、メモリカード装着時に起動すべきアプリケーションが定義されていれば、そのアプリケーションの起動処理を行う。
【0019】
一方、/CDの値がハイであれば(ステップ308)、カードスロット7にメモリカード10が表裏が誤った向きで装着されている可能性があることを示すので、表示装置3に、メモリカード10の表裏の向きが逆である可能性があることと、そうである場合には逆向きにして再装着すべきことを通知するメッセージを表示する(ステップ312)。そして、その後、装着検知スイッチ8がオフ状態に遷移したならば(ステップ314)、メッセージの表示を消去し(ステップ316)、処理を終了する。
【0020】
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように本実施形態によれば、カードスロット7へのメモリカード10の機械的な装着を機械的に検知する装着検知スイッチ8によるメモリカード10の装着検出と、メモリカード10が出力する/CD信号との検出を組み合わせることにより、メモリカード10の表裏の誤装着を検出してユーザに通知することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、裏表どちらでの向きでも機械的にデータ処理装置のメモリカードスロットに装着可能なメモリカードの、誤装着をユーザが認識可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデータ処理装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態が対象とするメモリカードの例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るメモリマウント処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:CPU、2:メモリ、3:表示装置、4:入力装置、5:外部記憶装置、6:カードコントローラ、7:カードスロット、8:装着検知スイッチ、10:メモリカード。
Claims (3)
- メモリカードを脱着可能に装着するデータ処理装置であって、
メモリカードを装着するためのカードスロットと、
前記カードスロットへのメモリカードの装着を機械的に検知する装着検知スイッチと、
前記装着検知スイッチが前記カードスロットへの前記メモリカードの装着を検知した場合に、前記カードスロットに前記メモリカードの動作電源を供給し、前記メモリカードの出力信号の前記カードスロットへの入力の有無により、前記カードスロットと前記メモリカードとの電気的接続をチェックする接続チェック手段と、
前記接続チェック手段が、前記カードスロットと前記メモリカードと電気的接続を確認できなかった場合に、前記メモリカードの表裏の向きが誤って装着されている旨、または、前記メモリカードの表裏の向きが誤って装着されている可能性がある旨をユーザに通知する誤装着通知手段とを有することを特徴とするデータ処理装置。 - メモリカードを装着するためのカードスロットと、前記カードスロットへのメモリカードの装着を機械的に検知する装着検知スイッチとを備えたデータ処理装置において、前記カードスロットへのメモリカードの誤装着をユーザに通知する誤装着通知方法であって、
前記装着検知スイッチが前記カードスロットへの前記メモリカードの装着を検知した場合に、前記カードスロットに前記メモリカードの動作電源を供給し、前記メモリカードの出力信号の前記カードスロットへの入力の有無により、前記カードスロットと前記メモリカードとの電気的接続をチェックするステップと、
前記カードスロットと前記メモリカードと電気的接続を確認できなかった場合に、前記メモリカードの表裏の向きが誤って装着されている旨、または、前記メモリカードの表裏の向きが誤って装着されている可能性がある旨をユーザに通知するステップとを有することを特徴とするメモリカードの誤装着通知方法。 - メモリカードを装着するためのカードスロットと、前記カードスロットへの前記メモリカードの装着を機械的に検知する装着検知スイッチとを備えたコンピュータによって読みとられ実行されるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記装着検知スイッチが前記カードスロットへのメモリカードの装着を検知した場合に、前記カードスロットに前記メモリカードの動作電源を供給し、前記メモリカードの出力信号の前記カードスロットへの入力の有無により、前記カードスロットと前記メモリカードとの電気的接続をチェックする接続チェック手段と、
前記接続チェック手段が、前記カードスロットと前記メモリカードと電気的接続を確認できなかった場合に、前記メモリカードの表裏の向きが誤って装着されている旨、または、前記メモリカードの表裏の向きが誤って装着されている可能性がある旨をユーザに通知する誤装着通知手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003113665A JP2004318635A (ja) | 2003-04-18 | 2003-04-18 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003113665A JP2004318635A (ja) | 2003-04-18 | 2003-04-18 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004318635A true JP2004318635A (ja) | 2004-11-11 |
Family
ID=33473493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003113665A Pending JP2004318635A (ja) | 2003-04-18 | 2003-04-18 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004318635A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140094184A (ko) * | 2013-01-21 | 2014-07-30 | 삼성전자주식회사 | 카드 오삽입 인식을 위한 전자 장치 및 그것의 운용 방법 |
-
2003
- 2003-04-18 JP JP2003113665A patent/JP2004318635A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140094184A (ko) * | 2013-01-21 | 2014-07-30 | 삼성전자주식회사 | 카드 오삽입 인식을 위한 전자 장치 및 그것의 운용 방법 |
JP2014139925A (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-31 | Samsung Electronics Co Ltd | カードの誤挿入を認識するための電子装置及びその運用方法 |
US9038902B2 (en) | 2013-01-21 | 2015-05-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device for recognizing erroneous insertion of card, and operating method thereof |
JP2016021409A (ja) * | 2013-01-21 | 2016-02-04 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | カードの誤挿入を認識するための電子装置及びその運用方法 |
KR102045292B1 (ko) * | 2013-01-21 | 2019-12-02 | 삼성전자주식회사 | 카드 오삽입 인식을 위한 전자 장치 및 그것의 운용 방법 |
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