JP2004318516A - マルチメディアデータ検索装置、マルチメディアデータ検索方法、マルチメディアデータ検索プログラム、およびコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

マルチメディアデータ検索装置、マルチメディアデータ検索方法、マルチメディアデータ検索プログラム、およびコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】目的とするマルチメディアデータを容易に検索して適切に再生させることのできるマルチメディアデータ検索装置を提供する。
【解決手段】マルチメディアデータ処理装置である携帯端末は、マルチメディアデータの検索条件と、検索されたマルチメディアデータの再生方法と、マルチメディアデータの検索を指示するイベントの種類とを対応付けるテーブルであるテンプレートを記憶し、マルチメディアデータを検索する際に、そのテンプレートを選択する。そして、携帯端末で所定のボタンを押されるなどのイベントが検知されると、携帯端末は、テンプレートを参照して、当該イベントに対応付けられている検索条件でマルチメディアデータを検索し、対応付けられている再生方法で検索されたマルチメディアデータを再生する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はマルチメディアデータ検索装置、マルチメディアデータ検索方法、およびマルチメディアデータ検索プログラムに関し、特に、目的とするマルチメディアデータを容易に検索して適切に再生させることのできるマルチメディアデータ検索装置、マルチメディアデータ検索方法、およびマルチメディアデータ検索プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークの普及に伴ない、装置間でやり取りされるデータの主流が、テキストデータから画像などのマルチメディアデータとなってきている。そのため、多くのマルチメディアデータが装置内に保存されることとなり、所定の条件を満たすマルチメディアデータを閲覧したいと思うときに、目的とするマルチメディアデータを検索することが難しくなってきている。
【0003】
特に、近年、携帯電話が目覚しい発展を遂げ、携帯電話において画像や音声などのマルチメディアデータをやり取りする場合が多くなっている。そのような場合、携帯電話では小型性が重視されるため、保存されているデータから所定の条件を満たすマルチメディアデータを検索する操作が非常に煩雑になっている場合がある。
【0004】
このような問題を解決するために、特許文献1では、タグ情報が付与された画像データを、タグ情報に基づいて選択して順次表示することで、目的とする画像ファイルの抽出を短時間でかつ正確に行なうことのできる画像表示装置を開示している。
【0005】
また、特許文献2では、情報の検索を行なった際に用いた検索条件を保存し、保存した検索条件に応じたアイコンを表示することで、次回からそのアイコンを選択することで、そのアイコンに応じた検索条件で情報の検索を行なうことのできる、情報検索装置を開示している。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−175544号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平11−45261号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1や特許文献2で開示されている技術を用いて検索することで適切にマルチメディアデータの検索を行なうことが可能ではあるが、上述の技術を用いて検索されたマルチメディアデータを閲覧する際には、検索されたマルチメディアデータが順次再生されるため、たとえば、マルチメディアデータの再生時間が長い場合や、新しいものほど重要である場合など、検索されたマルチメディアデータに適した再生がなされない場合があるといった問題があった。
【0009】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、容易な操作で目的とするマルチメディアデータを検索でき、さらに検索されたマルチメディアデータを適した再生方法で再生させることのできるマルチメディアデータ検索装置、マルチメディアデータ検索方法、およびマルチメディアデータ検索プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、マルチメディアデータ検索装置は、マルチメディアデータを検索するための検索条件とその検索条件で検索を実行するためのイベントとを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置からテーブルを取得する取得手段と、イベントの発生を検知するイベント検知手段と、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索手段と、検索されたマルチメディアデータを再生するために出力する第1の出力手段とを備える。
【0011】
本発明の他の局面に従うと、マルチメディアデータ検索装置は、マルチメディアデータを検索するための検索条件とその検索条件で検索を実行するためのイベントと検索されたマルチメディアデータの再生方法とを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置からテーブルを取得する取得手段と、イベントの発生を検知するイベント検知手段と、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索手段と、検索されたマルチメディアデータを、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている再生方法で再生するために出力する第1の出力手段とを備える。
【0012】
また、上述のテーブルには、さらに、検索されたマルチメディアデータの加工方法が対応付けられており、マルチメディアデータ検索装置は、検索されたマルチメディアデータを、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている加工方法で加工するために出力する第2の出力手段をさらに備えることが望ましい。
【0013】
また、上述のデータ記憶装置には、マルチメディアデータが、マルチメディアデータの属性情報と対応付けられて記憶されており、検索条件は、マルチメディアデータの属性情報を用いた検索条件であることが望ましい。
【0014】
あるいは、上述のデータ記憶装置には、メールに添付されて送信されたマルチメディアデータが、メールの属性情報と対応付けられて記憶されており、検索条件は、マルチメディアデータが添付されていたメールの属性情報を用いた検索条件であることが望ましい。
【0015】
さらに、上述の再生方法は、再生するマルチメディアデータの個数を制限する再生方法と、再生する各マルチメディアデータの再生時間を制限する再生方法と、再生する全てのマルチメディアデータの総再生時間を制限する再生方法と、再生する全てのマルチメディアデータのデータサイズの合計を制限する再生方法と、再生するマルチメディアデータの再生順を決定する再生方法との少なくとも1つの方法であることが望ましい。
【0016】
また、マルチメディアデータ検索装置は、当該マルチメディアデータ検索装置に含まれるテーブル記憶装置に、マルチメディアデータを検索するための検索条件とその検索条件で検索を実行するためのイベントとを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶手段と、当該マルチメディアデータ検索装置に含まれるデータ記憶装置にマルチメディアデータを記憶するデータ記憶手段とをさらに備えることが望ましい。
【0017】
また、マルチメディアデータ検索装置は、他の装置と通信を行なう通信手段をさらに備え、取得手段は、通信手段を介して他の装置に含まれるテーブル記憶装置からテーブルを取得することが望ましい。
【0018】
また、マルチメディアデータ検索装置は、他の装置と通信を行なう通信手段をさらに備え、検索手段は、通信手段を介して、他の装置に含まれるデータ記憶装置にアクセスして検索することが望ましい。
【0019】
また、マルチメディアデータ検索装置は、取得したテーブルを、他の装置に対して送信する送信手段をさらに備えることが望ましい。
【0020】
本発明のさらに他の局面に従うと、マルチメディアデータ検索方法は、マルチメディアデータを検索するための検索条件とその検索条件で検索を実行するためのイベントとを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置からテーブルを取得する取得ステップと、イベントの発生を検知するイベント検知ステップと、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索ステップと、検索されたマルチメディアデータを再生するために出力する第1の出力ステップとを備える。
【0021】
本発明のさらに他の局面に従うと、マルチメディアデータ検索方法は、マルチメディアデータを検索するための検索条件とその検索条件で検索を実行するためのイベントと検索されたマルチメディアデータの再生方法とを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置からテーブルを取得する取得ステップと、イベントの発生を検知するイベント検知ステップと、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索ステップと、検索されたマルチメディアデータを、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている再生方法で再生するために出力する第1の出力ステップとを備える。
【0022】
また、上述のテーブルには、さらに、検索されたマルチメディアデータの加工方法が対応付けられており、マルチメディアデータ検索方法は、検索されたマルチメディアデータを、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている加工方法で加工するために出力する第2の出力ステップをさらに備えることが望ましい。
【0023】
また、上述のデータ記憶装置には、マルチメディアデータが、マルチメディアデータの属性情報と対応付けられて記憶されており、検索条件は、マルチメディアデータの属性情報を用いた検索条件であることが望ましい。
【0024】
あるいは、上述のデータ記憶装置には、メールに添付されて送信されたマルチメディアデータが、メールの属性情報と対応付けられて記憶されており、検索条件は、マルチメディアデータが添付されていたメールの属性情報を用いた検索条件であることが望ましい。
【0025】
さらに、上述の再生方法は、再生するマルチメディアデータの個数を制限する再生方法と、再生する各マルチメディアデータの再生時間を制限する再生方法と、再生する全てのマルチメディアデータの総再生時間を制限する再生方法と、再生する全てのマルチメディアデータのデータサイズの合計を制限する再生方法と、再生するマルチメディアデータの再生順を決定する再生方法との少なくとも1つの方法であることが望ましい。
【0026】
また、上述の取得ステップは、他の装置と通信を行なう通信手段を介して他の装置に含まれるテーブル記憶装置からテーブルを取得することが望ましい。
【0027】
また、上述の検索手段は、他の装置と通信を行なう通信手段を介して、他の装置に含まれるデータ記憶装置にアクセスして検索することが望ましい。
【0028】
また、マルチメディアデータ検索方法は、取得したテーブルを、他の装置に対して送信する送信ステップをさらに備えることが望ましい。
【0029】
本発明のさらに他の局面に従うと、マルチメディアデータ検索プログラムは、マルチメディアデータの検索をコンピュータに実行させるプログラムであって、マルチメディアデータを検索するための検索条件とその検索条件で検索を実行するためのイベントとを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置からテーブルを取得する取得ステップと、イベントの発生を検知するイベント検知ステップと、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索ステップと、検索されたマルチメディアデータを再生するために出力する第1の出力ステップとを実行させる。
【0030】
本発明のさらに他の局面に従うと、マルチメディアデータ検索プログラムは、マルチメディアデータの検索をコンピュータに実行させるプログラムであって、マルチメディアデータを検索するための検索条件とその検索条件で検索を実行するためのイベントと検索されたマルチメディアデータの再生方法とを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置からテーブルを取得する取得ステップと、イベントの発生を検知するイベント検知ステップと、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索ステップと、検索されたマルチメディアデータを、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている再生方法で再生するために出力する第1の出力ステップとを実行させる。
【0031】
また、上述のテーブルには、さらに、検索されたマルチメディアデータの加工方法が対応付けられており、マルチメディアデータ検索プログラムは、検索されたマルチメディアデータを、検知されたイベントに応じて、取得したテーブルに対応付けられている加工方法で加工するために出力する第2の出力ステップをさらに実行させることが望ましい。
【0032】
本発明のさらに他の局面に従うと、記録媒体はコンピュータ読取可能な記録媒体であって、上述のマルチメディアデータ検索プログラムを記録する。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0034】
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態においては、本発明のマルチメディアデータ処理装置を携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯端末で実現した場合について述べる。言うまでもなく、本発明においてマルチメディアデータ処理装置を実現する装置は携帯電話などの携帯端末に限定されるものではなく、パーソナルコンピュータやなどのその他の装置であってもよい。
【0035】
図1は、本実施の形態の携帯端末100のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。図1を参照して、携帯端末100は、ユーザとのインタフェースである入出力部14と、CPU(Central Processing Unit)などから構成される、この携帯端末100の全体を制御する制御部12と、他の携帯電話などの装置と通信を行なうための通信部11と、制御部12において実行されるプログラムや、そのプログラムの中間データおよび画像などのマルチメディアデータ等を記憶する記憶部13とを含んで構成される。
【0036】
さらに上述の入出力部14は、「1」、「2」などの数字キーおよび「R」、「L」などの方向キーなどを含む操作部15と、ユーザに情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部16と、音声を入力するマイクからなる音声入力部17と、音声を出力するスピーカからなる音声出力部18とを含んで構成される。
【0037】
図2は、第1の実施の形態における携帯端末100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図2に示される各部は、図1に示される制御部12が記憶部13に記憶されるプログラムを読出して実行することで機能する。
【0038】
図2を参照して、第1の実施の形態の携帯端末100は、画像やメールなどのマルチメディアデータを記憶する記憶部13上の領域であるデータ記憶部103と、データを検索するための検索条件とその他の情報とを対応付けたテーブルであるテンプレートを記憶する記憶部13上の領域であるテンプレート記憶部101と、テンプレート記憶部101にあるテンプレートを選択して取得するテンプレート取得部102と、データ記憶部103に記憶されているマルチメディアデータを検索する検索部104と、操作部15での操作などのイベントの発生を検知するイベント検知部105と、マルチメディアデータを再生する再生部106とを含んで構成される。
【0039】
ユーザが当該携帯端末100を用いて、記憶部13に記憶されている所定のマルチメディアデータを検索して再生しようとする際には、まず、操作部15がユーザの指示を受付けて、指示信号をテンプレート取得部102に出力する。テンプレート取得部102は、その指示信号に基づいて、検索に用いるテンプレートをテンプレート記憶部101から選択して取得する。
【0040】
本実施の形態におけるテンプレートは、マルチメディアデータの検索条件と、検索されたマルチメディアデータの再生方法と、イベントの種類とを対応付けるテーブルであって、その詳細については、後に具体例を挙げて説明する。
【0041】
イベント検知部105は、操作部15での操作などのイベントの発生を検知する。イベント検知部105で検知するイベントは本発明において限定されるものではないが、たとえば、操作部15を構成する所定のキーが押下されたことや、表示部16に表示された選択肢のうちの所定の選択肢が選択されて操作部15を構成する決定キーが押下されたこと、などが該当する。また、本携帯端末100が音声識別機能を備える場合には所定の音声が入力されたことであってもよいし、画像識別機能を備える場合には所定の画像(バーコードなど)が入力されたことであってもよいし、その他、本発明のマルチメディアデータ処理装置を実現する装置に応じた内容であってもよい。
【0042】
イベント検知部105は、上述のようなイベントの発生を検知すると、イベントの内容を示すイベント信号をテンプレート取得部102に出力する。
【0043】
テンプレート取得部102は、イベント検知部105から入力されたイベント信号に基づいて、テンプレート記憶部101から選択して取得したテンプレートに記載されているマルチメディアデータの検索条件とマルチメディアデータの再生方法とのうち、当該イベントに対応付けられている検索条件と再生方法とを抽出する。そして、テンプレート取得部102は、抽出した検索条件を検索部104に、抽出した再生方法を再生部106に出力する。
【0044】
検索部104は、テンプレート取得部102から入力された検索条件に基づいて、該当するマルチメディアデータをデータ記憶部103から検索する。そして、検索部104は、検索されたマルチメディアデータを再生部106に出力する。
【0045】
再生部106は、マルチメディアデータが画像データである場合には表示部16を含んで構成され、マルチメディアデータが音楽データである場合には音声出力部18を含んで構成され、アニメーションデータ(動画+音声)である場合には表示部16と音声出力部18とを含んで構成される。そして、再生部106は、テンプレート取得部102から入力された再生方法に基づいて、検索部104から入力されたマルチメディアデータを再生する。
【0046】
なお、本実施の形態においては、上述のように、テンプレート取得部102がイベント検知部105から入力されたイベント信号に基づいて、検索されたテンプレートから該当する検索条件と再生方法とを抽出するものとするが、テンプレート取得部102が取得したテンプレートに記載されている全ての検索条件を検索部104に、全ての再生方法を再生部106に出力し、検索部104および再生部106が、各々、イベント検知部105からイベント信号を取得して該当する検索条件および再生方法を抽出するようにしてもよい。
【0047】
次に、マルチメディアデータ処理装置である第1の実施の形態の携帯端末100におけるマルチメディアデータの検索および再生処理について、図3のフローチャートを用いて説明する、図3のフローチャートに示される処理は、制御部12が記憶部13に記憶されるプログラムを読出し、図2に示される各部を機能させて実行される。
【0048】
図3を参照して、始めに、携帯端末100の操作部15などは、当該携帯端末100のユーザから、記憶部13のデータ記憶部103に記憶されているマルチメディアデータの検索を行なうのに用いるテンプレートの選択を受付ける(S101)。そして、テンプレート取得部102は、その選択結果に応じてテンプレート記憶部101から該当するテンプレートを選択して取得する。
【0049】
次に、イベント検知部105がイベントの発生を検知すると(S103でYES)、イベント検知部105は、イベントの種類を示すイベント信号をテンプレート取得部102に出力する。そして、テンプレート取得部102は、取得したテンプレートから発生したイベントの種類に該当する検索条件と再生方法とを抽出し、各々検索部104と再生部106とに出力する。
【0050】
次に、検索部104は、イベント選択部102から入力された検索条件に基づいて、データ記憶部103を検索し(S105)、当該検索条件に合致するマルチメディアデータを取得する。そして、検索部104は、取得したマルチメディアデータを再生部106に出力する。
【0051】
次に、再生部106は、イベント選択部102から入力された再生方法に基づいて、検索部104から入力されたマルチメディアデータを再生する(S107)。
【0052】
以上で、第1の実施の形態におけるマルチメディアデータの検索および再生処理を終了する。
【0053】
さらに、上述の処理について具体例を挙げながら説明を行なう。
図4に、データ記憶部103に記憶されているマルチメディアデータの具体例を示す。図4に示す具体例は、当該携帯端末100が受信したメールに添付された画像データを示す具体例である。図4に示される具体例においては、マルチメディアデータである画像データは、添付されていたメールの本文や、送信元や、タイトルや、作成日時や、添付されているマルチメディアデータの種類(画像、音楽など)や、マルチメディアデータの更新時刻情報を示す情報などの、当該マルチメディアデータが添付されていたメールの属性情報と対応付けられてデータ記憶部103に記憶される。
【0054】
次に、図5に、第1の実施の形態におけるテンプレートであって、テンプレート記憶部101に記憶されるテンプレートの1つの具体例を示す。テンプレート記憶部101には、たとえば、「マイアルバム」「私の旅行記」「昨日あったこと」などとタイトルが付けられたいくつかのテンプレートが記憶されている。図5は、そのうちの「マイアルバム」とタイトル付けられたテンプレートの具体例を示しているものとする。
【0055】
図5を参照して、テンプレートには、操作部15を構成するキーのうちイベントの種類となるキー(「イベント」)と、イベントの種類となるキーに対応して選択肢として表示部16に表示する「ボタン名」と、検索条件と、検索されたマルチメディアデータを再生する再生方法とが記載されている。
【0056】
より具体的には、図5を参照して、ボタン名「リス」に該当する「1」キーに対応した検索条件として、本文に「リス」を含むメールデータに添付されている画像ファイルであることと、そのマルチメディアデータの再生方法として、再生するマルチメディアデータは5個までで、画像データの再生時間は各3秒であることとが記載されている。また、ボタン名「太郎」に該当する「2」キーに対応した検索条件として、送信元が「太郎」であるメールデータに添付されている画像ファイルであることと、そのマルチメディアデータの再生方法として、添付されているメール本文の長い画像データから順に再生することとが記載されている。また、ボタン名「イントロ」に該当する「3」キーに対応した検索条件として、全てのメールデータに添付されている音楽ファイルであることと、そのマルチメディアデータの再生方法として、各音楽ファイルの最初の5秒を順次再生することとが記載されている。
【0057】
なお、マルチメディアデータの再生方法は上述の再生方法に限定されず、たとえば、再生するマルチメディアデータの総再生時間を制限するような再生方法や、再生するマルチメディアデータのファイルサイズの合計を制限するような再生方法や、再生するマルチメディアデータの順を決定するような再生方法のような、その他の再生方法であってもよい。
【0058】
本携帯端末100においてマルチメディアデータの検索および再生処理を行なう際には、まず、携帯端末100は、表示部16にテンプレート選択画面を表示する。図6は、テンプレート選択画面の具体例を示す図である。
【0059】
マルチメディアデータの検索および再生処理を開始するときに、テンプレート取得部102はテンプレート記憶部101に記憶されているテンプレートのタイトルを抽出して、表示部16に表示データとして出力する。そして表示部16は、図6に示されるように、テンプレート選択画面をユーザに選択可能に表示する。図6においては、テンプレート記憶部101に記憶されているテンプレートのタイトル「マイアルバム」、「私の旅行記」、および「昨日あったこと」が選択可能に表示されている。
【0060】
上述のステップS101において、ユーザは、図6に示されるテンプレート選択画面において、マルチメディアデータの選択に用いたいテンプレートを、操作部15を構成する方向キーあるいは数字キーで選択して決定キー(ファンクションキー)を押すなどして選択する。
【0061】
ステップS101において、図5に示されるタイトル「マイアルバム」のテンプレートが選択された場合、携帯端末100は、表示部16にイベント選択画面を表示する。図7は、イベント選択画面の具体例を示す図である。
【0062】
テンプレート取得部102は、選択された図5に示されるテンプレートからボタン名「リス」、「太郎」、および「イントロ」と、各々対応付けられたイベント「1」キー、「2」キー、および「3」キーとを読出して、表示部16に表示データとして出力する。そして表示部16は、図7に示されるように、イベント選択画面をユーザに選択可能に表示する。図7においては、読出されたボタン名「リス」、「太郎」、および「イントロ」が、「1」キー、「2」キー、および「3」キーの位置に対応付けられて、選択可能に表示されている。
【0063】
上述のステップS103において、ユーザは、図7に示されるイベント選択画面において、マルチメディアデータの検索条件および再生方法としたいボタン名を、操作部15を構成する数字キーを押すなどして選択する。
【0064】
そして、図7に示されるイベント選択画面において、ボタン名「リス」が選択された場合、図8に示されるようなマルチメディアデータの再生が実行される。すなわち、検索部104において、図4に示されるようなデータ記憶部103に記憶されているマルチメディアデータの中から、添付されているメールの本文に「リス」を含む画像ファイルが5個まで検索され、再生部106において、検索された画像データが各3秒ごと再生される。
【0065】
本実施の形態における携帯端末100でこのようなマルチメディアデータの検索および再生処理が実行されることによって、ユーザは、表示されたボタン名から所望するボタン名を選択するのみで、雑多にマルチメディアデータが格納されているデータ記憶部103から適切なマルチメディアデータを素早く効率的に検索することができ、とても便利である。また、簡単な操作で所望するマルチメディアデータを閲覧することができる。
【0066】
また、同様に表示されたボタン名から所望するボタン名を選択するのみで、たとえば、マルチメディアデータが新しいものほど重要である場合には新しいものから順に再生されるなど、検索されたマルチメディアデータが適した再生方法で再生されるため、ユーザは、簡単な操作で最適にマルチメディアデータを閲覧することができる。
【0067】
なお、上述の例では、本発明のマルチメディアデータ処理装置を携帯電話などの携帯端末100で実現する具体例を述べているため、マルチメディアデータは添付されていたメールの属性情報と対応付けられてデータ記憶部103に記憶されている具体例が示されているが、言うまでもなく、マルチメディアデータの記憶方法はこのような形態に限定されるものではない。
【0068】
たとえば、図9に示されるように、画像データであるマルチメディアデータは、キーワードなどの当該マルチメディアデータの属性情報と対応付けられてデータ記憶部103に記憶されていてもよい。さらに、マルチメディアデータの属性情報として、マルチメディアデータの作成者、作成日時、更新日時、タイトル、マルチメディアデータの種類(画像、音楽など)や、ファイルの拡張子などと対応付けられてデータ記憶部103に記憶されていてもよい。
【0069】
そのような場合には、検索条件として、マルチメディアデータの属性情報を用いた検索条件、たとえば、キーワードに「リス」を含む画像データ、などが記載されたテンプレートを用いて、上述と同様の処理を行なうことができる。
【0070】
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態における携帯端末100の機能構成の具体例を図10に示す。図10を参照して、本実施の形態の携帯端末100は、図2に示される第1の実施の形態の携帯端末100の機能構成に加えて、マルチメディアデータの加工を行なう加工部107をさらに含んで構成されることを特徴とする。なお、図10において、図2と同じ符号を付した構成要素は図2に示される第1の実施の形態の携帯端末100の構成要素と同じものであるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
【0071】
第2の実施の形態におけるテンプレートは、第1の実施の形態におけるテンプレートと同様にマルチメディアデータの検索条件と検索されたマルチメディアデータの再生方法とを含むものであるが、さらに、再生方法の中に(あるいは再生方法とは別に)、検索されたマルチメディアデータの加工方法も含むテンプレートである。
【0072】
第2の実施の形態のテンプレート取得部102は、イベント検知部105から入力されたイベント信号に基づいて、テンプレート記憶部101から選択したテンプレートに記載されているマルチメディアデータの検索条件とマルチメディアデータの再生方法と加工方法とのうち、当該イベントに対応付けられている検索条件と再生方法と加工方法とを抽出する。そして、テンプレート取得部102は、抽出した検索条件を検索部104に、抽出した再生方法を再生部106に、抽出した加工方法を加工部107に出力する。
【0073】
検索部104は、テンプレート取得部102から入力された検索条件に基づいて、該当するマルチメディアデータをデータ記憶部103から検索する。そして、検索部104は、検索されたマルチメディアデータを加工部107に出力する。
【0074】
加工部107は、テンプレート取得部102から入力された加工方法に基づいて、検索部104から入力されたマルチメディアデータを加工する。たとえば、加工部107は、マルチメディアデータが画像データである場合には画像処理等の加工を行なう。より具体的には、マルチメディアデータと所定の画像とを合成したり、色相の合成や変更などの画像処理を行なったり、サイズの変更を行ったりするような加工を行なう。またたとえば、マルチメディアデータが音楽データである場合には、加工部107は、音声処理等の加工を行なう。より具体的には、和音合成(たとえば短音から3和音へ変換するなど)したり、曲調を変更(たとえば長調を短調へ変換するなど)したり、再生速度を変更したりするような加工を行なう。そして、加工部107は、加工したマルチメディアデータを再生部106に出力する。
【0075】
再生部106は、テンプレート取得部102から入力された再生方法に基づいて、検索部104から入力されたマルチメディアデータを再生する。
【0076】
次に、第2の実施の形態の携帯端末100におけるマルチメディアデータの検索および再生処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。図11のフローチャートに示される処理は、制御部12が記憶部13に記憶されるプログラムを読出し、図10に示される各部を機能させて実行される。
【0077】
図11を参照して、始めに、携帯端末100の操作部15などは、当該携帯端末100のユーザから、記憶部13のデータ記憶部103に記憶されているマルチメディアデータの検索を行なうのに用いるテンプレートの選択を受付ける(S201)。そして、テンプレート取得部102は、テンプレート記憶部101から該当するテンプレートを選択して取得する。
【0078】
次に、イベント検知部105がイベントの発生を検知すると(S203でYES)、イベント検知部105は、イベントの種類を示すイベント信号をテンプレート取得部102に出力する。そして、テンプレート取得部102は、その選択結果に応じて選択したテンプレートから発生したイベントの種類に該当する検索条件と再生方法と加工方法とを抽出し、各々検索部104と再生部106と加工部107とに出力する。
【0079】
次に、検索部104は、テンプレート取得部102から入力された検索条件に基づいて、データ記憶部103を検索し(S205)、当該検索条件に合致するマルチメディアデータを取得する。そして、検索部104は、取得したマルチメディアデータを加工部107に出力する。
【0080】
次に、加工部107は、テンプレート取得部102から入力された加工方法に基づいて、検索部104から入力されたマルチメディアデータを加工する(S206)。そして、加工部107は、加工したマルチメディアデータを再生部106に出力する。
【0081】
次に、再生部106は、テンプレート取得部102から入力された再生方法に基づいて、加工部107から入力された加工されたマルチメディアデータを再生する(S207)。
【0082】
以上で、第2の実施の形態におけるマルチメディアデータの検索および再生処理を終了する。
【0083】
さらに、上述の処理について具体例を挙げながら説明を行なう。
図12に、第2の実施の形態におけるテンプレートであって、テンプレート記憶部101に記憶されるテンプレートの1つの具体例を示す。図12に示されるテンプレートの具体例も、図5に示されるテンプレートの具体例と同様に「マイアルバム」とタイトル付けられたテンプレートの具体例を示しているものとする。
【0084】
図12を参照して、テンプレートには、操作部15を構成するキーのうちイベントの種類となるキー(「イベント」)と、イベントの種類となるキーに対応して選択肢として表示部16に表示する「ボタン名」と、検索条件と、検索されたマルチメディアデータを再生する再生方法とが記載されている。さらに、その再生方法の中には、画像合成など、加工方法が含まれている。
【0085】
より具体的には、図12を参照して、ボタン名「花子」に該当する「1」キーに対応した検索条件として、送信元が「花子」であるメールデータに添付されている画像ファイルであることと、そのマルチメディアデータの再生方法として、各画像データに特定画像データを合成する加工を行なって再生することとが記載されている。また、ボタン名「太郎」に該当する「2」キーに対応した検索条件として、送信元が「花子」であるメールデータの本文(テキストデータ)であることと、そのマルチメディアデータの再生方法として、本文(テキストデータ)のを順次スクロール表示することとが記載されている。また、ボタン名「セピア」に該当する「3」キーに対応した検索条件として、全てのメールデータに添付されている画像ファイルであることと、そのマルチメディアデータの再生方法として、作成日時の早い順に再生し、作成日時の遅いものほど濃くセピア色に色彩調整する加工を行なって再生することとが記載されている。また、ボタン名「4分割」に該当する「4」キーに対応した検索条件として、全てのメールデータに添付されている画像ファイルであることと、そのマルチメディアデータの再生方法として、画像データを4つずつ合成する加工を行なって再生することとが記載されている。
【0086】
本携帯端末100においてマルチメディアデータの検索および再生処理を行なう際にも、第1の実施の形態と同様に、携帯端末100は、表示部16に図6に示されるようなテンプレート選択画面を表示し、マルチメディアデータの検索および再生処理に用いるテンプレートの選択を受付ける。さらに、図7に示されるようなイベント選択画面を表示し、マルチメディアデータの検索条件および再生方法としたいボタン名の選択を受付ける。
【0087】
そして、イベント選択画面において、ボタン名「花子」が選択された場合、図13に示されるようなマルチメディアデータの再生が実行される。すなわち、検索部104において、図4に示されるようなデータ記憶部103に記憶されているマルチメディアデータの中から、送信元が「花子」であるメールデータに添付されている画像ファイルが検索され、加工部107において、テンプレートで指定された別画像(図13において「別画像」で示される画像)と合成されて、再生部106において順次再生される。
【0088】
また、イベント選択画面において、ボタン名「4分割」が選択された場合、図14に示されるようなマルチメディアデータの再生が実行される。すなわち、検索部104において、図4に示されるようなデータ記憶部103に記憶されているマルチメディアデータの中から、全てのメールデータに添付されている画像ファイルが検索され、加工部107において、画像データが4つずつ合成されて、再生部106において順次再生される。
【0089】
本実施の形態における携帯端末100でこのようなマルチメディアデータの検索および再生処理が実行されることによって、ユーザは、効率的にマルチメディアデータが検索できるのみならず、検索されたマルチメディアデータを、楽しみながら閲覧することができる。
【0090】
[第3の実施の形態]
上述第1、第2の実施の形態においては、本発明のマルチメディアデータ処理装置を携帯端末100において実現する場合を具体的に述べたが、本発明のマルチメディアデータ処理装置を携帯端末100を含むシステムにて実現することもできる。そこで、第3の実施の形態において、本発明のマルチメディアデータ処理装置を携帯端末100を含むシステムにて実現した場合の、マルチメディアデータ処理システムの構成の具体例を図15に示す。第3の実施の形態においては、第1の実施の形態において携帯端末100に含まれるテンプレート記憶部101およびデータ記憶部103が、携帯端末100以外の他の装置に含まれる場合を示している。
【0091】
図15を参照して、本実施の形態におけるマルチメディアデータ処理システムは、インターネット400で相互に接続された携帯端末100と、テンプレートを記憶するテンプレート記憶サーバ200と、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶サーバ300とを含んで構成される。
【0092】
さらに、図16〜図18を用いて、第3の実施の形態におけるマルチメディアデータ処理システムの各装置の機能構成を説明する。
【0093】
図16は、第3の実施の形態の携帯端末100の機能構成の具体例を示す図である。図16を参照して、本実施の形態の携帯端末100は、図2に示される第1の実施の形態の携帯端末100の機能構成と同様の、テンプレート記憶部101と、データ記憶部103と、イベント検知部105と、再生部106とを含み、さらに、通信部11などから構成され、インターネット40を介してテンプレート記憶サーバ200あるいはデータ記憶サーバ300と通信を行なう送受信部108を含んで構成される。
【0094】
本実施の形態においては、当該携帯端末100を用いてデータ記憶サーバ300に記憶されている所定のマルチメディアデータを検索して再生しようとする際には、まず、操作部15がユーザの指示を受付けて、指示信号を送受信部108に出力する。送受信部108は、その指示信号に基づいてテンプレート記憶サーバ200にアクセスし、検索に用いるテンプレートをテンプレート記憶部101から取得する。そして、送受信部108は、取得しテンプレートをテンプレート記憶部101に出力して記憶させる。
【0095】
イベント検知部105は、操作部15での操作などのイベントの発生を検知する。そして、イベント検知部105は、イベントの内容を示すイベント信号をテンプレート記憶部101に出力する。
【0096】
テンプレート記憶部101は、携帯端末100がマルチメディアデータの検索および再生処理を行なう際に一時的にテンプレートを記憶する、記憶部13上の領域である。そして、テンプレート記憶部101は、イベント検知部105から入力されたイベント信号に基づいて、記憶しているテンプレートから当該イベントに対応付けられている検索条件と再生方法とを抽出して、検索条件を送受信部108に、抽出した再生方法を再生部106に出力する。
【0097】
次に、図17は、テンプレート記憶サーバ200の機能構成の具体例を示す図である。図17を参照して、テンプレート記憶サーバ200は、送受信部203と、テンプレートを記憶する記憶部(図示せず)の領域であるテンプレート記憶部201と、テンプレート記憶部201から所定のテンプレートを選択するテンプレート取得部202とを含んで構成される。
【0098】
送受信部203は、インターネット400を介して携帯端末100と通信を行ない、携帯端末100の送受信部108からテンプレートを選択するための指示信号を受信する。そして、送受信部203は、受信した指示信号をテンプレート取得部202に出力する。
【0099】
テンプレート取得部202は、送受信部203から入力された指示信号に基づいて、テンプレート記憶部201から所定のテンプレートを選択して取得し、送受信部203に出力する。
【0100】
そして、送受信部203は、テンプレート取得部202から入力されたテンプレートを、インターネット400を介して携帯端末100に出力する。
【0101】
また、図18は、データ記憶サーバ300の機能構成の具体例を示す図である。図18を参照して、データ記憶サーバ300は、送受信部303と、マルチメディアデータを記憶する記憶部(図示せず)上の領域であるデータ記憶部301と、データ記憶部301から所定のマルチメディアデータを検索する検索部302とを含んで構成される。
【0102】
送受信部303は、インターネット400を介して携帯端末100と通信を行ない、携帯端末100の送受信部108からマルチメディアデータを検索するための検索条件を受信する。そして、送受信部303は、受信した検索条件を検索部302に出力する。
【0103】
検索部302は、送受信部303から入力された検索条件に基づいて、データ記憶部301から所定のマルチメディアデータを検索して抽出し、送受信部303に出力する。
【0104】
そして、送受信部303は、検索部302から入力されたマルチメディアデータを、インターネット400を介して携帯端末100に出力する。
【0105】
なお、上に機能構成を説明したテンプレート記憶サーバ200およびデータ記憶サーバ300は一般的なコンピュータなどによって構築されるサーバであって、そのハードウェア構成については、一般的なコンピュータのハードウェア構成であるため、ここでの説明は行なわない。
【0106】
なお、図15においては、第1の実施の形態において携帯端末100に含まれるテンプレート記憶部101およびデータ記憶部103が、各々テンプレート記憶サーバ200およびデータ記憶サーバ300に含まれるシステムの具体例を示しているが、本システムは図15に示される形態に限定されるものではなく、たとえば、第1の実施の形態において携帯端末100に含まれるテンプレート記憶部101とデータ記憶部103とのいずれか一方のみが他の装置に含まれているような形態であってもよい。
【0107】
次に、第3の実施の形態のマルチメディアデータ処理システムにおけるマルチメディアデータの検索および再生処理について、図19のフローチャートを用いて説明する。図19のフローチャートに示される処理は、携帯端末100、テンプレート記憶サーバ200、およびデータ記憶サーバ300の制御部が記憶部に記憶されるプログラムを読出し、図16〜図18に示される各部を機能させて実行される。
【0108】
図19を参照して、始めに、携帯端末100の送受信部108はインターネット400を介してテンプレート記憶サーバ200へアクセスし(S300)、テンプレート記憶サーバ200の送受信部203を介して、テンプレート取得部202が抽出したテンプレート記憶部101に記憶されているテンプレートのタイトルを受取る。携帯端末100の送受信部108は、受取ったテンプレートのタイトルを表示部16に表示データとして出力することで、表示部16には、図6に示されるようなテンプレート選択画面がユーザにテンプレート選択可能に表示される。
【0109】
次に、操作部15などは、当該携帯端末100のユーザから、データ記憶サーバ300に記憶されているマルチメディアデータの検索を行なうのに用いるテンプレートの選択を受付ける(S301)。携帯端末100の送受信部108は、インターネット400を介してテンプレートの選択結果をテンプレート記憶サーバ200の送受信部203に出力する。送受信部203からテンプレートの選択結果を受取ったテンプレート記憶サーバ200のテンプレート取得部202は、テンプレート記憶部201に記憶されているテンプレートから所定のテンプレートを選択して取得し、送受信部203に出力する。携帯端末100の送受信部108は、インターネット400を介してテンプレート記憶サーバ200の送受信部203からテンプレートを受取ることで、たとえば図20に具体例が示されるようなテンプレートをダウンロードして取得する(S302)。
【0110】
図20に具体例が示されるテンプレートには、操作部15を構成するキーのうちイベントの種類となるキー(「イベント」)と、イベントの種類となるキーに対応して選択肢として表示部16に表示する「ボタン名」と、検索条件と、検索されたマルチメディアデータを再生する再生方法とが記載されている。
【0111】
より具体的には、図20を参照して、ボタン名「リス」に該当する「1」キーに対応した検索条件として、「http://abc.com」でアドレスが示されるデータ記憶サーバ300内に記憶されているデータであって、その属性情報に「リス」を含む画像ファイルであることと、そのマルチメディアデータの再生方法として、画像データの再生時間は各3秒であることとが記載されている。
【0112】
そして、携帯端末100の送受信部108は、取得したテンプレートを、テンプレート記憶部101に一時的に格納する。
【0113】
次に、イベント検知部105がイベントの発生を検知すると(S303でYES)、イベント検知部105は、イベントの種類を示すイベント信号をテンプレート記憶部101に出力する。そして、テンプレート記憶部101は、記憶しているテンプレートから発生したイベントの種類に該当する検索条件と再生方法とを抽出し、各々送受信部108と再生部106とに出力する。
【0114】
次に、携帯端末100の送受信部108は、インターネット400を介してマルチメディアデータの検索条件をデータ記憶サーバ300の送受信部303に出力する。送受信部303からマルチメディアデータの検索条件を受取ったデータ記憶サーバ300の検索部302は、データ記憶部301に記憶されているマルチメディアデータから検索条件に基づいてマルチメディアデータを検索し(S305)、抽出したマルチメディアデータを送受信部303に出力する。携帯端末100の送受信部108は、インターネット400を介してデータ記憶サーバ300の送受信部303からマルチメディアデータを受取ることでマルチメディアデータをダウンロードして取得する(S305)。そして、携帯端末100の送受信部108は、取得したマルチメディアデータを、データ記憶部103に一時的に格納する。
【0115】
次に、再生部106は、テンプレート記憶部101から入力された再生方法に基づいて、データ記憶部103に一時的に格納されたマルチメディアデータを再生する(S307)。
【0116】
以上で、第3の実施の形態におけるマルチメディアデータの検索および再生処理を終了する。
【0117】
本実施の形態におけるシステムがこのように構成されることで、たとえばマルチメディアデータの作成者が、閲覧者に対して、作成した複数マルチメディアデータを所定の検索方法で検索して所定の再生方法で再生させたいと意図する場合に、マルチメディアデータとは別に当該マルチメディアデータを閲覧するためのテンプレートをテンプレート記憶サーバ200に記憶させることで、閲覧者に対して、マルチメディアデータを作成者の意図するように閲覧させることができる。
【0118】
さらに、本実施の形態において、携帯端末100が操作部15などを操作することでテンプレートを作成する機能を備える場合、携帯端末100で作成したテンプレートを、送受信部108よりインターネット400を介してテンプレート記憶サーバ200に送信し、テンプレート記憶部201に記憶させてもよい。
【0119】
このようにすることで、ある携帯端末100において作成したテンプレートを、複数の携帯端末100において共有することができ、コミュニケーションを促進することができる。
【0120】
[第4の実施の形態]
さらに、本発明のマルチメディアデータ処理装置を携帯端末100を含むシステムにて実現する他の具体例として、第4の実施の形態において、複数の携帯端末100a,100bを含む含むシステムにて実現した場合のマルチメディアデータ処理システムの構成の具体例を図21に示す。
【0121】
本実施の形態における携帯端末100の機能構成は、第3の実施の形態において図16に示される機能構成と同様であるため、ここでの説明は繰返さない。
【0122】
第4の実施の形態においては、携帯端末100間でテンプレートを送信することができる。すなわち、携帯端末100aにおいて取得したテンプレートを他の携帯端末100bに送信することができる。また、携帯端末100が操作部15などを操作することでテンプレートを作成する機能を備える場合、携帯端末100aにおいて作成したテンプレートを他の携帯端末100bに送信することができる。
【0123】
このため、複数の携帯端末100において共有することができ、コミュニケーションを促進することができる。また、携帯端末100aから他の携帯端末100bに対して複数のマルチメディアデータを送信した後に、「今まで送った画像をこれで見てね」などのメッセージと共にテンプレートを送信することで、閲覧者に対してマルチメディアデータを意図する閲覧のし方をさせることができる。
【0124】
なお、上述の第1〜第4の実施の形態に示された具体例は、言うまでもなく、組合せて実施することも可能である。また、マルチメディアデータ処理装置は、上述のマルチメディアデータ検索処理のみを行なってもよい。その場合、マルチメディアデータ処理装置はマルチメディアデータを再生する機能(再生部106)を備えず、再生機能を備える他の装置であるマルチメディアデータ再生装置に検索したマルチメディアデータと再生方法とを出力する機能を備える。また、マルチメディアデータ処理装置はマルチメディアデータを加工する機能(加工部107)を備えず、加工機能を備える他の装置であるマルチメディアデータ加工装置に検索したマルチメディアデータと加工方法とを出力する機能を備える。
【0125】
さらに、本発明のマルチメディアデータ処理装置におけるマルチメディアデータの検索および再生方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
【0126】
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0127】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の携帯端末100のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における携帯端末100の機能構成の具体例を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態の携帯端末100におけるマルチメディアデータの検索および再生処理について示すフローチャートである。
【図4】データ記憶部103に記憶されているマルチメディアデータの具体例を示す図である。
【図5】テンプレートの具体例を示す図である。
【図6】テンプレート選択画面の具体例を示す図である。
【図7】イベント選択画面の具体例を示す図である。
【図8】マルチメディアデータの再生状態の具体例を示す図である。
【図9】データ記憶部103に記憶されているマルチメディアデータの他の具体例を示す図である。
【図10】第2の実施の形態における携帯端末100の機能構成の具体例を示す図である。
【図11】第2の実施の形態の携帯端末100におけるマルチメディアデータの検索および再生処理を示すフローチャートである。
【図12】テンプレートの具体例を示す図である。
【図13】マルチメディアデータの再生状態の具体例を示す図である。
【図14】マルチメディアデータの再生状態の具体例を示す図である。
【図15】第3の実施の形態のマルチメディアデータ処理システムの構成の具体例を示す図である。
【図16】第3の実施の形態の携帯端末100の機能構成の具体例を示す図である。
【図17】テンプレート記憶サーバ200の機能構成の具体例を示す図である。
【図18】データ記憶サーバ300の機能構成の具体例を示す図である。
【図19】第3の実施の形態のマルチメディアデータ処理システムにおけるマルチメディアデータの検索および再生処理を示すフローチャートである。
【図20】テンプレートの具体例を示す図である。
【図21】第4の実施の形態のマルチメディアデータ処理システムの構成の具体例を示す図である。
【符号の説明】
11 通信部、12 制御部、13 記憶部、14 入出力部、15 操作部、16 表示部、17 音声入力部、18 音声出力部、100 携帯端末、101 携帯端末のテンプレート記憶部、102 携帯端末のテンプレート取得部、103 携帯端末のデータ記憶部、104 携帯端末の検索部、105 イベント検知部、106 再生部、107 加工部、108 携帯端末の送受信部、200 テンプレート記憶サーバ、201 テンプレート記憶サーバのテンプレート記憶部、202 テンプレート記憶サーバのテンプレート取得部、203 テンプレート記憶サーバの送受信部、300 データ記憶サーバ、301 データ記憶サーバのデータ記憶部、302 データ記憶サーバの検索部、303 データ記憶サーバの送受信部、400 インターネット。

Claims (23)

  1. マルチメディアデータを検索するための検索条件と、前記検索条件で検索を実行するためのイベントとを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置から、前記テーブルを取得する取得手段と、
    イベントの発生を検知するイベント検知手段と、
    前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索手段と、
    前記検索されたマルチメディアデータを再生するために出力する第1の出力手段とを備える、マルチメディアデータ検索装置。
  2. マルチメディアデータを検索するための検索条件と、前記検索条件で検索を実行するためのイベントと、前記検索されたマルチメディアデータの再生方法とを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置から、前記テーブルを取得する取得手段と、
    イベントの発生を検知するイベント検知手段と、
    前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索手段と、
    前記検索されたマルチメディアデータを、前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている再生方法で再生するために出力する第1の出力手段とを備える、マルチメディアデータ検索装置。
  3. 前記テーブルには、さらに、前記検索されたマルチメディアデータの加工方法が対応付けられており、
    前記検索されたマルチメディアデータを、前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている加工方法で加工するために出力する第2の出力手段をさらに備える、請求項1または2に記載のマルチメディアデータ検索装置。
  4. 前記データ記憶装置には、マルチメディアデータが、前記マルチメディアデータの属性情報と対応付けられて記憶されており、
    前記検索条件は、前記マルチメディアデータの属性情報を用いた検索条件である、請求項1〜3のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索装置。
  5. 前記データ記憶装置には、メールに添付されて送信されたマルチメディアデータが、前記メールの属性情報と対応付けられて記憶されており、
    前記検索条件は、前記マルチメディアデータが添付されていたメールの属性情報を用いた検索条件である、請求項1〜3のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索装置。
  6. 前記再生方法は、前記再生するマルチメディアデータの個数を制限する再生方法と、前記再生する各マルチメディアデータの再生時間を制限する再生方法と、前記再生する全てのマルチメディアデータの総再生時間を制限する再生方法と、前記再生する全てのマルチメディアデータのデータサイズの合計を制限する再生方法と、前記再生するマルチメディアデータの再生順を決定する再生方法との少なくとも1つの方法である、請求項2に記載のマルチメディアデータ検索装置。
  7. 当該マルチメディアデータ検索装置に含まれる前記テーブル記憶装置に、マルチメディアデータを検索するための検索条件と、前記検索条件で検索を実行するためのイベントとを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶手段と、
    当該マルチメディアデータ検索装置に含まれる前記データ記憶装置にマルチメディアデータを記憶するデータ記憶手段とをさらに備える、請求項1〜6のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索装置。
  8. 他の装置と通信を行なう通信手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記通信手段を介して前記他の装置に含まれる前記テーブル記憶装置から前記テーブルを取得する、請求項1〜3のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索装置。
  9. 他の装置と通信を行なう通信手段をさらに備え、
    前記検索手段は、前記通信手段を介して、前記他の装置に含まれる前記データ記憶装置にアクセスして検索する、請求項1〜3のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索装置。
  10. 前記取得したテーブルを、他の装置に対して送信する送信手段をさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索装置。
  11. マルチメディアデータを検索するための検索条件と、前記検索条件で検索を実行するためのイベントとを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置から、前記テーブルを取得する取得ステップと、
    イベントの発生を検知するイベント検知ステップと、
    前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索ステップと、
    前記検索されたマルチメディアデータを再生するために出力する第1の出力ステップとを備える、マルチメディアデータ検索方法。
  12. マルチメディアデータを検索するための検索条件と、前記検索条件で検索を実行するためのイベントと、前記検索されたマルチメディアデータの再生方法とを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置から、前記テーブルを取得する取得ステップと、
    イベントの発生を検知するイベント検知ステップと、
    前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索ステップと、
    前記検索されたマルチメディアデータを、前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている再生方法で再生するために出力する第1の出力ステップとを備える、マルチメディアデータ検索方法。
  13. 前記テーブルには、さらに、前記検索されたマルチメディアデータの加工方法が対応付けられており、
    前記検索されたマルチメディアデータを、前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている加工方法で加工するために出力する第2の出力ステップをさらに備える、請求項11または12に記載のマルチメディアデータ検索方法。
  14. 前記データ記憶装置には、マルチメディアデータが、前記マルチメディアデータの属性情報と対応付けられて記憶されており、
    前記検索条件は、前記マルチメディアデータの属性情報を用いた検索条件である、請求項11〜13のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索方法。
  15. 前記データ記憶装置には、メールに添付されて送信されたマルチメディアデータが、前記メールの属性情報と対応付けられて記憶されており、
    前記検索条件は、前記マルチメディアデータが添付されていたメールの属性情報を用いた検索条件である、請求項11〜13のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索方法。
  16. 前記再生方法は、前記再生するマルチメディアデータの個数を制限する再生方法と、前記再生する各マルチメディアデータの再生時間を制限する再生方法と、前記再生する全てのマルチメディアデータの総再生時間を制限する再生方法と、前記再生する全てのマルチメディアデータのデータサイズの合計を制限する再生方法と、前記再生するマルチメディアデータの再生順を決定する再生方法との少なくとも1つの方法である、請求項12に記載のマルチメディアデータ検索方法。
  17. 前記取得ステップは、他の装置と通信を行なう通信手段を介して前記他の装置に含まれる前記テーブル記憶装置から前記テーブルを取得する、請求項11〜13のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索方法。
  18. 前記検索手段は、他の装置と通信を行なう通信手段を介して、前記他の装置に含まれるデータ記憶装置にアクセスして検索する、請求項11〜13のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索方法。
  19. 前記取得したテーブルを、他の装置に対して送信する送信ステップをさらに備える、請求項11〜13のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索方法。
  20. マルチメディアデータの検索をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    マルチメディアデータを検索するための検索条件と、前記検索条件で検索を実行するためのイベントとを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置から、前記テーブルを取得する取得ステップと、
    イベントの発生を検知するイベント検知ステップと、
    前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索ステップと、
    前記検索されたマルチメディアデータを再生するために出力する第1の出力ステップとを実行させる、マルチメディアデータ検索プログラム。
  21. マルチメディアデータの検索をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    マルチメディアデータを検索するための検索条件と、前記検索条件で検索を実行するためのイベントと、前記検索されたマルチメディアデータの再生方法とを対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶装置から、前記テーブルを取得する取得ステップと、
    イベントの発生を検知するイベント検知ステップと、
    前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている検索条件に基づいて、マルチメディアデータを記憶するデータ記憶装置を検索する検索ステップと、
    前記検索されたマルチメディアデータを、前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている再生方法で再生するために出力する第1の出力ステップとを実行させる、マルチメディアデータ検索プログラム。
  22. 前記テーブルには、さらに、前記検索されたマルチメディアデータの加工方法が対応付けられており、
    前記検索されたマルチメディアデータを、前記検知されたイベントに応じて、前記取得したテーブルに対応付けられている加工方法で加工するために出力する第2の出力ステップをさらに実行させる、請求項20または21に記載のマルチメディアデータ検索プログラム。
  23. 請求項20〜22のいずれかに記載のマルチメディアデータ検索プログラムを記録する、コンピュータ読取可能な記録媒体。
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