JP2004317031A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
冷却貯蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004317031A JP2004317031A JP2003112190A JP2003112190A JP2004317031A JP 2004317031 A JP2004317031 A JP 2004317031A JP 2003112190 A JP2003112190 A JP 2003112190A JP 2003112190 A JP2003112190 A JP 2003112190A JP 2004317031 A JP2004317031 A JP 2004317031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving plate
- cooler
- defrost heater
- fixed
- defrosting heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Defrosting Systems (AREA)
Abstract
【課題】組み立てやメンテナンスがしやすく、かつ、除霜を確実に行わせることのできる冷却貯蔵庫を提供することにある。
【解決手段】除霜ヒータ40が受け板50に固定され、この受け板50が固着片37によって冷却器30に取り付けられることにより、この受け板50に固定されている除霜ヒータ40も冷却器に固定される。したがって、除増ヒータ40の取り付け、取り外し時の作業性が大幅に向上する。また、冷却器30の下側に受け板40が配されるから、冷却器30から落下した粒状氷は一旦受け板50上に受けられ、除霜ヒータ40の熱によって融かされてドレンパン16上に滴下する。したがって、ドレンパン16上に粒状氷が融け残ったまま次の冷却運転が開始することを回避できる。さらに、受け板50と冷却器30との間に除霜ヒータ40が介在しているから、除霜ヒータ40の熱が冷却器30と受け板50との双方に速やかに伝わる。
【選択図】 図3
【解決手段】除霜ヒータ40が受け板50に固定され、この受け板50が固着片37によって冷却器30に取り付けられることにより、この受け板50に固定されている除霜ヒータ40も冷却器に固定される。したがって、除増ヒータ40の取り付け、取り外し時の作業性が大幅に向上する。また、冷却器30の下側に受け板40が配されるから、冷却器30から落下した粒状氷は一旦受け板50上に受けられ、除霜ヒータ40の熱によって融かされてドレンパン16上に滴下する。したがって、ドレンパン16上に粒状氷が融け残ったまま次の冷却運転が開始することを回避できる。さらに、受け板50と冷却器30との間に除霜ヒータ40が介在しているから、除霜ヒータ40の熱が冷却器30と受け板50との双方に速やかに伝わる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば業務用の冷蔵庫では、短時間で除霜を行うために、冷却器に除霜ヒータを備えたものがある(例えば特許文献1)。具体的には、図15に示すように、管状をなす除霜ヒータ101が、冷却器102の下面側に蛇行状に回曲されて配設されている。除霜ヒータ101は、その端部を、冷却器102のエンドプレート103の下縁に切り欠き形成されたU溝104に嵌め、その一方の側縁片105をかしめることで冷却器102に固定されている。
冷却器102の下方には、除霜水を受けて排水するためのドレンパン(図示せず)が設置されている。除霜運転が行われると、冷却器102に付着していた霜が融けてドレンパンに落下し、ドレンパンの後方に設けられた排水ダクトを通って排水される。
【0003】
【特許文献1】
特開平3−274370号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の方法では、除霜ヒータを取り付ける際に多数箇所でかしめ作業をしなければならないので、組み立てに手間が掛かるという問題があった。また、冷蔵庫の設置使用後に、除霜ヒータの交換を行う場合には、まず除霜ヒータを冷却器ごと冷却貯蔵庫から取り外し、かしめ部分をペンチ等で1箇所ずつ元に戻してから、除霜ヒータを冷却器から外して新たなものを装着する、という面倒な作業を行う必要があり、この場合も大いに時間が掛かる欠点があった。
また、ドレンパンに落下した水分は、完全に融けた液状水分ばかりではなく、完全に融け切っていない固体状水分(粒状氷)が大半を占める。ここで、ドレンパンは通常、熱伝導率の低い合成樹脂により作られているため、除霜ヒータからの熱がなかなか伝わらない。このため、粒状氷が融けきれず残ったまま、次の冷却運転が始まってしまうという事態が生じる。
このような場合には、ドレンパン上で氷結が発生成長し、例えば排水ダクトを詰まらせて、スムーズに排水できない事態を招くおそれがある。また、氷結の成長が冷却器にまで達した場合には、冷却不良が起こるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み立てやメンテナンスがしやすく、かつ、除霜を確実に行わせることのできる冷却貯蔵庫を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために請求項1の発明に係る冷却貯蔵庫は、フィンと蒸発管とを備える冷却器を備えた冷却貯蔵庫であって、複数の小孔が開口されるとともに前記冷却器の下面側に配される熱伝導性の受け板と、前記受け板に固定されてこの受け板と前記冷却器との間に介在する除霜ヒータとを備えるとともに、前記受け板が前記冷却器に固着されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の冷却貯蔵庫であって、前記受け板は、前記冷却器における吸い込み側の面まで配されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の作用、および発明の効果】
請求項1の発明によれば、除霜ヒータが受け板に固定され、この受け板が冷却器に取り付けられることにより、この受け板に固定されている除霜ヒータも冷却器に固定される。したがって、従来のように除霜ヒータをU溝に嵌め付け、その側端縁を一つ一つかしめるといった面倒な作業を行う必要がなく、作業性が大幅に向上する。また、除霜ヒータの交換を行う場合にも、受け板を冷却器から取り外すことによって除霜ヒータを容易に取り外しできる。したがって、従来のように除霜ヒータを冷却器ごと冷却貯蔵庫から取り外したり、かしめ部分をペンチ等で1箇所ずつ元したりといった面倒な作業を行う必要はなく、作業性が大幅に向上する。
また、冷却器の下側に受け板が配されるから、冷却器から落下した粒状氷は一旦受け板上に受けられ、水分のみが小孔を通ってドレンパン上に滴下する。そして、粒状氷は、除霜ヒータにより熱せられた受け板の上で融かされて水分となり、小孔を通ってドレンパン上に滴下する。このとき、受け板は熱伝導性であり、除霜ヒータからの熱が伝わりやすいので、粒状氷は速やかに融かされる。したがって、ドレンパン上に粒状氷が融け残り、これが次の冷却運転中に成長して排水ダクトを詰まらせたり、冷却不良を招いたりすることを回避できる。
さらに、受け板と冷却器との間に除霜ヒータが介在しているから、除霜ヒータの熱が冷却器と受け板との双方に速やかに伝わる。これにより、冷却器の霜、および受け板上に落下した粒状氷を効率良く融かし、除霜を効率良く行わせることができる。
【0009】
請求項2の発明によれば、受け板は、前記冷却器における吸い込み側の面まで配されている。これにより、除霜運転の際には、除霜ヒータによって受け板が熱せられ、この熱が冷却器における吸い込み側の面にも速やかに伝わるから、吸い込み側の面に付着した霜を効率良く取り除くことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明を具体化した実施形態について、図1〜図11を参照しつつ詳細に説明する。
まず、本実施形態の冷蔵庫1(本発明の冷却貯蔵庫に該当する)における冷却器室付近の構造を図1および図2によって説明する。冷蔵庫本体10の天井壁には開口部11が形成され、この開口部11の上面を塞ぐようにして、圧縮機13、凝縮器14等からなる冷凍装置12を載置した取付架台15が設置されているとともに、開口部11の前方側(同図の左側)における下側の口縁の位置から、奥壁に向かって、冷却ダクトを兼ねたドレンパン16が下り勾配で張設されており、取付架台15との間に冷却器室17が構成されている。ドレンパン16の奥部には配水管22が取り付けられている。
冷却器室17の天井面には、冷却器30がブラケット18を介して後ろ下がりの斜め姿勢で吊り下げ状に取り付けられ、上記した冷凍装置12と冷媒配管により循環接続されて、周知の冷凍サイクルが構成されている。また、ドレンパン16の上部側には、冷却ファン19が装備されている。
【0011】
冷却器30は、複数枚のフィン31が並設されるとともに、その左右両側に取付用のエンドプレート32が配され、フィン31並びにエンドプレート32に整列して開口された貫通孔33を通って蒸発管34が蛇行状に貫通して配管され、全体としてブロック状に形成されている(図3、図4)。各フィン31の下縁には、下向きのU溝36が、複数個所定のピッチで切り欠き形成されている。
一方、エンドプレート32は、その下縁がフィン31の下縁よりも所定寸法上の位置(U溝36の奥の位置)に留められている。このエンドプレート32の下縁において両端部からは、帯状の固着片37が垂下されている。固着片37は、その先端部がフィン31の下縁と揃う位置で外側に直角に折り曲げられて全体としてL字状に形成されている。固着片37におけるL字の下辺部分には、後述する受け板50をねじ止めするための取付孔37Aが設けられている。
【0012】
この冷却器30の下面側には、除霜ヒータ40および受け板50が取り付けられるようになっている。
受け板50は、熱伝導性の金属、例えばステンレスにより板状に形成され、これに複数の小孔51が整列して設けられた、いわゆるパンチングメタルを素材としていて、冷却器30の下面側全体を覆う大きさに、すなわち、フィン31、エンドプレート32、およびこのエンドプレート32から突出している蒸発管34のUベンド部に渡る大きさに形成されている。小孔51は、受け板50の全面に渡って形成されている。小孔51の大きさは、冷却器30から落下する粒状氷の通過を阻止すべく小さいことが望ましく、また、開口率は高い方がよい。
この受け板50上には、除霜ヒータ40が固定されている。除霜ヒータ40は、細長い管状のものが、受け板50の上面全域に渡ってジグザグ状に回曲して形成されている。詳細には、互いに平行な複数の直線部41の隣り合う端部同士が、ヘアピン状のループ部42で順次に接続されたような形状となっている。この除霜ヒータ40は、受け板50との間でこの除霜ヒータ40を挟み込む固定板52により受け板50上に固定されている。固定板52は、熱伝導性の良い金属板により長尺帯状に形成されており、除霜ヒータ40のループ部42のやや内側位置に、直線部41を横切るようにして取り付けられる。固定板52の中央位置および両端位置は、除霜ヒータ40の直径分だけ下側へ凹んでおり、この凹み部53はビス54により固定板52に固定されている。
【0013】
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
冷却器30に除霜ヒータ40および受け板50を取り付けるにあたっては、まず、除霜ヒータ40を受け板50に取り付ける(図5、図6)。まず、受け板50の上面に除霜ヒータ40を載置し、そのループ部42のやや内側位置に、直線部41を横切るようにして固定板52を取り付ける。このとき、固定板52凹み部53は除霜ヒータ40における直線部41の間に配されて受け板50に当接される。そして、凹み部53を受け板50にビス止めすることにより、除霜ヒータ40を固定板52と受け板51との間で挟み付けて固定する。
次に、この受け板50を冷却器30に取り付ける。まず、受け板50における除霜ヒータ40を取り付けた側の面を上側(冷却器30との当接面側)として、冷却器30の下面側を覆うようにして受け板50を宛がう(図7)。このとき、除霜ヒータ40の各直線部41がフィン31の下向きのU溝36に嵌め入れられるようにする。この状態で、固着片37を受け板50にねじ55により止めることによって、受け板50が冷却器30に固定される(図8〜図10)。これと同じに、受け板50上に固定されている除霜ヒータ40も冷却器30に固定される。このように、受け板50を固着片37を介して冷却器30にねじ止めするのみで除霜ヒータ40の冷却器30への取り付けを容易に行うことができるから、従来のように多数箇所でかしめ作業をする必要がなく、作業性が向上する。
このとき、冷却器30は後ろ下がりの斜め姿勢で取り付けられている(図1参照)ため、受け板50も冷却器30の下面に沿って後ろ下がりの斜め姿勢で取り付けられる。
【0014】
冷却運転時においては、冷凍装置12(圧縮機13)と冷却ファン19とが駆動される。すると、冷蔵室20内の空気が冷却ファン19の位置から冷却器室17内に吸引され、冷却器30を通過する間に熱交換されて冷気が生成され、その冷気が吐出口21から冷蔵室20内に吹き出されるといったように循環されることで、冷蔵室20内が冷却される。庫内温度が所定まで下がると冷却運転が停止され、所定温度まで上がると冷却運転が再開されるといったことが、繰り返し行われる。この間、冷却運転中では、冷却器30のフィン31がマイナス温度に冷却されることから、庫内の水分等が付着して霜となる。
【0015】
このため、適宜に除霜運転が行われる。そのときは、冷却器30に装備されたヒータ40が通電により発熱し、冷却器30等に付着した霜が溶けて、水滴および粒状氷となって落下する。このとき、除霜ヒータ40がフィン31のU溝36内に収容された状態で、フィン31と接触しているから、除霜ヒータ40の熱がフィン31に速やかに伝わり、付着した霜が速やかに融かされる。
冷却器30から落下した粒状氷は一旦受け板50上に受けられ、水分のみが小孔51を通ってドレンパン16上に滴下し、排水ダクト22から排水される。そして、粒状氷は、除霜ヒータ40により熱せられた受け板50の上で融かされて水分となり、小孔51を通ってドレンパン16上に滴下し、排水ダクト22から排水される。ここで、受け板50上には除霜ヒータ40が固定されているから、除霜ヒータ40の熱が受け板50に速やかに伝わり、粒状氷が速やかに融かされる。
このように、受け板50と冷却器30のフィン31との間に除霜ヒータ40が介在しているから、除霜ヒータ40の熱が冷却器30と受け板50との双方に速やかに伝わる。これにより、冷却器30の霜、および受け板50上に落下した粒状氷を効率良く融かし、除霜を効率良く行わせることができる。また、受け板50は熱伝導性であり、除霜ヒータ40からの熱が伝わりやすいので、受け板50上に落下した粒状氷は速やかに融かされる。
【0016】
また、受け板50は冷却器30の下面側全体を覆うようにされているから、冷却器30から落下した粒状氷はドレンパン16上に直に落下されることはなく、確実に受け板50で受けられる。このため、ドレンパン16上に落下した粒状氷が次の冷却運転中に成長して排水ダクト22を詰まらせたり、冷却不良を招いたりすることを確実に回避できる。
さらに、受け板50全体に渡って小孔51が設けられているから、受け板50上に落下した水分、および粒状氷が融けてできた水分は確実に小孔51を通ってドレンパン16上へ落下される。加えて、受け板50は勾配を持って取り付けられているから、小孔51から落下しなかった僅かな水滴も板面を転がり落ちて排出される。これにより、受け板50上へ水滴が残ってしまい、これが次の冷却運転時に凍って再び霜となってしまう、という事態を回避できる。
このとき、受け板50上を転がり落ちてきた水滴が、固着片37と受け板50とによって形成される角部38に受けられて、受け板50上に残ってしまうことがある(図11)。そして、この残留した水滴は次の冷却運転時に凍って再び霜となってしまうおそれがある。しかし、固着片37はエンドプレート32の下端縁全体に渡って設けられるのではなく、ただ両端部のみに設けられているから、水滴残りを最小限度とすることができる。
【0017】
また、冷蔵庫1を設置、使用後に除霜ヒータ40を交換する場合は、まずねじ39を緩めて外したのち、受け板50を冷却器30から取り外す。すると、受け板50に固定されている除霜ヒータ40も、U溝36から抜けつつ冷却器30から外れる。次いで、固定板52のビス54を緩めて外し、受け板50から除霜ヒータ40を取り外す。新たな除霜ヒータ40は、既述したと同様の要領で取り付けられる。このように、受け板50を冷却器30から取り外すことにより除霜ヒータ40の取り外しを容易に行うことができるから、従来のように多数箇所のかしめを一つづつペンチ等で戻す作業をする必要がない。また、受け板50はねじ39によって固着片37に取り付けられているものであるから、その取り外し作業は極めて容易である。このため、作業性が向上する。
【0018】
以上のように本実施形態によれば、除霜ヒータ40の冷却器30への取り付け、および取り外しの作業性を向上できるとともに、霜の融け残りや残留した水分の再氷結等を防止して除霜を確実に行わせることができる。
【0019】
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について、図12〜図14を参照しつつ説明する。本実施形態の第1実施形態との主たる相違点は、冷却器30における吸い込み側の面39を覆うガード部62が受け板61と一体に形成されている点である。
本実施形態においては、受け板61は、第1実施形態と同様に複数の小孔63が整列して形成された、いわゆるパンチングメタルを素材としていて、冷却器30の下面側全体を覆う大きさに形成されている。この受け板61の端縁には、受け板61において除霜ヒータ40が取り付けられる面側に垂直に立ち上げられたガード部62が設けられている。このガード部62は、冷蔵室20内の空気の冷却器室17内への吸引を妨げないように、開放面積の大きな格子状に形成されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0020】
本実施形態の受け板61および除霜ヒータ40を冷却器30に取り付ける際には、第1実施形態と同様に除霜ヒータ40を受け板61に固定した後、この受け板61を固着片37にねじ55により止める。受け板61が取り付けられた状態では、ガード部62が冷却器30における冷却ファン19と対向する吸い込み側の面39を覆う。
このように、受け板61とガード部62が一体に形成されているから、受け板61の取り付けと同時にガード部62の取り付けを行うことができ、冷却貯蔵庫60の組み立て作業を簡略化できる。また、除霜運転の際には、除霜ヒータ40によって受け板61が熱せられ、この熱がガード部62にも速やかに伝わるから、ガード部62に付着した霜を効率良く取り除くことができる。
【0021】
本発明の技術的範囲は、上記した実施形態によって限定されるものではなく、例えば、次に記載するようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶものである。
(1)上記各実施形態においては、本発明を冷蔵庫1に適用したが、本発明は冷蔵庫に限らず、冷凍庫、凍結保存庫等の他の冷却貯蔵庫に配された冷却器に除霜ヒータを取り付ける場合全般に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る冷蔵庫の冷却器室付近を示す断面図
【図2】冷却器室付近を示す部分拡大断面図
【図3】冷却器、除霜ヒータおよび受け板の分解斜視図
【図4】組み付け前の冷却器、除霜ヒータおよび受け板を示す側面図
【図5】受け板に除霜ヒータを固定する様子を示す斜視図
【図6】受け板に除霜ヒータを固定する様子を示す側面図
【図7】受け板を冷却器に固定する様子を示す側面図
【図8】冷却器に受け板を固定した様子を示す側面図
【図9】冷却器に受け板を固定した様子を示す斜視図
【図10】冷却器に受け板を固定した様子を示す上面図
【図11】受け板を固着片に固着した様子を示す部分拡大図
【図12】第2実施形態におけるガード部を設けた受け板を示す斜視図
【図13】受け板を冷却器に固定する様子を示す斜視図
【図14】冷却器に受け板を固定した様子を示す斜視図
【図15】従来の冷却器に除霜ヒータを取り付けた様子を示す側面図
【符号の説明】
1…冷蔵庫(冷却貯蔵庫)、30…冷却器、31…フィン、34…蒸発管、39…吸い込み側の面、40…除霜ヒータ、50、61…受け板、51、63…小孔
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば業務用の冷蔵庫では、短時間で除霜を行うために、冷却器に除霜ヒータを備えたものがある(例えば特許文献1)。具体的には、図15に示すように、管状をなす除霜ヒータ101が、冷却器102の下面側に蛇行状に回曲されて配設されている。除霜ヒータ101は、その端部を、冷却器102のエンドプレート103の下縁に切り欠き形成されたU溝104に嵌め、その一方の側縁片105をかしめることで冷却器102に固定されている。
冷却器102の下方には、除霜水を受けて排水するためのドレンパン(図示せず)が設置されている。除霜運転が行われると、冷却器102に付着していた霜が融けてドレンパンに落下し、ドレンパンの後方に設けられた排水ダクトを通って排水される。
【0003】
【特許文献1】
特開平3−274370号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の方法では、除霜ヒータを取り付ける際に多数箇所でかしめ作業をしなければならないので、組み立てに手間が掛かるという問題があった。また、冷蔵庫の設置使用後に、除霜ヒータの交換を行う場合には、まず除霜ヒータを冷却器ごと冷却貯蔵庫から取り外し、かしめ部分をペンチ等で1箇所ずつ元に戻してから、除霜ヒータを冷却器から外して新たなものを装着する、という面倒な作業を行う必要があり、この場合も大いに時間が掛かる欠点があった。
また、ドレンパンに落下した水分は、完全に融けた液状水分ばかりではなく、完全に融け切っていない固体状水分(粒状氷)が大半を占める。ここで、ドレンパンは通常、熱伝導率の低い合成樹脂により作られているため、除霜ヒータからの熱がなかなか伝わらない。このため、粒状氷が融けきれず残ったまま、次の冷却運転が始まってしまうという事態が生じる。
このような場合には、ドレンパン上で氷結が発生成長し、例えば排水ダクトを詰まらせて、スムーズに排水できない事態を招くおそれがある。また、氷結の成長が冷却器にまで達した場合には、冷却不良が起こるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み立てやメンテナンスがしやすく、かつ、除霜を確実に行わせることのできる冷却貯蔵庫を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために請求項1の発明に係る冷却貯蔵庫は、フィンと蒸発管とを備える冷却器を備えた冷却貯蔵庫であって、複数の小孔が開口されるとともに前記冷却器の下面側に配される熱伝導性の受け板と、前記受け板に固定されてこの受け板と前記冷却器との間に介在する除霜ヒータとを備えるとともに、前記受け板が前記冷却器に固着されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の冷却貯蔵庫であって、前記受け板は、前記冷却器における吸い込み側の面まで配されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の作用、および発明の効果】
請求項1の発明によれば、除霜ヒータが受け板に固定され、この受け板が冷却器に取り付けられることにより、この受け板に固定されている除霜ヒータも冷却器に固定される。したがって、従来のように除霜ヒータをU溝に嵌め付け、その側端縁を一つ一つかしめるといった面倒な作業を行う必要がなく、作業性が大幅に向上する。また、除霜ヒータの交換を行う場合にも、受け板を冷却器から取り外すことによって除霜ヒータを容易に取り外しできる。したがって、従来のように除霜ヒータを冷却器ごと冷却貯蔵庫から取り外したり、かしめ部分をペンチ等で1箇所ずつ元したりといった面倒な作業を行う必要はなく、作業性が大幅に向上する。
また、冷却器の下側に受け板が配されるから、冷却器から落下した粒状氷は一旦受け板上に受けられ、水分のみが小孔を通ってドレンパン上に滴下する。そして、粒状氷は、除霜ヒータにより熱せられた受け板の上で融かされて水分となり、小孔を通ってドレンパン上に滴下する。このとき、受け板は熱伝導性であり、除霜ヒータからの熱が伝わりやすいので、粒状氷は速やかに融かされる。したがって、ドレンパン上に粒状氷が融け残り、これが次の冷却運転中に成長して排水ダクトを詰まらせたり、冷却不良を招いたりすることを回避できる。
さらに、受け板と冷却器との間に除霜ヒータが介在しているから、除霜ヒータの熱が冷却器と受け板との双方に速やかに伝わる。これにより、冷却器の霜、および受け板上に落下した粒状氷を効率良く融かし、除霜を効率良く行わせることができる。
【0009】
請求項2の発明によれば、受け板は、前記冷却器における吸い込み側の面まで配されている。これにより、除霜運転の際には、除霜ヒータによって受け板が熱せられ、この熱が冷却器における吸い込み側の面にも速やかに伝わるから、吸い込み側の面に付着した霜を効率良く取り除くことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明を具体化した実施形態について、図1〜図11を参照しつつ詳細に説明する。
まず、本実施形態の冷蔵庫1(本発明の冷却貯蔵庫に該当する)における冷却器室付近の構造を図1および図2によって説明する。冷蔵庫本体10の天井壁には開口部11が形成され、この開口部11の上面を塞ぐようにして、圧縮機13、凝縮器14等からなる冷凍装置12を載置した取付架台15が設置されているとともに、開口部11の前方側(同図の左側)における下側の口縁の位置から、奥壁に向かって、冷却ダクトを兼ねたドレンパン16が下り勾配で張設されており、取付架台15との間に冷却器室17が構成されている。ドレンパン16の奥部には配水管22が取り付けられている。
冷却器室17の天井面には、冷却器30がブラケット18を介して後ろ下がりの斜め姿勢で吊り下げ状に取り付けられ、上記した冷凍装置12と冷媒配管により循環接続されて、周知の冷凍サイクルが構成されている。また、ドレンパン16の上部側には、冷却ファン19が装備されている。
【0011】
冷却器30は、複数枚のフィン31が並設されるとともに、その左右両側に取付用のエンドプレート32が配され、フィン31並びにエンドプレート32に整列して開口された貫通孔33を通って蒸発管34が蛇行状に貫通して配管され、全体としてブロック状に形成されている(図3、図4)。各フィン31の下縁には、下向きのU溝36が、複数個所定のピッチで切り欠き形成されている。
一方、エンドプレート32は、その下縁がフィン31の下縁よりも所定寸法上の位置(U溝36の奥の位置)に留められている。このエンドプレート32の下縁において両端部からは、帯状の固着片37が垂下されている。固着片37は、その先端部がフィン31の下縁と揃う位置で外側に直角に折り曲げられて全体としてL字状に形成されている。固着片37におけるL字の下辺部分には、後述する受け板50をねじ止めするための取付孔37Aが設けられている。
【0012】
この冷却器30の下面側には、除霜ヒータ40および受け板50が取り付けられるようになっている。
受け板50は、熱伝導性の金属、例えばステンレスにより板状に形成され、これに複数の小孔51が整列して設けられた、いわゆるパンチングメタルを素材としていて、冷却器30の下面側全体を覆う大きさに、すなわち、フィン31、エンドプレート32、およびこのエンドプレート32から突出している蒸発管34のUベンド部に渡る大きさに形成されている。小孔51は、受け板50の全面に渡って形成されている。小孔51の大きさは、冷却器30から落下する粒状氷の通過を阻止すべく小さいことが望ましく、また、開口率は高い方がよい。
この受け板50上には、除霜ヒータ40が固定されている。除霜ヒータ40は、細長い管状のものが、受け板50の上面全域に渡ってジグザグ状に回曲して形成されている。詳細には、互いに平行な複数の直線部41の隣り合う端部同士が、ヘアピン状のループ部42で順次に接続されたような形状となっている。この除霜ヒータ40は、受け板50との間でこの除霜ヒータ40を挟み込む固定板52により受け板50上に固定されている。固定板52は、熱伝導性の良い金属板により長尺帯状に形成されており、除霜ヒータ40のループ部42のやや内側位置に、直線部41を横切るようにして取り付けられる。固定板52の中央位置および両端位置は、除霜ヒータ40の直径分だけ下側へ凹んでおり、この凹み部53はビス54により固定板52に固定されている。
【0013】
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
冷却器30に除霜ヒータ40および受け板50を取り付けるにあたっては、まず、除霜ヒータ40を受け板50に取り付ける(図5、図6)。まず、受け板50の上面に除霜ヒータ40を載置し、そのループ部42のやや内側位置に、直線部41を横切るようにして固定板52を取り付ける。このとき、固定板52凹み部53は除霜ヒータ40における直線部41の間に配されて受け板50に当接される。そして、凹み部53を受け板50にビス止めすることにより、除霜ヒータ40を固定板52と受け板51との間で挟み付けて固定する。
次に、この受け板50を冷却器30に取り付ける。まず、受け板50における除霜ヒータ40を取り付けた側の面を上側(冷却器30との当接面側)として、冷却器30の下面側を覆うようにして受け板50を宛がう(図7)。このとき、除霜ヒータ40の各直線部41がフィン31の下向きのU溝36に嵌め入れられるようにする。この状態で、固着片37を受け板50にねじ55により止めることによって、受け板50が冷却器30に固定される(図8〜図10)。これと同じに、受け板50上に固定されている除霜ヒータ40も冷却器30に固定される。このように、受け板50を固着片37を介して冷却器30にねじ止めするのみで除霜ヒータ40の冷却器30への取り付けを容易に行うことができるから、従来のように多数箇所でかしめ作業をする必要がなく、作業性が向上する。
このとき、冷却器30は後ろ下がりの斜め姿勢で取り付けられている(図1参照)ため、受け板50も冷却器30の下面に沿って後ろ下がりの斜め姿勢で取り付けられる。
【0014】
冷却運転時においては、冷凍装置12(圧縮機13)と冷却ファン19とが駆動される。すると、冷蔵室20内の空気が冷却ファン19の位置から冷却器室17内に吸引され、冷却器30を通過する間に熱交換されて冷気が生成され、その冷気が吐出口21から冷蔵室20内に吹き出されるといったように循環されることで、冷蔵室20内が冷却される。庫内温度が所定まで下がると冷却運転が停止され、所定温度まで上がると冷却運転が再開されるといったことが、繰り返し行われる。この間、冷却運転中では、冷却器30のフィン31がマイナス温度に冷却されることから、庫内の水分等が付着して霜となる。
【0015】
このため、適宜に除霜運転が行われる。そのときは、冷却器30に装備されたヒータ40が通電により発熱し、冷却器30等に付着した霜が溶けて、水滴および粒状氷となって落下する。このとき、除霜ヒータ40がフィン31のU溝36内に収容された状態で、フィン31と接触しているから、除霜ヒータ40の熱がフィン31に速やかに伝わり、付着した霜が速やかに融かされる。
冷却器30から落下した粒状氷は一旦受け板50上に受けられ、水分のみが小孔51を通ってドレンパン16上に滴下し、排水ダクト22から排水される。そして、粒状氷は、除霜ヒータ40により熱せられた受け板50の上で融かされて水分となり、小孔51を通ってドレンパン16上に滴下し、排水ダクト22から排水される。ここで、受け板50上には除霜ヒータ40が固定されているから、除霜ヒータ40の熱が受け板50に速やかに伝わり、粒状氷が速やかに融かされる。
このように、受け板50と冷却器30のフィン31との間に除霜ヒータ40が介在しているから、除霜ヒータ40の熱が冷却器30と受け板50との双方に速やかに伝わる。これにより、冷却器30の霜、および受け板50上に落下した粒状氷を効率良く融かし、除霜を効率良く行わせることができる。また、受け板50は熱伝導性であり、除霜ヒータ40からの熱が伝わりやすいので、受け板50上に落下した粒状氷は速やかに融かされる。
【0016】
また、受け板50は冷却器30の下面側全体を覆うようにされているから、冷却器30から落下した粒状氷はドレンパン16上に直に落下されることはなく、確実に受け板50で受けられる。このため、ドレンパン16上に落下した粒状氷が次の冷却運転中に成長して排水ダクト22を詰まらせたり、冷却不良を招いたりすることを確実に回避できる。
さらに、受け板50全体に渡って小孔51が設けられているから、受け板50上に落下した水分、および粒状氷が融けてできた水分は確実に小孔51を通ってドレンパン16上へ落下される。加えて、受け板50は勾配を持って取り付けられているから、小孔51から落下しなかった僅かな水滴も板面を転がり落ちて排出される。これにより、受け板50上へ水滴が残ってしまい、これが次の冷却運転時に凍って再び霜となってしまう、という事態を回避できる。
このとき、受け板50上を転がり落ちてきた水滴が、固着片37と受け板50とによって形成される角部38に受けられて、受け板50上に残ってしまうことがある(図11)。そして、この残留した水滴は次の冷却運転時に凍って再び霜となってしまうおそれがある。しかし、固着片37はエンドプレート32の下端縁全体に渡って設けられるのではなく、ただ両端部のみに設けられているから、水滴残りを最小限度とすることができる。
【0017】
また、冷蔵庫1を設置、使用後に除霜ヒータ40を交換する場合は、まずねじ39を緩めて外したのち、受け板50を冷却器30から取り外す。すると、受け板50に固定されている除霜ヒータ40も、U溝36から抜けつつ冷却器30から外れる。次いで、固定板52のビス54を緩めて外し、受け板50から除霜ヒータ40を取り外す。新たな除霜ヒータ40は、既述したと同様の要領で取り付けられる。このように、受け板50を冷却器30から取り外すことにより除霜ヒータ40の取り外しを容易に行うことができるから、従来のように多数箇所のかしめを一つづつペンチ等で戻す作業をする必要がない。また、受け板50はねじ39によって固着片37に取り付けられているものであるから、その取り外し作業は極めて容易である。このため、作業性が向上する。
【0018】
以上のように本実施形態によれば、除霜ヒータ40の冷却器30への取り付け、および取り外しの作業性を向上できるとともに、霜の融け残りや残留した水分の再氷結等を防止して除霜を確実に行わせることができる。
【0019】
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について、図12〜図14を参照しつつ説明する。本実施形態の第1実施形態との主たる相違点は、冷却器30における吸い込み側の面39を覆うガード部62が受け板61と一体に形成されている点である。
本実施形態においては、受け板61は、第1実施形態と同様に複数の小孔63が整列して形成された、いわゆるパンチングメタルを素材としていて、冷却器30の下面側全体を覆う大きさに形成されている。この受け板61の端縁には、受け板61において除霜ヒータ40が取り付けられる面側に垂直に立ち上げられたガード部62が設けられている。このガード部62は、冷蔵室20内の空気の冷却器室17内への吸引を妨げないように、開放面積の大きな格子状に形成されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0020】
本実施形態の受け板61および除霜ヒータ40を冷却器30に取り付ける際には、第1実施形態と同様に除霜ヒータ40を受け板61に固定した後、この受け板61を固着片37にねじ55により止める。受け板61が取り付けられた状態では、ガード部62が冷却器30における冷却ファン19と対向する吸い込み側の面39を覆う。
このように、受け板61とガード部62が一体に形成されているから、受け板61の取り付けと同時にガード部62の取り付けを行うことができ、冷却貯蔵庫60の組み立て作業を簡略化できる。また、除霜運転の際には、除霜ヒータ40によって受け板61が熱せられ、この熱がガード部62にも速やかに伝わるから、ガード部62に付着した霜を効率良く取り除くことができる。
【0021】
本発明の技術的範囲は、上記した実施形態によって限定されるものではなく、例えば、次に記載するようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶものである。
(1)上記各実施形態においては、本発明を冷蔵庫1に適用したが、本発明は冷蔵庫に限らず、冷凍庫、凍結保存庫等の他の冷却貯蔵庫に配された冷却器に除霜ヒータを取り付ける場合全般に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る冷蔵庫の冷却器室付近を示す断面図
【図2】冷却器室付近を示す部分拡大断面図
【図3】冷却器、除霜ヒータおよび受け板の分解斜視図
【図4】組み付け前の冷却器、除霜ヒータおよび受け板を示す側面図
【図5】受け板に除霜ヒータを固定する様子を示す斜視図
【図6】受け板に除霜ヒータを固定する様子を示す側面図
【図7】受け板を冷却器に固定する様子を示す側面図
【図8】冷却器に受け板を固定した様子を示す側面図
【図9】冷却器に受け板を固定した様子を示す斜視図
【図10】冷却器に受け板を固定した様子を示す上面図
【図11】受け板を固着片に固着した様子を示す部分拡大図
【図12】第2実施形態におけるガード部を設けた受け板を示す斜視図
【図13】受け板を冷却器に固定する様子を示す斜視図
【図14】冷却器に受け板を固定した様子を示す斜視図
【図15】従来の冷却器に除霜ヒータを取り付けた様子を示す側面図
【符号の説明】
1…冷蔵庫(冷却貯蔵庫)、30…冷却器、31…フィン、34…蒸発管、39…吸い込み側の面、40…除霜ヒータ、50、61…受け板、51、63…小孔
Claims (2)
- フィンと蒸発管とを備える冷却器を備えた冷却貯蔵庫であって、
複数の小孔が開口されるとともに前記冷却器の下面側に配される熱伝導性の受け板と、前記受け板に固定されてこの受け板と前記冷却器との間に介在する除霜ヒータとを備えるとともに、前記受け板が前記冷却器に固着されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。 - 前記受け板は、前記冷却器における吸い込み側の面まで配されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003112190A JP2004317031A (ja) | 2003-04-16 | 2003-04-16 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003112190A JP2004317031A (ja) | 2003-04-16 | 2003-04-16 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004317031A true JP2004317031A (ja) | 2004-11-11 |
Family
ID=33472484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003112190A Pending JP2004317031A (ja) | 2003-04-16 | 2003-04-16 | 冷却貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004317031A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007115876A2 (de) * | 2006-04-05 | 2007-10-18 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit abtauheizung |
WO2008001526A1 (fr) * | 2006-06-27 | 2008-01-03 | Yanmar Co., Ltd. | Conteneur réfrigéré |
WO2009134052A3 (ko) * | 2008-04-28 | 2009-12-23 | 주식회사 에이엠오 | 스트립형 면상발열체를 이용한 제상히터 및 그 제조방법과 이를 이용한 제상장치 |
US8037706B2 (en) | 2005-11-30 | 2011-10-18 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Refrigeration device with a modular configuration for the control system and evaporator |
-
2003
- 2003-04-16 JP JP2003112190A patent/JP2004317031A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8037706B2 (en) | 2005-11-30 | 2011-10-18 | Bsh Bosch Und Siemens Hausgeraete Gmbh | Refrigeration device with a modular configuration for the control system and evaporator |
CN101321997B (zh) * | 2005-11-30 | 2012-04-11 | Bsh博世和西门子家用器具有限公司 | 使控制系统和蒸发器成模块结构的制冷装置 |
WO2007115876A2 (de) * | 2006-04-05 | 2007-10-18 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit abtauheizung |
WO2007115876A3 (de) * | 2006-04-05 | 2007-11-29 | Bsh Bosch Siemens Hausgeraete | Kältegerät mit abtauheizung |
WO2008001526A1 (fr) * | 2006-06-27 | 2008-01-03 | Yanmar Co., Ltd. | Conteneur réfrigéré |
JP2008008519A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Yanmar Co Ltd | 冷凍コンテナ |
WO2009134052A3 (ko) * | 2008-04-28 | 2009-12-23 | 주식회사 에이엠오 | 스트립형 면상발열체를 이용한 제상히터 및 그 제조방법과 이를 이용한 제상장치 |
US8405009B2 (en) | 2008-04-28 | 2013-03-26 | Amogreentech Co., Ltd. | Defrost heater using strip type surface heat emission element and fabricating method thereof and defrost apparatus using the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4653749B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP5974968B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP2009079778A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2004317031A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP2008151439A (ja) | 収納装置およびその制御方法 | |
WO2022143974A1 (zh) | 制冰组件及冰箱 | |
CN111947388A (zh) | 接水盒及具有其的风冷制冷设备 | |
JP3945943B2 (ja) | 冷却装置 | |
JP5294580B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP5809573B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JPH1123139A (ja) | 車両用冷凍装置 | |
JP2007017016A (ja) | 低温貯蔵庫 | |
JP2000346532A (ja) | 冷却装置 | |
JPH0694263A (ja) | 多室型空気調和機 | |
JP2001012844A (ja) | 冷却装置 | |
JPH08313146A (ja) | 冷凍冷蔵庫の除霜水排出装置 | |
JP2501931Y2 (ja) | 冷凍冷蔵装置 | |
JP2000283632A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
KR20080003643A (ko) | 냉장고의 제상수 증발장치 | |
JPH06249567A (ja) | 冷却ユニット | |
JP2001304746A (ja) | 冷却ユニット | |
KR0124596Y1 (ko) | 냉장고 댐퍼커버의 이슬제거장치 | |
KR200297299Y1 (ko) | 제상수에 의해 냉각되는 냉장고용 응축기 | |
JPH11311475A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP2002147925A (ja) | 電気冷蔵庫 |