JP2001304746A - 冷却ユニット - Google Patents

冷却ユニット

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JP2001304746A
JP2001304746A JP2000113582A JP2000113582A JP2001304746A JP 2001304746 A JP2001304746 A JP 2001304746A JP 2000113582 A JP2000113582 A JP 2000113582A JP 2000113582 A JP2000113582 A JP 2000113582A JP 2001304746 A JP2001304746 A JP 2001304746A
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cooling unit
drain pan
heater
cooler
fixed
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Akira Harada
朗 原田
Kazuo Sato
和雄 佐藤
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/066Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply
    • F25D2317/0665Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply from the top

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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でドレンパンに設置されている凍
結防止用ヒータが冷却器等と接触等して損傷してしまう
ことを防止することができ、もって、組立作業性や組立
品質の向上を図ることが可能な冷却ユニットを提供する
こと。 【解決手段】 冷却ユニット1の組立の際、サイドパネ
ル17Aをリベット止めしたドレンパン2をベース板1
6にネジ18A、18Cにてネジ止め固定し、反対側
(領域19側)のフランジ端部22Bが可動状態となっ
ているときにおいても、フランジ部22からの打ち出し
による突起部21Bが冷却器11のエンドプレート11
Bに当設するため、ドレンパン2に設置されたコードヒ
ータ13と冷却器11との間は間隔Sに規制され、コー
ドヒータ13が冷却器11と接触して損傷することはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレハブ冷蔵庫等
の低温貯蔵庫の天井面に取り付けられ、凍結防止用ヒー
タを有するドレンパンを装着する冷却ユニットに関する
ものであり、特に、ドレンパン着脱時の作業効率の向上
を図ることが可能な冷却ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プレハブ冷蔵庫等の天井に
は、冷却器、冷気循環用ファン、ファンモータ、及び冷
却器等から滴下する除霜水を排水するためのドレンパン
からなる冷却ユニットが備えられている。そして、この
ドレンパンには冷却器から落下して解氷が不十分な霜を
溶かすため、また解氷された除霜水の再凍結を防止する
ため、冷却器等と対向する一面に凍結防止用ヒータが配
設されている。
【0003】例えば、特開平6ー249567号公報に
おいては、プレハブ冷蔵庫等の天壁に設けられたケース
1内に、除霜用ヒータ6aを具備した冷却器5、ファン
4、及びファンモータ3を有しており、冷却器5の下方
には、除霜運転時に冷却器5から溶け落ちたドレン水を
ドレン水排出管によりケース外に排出するためのドレン
パン2を備え、このドレンパン2には、冷却器5から溶
け落ちた霜のうち解氷されていない氷を速やかに溶かす
ために、ドレンヒータ6bが固定されている構成を有す
る冷却ユニットが記載されている。また、ドレンパン2
の取付は、ドレンパン2に設けられた穴10a、10b
を介してケース1にネジ止めする構成が記載されてい
る。
【0004】これにより、除霜運転時に、冷却器5から
溶け落ちたドレン水のうち解氷されていない氷も、ドレ
ンパン2に固定されたドレンヒータ6bが速やかに溶か
すので、ドレン水の排出が速やかに行われるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける冷却ユニットでは、ドレンパン2の取付等の際、
ドレンパン2の穴10a、10bと、ケース1に設けら
れたネジ穴との位置合わせをしてネジ止めすることとな
るが、穴位置が一致した位置でドレンパン2を固定して
おく構造がないため、穴位置合わせが困難であると共
に、ドレンパン2に固定されたドレンヒータ6bと冷却
器5とが接触、あるいは衝突してしてしまう虞がある。
そして、ドレンヒータ6bが損傷し、場合によっては断
線してしまうことも想定され、取付作業性が悪いという
問題がある。
【0006】また、冷却ユニットの組立作業の際、ユニ
ットの上下を逆にして組み立てる場合には、所定長の支
持棒等でドレンパン2を所定高に支持して取付位置の位
置決めを行うこともできるが、冷却ユニットの仕様毎に
所定高が異なるため、支持棒も仕様毎に作製して管理し
ておくことが必要となる。そのため組立作業における管
理負担が大きくなると共に、支持棒の選択ミスや作業中
の支持棒外れ等のアクシデントによりドレンヒータ6b
が損傷してしまう虞があり、組立品質の低下を避けるこ
とができないという問題がある。
【0007】更に、ドレンヒータ6bと冷却器5とが接
触、あるいは衝突してもドレンヒータ6bが損傷するこ
とがないように、損傷が生じやすい部位にはドレンヒー
タ6bを設置しないことも考えられるが、この場合に
は、ドレンヒータ6bによる加温効率の低下は避けられ
ず、冷却器5から除霜水とともに落下した霜を迅速に解
氷できず、また、ドレンパン2上で再凍結してしまう虞
もあり、除霜水の速やかな排出に支障を生ずるという問
題がある。
【0008】本発明は前記従来技術の問題点を解消する
ためになされたものであり、冷却ユニットのドレンパン
を着脱する際、付属部材を必要とすることなく簡単な構
造でドレンパンに設置されている凍結防止用ヒータが冷
却器等と接触等して損傷してしまうことを防止すること
ができ、もって、組立作業性や組立品質の向上を図るこ
とが可能な冷却ユニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係る冷却ユニットは、低温貯蔵庫内に固
設される冷却部と、冷却部から滴下する除霜水を受ける
と共に除霜水の凍結を防止するためのヒータを冷却部と
対向する一面に配置するドレンパンを有する冷却ユニッ
トにおいて、ドレンパンの一面と冷却部とを所定間隔に
保持する保持部材を備えることを特徴とする。
【0010】請求項1に係る冷却ユニットでは、冷却部
とドレンパンを有する冷却ユニットが低温貯蔵庫内に固
設されており、冷却部と対向するドレンパンの一面に凍
結防止用ヒータが配置され、保持部材により、冷却部と
の間を所定間隔に保持する。
【0011】これにより、凍結防止用ヒータが冷却部と
接触することはなく、ドレンパンの着脱時に凍結防止用
ヒータの損傷、断線を防止することができる。また、冷
却部に対するドレンパンの保持位置を基準として取付位
置を確定することができるので、取付作業効率を向上さ
せることができる。
【0012】また、請求項2に係る冷却ユニットは、請
求項1に記載の冷却ユニットにおいて、保持部材は、ド
レンパン、あるいは冷却部の少なくともいずれか一方に
固設されることを特徴とする。
【0013】これにより、所定長の保持部材を固設すれ
ば、冷却部からの所定間隔を保持しながらドレンパンを
組み立てることができ、またはドレンパンからの所定間
隔を保持しながら冷却部を組み立てることができ、冷却
ユニットの仕様に関わらず常に同一の所定間隔を保持す
ることができるので、保持部材の選択ミスや管理ミス等
による凍結防止用ヒータの損傷等を防止して、作業負担
の軽減、及び組立品質の向上を図ることができる。ま
た、所定間隔設定用に新たに組立部品を追加して補助す
る必要もなく、組立生産性の向上を図ることもできる。
【0014】また、請求項3に係る冷却ユニットは、請
求項2に記載の冷却ユニットにおいて、冷却部は冷却器
を有し、ドレンパンに固設され冷却器に当設して両者間
に所定間隔を設ける突起部、あるいは冷却器に固設され
ドレンパンに当設して両者間に所定間隔を設ける突起部
の少なくともいずれか一方の突起部を備えることを特徴
とする。
【0015】これにより、ドレンパン、あるいは冷却器
のいずれかに突起部を設けるだけで、両者間に所定間隔
を保持した状態で組立、取付作業を行うことができ、冷
却ユニットの仕様に関わらず常に同一の所定間隔を保持
することができるので、部品追加の必要はなく作業負担
を軽減することができると共に、組立品質を向上するこ
ともできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷却ユニットにつ
いて具体化した実施形態を図1乃至図7に基づき図面を
参照しつつ詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る
冷却ユニットを使用する低温貯蔵庫を示す正面図であ
る。図2は、低温貯蔵庫を制御するためのコントロール
ボックスを示す斜視図である。図3は、コントロールボ
ックスにおけるケーブル引き込み部分を拡大して示す断
面図及び分解斜視図である。図4は、冷却ユニット隣接
天井面の凍結防止用ヒータユニットの斜視図である。図
5は、冷却ユニットの断面図である。図6は、冷却ユニ
ットの組立斜視図である。図7は、冷却ユニットの要部
拡大断面図である。
【0017】図1において低温貯蔵庫100は、内部に
断熱材を充填した断熱壁6に囲まれ開閉扉7を有した断
熱箱体であり、内部天井面に冷却ユニット1を有してい
る。冷却ユニット1の下部には、除霜運転により冷却器
11(図5参照)から滴下する除霜水を受けるドレンパ
ン2が備えられ、除霜水は排水管3より庫外へ排水され
る。また、冷却ユニット1の冷気吹出口4に隣接する天
井面には、冷却器11の除霜運転の際に蒸発した除霜水
の再凍結を防止するために、ヒータユニット5が配設さ
れている。
【0018】更に、開口扉7の側壁面には、低温貯蔵庫
100内の温度制御等を行うコントロールボックス8が
設置され、センサ信号や制御信号等がケーブル83を介
して各制御装置との間で受け渡されている。図2にて示
すように、このコントロールボックス8は設置表面ケー
ス81と設置裏面ケース82とを嵌合することでボック
ス形状をなし、内部に制御基板84(図3参照)を備え
た構造となっている。そして、各制御装置からのケーブ
ル83は設置表面ケース81の導入部90からコントロ
ールボックス8内に導入され制御基板84に接続されて
いる。
【0019】図3に示すように設置表面ケース81に設
けられた導入部90には、その内側面に導入されるケー
ブル83に合わせた円筒状の溝が設けられている。ま
た、導入部90と制御基板84を隔離する仕切壁86
が、導入されるケーブル83に対して傾斜した角度で設
けられており、ケーブル83から滴下する水滴が仕切壁
86に導かれコントロールボックス8の外部に排水され
る。この仕切壁86の最上部には切り欠き部89が設け
られており、ケーブル83は、この切り欠き部89より
コントロールボックス8内部の制御基板84に導かれ
る。更に、導入部90と切り欠き部89との間には、凸
部85が突設されており、その先端部分は切り欠き部8
9より更に下方まで延伸されている。
【0020】ケーブル83は、設置表面ケース81の導
入部90よりコントロールボックス8に導入され、凸部
85の先端部分に当設して下方に迂回した後、上方に戻
り切り欠き部89から制御基板84に導かれることとな
り略U字上に湾曲して配設される。従って、ケーブル8
3を伝ってコントロールボックス8内に流れ込む水滴
は、最下点87にて確実にトラップされ仕切壁86に滴
下するので、内部の制御基板84へ水滴が流れ込むこと
はなく制御基板84を確実に防水することができる。
【0021】また、冷却ユニット1の冷気吹出口4に隣
接する天井面に設けられたヒータユニット5は、図4に
示すように、熱先導性の良好な金属製板の4辺を曲げ加
工して、一面が開口された箱状体を形成すると共に4端
辺にヒータフランジ部51を形成した構造を有し、箱状
体の内底面にヒータ52と温度調節器53を配置して、
ヒータフランジ部51の開孔を介して天井面にネジ止め
固定されている。そして、この温度調節器53によりヒ
ータ52への通電が断続的に制御され、ヒータユニット
5の温度を設定温度に温調する。また、通電及び制御用
ケーブル55は、ヒータフランジ部51の一端に設けら
れた切り欠き部分から引き出され、冷却ユニット1の通
電及び制御用ケーブルと共に、通電関係のケーブルは図
示しない配電盤から導かれ、制御関連のケーブルはケー
ブル83としてコントロールボックス8に導入され制御
される。尚、箱状体内は、ヒータ52と温度調節器53
が設けられるのみであるので、その厚みを非常に薄く構
成することができる。また、箱状体を構成する熱先導性
の良好な金属製板としては、例えば、アルミニウム等が
好適である。
【0022】このヒータユニット5は、熱伝導効率の良
い金属製箱状体で構成されているので、ヒータユニット
5の加温効率が良く、冷却効率を低下させることなく必
要最小限のヒータ加熱で庫内の冷却運転と霜取運転の周
期を最適な周期に保ったまま蒸発した除霜水の再凍結を
防止することができる。
【0023】また、簡単で薄型の構造を有しており、か
つヒータは箱状体内部に収納されているため、低温貯蔵
庫100の使用時おいてヒータ等を損傷することもな
く、更にヒータユニット5自身、及び冷却ユニット1の
メンテ性にも優れたものとなっている。
【0024】次に、冷却ユニット1の構造について説明
する。図5より、冷気吹出口4に隣接して冷却器11が
設置されており、その下方には除霜運転により冷却器1
1から滴下する除霜水を受けるドレンパン2が配置さ
れ、その一端には滴下した除霜水を庫外に排水する排水
管3が設けられている。また、冷却器11の背後には、
冷気を循環させるためのファン14とファンモータ15
が設置されている。
【0025】ドレンパン2における除霜水の滴下面に
は、解凍しきれないまま冷却器11から落下した霜を解
凍するため、またドレンパン2上での除霜水の再凍結を
防止するために、コードヒータ13が設置されている。
このコードヒータ13は、ドレンパン2に直接固定して
も、あるいはシート12上に固着した上でドレンパン2
にシート12ごと固定する構成としてもよく、ドレンパ
ン2における除霜水の滴下面全面に渡り設置されている
ため、ドレンパン2は全面に渡り均一にかつ効率よく加
温される。
【0026】コードヒータ13と冷却器11との間に
は、ドレンパン2のフランジ部22から内側に打ち出さ
れた突起部21A、21Bが冷却器11に当設すること
により所定間隔Sが形成されており、設置状態において
コードヒータ13が冷却器11に接触してしまうことは
ない。
【0027】また、図6に示すように、上下を逆にして
冷却ユニット1の組立を行う場合、先ず、低温貯蔵庫1
00の天井に固定するベース板16を上下反対にし、そ
の上にファンモータ15、冷却器11、及び図示しない
冷凍配管(領域19に設置されるもの。)等を取付け
る。そして、サイドパネル17Aをリベット止めしたド
レンパン2をベース板16にネジ18A、18Cにてネ
ジ止め固定する。この時、ドレンパン2の反対側(領域
19側)はサイドパネル17Bが未固定であり、ドレン
パン2のフランジ端部22Bは可動状態となっている
が、図7に示すようにフランジ部22からの打ち出しに
よる突起部21Bが冷却器11のエンドプレート11B
に当設するため、組立時においてもドレンパン2に設置
されたコードヒータ13と冷却器11とのスペースは間
隔Sに規制される。
【0028】従って、この後サイドパネル17Bとドレ
ンパン2との位置合わせをしてネジ18Bでネジ止め固
定する工程中にドレンパン2に押圧力が加えられたとし
ても、ドレンパン2に設置されているコードヒータ13
が冷却器11に間隔S以下に接近することはなく、コー
ドヒータ13が冷却器11に押し付けられて損傷してし
まうことはない。また、突起部21Bが冷却器11のエ
ンドプレート11Bに当設した位置を基準としてネジ1
8B等のネジ止め位置を調整することができ、取付作業
効率の向上を図ることができる。更に、突起部21A、
21Bは冷却器11のフィン部11Cを避けてエンドプ
レート11A、11Bに当設するので、突起部21A、
21Bがフィン部11Cを傷つけることもない。
【0029】図7に、突起部21A、21Bの具体的な
形状を示す。突起部21A、21Bは、ドレンパン2の
フランジ部22において、組立時に、冷却器11のエン
ドプレート11A、11Bに当設する位置に設けられて
いる。また、その形状は上端を頂点とし下方に向かうに
従い内側に傾斜して突出する三角錐形状をなしてフラン
ジ部22から打ち出されて形成されたものである。
【0030】以上詳細に説明したとおり、本実施形態に
係る冷却ユニット1では、ドレンパン2のフランジ部2
2に内側に向けて打ち出されて突起部21A、21Bが
設けられており、冷却器11のエンドプレート11A、
11Bにこの突起部21A、21Bが当設するため、冷
却ユニット1の組立工程中におけるドレンパン2の固定
前においても、ドレンパン2に設置されたコードヒータ
13と冷却器11との間隔が所定距離S以下に接近する
ことはない。そして、この間隔Sは冷却器11のサイズ
等の冷却ユニット1の仕様に関わりなく常に一定に設定
することができる。
【0031】従って、組立工程において、仕様毎に冷却
ユニット1のサイズ等が異なる場合に、仕様毎に特定の
組立補助部材等の所定間隔設定用の組立部品を追加して
使用する必要はなく、常に同一の所定間隔Sを維持する
ことができるので、ドレンパン2に設置されたコードヒ
ータ13を損傷させずに簡単且つ確実に組立作業を行う
ことができ、組立作業効率を向上させることができる。
また、仕様毎に異なる組立補助部材等の管理も不要とな
るので、組立工程における負担を軽減することもでき
る。すなわち、追加組立部品の選択ミスや管理ミス等に
よるコードヒータ13の損傷を防止して、組立作業負担
の軽減、及び組立品質の向上を図ることができると共
に、組立生産性の向上を図ることができる。
【0032】また、コードヒータ13が冷却器11と接
触することがないので、ドレンパン2内におけるコード
ヒータ13の設置個所に制約はなくなり、ドレンパン2
の全体を均一に加温して加温効率の優れたコードヒータ
13の設置構造とすることができる。
【0033】更に、突起部21A、21Bは冷却器11
のフィン部11Cを避けてエンドプレート11A、11
Bに当設するので、突起部21A、21Bがフィン部1
1Cを傷つけることもない。
【0034】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは言うまでもない。例え
ば、本実施形態においては、ドレンパン2のフランジ部
22を内側に打ち出して突起部21A、21Bを形成す
る構成としているが、この構成に限定されるものではな
く、突起部は打ち出し以外の方法で形成する構成とする
ことも可能である。また、ドレンパン2ではなく、冷却
器11のエンドプレート11A、11Bに突起部を設け
る構成とすることも可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ドレンパン、あるいは
冷却部に固設された保持部材により、冷却ユニットの組
立工程中においても、ドレンパンに配置された凍結防止
用ヒータと冷却部との間隔を冷却ユニットの仕様に関わ
りなく常に所定間隔に保持することができるので、所定
間隔設定用の組立部品を追加する必要はなく常に同一の
所定間隔Sを維持することができ、凍結防止用ヒータを
損傷させずに簡単且つ確実に組立作業を行うことがで
き、組立作業効率を向上させることができる。また、追
加組立部品の選択ミスや管理ミス等による凍結防止用ヒ
ータの損傷を防止して、作業負担の軽減、及び組立品質
の向上を図ることができ、組立生産性の向上を図ること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る冷却ユニットを使用する低温
貯蔵庫を示す正面図である。
【図2】低温貯蔵庫を制御するためのコントロールボッ
クスを示す斜視図である。
【図3】コントロールボックスにおけるケーブル引き込
み部分を拡大して示す断面図及び分解斜視図である。
【図4】冷却ユニット隣接天井面の凍結防止用ヒータユ
ニットの斜視図である。
【図5】冷却ユニットの断面図である。
【図6】冷却ユニットの組立斜視図である。
【図7】冷却ユニットの要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1・・・冷却ユニット、2・・・ドレンパン、11・・
・冷却器、11A、11B・・・エンドプレート、11
C・・・フィン部、13・・・コードヒータ、17A、
17B・・・サイドパネル、21A、21B・・・突起
部、22・・・フランジ部、100・・・低温貯蔵庫

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低温貯蔵庫内に固設される冷却部と、前
    記冷却部から滴下する除霜水を受けると共に除霜水の凍
    結を防止するためのヒータを前記冷却部と対向する一面
    に配置するドレンパンを有する冷却ユニットにおいて、 前記ドレンパンの一面と前記冷却部とを所定間隔に保持
    する保持部材を備えることを特徴とする冷却ユニット。
  2. 【請求項2】 前記保持部材は、 前記ドレンパン、 あるいは前記冷却部の少なくともいずれか一方に固設さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の冷却ユニット。
  3. 【請求項3】 前記冷却部は冷却器を有し、 前記ドレンパンに固設され前記冷却器に当設して両者間
    に所定間隔を設ける突起部、 あるいは前記冷却器に固設され前記ドレンパンに当設し
    て両者間に所定間隔を設ける突起部の少なくともいずれ
    か一方の突起部を備えることを特徴とする請求項2に記
    載の冷却ユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013762A1 (ja) * 2004-08-04 2006-02-09 Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha 冷却貯蔵庫
JP2008292019A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫

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WO2006013762A1 (ja) * 2004-08-04 2006-02-09 Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha 冷却貯蔵庫
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