JP2004316942A - 配管整列装置 - Google Patents

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JP2004316942A JP2003107411A JP2003107411A JP2004316942A JP 2004316942 A JP2004316942 A JP 2004316942A JP 2003107411 A JP2003107411 A JP 2003107411A JP 2003107411 A JP2003107411 A JP 2003107411A JP 2004316942 A JP2004316942 A JP 2004316942A
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Masayuki Sekine
昌之 関根
Fumio Yashima
文雄 八島
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

【課題】金物の数量を少なくして、金物の製作コストと溶接作業の低減を図る。
【解決手段】平行に配列されたボイラ伝熱管の隣同士を互いに係合して配管1、1aの振動を抑制する配管整列装置2において、一方の配管1aには中心面が両方の配管1、1aの中心線6を含む平面7と一致し、基端が配管1aに溶接され、先端には手前方向に向って開いたV字状の部材4aを有する矢印状の金物4が取り付けられ、他方の配管1には基端が配管1に溶接され、先端が手前方向に開いた一対の鉤状の金物3、3が、上記矢印状の金物4を挟んで平行に取り付けられてなり、上記矢印状の金物4の部材4aの先端の内面4bと鉤状の部材3、3の先端3a、3aの内面3b、3bとは面接触するように当接している。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管整列装置に係り、特に平行に配列されたボイラ伝熱管の隣同士を互いに係合して配管の振動を抑制する配管整列装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ボイラなどの熱交換器では、伝熱管は外部を流れる高温の気体により振動が発生し、付け根に大きな応力がかかる。
【0003】
このような配管の振動を抑制するため、たとえば、特許文献1に示すように、平行に配列された多数のボイラ伝熱管の隣同士を配管整列装置により連結するようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−18504
【0005】
図3は特許文献1に開示された配管整列装置の概略図であり、図4は図3のA矢視図である。図3および図4において、a、bはボイラの管寄せである。管寄せa、bは、伝熱管cによって連通されており、該伝熱配管cの途中の受熱部d、eは屈曲成形されている。iは棒状スライドスペーサ(係合金物)である。スライドスペーサiは、伝熱配管cが自由に膨張収縮ができるように互いに摺動可能になっている。jはV字状溝である。kは係合金物iと配管cとの溶接部である。
【0006】
上記隣接する配管c同士は、隣接した上下方向2段の配管整列装置hにより連結され、平行に、かつ、所要の間隔に維持されている。
【0007】
図5(A)は従来の他の配管整列装置の概略図であり、図5(B)は図5(A)の一部拡大斜視図である。屈曲部s付近では伝熱管同志を係合しても意味がないので、屈曲部sを挟む配管同志を連結せず、図5(A)に示すような配置になっている。図5(A)、(B)において、m、nは一対のボイラ伝熱配管である。oは配管整列装置である。配管整列装置oは、隣り合う配管m、nに基端がそれぞれ溶接され、先端には略L字状の鉤部材を有する係合金物p、qが取り付けられ、双方の先端の内面が面接触するように当接して隣同士を互いに係合するように構成している。ここでは係合金物p、qを上下方向に3段設けている。rは溶接部である。係合金物p、qを、たとえば、図5(B)の最上段のもの一対にすると、配管nから見て配管mが右方向に動こうとする場合には動きを拘束するが、逆に左方向に動こうとする場合には拘束しないことになり、振動抑制効果が半減してしまう。そのため図5(B)に示すように、係合金物p、qの向きを互いに反対にして、かつ、上下方向に隣接して2段以上設ける必要がある。
【0008】
図6は従来の他の配管整列装置の正面図である。なお、図6に示す配管整列装置は、図5に示す配管整列装置oと係合金物の形状が相違するだけで、同様の構成を有しており、同じ部材には同じ符号を付して説明し、重複する説明は省略する。oは配管整列装置である。隣り合う配管m、nには、先端に略レ字状の鉤部材を有する係合金物p1、q1が取り付けられ、双方の先端の内面が面接触するように当接して隣同士を互いに係合するように構成している。この場合も上下方向に隣接して2段以上設ける必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように、係合金物p、qは上下方向に隣接して2段以上設ける必要があるので、金物の数量が多くなり、金物の製作コストが嵩むだけでなく、取り付けが耐圧部分の配管への溶接であるため、高度の溶接技術が要求されるので、溶接作業に多大な労力を要する。
【0010】
本発明は、従来技術のかかる問題点に鑑み案出されたもので、配管の振動を確実に抑制しながら、金物の数量を少なくして、金物の製作コストおよび重量の低減を図り、かつ、溶接作業の低減を図ることのできる配管整列装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の配管整列装置は、平行に配列されたボイラ伝熱管の隣同士を互いに係合して配管の振動を抑制する配管整列装置において、一方の配管には中心面が両方の配管の中心線を含む平面と一致し、基端が配管に溶接され、先端には手前方向に向って開いたV字状の部材を有する矢印状の金物が取り付けられ、他方の配管には基端が配管に溶接され、先端が手前方向に開いた一対の鉤状の金物が、上記矢印状の金物を挟んで平行に取り付けられてなり、上記矢印状の金物の部材の先端の内面と鉤状の部材の先端の内面とは面接触するように当接しているものである。
【0012】
上記矢印状の金物および鉤状の金物は、鍛造法により成形されるのが好ましい。
【0013】
次に本発明の作用を説明する。平行に配列されたボイラ伝熱管の隣同士を、一方の配管には先端に手前方向に向って開いたV字状の部材を有する矢印状の金物を取り付け、他方の配管には先端が手前方向に開いた一対のレ字状の部材を有する鉤状の金物を、上記矢印状の金物を挟んで平行に取り付け、上記矢印状の金物のV字状の部材の先端の内面と鉤状の部材の先端の内面とを面接触するように当接しているので、配管の振動を確実に抑制するとともに、上下2段ないし3段に配置しなくてもよくなり、金物の数量を少なくして、金物の製作コストおよび重量の低減を図り、かつ、溶接作業の低減を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の配管整列装置の概略図である。図2は図1のA矢視図である。図1および図2において、1、1aは平行に配列されたボイラ伝熱管の隣り合う配管である。図1に示すように、ボイラ伝熱管1は中間で折り曲げてパネル状に形成されている。2は配管1、1aを互いに係合する配管整列装置である。4は一方の配管1aに取り付けられた矢印状の金物で、中心面が両方の配管1、1aの中心線6を含む平面7と一致し、基端が配管1aに溶接され、先端には手前方向に向って開いたV字状の部材4aを有している。3、3は他方の配管1に取り付けられた一対の鉤状の金物で、基端が配管1に溶接され、先端3a、3aは手前方向に開いた鉤部材を有していてレ字状になっており、矢印状の金物4を挟んで平行に取り付けられている。矢印状の金物4の先端のV字状の部材4aの内面4bと、鉤状の部材3、3の先端3a、3aの内面3b、3bとは面接触するように当接している。5は鉤状の金物3、3の基端と配管1、矢印状の金物4の基端と配管1aとの溶接部である。このように配管整列装置2は、矢印状の金物4と一対の鉤状の金物3、3とによって構成されている。これら矢印状の金物4および鉤状の金物3、3は、鍛造法により成形されている。
【0015】
次に本実施形態の作用を説明する。平行に配列されたボイラ伝熱管1、1aの隣同士を、一方の配管1aには先端に手前方向に向って開いたV字状の部材4aを有する矢印状の金物4を取り付け、他方の配管1には先端3a、3aが手前方向に開いた一対の鉤状の金物3、3を、上記矢印状の金物4を挟んで平行に取り付け、上記矢印状の金物4のV字状の部材の先端4aの内面4bと鉤状の部材3の先端3a、3aの内面3b、3bとを面接触するように当接している。したがって、配管1と配管1aとが相対的に左右方向に動こうとしても、その動きを左右両方向とも拘束するので、図5に示すように、上下方向に2段以上配置しなくても配管1、1aの振動を確実に抑制する。また、配管1、1aに熱膨張の差があっても、当接面3b、3bは配管1、1aの中心線方向に摺動可能なので問題ない。金物3、4は、図5に示すように、2段以上隣接して上下方向に並べて配置しなくてもよいので、数量が少なくてすみ、金物3、4の製作コストおよび重量の低減を図り、かつ、溶接作業の低減を図ることができる。
【0016】
本発明は、以上述べた実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0017】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の配管整列装置は、矢印状の金物と鉤状の部材とを1段取り付ければよいので、配管の振動を確実に抑制しながら、金物の数量を少なくして、金物の製作コストおよび重量の低減を図り、かつ、溶接作業の低減を図ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管整列装置の概略図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】特許文献1に開示された配管整列装置の概略図である。
【図4】図3のA矢視図である。
【図5】(A)は従来の配管整列装置の概略図、(B)は図5(A)の一部拡大図である。
【図6】従来の配管整列装置の正面図である。
【符号の説明】
1、1a 配管
2 配管整列装置
3、3 一対の鉤状の金物
4 矢印状の金物
5 溶接部
6 中心線
7 平面

Claims (2)

  1. 平行に配列されたボイラ伝熱管の隣同士を互いに係合して配管の振動を抑制する配管整列装置において、一方の配管には中心面が両方の配管の中心線を含む平面と一致し、基端が配管に溶接され、先端には手前方向に向って開いたV字状の部材を有する矢印状の金物が取り付けられ、他方の配管には基端が配管に溶接され、先端が手前方向に開いた一対の鉤状の金物が、上記矢印状の金物を挟んで平行に取り付けられてなり、上記矢印状の金物の部材の先端の内面と鉤状の部材の先端の内面とは面接触するように当接していることを特徴とする配管整列装置。
  2. 上記矢印状の金物および鉤状の金物は、鍛造法により成形された請求項1記載の配管整列装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106122925A (zh) * 2016-08-12 2016-11-16 无锡欧玛森远洋工程设备有限公司 一种工业锅炉换热用蛇形管
WO2017057814A1 (ko) * 2015-10-02 2017-04-06 두산중공업 주식회사 보일러용 슬라이딩 커넥터

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