JP2006214625A - 排熱回収ボイラ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減して短時間での設置が可能で、点検時に垂直ガスパス防止板を取り外す必要がなく、点検作業が簡便で時間短縮が可能な排熱回収ボイラを提供する。
【解決手段】伝熱管11の上、下端部に水平ガスパス防止板6,7を設け、上側水平ガスパス防止板6,7の燃焼排ガス流れ方向上流側端部と上面ダクトケーシング4の間、下側水平ガスパス防止板6,7の燃焼排ガス流れ方向上流側端部と下面ダクトケーシング5の間を垂直ガスパス防止板8で閉塞し、上側水平ガスパス防止板6,7の燃焼排ガス流れ方向下流側端部と上面ダクトケーシング4の間、下側水平ガスパス防止板6,7の燃焼排ガス流れ方向下流側端部と下面ダクトケーシング5との間に垂直ガスパス防止板を設置しないで空間部19を形成したことを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、ガスタービンの燃焼排ガス等より熱を回収する排熱回収ボイラに係り、特にその排熱回収ボイラ内のガスパス防止構造に関するものである。
従来技術
従来の排熱回収ボイラならびにガスパス防止構造の一例を、図8ないし図14を用いて説明する。
図8において、排熱回収ボイラへ流入した燃焼排ガスGは、それの流れ方向(図中の矢印方向)と直交するように配置された伝熱管群1と熱交換したのち排熱回収ボイラから排出される。
図中の2は上部管寄せ、3は下部管寄せ、4は上面ダクトケーシング、5は下面ダクトケーシングである。
この排熱回収ボイラにおいて燃焼排ガスGと伝熱管群1との間で効率良く熱交換を行わせるためには、伝熱管群1以外へ流れるガスショートパスを防止する必要がある。その一例として、伝熱管群1の(フィン付伝熱管)の両端部から管寄せ2,3の部分をガスパス防止板7,8,9,10で囲んでいる。
図9は伝熱管群の上端部におけるガスパス防止構造を示す正面図、図10はその上端部の一部拡大正面図、図11は伝熱管群の下端部におけるガスパス防止構造を示す正面図、図12はその下端部の一部拡大正面図、図13は水平ガスパス防止板でフィン付き伝熱管を挟む前の状態を示す平面図、図14は水平ガスパス防止板でフィン付き伝熱管を挟んだ状態を示す平面図である。
伝熱管群1を構成する多数のフィン付き伝熱管11の上端部ならびに下端部は、伝熱管群1の組立時に水平ガスパス防止板7、10で挟み込んでいた。この状態が図13ならびに図14に示されている。
図13ならびに図14は3列のフィン付伝熱管11を挟み込む例を示しており、内側に配置される2枚の水平ガスパス防止板10a,10bと、外側に配置される2枚の水平ガスパス防止板7a,7bとで3列のフィン付伝熱管11a〜11cを挟み込む構造になっている。
図13に示すように、前記第1の水平ガスパス防止板10aにおける第1列目のフィン付伝熱管11aと対向する端部は直線状になっており、第2列目のフィン付伝熱管11bと対向する端部には半円型切欠部20aがそれぞれ形成されている。
また前記第2の水平ガスパス防止板10bにおける第2列目のフィン付伝熱管11bと対向する端部には半円型切欠部20bがそれぞれ形成され、第3列目のフィン付伝熱管11cと対向する端部は直線状になっている。
さらに前記第1の水平ガスパス防止板7aにおける第1列目のフィン付伝熱管11aと対向する端部には、U字型切欠部21aがそれぞれ形成されている。前記第2の水平ガスパス防止板7bにおける第3列目のフィン付伝熱管11cと対向する端部には、U字型切欠部21bがそれぞれ形成されている。
第1列目のフィン付伝熱管11aを水平ガスパス防止板10aと水平ガスパス防止板7aで両側から挟み込むように、第2列目のフィン付伝熱管11bを水平ガスパス防止板10aと水平ガスパス防止板10bで両側から挟み込むように、第3列目のフィン付伝熱管11cを水平ガスパス防止板10bと水平ガスパス防止板7bで両側から挟み込むようにして組み合わせる。
図8、図9ならびに図11に示すように、上側に設置された水平ガスパス防止板7,10の燃焼排ガス流れ方向上流側端部と上面ダクトケーシング4との間は垂直ガスパス防止板8で閉塞されている。また、上側に設置された水平ガスパス防止板7,10の燃焼排ガス流れ方向下流側端部と上面ダクトケーシング4との間は垂直ガスパス防止板9で閉塞されている。
さらに下側に設置された水平ガスパス防止板7,10の燃焼排ガス流れ方向上流側端部と下面ダクトケーシング5との間は垂直ガスパス防止板8で閉塞されている。さらにまた、下側に設置された水平ガスパス防止板7,10の燃焼排ガス流れ方向下流側端部と下面ダクトケーシング5との間は垂直ガスパス防止板9で閉塞されている。
なお、この種のガスショートパスの防止構造に関しては、例えば下記のような特許文献を挙げることができる。
特開平9−264503号公報 特開平6−300210号公報 特開2002−106805号公報 実公平6−19923号公報
前述した従来の構造では、伝熱管群の水平方向及び垂直方向にガスパス防止板を設置することにより燃焼排ガスのショートパスを防止するという機能は果たしていたが、使用するガスパス防止板の数が多く、短時間での設置作業が困難という問題があった。
また、管寄せとダクトケーシングの間に設置される垂直ガスパス防止板が伝熱管群の排ガス流れ方向上流側と下流側の両方に設置されているため、定期点検時に管寄せ等を点検するために、垂直ガスパス防止板を取り外さなければ点検できないことが問題であった。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、部品点数を削減して短時間での設置が可能で、しかも管寄せなどの点検時に従来のように垂直ガスパス防止板を取り外す必要がなく、点検作業が簡便で時間短縮が可能な排熱回収ボイラを提供するものである。
前記目的を達成するため本発明は、上面ダクトケーシングと下面ダクトケーシングと両側面ダクトケーシングで形成されて内部を燃焼排ガスが流通するダクトと、そのダクト内に前記燃焼排ガスの流れ方向と直交するように配置された伝熱管群とを備えた排熱回収ボイラを対象とするものである。
そして本発明の第1の手段は、前記伝熱管群を構成する伝熱管の上端部ならびに下端部に、前記燃焼排ガスの流れ方向に沿って延びる水平ガスパス防止板をそれぞれ設けるとともに、
当該伝熱管群の燃焼排ガス流れ方向上流側で、前記上側水平ガスパス防止板の燃焼排ガス流れ方向上流側端部と前記上面ダクトケーシングとの間、ならびに前記下側水平ガスパス防止板の燃焼排ガス流れ方向上流側端部と前記下面ダクトケーシングとの間を垂直ガスパス防止板で閉塞し、
当該伝熱管群の燃焼排ガス流れ方向下流側で、前記上側水平ガスパス防止板の燃焼排ガス流れ方向下流側端部と前記上面ダクトケーシングとの間、ならびに前記下側水平ガスパス防止板の燃焼排ガス流れ方向下流側端部と前記下面ダクトケーシングとの間に垂直ガスパス防止板を設置しないで空間部を形成したことを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記水平ガスパス防止板が、前記伝熱管と対向する端部に伝熱管の外周部と同じ形状の円弧状の切欠部を形成した複数に分割された水平ガスパス防止板からなり、前記伝熱管の端部を前記分割した水平ガスパス防止板で挟んだことを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第2の手段において、前記分割した水平ガスパス防止板が、第1の内側水平ガスパス防止板と、第2の内側水平ガスパス防止板と、第1の外側水平ガスパス防止板と、第2の外側水平ガスパス防止板とで構成され、
前記第1の内側水平ガスパス防止板における第1列目の伝熱管と対向する端部に平面形状がU字型をした切欠部が形成され、第2列目の伝熱管と対向する端部に平面形状が半円型をした切欠部が形成され、
前記第2の内側水平ガスパス防止板における第2列目の伝熱管と対向する端部に平面形状が半円型をした切欠部が形成され、第3列目の伝熱管と対向する端部に平面形状がU字型をした切欠部が形成され、
前記第1の外側水平ガスパス防止板における第1列目の伝熱管と対向する端部に平面形状がU字型をした切欠部が形成され、前記第2の外側水平ガスパス防止板における第3列目の伝熱管と対向する端部に平面形状がU字型をした切欠部が形成されて、
前記第1列目の伝熱管を前記第1の内側水平ガスパス防止板と前記第1の外側水平ガスパス防止板で両側から挟んで、前記第2列目の伝熱管を前記第1の内側水平ガスパス防止板と前記第2の内側水平ガスパス防止板で両側から挟んで、前記第3列目の伝熱管を前記第2の内側水平ガスパス防止板と前記第2の外側水平ガスパス防止板で両側から挟んだことを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第3の手段において、前記第1の内側水平ガスパス防止板におけるU字型切欠部の間に形成されている舌片部と、前記第1の外側水平ガスパス防止板におけるU字型切欠部の間に形成されている舌片部とを重ねて、前記第2の内側水平ガスパス防止板におけるU字型切欠部の間に形成されている舌片部と、前記第2の外側水平ガスパス防止板におけるU字型切欠部の間に形成されている舌片部とを重ねたことを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は前記第4の手段において、前記内側水平ガスパス防止板の舌片部と外側水平ガスパス防止板の舌片部との重合部を溶接したことを特徴とするものである。
本発明の第6の手段は前記第3ないし第5のいずれかの手段において、前記第1の内側水平ガスパス防止板と第2の内側水平ガスパス防止板との接合部を溶接したことを特徴とするものである。
本発明によれば、伝熱管の外周部と同じ形状の円弧状切欠部を形成した複数の水平ガスパス防止板で伝熱管の端部を挟み込むことで、燃焼排ガス流れ方向下流に設置していた垂直ガスパス防止板を省略することができる。
そのために垂直ガスパス防止板の数が半減でき、現地据付作業の効率向上とコストの低減が図れる。さらに、従来は点検時などに垂直ガスパス防止板を取り外し後に伝熱管パネル内へ出入りしていたが、下流側垂直ガスパス防止板を省略することにより垂直ガスパス防止板取り外しが不要となり、メンテナンスし易くなるなどの特長を有している。
本発明の実施形態について図1ないし図7を用いて説明する。図1は伝熱管群の上端部におけるガスパス防止構造を示す正面図、図2はその上端部の一部拡大正面図ならびに一部拡大斜視図、図3は伝熱管群の下端部におけるガスパス防止構造を示す正面図、図4はその下端部の一部拡大正面図、図5は水平ガスパス防止板でフィン付き伝熱管を挟む前の状態を示す平面図、図6は水平ガスパス防止板でフィン付き伝熱管を挟んだ状態を示す平面図、図7は廃熱回収ボイラの概略構成図である。
図7に示すように燃焼排ガスGが流通するダクトは、上面ダクトケーシング4と下面ダクトケーシング5と両側面ダクトケーシング(図示せず)で形成され、その内部に多数の伝熱管群1が設置されている。
伝熱管群1は図6に示すように互い違いにずれて整列された無数のフィン付伝熱管11から構成され、各フィン付伝熱管11の上下両端部(フィン無しの部分)には図7に示すように水平ガスパス防止板6,7が水平方向に設置されている。
図5ならびに図6は3列のフィン付伝熱管11を挟み込む例を示しており、内側に配置される2枚の水平ガスパス防止板6a,6bと、外側に配置される2枚の水平ガスパス防止板7a,7bとで3列のフィン付伝熱管11を挟み込む構造になっている。従って水平ガスパス防止板の全体は、これら分割した水平ガスパス防止板6a,6b,7a,7bの組み合わせによって構成されることになる。
図5に示すように、前記第1の水平ガスパス防止板6aにおける第1列目のフィン付伝熱管11aと対向する端部には平行部と円弧部が連続した平面形状がU字型をしたU字型切欠部12aがそれぞれ形成され、第2列目のフィン付伝熱管11bと対向する端部には円弧部からなる平面形状が半円型をした半円型切欠部13aがそれぞれ形成されている。
また前記第2の水平ガスパス防止板6bにおける第2列目のフィン付伝熱管11bと対向する端部には平面形状が半円型をした半円型切欠部13bがそれぞれ形成され、第3列目のフィン付伝熱管11cと対向する端部には平面形状がU字型をしたU字型切欠部12bがそれぞれ形成されている。
さらに前記第1の水平ガスパス防止板7aにおける第1列目のフィン付伝熱管11aと対向する端部には、平面形状がU字型をしたU字型切欠部14aがそれぞれ形成されている。前記第2の水平ガスパス防止板7bの第3列目のフィン付伝熱管11cと対向する端部には、平面形状がU字型をしたU字型切欠部14bがそれぞれ形成されている。
第1列目のフィン付伝熱管11aを水平ガスパス防止板6aと水平ガスパス防止板7aで両側から挟み込むように、第2列目のフィン付伝熱管11bを水平ガスパス防止板6aと水平ガスパス防止板6bで両側から挟み込むように、第3列目のフィン付伝熱管11cを水平ガスパス防止板6bと水平ガスパス防止板7bで両側から挟み込むようにして組み合わせて、水平ガスパス防止板6,7付きの伝熱管群1を構成する。
この際図6に示すように、水平ガスパス防止板6a,6bは水平ガスパス防止板7a,7bの上になるようにして組み合わせ、水平ガスパス防止板6a(6b)のU字型切欠部12a(12b)と隣のU字型切欠部12a(12b)の間に形成されている舌片部16が、水平ガスパス防止板7a(7b)のU字型切欠部14a(14b)と隣のU字型切欠部14a(14b)の間に形成されている舌片部17の上に重ねられる。また水平ガスパス防止板6aと水平ガスパス防止板6bの端部は接合される。
なお、水平ガスパス防止板6a,6b,7a,7bに形成されている切欠部12a,12b,13a,13b,14a,14bは、それの配列方向の一個所をアンカーポイント15とし、その他はボイラ運転時のフィン付伝熱管11と水平ガスパス防止板6a,6b,7a,7bとの熱伸び差を考慮した切欠部となっている。
前記アンカーポイント15の個所では、切欠部12a,12b,13a,13b,14a,14bの半円部の内径がフィンが無い部分の伝熱管11の外径と略同寸で、密に嵌合するようになっている。なお、アンカーポイント15でない個所の切欠部12a,12b,13a,13b,14a,14bでも伝熱管11との間隙は極僅かであり、伝熱管11と切欠部12a,12b,13a,13b,14a,14bの間からガスのショートパスは実質的に殆ど生じない程度の間隙である。
前記水平ガスパス防止板6a,6b,7a,7bは、例えば図2(a),(b)に示すように伝熱管11とバンド18との間で挟持されている。バンド18は2つに分割されており、ボルト締めによって伝熱管11に固定されている。図1ならびに図2(a)に示すように、伝熱管群1の上端部側に配置される水平ガスパス防止板6a,6b,7a,7bは、その上に設けられたバンド18により上方向の移動が阻止されている。一方、図3ならびに図4に示すように、伝熱管群1の下端部側に配置される水平ガスパス防止板6a,6b,7a,7bは、その下に設けられたバンド18により下方向の移動が阻止されている。
図1、図3ならびに図7に示すように、各伝熱管群1のガス流れ方向上流側において、前記上側水平ガスパス防止板6,7の燃焼排ガス流れ方向上流側端部と上面ダクトケーシング4との間、ならびに前記下側水平ガスパス防止板6,7の燃焼排ガス流れ方向上流側端部と下面ダクトケーシング4との間には垂直ガスパス防止板は設置されておらず、空間部19が形成されている。この空間部19は、例えば管寄せ2,3の定期点検時などに通路として利用される。
前述のような水平ガスパス防止板6、7を使用することにより伝熱管11の両端部におけるガスショートパスを防止することができるため、伝熱管群でガス流れ方向下流側に設置していた垂直ガスパス防止板を省略することができる。
本発明の実施形態に係る伝熱管群の上端部におけるガスパス防止構造を示す正面図である。 その上端部の一部拡大正面図(a)ならびに一部拡大斜視図(b)である。 伝熱管群の下端部におけるガスパス防止構造を示す正面図である。 その下端部の一部拡大正面図である。 水平ガスパス防止板でフィン付き伝熱管を挟む前の状態を示す平面図である。 水平ガスパス防止板でフィン付き伝熱管を挟んだ状態を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る廃熱回収ボイラの概略構成図である。 従来の排熱回収ボイラの概略構成図である。 その排熱回収ボイラの伝熱管群の上端部におけるガスパス防止構造を示す正面図である。 その上端部の一部拡大正面図である。 伝熱管群の下端部におけるガスパス防止構造を示す正面図である。 その下端部の一部拡大正面図である。 水平ガスパス防止板でフィン付き伝熱管を挟む前の状態を示す平面図である。 水平ガスパス防止板でフィン付き伝熱管を挟んだ状態を示す平面図である。
符号の説明
1:伝熱管群、2:上部管寄せ、3:下部管寄せ、4:上面ダクトケーシング、5:下面ダクトケーシング、6:水平ガスパス防止板(内側)、7:水平ガスパス防止板(外側)、8:ガス上流側垂直ガスパス防止板、11:フィン付き伝熱管、12a,12b:U字型切欠部、13a,13b:半円型切欠部、14a,14b:U字型切欠部、15:アンカーポイント、16,17:舌片部、18:バンド、19:空間部、G:燃焼排ガス。

Claims (6)

  1. 上面ダクトケーシングと下面ダクトケーシングと両側面ダクトケーシングで形成されて内部を燃焼排ガスが流通するダクトと、
    そのダクト内に前記燃焼排ガスの流れ方向と直交するように配置された伝熱管群とを備えた排熱回収ボイラにおいて、
    前記伝熱管群を構成する伝熱管の上端部ならびに下端部に、前記燃焼排ガスの流れ方向に沿って延びる水平ガスパス防止板をそれぞれ設けるとともに、
    当該伝熱管群の燃焼排ガス流れ方向上流側で、前記上側水平ガスパス防止板の燃焼排ガス流れ方向上流側端部と前記上面ダクトケーシングとの間、ならびに前記下側水平ガスパス防止板の燃焼排ガス流れ方向上流側端部と前記下面ダクトケーシングとの間を垂直ガスパス防止板で閉塞し、
    当該伝熱管群の燃焼排ガス流れ方向下流側で、前記上側水平ガスパス防止板の燃焼排ガス流れ方向下流側端部と前記上面ダクトケーシングとの間、ならびに前記下側水平ガスパス防止板の燃焼排ガス流れ方向下流側端部と前記下面ダクトケーシングとの間に垂直ガスパス防止板を設置しないで空間部を形成したことを特徴とする排熱回収ボイラ。
  2. 請求項1記載の排熱回収ボイラにおいて、前記水平ガスパス防止板が、前記伝熱管と対向する端部に伝熱管の外周部と同じ形状の円弧状の切欠部を形成した複数に分割された水平ガスパス防止板からなり、前記伝熱管の端部を前記分割した水平ガスパス防止板で挟んだことを特徴とする排熱回収ボイラ。
  3. 請求項2記載の排熱回収ボイラにおいて、前記分割した水平ガスパス防止板が、第1の内側水平ガスパス防止板と、第2の内側水平ガスパス防止板と、第1の外側水平ガスパス防止板と、第2の外側水平ガスパス防止板とで構成され、
    前記第1の内側水平ガスパス防止板における第1列目の伝熱管と対向する端部に平面形状がU字型をした切欠部が形成され、第2列目の伝熱管と対向する端部に平面形状が半円型をした切欠部が形成され、
    前記第2の内側水平ガスパス防止板における第2列目の伝熱管と対向する端部に平面形状が半円型をした切欠部が形成され、第3列目の伝熱管と対向する端部に平面形状がU字型をした切欠部が形成され、
    前記第1の外側水平ガスパス防止板における第1列目の伝熱管と対向する端部に平面形状がU字型をした切欠部が形成され、前記第2の外側水平ガスパス防止板における第3列目の伝熱管と対向する端部に平面形状がU字型をした切欠部が形成されて、
    前記第1列目の伝熱管を前記第1の内側水平ガスパス防止板と前記第1の外側水平ガスパス防止板で両側から挟んで、前記第2列目の伝熱管を前記第1の内側水平ガスパス防止板と前記第2の内側水平ガスパス防止板で両側から挟んで、前記第3列目の伝熱管を前記第2の内側水平ガスパス防止板と前記第2の外側水平ガスパス防止板で両側から挟んだことを特徴とする排熱回収ボイラ。
  4. 請求項3記載の排熱回収ボイラにおいて、前記第1の内側水平ガスパス防止板におけるU字型切欠部の間に形成されている舌片部と、前記第1の外側水平ガスパス防止板におけるU字型切欠部の間に形成されている舌片部とを重ねて、前記第2の内側水平ガスパス防止板におけるU字型切欠部の間に形成されている舌片部と、前記第2の外側水平ガスパス防止板におけるU字型切欠部の間に形成されている舌片部とを重ねたことを特徴とする排熱回収ボイラ。
  5. 請求項4記載の排熱回収ボイラにおいて、前記内側水平ガスパス防止板の舌片部と外側水平ガスパス防止板の舌片部との重合部を溶接したことを特徴とする排熱回収ボイラ。
  6. 請求項3ないし5のいずれか1項記載の排熱回収ボイラにおいて、前記第1の内側水平ガスパス防止板と第2の内側水平ガスパス防止板との接合部を溶接したことを特徴とする排熱回収ボイラ。
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