JP2018080864A - 空冷式熱交換器及びこれを用いた空冷式熱交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原子力施設の非常用冷却装置に採用する場合、高い熱交換効率及び良好な耐食性を確保しつつ大型化に伴う重量の増加及びコスト高を招くことのない空冷式熱交換器及び空冷式熱交換装置を提供する。【解決手段】複数の伝熱管31と、金属製の複数の伝熱フィン32を備えた伝熱ユニット10において、伝熱管31は、金属製の内管及び外管で構成される二重管で、伝熱フィン32は、伝熱管31の外管に対してろう付けにより接合され、伝熱管31の両端部には、伝熱管31の端部が貫通する管板22が配置されて、管板22に伝熱管31の内管の端部が溶接され、管板22には、管板22との間で複数の伝熱管31に被冷却流体を流通させる水室40を形成するヘッダ41が溶接されている。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、原子力発電施設の非常用冷却装置に用いるのに好適な空冷式熱交換器及びこれを用いた空冷式熱交換装置に関するものである。
上記した原子力発電施設の非常用冷却装置には、通常、熱交換効率の良い水冷式熱交換器が用いられる。但し、この水冷式熱交換器は、冷却媒体である水や海水の供給が遮断されると、冷却機能が損なわれてしまうので、多重安全対策として、この水冷式熱交換器の他に空冷式熱交換器を併設することが計画されている。
また、原子力発電施設は海岸沿いに設置されている。このため、塩害による腐食を受けやすい環境にあり、室外に置かれる空冷式熱交換器には高い耐食性が求められる。
適用例は少ないが、既設の原子力発電施設の非常用空冷式熱交換器としてラウンドフィン型の伝熱フィンチューブを用いた空冷式熱交換器を採用している実例がある。本伝熱フィンチューブは、転造等の機械加工によって炭素鋼の内管にアルミニウム合金製のフィンを形成したものである。
但し、この空冷式熱交換器は、水冷式のものと比べて冷却性能が低いため、装置が大型化し、これに伴って全体重量が増加すると共にコスト高となるという課題がある。
一方、空調装置や、自動車のラジエター等の産業用空冷式熱交換器では、伝熱管の細径化、楕円型伝熱管や内面溝付管の採用、伝熱促進機構を有するフィン(コルゲートフィン、スリットフィン、ルーバーフィン等)の採用、全アルミ型熱交換器の採用といった様々な改造や開発が成されており、冷却性能の向上が図られている。
これらの産業用空冷式熱交換器の技術を原子力用に適用することができれば、装置の小型化、重量削減及びコストの削減が可能となるが、原子力用への適用については、使用する材料や構造に原子力関連法規及び原子力関連規格による厳しい制限があることから、一般産業用の空冷式熱交換器をそのまま用いることができない。
最近において、腐食環境下で稼働するための耐食性の要求と、小型化及びコスト低減の要求の双方に応じるべく、特許文献1に記載されているような空冷式熱交換器の採用が検討されている。
この特許文献1に記載された空冷式熱交換器は、銅製の内管及びアルミニウム製の外管で構成される二重管と、アルミニウム製フィンを用いることにより、銅の高熱伝導性とアルミニウムの耐食性及び高熱伝導性を活かして、腐食環境下での耐食性を有しつつ、小型化及びコスト低減を図る空調設備用熱交換器である。
フィンと伝熱管は、フィンの圧入又は伝熱管の拡管により接続される。また、伝熱管同士は、銅製の内管と銅製の継手管のろう付け又はアルミニウム製の外管とアルミニウム製の継手管のろう付けにより接続される。
特開2015-049016号公報
ところが、原子力用の空冷式熱交換器の被冷却流体が流れる伝熱管には、原子力関連法規及び原子力関連規格で用いることができる材料が限定されており、上記した従来の特許文献1に記載された空冷式熱交換器のような産業用空冷式熱交換器で用いられている良好な伝熱性及び耐食性を有するアルミニウム等の伝熱管はそのままでは用いることができない。また、上記した従来の空冷式熱交換器において伝熱管同士の接合に用いられるろう付けも、原子力関連法規及び原子力関連規格では認められていないので、原子力用の空冷式熱交換器として採用するには難があり、結局、耐食性を有しつつ小型軽量化及び低コスト化を望む要求に応えることができず、この問題を解決することが従来の課題となっていた。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、例えば、原子力施設の非常用冷却装置に採用する場合、原子力関連法規及び規格(原子力発電設備規格等)を満たして高い熱性能及び良好な耐食性を確保したうえで、小型軽量化及びコストダウンを実現することができる空冷式熱交換器及びこれを用いた空冷式熱交換装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様は、互いに間隔をもって配置される複数の伝熱管と、前記伝熱管に該伝熱管の長手方向に互いに間隔をもって配置される金属製の複数の伝熱フィンを備えた空冷式熱交換器において、前記伝熱管は、金属製の内管及び外管を具備した二重管構造を成し、前記伝熱管の両端部には、該伝熱管の端部が貫通する管板が配置されて、該管板に前記伝熱管の前記内管の端部が接合され、前記管板には、該管板との間で前記複数の伝熱管に被冷却流体を流通させる水室を形成するヘッダが接合されている構成としている。
本発明の第2の態様において、前記伝熱フィンは、前記伝熱管の前記外管に対してろう付けされ、前記伝熱管の前記内管の端部と前記管板とは溶接により接合され、前記管板と前記ヘッダとは溶接により接合されている構成としている。
本発明の第3の態様において、前記被冷却流体の圧力バウンダリ(境界)となる前記伝熱管の前記内管と、前記管板と、前記ヘッダは、いずれも原子力関連法規及び原子力関連規格(発電用原子力設備規格等)に適合する金属材料で構成される。
なお、原子力関連法規及び原子力関連規格(発電用原子力設備規格等)として、例えば以下のものがある。
・電気事業法
・電気事業法施行令
・発電用原子炉設備に関する技術基準を定める省令
・発電用原子力設備規格 設計・建設規格
・発電用原子力設備規格 材料規格
本発明の第4の態様において、前記伝熱フィンは、前記複数の伝熱管の間で連続してプレート状を成している構成としている。
本発明の第5の態様において、プレート状を成す前記伝熱フィンには、熱伝達を促進する伝熱促進機構が設けられている構成としている。
一方、本発明の第6の態様に係る空冷式熱交換装置は、架構と、前記架構に支持される送風機と、前記架構における前記送風機による冷却空気が通過する位置に支持される請求項1から4のいずれかの項に記載の空冷式熱交換器と、前記送風機により吸引される前記冷却空気を前記空冷式熱交換器から前記送風機に導くエアダクトと、前記空冷式熱交換器の前記水室に対する被冷却流体の導入排出を行う配管を備えている構成としている。
本発明に係る空冷式熱交換器では、例えば、原子力施設の非常用冷却装置に採用する場合、原子力関連法規及び規格(原子力発電設備規格等)を満たして高い熱性能及び良好な耐食性を確保しつつ、小型軽量化及びコストダウンを実現することが可能になるという非常に優れた効果がもたらされる。
本発明の一実施形態に係る空冷式熱交換装置の正面説明図(a)及び平面説明図(b)である。 図1における空冷式熱交換装置の伝熱ユニットの正面説明図(a),平面説明図(b)及び側面説明図(c)である。 図2(a)における伝熱ユニットの管端部の部分拡大断面説明図(a),図3(a)のA−A線位置に基づく断面説明図(b),伝熱促進機構の一構成例であるスリットの図3(b)のB−B線位置に基づく断面説明図(c)及び伝熱促進機構の他の構成例であるルーバの図3(b)のB−B線相当位置に基づく断面説明図(d)である。 図2における伝熱ユニットの水室部分の拡大断面説明図である。 図2における伝熱ユニットの水室部分の他の構成例を示す拡大断面説明図である。
以下、本発明に係る空冷式熱交換器及びこれを用いた空冷式熱交換器の製造方法並びに空冷式熱交換装置を図面に基づいて説明する。
図1から図5は、本発明に係る空冷式熱交換器及びこれを用いた空冷式熱交換装置の一実施形態を示しており、この実施形態では、本発明に係る空冷式熱交換装置が原子力施設の非常用冷却装置に採用される熱交換装置である場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、この空冷式熱交換装置1は、架構4と、この架構4に支えられる複数枚の天板5にそれぞれ組み付けられた複数の送風機6と、架構4内に配置された複数の伝熱ユニット(空冷式熱交換器)10と、送風機6により吸引される外気(冷却空気F)の大半を伝熱ユニット10から送風機6に導くエアダクト8と、複数の伝熱ユニット10に対する被冷却流体の導入排出を行う配管7を備えている。
複数の伝熱ユニット10は、架構4内において送風機6による冷却空気Fが通過する位置に水平に支持されている。なお、伝熱ユニット10は、架構4内において斜めに配置されていてもよい。
伝熱ユニット10は、図2に示すように、複数の伝熱管31及び伝熱管31の長手方向に互いに間隔をもって重ねて配置される複数の伝熱フィン32を具備した伝熱エレメント30と、管板22及びヘッダ41を具備した後述する水室40と、サイドフレーム21を備えており、サイドフレーム21及び水室40の構成部材はいずれも炭素鋼から成っている。
伝熱エレメント30の伝熱管31は、図3(a)に示すように、内管31A及び外管31Bを具備した二重管構造を成しており、この実施形態において、伝熱管31の内管31Aは原子力関連法規及び規格(発電用原子力設備規格等)に適合する炭素鋼から成り、外管31Bはアルミニウム合金から成っている。
複数の伝熱管31は、互に間隔をもって平行に並べて配置されており、図3(b)に示すように、冷却空気Fの流れの方向に複数の段(この実施形態では4段)を成すようにして全体で千鳥状に配置されている。
この伝熱管31の両端部は管板22に接続されている。この場合、管板22には、伝熱管31の端部が挿入される貫通孔22aが形成されており、伝熱管31における内管31Aの端部31Aaは、管板22の貫通孔22aに隙間のない状態で挿入されて溶接により接合されている。内管31Aの腐食を防止するために、伝熱管31における外管31Bの端部31Baも貫通孔22aに挿入され、伝熱管31を内面から拡管することにより、外管31Bの端部31Baは管板22に密着状態となり、これにより内管31Aは外気から遮断される。図3(a)における符号W1は溶接による溶接部である。
一方、伝熱フィン32は、複数の伝熱管31の間で連続して全体でプレート状を成すプレートフィンであり、伝熱管31の外管31Bと同じくアルミニウム合金から成っている。
伝熱管31の外管31Bはろう材で被覆されており、伝熱フィン32は、伝熱管31の外管31Bに対してろう付けされている。
プレート状を成す伝熱フィン32において、この伝熱フィン32を千鳥状に貫通する複数の伝熱管31の間には、伝熱促進機構としてのスリット33aが配置されている。このスリット33aは、図3(c)に拡大して示すように、伝熱フィン32を切り欠いて形成されており、これにより複数の伝熱管31の間を通過する冷却空気Fの流れを乱して、複数の伝熱管31と冷却空気Fとの間の熱伝達を促進する。
なお、伝熱促進機構は、このスリット33aに限定されるものではなく、図3(d)に拡大して示すように、プレート状を成す伝熱フィン32の伝熱管31の間に形成された複数のルーバ33bであってもよい。
また、伝熱ユニット10は、図4に示すように、複数の伝熱管31に被冷却流体を流すための水室40を伝熱管31の両端部に備えている。
この水室40は、炭素鋼から成る管板22に同じく炭素鋼から成るヘッダ41を溶接により接合することで形成されており、図4の右側(図2(a),(b)の右側)に位置する一方の水室40を構成するヘッダ41には、図2(c)に示すように、被冷却流体が流れる配管7に接続される入口ノズル42in及び出口ノズル42outが配置されている。図4における符号W2は溶接部である。
この場合、一方の水室40は、その内部に配置されたコ字状の炭素鋼から成る仕切板43a及び平板状の炭素鋼から成る仕切板43bによって3つの流路40A,40B,40Cに分割されており、他方の水室40(図2(a),(b)及び図4の左側の水室40)は、その内部に配置された平板状の炭素鋼から成る仕切板44によって2つの流路40D,40Eに分割されている。
なお、図5に示すように、平板状の炭素鋼から成る2枚の仕切板43Sを水室40内に配置することで、一方の水室40を3つの流路40A,40B,40Cに分割するようにしてもよい。
流路40Aは4段で並ぶ伝熱管31のうちの1段目(図4最下部)に位置する複数の伝熱管31(伝熱管31群)と入口ノズル42inとを繋ぎ、流路40B,40D,40Eは隣接する段に位置する伝熱管31群同士を繋ぎ、流路40Cは4段で並ぶ伝熱管31のうちの4段目(図4最上部)に位置する伝熱管31群と出口ノズル42outとを繋ぐようになっている。
つまり、入口ノズル42inから導入される被冷却流体は、白抜き矢印に示すように、流路40A→1段目の伝熱管31群→流路40D→2段目の伝熱管31群→流路40B→3段目の伝熱管31群→流路40E→4段目の伝熱管31群→流路40Cの順に流れて、出口ノズル42outから排出されるようになっている。
本実施形態による伝熱ユニット10及び空冷式熱交換装置1では、伝熱ユニット10における二重管構造の伝熱管31の内管31Aを管板22に溶接により接合すると共に、この管板22にヘッダ41を溶接により接合して水室40を形成するようにしているので、伝熱管31における被冷却流体の確実な流通が成されることとなる。つまり、被冷却流体が外部に漏れることがなく、被冷却流体が放射能化していたとしても、放射性物質の外部漏洩を防ぐことができる。
また、本実施形態による伝熱ユニット10及び空冷式熱交換装置1では、伝熱ユニット10における二重管構造の伝熱管31の内管31Aに原子力関連法規及び規格(発電用原子力設備規格等)を満たす炭素鋼を採用すると共に、水室40を構成する管板22及びヘッダ41にも同じ炭素鋼を採用しているので、原子力設備への採用が可能となる。
さらに、本実施形態による伝熱ユニット10及び空冷式熱交換装置1では、伝熱ユニット10における伝熱管31の外管31Bに対して伝熱フィン32がろう付けされているので、伝熱管31と伝熱フィン32との確実な接合が保証されて、伝熱面積を正確に算出し得る。
さらにまた、本実施形態による伝熱ユニット10における伝熱管31と伝熱フィン32との熱抵抗は、通常の熱交換器(プレートフィンの圧入や伝熱管の拡管によって伝熱管と伝熱フィンとを接続する接触方式による熱交換器)における伝熱管と伝熱フィンとの熱抵抗よりも小さくなるので、伝熱性能の向上を実現できる。
さらにまた、本実施形態による伝熱ユニット10及び空冷式熱交換装置1では、伝熱ユニット10における伝熱フィン32として、プレート状を成すプレートフィンを採用しているので、製造の容易化が図られると共に、高い熱交換効率を得ることができる。
さらにまた、本実施形態による伝熱ユニット10及び空冷式熱交換装置1では、伝熱ユニット10におけるプレート状を成す伝熱フィン32において、この伝熱フィン32を千鳥状に貫通する複数の伝熱管31の間に、伝熱促進機構としてのスリット33aを配置しているので、複数の伝熱管31と冷却空気Fとの間の熱伝達を促進して、伝熱性能を向上させることができる。
本実施形態では、本発明に係る空冷式熱交換装置が原子力設備の非常用冷却装置に採用される熱交換装置である場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、本発明に係る空冷式熱交換器及び空冷式熱交換装置を原子力設備の本設の冷却装置(残留熱の除去装置、核燃料の冷却装置等)や一般産業用の冷却装置に採用してもよい。
また、本実施形態では、伝熱ユニット10における二重管構造の伝熱管31の内管31Aに炭素鋼を採用すると共に、外管31B及び伝熱フィン32にアルミニウム合金を採用し、また、水室40を構成する管板22及びヘッダ41にも炭素鋼を採用しているが、各部位の材質はこれらの金属に限定されるものではなく、例えば、伝熱管31の内管31Aには、ステンレス鋼や銅合金等を採用することができる。
さらに、本実施形態において、伝熱管31の外管31Bには、熱伝導率が高く、耐食性に優れていると共に入手性及び加工性が良い低価格の金属を採用することが望ましい。
本発明に係る空冷式熱交換器及びこれを用いた空冷式熱交換装置の構成や構成部材の各寸法は、上記した実施形態のものに限定されるものではない。
1 空冷式熱交換装置
4 架構
6 送風機
7 配管
8 エアダクト
10 伝熱ユニット(空冷式熱交換器)
22 管板
31 伝熱管
31A 内管
31Aa 内管の端部
31B 外管
31Ba 外管の端部
32 伝熱フィン
33a スリット(伝熱促進機構)
33b ルーバ(伝熱促進機構)
40 水室
41 ヘッダ

Claims (6)

  1. 互いに間隔をもって配置される複数の伝熱管と、
    前記伝熱管に該伝熱管の長手方向に互いに間隔をもって配置される金属製の複数の伝熱フィンを備えた空冷式熱交換器において、
    前記伝熱管は、金属製の内管及び外管を具備した二重管構造を成し、
    前記伝熱管の両端部には、該伝熱管の端部が貫通する管板が配置されて、該管板に前記伝熱管の前記内管の端部が接合され、
    前記管板には、該管板との間で前記複数の伝熱管に被冷却流体を流通させる水室を形成するヘッダが接合されている空冷式熱交換器。
  2. 前記伝熱フィンは、前記伝熱管の前記外管に対してろう付けされ、前記伝熱管の前記内管の端部と前記管板とは溶接により接合され、前記管板と前記ヘッダとは溶接により接合されている請求項1に記載の空冷式熱交換器。
  3. 前記伝熱管の前記内管と、前記管板と、前記ヘッダは、いずれも原子力関連法規及び原子力関連規格に適合する金属から成っている請求項1又は2に記載の空冷式熱交換器。
  4. 前記伝熱フィンは、前記複数の伝熱管の間で連続してプレート状を成している請求項1乃至3のいずれか一つの項に記載の空冷式熱交換器。
  5. プレート状を成す前記伝熱フィンには、熱伝達を促進する伝熱促進機構が設けられている請求項4に記載の空冷式熱交換器。
  6. 架構と、
    前記架構に支持される送風機と、
    前記架構における前記送風機による冷却空気が通過する位置に支持される請求項1から5のいずれかの項に記載の空冷式熱交換器と、
    前記送風機により吸引される前記冷却空気を前記空冷式熱交換器から前記送風機に導くエアダクトと、
    前記空冷式熱交換器の前記水室に対する被冷却流体の導入排出を行う配管を備えている空冷式熱交換装置。
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CN112728963A (zh) * 2020-12-31 2021-04-30 南宁市安和机械设备有限公司 一种采用错位打点管制成的水散热器
CN112728963B (zh) * 2020-12-31 2024-04-26 南宁市安和机械设备有限公司 一种采用错位打点管制成的水散热器

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