JP2004316686A - 荷役車両の油圧装置 - Google Patents

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Yasuhisa Hamakawa
靖久 濱川
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Abstract

【課題】貨物がプラットフォームに対し偏心した状態で搬送しても、左右のリフトシリンダの一方側油室から双方向への圧油の流通を遮断し、プラットフォームの傾斜を防止することにより、プラットフォームの上面に貨物を搬送することができる荷役車両の油圧装置を提供する。
【解決手段】プラットフォーム52を昇降自在に作動するリフトシリンダを左右に備え、左右のリフトシリンダ56L、56Rの一方側油室86L、86Rを圧油供給回路を介して圧油源81と、他方側油室87L、87Rを戻し回路を介して油タンク89とに接続し、それらの回路にリフトシリンダへの圧油の供給と流量並びに流れる方向の制御手段を備え、貨物を搬送する荷役車両の油圧装置であり、圧油供給回路の主供給回路から分岐する左側分岐回路85Lと右側分岐供給回路85Rとに各パイロット操作逆止弁2L、2Rを設け、左右の一方側油室から双方向への圧油の流通を遮断するようにしたことである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主として、空港における航空機への貨物の搬入や、航空機からの貨物の搬出を行う場合に用いられる荷役車両(ハイリフトローダ)の油圧装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図2(a)〜図2(c)に示すように、航空貨物であるコンテナCの航空機50への搬入や航空機からの搬出を行う荷役車両51は、前後に前方プラットフォーム(ブリッジプラットフォーム)52と、後方プラットフォーム(メインプラットフォーム)53とを分離し、それぞれ水平状態を保持して備えている。(ここで、左右一対の部材には左側部材にL、右側部材にはRの符号を付す)前方プラットフォーム52は、前方車体54との間に左右側部にシザースリンク55L、55Rと、各シザースリンクの外側に枢着したリフトシリンダ(油圧シリンダ)56L、56Rとをそれぞれ設け、上下方向に昇降自在に支持されている。
【0003】
シザースリンク55L、55Rは左右一対で、各シザースリンクは前方と後方に離間して内側リンク57と外側リンク58とを交差状に設け、それらの支点59には、後述するリフトシリンダのピストンロッド先端部67aに支持されるピン部材60を介して内側リンク57と外側リンク58とを回動自在に支持している。
【0004】
内側リンク57の前方上端部57aは、前方プラットフォーム52の下面52bに支持部材61を介して回動自在に支持され、後方下端部57bにはガイドローラ62を取付け、そのガイドローラは、前方車体の上面54aに配設したガイド部材63のガイド溝内面63aを前後方向にスライド可能としている。
【0005】
外側リンク58の前方下端部58aは、前方車体の上面54aに受け部材64を介して回動自在に支持され、後方上端部58bにはガイドローラ64を取付け、そのガイドローラは、前方プラットフォームの下面52bに配設したガイド部材65のガイド溝内面65aを前後方向にスライド可能としている。なお、左右の各内側リンク57の間並びに、各外側リンク58の間にはクロスメンバー66をそれぞれ連結している。
【0006】
更に、左右のリフトシリンダ56L、56Rの上方部には、ピストンロッド67が突出しその各ピストンロッド先端部67aは、各シザースリンクの支点59におけるピン部材60を回動自在に支持している。また、各リフトシリンダ56L、56Rの下端部68は、前方車体54に配設したフレーム部材(不図示)に受け部材69を介して回動自在に取付けている。
【0007】
一方、後方プラットフォーム53は、後方荷台70との間にシザースリンク71L、71Rと左右側部にリフトシリンダ(油圧シリンダ)72L、72Rとをそれぞれ設け、上下方向に昇降自在に支持されている。
【0008】
そして、前方プラットフォーム52は、左右のシザースリンク55L、55Rの各ピン部材60を支持する各ピストンロッド67を伸縮作動することにより、上下方向に昇降自在に移動する。
【0009】
その移動は前方プラットフォームの上面52aが、航空機50の貨物室床面50aと同一水平面をなす高さまで上昇し、その下面52bが前方車体54の上面54aと適宜間隔を残す高さまで下降する。
【0010】
また、前方プラットフォーム52の上面52aには、走行用運転台73と荷役作業用操作台74とを前後に対向して設けている。走行用運転台73にはステアリングハンドル75や走行用計器類(不図示)を、荷役作業用操作台74には前方プラットフォーム52の昇降操作用レバー76、後方プラットフォーム53の昇降操作用レバー77や荷役操作用計器類(不図示)などを配設している。
【0011】
走行用運転台73と荷役作業用操作台74にはオペレータ用の座席がなく立姿でそれぞれ操作をする。なお、前方プラットフォーム52の上面52aを有効に使用するため、走行用運転台73と荷役作業用操作台74とは図2(c)の一点鎖線に示すように、外側にサイドシフトできるようにしている。
【0012】
なお、前方プラットフォーム52と後方プラットフォーム53の左右(進行方向に向かって左右)端部には、コンテナCの左右方向への脱落を防止するための縁部材(不図示)を前後方向にそれぞれ立設している。
【0013】
次に、このように構成された荷役車両51が後部にドーリ(連結台車)78を連結して、コンテナCを航空機50の貨物室に搬入する場合の荷役作業と、左右のリフトシリンダ56L、56Rへの圧油の供給と流量並びに、その流れを制御する油圧装置について、以下に説明する。
【0014】
図3(a)の油圧回路図に示すように、昇降操作用レバー76(図2(b))を前方に倒すことにより、リフトシリンダのピストンロッドの伸縮作動を制御する電磁切換弁80の電磁コイルSOL,Aに通電し、ブロック80aが左側に移動し上昇位置に切り換わる。それにより圧油源81からの圧油は、供給回路82の主供給回路82aを介してパイロット操作逆止弁83L、逆止弁付き流量調整弁84Lを流通し、供給回路82の左側分岐供給回路85Lと右側分岐供給回路85Rとを介して、左側リフトシリンダ56Lの一方側油室86Lと右側リフトシリンダ56Rの一方側油室86Rとに流入する。そのことにより左右のピストンロッド67が伸長し前方プラットフォーム52がP方向(図2(a))に上昇する。
【0015】
ここで、一方側油室とは、リフトシリンダにおけるピストンロッドのピストンヘッドによって仕切り形成される一方側のシリンダ室を云い、他方側油室とは、リフトシリンダにピストンロッドが内装されピストンヘッドによって仕切り形成される他方側のシリンダ室を云う。
【0016】
続いて、各ピストンロッド67の伸長により、左側リフトシリンダ56Lの他方側油室87Lと右側リフトシリンダ56Rの他方側油室87Rの圧油は、戻し回路88を介して逆止弁付き流量調整弁84R、パイロット操作逆止弁83R並びに、電磁切換弁80を流通し、油タンク89にリターンする。なお、パイロット操作逆止弁83Rは、主供給回路82aから分岐するパイロットライン90のパイロット圧力により開放されているので、圧油は矢印T方向に流通する。
【0017】
更に、図2(a)の実線で示すように、前方プラットフォームの上面52aが所要の高さ(航空機の貨物室床面50aと同一の高さ)まで上昇して、オペレータが昇降操作用レバー76から手を離すことにより、電磁切換弁80のブロック80aは右側に移動し、電磁切換弁80は図3(a)に示す中立位置に切り換わる。この中立位置の状態で各回路の圧油の流れが停止し、各ピストンロッド67の伸長作動が停止することにより、前方プラットフォーム52は上昇を停止し、各ピストンロッド67によって所要の高さに支持される。
【0018】
また、電磁切換弁80が中立位置の状態では、左側の一方側油室86Lと右側の一方側油室86Rとの間において、双方向に圧油が流通している。
【0019】
次に、図2(a)に示すように、コンテナヤードからドーリ78の近くまでトレーラ(コンテナ台車)79によって搬送されてきたコンテナCは、ドーリのプラットフォーム78aに積み替え、搬送手段(不図示)により、Q方向へ最下降位置の後方プラットフォーム53に搬送する。続いて、昇降操作用レバー77を前方に倒すことにより、後方プラットフォーム53がR方向に上昇し、その上面53aが前方プラットフォームの上面52aと同一水平面をなす高さまで上昇する。
【0020】
更に、コンテナCはS方向に前方プラットフォームの上面52aを搬送し、航空機の貨物室床面50aに搬入する。所要数量搬入したあと、後方プラットフォーム53を最下降位置まで下降させ、再度、ドーリ78からコンテナCを搬送させ、前述の如く航空機への荷役作業を繰り返す。
【0021】
また、貨物室床面50aからコンテナCを搬出する場合にも、前方プラットフォームの上面52aに積み替えて、後方プラットフォーム53へ搬送し、搬入する場合と逆の手順で荷役作業を行う。
【0022】
これらの荷役作業が終了したあと、昇降操作用レバー76を後方に倒すことにより、電磁切換弁80の電磁コイルSOL,Bに通電し、ブロック80bが右側に移動し下降位置に切り換わる。それにより圧油源81からの圧油は戻し回路88を介してパイロット操作逆止弁83R、逆止弁付き流量調整弁84Rを流通し、さらに戻し回路88が左右に分岐して左側の他方側油室87Lと右側の他方側油室87Rとに流入する。そのことにより左右のピストンロッド67が縮小し、前方プラットフォーム52が下降する。各ピストンロッド67の縮小により、左側の一方側油室86Lと右側の一方側油室86Rの圧油は、各分岐供給回路85L、85Rを介して主供給回路82aの逆止弁付き流量調整弁84L、パイロット操作逆止弁83L並びに、電磁切換弁80を流通し、油タンク89にリターンする。なお、パイロット操作逆止弁83Lは、戻し回路88から分岐するパイロットライン91のパイロット圧力により開放されているので、圧油は矢印U方向に流通する。
【0023】
更に、前方プラットフォームの上面52aが所要の高さまで下降したあと、オペレータが昇降操作用レバー76から手を離すことにより、電磁切換弁80のブロック80bは左側に移動し図3(a)に示す中立位置に戻り、各回路の圧油の流れが停止し、各ピストンロッド67の縮小作動が停止するとともに、前方プラットフォーム52の下降が停止する。
【0024】
なお、左右の一方側油室86L、86Rの圧油を排出するための排出回路92を、逆止弁付き流量調整弁の下流側の主供給回路82aから分岐して配設し、排出回路92に非常用コック93を設けている。
【0025】
しかるに、上述した荷役作業において、コンテナCが航空機への搬入または搬出時に、前方プラットフォーム52の中心(進行方向に向かって中心)を搬送する場合には、図3(b)の(Y)に示すように、コンテナCの荷重Wは前方プラットフォーム52の中心に負荷する。したがって、左右のリフトシリンダ56L、56Rへの負荷も同一のため、左右の各ピストンロッド67の伸長量(ストローク)S1、S2も同一となり、前方プラットフォームの上面52aは水平状態を保持する。
【0026】
このような荷役車両は知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
【0027】
【特許文献1】
特開平6−247205号公報 (図1、図2、図5)
【特許文献2】
特開昭62−238197号公報 (図1、図2)
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、荷役作業において、コンテナCが後方プラットフォームの上面53aからの搬送または、航空機の貨物室床面50aからの前方プラットフォームの上面52aへの積み替え時に、前方プラットフォーム52の左右(進行方向に向かって左右)方向のいずれかに偏って搬送される場合がある。例えば、図3(b)の(Z)に示すように、コンテナCが右側に偏った状態では、コンテナCの荷重W’は右側に偏心する。しかるに、左側のリフトシリンダ56Lの一方側油室86Lと右側のリフトシリンダ56Rの一方側油室86Rとの間は、分岐供給回路85L、85Rを介して双方向に圧油が流通している。したがって、右側のリフトシリンダ56Rのピストンロッド67が押され、左側の一方側油室86Lに圧油が移動して左側のピストンロッド67が伸びる。すなわち、図3(b)の(Y)の状態に比べ、左側のピストンロッド67の伸長量S1’はS1より長さMだけ多く、右側のピストンロッド67の伸長量S2’はS2より長さNだけ少なく、左右のピストンロッドの伸長量に差が生じるので、前方プラットフォームの上面52aは右側を下方向に傾斜した状態となる。このように、コンテナCの荷重が偏心した側に前方プラットフォームの上面52aが傾斜する。しかるに、前方プラットフォームの上面52aと後方プラットフォームの上面53aとの間または、航空機の貨物室床面50aとの間で段差ができるため、コンテナCを搬送することができず、航空機の貨物室床面50aへの搬入または、航空機からの搬出もできない。
【0029】
このため、傾斜した状態の前方プラットフォーム52を一旦、最下降位置まで下降させることにより、左右の各ピストンロッド67のリフトシリンダからの突出量を縮小し、左右の突出量を同一にすることにより、前方プラットフォームの上面52aを水平状態に修復することとなる。
【0030】
また、荷重が偏心した状態でも左右の一方側油室から双方向への圧油が流通しないように、各リフトシリンダを単独に2系列設けることも考えられるが、バルブなどの各種油圧機器が増え油圧回路が複雑になり或いは、プラットフォームの位置を検出するスイッチと、そのスイッチに連動する電磁切換弁などを設け、左右の一方側油室から双方向への圧油が流通しないようにすることも考えられるが、電気スイッチやリレーなどの電気部品が増え構造が複雑になり、いずれの場合も製造コストが高くなる。
【0031】
この発明は、上記従来の問題点に鑑み、貨物がプラットフォームに対し偏心した状態で搬送しても、左右のリフトシリンダの一方側油室から双方向への圧油の流通を遮断し、プラットフォームの傾斜を防止することにより、プラットフォームの上面に貨物を搬送することができる荷役車両の油圧装置を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、プラットフォームを昇降自在に作動するリフトシリンダを左右に備え、左右のリフトシリンダの一方側油室を、1つの圧油源からの主供給回路とその主供給回路から分岐する左側ならびに右側の分岐供給回路に連結し、前記左右のリフトシリンダの他方側油室は戻し回路を介して油タンクに接続し、前記主供給回路と前記分岐供給回路とから構成する供給回路と前記戻し回路とに、前記左右のリフトシリンダの伸縮作動を制御する電磁切換弁と、圧油の流量と流れる方向を規制する制御手段とを設け、貨物を搬送する荷役車両の油圧装置において、前記制御手段は、前記電磁切換弁の下流側(電磁切換弁からリフトシリンダへの圧油の流れ方向)の前記主供給回路と上流側(リフトシリンダから電磁切換弁への圧油の流れ方向)の前記戻し回路とに逆止弁付き流量調整弁をそれぞれ備え、前記左側分岐供給回路と右側分岐供給回路とにパイロット操作逆止弁をそれぞれ配設することにより、前記左右の一方側油室から双方向への圧油の流通を遮断するようにしたことである。
【0033】
このようにすれば、電磁切換弁を上昇位置に切り換えることにより圧油源からの圧油は、主供給回路を介して逆止弁付き流量調整弁を流通し、左側分岐供給回路と右側分岐供給回路とに分流して左右のパイロット操作逆止弁を流通して、左右のリフトシリンダの一方側油室にそれぞれ流入する。そのことにより、左右のリフトシリンダが伸長作動し、プラットフォームが上昇する。
【0034】
それとともに、左右のリフトシリンダの他方側油室の圧油は、戻し回路を介して逆止弁付き流量調整弁を流通し、電磁切換弁から油タンクにリターンする。さらにプラットフォームが所要の高さまで上昇して、電磁切換弁を中立位置に切り換えることにより各回路の圧油の流れが停止し、リフトシリンダの伸長作動が停止するとともにプラットフォームの上昇が停止する。
【0035】
次に、電磁切換弁を下降位置に切り換えることにより、圧油源からの圧油は戻し回路を介して逆止弁付き流量調整弁を流通し、左右のリフトシリンダの他方側油室にそれぞれ流入する。そのことにより、左右のリフトシリンダが作動縮小し、プラットフォームが下降する。それとともに、左右の一方側油室の圧油は、左側分岐供給回路と右側分岐供給回路とを介して、左右のパイロット操作逆止弁を流通する。これらのパイロット操作逆止弁は戻し回路から分岐するパイロットラインのパイロット圧により開放されている。さらに主供給回路に合流して逆止弁付き流量調整弁と電磁切換弁とを流通して油タンクにリターンする。
【0036】
プラットフォームが所要の高さまで下降して、電磁切換弁を中立位置に切り換えることにより各回路の圧油の流れが停止し、リフトシリンダの縮小作動が停止するとともにプラットフォームの下降が停止する。
【0037】
このように、左側分岐供給回路のパイロット操作逆止弁と右側分岐供給回路のパイロット操作逆止弁とにより、左右の一方側油室から双方向への圧油の流通を遮断しているので、左右どちらかのリフトシリンダに貨物による荷重が偏って負荷しても、左右の一方側油室の圧油は双方向に移動しない。
【0038】
したがって、プラツトフォームが所要の高さまで上昇して、電磁切換弁が中立位置の状態において、左右のリフトシリンダの伸長量(ストローク)を同一に維持することができる。
【0039】
そのため、プラットフォームの上面が傾斜することなく水平状態に保持して貨物を搬送することができる。
【0040】
更に、左側分岐供給回路にパイロット操作逆止弁と右側分岐供給回路にパイロット操作逆止弁とを設けたので、これらの逆止弁により左右の一方側油室からの圧油もれを防止することができる。
【0041】
請求項2に記載のように、前記左右のパイロット操作逆止弁は、前記電磁切換弁の下流側の前記戻し回路から分岐するパイロットラインのパイロット圧によって制御されることが望ましい。
【0042】
このようにすれば、電磁切換弁を下降位置に切り換えることにより、圧油源からの圧油は電磁切換弁から下流側(電磁切換弁から戻し回路への流れ方向)の戻し回路に流通し、その戻し回路から分岐して左右のパイロット操作逆止弁に接続するパイロットラインの圧力(パイロット圧)により、左右のパイロット操作逆止弁を開放する。したがって、電磁切換弁が下降位置にあるときのみ、左右のパイロット操作逆止弁はその上流側の圧油(左右の一方側油室からの圧油)を流通する。
【0043】
また、左右のパイロット操作逆止弁は、電磁切換弁が中立位置と上昇位置にあるときは閉止しているので、左右のパイロット操作逆止弁はその上流側の圧油の流通を阻止する。
【0044】
請求項3に記載のように、前記左右の一方側油室と前記左右のパイロット操作逆止弁との間の前記左側と右側の分岐供給回路とに、左右に排出回路を配設し、それらの排出回路に非常用コックをそれぞれ設け、前記左右の一方側油室の圧油を前記左右のパイロット操作逆止弁の下流側から排出することが望ましい。
【0045】
このようにすれば、各排出回路に設けた各非常用コックを開放することにより、左右の一方側油室の圧油をそれぞれ排出することができる。更に、各排出回路を、左右のパイロット操作逆止弁の下流側(各パイロット操作逆止弁から各一方側油室への圧油の流れ方向)の各分岐供給回路から分岐して備えているので、排出時に左右の一方側油室の圧油は左右のパイロット操作逆止弁に流入しないで、直接、各排出回路を流通するので短時間のうちに排出することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
【0047】
図1(a)は本発明の実施の形態に係る荷役車両の油圧装置の油圧回路図で、電磁切換弁が中立位置の状態を示し、図1(b)は同じく上昇位置の状態、図1(c)は同じく下降位置の状態をそれぞれ示す。
【0048】
ここで、図1に示す荷役車両の油圧装置の油圧回路図において、従来技術で説明した図2(b)、図2(c)並びに、図3(a)に示す荷役車両の構成と共通している部材については同じ符号を付す。
【0049】
図1(a)に示す荷役車両の油圧装置1は、電磁切換弁80が中立位置の状態で、左右のリフトシリンダ56L、56Rへの圧油の供給と流量並びに、その流れを制御する油圧装置である。
【0050】
すなわち、左右のリフトシリンダ56L、56Rの一方側油室86L、86Rは、1つの圧油源(油圧ポンプ)81と供給回路82である主供給回路82aと、その主供給回路から分岐する左側分岐供給回路85Lと右側分岐供給回路85Rとに連結している。また、左右のリフトシリンダ56L、56Rの他方側油室87L、87Rは、戻し回路88を介して油タンク89に接続している。
【0051】
主供給回路82aと戻し回路88とには、左右のリフトシリンダ56L、56Rの伸縮作動を制御する電磁切換弁80を設けている。この電磁切換弁は4ポート3位置の電磁切換弁で、中立、上昇、下降の各位置に切り換えることができる。切り換えは昇降用操作レバー76を前方に倒すことにより上昇位置、後方に倒すことにより下降位置、更に、昇降用操作レバーの前傾または後傾の所要の操作角度において、手を離すことにより中立位置に自動復帰する。
【0052】
この電磁切換弁80の下流側(矢印V方向)の主供給回路82aと、上流側(矢印W方向)の戻し回路88とに各逆止弁付き流量調整弁84L、84Rをそれぞれ備える。この逆止弁付き流量調整弁は圧油の流量と流れる方向を規制する弁で、流量を絞り込む弁部と、流れる方向を規制する一方向弁部の向きにより、どちらかの弁を流れる。
【0053】
更に、左側分岐供給回路85Lと右側分岐供給回路85Rとに各パイロット操作逆止弁2L、2Rをそれぞれ配設する。この各パイロット操作逆止弁は、電磁切換弁80から下流側(電磁切換弁から戻し回路への流れ方向)の戻し回路88から分岐するパイロットライン3並びに、そのパイロットラインから分岐する左側パイロットライン3Lと、右側パイロットライン3Rとのパイロット圧力によって開閉が制御される。
【0054】
次に、左右のリフトシリンダ56L、56Rはそれぞれ複動式の油圧シリンダで、各一方側油室86L、86Rと各他方側油室87L、87Rとをそれぞれ形成している。各リフトシリンダの上方部には各ピストンロッド67が突出し、その各先端部67aは、前方プラットフォーム52を支持する左右のシザースリンク55L、55Rの各ピン部材60を回動自在に支持している。
【0055】
ここで、左右のリフトシリンダ56L、56Rの伸縮作動とは、各リフトシリンダに内装している各ピストンロッド67の伸縮作動をいう。また、左右のリフトシリンダ56L、56Rの伸長量も各ピストンロッド67の伸長量をいう。
【0056】
続いて、左右の一方側油室86L、86Rと左右のパイロット操作逆止弁2L、2Rとの間の左側と右側の分岐供給回路85L、85Rに、左右の一方側油室86L、86Rの圧油を排出するために左右に排出回路92L、92Rを分岐して配設し、それらの排出回路92L、92Rに非常用コック93をそれぞれ設けている。各非常用コック93はボールバルブ方式で、レバーハンドル(不図示)操作によりワンタッチ(90°)で開閉可能としている。
【0057】
続いて、荷役車両の油圧装置1における左右のリフトシリンダ56L、56Rへの圧油の供給と流量並びに、その流れの制御について、以下に説明する。
【0058】
まず、昇降用操作レバー76を前方に倒すことにより、図1(b)に示すように電磁切換弁80が上昇位置の状態に切り換わる。すなわち、電磁切換弁80の電磁コイルSOL,Aに通電することにより、ブロック80aが図1(a)に示す中立位置の状態から左側に移動し、圧油源81からの圧油は主供給回路82aを介して電磁切換弁80を流通する。さらに矢印F1から逆止弁付き流量調整弁84Lの一方向弁部84L’を流通して矢印F2からF3方向へ進み、左右の分岐供給回路85L、85RをF4方向に進む。さらに各パイロット操作逆止弁2L、2Rを流通し、F5方向に進み、左右の一方側油室86L、86Rに流入する。
【0059】
そのことにより、左右のピストンロッド67が伸長し前方プラットフォーム52が上昇する。各ピストンロッド67の伸長により左右の他方側油室87L、87Rの圧油は、戻し回路88を介して矢印F6方向からF7方向に進み、逆止弁付き流量調整弁84Rの流量を絞り込む弁部84R’を流通しF8方向からF9へと進み、電磁切換弁80を流通して油タンク89にリターンする。
【0060】
さらに各ピストンロッド67が伸長して、前方プラットフォーム52が所要の高さ(図2(a)の航空機の貨物室床面50aと同一の高さ)まで上昇して、オペレータが昇降用操作レバー76から手を離すことにより、電磁切換弁80のブロック80aが図1(a)に示すように右側に移動して、電磁切換弁80は中立位置に切り換わる。
【0061】
この中立位置の状態で各回路の圧油の流れが停止し、各ピストンロッド67の伸長作動が停止するとともに、前方プラットフォーム52の上昇が停止する。
【0062】
前方プラットフォーム52の上昇が停止することにより、前方プラットフォーム52の上面にコンテナC(貨物)を搬送することができる。
【0063】
また、この中立位置の状態のとき、もし、電磁切換弁80が切り換え不能の故障が生じた際に、前方プラットフォーム52を下降する場合、左右のリフトシリンダの一方側油室86L、86Rの圧油を排出するため、左右の排出回路92L、92Rに設けた非常用コック93を開放することにより、油タンク89へ排出することができる。更に、左右の排出回路92L、92Rが、左右のパイロット操作逆止弁2L、2Rの下流側(各パイロット操作逆止弁から左右の一方側油室86L、86Rへの圧油の流れ方向)の各分岐供給回路85L、85Rから分岐して備えているので、左右の一方側油室86L、86Rの圧油は左右のパイロット操作逆止弁2L、2Rに流入しないで、直接、左右の排出回路92L、92Rを流通するので短時間のうちに排出することができる。また、各非常用コック93は前方車体54の右側側部の適宜位置に設けられている。
【0064】
これらの荷役作業が終了したあと、昇降操作用レバー76を後方に倒すことにより、図1(c)に示すように電磁切換弁80が下降位置の状態に切り換わる。
【0065】
すなわち、電磁切換弁80の電磁コイルSOL,Bに通電することにより、ブロック80bが図1(a)に示す中立位置の状態から右側に移動し、圧油源81からの圧油は主供給回路82aを介して電磁切換弁80を流入する。さらに戻し回路88に進み矢印G1方向から逆止弁付き流量調整弁84Rの一方向弁部84R”を流通して矢印G2方向に進み、戻し回路88から左右に分岐してG3方向に進んで、左右の他方側油室87L、87Rに流入する。
【0066】
そのことにより、左右のピストンロッド67が縮小し前方プラットフォーム52が下降する。各ピストンロッド67の縮小により左右の一方側油室86L、86Rの圧油は、各分岐供給回路85L、85Rのパイロット操作逆止弁2L、2Rを流通する。これらのパイロット操作逆止弁2L、2Rは、電磁切換弁80が下降位置に切り換えられたときのみ、電磁切換弁80から下流側(電磁切換弁から戻し回路への流れ方向)の戻し回路88から分岐するパイロットライン3を流れる圧油がG5、G6方向に進み、そのパイロットラインからG7方向に分岐する左側と右側のパイロットライン3L、3Rのパイロット圧力によって開放されている。したがって、パイロット操作逆止弁2L、2Rを流通した圧油は、G4方向に進んで主供給回路82aに合流する。さらに逆止弁付き流量調整弁84Lの流量を絞り込む弁部84L”を流通しG8方向へ進み、電磁切換弁80を流通して油タンク89にリターンする。
【0067】
さらに各ピストンロッド67が縮小して、前方プラットフォーム52が所要の高さまで下降して、オペレータが昇降用操作レバー76から手を離すことにより、電磁切換弁80のブロック80bが図1(a)に示すように左側に移動して、電磁切換弁80は中立位置に切り換わる。
【0068】
この中立位置の状態で各回路の圧油の流れが停止し、各ピストンロッド67の縮小作動が停止するとともに、前方プラットフォーム52の下降が停止する。
【0069】
以上のように荷役車両の油圧装置1を構成したので、左側分岐供給回路85Lのパイロット操作逆止弁2Lと右側分岐供給回路85Rのパイロット操作逆止弁2Rとにより、左右の一方側油室86L、86Rから双方向への圧油の流通を遮断しているので、左右どちらかのリフトシリンダにコンテナCによる荷重が偏って負荷しても、左右の一方側油室86L、86Rの圧油は双方向に移動しない。
【0070】
したがって、前方プラツトフォーム52が所要の高さまで上昇して、電磁切換弁80が中立位置の状態において、左右のリフトシリンダ56L、56Rの伸長量(ストローク)を同一に維持することができる。
【0071】
そのため、前方プラットフォーム52の上面が傾斜することなく水平状態に保持してコンテナCを搬送することができる。
【0072】
更に、左側分岐供給回路85Lにパイロット操作逆止弁2Lと右側分岐供給回路85Rにパイロット操作逆止弁2Rとを設けたので、これらの逆止弁により左右の一方側油室86L、86Rからの圧油もれを防止することができる。
【0073】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0074】
本発明は、左側と右側の分岐供給回路にパイロット操作逆止弁をそれぞれ設け、左右のリフトシリンダの一方側油室から双方向への圧油の流通を遮断し、圧油が双方向に移動しないようにしたので、
(1) 電磁切換弁が中立位置の状態において、左右のリフトシリンダの伸長量(ストローク)を同一に維持することができる。
(2) そのため、プラットフォームの上面が傾斜することなく水平状態に保持して貨物を搬送することができる。
(3) 従来のようなプラットフォームが傾斜した場合の、水平状態への修復作業が不要になるので、荷役作業の効率が向上する。
(4) 左右のリフトシリンダの一方側油室からの圧油もれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施の形態に係る荷役車両の油圧装置の油圧回路図で、電磁切換弁が中立位置の状態を示し、前方プラットフォーム、昇降操作用レバー等も併せて示す。図1(b)は図1(a)の上昇位置の状態で圧油の流れを示し、図1(c)は図1(a)の下降位置の状態で圧油の流れを示す。
【図2】図2(a)は従来の荷役車両における前方プラットフォームと後方プラットフォームとの上昇時の右側面略示図、図2(b)は従来の荷役車両における前方プラットフォームの要部拡大図でシザースリンク、リフトシリンダ並びに、運転台等を実線で示し、図2(c)は図2(b)のA−A方向矢視の正面図を示す。
【図3】図3(a)は従来のリフトシリンダへの圧油の供給と流量並びに、流れを制御する荷役車両における油圧装置の油圧回路図、図3(b)は従来のリフトシリンダにおけるピストンロッドの伸長作動を示す説明図である。
【符号の説明】
1 荷役車両の油圧装置
2L 左側パイロット操作逆止弁
2R 右側パイロット操作逆止弁
3 パイロットライン
52 前方プラットフォーム(プラットフォーム)
56L 左側リフトシリンダ
56R 右側リフトシリンダ
80 電磁切換弁
81 圧油源
82 供給回路
82a 主供給回路
84L 左側逆止弁付き流量調整弁
84R 右側逆止弁付き流量調整弁
85L 左側分岐供給回路
85R 右側分岐供給回路
86L 左側一方側油室
86R 右側一方側油室
87L 左側他方側油室
87R 右側他方側油室
88 戻し回路
89 油タンク
92L 左側排出回路
92R 右側排出回路
93 非常用コック

Claims (3)

  1. プラットフォームを昇降自在に作動するリフトシリンダを左右に備え、左右のリフトシリンダの一方側油室を、1つの圧油源からの主供給回路とその主供給回路から分岐する左側ならびに右側の分岐供給回路に連結し、前記左右のリフトシリンダの他方側油室は戻し回路を介して油タンクに接続し、前記主供給回路と前記分岐供給回路とから構成する供給回路と前記戻し回路とに、前記左右のリフトシリンダの伸縮作動を制御する電磁切換弁と、圧油の流量と流れる方向を規制する制御手段とを設け、貨物を搬送する荷役車両の油圧装置において、
    前記制御手段は、前記電磁切換弁の下流側の前記主供給回路と上流側の前記戻し回路とに逆止弁付き流量調整弁をそれぞれ備え、前記左側分岐供給回路と右側分岐供給回路とにパイロット操作逆止弁をそれぞれ配設することにより、前記左右の一方側油室から双方向への圧油の流通を遮断するようにしたことを特徴とする荷役車両の油圧装置。
  2. 前記左右のパイロット操作逆止弁は、前記電磁切換弁の下流側の前記戻し回路から分岐するパイロットラインのパイロット圧によって制御されることを特徴とする請求項1記載の荷役車両の油圧装置。
  3. 前記左右の一方側油室と前記左右のパイロット操作逆止弁との間の前記左側と右側の分岐供給回路から分岐して、左右に排出回路を配設し、それらの排出回路に非常用コックをそれぞれ設け、前記左右の一方側油室の圧油を前記左右のパイロット操作逆止弁の下流側から排出するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の荷役車両の油圧装置。
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