JP2004315009A - 飲料容器の栓体 - Google Patents

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Kenzo Hamaguchi
顕三 浜口
Yoshihiro Ohira
良広 大平
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Thermos KK
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Abstract

【課題】簡単な構造で飲料容器内の減圧を図り、飲料容器内の液体を良好に注ぐことができ、また、液体が不用意に漏れ出すことがない栓体を提供する。
【解決手段】栓本体2に導入口6と吐出口9とを備えた液通路10を形成し、導入口6を開閉する止水弁体11を下端に備えた弁棒12を設け、弁棒12を常時上方に付勢して止水弁体11を閉状態とするスプリング部材15を縮設する。操作部材3を栓本体2の上部に回動可能に設け、操作部材3の回動によって弁棒12を下方に付勢して止水弁体11を開状態とする。飲料容器内部と栓本体2内部とに連通し、飲料容器内部を減圧する減圧口8と、減圧口8を開閉する減圧弁体16と、減圧弁体16を常時閉状態とする小径スプリング部材20とを設ける。操作部材3の回動によって操作部材3が、止水弁体11が開状態となる前に減圧弁体16を開状態とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魔法瓶や水筒等の飲料容器の開口部を液密に閉塞するとともに、ワンタッチで開閉する栓体に係り、特に、飲料容器内の液体を良好に注ぐことのできる飲料容器の栓体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、魔法瓶や水筒等の飲料容器の開口部を液密に閉塞するとともに、ワンタッチで開閉する栓体が広く用いられている。この栓体は、飲料容器の開口部に装着される略円筒状の栓本体と、前記飲料容器の閉栓状態と開栓状態とを切り替える操作部材とを備えたもので、栓本体には、飲料容器内の液体を栓本体内部に導入する導入口と、該液体を栓本体外部に吐出させる吐出口とをつなぐ液通路が形成されている。
【0003】
導入口には、下端に止水弁体を備えた弁棒が挿入され、前記弁棒の突出部分は、前記栓本体に立設したガイド筒に上下動可能に収容され、前記ガイド筒基端側の栓本体と前記弁棒の先端側との間には、前記弁棒を常時上方に付勢して前記止水弁体を閉状態とするスプリング部材が縮設されている。操作部材は、前記栓本体の上部に回動可能に設けられるもので、前記弁棒の先端上方に位置する操作子を有していて、操作部材を回動させることによって前記操作子が弁棒を前記スプリング部材の付勢力に抗して下方に付勢して、前記止水弁体を閉状態から開状態に切り替えている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−165709号公報(第2−3頁 図1,図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
通常、上述のような飲料容器の栓体では、充分な吐出量と安定した吐出状態が得られるように、前記導入口と吐出口の開口面積を大きくするとともに、液通路の容積も大きく形成し、これに伴って導入口を開閉する止水弁体も大きく設計されている。このような飲料容器に、熱湯や熱い飲料水等を注ぎ入れ、すぐに栓体を飲料容器に取り付けて閉栓状態とした場合、熱湯等から発生する水蒸気によって液体容器内部の圧力が上昇し、大きく設計された止水弁体に高い圧力がかかり、開栓操作が困難になることがあった。さらに、飲料容器内に水蒸気が充満した状態で開栓操作を行うと、吐出口から水蒸気が吹き出して、飲料容器の周囲を汚す虞があった。
【0006】
一方、上記問題を解決するため、注ぎ入れた熱湯等から発生する水蒸気を逃がす通孔を栓体に設けた飲料容器も存在するが、飲料容器が転倒したり、携帯時に傾いたりすると、前記通孔から熱湯等が漏れ出す不具合があった。
【0007】
そこで本発明は、簡単な構造で飲料容器内の減圧を図り、飲料容器内の液体を良好に注ぐことができるとともに、飲料容器内の液体が不用意に外部に漏れ出すことのない飲料容器の栓体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本発明は、飲料容器の開口部に着脱可能に装着される栓本体に、前記飲料容器内の液体を、栓本体内部に導入する導入口と栓本体外部に吐出させる吐出口とを備えた液通路を形成し、前記導入口を開閉する止水弁体を下部に備えた弁棒を前記導入口に挿通し、該弁棒の上部側を前記栓本体に立設したガイド筒に上下動可能に収容し、前記弁棒を常時上方に付勢して前記止水弁体を閉状態とするスプリング部材を、前記ガイド筒基端側の栓本体と前記弁棒の先端側との間に縮設し、前記弁棒の先端上方に位置する操作子を有する操作部材を、前記栓本体の上部に備え、前記操作部材の操作によって前記操作子が弁棒を下方に付勢して前記止水弁体を開状態とする飲料容器の栓体において、前記飲料容器内部と前記栓本体内部とを連通して飲料容器内部を減圧する減圧口と、該減圧口を開閉する減圧弁体と、該減圧弁体を常時閉状態とする付勢手段とを設けるとともに、前記操作部材の操作によって、前記止水弁体を開状態とする前に、前記減圧弁体を開状態とする減圧操作手段を設けたことを特徴とし、前記減圧口を前記栓本体に設け、該減圧口を前記導入口より小径に形成し、該減圧口に、前記減圧弁体を下端に備えた減圧弁棒を上下動可能に挿通し、前記付勢手段は、前記栓本体と前記減圧弁棒の先端側との間に縮設され、前記減圧弁棒を常時上方に付勢して前記止水弁体を閉状態とする小径スプリング部材であり、前記減圧操作手段は、前記操作部材から前記減圧弁棒に向けて設けられ、前記操作部材の操作に伴って前記減圧弁棒を前記小径スプリング部材に抗して下方に付勢する減圧用操作子であるものでもよい。
【0009】
また、前記止水弁体を前記導入口を閉塞可能な略円盤状に形成し、該止水弁体の中央部分に前記減圧口を穿設し、該減圧口を前記弁棒の下方に挿通して、前記止水弁体を前記弁棒に上下動可能に装着し、前記弁棒の下端より間隔を存して上方に、止水弁体の移動を規制するスライド規制リブを周設し、前記弁棒の下端に前記減圧口を開閉するフランジ状の減圧弁体を形成し、前記スプリング部材が前記付勢手段を兼用するとともに、前記操作部材の前記操作子が前記減圧操作手段を兼用するものでもよい。前記栓本体と前記止水弁体との間に、前記止水弁体
を前記減圧弁側に付勢する減圧弁側スプリング部材を縮設することも可能で、該減圧弁側スプリング部材の一端が栓本体で支承される場合には、減圧弁側スプリング部材の付勢力を、前記スプリング部材の付勢力よりも小さく設定すればよい。さらに、前記減圧弁体に減圧弁パッキンを装着し、前記減圧口の開口面積が前記導入口の開口面積の2分の1以下であれば好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1乃至図3は、本発明の第1形態例を示すもので、栓体1は、飲料容器(図示せず)の開口部に着脱可能に装着される栓本体2と、該栓本体2の開閉をワンタッチで切り替える操作部材3と、前記栓本体2の上部に取り付けられ前記操作部材3を回動可能に装着する天井部材4とで構成されている。
【0011】
栓本体2は、下部に小径円筒部を備えた略円筒状に形成され、小径円筒部がシールパッキン5を介して前記飲料容器の開口部に着脱可能に装着され、上部が前記天井部材4で覆われている。小径円筒部の底部には、大径の導入口6と小径の通孔7とが開口され、該通孔7の上方には、飲料容器の開口と水平な第1仕切壁2aが前記栓本体2の大径外周壁2bに連続して形成され、該第1仕切壁2aに連続して導入口6の上方に、飲料容器の開口と水平な第2仕切壁2cが段状に形成されている。第2仕切壁2cの端部には、該仕切壁2cに連続して仕切壁2cと直交する垂直仕切壁2dが立設される。さらに第2仕切壁2cの略中央には、該仕切壁2cの上下に貫通する貫通孔が穿設され、該貫通孔の周囲にガイド筒2eが立設されている。第1仕切壁2aの下部には、前記導入口6と通孔7とを仕切り、小径円筒部の一部である短仕切壁2fが垂下され、通孔7の上部に位置する第1仕切壁2aに、小径の減圧口8が穿設されている。この減圧口8の開口面積は、導入口6の開口面積の2分の1以下に設定されている。
【0012】
栓本体2の大径外周壁2bの前記垂直仕切壁2dに近い位置には、飲料容器に形成される注ぎ口に連通する吐出口9が形成され、吐出口9上部は前記天井部材4のリブ4aで覆われる。これにより、栓本体2の内部に、小径外周壁2g及び大径外周壁2bと、短仕切壁2f,第2仕切壁2c及び垂直仕切壁2dと、リブ4aとで仕切られ、導入口6と吐出口9とに連通する液通路10が画成される。
【0013】
導入口6には、下端に止水弁体11を一体に備えた弁棒12が上下動可能に挿通されている。弁棒12は前記第2仕切壁2cに形成された貫通孔とガイド筒2eとに挿通可能な大径軸部12aと、該大径軸部12aの上部に形成される小径軸部12bと、該小径軸部12b先端に形成される中径の頭部12cとを有し、大径軸部12aの下端に止水弁体11が一体に形成されている。止水弁体11は、導入口6の外径より大径の円盤状に形成され、止水弁体11の外周には、止水弁パッキン13が装着されている。止水弁体11は、導入口6の飲料容器側に配設され、弁棒12の大径軸部12aをガイド筒2eに上下動可能に挿入し、小径軸部12bには、バネ受け部材14が挿通される。該バネ受け部材14は頭部12cによって抜け止めされ、バネ受け部材14と前記ガイド筒2e基端側の第2仕切壁2cとの間に、コイル状のスプリング部材15が縮設される。これにより、バネ受け部材14と当接する弁棒12の頭部12cは、スプリング部材15によって常時上方に付勢されるとともに、止水弁体11に取り付けられた止水弁パッキン13が、導入口6を形成する小径外周壁2gと短仕切壁2fとに密着した状態で保持される。
【0014】
減圧口8には、下端に減圧弁体16を備えた減圧弁棒17が上下動可能に配設されている。減圧弁棒17は、前記第1仕切壁2aに形成された減圧口8より小径の軸部17aと、該軸部17aの上部に形成される小径軸部と、該小径軸部の上部に形成される大径の頭部17bとを有し、軸部17aの下端には、減圧口8よりも大径の減圧弁体16が一体に形成されている。減圧弁体16の上面には、減圧弁パッキン18が装着され、減圧弁体16は減圧口8の飲料容器側に、減圧弁パッキン18を減圧口8側に向けて配設され、減圧弁棒17が栓本体2内に突出配置される。小径軸部には、バネ受け部材19が挿通され、該バネ受け部材19は、頭部17bによって抜け止めされ、該バネ受け部材19と第1仕切壁2aとの間に、コイル状の小径スプリング部材20が縮設される。これにより、バネ受け部材19と当接する頭部17bは、小径スプリング部材20によって常時上方に付勢されるとともに、減圧弁体16に取り付けられた減圧弁パッキン18が、減圧口8周囲の第1仕切壁2aの下面に密着した状態で保持される。
【0015】
天井部材4は、栓本体2の上端部に嵌合する円筒部と、該円筒部の上部を閉塞する天井板とを一体に形成したもので、前記リブ4aを有するとともに、該リブ4aの形成位置と対向させて開口部4bが形成されている。
【0016】
操作部材3は、基端側に回動基部3aを有し、先端側に操作レバー3bが形成されるとともに、前記回動基部3aと操作レバー3bとを連結する止水用操作腕3c(本発明の操作子)と、該止水用操作腕3cの操作レバー側端部より垂下される減圧用操作腕3dとを備えている。操作レバー3bは、天井部材4のリブ4a上方に設けられた取り付け部に、回動基部3aがピボットによって回動可能に取り付られ、天井部材4に形成した開口部4bより操作レバー3bを外方に突出させ、この取り付けにより前記止水用操作腕3cが弁棒12の頭部12c上方に配設されるとともに、減圧用操作腕3dが減圧弁棒17の頭部17b上方に配設される。また、操作部材3が非作動状態の時に、減圧弁棒17の頭部17bは、減圧用操作腕3dに、ほぼ接触するように設定されているが、弁棒12の頭部12cは、止水用操作腕3cとの間に溝3eによって隙間が形成されていて、頭部12cと止水用操作腕3cとは非接触状態となっている。なお、溝3eは必ずしも必要ではないが、溝3eを設けると頭部12cの止水用操作腕幅方向のずれを防止することができ、より確実に弁棒12を作動させることができるので、溝3eを設けることが望ましい。
【0017】
上述のように形成された栓体1は、操作レバー3bが非作動状態では、図1に示すように、スプリング部材15の付勢力によって止水弁パッキン13が導入口6を形成する小径外周壁2gと短仕切壁2fとに密着することによって導入口6を閉塞し、液通路10が遮断され、飲料容器内の液体が吐出口9より外部に排出されることがない。さらに、小径スプリング部材20の付勢力によって、減圧弁パッキン18が減圧口8周囲の第1仕切壁2aの下面に密着して減圧口8の閉塞状態を保持する。
【0018】
操作レバー3bを押し操作して下方に回動させると、まず図2に示すように、減圧用操作腕3dが小径スプリング部材20の弾発力に抗して減圧弁棒17の頭部17bを下方に押し下げ、減圧弁パッキン18が減圧口8周囲の第1仕切壁2aから離れ、減圧弁体16が開状態となり、飲料容器内と栓本体2の内部とが連通する。次いで、図3に示すように、止水用操作腕3cがスプリング部材15の弾発力に抗して弁棒12の頭部12cを下方に押し下げ、止水弁パッキン13が導入口6を形成する小径外周壁2gと短仕切壁2fとから離れ、止水弁体11が開状態となり、液通路10が飲料容器内とが連通する。この状態で、飲料容器を吐出口9側へ傾けることにより、飲料容器内の液体を吐出口9を介して外部へ注ぎ出すことができる。また、操作レバー3bの押し操作を解除すると、弁棒12及び減圧弁棒17は、スプリング部材15及び小径スプリング部材20の弾発力によって上動し、止水弁体11及び減圧弁体16を図1に示す閉状態に復帰させる。
【0019】
この栓体1は、魔法瓶や保温可能な水筒等、内部に熱湯や熱い飲料水等を入れる飲料容器に取り付けられるのに適し、熱湯や熱い飲料水等から発生する水蒸気によって、飲料容器内の圧力が上昇することがあっても、操作レバー3bの操作によって、まず減圧口8を開き、飲料容器内を減圧させることができるので、従来のように、止水弁体を開状態にすることが困難であったり、吐出口から水蒸気が吹き出して周囲を汚すことがない。また、減圧口8の開口面積は、導入口6の開口面積の2分の1以下に設定されていることから、飲料容器内の圧力が上昇しても、減圧弁体16に係る圧力は比較的小さく、減圧弁棒17を小さい力で簡単に押し下げることができる。
【0020】
次に、図4乃至図6に基づいて本発明の第2形態例を説明する。なお、第1形態例と同一の箇所には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0021】
本形態例の栓体30は、止水弁体31と減圧弁体32とを一つの弁棒33で作動させるもので、栓本体34の小径円筒部の底部開口が導入口35となる。栓本体34は第1形態例と同様に、第1仕切壁34aと第2仕切壁34bと垂直仕切壁34cとを有しており、導入口35から吐出口9に亘って、液通路36が画成されている。第2仕切壁34bには、貫通孔とガイド筒34dとが形成され、該貫通孔とガイド筒34dとは、栓本体34の中心部に配設される。
【0022】
弁棒33は、大径軸部33aの上部に形成される小径軸部33bと、該小径軸部33b先端に形成される頭部33cとを有し、大径軸部33aの下端には、フランジ状の減圧弁体32が一体に形成され、減圧弁体32の外周には減圧弁パッキン37が取り付けられている。弁棒33の大径軸部33a下端より所定の間隔を存して上方には、スライド規制リブ33dが周設され、弁棒33の減圧弁体32とスライド規制リブ33dとの間の大径軸部33aには、止水弁体31が上下動可能に取り付けられる。
【0023】
止水弁体31は、導入口35を閉塞可能な略円盤状に形成され、その中心部に減圧口38が穿設され、該減圧口38を前記減圧弁体32とスライド規制リブ33dとの間の大径軸部33aに挿通させることによって、止水弁体31とともに減圧口38が前記大径軸部33aに、上下方向に移動可能に取り付けられる。減圧口38は、前記大径軸部33aより大径で、且つ前記止水弁体31及び前記スライド規制リブ33dより小径に形成され、止水弁体31のスライド上限と下限とがこれらスライド規制リブ33dと止水弁体31とによって規制されている。
【0024】
止水弁体31を装着した弁棒33は、止水弁体31と減圧弁体32とを、導入口35の飲料容器側に配設し、スライド規制リブ33dより上方の大径軸部33aをガイド筒34dに上下動可能に挿入する。小径軸部33bには、バネ受け部材14が挿通される。該バネ受け部材14は頭部33cによって抜け止めされ、バネ受け部材14と前記ガイド筒34d基端側の第2仕切壁34bとの間に、スプリング部材15が縮設される。これにより、バネ受け部材14と当接する弁棒33の頭部33cは、スプリング部材15によって常時上方に付勢され、止水弁体31が栓本体34の小径外周壁34eに装着したシールパッキン5に密着し、減圧弁体32に取り付けられた減圧弁パッキン37が減圧口38周囲の止水弁体31の下面に密着する。
【0025】
操作部材39は、基端側に回動基部39aを有し、先端側に操作レバー39bが形成されるとともに、前記回動基部39aと操作レバー39bとを連結する操作腕39c(本発明の操作子)が設けられている。
【0026】
上述のように形成された栓体30は、操作レバー39bが非作動状態では、図4に示すように、スプリング部材15の付勢力によって止水弁体31が栓本体34の小径外周壁34eに装着したシールパッキン5に密着することによって導入口35を閉塞し、液通路36が遮断され、飲料容器内の液体が吐出口9より外部に排出されることがない。これと同時に、減圧弁パッキン37が減圧口38周囲の止水弁体31に密着して減圧口38の閉塞状態が保持される。
【0027】
操作レバー39bを押し操作して下方に回動させると、まず図5に示すように、操作腕39cがスプリング部材15の弾発力に抗して、弁棒33の頭部33cを下方に押し下げる。この時、飲料容器に熱湯や熱い飲料水等が注入されていると、水蒸気によって飲料容器内の圧力が上昇しており、止水弁体31はこの圧力により、止水弁体31をシールパッキン5に押し付けた状態で、弁棒33のみが押し下げられ、減圧弁パッキン37が減圧口38周囲の止水弁体31から離れ、減圧弁体32が開状態となり、飲料容器内と栓本体34の内部とが連通し、減圧弁体32が止水弁体31より先にまず開状態となる。一方、弁棒33の頭部33cを下方に押し下げられる時に、飲料容器内の圧力が大気圧の場合では、止水弁体31と減圧弁体32とは同時に押し下げられる。
【0028】
次いで、操作レバー39bをさらに下方に回動させると、図6に示すように、スライド規制リブ33dが止水弁体31を押し下げ、止水弁体31とシールパッキン5とが離れ、止水弁体31が開状態となり、液通路36が飲料容器内とが連通する。この状態で、飲料容器を吐出口9側へ傾けることにより、飲料容器内の液体を吐出口9を介して外部へ注ぎ出すことができる。また、操作レバー39bの押し操作を解除すると、弁棒33はスプリング部材15の弾発力によって上動し、止水弁体31及び減圧弁体32を図4に示す閉状態に復帰させる。
【0029】
本形態例では、止水弁体31と減圧弁体32とを一つの弁棒33で作動させるので、構造が簡単になり、安価に栓体30を製造することができる。また、導入口35を大きく形成することができるので、液通路36の容積を大きく取ることができ、飲料容器内の液体の吐出量を多くすることができる。
【0030】
図7乃至図9は、前記第2形態例の栓本体34と止水弁体31との間に、減圧口38を減圧弁32側に付勢する減圧弁側スプリング部材42を縮設するとともに、第2形態例のスライド規制リブを省略した本発明の第3形態例示すもので、第2形態例と同一の箇所には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0031】
本形態例の栓体40に用いられる弁棒41は、軸方向略中央に大径軸部41aが形成され、該大径軸部41aの上部に小径軸部41bと頭部41cとが連続して形成されており、大径軸部41aの下方には周溝41dが設けられている。また弁棒41の下端には、減圧弁体32が弁棒41と一体に形成され、減圧弁体32の外周には減圧弁パッキン37が取り付けられている。弁棒41の減圧弁体32と周溝41dとの間には、止水弁体31が上下動可能に取り付けられ、前記周溝41dには、減圧弁側バネ受け部材43が装着されている。
【0032】
弁棒41は、止水弁体31と減圧弁体32とを、導入口35の飲料容器側に配設し、周溝41dより上方の大径軸部41aをガイド筒34dに上下動可能に挿入する。小径軸部41bには、バネ受け部材14が装着され、該バネ受け部材14と前記ガイド筒34d基端側の第2仕切壁34bとの間に、スプリング部材15が縮設される。さらに、周溝41dに取り付けた減圧弁側バネ受け部材43が、第2仕切壁34bの下面側に配設され、該減圧弁側バネ受け部材43と止水弁体31との間に減圧弁側スプリング部材42が縮設される。なお、この減圧弁側スプリング部材42のセット荷重と、スプリング部材15のセット荷重とは、任意に設定すればよい。
【0033】
この取り付けにより、バネ受け部材14と当接する弁棒41の頭部41cは、スプリング部材15によって常時上方に付勢され、止水弁体31が栓本体34の小径外周壁34eに装着したシールパッキン5に密着し、減圧弁体32に取り付けられた減圧弁パッキン37が減圧口38周囲の止水弁体31の下面に密着する。
【0034】
上述のように形成された栓体40は、操作レバー39bが非作動状態では、図7に示すように、スプリング部材15の付勢力によって止水弁体31が栓本体34の小径外周壁34eに装着したシールパッキン5に密着することによって導入口35を閉塞し、液通路36が遮断され、飲料容器内の液体が吐出口9より外部に排出されることがない。これと同時に、減圧弁パッキン37が減圧口38周囲の止水弁体31に密着して減圧口38の閉塞状態が保持される。
【0035】
操作レバー39bを押し操作して下方に回動させると、まず図8に示すように、操作腕39cがスプリング部材15の弾発力に抗して、弁棒41の頭部41cを下方に押し下げる。この時、飲料容器に熱湯や熱い飲料水等が注入されていると、水蒸気によって飲料容器内の圧力が上昇しており、止水弁体31はこの圧力によって、止水弁体31をシールパッキン5に押し付けた状態のまま、減圧弁側スプリング部材42を縮小させて、弁棒41のみが押し下げられ、減圧弁体32が止水弁体31より先にまず開状態となる。
【0036】
減圧弁体32が開放され、飲料容器内が減圧されるのに伴って、図9に示すように、減圧弁側スプリング部材42が飲料容器内の圧力に抗して復帰し始め、止水弁体31が押し下げられて、止水弁体31とシールパッキン5とが離れ、止水弁体31が開状態となり、液通路36が飲料容器内とが連通する。この状態で、飲料容器を吐出口9側へ傾けることにより、飲料容器内の液体を吐出口9を介して外部へ注ぎ出すことができる。また、操作レバー39bの押し操作を解除すると、弁棒41はスプリング部材15の弾発力によって上動し、止水弁体31及び減圧弁体32を図7に示す閉状態に復帰させる。
【0037】
本形態例では、減圧弁側スプリング部材42を用いることにより、操作レバー39b及び弁棒41が上下動する幅を、減圧弁側スプリング部材42を用いない前記第2形態例よりも短くすることができ、さらに、飲料容器内を減圧させてから止水弁体31を迅速かつ確実に開状態にすることができる。
【0038】
図10は、上述の第3形態例を一部変更した本発明の第4形態例を示すもので、前記した形態例と同一の箇所には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。本形態例の栓体50は、第3形態例の減圧弁側バネ受け部材を省略し、減圧弁側スプリング部材42を、第2仕切壁34bの下面34fと止水弁体31との間に縮設し、減圧弁側スプリング部材42のセット荷重をスプリング部材15のセット荷重よりも低く設定したものである。また、本形態例の弁棒51は、大径軸部51aの上部に小径軸部51bと頭部51cとを連続して設け、大径軸部51aの下端に、減圧弁体32を一体に備えている。
【0039】
本形態例では、操作レバー39bを押し操作して下方に回動させると、止水弁体31は、飲料容器内の圧力によってシールパッキン5に押し付けられた状態のまま、セット荷重の低い減圧弁側スプリング部材42を縮小させながら、弁棒51のみが押し下げられ、減圧弁体32が止水弁体31より先に開状態となる。
【0040】
図11は、前記第4形態例を一部変更した本発明の第5形態例で、本形態例の栓体60は、ガイド筒34dに連続して、第2仕切壁34b下方へ突出する筒部61を設け、減圧弁側スプリング部材42を、筒部61基端側の第2仕切壁34bの下面34fと、止水弁体31との間に縮設している。また、減圧弁側スプリング部材42のセット荷重は、第4形態例と同様にスプリング部材15のセット荷重よりも低く設定されている。
【0041】
上述の第4形態例及び第5形態例の栓体50,60では、減圧弁側バネ受け部材を省略することによって、部品点数を少なくすることができ、また、弁棒51の構造も簡単になるので、止水弁体31及び減圧弁体32を迅速且つ確実に開閉させることができる栓体を低コストで提供できるようになる。
【0042】
図12は、本発明の第6形態例を示すもので、前記した形態例と同一の箇所には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0043】
本形態例の栓体70では、レバー式の操作部材ではなく、プッシュ式の操作部材71が適用されている。操作部材71は、天井部材72の中心部に出没可能に設けられたプッシュボタン73とプッシュボタン73の下端に当接する操作子74とを有している。プッシュボタン73は、栓体内部に向けて開口した略コップ状に形成され、下端側にプッシュボタン73の突出を天井部材72と当接して規制する大径ストッパ部73aが周設されている。
【0044】
操作子74は、中心部に弁棒75の頭部75aの収容凹部74aが形成され、収容凹部74aの中心部には、上方に向けて小径となる円錐状の挿通孔74bが穿設される。上記収容凹部74aの上端外周にはフランジ部74cが形成され、該フランジ部74cの裏面と、ガイド筒34d基端側の第2仕切壁34bとの間にはスプリング部材15が縮設され、このスプリング部材15を介して操作子74がプッシュボタン73を常に上方に付勢している。
【0045】
弁棒75は、ガイド筒34dに収容される大径軸部75bの上部に、上方に向けて漸次小径となる円錐部75cを備え、該円錐部75cの上部に頭部75aを有している。また、大径軸部75bの下方には周溝75dが設けられるとともに、弁棒75の下端には、減圧弁体76が弁棒75と一体に形成され、減圧弁体76の外周には減圧弁パッキン77が取り付けられている。弁棒75の減圧弁体76と周溝75dとの間には、止水弁体31が上下動可能に取り付けられ、前記周溝75dには、減圧弁側バネ受け部材43が装着されている。弁棒75は、円錐部75cを、操作子74の挿通孔74bに挿通させ、頭部75aを操作子74の収容凹部74aに収容させる。
【0046】
上述の栓体70では、プッシュボタン73の非作動時では、スプリング部材15の付勢力によって止水弁体31がシールパッキン5に密着することによって導入口35を閉塞し、液通路36が遮断されて、飲料容器内の液体が吐出口9より外部に排出されることがない。これと同時に、減圧弁パッキン77が減圧口38周囲の止水弁体31に密着して減圧口38の閉塞状態が保持される。
【0047】
プッシュボタン73を押し下げると、操作子74がスプリング部材15の弾発力に抗して、弁棒75の円錐部75cを下方に押し下げる。この時、飲料容器内の圧力が上昇していると、止水弁体31はこの圧力によって、止水弁体31をシールパッキン5に押し付けた状態のまま、減圧弁側スプリング部材42を縮小させて、弁棒75のみが押し下げられ、減圧弁体76が止水弁体31より先にまず開状態となる。
【0048】
減圧弁体76が開放され、飲料容器内が減圧されるのに伴って、減圧弁側スプリング部材42が飲料容器内の圧力に抗して復帰し始め、止水弁体31が押し下げられて、止水弁体31とシールパッキン5とが離れ、止水弁体31が開状態となり、液通路36が飲料容器内とが連通する。また、プッシュボタン73の押圧を解除すると、弁棒75はスプリング部材15の弾発力によって上動し、止水弁体31及び減圧弁体76を閉状態に復帰させる。
【0049】
本形態例では、栓本体より操作レバーが突出することがないので、栓本体をコンパクトに形成することができる。
【0050】
なお、本発明の栓体は、上述の各形態例のように、スプリング部材としてコイル状のスプリングを用いるものに限らず、板バネや、ゴム等の合成樹脂製の弾性材料を用いたものを用いても差し支えない。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、第1発明及び第2発明によれば、簡単な構造で飲料容器内の減圧を図ることができ、飲料容器内に熱湯や熱い飲料水を入れても、飲料容器内の液体を良好に注ぐことができるとともに、飲料容器が転倒したり、携帯時に傾いたりすることがあっても、内部の液体が漏れ出すことがない。
【0052】
また、第3発明によれば、栓体の部品点数を減らすことができ、第4発明及び第5発明によれば、栓体の部品点数を減らすとともに、迅速且つ確実に止水弁体及び減圧弁体を開閉させることができるようになる。
【0053】
さらに、第6発明によれば、減圧弁体の閉状態をより確実に保持させることができるようになり、第7発明によれば、小さい力で容易に操作部材を作動させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態例を示す栓体の断面図
【図2】本発明の第1形態例を示す栓体の減圧弁体が開状態の断面図
【図3】本発明の第1形態例を示す栓体の減圧弁体と止水弁体とが開状態の断面図
【図4】本発明の第2形態例を示す栓体の断面図
【図5】本発明の第2形態例を示す栓体の減圧弁体が開状態の断面図
【図6】本発明の第2形態例を示す栓体の減圧弁体と止水弁体とが開状態の断面図
【図7】本発明の第3形態例を示す栓体の断面図
【図8】本発明の第3形態例を示す栓体の減圧弁体が開状態の断面図
【図9】本発明の第3形態例を示す栓体の減圧弁体と止水弁体とが開状態の断面図
【図10】本発明の第4形態例を示す栓体の断面図
【図11】本発明の第5形態例を示す栓体の断面図
【図12】本発明の第6形態例を示す栓体の断面図
【符号の説明】
1,30,40,50,60,70…栓体、2,34…栓本体、2e,34d…ガイド筒、3,39,71…操作部材、3b,39b…操作レバー、4,72…天井部材、5…シールパッキン、6,35…導入口、8,38…減圧口、9…吐出口、10,36…液通路、11,31…止水弁体、12,33,41,51,75…弁棒、13…止水弁パッキン、14,19…バネ受け部材、15…スプリング部材、16,32,76…減圧弁体、17…減圧弁棒、18,37,77…減圧弁パッキン、20…小径スプリング部材、42…減圧弁側スプリング部材、43…減圧弁側バネ受け部材、61…筒部,73…プッシュボタン

Claims (7)

  1. 飲料容器の開口部に着脱可能に装着される栓本体に、前記飲料容器内の液体を、栓本体内部に導入する導入口と栓本体外部に吐出させる吐出口とを備えた液通路を形成し、前記導入口を開閉する止水弁体を下部に備えた弁棒を前記導入口に挿通し、該弁棒の上部側を前記栓本体に立設したガイド筒に上下動可能に収容し、前記弁棒を常時上方に付勢して前記止水弁体を閉状態とするスプリング部材を、前記ガイド筒基端側の栓本体と前記弁棒の先端側との間に縮設し、前記弁棒の先端上方に位置する操作子を有する操作部材を、前記栓本体の上部に備え、前記操作部材の操作によって前記操作子が弁棒を下方に付勢して前記止水弁体を開状態とする飲料容器の栓体において、前記飲料容器内部と前記栓本体内部とを連通して飲料容器内部を減圧する減圧口と、該減圧口を開閉する減圧弁体と、該減圧弁体を常時閉状態とする付勢手段とを設けるとともに、前記操作部材の操作によって、前記止水弁体を開状態とする前に、前記減圧弁体を開状態とする減圧操作手段を設けたことを特徴とする飲料容器の栓体。
  2. 前記減圧口を前記栓本体に設け、該減圧口を前記導入口より小径に形成し、該減圧口に、前記減圧弁体を下端に備えた減圧弁棒を上下動可能に挿通し、前記付勢手段は、前記栓本体と前記減圧弁棒の先端側との間に縮設され、前記減圧弁棒を常時上方に付勢して前記止水弁体を閉状態とする小径スプリング部材であり、前記減圧操作手段は、前記操作部材から前記減圧弁棒に向けて設けられ、前記操作部材の操作に伴って前記減圧弁棒を前記小径スプリング部材に抗して下方に付勢する減圧用操作子であることを特徴とする請求項1記載の飲料容器の栓体。
  3. 前記止水弁体を前記導入口を閉塞可能な略円盤状に形成し、該止水弁体の中央部分に前記減圧口を穿設し、該減圧口を前記弁棒の下方に挿通して、前記止水弁体を前記弁棒に上下動可能に装着し、前記弁棒の下端より間隔を存して上方に、止水弁体の移動を規制するスライド規制リブを周設し、前記弁棒の下端に前記減圧口を開閉するフランジ状の減圧弁体を形成し、前記スプリング部材が前記付勢手段を兼用するとともに、前記操作部材の前記操作子が前記減圧操作手段を兼用することを特徴とする請求項1記載の飲料容器の栓体。
  4. 前記栓本体と前記止水弁体との間に、前記止水弁体を前記減圧弁体側に付勢する減圧弁側スプリング部材を縮設したことを特徴とする請求項3記載の飲料容器の栓体。
  5. 前記減圧弁側スプリング部材の付勢力を、前記スプリング部材の付勢力よりも小さく設定したことを特徴とする請求項4記載の飲料容器の栓体。
  6. 前記減圧弁体に減圧弁パッキンを装着したことを特徴とする請求項1,2,3,4,5のいずれかに記載の飲料容器の栓体。
  7. 前記減圧口の開口面積が前記導入口の開口面積の2分の1以下であることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6のいずれかに記載の飲料容器の栓体。
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