JP2004312173A - データ送信装置およびデータ受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビジョン放送やラジオ放送などのデータ受信が困難な状況が生じた場合でも、そのデータ再生を可能にする。
【解決手段】データ送信装置は、同一の分割圧縮データを複数含むとともに分割圧縮データに含まれている付属データが表す時系列の順序を一定のパターンの順序に変更して所定数の分割圧縮データを生成する送信パターン生成装置15および送信用パケットデータ生成装置16と、その生成された所定数の分割圧縮データを各分割圧縮データごとに送信するデータ送信装置17とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、データ送信装置およびデータ受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビジョン放送やラジオ放送などのブロードキャストのデータである映像データや音声データを安定して享受するための提案がされている。提案の一例として、車両上においてもノイズの少ない映像として放送番組を録画するものがある。この提案によれば、圧縮符号化された圧縮映像データを搬送するデジタル地上波を復調する復調手段と、この復調手段による復調の結果として得られる圧縮符号化データに基づく映像を表示する出力手段と、を備えた車載用デジタルテレビジョン受信機であって、復調の結果得られる圧縮映像データを圧縮符号化した状態のまま記録媒体に記録することにより放送番組を録画する録画制御手段と、再生指令に応じて、記録媒体の圧縮映像データに基づく映像を出力手段に表示させることにより、放送番組を再生する再生制御手段とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、提案の他の例として、一定時間前の画像データから、経過時間までに蓄積された現行放送の画像データの時間軸を圧縮し、現行放送の入力映像との時間的断絶を感じさせないよう時間的整合を図り、再生するものがある。この提案によれば、現行放送の映像信号を入力する映像入力手段と、該映像入力手段からの映像信号を画像データとして順次記録する画像メモリ手段と、該画像メモリ手段を管理・制御するメモリ管理手段と、入力される映像信号の画像表示を行う画像出力手段と、該画像出力手段への入力を前記画像入力手段からの現行放送映像信号、或は、前記画像メモリ手段からの再生映像信号のいずれかに切り替える切り替え手段を有する映像再生手段を備えた受像装置において、前記画像メモリ手段は、前記切り替え手段が再生映像信号に切り替えられる以前に記録されている第1のメモリ領域とは別に該切り替え時からの現行放送画像データを記録する第2のメモリ領域を持ち、前記メモリ管理手段は、前記第1及び第2のメモリ領域へのアクセスを該第1のメモリ領域から該第2のメモリ領域への該データが入力された順に、かつ、時間軸を所定の圧縮率にして行うようにするとともに、前記切り替えにより始動する再生映像信号の動作中に前記時間軸の圧縮率の設定値に応じる再生経過時間の推移に対応して、前記第1のメモリ領域のデータを前記第2のメモリ領域の順次つながるデータに変更させて、再度の切り替え動作を可能にするようにしたものである(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−191020号公報(段落番号「0005」)
【特許文献2】
特許第3260618号(段落番号「0004」)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のテレビジョン放送やラジオ放送などのブロードキャストのデータ送信では、時系列に沿ってデータを送信するものであったため、データ受信が困難な状況が生じた場合には、データの欠落によって継続したデータ再生ができないという課題があった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、テレビジョン放送やラジオ放送などのブロードキャストのデータ受信が困難な状況が生じた場合でも、そのデータ再生を可能にするデータ送信装置およびデータ受信装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るデータ送信装置は、同一の分割圧縮データを複数含むとともに分割圧縮データに含まれている付属データが表す時系列の順序を一定のパターンの順序に変更して所定数の分割圧縮データを生成するデータ生成手段と、データ生成手段によって生成された所定数の分割圧縮データを各分割圧縮データごとに送信するデータ送信手段とを備えたものである。
【0008】
この発明に係るデータ受信装置は、受信した分割圧縮データを格納する第1のデータ格納手段と、第1のデータ格納手段に格納された分割圧縮データに含まれている付属データによって当該分割圧縮データが再生すべき分割圧縮データであるか否かを判別するデータ判別手段と、データ判別手段によって第1のデータ格納手段に格納された分割圧縮データが再生すべき分割圧縮データであると判別された場合には当該分割圧縮データを格納する第2のデータ格納手段と、第2のデータ格納手段に格納された分割圧縮データを伸長して元データを再生するデータ再生手段とを備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態の構成について、図を参照しながら説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるデータ送信装置の構成を示すブロック図である。このデータ送信装置は、映像や音声のストリーム系データ、すなわち、時系列に連続する放送番組のデータを送信する放送局内に設置されている。図1において、送信元データ格納装置11は、時系列に連続する送信用の元データを格納し、所定の読み出しタイミングに応じて出力する。送信元データ時分割装置12は、送信元データ格納装置11から出力される元データを所定の時間単位(例えば、5分)で分割して、その分割データを出力する。
【0010】
送信用圧縮データ生成装置13は、送信元データ時分割装置12から出力される分割データを圧縮して分割圧縮データを生成する。例えば、5分間の分割データを1/30に圧縮して10秒の分割圧縮データを生成する。さらに、各分割圧縮データごとに元データの時系列の順序を表すID番号(付属データ)を含めて生成する。例えば、20分間の元データを4つの分割データに分割した場合には、時系列の順序を表す「1」から「4」までのID番号を各分割圧縮データに含める。
【0011】
送信用圧縮データ格納装置14は、送信用圧縮データ生成装置13から出力される複数の分割圧縮データを格納し、読み出し指令に応じて各分割圧縮データごとに出力する。送信パターン生成装置15は、所定数の分割圧縮データの送信パターンを生成して出力する。例えば、7個分の分割圧縮データの送信パターンを生成して出力する。送信用パケットデータ生成装置16(データ生成手段)は、送信パターン生成装置15で生成された送信パターンの順序に基づいて、送信用圧縮データ格納装置14から7個分の分割圧縮データを読み出して生成し、各分割圧縮データごとのパケットデータを生成する。データ送信装置17(データ送信手段)は、送信用パケットデータ生成装置16で生成されたパケットデータを各分割圧縮データごとに送信する。
【0012】
図2は、元データ、分割圧縮データ、および送信パターンの関係を示す図である。連続する元データをLT1の時間長(例えば、5分間)ごとに分割し、さらに10秒間に圧縮して分割圧縮データを生成し、各分割圧縮データごとに「1」から「4」のID番号を含める。図2の例における送信パターンは、ID番号「1」の分割圧縮データを3回送信した後、ID番号「2」の分割圧縮データ、ID番号「1」の分割圧縮データ、ID番号「2」の分割圧縮データ、ID番号「1」の分割圧縮データをそれぞれ1回送信する。7個分の分割圧縮データの中では、同一の分割圧縮データが複数存在し、かつ、時系列上は後の分割圧縮データが混在する構成になっている。図3は、各分割圧縮データごとのパケットデータの構成を示す図である。パケットデータには、番組ID、番組内ID(「1」から「4」までのID番号)、後続番組内ID(「1」から「4」までのID番号)、放送開始時刻、再生時間長、分割圧縮データで構成される。
【0013】
次に、動作について説明する。
図4は、図1のデータ送信装置の動作を示すフローチャートである。まず、送信番組データを取得する(ステップST1)。次に、送信パターンを生成して(ステップST2)、送信データを設定する(ステップST3)。そして、送信データの有無を判別し(ステップST4)、送信データがある場合には、パケットデータごとに送信を行い(ステップST5)、送信データが無い場合すなわちパケットデータの送信が完了したときは、このフローを終了する。
【0014】
図5は、データ送信装置からの放送を受信するデータ受信装置の構成を示すブロック図である。この場合のデータ受信装置は、車両などの移動体に搭載されたテレビ受信機やラジオ受信機である。図5において、データ受信装置21は、送信された放送をパケットデータごとに受信する。第1のデータ格納装置22は、データ受信装置21によって受信されたパケットデータを格納する。データ判別装置23は、データ受信装置21によって受信されたパケットデータのID番号を判別して、第1のデータ格納装置22に対して出力すべきパケットデータを指示する。
【0015】
第2のデータ格納装置24は、第1のデータ格納装置22から出力されるパケットデータを格納するとともに、格納したパケットデータのID番号をデータ判別装置23に出力する。データ再生制御装置25は、第2のデータ格納装置24から出力される後続番組内ID番号、放送開始時刻、および再生時間長に応じて再生制御信号を生成する。データ再生装置26は、データ再生制御装置25からの再生制御信号に応じて、第2のデータ格納装置24に格納された分割圧縮データを読み出して元データを再生する。外部出力装置27は、データ再生装置26で再生された元データを外部の表示装置や音響装置に出力する。
【0016】
次に、動作について説明する。
図6は、図5のデータ受信装置における受信処理の動作を示すフローチャートである。データを受信して(ステップST11)、その受信データが既に第2のデータ格納装置24に保存されているか否かを判別する(ステップST12)。その受信データがまだ保存されていない場合には、その受信データを保存する(ステップST13)。その受信データが既に保存されている場合には、ステップST11においてデータ受信を続行する。
【0017】
図7は、図5のデータ受信装置における再生処理の動作を示すフローチャートである。再生用受信データがあるか否かを判別し(ステップST21)、再生用受信データがない場合には、このフローを終了するが、再生用受信データがある場合には保存データ内容を取得する(ステップST22)。次に、再生開始データを設定する(ステップST23)。次に、その設定データをデコードする(ステップST24)。すなわち、分割圧縮データに対して伸長処理を行って、分割データを復元する。次に、デコードされたデータを元データに再生する(ステップST25)。すなわち、分割データを合成して元データを再現する。次に、再生すべきデータがあるか否かを判別し(ステップST26)、再生すべきデータがない場合には、このフローを終了するが、再生すべきデータがある場合には、次に再生すべきデータを設定する(ステップST27)。
【0018】
図8は、図7におけるステップST23およびステップST27のデータ設定処理のフローチャートである。現在再生中データIDの次のIDデータがあるか否かを判別する(ステップST31)。次のIDデータがある場合には、次のIDデータを次再生データとして設定する(ステップST32)。そして、図7のフローに戻る。一方、次のIDデータがない場合には、現在再生中データID以降のIDデータがあるか否かを判別する(ステップST33)。そのIDデータがある場合には、最後に受信したデータの後続データID列に現在再生中データIDの次のデータIDがあるか否かを判別する(ステップST34)。次のデータIDがない場合には、現在再生中データID以降のIDの中で、現在再生IDに一番近いものを次再生データとして設定する(ステップST35)。そして、図7のフローに戻る。
【0019】
ステップST33において、現在再生中のデータID以降のIDデータがない場合、又は、ステップST34において、最後に受信したデータの後続データID列に現在再生中データIDの次のデータIDがある場合には、再生データ設定を継続するか否かを判別する(ステップST36)。継続する場合には、ステップST31に移行して、現在再生中データIDの次のIDデータがあるか否かを判別する。継続しない場合には、図7のフローに戻る。
【0020】
したがって、図5のデータ受信装置によれば、図2の時刻T1で出た受信を開始し、ID番号「2」のデータ受信があった場合でも、その後にID番号「1」のデータが送信されることが分かると、ID番号「2」のデータをすぐに再生せずID番号「2」のデータを保存し、ID番号「1」のデータ受信まで再生を保留する。その後、時刻T2でID番号「1」のデータを受信したときに、そのID番号「1」のデータを再生する。ID番号「1」のデータが元データの時間長で再生されると、ID番号「1」のデータは時刻T3まで再生が継続する。すなわち、図に示すように、時刻T2からT3までの期間LT1において、ID番号「1」のデータの再生が行われる。
【0021】
時刻T3までの間に、ID番号「2」のデータ受信があった場合は、既にID番号「2」のデータは第2のデータ格納装置24に保存されているため、ID番号「2」の受信データは捨てられる。また、ID番号「3」のデータ受信があった場合は、まだID番号「3」のデータは保存されていないため、ID番号「3」のデータは第2のデータ格納装置24に保存される。これにより、時刻T3において、ID番号「2」とID番号「3」のデータを格納しているため、時刻T4までデータ再生が可能となる。そのため、仮に、時刻T4までデータ受信が一切できない状態でも、ID番号「1」からID番号「3」まで再生可能となる。また、時刻T4の直前にID番号「4」のデータ受信ができていれば、ID番号「1」からID番号「4」までのデータが途切れることなく継続して再生が可能となる。
【0022】
以上のように、この実施の形態1によれば、データ送信装置は、同一の分割圧縮データを複数含むとともに分割圧縮データに含まれている付属データが表す時系列の順序を一定のパターンの順序に変更して所定数の分割圧縮データを生成する送信パターン生成装置15および送信用パケットデータ生成装置16と、その生成された所定数の分割圧縮データを各分割圧縮データごとに送信するデータ送信装置17とを備えた構成にしたので、テレビジョン放送やラジオ放送などのデータ受信が困難な状況が生じて、受信側において一時的にデータの受信が途切れた場合でも、その後に同じデータを複数回送信することにより、受信側ではその途切れた部分のデータを補完できるという効果がある。
【0023】
また、この実施の形態1のデータ送信装置によれば、送信用パケットデータ生成装置16は、所定数の分割圧縮データにおける各分割圧縮データごとに後続の分割圧縮データの付属データを付加するように構成したので、受信側に対して各分割圧縮データの再生順序を通知できるという効果がある。
【0024】
また、この実施の形態1によれば、データ受信装置は、受信した分割圧縮データを格納する第1のデータ格納装置22と、第1のデータ格納装置22に格納された分割圧縮データに含まれている付属データによって当該分割圧縮データが再生すべき分割圧縮データであるか否かを判別するデータ判別装置23と、データ判別装置23によって第1のデータ格納装置22に格納された分割圧縮データが再生すべき分割圧縮データであると判別された場合には、当該分割圧縮データを格納する第2のデータ格納装置24と、第2のデータ格納装置24に格納された分割圧縮データを伸長して元データを再生するデータ再生装置26とを備えた構成にしたので、テレビジョン放送やラジオ放送などのデータ受信が困難な状況が生じて、一時的にデータの受信が途切れた場合でも、そのデータの再生が開始する時間以前に同じデータを受信することにより、欠落のない継続したデータ再生ができるという効果がある。
【0025】
また、この実施の形態1におけるデータ受信装置によれば、データ再生装置26は、先に受信された分割圧縮データに付加されている後続の分割圧縮データの付属データによって、先に受信された分割圧縮データが後続の分割圧縮データよりも後の順序であることを示す場合には、先に受信された分割圧縮データの再生を保留するように構成したので、再生順序が前後する複数の分割圧縮データを受信した場合でも、各分割圧縮データを正しい再生順序で再生して、時系列に連続する元データを得ることができるという効果がある。
【0026】
また、この実施の形態1におけるデータ受信装置によれば、データ判別装置23は、第1のデータ格納装置22に格納された分割圧縮データに含まれている付属データによって、当該分割圧縮データが第2のデータ格納装置24に格納されていない場合に、当該分割圧縮データを再生すべき分割圧縮データであると判別するように構成したので、再生すべき分割圧縮データが欠落したり重複するのを回避できるという効果がある。
【0027】
また、この実施の形態1によれば、車両などの移動体に搭載されて放送番組の分割圧縮データを受信するデータ受信装置を構成したので、移動体がトンネルなどに入って、一時的にデータ受信が途切れた場合でも、第2のデータ格納装置24のデータを再生しその再生時間内にトンネルを出て、データを受信することにより、欠落のない継続したデータ再生ができるという効果がある。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、データ送信装置を、同一の分割圧縮データを複数含むとともに分割圧縮データに含まれている付属データが表す時系列の順序を一定のパターンの順序に変更して所定数の分割圧縮データを生成するデータ生成手段と、データ生成手段によって生成された所定数の分割圧縮データを各分割圧縮データごとに送信するデータ送信手段とを備えたように構成にしたので、テレビジョン放送やラジオ放送などのデータ受信が困難な状況が生じて、受信側において一時的にデータの受信が途切れた場合でも、その前後に同じデータを複数回送信することにより、受信側ではその途切れた部分のデータを補完できるという効果がある。
【0029】
この発明によれば、データ受信装置を、受信した分割圧縮データを格納する第1のデータ格納手段と、第1のデータ格納手段に格納された分割圧縮データに含まれている付属データによって当該分割圧縮データが再生すべき分割圧縮データであるか否かを判別するデータ判別手段と、データ判別手段によって前記第1のデータ格納手段に格納された分割圧縮データが再生すべき分割圧縮データであると判別された場合には、当該分割圧縮データを格納する第2のデータ格納手段と、第2のデータ格納手段に格納された分割圧縮データを伸長して元データを再生するデータ再生手段とを備えたように構成にしたので、テレビジョン放送やラジオ放送などのデータ受信が困難な状況が生じて、一時的にデータの受信が途切れた場合でも、そのデータの再生が開始する時間以前に同じデータを受信することにより、欠落のない継続したデータ再生ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1におけるデータ送信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1における元データ、分割圧縮データ、およびパケットデータの送信パターンの関係を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1におけるパケットデータの構成を示す図である。
【図4】図1のデータ送信装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態1におけるデータ受信装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図5のデータ受信装置における受信処理の動作を示すフローチャートである。
【図7】図5のデータ受信装置における再生処理の動作を示すフローチャートである。
【図8】図7における再生開始データを設定する処理のフローチャートである。
【符号の説明】
11 送信元データ格納装置、12 送信用元データ時分割装置、13 送信用圧縮データ生成装置、14 送信用圧縮データ格納装置、15 送信パターン生成装置(データ生成手段)、16 送信用パケットデータ生成装置(データ生成手段)、17 データ送信装置(データ送信手段)、21 データ受信装置、22 第1のデータ格納装置(第1のデータ格納手段)、23 データ判別装置(データ判別手段)、24 第2のデータ格納装置(第2のデータ格納手段)、25 データ再生制御装置、26 データ再生装置(データ再生手段)、27 外部出力装置。

Claims (10)

  1. 時系列に連続する元データを所定の時間単位で分割した分割データを圧縮して分割圧縮データを生成し、各分割圧縮データに時系列の順序を表す付属データを含めて送信するデータ送信装置において、
    同一の分割圧縮データを複数含むとともに分割圧縮データに含まれている付属データが表す時系列の順序を一定のパターンの順序に変更して所定数の分割圧縮データを生成するデータ生成手段と、
    前記データ生成手段によって生成された所定数の分割圧縮データを各分割圧縮データごとに送信するデータ送信手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ送信装置。
  2. データ生成手段は、所定数の分割圧縮データにおける各分割圧縮データごとに後続の分割圧縮データの付属データを付加することを特徴とする請求項1記載のデータ送信装置。
  3. 元データは、テレビジョン放送番組の映像および音声データであることを特徴とする請求項1記載のデータ送信装置。
  4. 元データは、ラジオ放送番組の音声データであることを特徴とする請求項1記載のデータ送信装置。
  5. 時系列に連続する元データを所定の時間単位で分割した分割データを圧縮して分割圧縮データを生成し、各分割圧縮データごとに時系列の順序を表す付属データを含めて送信された分割圧縮データを受信するデータ受信装置において、
    受信した分割圧縮データを格納する第1のデータ格納手段と、
    前記第1のデータ格納手段に格納された分割圧縮データに含まれている付属データによって当該分割圧縮データが再生すべき分割圧縮データであるか否かを判別するデータ判別手段と、
    前記データ判別手段によって前記第1のデータ格納手段に格納された分割圧縮データが再生すべき分割圧縮データであると判別された場合には当該分割圧縮データを格納する第2のデータ格納手段と、
    前記第2のデータ格納手段に格納された分割圧縮データを伸長して元データを再生するデータ再生手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ受信装置。
  6. データ再生手段は、先に受信された分割圧縮データに付加されている後続の分割圧縮データの付属データによって、前記先に受信された分割圧縮データが前記後続の分割圧縮データよりも後の順序であることを示す場合には、前記先に受信された分割圧縮データの再生を保留することを特徴とする請求項5記載のデータ受信装置。
  7. データ判別手段は、第1のデータ格納手段に格納された分割圧縮データに含まれている付属データによって当該分割圧縮データが第2のデータ格納手段に格納されていない場合に当該分割圧縮データを再生すべき分割圧縮データであると判別することを特徴とする請求項6記載のデータ受信装置。
  8. データ再生手段により再生される元データは、テレビジョン放送番組の映像および音声データであることを特徴とする請求項5記載のデータ受信装置。
  9. データ再生手段により再生される元データは、ラジオ放送番組の音声データであることを特徴とする請求項5記載のデータ受信装置。
  10. 移動体に搭載されて放送番組の分割圧縮データを受信することを特徴とする請求項5記載のデータ受信装置。
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