JP2004310547A - 情報処理装置、メモリ、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、メモリ、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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匡隆 尾坂
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Abstract

【課題】本発明は、メモリ制御部の信号入出力端子数を削減し、かつ、キャッシュメモリが保持するデータとメモリ部の転送が効率よく実現出来る情報処理装置を提供する。
【解決手段】メモリ制御部とメモリ部とを、アドレス、データ及び制御用信号の転送を共有するバスを用いて接続し、メモリ制御部が、メモリ部に対し、メモリ部の第1所定位置を含む第1コマンドを出力し、所定時間経過後に、第2所定位置を含む第2コマンドを出力する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリに対してデータの書込及び読出を行う情報処理装置であって、特にアドレス信号、データ信号、制御用信号を伝送する信号線を兼用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】SDRAM(Synchronous DRAM)は、パソコンやディジタルTV等の家庭用AV機器の主記憶デバイスとして用いられる。
前記家庭用AV機器が備えるCPUは、転送速度がより高速なキャッシュメモリを備え、前記SDRAMから読み出したデータを、一旦、前記キャッシュメモリに保持して、使用する。
【0003】
前記キャッシュメモリは、前記SDRAMに対しデータの要求をする場合、前記要求以降に必要となるデータがキャッシュメモリ内に保持出来ている確率を上げるため、前記要求するデータの周囲に分布するデータも余分にSDRAMから読み出して保持する(非特許文献1参照)。
前記要求するデータと前記余分なデータとを合わせて、ブロックと称する。
【0004】
前記SDRAMは、前記ブロック毎のデータの読出要求に対応するために、アドレスのラップアラウンド機能を備えている。
一方、家庭用AV機器が備えるメモリ制御部であるLSIがSDRAMを制御する場合、データ信号を伝送するデータバス、アドレス信号を伝送するアドレスバス、制御信号(CLK、RAS、CAS、CS、WE、CKE、DQM)を伝送する制御信号用バスを用いて制御する。
【0005】
前記データバス及び前記アドレスバスの本数は、SDRAMへ読み書きするデータのビット数、アドレスバスのビット数に比例して増加する。
近年、メモリ容量の大容量化に従い、前記アドレスのビット数、扱うデータのビット数が大きくなり、データバス、アドレスバスの本数が増加してきている。
前記バスの本数が多くなると、前記LSIに、データ、アドレスを入出力する端子が多数必要となり、前記LSIのパッケージが大きくなり、製造コストが高くなるという問題がある。
【0006】
前記問題を解決するため、前記データバス、前記アドレスバス等を兼用する兼用バスを用いて、SDRAMを制御する情報処理装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】特開2000−267985号公報
【0008】
【非特許文献1】イラストで読むマイクロプロセッサ入門 グレッグ ワイアント、タッカー ハーマーストロンム著 インプレス社 1995年 P.78−P.79
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記提案されている兼用バスを用いる情報処理装置は、SDRAMの備える前記ラップアラウンド機能に対応できないため、キャッシュメモリが保持するデータとSDRAMが保持するデータの間の整合性を確保した情報処理を行うことが出来ない。
上記の問題に鑑み、本発明は、メモリ制御部の信号入出力端子数を削減し、かつ、キャッシュメモリが保持するデータとメモリ部が保持するデータの整合性を確保しながら情報処理が出来る有用な情報処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、予めバースト長が設定され、当該バースト長のメモリブロックからブロックデータをラップアラウンド方式により入出力するメモリ部、前記メモリ部との間でアドレス及びデータのバスを共有するメモリ制御部から構成される情報処理装置であって、メモリ制御部は、前記メモリブロックの途中順位に対応するデータから入出力する場合において、当該データより1順位先行するデータを除く同一メモリブロック内のデータを入出力するよう指示する第1コマンドと、前記メモリブロック内の残りのデータの入出力を指示する第2コマンドとを出力する出力手段を備え、前記メモリ部は、前記第1及び第2コマンドに従い、データを入出力する。
【0011】
上記課題を解決するために本発明は、入力される、クロックを含む制御用信号とアドレス信号とデータ信号とに基づき、データの記憶を行うメモリであって、前記入力される信号を伝送する伝送部と、前記クロックのエッジを検出する検出部と、データを記憶するための、それぞれにアドレスが割り振られた複数のメモリセルと、前記クロックの所定のエッジ検出時に、入力されているアドレス信号を取り込み書込先アドレスとして保持するアドレス保持部と、前記所定のエッジを除くエッジの検出後、次のエッジを検出するまでに前記書込先アドレスをインクリメントするアドレス加算部と、前記所定のエッジ検出後、エッジを検出する毎に、データ信号を取り込むデータ保持部と、前記データ信号を取り込む毎に、前記取り込んだデータを前記アドレス保持部が保持するアドレスに書き込むよう制御する制御部とを備える。
【0012】
上記課題を解決するために本発明は、コマンドに従い動作し、予めバースト長が設定され、当該バースト長のメモリブロックからブロックデータをラップアラウンド方式により入出力するメモリに対し、アドレス及びデータのバスを共有し、データを入出力する情報処理方法であって、前記メモリブロックの途中順位に対応するデータから入出力する場合において、当該データより1順位先行するデータを除く同一メモリブロック内のデータを入出力するよう指示する第1コマンドを出力する第1出力ステップと、前記メモリブロック内の残りのデータの入出力を指示する第2コマンドを出力する第2出力ステップとを含む。
【0013】
上記課題を解決するために本発明は、コマンドに従い動作し、予めバースト長が設定され、当該バースト長のメモリブロックからブロックデータをラップアラウンド方式により入出力するメモリに対し、アドレス及びデータのバスを共有し、データを入出力する情報処理装置に適用されるプログラムであって、前記メモリブロックの途中順位に対応するデータから入出力する場合において、当該データより1順位先行するデータを除く同一メモリブロック内のデータを入出力するよう指示する第1コマンドを出力する第1出力ステップと、前記メモリブロック内の残りのデータの入出力を指示する第2コマンドを出力する第2出力ステップとの各ステップをコンピュータに実行させる。
【0014】
【発明の実施の形態】
<1.第1実施形態>
<1.1.構成>
図1は、本発明の第1実施形態である情報処理装置1の構成を示す図である。
メモリ制御部10は、CPU30とバスを介して電気的に接続している。
【0015】
メモリ制御部10は、具体的には、SDRAMを制御するためのLSIである。
またメモリ制御部10は、SDRAM20と、図に示すように、アドレス信号、データ信号、制御用信号のうち1つ或いは2つを伝送する信号線て電気的に接続している。
【0016】
メモリ制御部10は、SDRAM20との間で、図1中でA(13:0)と表しているA13からA0の14ビットのアドレスを入出力する。
同様に、メモリ制御部10は、SDRAM20へ、図1中でD(13:0)、D(14)、D(15)と表しているD15からD0の16ビットのデータを入出力する。
【0017】
メモリ制御部10が、SDRAM20へ入出力するデータは、1ワードである16ビット単位である。
前記制御用信号は、RAS、CAS、CKE、WE、CS、DQM、CLKであり、SDRAMの制御仕様で定められている信号であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0018】
SDRAM20は、前記1ワードのデータを記憶するメモリセルを複数備える。
前記メモリセルは、それぞれが14ビット長であるロウアドレスとカラムアドレスの組で識別される。
本実施の形態では、メモリ制御部10は、ロウアドレスが0であるメモリセルにデータを入出力するものとする。
【0019】
メモリ制御部10は、SDRAMの制御仕様として定められているコマンドを生成するために、CLKに同期させてRAS、CAS、CKE、WE、CS、DQM、CLKのそれぞれを前記制御仕様に従ってハイレベル或いはローレベルにする。
例えば、メモリ制御部10は、SDRAM20に対し書込を指示するライトコマンドを生成する場合、CSとCASとWEをローレベルにし、RASをハイレベルにする。
【0020】
第1実施形態において、メモリ制御部10は、SDRAM20を制御するために、前記制御仕様で定められたアクティブコマンド、リードコマンド、ライトコマンド、バーストストップコマンドを用いる。
CPU30は、メモリ制御部10に対し、4ワードから成るブロックデータを単位として、データの入出力を要求する。
【0021】
また、メモリ制御部10は、CPU30からの指示に従い、SDRAM20に対し、4ワードから成るブロックデータを単位として、データの入出力を要求する。
図2は、CPU30が、メモリ制御部10に対し、SDRAM20への書込を要求する書込データの構造を示す図である。
【0022】
前記書込データは、1ワードのデータである書込データ202、書込データ203、書込データ204、書込データ201から成るブロックデータである。
図3は、SDRAM20が備える、データを記憶するためのメモリ領域の1部を示す図である。
前記メモリ領域のロウアドレスは、0であるとする。
【0023】
前記メモリ領域は、それぞれにカラムアドレスが割り振られた、1ワードのデータを保持する複数のメモリセルから成り、前記カラムアドレスは0x0000から0x3FFFまでの値をとる。
メモリブロック305は、メモリセル301からメモリセル304で構成され、メモリセル301からメモリセル304には、カラムアドレスとして0x0A00から0x0A03が割り振られている。
【0024】
ここで、0xから始まる数値は16進数を示し、例えば0x0A00は、16進数の0A00である。
メモリブロックにおいて、アドレスが一番小さいメモリセルをブロック先頭セルと称し、アドレスが一番大きいメモリセルを、ブロック最終セルと称する。
前記ブロック先頭セルを表すアドレスをブロック先頭アドレス、前記ブロック最終セルを表すアドレスをブロック最終アドレスと称する。
【0025】
前記ブロック先頭アドレスは、カラムアドレスの16進における最終桁が、0x0A00、0x0A04等のように4で割り切れるアドレスである。
ブロック305においては、ブロック先頭セルはメモリセル301であり、ブロック最終セルはメモリセル304である。
SDRAM20は、バースト転送モードで動作し、予めバースト長としてメモリブロック内のワード数である値4が設定されているものとする。
【0026】
SDRAM20のCASレイテンシは2であるとする。
また、SDRAM20は、メモリブロックについて、ブロック最終セルまでにデータの入出力処理をした後、ブロック先頭セルからデータの入出力処理を継続するラップアラウンド機能を備える。
例えば、SDRAM20は、メモリ制御部10から、アクティブコマンドとロウアドレスを受信した後、ライトコマンドと、カラムアドレスとしてメモリセル302のアドレスと、書込データ202、書込データ203、書込データ204、書込データ201を受信した場合、指定されたメモリセル302に書込データ202を書込み、メモリセル303に書込データ203を書込み、ブロック最終セルであるメモリセル304に書込データ204を書込んだ後は、ラップアラウンド方式により、ブロック先頭セルであるメモリセル301に書込データ201を書き込む。
<1.1.1.メモリ制御部10>
図4は、メモリ制御部10の構成を示すブロック図である。
(CASレイテンシ保持部101)
CASレイテンシ保持部101は、予め、SDRAM20の仕様に係るCASレイテンシを保持する。
【0027】
CASレイテンシ保持部101は、SDRAM20のCASレイテンシである値2を保持している。
(ブロック長長保持部102)
ブロック長保持部102は、予め、SDRAM20に設定したバースト長をブロック長として保持する。
【0028】
ブロック長保持部102は、ブロック長として、SDRAM20に設定した前記バースト長である値4を保持している。
(クロック発生部103)
クロック発生部103は、SDRAM20へ供給するクロック信号を発生する。
【0029】
SDRAM20は、前記クロック信号の立ち上がりエッジにおいて、入力される各信号がハイ或いはローレベルのいずれであるかを調べ、動作する。
(アドレスバッファ部104)
アドレスバッファ部104は、CPU30から、データの入力、出力を開始するメモリセルを示すロウアドレスとカラムアドレスの組である、開始ロウアドレスと開始カラムアドレスとを受信し、保持する。
【0030】
アドレスバッファ部104は、受信した前記開始カラムアドレスを、第1カラムアドレス生成部105と、第2カラムアドレス生成部106に送信する。
(第1カラムアドレス生成部105)
第1カラムアドレス生成部105は、受信した前記開始カラムアドレスが、ブロック先頭アドレスである場合、ブロック最終アドレスを第1カラムアドレスとし、前記開始カラムアドレスがブロック先頭アドレスでない場合、前記開始カラムアドレスから1減算したアドレスを第1カラムアドレスとする。
(第2カラムアドレス生成部106)
第2カラムアドレス生成部106は、前記第1カラムアドレスが、ブロック先頭アドレスである場合、ブロック最終アドレスを第2カラムアドレスとし、前記第1カラムアドレスが、ブロック先頭アドレスでない場合、前記第1カラムアドレスから1減算したものを前記第2カラムアドレスとする。
(ライトデータバッファ部107)
ライトデータバッファ部107は、CPU30から入力された書込データを保持する。
(リードデータバッファ部108)
リードデータバッファ部108は、SDRAM20から入力された読出データを、保持する。
(セレクタ109)
セレクタ109は、制御部110から受信するセレクト指示に従って、入力される複数の信号群の中から出力すべき信号群を選択する。
【0031】
前記セレクト指示は、1から5の値である。
セレクタ109は、前記セレクト指示が1である場合、16本の信号線であるバス122に、2本の信号線であるバス131及び14本の信号線であるバス132とを接続する。
セレクタ109は、前記セレクト指示が、2である場合、バス122に、バス131及びバス133とを接続する。
【0032】
セレクタ109は、前記セレクト指示が、3である場合、バス122に、バス131及びバス134とを接続する。
セレクタ109は、前記セレクト指示が、4である場合、バス122に、バス135を接続する。
セレクタ109は、前記セレクト指示が、5である場合、バス122に、バス136を接続する。
(制御部110)
制御部110は、CPU30から、SDRAM20に対するデータの入力である書込要求、或いはSDRAM20からのデータの出力である読出要求を受信する。
【0033】
制御部110は、前記CPU30から受信した前記要求に基づき、SDRAM20へのデータの入出力を行う。
制御部110は、前記制御用信号を用いて、SDRAM20に対し、アクティブコマンド、ライトコマンド、リードコマンド、バーストストップコマンドを発行する。
【0034】
また、制御部110は、セレクタ109に対し前記セレクト指示を送信し、バス122で伝送する信号群を選択する。
(バス121)
バス121は、CS、WE、CKE、DQM、CLKの各信号を伝送する5本の信号線から成る信号線群である。
(バス122)
バス122は、16本の信号線である。
(バス131)
バス131は、RASを伝送する信号線とCASを伝送する信号線からなる2本の信号線群である。
(バス132)
バス132は、アドレスバッファ部104が出力する14ビットのロウアドレス或いはカラムアドレスをパラレルに伝送する14本の信号線群である。
(バス133)
バス133は、第1カラムアドレス生成部105が出力する14ビットの第1カラムアドレスをパラレルに伝送する14本の信号線群である。
(バス134)
バス134は、第2カラムアドレス生成部106が出力する14ビットの第2カラムアドレスをパラレルに伝送する14本の信号線群である。
(バス135)
バス135は、ライトデータバッファ部107が出力する16ビットの書込データをパラレルに伝送する16本の信号線群である。
(バス136)
バス136は、SDRAM20が出力する16ビットの読出データをリードデータバッファ部108へパラレルに伝送する16本の信号線群である。
<1.2.動作>
<1.2.1.読出動作>
図5は、メモリ制御部10がSDRAM20からデータを読み出す場合の、メモリ制御部10とSDRAM20との間の信号のタイミング図である。
【0035】
T01からT20は、CLKの立ち上がり或いは立ち下がりエッジの発生タイミングである。
(T01以前)
CPU30は、メモリ制御部10に対し、読出要求と、読出を開始する開始ロウアドレス及び開始カラムアドレスを出力する。
【0036】
前記開始ロウアドレスは0、前記開始カラムアドレスは、0x0A01であるとする。
制御部110は、CPU30からの前記読出要求を受信する。
アドレスバッファ部104は、前記開始ロウアドレス及び前記開始カラムアドレスを取得し保持する。
【0037】
アドレスバッファ部104は、第1カラムアドレス生成部105と、第2カラムアドレス生成部106に対し、前記開始カラムアドレスを送信する。
第1カラムアドレス生成部105は、受信した前記開始カラムアドレスから、第1カラムアドレスとして0x0A00を生成する。
第2カラムアドレス生成部106は、受信した前記開始カラムアドレスから、第2カラムアドレスとして0x0A03を生成する。
【0038】
但し、メモリ制御部10は、SDRAM20からのデータ読出時には、第2カラムアドレスを必要としないので、第2カラムアドレス生成部105は、前記第2カラムアドレスを、生成しなくてもよい。
(T01、T01とT02の間)
制御部110は、セレクタ109に、前記セレクト指示として値1を送信する。
【0039】
セレクタ109は、前記セレクト指示に従い、バス122にバス131とバス132を接続する。
アドレスバッファ部104は、制御部110の指示に従い、前記開始ロウアドレスをバス132に出力する。
制御部110は、CKE、DQMをハイレベルにする。
【0040】
制御部110は、前記アクティブコマンドを生成するため、CAS、WEをハイレベルにし、CS,RASをローレベルにする。
(T02、T02とT03の間)
T02において、SDRAM20は、前記アクティブコマンドと、前記開始ロウアドレスを取得する。
(T03、T03からT05の間)
T03において、制御部110は、CSをハイレベルにする。
(T05、T05とT06の間)
アドレスバッファ部104は、制御部110の指示により、前記開始カラムアドレスをバス132に出力する。
【0041】
T05において、制御部110は、DQMをローレベルにする。
T05において、制御部110は、前記リードコマンドを生成するために、CS、CASをローレベルにし、RAS、WEをハイレベルにする。
(T06、T06とT07の間)
T06において、SDRAM20は、前記リードコマンドと、前記開始カラムアドレスを取得する。
(T07)
制御部110は、CSとCASをハイレベルにする。
(T07とT09の間、T09)
制御部110は、セレクタ109に、前記セレクト指示として値5を送信する。
【0042】
セレクタ109は、前記セレクト指示に従い、バス122とバス136を接続する。
(T09とT11の間)
SDRAM20が、バス122に対し、前記開始カラムアドレスが示すメモリセル302に保持している読出データ312を出力する。
【0043】
リードデータバッファ部108は、読出データ312を取得し、CPU30に、読出データ312を送信する。
(T11)
制御部110は、DQMをハイレベルにする。
(T11とT13の間)
SDRAM20が、バス122に対し、メモリセル303に保持している読出データ313を出力する。
【0044】
T12において、リードデータバッファ部108は、読出データ313を取得し、CPU30に、読出データ313を送信する。
T12において、SDRAM20は、DQMがハイレベルであるので、T12からクロックの立ち上がりエッジであってCASレイテンシ後のT16において、データを送信する必要がないと判定する。
(T13、T13とT15の間)
SDRAM20が、バス122に対し、メモリセル304に保持している読出データ314を出力する。
【0045】
T14において、リードデータバッファ部108は、読出データ314を取得し、CPU30に、読出データ314を送信する。
(T15、T15とT16の間)
制御部110は、セレクタ109に、前記セレクト指示として値2を送信する。
【0046】
セレクタ109は、バス122にバス131と133を接続する。
制御部110は、DQMをローレベルにする。
制御部110は、リードコマンドを発行するために、CS、CASをローレベルにし、RAS、WEをハイレベルにする。
第1カラムアドレス生成部105は、制御部110の指示により、バス133に、前記第1カラムアドレスを出力する。
(T16、T16とT17の間)
T16において、SDRAM20は、前記リードコマンドと、前記第1カラムアドレスとを受信する。
【0047】
また、T16においてDQM信号がローレベルであるので、SDRAM20は、T16からクロックの立ち上がりエッジであってCASレイテンシ後のT20で、データを送信する必要があると判定する。
(T17)
制御部110は、DQMをハイレベルにする。
【0048】
制御部110は、前記バーストストップコマンドを生成するために、CS、WEをローレベルにし、RAS、CASをハイレベルにする。
(T17とT19の間)
T18において、SDRAM20は、前記バーストストップコマンドが入力されたと判断する。
【0049】
制御部110は、制御信号を維持する。
制御部110は、セレクタ109に、前記セレクト指示として値5を送信する。
セレクタ109は、バス122とバス136を接続する。
(T19、T19とT20の間、T20)
SDRAM20は、ラップアラウンド方式により選択したメモリセル301に保持している読出データ311を、バス122に出力する。
【0050】
T20において、リードデータバッファ部108は、読出データ311を取得し、読出データ311をCPU30に送信する。
<1.2.2.書込動作>
図6は、メモリ制御部10がSDRAM20へデータを書き込む場合の、メモリ制御部10とSDRAM20との間の信号のタイミング図である。
(T31以前)
CPU30は、メモリ制御部10に対し、書込要求と、書込を開始する開始ロウアドレス及び開始カラムアドレスと、要求する書込データである、書込データ202、書込データ203、書込データ204、書込データ201とを送信する。
【0051】
前記開始ロウアドレスは0、前記開始カラムアドレスは、0x0A01であるとする。
制御部110は、CPU30からの前記書込要求を受信する。
アドレスバッファ部104は、前記開始ロウアドレス及び前記開始カラムアドレスを取得し保持する。
【0052】
アドレスバッファ部104は、第1カラムアドレス生成部105と、第2カラムアドレス生成部106に対し、前記開始カラムアドレスを送信する。
第1カラムアドレス生成部105は、受信した前記開始カラムアドレスから、第1カラムアドレスとして0x0A00を生成する。
第2カラムアドレス生成部106は、受信した前記開始カラムアドレスから、第2カラムアドレスとして0x0A03を生成する。
(T31、T31とT32の間)
制御部110は、セレクタ109に、前記セレクト指示として値2を送信する。
【0053】
セレクタ109は、セレクト指示を受信し、バス122にバス131とバス132を接続する。
アドレスバッファ部104は、制御部110の指示により、開始ロウアドレスをバス132に出力する。
制御部110は、CKE、DQMをハイレベルにする。
【0054】
制御部110は、前記アクティブコマンドを生成するため、CAS、WEをハイレベルにし、CS,RASをローレベルにする。
(T32、T32とT33の間)
T32において、SDRAM20は、前記アクティブコマンドを取得する。
(T33)
制御部110は、CSをハイレベルにする。
(T33とT35の間)
制御部110は、セレクタ109に、前記セレクト指示として値2を送信する。
【0055】
セレクタ109は、バス122に、バス131とバス133を接続する。
(T35、T35とT36の間)
第1カラムアドレス生成部105は、制御部110の指示により、前記第1カラムアドレスをバス133に出力する。
T35において、制御部110は、DQMをハイレベルにする。
【0056】
T35において、制御部110は、前記ライトコマンドを生成するために、CS、CASをローレベルにし、RAS、WEハイレベルにする。
(T36、T36とT37の間)
T36において、SDRAM20は、前記ライトコマンドと、前記第1カラムアドレスとを取得する。
【0057】
また、T36におけるDQMがハイレベルであるので、SDRAM20は、D(15:0)が無効であると判断し、前記第1カラムアドレスが示すメモリセル301へのデータの書込動作を行わない。
T36とT37の間において、制御部110は、セレクタ109に、前記セレクト指示として値4を送信する。
【0058】
セレクタ109は、バス122とバス135を接続する。
(T37)
制御部110は、CS、CASをハイレベルにする。
制御部110は、DQMをローレベルにする。
(T37とT39の間)
ライトデータバッファ部107は、制御部110の指示により、書込データ202をバス135に出力する。
【0059】
T38において、SDRAM20は、書込データ202を、メモリセル301の次のアドレスを持つメモリセル302に書き込む。
(T39、T39とT41の間)
ライトデータバッファ部107は、制御部110の指示により、書込データ203をバス135に出力する。
【0060】
T40において、SDRAM20は、書込データ203を、メモリセル302の次のアドレスを持つメモリセル303に書き込む。
(T41、T41とT43の間)
ライトデータバッファ部107は、制御部110の指示により、書込データ204をバス135に送信する。
【0061】
T42において、SDRAM20は、書込データ204を、メモリセル303の次のアドレスを持つメモリセル304に書き込む。
(T43)
制御部110は、DQMをハイレベルにする。
制御部110は、前記ライトコマンドを生成するために、CS、CASをローレベルにし、RAS、WEをハイレベルにする。
(T43とT44の間)
制御部110は、セレクタ109に、前記セレクト指示として値3を送信する。
【0062】
セレクタ109は、バス122に、バス131とバス134を接続する。
第2カラムアドレス生成部106は、制御部110の指示により、前記第2カラムアドレスをバス134に出力する。
(T44、T44とT45の間)
T44において、SDRAM20は、前記ライトコマンドと、前記第2カラムアドレスを取得する。
【0063】
また、SDRAM20は、T44におけるDQMがハイレベルであるため、前記第2カラムアドレスが示すメモリセル304へのデータの書込動作を行わない。
(T45)
制御部110は、CSをハイレベルにする。
【0064】
制御部110は、DQMをローレベルにする。
(T45とT46の間)
制御部110は、セレクタ109に、前記セレクト指示として値4を送信する。
セレクタ109は、バス122とバス135を接続する。
【0065】
ライトデータバッファ部107は、制御部110の指示により、書込データ201をバス135に出力する。
(T46、T46とT47の間)
T46において、SDRAM20は、書込データ201を、メモリセル304のラップアラウンド方式による次のアドレスを持つメモリセル301に書き込む。
(T47)
制御部110は、DQMをハイレベルにする。
【0066】
制御部110は、バーストストップコマンドを生成するため、CS、WEをローレベルにし、RAS、CASをハイレベルにする。
(T47とT48の間、T48)
T48において、SDRAM20は、前記バーストストップコマンドを取得する。
<2.第2実施形態>
<2.1.構成>
第2実施形態における情報処理装置2は、図1におけるメモリ制御部10を、メモリ制御部50に置き換えて構成する。
【0067】
また、CPU30が、メモリ制御部50に行う、データの書込要求及び読出要求は、第1実施形態において説明した、CPU30が、メモリ制御部10に対し行ったデータの書込要求及び読出要求と同じである。
SDRAM20には、前記バースト長として、前記ブロック長+1のサイズのデータが読み書き出来るバースト長の内、一番小さい値を、予め、設定する。
【0068】
SDRAM20は、バースト長として2のn乗である、2、4、8の値を許可する。
第2実施形態においては、前記ブロック長は4であるので、SDRAM20は、バースト長として、8が設定されているものとする。
<2.1.1.メモリ制御部50>
図7は、メモリ制御部50の構成を示す図である。
(アドレスバッファ部501)
アドレスバッファ部501は、CPU30から、データの入力、出力を開始するメモリセルを示すロウアドレスとカラムアドレスの組である、開始ロウアドレスと開始カラムアドレスとを受信し、保持する。
【0069】
アドレスバッファ部501は、前記開始カラムアドレスを、オフセット制御部502に送信する。
(オフセット制御部502)
オフセット制御部502は、アドレスバッファ部501から、前記開始カラムアドレスを受信する。
【0070】
オフセット制御部502は、前記開始カラムアドレスから、書込カラムアドレス或いは読出カラムアドレスを生成する。
オフセット制御部502は、CPU30からメモリ制御部50へ書込要求がされた場合、前記開始カラムアドレスが示すメモリセルが属するメモリブロックの前記ブロック最終アドレスを、前記書込カラムアドレスとする。
【0071】
オフセット制御部502は、CPU30からメモリ制御部50へ読出要求がされた場合、前記ブロック先頭アドレスを、前記読出カラムアドレスとする。
また、オフセット制御部502は、前記開始カラムアドレスの、前記ブロック先頭アドレスからのオフセット値を計算する。
例えば、ブロック305のにおいて、前記開始カラムアドレスが0x0A01である場合、前記ブロック先頭アドレスはメモリセル301のカラムアドレスである0x0A00であり、前記オフセット値は1である。
(ライトデータバッファ部503)
ライトデータバッファ部503は、CPU30から入力された書込データを保持する。
【0072】
CPU30は、データ書込要求に関し、ライトデータバッファ部503に、書込データ202、書込データ203、書込データ204、書込データ201の順に書込データを送信する。
ライトデータバッファ部503は、制御部506の指示に従い、SDRAM20に対し、前記ブロック先頭アドレスに対応する書込データ201から、順に書込データ202、書込データ203、書込データ204をバス533に出力する。
(リードデータバッファ部504)
リードデータバッファ部504は、SDRAM20から入力された読出データを保持する。
【0073】
SDRAM20は、読出データとして、リードデータバッファ部504に対し、読出データ311、読出データ312、読出データ313、読出データ314の順に出力する。
リードデータバッファ部504は、SDRAM20から読出データとして、読出データ311、読出データ312、読出データ313、読出データ314の順に取得する。
【0074】
リードデータバッファ部504は、SDRAM20から読出データを取得し次第、CPU30に前記読出データを送信することはせず、ブロック分の読出データを全て蓄積する。
リードデータバッファ部504は、前記ブロックデータを取得した後、制御部506の指示に従い、前記ブロック先頭アドレスに前記オフセット値を加えた前記開始カラムアドレスに対応する読出データ312から順に、読出データ313、読出データ314、読出データ311をバス533に出力する。
(セレクタ505)
セレクタ505は、入力される複数の信号群の中から、制御部506から受信するセレクト指示に従い、出力すべき信号群を選択する。
【0075】
前記セレクト指示は、1から4の値をとる。
セレクタ505は、前記セレクト指示が1である場合、16本の信号線であるバス122に、2本の信号線であるバス131及び14本の信号線であるバス531とを接続する。
セレクタ505は、前記セレクト指示が2である場合、16本の信号線であるバス122に、2本の信号線であるバス131及び14本の信号線であるバス532とを接続する。
【0076】
セレクタ505は、前記セレクト指示が3である場合、バス122に、バス533を接続する。
セレクタ505は、前記セレクト指示が4である場合、バス122に、バス534を接続する。
(制御部506)
制御部506は、CPU30から、SDRAM20に対するデータの入力である書込要求、或いはSDRAM20からのデータの出力である読出要求を受信する。
【0077】
制御部506は、前記CPU30から受信した前記要求に基づき、SDRAM20へのデータの入出力を行う。
制御部506は、前記制御用信号を用いて、SDRAM20に対し、アクティブコマンド、ライトコマンド、リードコマンド、バーストストップコマンドを発行する。
【0078】
アクティブコマンド、ライトコマンド、リードコマンド、バーストストップコマンドは、SDRAM20の制御仕様で、予め定められている。
制御部506は、セレクタ505に対し前記セレクト指示を送信し、バス122で伝送する信号群を選択する。
SDRAM20へデータを書込む場合、制御部506は、ブロックの先頭メモリセルに記録すべきデータから、SDRAM20へ送信するよう、ライトデータバッファ部503に指示する。
【0079】
SDRAM20からデータを読出す場合、制御部506は、前記開始アドレスに対応するデータから、CPU30へ送信するよう、リードデータバッファ部504に指示する。
(バス531)
バス531は、アドレスバッファ部501から送出される14ビットの前記ブロック最終アドレスをパラレルで伝送する14本の信号線群である。
(バス532)
バス532は、オフセット制御部502から送出される14ビットの前記ブロック先頭アドレスをパラレルで伝送する14本の信号線群である。
(バス533)
バス533は、ライトデータバッファ部503から送出される16ビットの書込データをパラレルに伝送する16本の信号線群である。
(バス534)
バス534は、SDRAM20から受信する16ビットの読出データをリードデータバッファ部504へパラレルに伝送する16本の信号線群である。
<2.2.動作>
<2.2.1.読出動作>
図8は、メモリ制御部50がSDRAM20からデータを読み出す場合の、メモリ制御部50とSDRAM20との間の信号のタイミング図である。
(T61以前)
CPU30は、メモリ制御部50に対し、読出要求と、読出を開始する開始ロウアドレス及び開始カラムアドレスを送信する。
【0080】
前記開始ロウアドレスは0、前記開始カラムアドレスは、0x0A01であるとする。
制御部506は、CPU30からの前記読出要求を受信する。
アドレスバッファ部501は、前記開始ロウアドレス及び前記開始カラムアドレスを取得し保持する。
【0081】
アドレスバッファ部501は、オフセット制御部502に前記開始カラムアドレスを送信する。
オフセット制御部502は、受信した前記開始カラムアドレスから、前記読出カラムアドレスを生成する。
前記読出カラムアドレスは、具体的には、0x0A00である。
【0082】
オフセット制御部502が生成した前記オフセット値は1である。
(T61、T61とT62の間)
制御部506は、セレクタ505に、前記セレクト指示として値1を送信する。
セレクタ505は、セレクト指示を受信し、バス122にバス131とバス531を接続する。
【0083】
アドレスバッファ部501は、制御部506の指示により、前記読出ロウアドレスをバス531に出力する。
制御部506は、CKE、DQMをハイレベルにする。
制御部506は、前記アクティブコマンドを生成するために、CAS、WEをハイレベルにし、CS,RASをローレベルにする。
(T62、T62とT63の間)
T62において、SDRAM20は、前記アクティブコマンドと、前記読出ロウアドレスを取得する。
(T63、T63からT65の間)
T63において、制御部506は、CSをハイレベルにする。
(T65、T65とT66の間)
制御部506は、セレクタ505に、前記セレクト指示として値2を送信する。
【0084】
セレクタ505は、セレクト指示を受信し、バス122にバス131とバス532を接続する。
オフセット制御部502は、制御部506の指示により、前記読出カラムアドレスをバス532に出力する。
制御部506は、DQMをローレベルにする。
【0085】
制御部506は、前記リードコマンドを生成するために、CS、CASをローレベルにし、RAS、WEをハイレベルにする。
(T66、T66とT67の間)
T66において、SDRAM20は、前記リードコマンドと、前記読出カラムアドレスを取得する。
【0086】
制御部506は、制御信号を維持する。
(T67)
制御部506は、CS、CASをハイレベルにする。
(T67とT69の間、T69)
制御部506は、セレクタ505に、前記セレクト指示として値4を送信する。
【0087】
セレクタ505は、バス122とバス534を接続する。
(T69とT71の間)
SDRAM20が、バス122に対し、前記読出カラムアドレスが示すメモリセル301に保持している読出データ311を出力する。
T70において、リードデータバッファ部504は、読出データ311を取得し、保持する。
(T71、T71とT73の間)
SDRAM20が、バス122に対し、メモリセル302に保持している読出データ312を出力する。
【0088】
T72において、リードデータバッファ部504は、読出データ312を取得し、保持する。
(T73)
制御部506は、DQMをハイレベルにする。
(T73とT75の間)
SDRAM20が、バス122に対し、メモリセル303に保持している読出データ313を出力する。
【0089】
T74において、リードデータバッファ部504は、読出データ313を受信する。
(T75、T75とT77の間)
SDRAM20が、バス122に対し、メモリセル304に保持している読出データ314を出力する。
【0090】
T76において、リードデータバッファ部504は、読出データ314を受信する。
(T77、T77以降)
リードデータバッファ部504は、CPU30に対し、前記ブロック先頭アドレスと前記オフセット値とを加算したアドレスで示すメモリセル302から読み出したデータである読出データ312を送信し、以後、読出データ313、読出データ314、読出データ311の順に送信する。
【0091】
また、制御部506は、前記バーストストップコマンドを生成する。
メモリ制御部50は、T77以降にSDRAM20が出力する読出データに関しては、無視する。
<2.2.2.書込動作>
図9は、メモリ制御部50がSDRAM20へデータを書き込む場合の、メモリ制御部50とSDRAM20との間の信号のタイミング図である。
(T91以前)
CPU30は、メモリ制御部50に対し、書込要求と、書込を開始する開始ロウアドレス及び開始カラムアドレスと、要求する書込データである、書込データ202、書込データ203、書込データ204、書込データ201とを送信する。
【0092】
制御部506は、CPU30からの前記書込要求を受信する。
アドレスバッファ部501は、前記開始ロウアドレス及び前記開始カラムアドレスを取得し保持する。
アドレスバッファ部501は、前記開始カラムアドレスを、オフセット制御部502に送信する。
【0093】
オフセット制御部502は、前記開始カラムアドレスから、前記オフセット値と、前記書込カラムアドレスを生成する。
前記オフセット値は1であり、前記書込カラムアドレスは、0x0A03である。
(T91、T91とT92の間)
制御部506は、セレクタ505に、前記セレクト指示として値1を送信する。
【0094】
セレクタ505は、セレクト指示を受信し、バス122にバス131とバス531を接続する。
アドレスバッファ部501は、制御部506の指示により、前記開始ロウアドレスをバス531に出力する。
制御部506は、CKE、DQMをハイレベルにする。
【0095】
制御部506は、前記アクティブコマンドを生成するためCAS、WEをハイレベルにし、CS,RASをローレベルにする。
(T92、T92とT93の間)
T92において、SDRAM20は、前記アクティブコマンドを取得する。
(T93)
制御部506は、CSをハイレベルにする。
(T93とT95の間)
制御部506は、セレクタ505に、前記セレクト指示として値2を送信する。
【0096】
セレクタ505は、バス122に、バス131とバス532を接続する。
(T95、T95とT96の間)
オフセット制御部502は、制御部506の指示により、前記書込カラムアドレスをバス532に出力する。
T95において、制御部506は、DQMをハイレベルにする。
【0097】
T96において、制御部506は、前記ライトコマンドを生成するために、CS、CASをローレベルにし、RAS、WEをハイレベルにする。
(T96、T96とT97の間)
T96において、SDRAM20は、前記ライトコマンドと、前記書込カラムアドレスとを取得する。
【0098】
また、SDRAM20は、T96におけるDQMがハイレベルであるため、前記書込カラムアドレスが示すメモリセル304へのデータの書込動作を行わない。
T96とT97の間において、制御部506は、セレクタ109に、前記セレクト指示として値3を送信する。
【0099】
セレクタ505は、バス122とバス533を接続する。
(T97)
制御部506は、CS、CASをハイレベルにする。
制御部506は、DQMをローレベルにする。
(T97とT99の間)
ライトデータバッファ部503は、制御部506の指示により、書込データ201をバス533に出力する。
【0100】
T98において、SDRAM20は、書込データ201を、ラップアラウンド方式によりメモリセル304の次のアドレスと判定したメモリセル301に書き込む。
(T99、T99とT101の間)
ライトデータバッファ部503は、制御部506の指示により、書込データ202をバス533に出力する。
【0101】
T100において、SDRAM20は、書込データ202をメモリセル301の次のアドレスを持つメモリセル302に書き込む。
(T101、T101とT103の間)
ライトデータバッファ部503は、制御部506の指示により、書込データ203をバス533に送信する。
【0102】
T102において、SDRAM20は、書込データ201をメモリセル302の次のアドレスを持つメモリセル303に書き込む。
(T103、T103とT105の間)
ライトデータバッファ部503は、制御部506の指示により、書込データ204をバス533に送信する。
【0103】
T104において、SDRAM20は、書込データ304をメモリセル303の次のアドレスを持つメモリセル304に書き込む。
(T105)
制御部506は、DQMをハイレベルにする。
制御部506は、前記バーストストップコマンドを生成するため、CS、WEをローレベルにし、RAS、CASをハイレベルにする。
(T105とT107の間)
T106において、SDRAM20は、バーストストップコマンドを取得する。
<3.第3実施形態>
<3.1.構成>
図10は、本発明のメモリの第3実施形態であるメモリ部60を用いた情報処理装置3の構成を示す図である。
【0104】
メモリ部60と、メモリ制御部70とは、バスを用いて電気的に図10に示すように接続する。
メモリ部60は、図3に示すメモリ領域を備える。
CPU30は、メモリ制御部70に対し、図2に示す書込データを、書込データ202、書込データ203、書込データ204、書込データ201の順に、それぞれ、メモリセル302、メモリセル303、メモリセル304、メモリセル301へ書き込むよう要求する。
【0105】
メモリ制御部70は、CPU30からの要求に従い、メモリ部60に対し、書込データ202、書込データ203、書込データ204、書込データ201の順に、それぞれ、メモリセル302、メモリセル303、メモリセル304、メモリセル301へ書き込む。
また、CPU30は、メモリ制御部70に対し、メモリセル302、メモリセル303、メモリセル304、メモリセル301が保持するデータを読み出すよう要求する。
【0106】
メモリ制御部70は、CPU30からの読出要求に従い、メモリセル302、メモリセル303、メモリセル304、メモリセル301からデータを読出し、前記読出したデータをCPU30へ送信する。
メモリ部60は、具体的にはSDRAMであり、メモリ制御部70は、具体的には、論理回路等で構成するLSIである。
【0107】
メモリ部60には、バースト長として、予め値4が設定されている。
図11は、メモリ部60の構成を示すブロック図である。
図11に示すように、DQ0はA0と接続し、DQ1はA1と接続し、またDQ2からDQ13は、A2からA13とそれぞれ接続し、D14はRASと接続し、D15はCASと接続している。
(アドレスバッファ601)
アドレスバッファ601は、タイミングジェネレータ606からラッチ指示と、アドレス種別情報とを受信する。
【0108】
前記アドレス種別情報は、ロウアドレスかカラムアドレスのいずれかを示す。
アドレスバッファ601は、前記ラッチ指示を受信したときにDQ0からDQ15に入力されている信号をラッチする。
アドレスバッファ601は、前記アドレス種別情報がロウアドレスを示す場合、ラッチした前記アドレスを、メモリセルアレイ605に出力し、前記アドレス種別情報がカラムアドレスを示す場合、ラッチした前記アドレスを、アドレス加算部602に出力する。
(アドレス加算部602)
アドレス加算部602は、アドレスバッファ601からの前記カラムアドレスの入力を受け、前記カラムアドレスを入出力アドレスとして保持する。
【0109】
アドレス加算部602は、タイミングジェネレータ606からインクリメント指示を受けた場合に、前記入出力アドレスを、タイミングジェネレータ606が保持しているバースト長を元にラップアラウンド方式によってインクリメントする。
アドレス加算部602は、インクリメントした前記入出力アドレスを、メモリセルアレイ605に出力する。
(リフレッシュカウンタ603)
リフレッシュカウンタ603は、リフレッシュ動作の際、リフレッシュする対象であるメモリセルのロウアドレスを生成し、メモリセルアレイ605に指示する。
(IOバッファ604)
IOバッファ604は、タイミングジェネレータ606からラッチ指示と、処理種別信号の入力を受ける。
【0110】
前記処理種別信号は、読出か書込かのいずれかを示す。
IOバッファ604は、前記ラッチ指示が入力されたときに、前記処理種別信号が読出を示す場合、メモリセルアレイ605が出力する信号をラッチしてDQ0からDQ15に出力し、前記処理種別信号が書込を示す場合、DQ0からDQ15に入力されている信号をラッチし、メモリセルアレイ605に出力する。
(メモリセルアレイ605)
図12は、メモリセルアレイ605の構成の概略を示す図である。
【0111】
メモリセルの回路構成は、汎用のDRAMと同じであり、1トランジスタ+1コンデンサで構成する。
メモリセルアレイ605のロウデコーダは、アドレスバッファ601からロウアドレスを受信したときに、ロウアドレスを取り込み、該当するワード線を選択し、カラムデコーダは、前記アドレス加算部602からカラムアドレスを受信したときに、カラムアドレスを取り込み、該当するディジット線を選択することにより、任意のアドレスをデコードする。
【0112】
メモリセルアレイ605は、タイミングジェネレータ606から、書込指示があった場合、前記デコードしたアドレスにIOバッファ604がラッチしているデータを書き込み、読出指示があった場合、前記デコードしたアドレスに保持しているデータをIOバッファ604に対し出力する。
メモリセル301、メモリセル302、メモリセル303、メモリセル304は、メモリセルアレイ605中のメモリセルである。
(タイミングジェネレータ606)
タイミングジェネレータ606は、制御用信号であるCLK、CKE、CS、RAS、CAS、WEのCPU30からの入力を受け、前記制御用信号に従い、アドレスバッファ601、アドレス加算部602、リフレッシュカウンタ603、IOバッファ604、メモリセルアレイ605に対し動作指示を行う。
<3.2.動作>
<3.2.1.書込動作>
図13は、メモリ制御部70がメモリ部60へデータを書き込む場合の、メモリ制御部70とメモリ部60との間の信号のタイミング図である。
【0113】
T201において、メモリ制御部70は、アクティブコマンドと、ロウアドレスを出力する。
タイミングジェネレータ606は、アドレスバッファ601に、前記ラッチ指示とロウアドレスを示すアドレス種別情報とを出力する。
アドレスバッファ601は、ロウアドレスをラッチし、メモリセルアレイ605に出力する。
【0114】
T202において、メモリ制御部70は、ライトコマンドと、カラムアドレスを出力する。
タイミングジェネレータ606は、アドレスバッファ601に、前記ラッチ指示とカラムアドレスを示す前記アドレス種別情報とを出力する。
アドレスバッファ601は、カラムアドレスをラッチし、前記カラムアドレスをアドレス加算部602に出力する。
【0115】
アドレス加算部602は、前記カラムアドレスを前記入出力アドレスとして保持し、前記入出力アドレスをメモリセルアレイ605に出力する。
前記入出力アドレスは、メモリセル302のカラムアドレスである0x0A01である。
T203において、メモリ制御部70は、書込データ202を出力する。
【0116】
ここで、タイミングジェネレータ606は、アドレス加算部602に、インクリメント指示は送信しない。
タイミングジェネレータ606は、IOバッファ604に、前記ラッチ指示と書込を示す処理種別信号を出力する。
IOバッファ604は、前記ラッチ指示に従い、DQ0からDQ15に入力されている信号をラッチし、メモリセルアレイ605に対し出力する。
【0117】
タイミングジェネレータ606は、メモリセルアレイ605に対し、書込指示を出力する。
メモリセルアレイ605は、メモリセル302に対し、書込データ202を書き込む。
前記書込の終了後、タイミングジェネレータ606は、アドレス加算部602に対し、インクリメント指示を行う。
【0118】
アドレス加算部602は、保持している入出力アドレスをインクリメントし、メモリセル303のカラムアドレスである0x0A02をメモリセルアレイ605に対し出力する。
T204において、メモリ制御部70は、書込データ203を出力する。
タイミングジェネレータ606は、IOバッファ604に、前記ラッチ指示と書込を示す処理種別信号を出力する。
【0119】
IOバッファ604は、前記ラッチ指示に従い、DQ0からDQ15に入力されている信号をラッチし、メモリセルアレイ605に対し出力する。
タイミングジェネレータ606は、メモリセルアレイ605に対し、書込指示を出力する。
メモリセルアレイ605は、前記入出力アドレスが示すメモリセル303に対し、書込データ203を書き込む。
【0120】
前記書込の終了後、タイミングジェネレータ606は、アドレス加算部602に対し、インクリメント指示を行う。
アドレス加算部602は、保持している入出力アドレスをインクリメントし、メモリセル304のカラムアドレスである0x0A03をメモリセルアレイ605に対し出力する。
【0121】
T205において、メモリ制御部70は、書込データ204を出力する。
タイミングジェネレータ606は、IOバッファ604に、前記ラッチ指示と書込を示す処理種別信号を出力する。
IOバッファ604は、前記ラッチ指示に従い、DQ0からDQ15に入力されている信号をラッチし、メモリセルアレイ605に対し出力する。
【0122】
タイミングジェネレータ606は、メモリセルアレイ605に対し、書込指示を出力する。
メモリセルアレイ605は、前記入出力アドレスが示すメモリセル304に対し、書込データ204を書き込む。
前記書込の終了後、タイミングジェネレータ606は、アドレス加算部602に対し、インクリメント指示を行う。
【0123】
アドレス加算部602は、保持している入出力アドレスをラップアラウンド方式によりインクリメントし、メモリセル301のカラムアドレスである0x0A00をメモリセルアレイ605に対し出力する。
T206において、メモリ制御部70は、書込データ201を出力する。
タイミングジェネレータ606は、IOバッファ604に、前記ラッチ指示と書込を示す処理種別信号を出力する。
【0124】
IOバッファ604は、前記ラッチ指示に従い、DQ0からDQ15に入力されている信号をラッチし、メモリセルアレイ605に対し出力する。
タイミングジェネレータ606は、メモリセルアレイ605に対し、書込指示を出力する。
メモリセルアレイ605は、前記入出力アドレスが示すメモリセル301に対し、書込データ201を書き込む。
【0125】
T207において、メモリ制御部70は、バーストストップコマンドを出力し、データの書込処理が終了する。
<3.2.1.読出動作>
メモリセル301、メモリセル302、メモリセル303、メモリセル304には、図2に示すように、それぞれ、読出データ311、読出データ312、読出データ313、読出データ314が格納されているものとする。
【0126】
図14は、メモリ制御部70がメモリ部60からデータを読み出す場合の、メモリ制御部70とメモリ部60との間の信号のタイミング図である。
T251において、メモリ制御部70は、アクティブコマンドと、ロウアドレスを出力する。
タイミングジェネレータ606は、アドレスバッファ601に、前記ラッチ指示とロウアドレスを示すアドレス種別情報とを出力する。
【0127】
アドレスバッファ601は、ロウアドレスをラッチし、メモリセルアレイ605に出力する。
T252において、メモリ制御部70は、リードコマンドと、カラムアドレスを出力する。
タイミングジェネレータ606は、前記リードコマンドと前記カラムアドレスとの入力を受け、アドレスバッファ601に、前記ラッチ指示とカラムアドレスを示す前記アドレス種別情報とを出力する。
【0128】
アドレスバッファ601は、前記カラムアドレスをラッチし、前記カラムアドレスをアドレス加算部602に出力する。
アドレス加算部602は、前記カラムアドレスを前記入出力アドレスとして保持し、前記入出力アドレスをメモリセルアレイ605に出力する。
前記入出力アドレスは、メモリセル302のカラムアドレスである0x0A01である。
【0129】
タイミングジェネレータ606は、メモリセルアレイ605に対し、読出指示を出力する。
メモリセルアレイ605は、T252からCASレイテンシである2クロック後のT253までに、メモリセル302に格納されている読出データ212をIOバッファ607に出力する。
【0130】
T253において、タイミングジェネレータ606は、IOバッファ604に、前記ラッチ指示と読出を示す処理種別信号を出力する。
IOバッファ604は、前記ラッチ指示に従い、メモリセルアレイ605が出力している読出データ312を示す信号をラッチし、DQ0からDQ15に出力する。
【0131】
メモリ制御部70は、DQ0からDQ15に出力された読出データ312を受信する。
タイミングジェネレータ606は、アドレス加算部602に対し、インクリメント指示を行う。
アドレス加算部602は、保持している入出力アドレスをインクリメントし、メモリセル303のカラムアドレスである0x0A02をメモリセルアレイ605に対し出力する。
【0132】
タイミングジェネレータ606は、メモリセルアレイ605に対し、読出指示を出力する。
メモリセルアレイ605は、メモリセル303に格納されている読出データ313をIOバッファ607に出力する。
T254において、タイミングジェネレータ606は、IOバッファ604に、前記ラッチ指示と読出を示す処理種別信号を出力する。
【0133】
IOバッファ604は、前記ラッチ指示に従い、メモリセルアレイ605が出力している読出データ313を示す信号をラッチし、DQ0からDQ15に出力する。
メモリ制御部70は、DQ0からDQ15に出力された読出データ313を受信する。
【0134】
タイミングジェネレータ606は、アドレス加算部602に対し、インクリメント指示を行う。
アドレス加算部602は、保持している入出力アドレスをインクリメントし、メモリセル304のカラムアドレスである0x0A03をメモリセルアレイ605に対し出力する。
【0135】
タイミングジェネレータ606は、メモリセルアレイ605に対し、読出指示を出力する。
メモリセルアレイ605は、メモリセル304に格納されている読出データ314をIOバッファ607に出力する。
T255において、メモリ制御部70は、バーストストップコマンドを送信する。
【0136】
タイミングジェネレータ606は、IOバッファ604に、前記ラッチ指示と読出を示す処理種別信号を出力する。
IOバッファ604は、前記ラッチ指示に従い、メモリセルアレイ605が出力している読出データ314を示す信号をラッチし、DQ0からDQ15に出力する。
【0137】
メモリ制御部70は、DQ0からDQ15に出力された読出データ314を受信する。
タイミングジェネレータ606は、アドレス加算部602に対し、インクリメント指示を行う。
アドレス加算部602は、保持している入出力アドレスをラップアラウンド方式によりインクリメントし、メモリセル301のカラムアドレスである0x0A00をメモリセルアレイ605に対し出力する。
【0138】
タイミングジェネレータ606は、メモリセルアレイ605に対し、読出指示を出力する。
メモリセルアレイ605は、メモリセル301に格納されている読出データ311をIOバッファ607に出力する。
T256において、タイミングジェネレータ606は、IOバッファ604に、前記ラッチ指示と読出を示す処理種別信号を出力する。
【0139】
IOバッファ604は、前記ラッチ指示に従い、メモリセルアレイ605が出力している読出データ311を示す信号をラッチし、DQ0からDQ15に出力する。
メモリ制御部70は、DQ0からDQ15に出力された読出データ311を受信する。
<4.その他の変形例>
なお、本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。
【0140】
以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)第1実施形態のCLKは、CPU30から、メモリ制御部10と、SDRAM20に供給し、クロック発生部103を省略してもよい。
(2)第1実施形態において、CPU30は、メモリ制御部10に対し書込データを、前もって全て送信せず、メモリ制御部10が、SDRAM20への書き込みのための信号を出力するまでに間に合うよう、送信すればよい。
(3)第2実施形態において、メモリ制御部50は、SDRAM20からの全てのデータの受信を待たず、適宜開始カラムアドレスに対応するデータから、CPU30に送ってもよい。
(4)本発明は、実施の形態で説明したステップを含む方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
【0141】
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
【0142】
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
【0143】
また、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
【0144】
【発明の効果】
(1)本発明の情報処理装置は、予めバースト長が設定され、当該バースト長のメモリブロックからブロックデータをラップアラウンド方式により入出力するメモリ部、前記メモリ部との間でアドレス及びデータのバスを共有するメモリ制御部から構成される情報処理装置であって、メモリ制御部は、前記メモリブロックの途中順位に対応するデータから入出力する場合において、当該データより1順位先行するデータを除く同一メモリブロック内のデータを入出力するよう指示する第1コマンドと、前記メモリブロック内の残りのデータの入出力を指示する第2コマンドとを出力する出力手段を備え、前記メモリ部は前記第1及び第2コマンドに従い、データを入出力する。
【0145】
この構成によれば、メモリ制御部の信号入出力端子数を削減し、かつ、キャッシュメモリが保持するデータとメモリ部が保持するデータの整合性を確保しながら情報処理が出来る。
(2)また、前記(1)の情報処理装置は、前記メモリ部は、SDRAM(Synchronous DRAM)であり、前記SDRAMは、前記第1及び第2コマンドに従い、データを入出力してもよい。
【0146】
この構成によれば、メモリ制御部の信号入出力端子数を削減し、かつ、キャッシュメモリが保持するデータとSDRAMが保持するデータの整合性を確保しながら情報処理が出来る。
(3)また、前記(1)の情報処理装置は、前記第1コマンドは、書込指示と、前記途中順位より1先行する順位を示すアドレスを含み、前記第2コマンドは、前記書込指示と、前記途中順位より2先行する順位を示すアドレスを含み、前記出力手段は、前記第1コマンドを出力し、所定時間経過後に、前記第2コマンドを出力してもよい。
【0147】
この構成によれば、メモリ制御部の信号入出力端子数を削減し、かつ、ラップアラウンドに対応してメモリ部にデータを書込み、キャッシュメモリが保持するデータとメモリ部が保持するデータの整合性を確保しながら情報処理が出来る。
(4)また、前記(1)の情報処理装置は、前記第1コマンドは、読出指示と、前記途中順位を示すアドレスとを含み、前記第2コマンドは、前記読出指示と、前記前記途中順位より1先行する順位を示すアドレスを含み、前記出力手段は、前記第1コマンドを出力し、所定時間経過後に、前記第2コマンドを出力してもよい。
【0148】
この構成によれば、メモリ制御部の信号入出力端子数を削減し、かつ、ラップアラウンドに対応してメモリ部からデータを読出し、キャッシュメモリが保持するデータとメモリ部が保持するデータの整合性を確保しながら情報処理が出来る。
(5)本発明の情報処理装置は、予めブロック長より大きいバースト長が設定され、当該ブロック長のメモリブロックに対しブロックデータを入出力するメモリ部、前記メモリ部との間でアドレス及びデータのバスを共有するメモリ制御部、前記メモリ制御部に前記ブロックデータの入出力を要求するキャッシュ部から構成される情報処理装置であって、前記キャッシュ部から、前記メモリブロックの途中順位と、前記ブロックデータと、書込要求とを受信し、前記メモリ部に、前記メモリブロックの先頭順位から終端順位までに、それぞれの順位に対応するデータを格納する書込部と、前記キャッシュ部から、前記途中順位と、読出要求とを受信し、前記メモリ部から、前記メモリブロックの先頭順位から終端順位までに格納するデータを読出し、ラップアラウンド方式により、前記途中順位から前記途中順位より1先行する順位まで前記読み出したデータを前記キャッシュ部に送信する読出部とを備える。
【0149】
この構成によれば、メモリ制御部の信号入出力端子数を削減し、かつ、キャッシュメモリが保持するデータとメモリ部が保持するデータの整合性を確保しながら情報処理が出来る。
(6)また、前記(5)の情報処理装置は、前記メモリ部は、SDRAMであり、前記キャッシュ部から、前記メモリブロックの途中順位と、前記ブロックデータと、書込要求とを受信し、前記メモリ部に、前記メモリブロックの先頭順位から終端順位までに、それぞれの順位に対応するデータを格納する書込部と、前記キャッシュ部から、前記途中順位と、読出要求とを受信し、前記メモリ部から、前記メモリブロックの先頭順位から終端順位までに格納するデータを読出し、ラップアラウンド方式により、前記途中順位から前記途中順位より1先行する順位まで前記読み出したデータを前記キャッシュ部に送信する読出部とを備えてもよい。
【0150】
この構成によれば、メモリ制御部の信号入出力端子数を削減し、かつ、キャッシュメモリが保持するデータとSDRAMが保持するデータの整合性を確保しながら情報処理が出来る。
(7)本発明のメモリは、入力される、クロックを含む制御用信号とアドレス信号とデータ信号とに基づき、データの記憶を行うメモリであって、前記入力される信号を伝送する伝送部と、前記クロックのエッジを検出する検出部と、データを記憶するための、それぞれにアドレスが割り振られた複数のメモリセルと、前記クロックの所定のエッジ検出時に、入力されているアドレス信号を取り込み書込先アドレスとして保持するアドレス保持部と、前記所定のエッジを除くエッジの検出後、次のエッジを検出するまでに前記書込先アドレスをインクリメントするアドレス加算部と、前記所定のエッジ検出後、エッジを検出する毎に、データ信号を取り込むデータ保持部と、前記データ信号を取り込む毎に、前記取り込んだデータを前記アドレス保持部が保持するアドレスに書き込むよう制御する制御部とを備える。
【0151】
この構成によれば、メモリ制御部の、アドレスのデクリメント処理を省略し、かつメモリ制御部の信号入出力端子数を削減出来る。
(8)また、前記(7)のメモリは、前記伝送部は、前記アドレス信号、前記データ信号、前記制御信号の内の何れか2つの信号が入力される1つの信号入出力端子と、データを入出力するメモリセルを指定するためのアドレスを保持するアドレス保持部、メモリセルに入出力するためのデータを保持するデータ保持部、前記入出力を制御する制御部の内、信号入出力端子に入力される信号に対応する2つとに接続する信号線とを含んでもよい。
【0152】
この構成によれば、メモリ制御部及びメモリの信号入出力端子数を削減し、かつ、キャッシュメモリが保持するデータと、メモリが保持するデータとの整合性を確保しながら情報処理が出来る。
(9)また、前記(7)のメモリはSDRAMであり、前記入力される信号を伝送する伝送部と、前記クロックのエッジを検出する検出部と、データを記憶するための、それぞれにアドレスが割り振られた複数のメモリセルと、クロックの所定のエッジ検出時に、入力されたアドレス信号を取り込み書込先アドレスとして保持するアドレス保持部と、前記所定のエッジを除くエッジ検出後、次のエッジを検出するまでに前記書込先アドレスをインクリメントするアドレス加算部と、前記所定のエッジ検出後、エッジを検出する毎に、データ信号を取り込むデータ保持部と、前記アドレス保持部が保持するアドレスに前記取り込んだデータの書込制御を行う制御部とを備えてもよい。
【0153】
この構成によれば、メモリ制御部及びSDRAMの信号入出力端子数を削減し、かつ、キャッシュメモリが保持するデータとSDRAMが保持するデータの整合性を確保しながら情報処理が出来る。
(10)本発明の情報処理方法は、コマンドに従い動作し、予めバースト長が設定され、当該バースト長のメモリブロックからブロックデータをラップアラウンド方式により入出力するメモリに対し、アドレス及びデータのバスを共有し、データを入出力する情報処理方法であって、前記メモリブロックの途中順位に対応するデータから入出力する場合において、当該データより1順位先行するデータを除く同一メモリブロック内のデータを入出力するよう指示する第1コマンドを出力する第1出力ステップと、前記メモリブロック内の残りのデータの入出力を指示する第2コマンドを出力する第2出力ステップとを含む。
【0154】
この構成によれば、信号入出力端子数を削減し、かつ、キャッシュメモリが保持するデータとメモリが保持するデータの整合性を確保しながら情報処理が出来る。
(11)本発明のプログラムは、コマンドに従い動作し、予めバースト長が設定され、当該バースト長のメモリブロックからブロックデータをラップアラウンド方式により入出力するメモリに対し、アドレス及びデータのバスを共有し、データを入出力する情報処理装置に適用されるプログラムであって、前記メモリブロックの途中順位に対応するデータから入出力する場合において、当該データより1順位先行するデータを除く同一メモリブロック内のデータを入出力するよう指示する第1コマンドを出力する第1出力ステップと、前記メモリブロック内の残りのデータの入出力を指示する第2コマンドを出力する第2出力ステップとの各ステップをコンピュータに実行させる。
【0155】
この構成によれば、信号入出力端子数を削減し、かつ、キャッシュメモリが保持するデータとメモリが保持するデータの整合性を確保しながら情報処理が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の構成を示す図である。
【図2】CPUが、メモリ制御部に対し、SDRAMへの書込を要求する書込データの構造を示す図である。
【図3】SDRAMが備える、データを記憶するためのメモリ領域の1部を示す図である。
【図4】メモリ制御装置の構成を示すブロック図である。
【図5】メモリ制御部がSDRAMからデータを読み出す場合の、メモリ制御部とSDRAMとの間の信号のタイミング図である。
【図6】メモリ制御部がSDRAMへデータを書き込む場合の、メモリ制御部とSDRAMとの間の信号のタイミング図である。
【図7】メモリ制御部の構成を示す図である。
【図8】メモリ制御部がSDRAMからデータを読み出す場合の、メモリ制御部とSDRAMとの間の信号のタイミング図である。
【図9】メモリ制御部がSDRAMへデータを書き込む場合の、メモリ制御部とSDRAMとの間の信号のタイミング図である。
【図10】メモリ部を用いた情報処理装置の構成を示す図である。
【図11】メモリ部の構成を示すブロック図である。
【図12】メモリセルアレイの構成の概略を示す図である。
【図13】メモリ制御部がメモリ部へデータを書き込む場合の、メモリ制御部とメモリ部との間のデータのタイミング図である。
【図14】メモリ制御部がメモリ部からデータを読み出す場合の、メモリ制御部とメモリ部との間の信号のタイミング図である。
【符号の説明】
10 メモリ制御部
20 SDRAM
30 CPU
50 メモリ制御部
60 メモリ装置
70 メモリ制御部
101 CASレイテンシ保持部
102 ブロック長保持部
103 クロック発生部
104 アドレスバッファ部
105 第1カラムアドレス生成部
106 第2カラムアドレス生成部
107 ライトデータバッファ部
108 リードデータバッファ部
109 セレクタ
110 制御部
121 バス
122 バス
131 バス
132 バス
133 バス
134 バス
135 バス
136 バス
201 書込データ
202 書込データ
203 書込データ
204 書込データ
301 メモリセル
302 メモリセル
303 メモリセル
304 メモリセル
305 メモリブロック
311 読出データ
312 読出データ
313 読出データ
314 読出データ
501 アドレスバッファ部
502 オフセット制御部
503 ライトデータバッファ部
504 リードデータバッファ部
505 セレクタ
506 制御部
531 バス
532 バス
533 バス
534 バス
601 アドレスバッファ
602 アドレス加算部
603 リフレッシュカウンタ
604 IOバッファ
605 メモリセルアレイ
606 タイミングジェネレータ

Claims (11)

  1. 予めバースト長が設定され、当該バースト長のメモリブロックからブロックデータをラップアラウンド方式により入出力するメモリ部、前記メモリ部との間でアドレス及びデータのバスを共有するメモリ制御部から構成される情報処理装置であって、
    メモリ制御部は、
    前記メモリブロックの途中順位に対応するデータから入出力する場合において、当該データより1順位先行するデータを除く同一メモリブロック内のデータを入出力するよう指示する第1コマンドと、前記メモリブロック内の残りのデータの入出力を指示する第2コマンドとを出力する出力手段を備え、
    前記メモリ部は、
    前記第1及び第2コマンドに従い、データを入出力する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記メモリ部は、SDRAM(Synchronous DRAM)であり、
    前記SDRAMは、
    前記第1及び第2コマンドに従い、データを入出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1コマンドは、書込指示と、前記途中順位より1先行する順位を示すアドレスを含み、
    前記第2コマンドは、前記書込指示と、前記途中順位より2先行する順位を示すアドレスを含み、
    前記出力手段は、前記第1コマンドを出力し、所定時間経過後に、前記第2コマンドを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1コマンドは、読出指示と、前記途中順位を示すアドレスとを含み、
    前記第2コマンドは、前記読出指示と、前記前記途中順位より1先行する順位を示すアドレスを含み、
    前記出力手段は、前記第1コマンドを出力し、所定時間経過後に、前記第2コマンドを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 予めブロック長より大きいバースト長が設定され、当該ブロック長のメモリブロックに対しブロックデータを入出力するメモリ部、前記メモリ部との間でアドレス及びデータのバスを共有するメモリ制御部、前記メモリ制御部に前記ブロックデータの入出力を要求するキャッシュ部から構成される情報処理装置であって、
    前記キャッシュ部から、前記メモリブロックの途中順位と、前記ブロックデータと、書込要求とを受信し、前記メモリ部に、前記メモリブロックの先頭順位から終端順位までに、それぞれの順位に対応するデータを格納する書込部と、
    前記キャッシュ部から、前記途中順位と、読出要求とを受信し、前記メモリ部から、前記メモリブロックの先頭順位から終端順位までに格納するデータを読出し、ラップアラウンド方式により、前記途中順位から前記途中順位より1先行する順位まで前記読み出したデータを前記キャッシュ部に送信する読出部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記メモリ部は、SDRAMであり、
    前記キャッシュ部から、前記メモリブロックの途中順位と、前記ブロックデータと、書込要求とを受信し、前記メモリ部に、前記メモリブロックの先頭順位から終端順位までに、それぞれの順位に対応するデータを格納する書込部と、
    前記キャッシュ部から、前記途中順位と、読出要求とを受信し、前記メモリ部から、前記メモリブロックの先頭順位から終端順位までに格納するデータを読出し、ラップアラウンド方式により、前記途中順位から前記途中順位より1先行する順位まで前記読み出したデータを前記キャッシュ部に送信する読出部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 入力される、クロックを含む制御用信号とアドレス信号とデータ信号とに基づき、データの記憶を行うメモリであって、
    前記入力される信号を伝送する伝送部と、
    前記クロックのエッジを検出する検出部と、
    データを記憶するための、それぞれにアドレスが割り振られた複数のメモリセルと、
    前記クロックの所定のエッジ検出時に、入力されているアドレス信号を取り込み書込先アドレスとして保持するアドレス保持部と、
    前記所定のエッジを除くエッジの検出後、次のエッジを検出するまでに前記書込先アドレスをインクリメントするアドレス加算部と、
    前記所定のエッジ検出後、エッジを検出する毎に、データ信号を取り込むデータ保持部と、
    前記データ信号を取り込む毎に、前記取り込んだデータを前記アドレス保持部が保持するアドレスに書き込むよう制御する制御部と
    を備えることを特徴とするメモリ。
  8. 前記伝送部は、
    前記アドレス信号、前記データ信号、前記制御信号の内の何れか2つの信号が入力される1つの信号入出力端子と、
    データを入出力するメモリセルを指定するためのアドレスを保持するアドレス保持部、メモリセルに入出力するためのデータを保持するデータ保持部、前記入出力を制御する制御部の内、信号入出力端子に入力される信号に対応する2つとに接続する信号線
    とを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載のメモリ。
  9. 前記メモリは、SDRAMであり、
    前記入力される信号を伝送する伝送部と、
    前記クロックのエッジを検出する検出部と、
    データを記憶するための、それぞれにアドレスが割り振られた複数のメモリセルと、
    クロックの所定のエッジ検出時に、入力されたアドレス信号を取り込み書込先アドレスとして保持するアドレス保持部と、
    前記所定のエッジを除くエッジ検出後、次のエッジを検出するまでに前記書込先アドレスをインクリメントするアドレス加算部と、
    前記所定のエッジ検出後、エッジを検出する毎に、データ信号を取り込むデータ保持部と、
    前記アドレス保持部が保持するアドレスに前記取り込んだデータの書込制御を行う制御部と
    を備えることを特徴とする請求項7に記載のメモリ。
  10. コマンドに従い動作し、予めバースト長が設定され、当該バースト長のメモリブロックからブロックデータをラップアラウンド方式により入出力するメモリに対し、アドレス及びデータのバスを共有し、データを入出力する情報処理方法であって、
    前記メモリブロックの途中順位に対応するデータから入出力する場合において、当該データより1順位先行するデータを除く同一メモリブロック内のデータを入出力するよう指示する第1コマンドを出力する第1出力ステップと、
    前記メモリブロック内の残りのデータの入出力を指示する第2コマンドを出力する第2出力ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. コマンドに従い動作し、予めバースト長が設定され、当該バースト長のメモリブロックからブロックデータをラップアラウンド方式により入出力するメモリに対し、アドレス及びデータのバスを共有し、データを入出力する情報処理装置に適用されるプログラムであって、
    前記メモリブロックの途中順位に対応するデータから入出力する場合において、当該データより1順位先行するデータを除く同一メモリブロック内のデータを入出力するよう指示する第1コマンドを出力する第1出力ステップと、
    前記メモリブロック内の残りのデータの入出力を指示する第2コマンドを出力する第2出力ステップと
    の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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