JP2004309854A - 光ファイバケーブル - Google Patents

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Tatsuo Yoshihara
龍夫 吉原
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SWCC Corp
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Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

【課題】光ファイバ心線の収容方法に関わらず、内蔵する多数の光ファイバ心線を容易にかつ正確に識別することができる光ファイバケーブルを提供する。
【解決手段】外被13内に多数の光ファイバ心線11を備えた光ファイバケーブル10において、各光ファイバ心線の被覆11aを識別性の高い色の群より選ばれた色で着色するとともに、同色で着色された被覆11a相互を、被覆11a表面のラインの有無もしくはラインの形状で識別可能とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数の光ファイバ心線を備えた光ファイバケーブルに係り、特にそのような多数の光ファイバ心線間の目視による識別性を高めた光ファイバケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ケーブル内に多数の光ファイバ心線を収容した光ファイバケーブルにおいては、中間分岐や端末処理における接続作業を容易にするため、全ての光ファイバ心線1、1、…に「青、黄、緑、赤、紫、白、桃、茶、灰、水、橙、黒、…」のようにそれぞれ異なる色に着色した被覆を設けることにより、光ファイバ心線1、1、…間の識別を可能にしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、これらの色には、灰色と白色、黄色と橙色、青色と水色のように識別しづらいものがあるうえ、心線数が多くなると使用する色の数をさらに増やさなければならず、識別がますます困難になるという問題があった。
【0004】
そこで、従来は、少ない色でも識別ができるように、着色した光ファイバ心線を予め定めた色の順に配列させることも行われている。図3は、その一例を示したもので、「青、黄、緑、赤、紫、白」の6色に着色した光ファイバ心線1、1、…を、被覆の色が「青、黄、緑、赤、紫、白、青、黄、緑、赤、紫、赤」の順になるように配列している。図3において、2、3は、それぞれ介在および外被を示している。
【0005】
しかしながら、この方法は、光ファイバ心線が整列されて配置される光ファイバケーブルにその適用が限られるうえ、光ファイバ心線のように外径の細い線材の配列を目視により識別することは非常に困難で、使用する色が少ないにもかかわらず、光ファイバ心線間の識別は困難であった。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−246843号公報(第2頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の光ファイバケーブルにおいては、ケーブル内に収容された光ファイバ心線の識別を可能にするため、光ファイバ心線にそれぞれ異なる色に着色された被覆を設けたり、着色した光ファイバ心線を予め定めた色の順に配列することが行われている。
【0008】
しかしながら、いずれも、識別性が十分でないうえ、心線数が増えるとさらに識別が困難になるという問題があった。また、後者では、光ファイバ心線が整列されて配置されるものにその適用が限られるという問題もあった。
【0009】
本発明はこのような従来技術の課題を解決するためになされたもので、光ファイバ心線の収容方法に関わらず、多数の光ファイバ心線を容易にかつ正確に識別することができる光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の光ファイバケーブルは、外被内に多数の光ファイバ心線を備えた光ファイバケーブルにおいて、前記各光ファイバ心線の被覆を識別性の高い色の群より選ばれた色で着色するとともに、同色で着色された被覆相互をさらに目視的に識別可能としたことを特徴とするものである。
【0011】
ここで、前記各光ファイバ心線の被覆が、青、黄、緑、赤、紫、白および黒のいずれかに着色されていてもよい。
【0012】
また、同色で着色された被覆相互は、各被覆表面のラインの有無もしくはラインの形状で識別可能とされていてもよい。
【0013】
さらに、上記ラインの色は、被覆の色と異なる色であって、白または黒であってもよい。
【0014】
本発明の光ファイバケーブルにおいては、各光ファイバ心線の被覆を識別性の高い色の群より選ばれた色で着色するとともに、同色で着色された被覆相互をさらに目視的に識別可能としたことにより、ケーブル構造、光ファイバ心線の収容方法に関わらず、多数の光ファイバ心線を容易にかつ正確に識別することができる。
【0015】
なお、単心光ファイバ心線は光ファイバ心線のなかでも特に細径で識別が困難なことから、本発明は、このような単心光ファイバ心線を備えた光ファイバケーブルに適用した場合に、特に顕著な効果が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の光ファイバケーブルの一実施形態を示す横断面図である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態の光ファイバケーブル10は、外径250μmの単心光ファイバ心線11を多数(図面の例では18本)、鋼線、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)、プラスチック紐などからなる介在12を中心に集合し、その外側にポリエチレンや塩化ビニル樹脂などの熱可塑性樹脂からなる外被13を設けた構造とされている。
【0018】
各単心光ファイバ心線11の最外層の被覆11aは、青、黄、緑、赤、紫、白および黒のいずれかに着色され、さらに、同じ色に着色された各被覆11aの表面には、各色について、1本を除き、例えば図2に示すような、目視で簡単に識別可能な異なる形状の黒色のライン(但し、被覆の色が黒色の場合には白色のライン)が表面印刷により付されており、これによって、単心光ファイバ心線11、11、…の目視による識別を可能にしている。
【0019】
このように構成される光ファイバケーブル10においては、単心光ファイバ心線11の最外層の被覆11aは、識別性の高い、青、黄、緑、赤、紫、白および黒のいずれかに着色されているため、たとえ暗所であっても被覆11aの色を誤認することはない。そして、同じ色に着色された被覆11aを有する光ファイバ心線11相互は、被覆表面の目視で簡単に識別可能なラインの有無もしくは形状で容易にかつ正確に識別することができる。したがって、多数の単心光ファイバ心線11も、誤認することなく容易に識別することができ、光ファイバケーブルの端末処理などに際し、誤接続することなく円滑に作業を進めることができる。
【0020】
また、単心光ファイバ心線11の被覆11aの色と、被覆11aに付したラインの有無もしくは形状で、各単心光ファイバ心線11を識別するものであるため、この例のように単心光ファイバ心線11が外被13内に整列した状態で配置されていない光ファイバケーブルであっても、各単心光ファイバ心線11を識別することができる。
【0021】
なお、図2に示すラインは、(a)は実線、(b)は破線、(c)は一点鎖線、(d)は二点鎖線、(e)は波線、(f)は二重線であり、いずれも目視で簡単に識別できるものであり、本発明において好ましく使用されるものであるが、ラインの種類は特にこれらに限定されるものではない。
【0022】
また、以上説明した実施形態は、本発明を、単心光ファイバ心線11を多数介在12を中心に集合し、その外側に外被13を設けた構造の光ファイバケーブル10に適用した例であるが、本発明はこのような例に限定されるものではなく、内部に多数の光ファイバ心線を収容したケーブルであれば広く適用することができる。
【0023】
本発明が適用される光ファイバケーブルを具体的に例示すると、スロットロッドの外周に設けられた溝に多数の光ファイバ心線を収容したスロット型光ファイバケーブル、チューブ内に多数の光ファイバ心線をルーズに収容し、その外周に外被を設けたチューブ型光ファイバケーブル、介在の周囲に多数の光ファイバ心線を撚り合わせたユニットを複数本集合しそれらの外周に外被を一括被覆したユニット型光ファイバケーブル、光ファイバ心線を多数集合し、その周囲に緩衝層を設け、さらにその外側に外被を設けた、いわゆるスロットレス型光ファイバケーブル、光ファイバ心線を多数集合し、その両側にテンションメンバを並行配置し、それらの外周に外被を一括被覆した、いわゆる多心光ドロップケーブルなどが挙げられる。
【0024】
内蔵する光ファイバ心線は、単心光ファイバ心線、複数本の光ファイバ素線を並列させその外周に一括被覆を施した光ファイバテープ心線のいずれであってもよいが、細径で識別の困難な単心光ファイバ心線の場合により顕著な効果が得られ、上記実施形態で示したような外径が250μmあるいはそれ以下の極細径の単心光ファイバ心線の場合に特に顕著な効果を得ることができる。
【0025】
ここで、図1に示す構造の光ファイバケーブル10の具体例を記載する。
これらの具体例において、18本の光ファイバ心線11の最外層の被覆11aに着色した色と、これらの被覆11aに選択的に表面印刷したラインの形状は、表1に示した通りであり、ラインはいずれも黒色で印刷されている。なお、図1の各光ファイバ心線11に付した数字は、表1に示した心線No.と対応している。
【0026】
【表1】
Figure 2004309854
【0027】
このような光ファイバケーブル2種を実際に試作し、各単心光ファイバ心線11、11、…の識別を試みたところ、誤認することなく容易に識別することができ、良好な識別性を備えていることが確認された。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光ファイバケーブルによれば、各光ファイバ心線の被覆を識別性の高い色の群より選ばれた色で着色するとともに、同色で着色された被覆相互をさらに目視的に識別可能としたので、ケーブル構造、光ファイバ心線の収容方法に関わらず、多数の光ファイバ心線を容易にかつ正確に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバケーブルの一実施形態を示す断面図。
【図2】本発明で使用されるラインの例を示す図。
【図3】従来の光ファイバケーブルの一例を示す断面図。
【符号の説明】
10………光ファイバケーブル
11………単心光ファイバ心線
11a………着色被覆
12………介在
13………外被

Claims (5)

  1. 外被内に多数の光ファイバ心線を備えた光ファイバケーブルにおいて、
    前記各光ファイバ心線の被覆を識別性の高い色の群より選ばれた色で着色するとともに、同色で着色された被覆相互をさらに目視的に識別可能としたことを特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 前記各光ファイバ心線の被覆が、青、黄、緑、赤、紫、白および黒のいずれかに着色されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
  3. 同色で着色された被覆相互は、各被覆表面のラインの有無もしくはラインの形状で識別可能とされていることを特徴とする請求項1または2記載の光ファイバケーブル。
  4. ラインの色は、被覆の色と異なる色であって、白または黒であることを特徴とする請求項3記載の光ファイバケーブル。
  5. 前記光ファイバ心線が、単心光ファイバ心線であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の光ファイバケーブル。
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