JP2002202445A - 素線集合型光ケーブル - Google Patents
素線集合型光ケーブルInfo
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- JP2002202445A JP2002202445A JP2000399869A JP2000399869A JP2002202445A JP 2002202445 A JP2002202445 A JP 2002202445A JP 2000399869 A JP2000399869 A JP 2000399869A JP 2000399869 A JP2000399869 A JP 2000399869A JP 2002202445 A JP2002202445 A JP 2002202445A
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- optical fiber
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- optical cable
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Abstract
に関し、多数の素線を結束糸で束ねて素線集合体を構成
しているものについて、その分岐作業において結束糸と
光ファイバ素線とを取り違えて、結束糸を切断するつも
りで誤って光ファイバ素線を切断してしまうという作業
ミスを確実に回避するように、素線集合体の素線の色と
結束糸の色との組み合わせを工夫することを課題とす
る。 【解決手段】素線集合体1の素線fの色の組み合わせ
を、複数の結束糸Sの色以外の色の組み合わせに構成し
た素線集合型光ケーブル。
Description
集合型光ケーブルの構造に関するものであり、多数の素
線を結束糸で束ねて素線集合体を構成しているものにつ
いて、その分岐作業において結束糸と光ファイバ素線と
を取り違えて、結束糸を切断するつもりで誤って光ファ
イバ素線を切断してしまうという作業ミスを確実に回避
することができるものである。
ァイバ素線fを多数まとめて結束糸Sで束ねて素線集合
体1とし、多数の素線集合体1をケーブルコア(又はコ
ア)2のスロット3に収納し、これをシース4で被覆し
て高密度の素線集合型光ケーブルCとしたものがある。
この素線集合型光ケーブルにおいては、光ファイバ素線
(以下、これを「素線」という)の被覆の色の組み合わ
せ、順列(例えば、「黄・緑・青・赤」、「緑・青・赤
・黄」、「青・赤・黄・緑」)、及び結束糸Sの色分け
によって、個々の素線集合体1を識別し、さらに素線の
色分けによって個々の素線集合体1内での各素線の識別
を行えるようにしている。そして、上記光ケーブルの分
岐作業においては、上記のようにして素線集合型光ケー
ブル(以下、これを「光ケーブル」という)C内におけ
る素線集合体1を識別し、さらに個々の素線集合体1内
の素線の識別を行って、目的とする素線を把握してい
る。
集合体1の結束糸についても、同様にして例えば、黄・
緑・紫・赤・青のように色分けしているので、素線集合
体1における一つの素線の色と、当該素線集合体1の結
束糸の色とが一致する場合がある。素線と結束糸とはそ
もそもその形状構造が異なるから、仮に、素線集合体1
における一つの素線の色と、当該素線集合体1の結束糸
の色とが一致していても、光ケーブル分岐作業において
結束糸と素線とを混同することはないと常識的に考えら
れていたが、照明が不十分で、狭い作業空間での光ケー
ブル分岐作業においては、結束糸と素線とを混同して、
結束糸を切断するつもりで同色の素線を切断してしまう
ことがあり、このように一本の素線を不用意に切断する
と、その後の修復作業が面倒で、場合によっては非常に
厄介なことになり兼ねない。本発明は、上記のような実
作業における問題を確実に防げるように、素線集合体の
素線の色と結束糸の色との組み合わせを工夫することを
その課題とするものである。
じた手段は、素線集合体の素線の色の組み合わせを、複
数の結束糸の色以外の色の組み合わせにしたことであ
る。
とするときは、素線集合体の素線の色の組み合わせ、順
列を、これらの色以外の色を使って、例えば、「水色・
茶・桃・白」、「茶・桃・白・水色」、「桃・白・水色
・茶」とし(図1参照)、或いは反対に、結束糸の色を
「水色・茶・桃・白」とするときは、素線集合体の素線
の色の組み合わせを「黄・緑・紫・赤・青」とする。こ
のようにすることによって、全ての素線集合体1におけ
る素線fの色と結束糸Sの色とが一致することを確実に
回避できる。
る。図1の実施例をスロット数が5、各スロット3に収
納する素線集合体1の数が5、各素線集合体1の素線数
が4の素線集合型光ケーブルCに本発明を適用した例で
ある。この例においては、結束糸Sの色の種類を黄・緑
・紫・赤・青の5色にしてあるので、各素線集合体1内
の素線の色を水色・茶・桃・白の4色としている。仮
に、結束糸を白の単一色に統一するときは、素線の色
は、黄・緑・紫・赤・青・水色・茶・桃等の白以外の任
意の色の組み合わせにすることができるが、結束糸を白
の単一色にすると、素線集合体1の識別に結束糸の色を
利用できないので、このようなやり方は一般的ではな
い。また、結束糸を透明な着色体にするときは、従来技
術における上記の問題は特に顕著な問題とはならない
が、それでも照明不足の作業環境においては同様の問題
を生じるから、結束糸を透明な着色体とする場合も、本
発明を適用することが望ましい。さらに、各スロットに
収納する素線集合体1の数が6〜8となる場合は、結束
糸の種類を水色・茶・桃・白とし、かつ素線の色を黄・
緑・紫・赤としたものを、図1の実施例に加えればよ
い。
わせを、個々の素線集合体の結束糸の色と異なる色の組
み合わせとしたので、素線集合体の素線の色が素線集合
体の結束糸の色と一致することはない。従って、光ケー
ブル分岐作業において結束糸と間違えて素線を切断する
恐れは確実に解消され、この作業ミスによる作業能率の
低下を防止することができる。また、結束糸と間違えて
素線を切断する可能性がないので、作業者の精神的負担
が軽減され、それだけ作業能率が向上し、疲労の進行度
合いも軽減される。
一部拡大図である。
部拡大図である。
Claims (1)
- 【請求項1】多数の光ファイバ素線を結束糸で結束して
素線集合体を構成し、ケーブルのコアのスロットに上記
素線集合体を多数収納し、これをシースで被覆した素線
集合型光ケーブルにおいて、素線集合体の素線の色の組
み合わせを、複数の結束糸の色以外の色の組み合わせに
した素線集合型光ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399869A JP2002202445A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 素線集合型光ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399869A JP2002202445A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 素線集合型光ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002202445A true JP2002202445A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18864562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000399869A Pending JP2002202445A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 素線集合型光ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002202445A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013109171A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ケーブル |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000399869A patent/JP2002202445A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013109171A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ケーブル |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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