JP2004308829A - 複列円筒ころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】複列円筒ころ軸受1に備える外輪3の内径部分に設けてある鍔3aのアキシアル荷重に対する強度を向上する。
【解決手段】外輪3の内径部分には、数列のころ列の軌道面3b,3cが設けられているとともに、これら軸方向で隣り合う各軌道面3b,3cの間に径方向内向きの鍔3aが設けられており、鍔3aの付け根側隅に研削逃げ溝3fが設けられている。鍔3aとその両側の各軌道面3b,3cとを含む領域の表層全域に、高周波焼入れでもって研削逃げ溝3fの深さよりも深い硬化層12が途切れなく連続して形成されている。これにより、研削逃げ溝3fの底部も硬化されているので、アキシアル荷重を受けたときに研削逃げ溝3fから割れが発生しにくくなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複列円筒ころ軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばバックアップロールに用いる複列円筒ころ軸受では、ロールとされる外輪部材の内径部分に、数列のころ列の軌道面を有しているとともに、これら軸方向で隣り合う各軌道面の間に径方向内向きの鍔を有している。この外輪部材において、外径部分の表面硬さと、内径部分の表面硬さと、心部硬さとが浸炭焼入れにより調整されている(特許文献1参照)。
【0003】
なお、通常、上記鍔の付け根側隅には、軌道面や鍔の側面を研磨するために、研削逃げ溝を設けている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−93956号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、浸炭焼入れにより硬化させるようにしているが、大きな炉が必要である温度制御に手間がかかるなど、製作コストが嵩む。これに対し、作業が簡単で製作コストを抑制するために、高周波焼入れを行うことも可能であるが、次のような不都合があることを知見した。
【0006】
つまり、上記円筒ころ軸受では、円筒ころにかかるアキシアル荷重を受けるために、例えば図5に示すように、外輪60において、内径部分の軸方向中間に径方向内向きの鍔61を一体に設け、この鍔61の軸方向両側にころ列の軌道面62,63を設けている。このような外輪60の内径部分に対して高周波焼入れを行う場合、高周波焼入れを2度に分けて行う必要がある。具体的に、図5に示すように、まず、外輪60の内径部分において左半分の領域に対して螺旋形状の高周波加熱コイル70を配置した状態で加熱処理を行い、その後、図6に示すように、外輪60の内径部分において右半分の領域に対して螺旋形状の高周波加熱コイル70を配置した状態で加熱処理を行う。このような方法では、図7に示すように、外輪60の鍔61の軸方向中間領域が、二回の高周波焼入れ工程で重複して加熱されてしまうので、特に後の高周波焼入れ工程での加熱が焼き戻しとして作用し、硬化層65において重複加熱領域の硬度が目標よりも低くなってしまう。
【0007】
これに対し、上記二回に分けた高周波焼入れ工程のそれぞれで、高周波加熱コイルを外輪60の鍔61から少し遠ざけて配置するようにし、いずれの高周波焼入れ時にも鍔61の軸方向中間を加熱させないようにすることを考えた。しかしながら、この場合、図8および図9に示すように、鍔61の軸方向中間に硬化層65ができなくなってしまうとともに、高周波焼入れの後で鍔61の付け根側隅に研削逃げ溝66を形成したときに、研削逃げ溝66を形成することによって硬化層65が軌道面62,63側と鍔61側とに分断されてしまい、アキシアル荷重の作用時において研削逃げ溝66で割れが発生しやすくなるなど、アキシアル荷重に対する鍔61の強度が不足するおそれがある。
【0008】
これに対し、図示しないが、外輪の内径に鍔を設けずに、軸方向で隣り合うころ列の間に浮動輪を配置させたものがある。この場合、外輪の内径部分と軸の外径部分においてころ列の外側にそれぞれスナップリングなどの止め輪を配置することにより、軸と外輪の軸方向相対変位を規制するようになっている。しかし、アキシアル荷重を受けたときに、前記止め輪に対してアキシアル荷重が作用するために、アキシアル荷重の負荷能力が不足する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、内輪部材の外周に軸方向数列のころ列を介して外輪部材を配置した複列円筒ころ軸受であって、前記外輪部材の内径部分には、数列のころ列の軌道面が設けられているとともに、これら軸方向で隣り合う各軌道面の間に径方向内向きの鍔が設けられており、前記鍔の付け根側隅に研削逃げ溝が設けられており、前記鍔とその両側の各軌道面とを含む領域の表層全域に、高周波焼入れでもって前記研削逃げ溝の深さよりも深い硬化層が途切れなく連続して形成されている。
【0010】
この場合、外輪部材の内径部分において鍔とそれの両側の軌道面との表層に設けている硬化層が、鍔の付け根側隅に設ける研削逃げ溝によって分断されずに、連続しているから、アキシアル荷重を受けたときに研削逃げ溝から割れが発生しにくくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1から図4に本発明の一実施形態を示している。図中、1はバックアップロール用の複列円筒ころ軸受の全体を示しており、2は内輪部材としての軸、3は外輪部材としての外輪、4はころ、5は保持器である。
【0012】
軸2は、その軸方向両端が図示しない一対の支持部材に対して非回転に支持されるものである。外輪3は、軸2の外周に二つの保持器5,5により保持される二列のころ4を介して回転自在に取り付けられるものである。
【0013】
軸2の軸方向中間領域には平坦な幅広の軌道面2aが設けられており、この軌道面2aの軸方向両側には小径部2b,2cが設けられている。一方、外輪3の内径面の軸方向中間には径方向内向きの鍔3aが設けられ、外輪3の内径面において鍔3aの軸方向両側にはころ4を軸方向二列で配置できるように二つの軌道面3b,3cが設けられており、さらに外輪3の内径面の軸方向両端には大径部3d,3eが設けられている。なお、外輪3の鍔3aの付け根側隅には、研削逃げ溝3fが設けられている。
【0014】
そして、上記軸2の小径部2b,2cと、上記外輪3の大径部3d,3eとに対して、それぞれ鍔輪6A,6B,7A,7Bが装着されている。この内径側の鍔輪6A,6Bと外径側の鍔輪7A,7Bは、それぞれスナップリングなどの止め輪8により抜け止めされている。
【0015】
なお、各内径側の鍔輪6A,6Bと外径側の鍔輪7A,7Bとの間には、それぞれシール9A,9Bが配設されることによって、ころ4が配置される空間が密封されている。
【0016】
この実施形態の複列円筒ころ軸受1は、外輪3の鍔3aとその両側の各軌道面3b,3cとを含む領域の表層全域に、高周波焼入れでもって研削逃げ溝3fの深さよりも深い硬化層12が途切れなく連続して形成されている。以下で詳しく説明する。
【0017】
まず、外輪3は、例えばSCM445などのクロムモリブデン鋼をベースとして、外径部分や内径部分に対して旋削加工を施すことにより、図2のような形状にしている。この段階では、研削逃げ溝3fを設けていない。
【0018】
図2に示すように、外輪3の内径部分に対して高周波加熱コイル20を対向配置させる。詳しくは、高周波加熱コイル20においてU字形に屈曲された部分21を外輪3の内径面に対して対向配置させるのであるが、このU字形部分21の二つの直線部分21a,21bを外輪3の中心軸線に対して平行にし、このうち一方の直線部分21aを、内径面のほぼ全長に対して配置させる。なお、高周波加熱コイル20の各直線部分21a,21bのそれぞれ長手方向途中には外輪3の鍔3aに沿うように凹状屈曲部21c,21dが設けられている。
【0019】
このような状態で、外輪3を図2中の矢印で示すように回転させることで、高周波加熱コイル20を、外輪3の円周所定角度位置から360度全周に対して順次対向させる。これにより、外輪3の内径部分において、鍔3aおよびその両側の軌道面3b,3cまでの領域が加熱される。なお、外輪3の軸方向両端の大径部3d,3eに対しても硬化処理してもよい。
【0020】
このようにする一方で、高周波加熱コイル20に高周波電流を流すと、外輪3の内径部分の表層には前記高周波電流と逆向きであるが、平行に誘導電流が流れる。詳しくは、図2の矢印で示すように、外輪3の内径形状に沿って軸方向に誘導電流が流れる。これにより、外輪3の鍔3aおよびその両側の軌道面3b,3cが、ほぼ一定の深さまで加熱されるので、図4のクロスハッチングで示すように、深さがほぼ一定の硬化層12が形成される。このように加熱してから、適宜、焼き戻しを行う。
【0021】
なお、上記のような高周波焼入れを施すと、外輪3の内径面に僅かながらも熱歪が発生するので、硬化処理の後で外輪3の鍔3aの付け根側隅に研削逃げ溝3fを形成し、外輪3の軌道面3b,3cおよび鍔3aの両側面に研磨加工を施すことにより、前記熱歪を除去するのが好ましい。但し、上記硬化層12は、研削逃げ溝3fの深さよりも深く設定しているので、図4に示すように、外輪3の内径部分において鍔3aとそれの両側の軌道面3b,3cとの表層に設けている硬化層12が、鍔3aの付け根側隅に設ける研削逃げ溝3fによって分断されずに、連続するようになっている。
【0022】
ちなみに、上記バックアップロール用の複列円筒ころ軸受1の場合、外輪3の内径部分の表面硬さをHRC57〜64(HV633〜800)に、また、外輪3の外径部分の表面硬さをHS70〜75(HV547〜615)に、さらに、外輪3の内部硬さをHS50〜55(HV341〜400)にそれぞれ設定することができる。
【0023】
以上説明したように、外輪3の鍔3aの全体と、鍔3aからその両側の軌道面3b,3cの全域にわたって硬化層12を途切れなく形成しているから、アキシアル荷重を受けたときに従来例のように研削逃げ溝3fから割れが発生せずに済むなど、アキシアル荷重に対する鍔3aの強度を向上させることができる。したがって、上記複列円筒ころ軸受1では、十分なアキシアル荷重の負荷能力を得ることができる。
【0024】
特に、上述したような高周波焼入れ方法では、高周波加熱コイル20に対する通電により外輪3の内径部分に発生する誘導電流の流れが従来例と異なり軸方向に沿うものであるために、高周波焼入れを2度に分ける従来例のように鍔3aの軸方向中間領域が重複して加熱されたり、あるいは鍔3aの軸方向中間領域が加熱できなくなったりするということを回避できて、上記のような硬化層12を簡単かつ短時間で得ることができる。
【0025】
なお、上記実施形態において、ころ4を軸方向二列以上にしたものにも本発明を適用できる。
【0026】
【発明の効果】
本発明の複列円筒ころ軸受は、アキシアル荷重を受けたときに従来例のように外輪部材の鍔の付け根側隅に設ける研削逃げ溝から割れが発生せずに済むなど、アキシアル荷重に対する外輪部材の鍔の強度を向上させることができて、十分なアキシアル荷重の負荷能力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る複列円筒ころ軸受を示す断面図
【図2】図1の外輪に対する高周波焼入れの様子を示す図
【図3】図2の高周波加熱コイルを示す斜視図
【図4】図2の外輪に研削逃げ溝を形成した状態を示す図
【図5】従来例の外輪に対する1回目の高周波焼入れの様子を示す図
【図6】従来例の外輪に対する2回目の高周波焼入れの様子を示す図
【図7】従来例の外輪に対する硬化層の形成パターンの一例を示す図
【図8】従来例の外輪に対する硬化層の形成パターンの他例を示す図
【図9】図8の外輪に研削逃げ溝を形成した状態を示す図
【符号の説明】
1 複列円筒ころ軸受 2 軸
3 外輪 3a 外輪の鍔
3b,3c 外輪の軌道面 3f 外輪の研削逃げ溝
4 ころ 12 外輪の硬化層
20 高周波加熱コイル

Claims (1)

  1. 内輪部材の外周に軸方向数列のころ列を介して外輪部材を配置した複列円筒ころ軸受であって、
    前記外輪部材の内径部分には、数列のころ列の軌道面が設けられているとともに、これら軸方向で隣り合う各軌道面の間に径方向内向きの鍔が設けられており、前記鍔の付け根側隅に研削逃げ溝が設けられており、
    前記鍔とその両側の各軌道面とを含む領域の表層全域に、高周波焼入れでもって前記研削逃げ溝の深さよりも深い硬化層が途切れなく連続して形成されている、複列円筒ころ軸受。
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