JP2004308310A - 南京錠 - Google Patents

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JP2004308310A
JP2004308310A JP2003105261A JP2003105261A JP2004308310A JP 2004308310 A JP2004308310 A JP 2004308310A JP 2003105261 A JP2003105261 A JP 2003105261A JP 2003105261 A JP2003105261 A JP 2003105261A JP 2004308310 A JP2004308310 A JP 2004308310A
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Masaru Kunii
大 國井
Yoichi Minemura
陽一 峯村
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Abstract

【課題】キーを紛失したりその他キーの交換が必要となった際に、錠装置の外からの操作によってカード式錠を取り出すことができ、経済的であって、かつ安全な南京錠を提供する。
【解決手段】南京錠(1)のケース(2)内に弦(4)の一方の下部に交叉するように挿通孔(15)を形成し、弦(4)が施錠状態のときに挿通孔(15)を弦(4)によって閉鎖し、ケース(1)内に固定したカード式錠ユニット(3)の止具(19)を外すことができないようにする。また弦(4)が解錠状態のときに挿通孔(15)を開放し、この挿通孔を通してケース(2)の外部より上記止具(19)を外し、カード式錠ユニット(3)を取り出してキーカード(6)やコードカード(5)の交換を可能とした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード式錠ユニットを用いた南京錠に関し、このカード式錠ユニットのコードカードの交換が簡便にでき、かつ不法な解錠・破損を防止する安全な南京錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
簡易な錠装置として、弦と、弦を施錠・解錠するシリンダー錠を内蔵した南京錠が知られている。
【0003】
この種の南京錠は、シリンダー錠の施錠・解錠に用いるキーを紛失したりキーを交換する必要が生じたりした場合には、その南京錠をそのままそっくり交換しなければならず不経済であった。
【0004】
そこで、南京錠をそのままそっくり交換しなくても済むように、錠本体に収容されているシリンダー錠のみを交換しようとする南京錠が考えられている(例えば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−168027号公報(2頁左欄29行〜45行、3頁左欄10行〜同頁右欄2行)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許公開公報に記載されている南京錠は、シリンダー錠のみを交換することができ、南京錠全体を交換する必要がないからこの面で経済的である。
【0007】
しかし、この南京錠は、シリンダー錠を交換する際に、シリンダー錠をキー操作によって解錠し、これによって開閉蓋を開放させ、この解放した開口より工具を錠装置内に差し込んでシリンダー錠を取り外そうとするものである。
【0008】
この南京錠には、このように開閉蓋が設けられているので、この部分部品点数が増え、しかも、開閉蓋は開閉可能にヒンジで支持されているので、第三者によって容易にこじ開けられる心配がある。
しかも、キー(スペアキーを含めて)を紛失した場合は、カード式錠のマスターキーに相当するものがないのでシリンダー錠を解錠することができず、その開閉蓋を開放することができない。従ってシリンダー錠の交換ができず、結局は南京錠そのものを交換しなければならない。
【0009】
本発明は、キーを紛失したりその他キーの交換が必要となった際に、錠装置の外からの操作によってカード式錠を取り出せるようにすると共に、従来のような開閉蓋を必要とせず経済的であって、かつ安全である南京錠を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、南京錠のケース内に弦の一方の下部に交叉するように挿通孔を形成し、弦が施錠状態のときに挿通孔を弦によって閉鎖し、ケース内に固定したカード式錠ユニットの止具を外すことができないようにし、また弦が解錠状態のときに挿通孔を開放しこの挿通孔を通してケースの外部より上記止具を外し、カード式錠ユニットを取り出してキーカードやコードカードの交換ができるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係る南京錠(1)は、ケース(2)と、ケース内に収容されて着脱可能に固定されるカード式錠ユニット(3)と、このカード式錠ユニットの施錠・解錠操作により施錠状態及び解錠状態に設定される弦(4)を備えている。
【0012】
上記カード式錠ユニットの機構については、後に詳記するが、このカード式錠ユニット内に予め挿入されたコードカード(5)と、施錠・解錠の際にカード式錠ユニットに挿入されるキーカード(6)にそれぞれ形成されたコード孔(7)の位置関係によって作動体(8)を施錠位置と解錠位置へ移動可能とするものである。
【0013】
カード式錠ユニット(3)は、実施例では図6に示すように、作動体(8)に作動板(9)が連結されていると共に、座(10)に取付板(11)がビス等で固定されており、この状態でケース(2)の収容室(12)内に収容される。
【0014】
一方、ケース(2)には、弦(4)の長軸部(13)の下部を挿入する孔(14)に交叉するようにケース外と収容室(12)間を連通する挿通孔(15)が形成されており、上記取付板(11)の取付部(16)に形成されるネジ孔(17)に、上記挿通孔(15)に形成したネジ孔(18)にネジ込んだ六角穴付止ネジ等の止具(19)を用いて上記カード式錠ユニット(3)をケース内に着脱可能に固定している。
【0015】
カード式錠ユニットの作動体に連結した作動板(9)には、斜面状のカム面(20)が形成されており、このカム面が、閂(21)に形成された凹部(22)の下辺カム面(23)に接触し、作動板(9)の移動に伴い、弦(4)の短軸部(24)下部を挿入する孔(25)に交叉した孔(26)に案内させた閂(21)を移動させるように、閂の先端部(27)が弦の短軸部(24)下部に形成した切欠部(28)に離脱可能に嵌合されている。
【0016】
閂(21)は、端部の孔(29)に支持したバネ(30)によって弦の短軸部(24)を挿入する孔(25)の方向へ付勢されており、又閂(21)に設けたピン(31)を案内溝(32)に案内することによって閂の移動量を規制している。
【0017】
なお、上記弦の長軸部(13)の下端部には、周溝(33)と案内溝(34)が形成されており、これらの溝にストッパー(35)を係合させて弦の移動を規制するようにしている。
【0018】
次に、図10〜図18を用いて上記カード式錠ユニット(3)の構成を説明する。
カード式錠ユニット(3)は、ユニット本体(36)と、ユニット本体に対し摺動可能に係合する作動体(8)と、作動体上を被うカバー(37)を有し、実施例では、その作動体(8)は、コードカード(5)を挿入するための凹部(38)を有するコードカード側スライダー(39)と、キーカード(6)を挿入するための凹部(40)を有するキーカード側スライダー(41)を備え、これらの部材が結合して一体的になっている。
【0019】
上記ユニット本体には、ピン(42)と、このピンを外方へ付勢するバネ(43)を収容する孔(44)が形成されており、この孔に対応して、コードカード側スライダー(39)にはボール(45)と、ピン(46)を収容する孔(47)が、またキーカード側スライダー(41)にはボール(48)を収容する孔(49)がそれぞれ形成されている。
【0020】
コードカード側スライダー(39)には、脚部(50)が設けられており、この脚部をユニット本体(36)に形成された溝(51)に挿通し、その脚部端面に作動板(9)を当てこの脚部端面に形成したビス孔(57)にビスを係合させてコードカード側スライダー(39)と作動板(9)を連結している。
【0021】
キーカード(6)とコードカード(5)に形成したコード孔(7)の位置関係により、例えば図6に示すように、カード式錠ユニット(3)にコードカード(5)とキーカード(6)を挿入した際、コードカード側スライダー(39)とこれに接するユニット本体(36)の境界面(58)がピン(42)とピン(46)の接触面(52)に一致したときに、コードカード側スライダー(39)とキーカード側スライダー(41)で構成した作動体(8)がユニット本体(36)に対し相対的に移動可能となるようになっている。
【0022】
この状態でキーカード(6)を押し込むと、その端面がキーカード側スライダー(41)の凹部端面(53)を押し、図17に示すように作動体(8)が移動し、これに伴って作動体に連結されている作動板(9)が移動する。
その際、コードカード側スライダー(39)の脚部(50)の一方側端面(54)と他方側端面(55)が上記ユニット本体(36)に形成された溝(51)の内側面(56)に当接して移動量を規制する。
【0023】
キーカード(6)を引き戻すと、上記作動体(8)は元の位置へ移動する。
なお、キーカード(6)とコードカード(5)のコード孔(7)が所定の位置関係にないとき(不正にキーカードを挿入した場合等)は、図18に示すように、コードカード側スライダー(39)とユニット本体(36)の境界面(57)がピン(42)(46)どうし間の接触面(52)に一致しなくなるので作動体は移動できなくなる。
【0024】
このカード式錠ユニット(3)を用いて南京錠の弦(4)を施錠・解錠し、その解錠状態においてカード式錠ユニット(3)をケース(2)外へ取り出す場合について説明する。
図2及び図4に示すように、弦(4)が施錠状態において、ケース(2)の蓋(59)に設けられた案内溝(60)にキーカード(6)を挿入して押し込むと、作動体(8)に連結した作動板(9)が移動し、作動板の斜面状のカム面(20)が閂(21)のカム面(23)を押し、閂をバネ(30)に抗してケース内方へ摺動させ、閂の先端部(27)が弦の短軸部下部に形成された切欠部(28)から外れる。
【0025】
この状態で、弦(4)は、図3及び図5に示すように解錠状態となり、弦(4)を外方へ引き出すことができる。
弦を引き出すと、ケース内の挿通孔(15)を閉鎖していた弦の長軸部下部が移動し挿通孔(15)が開放される。
ここで、六角レンチ(61)等を挿通孔(15)に差し込み、六角穴付止ネジ等で形成される止具(19)を外し、カード式錠ユニットの取付板(11)をケース(2)から外してカード式錠ユニットを取り出す。
【0026】
取り出した後、カード式錠ユニット(3)のキーカード(6)とコードカード(5)を別のカードと交換する。
その際に、コードカード(5)の端部に突起(62)を設けておくと、適当な道具を用いてこの突起に引掛けて取り出すことができ、取り出し易い。
【0027】
なお、実施例では、カード式錠ユニット(3)を南京錠の底面より挿入しているが、側方より挿入するようにしてもよく、又その際にレバー等適宜の部材を用いて作動体(8)と閂(21)を連結したりしてもよい。
また、上記止具(19)は上記六角穴付止ネジ以外にビスやピンその他の止具を用いることができる。
更に、実施例では、カード式錠ユニット(3)を取付板(11)を介してケース(2)に固定しているが、カード式錠ユニットを直接ケースに固定するようにしてもよいし、又上記挿通孔(15)を弦の短軸部側に設けると共に、閂を摺動案内する孔(26)を弦の長軸部側に設け、閂を長軸部に係合させるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成されているので、キーカードを紛失したり、南京錠の使用者が変ったりしてキーカード及びコードカードを交換する必要が生じた場合に、簡便かつ迅速に交換することができ、又南京錠は施錠状態においてカード式錠ユニットをケースに固定する固定具の挿通孔が弦の長軸部下部によって閉鎖され、ケース外より上記固定具を外すことができないと共にその位置を知ことががきないので安全である。
しかも解錠時には、ケースの外より固定具を外すようにしているので作業がし易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】施錠状態を示す断面図である。
【図3】解錠状態を示す断面図である。
【図4】図2における中央断面図である。
【図5】図3における中央断面図である。
【図6】カード式錠ユニットに作動板と取付板を取り付ける状態を示す分解斜面図である。
【図7】閂の斜面図である。
【図8】施錠状態におけるカード式錠ユニットの背面図である。
【図9】解錠状態におけるカード式錠ユニットの背面図である。
【図10】ユニット本体の正面図である。
【図11】図10におけるユニット本体の側面図である。
【図12】コードカード側スライダーの正面図である。
【図13】図12におけるコードカード側スライダーを一部断面にて示す側面図である。
【図14】キーカード側スライダーの正面図である。
【図15】図14におけるキーカード側スライダーの中央断面図である。
【図16】施錠状態を示すカード式錠ユニットの拡大断面図である。
【図17】解錠状態を示すカード式錠ユニットの拡大断面図である。
【図18】解錠できない状態を示すカード式錠ユニットの拡大断面図である。
【符号の説明】
2 ケース 3 カード式錠ユニット 4 弦 5 コードカード
6 キーカード 7 コード孔 8 作動体 9 作動板
11 取付板 15 挿通孔 19 止具 21 閂

Claims (3)

  1. 弦を解錠状態と施錠状態に操作可能なカード式錠ユニットを有し、このカード式錠ユニットをケース内に止具で固定し、ケース外より止具に至る挿通孔を上記弦の一方の下部が挿入される孔に交叉するように形成し、弦が施錠状態にあるときに上記挿通孔を弦の一方の下部で閉鎖し、弦が解錠状態で引き出された状態にあるときに上記挿通孔を開放し上記止具を操作し得るようにした南京錠。
  2. 上記挿通孔を弦の長軸部側に形成した請求項1に記載の南京錠。
  3. カード式錠ユニットにキーカードの施錠・解錠操作によって移動する作動板を設け、この作動板に連結して移動し上記弦を施錠・解錠状態にする閂を設けた請求項1または2に記載の南京錠。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015063874A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 シャーロック株式会社 南京錠

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