JP2004307331A - 無機系遅延硬化性グラウト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明グラウトは、セメント、無機微粉末、凝結遅延剤、粘度調整剤及び水の配合物から構成される。セメントは、ビーライトを30〜70質量%含有するポルトランドセメントとする。無機微粉末は、フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカフュームおよび石灰石微粉末よりなる群から選択される一つ以上とする。次のA〜Dの要件を満たすように各成分を配合する。
A:(水と凝結遅延剤)/(セメントと無機微粉末)が25〜55質量%
B:セメント/無機微粉末が95/5〜75/25(質量比)
C:凝結遅延剤の固形分がセメントの0.4超1.0質量%以下
D:粘度調整剤がセメントと無機微粉末との合計に対して0.5〜1.5質量%
【選択図】 なし
Description
(1)PC鋼より線の周囲に付着させるセメントグラウトに関し、緊張時の摩擦係数低減と硬化後の付着力との観点から適正な配合が開示されていない。特許文献6の技術はセメントグラウトをPC鋼より線とシースとの隙間へ充填する方法であるため、この充填が確実に行われているかどうか不明である。この充填を確実にするには、樹脂系プレグラウトPC鋼より線と同様に、工場加工により連続的に製造する方法、即ち裸のPC鋼より線の表面にセメントグラウトを付着させた後、その周囲にシースを被覆する方法がよい。その際、PC鋼より線の緊張時の摩擦係数を小さくし、かつ硬化後の付着力が十分に期待できる程度にセメントグラウトをPC鋼より線に付着させる必要がある。ところが、特許文献6には、この機能を実現できるセメントグラウトの配合が示唆されていない。
(1)十分な凝結遅延硬化性を有すること
(2)PC鋼材の表面に付着させるとき、適度な付着量が確保できる粘着性を有すること
(3)PC鋼材の長さ方向に均一に硬化が進行すること
(4)所定の時期までシースとPC鋼材との摩擦を小さくでき、PC鋼材を緊張するときに必要な緊張量が得られること
(5)硬化後、PC鋼材が構造物と一体になって挙動する付着力が確保できること
すなわち、本発明無機系遅延硬化性グラウトは、プレグラウトPC鋼材に用いる無機系遅延硬化性グラウトで、セメント、無機微粉末、凝結遅延剤、粘度調整剤及び水の配合物から構成される。セメントは、ビーライトを30〜70質量%含有するポルトランドセメントとする。無機微粉末は、フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカフュームおよび石灰石微粉末よりなる群から選択される一つ以上とする。そして、次のA〜Dの要件を満たすように各成分を配合することを特徴とする。
A:(水と凝結遅延剤)/(セメントと無機微粉末)が25〜55質量%
B:セメント/無機微粉末が95/5〜75/25(質量比)
C:凝結遅延剤の固形分がセメントの0.4超1.0質量%以下
D:粘度調整剤がセメントと無機微粉末との合計に対して0.5〜1.5質量%
<セメント>
セメントは、ビーライト(C2S)を30〜70質量%含有するポルトランドセメントとする。ビーライトは含有量が多いと、セメント中における水和反応の早い成分が相対的に少なくなり、その結果水和反応が比較的ゆっくり進むので、グラウトの硬化が遅延される。一方、ビーライト含有量が少ないと、水和反応の早い成分が相対的に多くなり、水和反応が早期に進むので、グラウトの硬化が促進される傾向にある。この含有量が30質量%未満では、グラウトの硬化が遅すぎる傾向にあり、逆に70質量%を超えるとグラウトの硬化が早すぎる傾向にある。
無機微粉末は、フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカヒューム、石灰石微粉末から選択される1種以上である。これらの無機微粉末は単独であるいは混合で使用できる。中でも無機微粉末の比表面積が3000cm2/g以上のものが好ましい。このような無機微粉末を用いることで、セメント粒子が凝集した粗大粒子である継粉の発生を減少させ、ペーストの均一性を向上させることができる。3000cm2/g未満の場合、継粉の発生を減少させることが難しい。特に、比表面積が4500cm2/g〜5000cm2/gの無機微粉末が好ましい。
凝結遅延剤は、特に制限するものでない。例えば、(A)グルコン酸、グルコヘプトン酸、酒石酸、クエン酸、グルコン酸のエチレンオキサイド付加物等のヒドロキシカルボン酸及びそれらの塩、(B)ピルビン酸、アセト酢酸、プロピオニル酢酸、等のケト酸及びそれらの塩、(C)リグニンスルホン酸、とその塩、(D)蔗糖、ブドウ糖等の糖類、(E)炭酸塩、リン酸塩、ケイ弗化物、ホウ酸塩糖の無機塩、糖が挙げられる。中でも長い凝結遅延硬化性があり、かつ温度依存性が比較的小さいヒドロキシカルボン酸アルカリ金属塩が好ましい。さらに好ましい凝結遅延剤としては、グルコン酸ナトリウム、グルコン酸にエチレンオキサイドを1〜10モル付加したもののナトリウム塩が挙げられる。以上の凝結遅延剤は単独物でも混合物でも使用できる。
粘度調整剤は、特に制限するものでない。例えば、(A)メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース等の水溶性セルロースエーテル、(B)β-1、3-グルガン、可溶性でんぷん、カルボキシルメチルでんぷん、メチルでんぷん等のでんぷん誘導体、(C)ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成高分子、糖が挙げられる。中でも20℃、2%水溶液の粘度が5〜20Pa・secを有する水溶性セルロースエーテルと20℃、2%水溶液の粘度が30〜100Pa・secを有する水溶性セルロースエーテルとの混合物が好ましい。
(水と凝結遅延剤)/(セメントと無機微粉末)は25〜55質量%とする。この配合比が25%未満になると、グラウトが団子状になりPC鋼材にまとわりつきにくくなる。また、この配合比が55%を超えるとグラウトが低粘度でしゃぶしゃぶになり、やはりPC鋼より線にまとわりつきにくくなる。さらに、何れの場合も硬化後に必要な付着力等が得られないためである。これらのより好ましい配合比は35〜45質量%である。
セメント/無機微粉末の質量比は95/5〜75/25とする。セメント/無機微粉末が95/5より大きくなると、グラウトが粒々状になりPC鋼より線などに付着したときの均一性がなくなる。逆に75/25より小さくなる場合も均一性が悪くなる。これらのより好ましい配合比は90/10〜80/20(質量比)である。
凝結遅延剤の固形分はセメントの0.4超1.0質量%以下とする。凝結遅延剤の固形分のセメントに対する比率が0.4%以下では早く固まりすぎ、PC鋼材の緊張が可能な程度の粘度を維持することが難しい。また、この比率が1.0%を超えると硬化しないことがあり、必要な凝結遅延硬化性が得られないためである。この比率のより好ましい範囲は0.5〜0.8質量%である。
粘度調整剤はセメントと無機微粉末との合計に対して0.5〜1.5質量%とする。粘度調整剤の配合量が(セメント+無機微粉末)に対して0.5%より小さいとPC鋼材に必要なグラウトが付着しなくなる。また、この配合量が1.5%より大きくなるとグラウトが団子状になり、平坦にならないためである。いずれの場合も、緊張時に必要なPC鋼材の伸びと硬化後の付着力が得られない。この比率のより好ましい範囲は0.8〜1.0質量%である。
本発明無機系遅延硬化性グラウトの製造方法は、次の混合工程、加水工程および遅延剤添加工程を含むことを特徴とする。
混合工程:下記のセメントと下記の無機微粉末とをセメント/無機微粉末が95/5〜75/25(質量比)となるように配合し、さらに粘度調整剤がセメントと無機微粉末との合計に対して0.5〜1.5質量%となるように混合して混合物とする。
セメント:ビーライトを30〜70質量%含有するポルトランドセメント
無機微粉末:フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカフュームおよび石灰石微粉末よりなる群から選択される一つ以上
加水工程:上記混合物に水を混合してペーストとする。
遅延剤添加工程:上記ペーストに、固形分がセメントの0.4超1.0質量%以下で、かつ(水と凝結遅延剤)/(セメントと無機微粉末)が25〜55質量%となるように凝結遅延剤水溶液を混合する。
本発明プレグラウトPC鋼材は、PC鋼材と、この鋼材の外周を間隔をあけて被覆するシースと、前記PC鋼材とシースとの間に介在される上記無機系遅延硬化性グラウトとを具えることを特徴とする。
本発明のポストテンション工法は、以上のような本発明プレグラウトPC鋼材を用いる方法である。即ち、予め型枠内に前述した本発明プレグラウトPC鋼材を配置する工程と、型枠内にコンクリートを打設して硬化させる工程と、コンクリートの硬化後にPC鋼材を緊張し、コンクリート構造物の端面に定着する工程とを具えることを特徴とする。
(1)サンプルグラウトの製造
I. プレグラウトPC鋼より線用グラウト<P-1>の製造
ホバートミキサに低熱ポルトランドセメント8.5kg、比表面積4870cm2/gの炭酸カルシウム1.5kg、20℃で2%水溶液の粘度が20Pa・secを有する水溶性メチルセルロース60gと20℃で2%水溶液の粘度が20Pa・secを有する水溶性メチルセルロース40gとを投入し、1分間空練りをして混合物とする。次に、この混合物に水3.83kgを加えて2分間練りまぜてペーストとする。さらにペーストに凝結遅延剤としてグルコン酸ナトリウム40%水溶液170gを加えて7分間練り混ぜてグラウト<P-1>を作った。
プレグラウトPC鋼より線<P-1>の練り混ぜ方法と同様にして、組成の異なるサンプルグラウト<P-2>〜<P-11>、<R-1>〜<R-8>までを作った。
さらに、比較のため、従来グラウト<R-9>〜<R-12>を、特開2000-145018号公報、特開平7-187853号公報、特開平9-32294号公報、特開平9-30855号公報、特開平9-110503号公報に記載されている組成と製造方法により製造した。
A-1:比表面積3470cm2/gでビーライト含有量50%の低熱ポルトランドセメント
A-2:(比表面積3470cm2/gの低熱ポルトランドセメント)/(比表面積3280cm2/gの普通ポルトランドセメント)=95/5(質量比)の混合セメント、混合セメントの比表面積は、3460cm2/g
A-3:(比表面積3470cm2/gの低熱ポルトランドセメント)/(比表面積3280cm2/gの普通ポルトランドセメント)=70/30(質量比)の混合セメント、混合セメントの比表面積は、3413cm2/g
A-4:比表面積3280cm2/g普通ポルトランドセメント
A-5:比表面積3490cm2/gでビーライト含有量58%の低熱ポルトランドセメント
B-1:比表面積4870cm2/gの石灰石微粉末
B-2:比表面積3370cm2/gのフライアッシュ
B-3:比表面積4080cm2/gの高炉スラグ微粉末
C-1:グルコン酸ナトリウム40%水溶液
C-2:グルコン酸1モルにエチレンオキサイド1モルを付加したもののナトリウム塩40%水溶液
C-3:クエン酸ナトリウム40%水溶液
D-1:(20℃で2%水溶液の粘度が20Pa・secを有する水溶性メチルセルロース)/(20℃で2%水溶液の粘度が100Pa・secを有する水溶性メチルセルロース)=60/40(質量比)の混合物
D-2:(20℃で2%水溶液の粘度が20Pa・secを有する水溶性メチルセルロース)/(20℃で2%水溶液の粘度が100Pa・secを有する水溶性メチルセルロース)=50/50(質量比)の混合物
D-3:(20℃で2%水溶液の粘度が20Pa・secを有する水溶性メチルセルロース)/(20℃で2%水溶液の粘度が100Pa・secを有する水溶性メチルセルロース)=70/30(質量比)の混合物
上記のサンプルグラウトを用いてプレグラウトPC鋼より線を作製した。まず、φ21.8mmの裸のPC鋼より線にサンプルグラウトを連続して塗布する。次に、このグラウトの上に約200℃に加熱したポリエチレンを押し出し、シースを被覆する。そして、このシースが冷却しない内にシース表面が凹凸状になるように加工して冷却した。
上記組成のグラウトについて、まとわり性とグラウトの均一性について評価した。次に、前述のプレグラウトPC鋼より線について凝結遅延硬化性と付着性について評価した。そして、これら評価結果に基づいて実用性を総合的に評価した。各評価結果を表3に示す。
早期に硬化して不合格「×」:加熱前と加熱後5日未満にFが0.05N/mm2を超える場合
適度に遅延硬化して合格「○」:加熱後5日以上、2週間未満でFが0.05N/mm2以下、加熱後2週間以降にFが0.05N/mm2を超える場合
適度に遅延硬化して合格「◎」:加熱後2週間以上、2ヶ月以内でFが0.05N/mm2以下、加熱後2ヶ月以降にFが0.05N/mm2を超える場合
長期間硬化せず不合格「×」:加熱後2ヶ月の時点で再度同様の加熱履歴を与えてもFが0.05N/mm2以下の場合
次に、試作した低熱ポルトランドセメントと普通ポルトランドセメントとを用いて、表4に示す特性を持つサンプルグラウトを作製した。このサンプルグラウトに用いた無機微粉末はB-1、凝結遅延剤はC-1、粘度調整剤はD-1である。そして、このサンプルグラウトを用いて試験例1と同様のプレグラウトPC鋼より線を作製した。
20 グラウト
30 シース
31 凸環部
32 凹環部
33 突条部
100 プレグラウトPC鋼より線
200 スパイラル筋
210 アンカープレート
220 コンクリートブロック
230 変位計
300 秤量計
Claims (8)
- プレグラウトPC鋼材に用いる無機系遅延硬化性グラウトであって、
下記のセメント、下記の無機微粉末、ならびに凝結遅延剤、粘度調整剤及び水が次のA〜Dの要件を満たすように配合されてなることを特徴とする無機系遅延硬化性グラウト。
A:(水と凝結遅延剤)/(セメントと無機微粉末)が25〜55質量%
B:セメント/無機微粉末が95/5〜75/25(質量比)
C:凝結遅延剤の固形分がセメントの0.4超1.0質量%以下
D:粘度調整剤がセメントと無機微粉末との合計に対して0.5〜1.5質量%
セメント:ビーライトを30〜70質量%含有するポルトランドセメント
無機微粉末:フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカフュームおよび石灰石微粉末よりなる群から選択される一つ以上 - 無機微粉末の比表面積が3000cm2/g以上であることを特徴とする請求項1に記載の無機系遅延硬化性グラウト。
- 凝結遅延剤がヒドロキシカルボン酸アルカリ金属塩であることを特徴とする請求項1又は2に記載の無機系遅延硬化性グラウト。
- 粘度調整剤は、20℃、2%水溶液の粘度が5〜20Pa・secを有する水溶性セルロースエーテルと30〜100Pa・secを有する水溶性セルロースエーテルとの混合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無機系遅延硬化性グラウト。
- (水+凝結遅延剤)/(セメントと無機微粉末)が35〜45質量%、
セメント/無機微粉末が90/10〜80/20(質量比)、
凝結遅延剤の固形分がセメントの0.5〜0.8質量%、
粘度調整剤が(セメント+無機微粉末)に対して0.8〜1.0質量%の割合であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無機系遅延硬化性グラウト。 - 下記のセメントと下記の無機微粉末とをセメント/無機微粉末が95/5〜75/25(質量比)となるように配合し、さらに粘度調整剤がセメントと無機微粉末との合計に対して0.5〜1.5質量%となるように混合して混合物とする混合工程と、
この混合物に水を混合してペーストとする加水工程と、
このペーストに固形分がセメントの0.4超1.0質量%以下で、かつ(水と凝結遅延剤)/(セメントと無機微粉末)が25〜55質量%となるように凝結遅延剤の水溶液を混合する遅延剤添加工程とを含むことを特徴とする無機系遅延硬化性グラウトの製造方法。
セメント:ビーライトを30〜70質量%含有するポルトランドセメント
無機微粉末:フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、シリカフュームおよび石灰石微粉末よりなる群から選択される一つ以上 - PC鋼材と、
この鋼材の外周を間隔をあけて被覆するシースと、
前記PC鋼材とシースとの間に介在される請求項1〜5のいずれかに記載の無機系遅延硬化性グラウトとを具えることを特徴とするプレグラウトPC鋼材。 - 予め型枠内に請求項7に記載のプレグラウトPC鋼材を配置する工程と、
型枠内にコンクリートを打設して硬化させる工程と、
コンクリートの硬化後にコンクリート構造物の端面でPC鋼材を緊張定着する工程とを具えることを特徴とするポストテンション工法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010047447A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Oriental Shiraishi Corp | セメント系グラウト組成物及び該組成物を用いたプレグラウトpc鋼材の製造方法 |
JP2013203619A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 充填材の充填方法 |
CN113800811A (zh) * | 2021-09-23 | 2021-12-17 | 重庆三圣实业股份有限公司 | 一种压浆剂及其制备方法 |
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- 2004-03-23 JP JP2004084463A patent/JP3638941B2/ja not_active Expired - Lifetime
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