JP2004304736A - 電子機器の角度調整機構 - Google Patents
電子機器の角度調整機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004304736A JP2004304736A JP2003098246A JP2003098246A JP2004304736A JP 2004304736 A JP2004304736 A JP 2004304736A JP 2003098246 A JP2003098246 A JP 2003098246A JP 2003098246 A JP2003098246 A JP 2003098246A JP 2004304736 A JP2004304736 A JP 2004304736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed screw
- screw shaft
- display unit
- main body
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims abstract description 8
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 31
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16M—FRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
- F16M11/00—Stands or trestles as supports for apparatus or articles placed thereon ; Stands for scientific apparatus such as gravitational force meters
- F16M11/02—Heads
- F16M11/04—Means for attachment of apparatus; Means allowing adjustment of the apparatus relatively to the stand
- F16M11/06—Means for attachment of apparatus; Means allowing adjustment of the apparatus relatively to the stand allowing pivoting
- F16M11/10—Means for attachment of apparatus; Means allowing adjustment of the apparatus relatively to the stand allowing pivoting around a horizontal axis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16M—FRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
- F16M11/00—Stands or trestles as supports for apparatus or articles placed thereon ; Stands for scientific apparatus such as gravitational force meters
- F16M11/02—Heads
- F16M11/18—Heads with mechanism for moving the apparatus relatively to the stand
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16M—FRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
- F16M11/00—Stands or trestles as supports for apparatus or articles placed thereon ; Stands for scientific apparatus such as gravitational force meters
- F16M11/20—Undercarriages with or without wheels
- F16M11/2007—Undercarriages with or without wheels comprising means allowing pivoting adjustment
- F16M11/2021—Undercarriages with or without wheels comprising means allowing pivoting adjustment around a horizontal axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】表示画面の仰角のずれやスピーカの発音部の傾き等の微細な調節を可能とした電子機器の角度調整機構を提供する。
【解決手段】前面に表示部を有する12表示部本体と、表示部本体12が搭載される台座13と、表示部本体12及び台座13の、互いの前部又は後部を回動自在に連結するヒンジ機構16と、表示部本体12及び台座13の、ヒンジ機構16と反対側の後部又は前部を接近及び離反させる昇降機構と、を備えて構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】前面に表示部を有する12表示部本体と、表示部本体12が搭載される台座13と、表示部本体12及び台座13の、互いの前部又は後部を回動自在に連結するヒンジ機構16と、表示部本体12及び台座13の、ヒンジ機構16と反対側の後部又は前部を接近及び離反させる昇降機構と、を備えて構成される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン(TV)やモニタディスプレイ等の電子機器の表示部や発音部等の角度調整を行う電子機器の角度調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、TVやモニタディスプレイ等の電子機器の表示画面は、見る人の目線の高さ、視角度等に応じて見易い位置に表示部本体の傾きを調節して固定することが行われている。
【0003】
従来の、この種の電子機器の角度調整機構としては、例えば、図3に示すようなものが知られている(従来の第1の例)。この角度調整機構Aは、ヒンジ機構を用いたものである。台座1の上面の前部にヒンジ3の一方の連結片3aが固定され、他方の連結片3bが表示部本体2の下面の前部に固定されている。ヒンジ3は、回動軸3cに装着された筒状のバネ材4aを有し、このバネ材4aとヒンジ3との間に生じる摩擦力によって表示部本体2の重量を支え、表示画面を所定の位置に固定するようにしている。この角度調整機構Aは、主に、液晶TVや液晶ディスプレイ等に用いられている。
【0004】
また、従来の角度調整機構の第2の例として、例えば、図4に示すようなものがある。この角度調整機構Bは、円弧形のスライド部を表示部本体2に設けたものである。表示部本体2の下面には下方に突出する円弧形の摺動部5が設けられている。この摺動部5に対応して台座1には、摺動部5が係合される円弧溝6が設けられ、この円弧溝6内にバネ材4bが介在されている。
【0005】
バネ材4bは.波状に形成された短冊状の板バネからなり、摺動部5と円弧溝6との間に摩擦力を生じさせて表示部本体2の重量を支え、表示画面を所定の位置に固定するようにしている。この角度調整機構Bは、主に、CRTディスプレイ等に用いられている。
【0006】
更に、従来の角度調整機構の第3の例として、例えば、図5に示すようなものもある。この角度調整機構Cは、バネで表示部本体の重量をキャンセルして仰角を維持するようにしたものである。台座1には立ち上げ部1aが設けられ、この立ち上げ部1aの上部に連結アーム7の下端が枢軸8aによって回動自在に連結されている。連結アーム7の上端は、枢軸8bによって表示部本体2の背面に回動自在に連結されている。
【0007】
各枢軸8a,8bには環状に形成された座金のようなバネ材9がそれぞれ装着されている。このバネ材9のバネ力によって立ち上げ部1aと連結アーム7との間、及び連結アーム7と表示部本体2との間にそれぞれ摩擦力を生じさせて表示部本体の重量を支えると共に、フック等の係止手段で固定して仰角を所定角度に維持するようにしている。この角度調整機構Cは、主に、TV等に用いられている。
【0008】
【特許文献1】
特開平−8−23495(第2頁、図1)
【特許文献2】
特開2002−73213(第2頁、図9)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の電子機器の角度調整機構においては、第1の従来例の場合には、軸部の摩擦によって表示画面の仰角のずれを防いでいるが、この摩擦力のために動作が硬くなり、仰角の微調整がし難いという課題があった。この際、動作を軽くすると、摩擦力が不十分となり、仰角がずれる可能性がある。更に、摩擦部の磨耗等によって摩擦力が弱くなり、経時変化によって仰角がずれる可能性がある。
【0010】
また、上述した第2の従来例の場合には、摺動中心を表示分本体に近付けることが可能であるが、重心から大きく外れた場合には、表示部本体の自重によって仰角が自然にずれる可能性があるという課題があった。更に、仰角のずれを摺動部の摩擦力により防ぐことができるが、他面、摩擦力のために摺動動作が固くなり、微調整がし難くなる。一方、摺動動作を軽くすると摩擦力が不十分となり、仰角がずれる可能性がある。また、表示部本体の重量が摩擦力を生み出す要素となっており、表示部本体重量の大小が摺動動作に大きく左右する。
【0011】
更に、上述した第3の従来例の場合には、座椅子の角度調整機構と同様に、仰角の固定をフック等の係止手段で行う方法であるため、連続的に仰角を調整することができないという課題があった。
【0012】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、表示画面の仰角のずれやスピーカの発音部の傾き等の微細な調節を可能とした電子機器の角度調整機構を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述したような課題を解決し、上記目的を達成するため、本出願の請求項1記載の電子機器の角度調整機構は、前面に表示部を有する表示部本体と、表示部本体が搭載される台座と、表示部本体及び台座の、互いの前部又は後部を回動自在に連結する連結手段と、表示部本体及び台座の、連結手段と反対側の後部又は前部を接近及び離反させる昇降機構と、を備えてなることを特徴としている。
【0014】
かかる本出願の請求項1記載の電子機器の角度調整機構によれば、昇降機構を動作させることにより、連結手段を回動中心として台座に対して表示部本体を回動動作させ、表示部本体の仰角を微調整することができる。
【0015】
本出願の請求項2記載の電子機器の角度調整機構は、昇降機構は、台座又は表示部本体に支持された送りねじ軸と、送りねじ軸に螺合された送りナットと、送りナットと表示部本体又は台座とに回動自在に連結された連結部材と、送りねじ軸を回転させる回転手段と、を有することを特徴としている。
【0016】
かかる本出願の請求項2記載の電子機器の角度調整機構によれば、回転手段で送りねじ軸を回転させることにより、送りナットを送りねじ軸の軸方向に移動させて連結部材の姿勢を変化させ、もって表示部本体の仰角を連続して容易に変化させることができると共に、仰角の微調整を行うことができる。
【0017】
本出願の請求項3記載の電子機器の角度調整機構は、回転手段は、送りねじ軸の軸心線上に設けた送りねじ軸を回転させるためのハンドルであることを特徴としている。
【0018】
かかる本出願の請求項3記載の電子機器の角度調整機構によれば、ハンドルを回すことによって送りねじ軸を極めて簡単に回転させることができる。しかも、送りねじ軸を回転させるハンドルの位置を送りねじ軸の軸心線上に設けることにより、電子機器の横幅を増やすことなく設置できる。
【0019】
本出願の請求項4記載の電子機器の角度調整機構は、送りねじ軸の軸心線と直交する方向に軸心線が設定されたハンドルと、ハンドルの回転を90度方向変換させて送りねじ軸に伝達する方向変換手段と、を有することを特徴としている。
【0020】
かかる本出願の請求項4記載の電子機器の角度調整機構によれば、送りねじ軸を回転させるハンドルの位置を送りねじ軸の軸方向と直交する方向に設けることにより、表示画面を見ながら手元でハンドル操作ができ、仰角の調整操作に便利である。
【0021】
本出願の請求項5記載の電子機器の角度調整機構は、方向変換手段は、送りねじ軸に固定された第1の傘歯車と、ハンドルに固定された第2の傘歯車からなる歯車機構であることを特徴としている。
【0022】
斯かる本出願の請求項5記載の電子機器の角度調整機構によれば、2個の傘歯車を用いるだけで動力の伝達方向を90度変換することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態を示す角度調整機構を備えた電子機器の概略構成図、図2は、本発明の角度調整機構の第2の実施例を示す電子機器の概略構成図である。
【0024】
図1に示すディスプレー装置11は、電子機器の第1の実施例を示すもので、表示部本体12と台座13を備えて構成されている。表示部本体12は、円錐台状に形成された表示部ケース14と、この表示部ケース14の広幅側にセットされたディスプレー15等から構成されている。この表示部本体12の下面の前部には表示部側ヒンジ17が形成されている。
【0025】
台座13は、ある程度の厚みを有する平板状の部材からなり、前部の上面には台座側ヒンジ18が形成されている。この台座側ヒンジ18と表示部側ヒンジ17とによって、表示部本体12と台座13を、相対的に回動自在に連結するヒンジ機構16が構成されている。台座13の後部には、上下方向に貫通すると共に前後方向に延在された開口穴20が設けられている。
【0026】
この開口穴20内には送りねじ軸21が挿通され、その送りねじ軸21の前端は前側軸受22により、また後部は後側軸受23によって回転自在に支持されている。前側軸受22は、台座13の開口穴20の前縁に嵌合保持され、また、後側軸受23は、台座13の開口穴20の後縁に嵌合保持されている。更に、送りねじ軸21の後端は台座13を貫通して後方に突出されており、その突出端には、回転手段の一具体例を示すハンドル24が固定されている。
【0027】
送りねじ軸21は、丸棒の外周面にねじを刻設したもので、そのねじ山の形状は、三角形は勿論のこと、台形、角形、円形その他各種の形状のものを適用することができる。また、ねじの条数は、通常、1条であるが、2条ねじ、3条ねじ等であってもよい。更に、右ねじであっても良く、また、左ねじであってもよい。
【0028】
この送りねじ軸21には、これに対応した構造を有する送りナット25が、軸方向へ移動自在に螺合されている。送りナット25には、連結部材26の下端が軸ピン27によって回動自在に連結されている。この連結部材26の上端は、軸ピン28によって表示部本体12の下面に回動自在に連結されている。
【0029】
連結部材26の長さは、図1に示すように、送りナット25が送りねじ軸21の軸方向の略中央部に位置するときに、ディスプレイ15の面が略垂直となるように設定することが好ましい。この場合には、表示部本体12の仰角を、その上下方向において略同様の角度に設定することができる。しかしながら、本発明は、これに限定されるものではなく、一方により大きく傾斜するように構成することができる。
【0030】
このような構成を有する電子機器によれば、次のようにして表示部本体12の仰角を簡単に、しかも無段階に調整することができる。
まず、ハンドル24を手動(電動でもよい。)で回転操作すると、ねじ切りされた送りねじ軸21が同方向に回転される。この場合、送りねじ軸21の両端が軸受22,23によって回転自在に支持されているため、送りねじ軸21がその場で回転することから、これに螺合された送りナット5が、送りねじ軸21の回転方向に応じて前側又は後側に移動する。
【0031】
その結果、例えば、送りナット5が前側(図1において左側)に移動すると、連結部材26の長さが不変であるため、上側の軸ピン28が台座13側に引き寄せられる。これにより、表示部本体12の後部が引き下げられるため、前側の表示画面が上向きに変更される。
【0032】
次に、ハンドル24を逆方向に回転させると、送りナット26が送りねじ軸21に沿って後方(図1において右側)に移動する。これにより、連結部材26が徐々に立ち上げられ、上側の軸ピン28が台座13から離れる方向に移動する。その結果、表示部本体12の後部が持ち上げられるため、前側の表示画面が下向きに変更される。
【0033】
このように、本実施例によれば、ハンドル24を回転操作するだけで、表示部本体12の仰角を簡単に、且つ連続して調整することができる。しかも、仰角の微細な調整も可能であり、従来の装置では困難であった仰角の微調整を精度良く簡単に行うことができる。
【0034】
次に、本発明の電子機器の角度調整機構の第2の実施例を、図2を参照して説明する。図2に示すディスプレー装置31は、図1に示すディスプレー装置11の変形実施例であって、ハンドル24を送りねじ軸21の軸心線と直交する方向に配置したものである。図2において、図1と同一部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0035】
送りねじ軸21の後端部には第1の傘歯車32が回転方向に一体に固定されている。この第1の傘歯車32には第2の傘歯車33が噛み合わされている。第2の傘歯車33の回転軸34は、送りねじ軸21の軸心線方向と直角に交差する方向に延在されていて、台座13に固定された第3の軸受35によって回転自在に支持されている。そして、回転軸34の、台座13から側方に突出された突出部にハンドル24が固定されている。
【0036】
次に、この実施例の作用について説明する。ハンドル24を右回転又は左回転させると、その回転方向に応じて第2の傘歯車33から第1の傘歯車32に回転力が伝達される。これにより、上述した第1の実施例と同様に、送りねじ軸21及び送りナット25の作用を介して、連結部材26の姿勢が変化し、立ち上げられたり、立ち下げられたりする。その結果、表示部本体12の表示画面が上向きとなったり、又は下向きとなって、所望の仰角を得ることができる。
【0037】
この第2の実施例によれば、送りねじ軸21を回転させるハンドル24の位置を2個の傘歯車32,33を用いて送りねじ軸21の軸方向と直交する方向に設定することができる。そのため、表示画面を見ながら手元でハンドル操作を行うことができ、所望の角度に設定することが容易になる。
【0038】
尚、本発明は、図1及び図2に示す実施例の他に、その応用例又は変形例として、以下のような実施が可能である。
その1は、連結手段と昇降機構の位置を前後で逆に配置することができる。即ち、連結部材26を台座13等の後部に配置し、昇降機構を台座13等の前部に配置するようにする。この場合、送りねじ軸21に固定されるハンドル24の位置が表示画面の前側に位置することになるので、操作者は手元でハンドル24を操作しながら表示画面の仰角調整が可能となり、表示画面を目と直角に保つようにする仰角の微調整を容易に行うことができる。
【0039】
その2は、送りねじ軸を表示部本体12側に配置し、連結部材26の一端を台座13に回動自在に連結するように構成する。この場合には、表示部ケース14の内部に送りねじ軸21等を収納することが可能となる。更に、台座13を小さくしたり、薄くできるので場所を取らずに設置することができる。
【0040】
その3は、ハンドル24の操作によって断接されるクラッチ機構を設け、必要時にのみクラッチを接続されてハンドルの回転力を伝達可能な構造とすることができる。また、その4は、送りねじ軸21に直接又は間接にモータを接続し、このモータを駆動制御して送りねじ軸21の駆動制御、回転速度等を調整することもできる。
【0041】
尚、上記実施例においては、表示装置の表示画面の角度を調整する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、スピーカ装置の発音部の角度等を調整することにも適用可能なものである。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本出願の請求項1記載の電子機器の角度調整装置によれば、昇降機構を動作させることにより、連結手段を回動中心として台座に対して表示部本体を回動動作させ、表示部本体の仰角を微調整することができるという効果が得られる。
【0043】
本出願の請求項2記載の電子機器の角度調整装置によれば、回転手段で送りねじ軸を回転させることにより、送りナットを送りねじ軸の軸方向に移動させて連結部材の姿勢を変化させ、もって表示部本体の仰角を連続して容易に変化させることができると共に、仰角の微調整を行うことができるという効果が得られる。
【0044】
本出願の請求項3記載の電子機器の角度調整装置によれば、ハンドルを回すことによって送りねじ軸を極めて簡単に回転させることができる。しかも、送りねじ軸を回転させるハンドルの位置を送りねじ軸の軸心線上に設けることにより、電子機器の横幅を増やすことなく設置できるという効果が得られる。
【0045】
本出願の請求項4記載の電子機器の角度調整装置によれば、送りねじ軸を回転させるハンドルの位置を送りねじ軸の軸方向と直交する方向に設けることにより、表示画面を見ながら手元でハンドル操作ができ、仰角の調整操作に便利であるという効果が得られる。
【0046】
本出願の請求項5記載の電子機器の角度調整装置によれば、2個の傘歯車を用いるだけで動力の伝達方向を90度変換することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の角度調整機構の第1の実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の電子機器の角度調整機構の第2の実施例を示す概略構成図である。
【図3】従来の電子機器の角度調整機構の第1の例を示す説明図である。
【図4】従来の電子機器の角度調整機構の第2の例を示す説明図である。
【図5】従来の電子機器の角度調整機構の第3の例を示す説明図である。
【符号の説明】
11‥‥ディスプレイ装置(電子機器)、12‥‥表示部本体、13‥‥台座、16‥‥ヒンジ機構、20‥‥開口部、21‥‥送りねじ軸、22,23,35‥‥軸受、24‥‥ハンドル、25‥‥送りナット、26‥‥連結部材、27,28‥‥軸ピン、32,33‥‥傘歯車
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン(TV)やモニタディスプレイ等の電子機器の表示部や発音部等の角度調整を行う電子機器の角度調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、TVやモニタディスプレイ等の電子機器の表示画面は、見る人の目線の高さ、視角度等に応じて見易い位置に表示部本体の傾きを調節して固定することが行われている。
【0003】
従来の、この種の電子機器の角度調整機構としては、例えば、図3に示すようなものが知られている(従来の第1の例)。この角度調整機構Aは、ヒンジ機構を用いたものである。台座1の上面の前部にヒンジ3の一方の連結片3aが固定され、他方の連結片3bが表示部本体2の下面の前部に固定されている。ヒンジ3は、回動軸3cに装着された筒状のバネ材4aを有し、このバネ材4aとヒンジ3との間に生じる摩擦力によって表示部本体2の重量を支え、表示画面を所定の位置に固定するようにしている。この角度調整機構Aは、主に、液晶TVや液晶ディスプレイ等に用いられている。
【0004】
また、従来の角度調整機構の第2の例として、例えば、図4に示すようなものがある。この角度調整機構Bは、円弧形のスライド部を表示部本体2に設けたものである。表示部本体2の下面には下方に突出する円弧形の摺動部5が設けられている。この摺動部5に対応して台座1には、摺動部5が係合される円弧溝6が設けられ、この円弧溝6内にバネ材4bが介在されている。
【0005】
バネ材4bは.波状に形成された短冊状の板バネからなり、摺動部5と円弧溝6との間に摩擦力を生じさせて表示部本体2の重量を支え、表示画面を所定の位置に固定するようにしている。この角度調整機構Bは、主に、CRTディスプレイ等に用いられている。
【0006】
更に、従来の角度調整機構の第3の例として、例えば、図5に示すようなものもある。この角度調整機構Cは、バネで表示部本体の重量をキャンセルして仰角を維持するようにしたものである。台座1には立ち上げ部1aが設けられ、この立ち上げ部1aの上部に連結アーム7の下端が枢軸8aによって回動自在に連結されている。連結アーム7の上端は、枢軸8bによって表示部本体2の背面に回動自在に連結されている。
【0007】
各枢軸8a,8bには環状に形成された座金のようなバネ材9がそれぞれ装着されている。このバネ材9のバネ力によって立ち上げ部1aと連結アーム7との間、及び連結アーム7と表示部本体2との間にそれぞれ摩擦力を生じさせて表示部本体の重量を支えると共に、フック等の係止手段で固定して仰角を所定角度に維持するようにしている。この角度調整機構Cは、主に、TV等に用いられている。
【0008】
【特許文献1】
特開平−8−23495(第2頁、図1)
【特許文献2】
特開2002−73213(第2頁、図9)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の電子機器の角度調整機構においては、第1の従来例の場合には、軸部の摩擦によって表示画面の仰角のずれを防いでいるが、この摩擦力のために動作が硬くなり、仰角の微調整がし難いという課題があった。この際、動作を軽くすると、摩擦力が不十分となり、仰角がずれる可能性がある。更に、摩擦部の磨耗等によって摩擦力が弱くなり、経時変化によって仰角がずれる可能性がある。
【0010】
また、上述した第2の従来例の場合には、摺動中心を表示分本体に近付けることが可能であるが、重心から大きく外れた場合には、表示部本体の自重によって仰角が自然にずれる可能性があるという課題があった。更に、仰角のずれを摺動部の摩擦力により防ぐことができるが、他面、摩擦力のために摺動動作が固くなり、微調整がし難くなる。一方、摺動動作を軽くすると摩擦力が不十分となり、仰角がずれる可能性がある。また、表示部本体の重量が摩擦力を生み出す要素となっており、表示部本体重量の大小が摺動動作に大きく左右する。
【0011】
更に、上述した第3の従来例の場合には、座椅子の角度調整機構と同様に、仰角の固定をフック等の係止手段で行う方法であるため、連続的に仰角を調整することができないという課題があった。
【0012】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、表示画面の仰角のずれやスピーカの発音部の傾き等の微細な調節を可能とした電子機器の角度調整機構を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述したような課題を解決し、上記目的を達成するため、本出願の請求項1記載の電子機器の角度調整機構は、前面に表示部を有する表示部本体と、表示部本体が搭載される台座と、表示部本体及び台座の、互いの前部又は後部を回動自在に連結する連結手段と、表示部本体及び台座の、連結手段と反対側の後部又は前部を接近及び離反させる昇降機構と、を備えてなることを特徴としている。
【0014】
かかる本出願の請求項1記載の電子機器の角度調整機構によれば、昇降機構を動作させることにより、連結手段を回動中心として台座に対して表示部本体を回動動作させ、表示部本体の仰角を微調整することができる。
【0015】
本出願の請求項2記載の電子機器の角度調整機構は、昇降機構は、台座又は表示部本体に支持された送りねじ軸と、送りねじ軸に螺合された送りナットと、送りナットと表示部本体又は台座とに回動自在に連結された連結部材と、送りねじ軸を回転させる回転手段と、を有することを特徴としている。
【0016】
かかる本出願の請求項2記載の電子機器の角度調整機構によれば、回転手段で送りねじ軸を回転させることにより、送りナットを送りねじ軸の軸方向に移動させて連結部材の姿勢を変化させ、もって表示部本体の仰角を連続して容易に変化させることができると共に、仰角の微調整を行うことができる。
【0017】
本出願の請求項3記載の電子機器の角度調整機構は、回転手段は、送りねじ軸の軸心線上に設けた送りねじ軸を回転させるためのハンドルであることを特徴としている。
【0018】
かかる本出願の請求項3記載の電子機器の角度調整機構によれば、ハンドルを回すことによって送りねじ軸を極めて簡単に回転させることができる。しかも、送りねじ軸を回転させるハンドルの位置を送りねじ軸の軸心線上に設けることにより、電子機器の横幅を増やすことなく設置できる。
【0019】
本出願の請求項4記載の電子機器の角度調整機構は、送りねじ軸の軸心線と直交する方向に軸心線が設定されたハンドルと、ハンドルの回転を90度方向変換させて送りねじ軸に伝達する方向変換手段と、を有することを特徴としている。
【0020】
かかる本出願の請求項4記載の電子機器の角度調整機構によれば、送りねじ軸を回転させるハンドルの位置を送りねじ軸の軸方向と直交する方向に設けることにより、表示画面を見ながら手元でハンドル操作ができ、仰角の調整操作に便利である。
【0021】
本出願の請求項5記載の電子機器の角度調整機構は、方向変換手段は、送りねじ軸に固定された第1の傘歯車と、ハンドルに固定された第2の傘歯車からなる歯車機構であることを特徴としている。
【0022】
斯かる本出願の請求項5記載の電子機器の角度調整機構によれば、2個の傘歯車を用いるだけで動力の伝達方向を90度変換することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態を示す角度調整機構を備えた電子機器の概略構成図、図2は、本発明の角度調整機構の第2の実施例を示す電子機器の概略構成図である。
【0024】
図1に示すディスプレー装置11は、電子機器の第1の実施例を示すもので、表示部本体12と台座13を備えて構成されている。表示部本体12は、円錐台状に形成された表示部ケース14と、この表示部ケース14の広幅側にセットされたディスプレー15等から構成されている。この表示部本体12の下面の前部には表示部側ヒンジ17が形成されている。
【0025】
台座13は、ある程度の厚みを有する平板状の部材からなり、前部の上面には台座側ヒンジ18が形成されている。この台座側ヒンジ18と表示部側ヒンジ17とによって、表示部本体12と台座13を、相対的に回動自在に連結するヒンジ機構16が構成されている。台座13の後部には、上下方向に貫通すると共に前後方向に延在された開口穴20が設けられている。
【0026】
この開口穴20内には送りねじ軸21が挿通され、その送りねじ軸21の前端は前側軸受22により、また後部は後側軸受23によって回転自在に支持されている。前側軸受22は、台座13の開口穴20の前縁に嵌合保持され、また、後側軸受23は、台座13の開口穴20の後縁に嵌合保持されている。更に、送りねじ軸21の後端は台座13を貫通して後方に突出されており、その突出端には、回転手段の一具体例を示すハンドル24が固定されている。
【0027】
送りねじ軸21は、丸棒の外周面にねじを刻設したもので、そのねじ山の形状は、三角形は勿論のこと、台形、角形、円形その他各種の形状のものを適用することができる。また、ねじの条数は、通常、1条であるが、2条ねじ、3条ねじ等であってもよい。更に、右ねじであっても良く、また、左ねじであってもよい。
【0028】
この送りねじ軸21には、これに対応した構造を有する送りナット25が、軸方向へ移動自在に螺合されている。送りナット25には、連結部材26の下端が軸ピン27によって回動自在に連結されている。この連結部材26の上端は、軸ピン28によって表示部本体12の下面に回動自在に連結されている。
【0029】
連結部材26の長さは、図1に示すように、送りナット25が送りねじ軸21の軸方向の略中央部に位置するときに、ディスプレイ15の面が略垂直となるように設定することが好ましい。この場合には、表示部本体12の仰角を、その上下方向において略同様の角度に設定することができる。しかしながら、本発明は、これに限定されるものではなく、一方により大きく傾斜するように構成することができる。
【0030】
このような構成を有する電子機器によれば、次のようにして表示部本体12の仰角を簡単に、しかも無段階に調整することができる。
まず、ハンドル24を手動(電動でもよい。)で回転操作すると、ねじ切りされた送りねじ軸21が同方向に回転される。この場合、送りねじ軸21の両端が軸受22,23によって回転自在に支持されているため、送りねじ軸21がその場で回転することから、これに螺合された送りナット5が、送りねじ軸21の回転方向に応じて前側又は後側に移動する。
【0031】
その結果、例えば、送りナット5が前側(図1において左側)に移動すると、連結部材26の長さが不変であるため、上側の軸ピン28が台座13側に引き寄せられる。これにより、表示部本体12の後部が引き下げられるため、前側の表示画面が上向きに変更される。
【0032】
次に、ハンドル24を逆方向に回転させると、送りナット26が送りねじ軸21に沿って後方(図1において右側)に移動する。これにより、連結部材26が徐々に立ち上げられ、上側の軸ピン28が台座13から離れる方向に移動する。その結果、表示部本体12の後部が持ち上げられるため、前側の表示画面が下向きに変更される。
【0033】
このように、本実施例によれば、ハンドル24を回転操作するだけで、表示部本体12の仰角を簡単に、且つ連続して調整することができる。しかも、仰角の微細な調整も可能であり、従来の装置では困難であった仰角の微調整を精度良く簡単に行うことができる。
【0034】
次に、本発明の電子機器の角度調整機構の第2の実施例を、図2を参照して説明する。図2に示すディスプレー装置31は、図1に示すディスプレー装置11の変形実施例であって、ハンドル24を送りねじ軸21の軸心線と直交する方向に配置したものである。図2において、図1と同一部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0035】
送りねじ軸21の後端部には第1の傘歯車32が回転方向に一体に固定されている。この第1の傘歯車32には第2の傘歯車33が噛み合わされている。第2の傘歯車33の回転軸34は、送りねじ軸21の軸心線方向と直角に交差する方向に延在されていて、台座13に固定された第3の軸受35によって回転自在に支持されている。そして、回転軸34の、台座13から側方に突出された突出部にハンドル24が固定されている。
【0036】
次に、この実施例の作用について説明する。ハンドル24を右回転又は左回転させると、その回転方向に応じて第2の傘歯車33から第1の傘歯車32に回転力が伝達される。これにより、上述した第1の実施例と同様に、送りねじ軸21及び送りナット25の作用を介して、連結部材26の姿勢が変化し、立ち上げられたり、立ち下げられたりする。その結果、表示部本体12の表示画面が上向きとなったり、又は下向きとなって、所望の仰角を得ることができる。
【0037】
この第2の実施例によれば、送りねじ軸21を回転させるハンドル24の位置を2個の傘歯車32,33を用いて送りねじ軸21の軸方向と直交する方向に設定することができる。そのため、表示画面を見ながら手元でハンドル操作を行うことができ、所望の角度に設定することが容易になる。
【0038】
尚、本発明は、図1及び図2に示す実施例の他に、その応用例又は変形例として、以下のような実施が可能である。
その1は、連結手段と昇降機構の位置を前後で逆に配置することができる。即ち、連結部材26を台座13等の後部に配置し、昇降機構を台座13等の前部に配置するようにする。この場合、送りねじ軸21に固定されるハンドル24の位置が表示画面の前側に位置することになるので、操作者は手元でハンドル24を操作しながら表示画面の仰角調整が可能となり、表示画面を目と直角に保つようにする仰角の微調整を容易に行うことができる。
【0039】
その2は、送りねじ軸を表示部本体12側に配置し、連結部材26の一端を台座13に回動自在に連結するように構成する。この場合には、表示部ケース14の内部に送りねじ軸21等を収納することが可能となる。更に、台座13を小さくしたり、薄くできるので場所を取らずに設置することができる。
【0040】
その3は、ハンドル24の操作によって断接されるクラッチ機構を設け、必要時にのみクラッチを接続されてハンドルの回転力を伝達可能な構造とすることができる。また、その4は、送りねじ軸21に直接又は間接にモータを接続し、このモータを駆動制御して送りねじ軸21の駆動制御、回転速度等を調整することもできる。
【0041】
尚、上記実施例においては、表示装置の表示画面の角度を調整する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、スピーカ装置の発音部の角度等を調整することにも適用可能なものである。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本出願の請求項1記載の電子機器の角度調整装置によれば、昇降機構を動作させることにより、連結手段を回動中心として台座に対して表示部本体を回動動作させ、表示部本体の仰角を微調整することができるという効果が得られる。
【0043】
本出願の請求項2記載の電子機器の角度調整装置によれば、回転手段で送りねじ軸を回転させることにより、送りナットを送りねじ軸の軸方向に移動させて連結部材の姿勢を変化させ、もって表示部本体の仰角を連続して容易に変化させることができると共に、仰角の微調整を行うことができるという効果が得られる。
【0044】
本出願の請求項3記載の電子機器の角度調整装置によれば、ハンドルを回すことによって送りねじ軸を極めて簡単に回転させることができる。しかも、送りねじ軸を回転させるハンドルの位置を送りねじ軸の軸心線上に設けることにより、電子機器の横幅を増やすことなく設置できるという効果が得られる。
【0045】
本出願の請求項4記載の電子機器の角度調整装置によれば、送りねじ軸を回転させるハンドルの位置を送りねじ軸の軸方向と直交する方向に設けることにより、表示画面を見ながら手元でハンドル操作ができ、仰角の調整操作に便利であるという効果が得られる。
【0046】
本出願の請求項5記載の電子機器の角度調整装置によれば、2個の傘歯車を用いるだけで動力の伝達方向を90度変換することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の角度調整機構の第1の実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の電子機器の角度調整機構の第2の実施例を示す概略構成図である。
【図3】従来の電子機器の角度調整機構の第1の例を示す説明図である。
【図4】従来の電子機器の角度調整機構の第2の例を示す説明図である。
【図5】従来の電子機器の角度調整機構の第3の例を示す説明図である。
【符号の説明】
11‥‥ディスプレイ装置(電子機器)、12‥‥表示部本体、13‥‥台座、16‥‥ヒンジ機構、20‥‥開口部、21‥‥送りねじ軸、22,23,35‥‥軸受、24‥‥ハンドル、25‥‥送りナット、26‥‥連結部材、27,28‥‥軸ピン、32,33‥‥傘歯車
Claims (5)
- 前面に表示部を有する表示部本体と、
上記表示部本体が搭載される台座と、
上記表示部本体及び上記台座の、互いの前部又は後部を回動自在に連結する連結手段と、
上記表示部本体及び上記台座の、上記連結手段と反対側の後部又は前部を接近及び離反させる昇降機構と、
を備えてなることを特徴とする電子機器の角度調整機構。 - 上記昇降機構は、上記台座又は上記表示部本体に支持された送りねじ軸と、上記送りねじ軸に螺合された送りナットと、上記送りナットと上記表示部本体又は上記台座とに回動自在に連結された連結部材と、上記送りねじ軸を回転させる回転手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の電子機器の角度調整機構。
- 上記回転手段は、上記送りねじ軸の軸心線上に設けた当該送りねじ軸を回転させるためのハンドルであることを特徴とする請求項2記載の電子機器の角度調整機構。
- 上記回転手段は、上記送りねじ軸の軸心線と直交する方向に軸心線が設定されたハンドルと、当該ハンドルの回転を90度方向変換させて上記送りねじ軸に伝達する方向変換手段と、を有することを特徴とする請求項2記載の電子機器の角度調整機構。
- 上記方向変換手段は、上記送りねじ軸に固定された第1の傘歯車と、上記ハンドルに固定された第2の傘歯車からなる歯車機構であることを特徴とする請求項4記載の電子機器の角度調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003098246A JP2004304736A (ja) | 2003-04-01 | 2003-04-01 | 電子機器の角度調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003098246A JP2004304736A (ja) | 2003-04-01 | 2003-04-01 | 電子機器の角度調整機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004304736A true JP2004304736A (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=33409825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003098246A Pending JP2004304736A (ja) | 2003-04-01 | 2003-04-01 | 電子機器の角度調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004304736A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006227385A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Victor Co Of Japan Ltd | アーム付表示装置 |
JP2006243568A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Sharp Corp | スタンド装置 |
JP2007086585A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Brother Ind Ltd | 電子機器 |
CN102927415A (zh) * | 2012-11-14 | 2013-02-13 | 黄志明 | 能自动摆屏的显示器支架 |
CN105864609A (zh) * | 2016-06-03 | 2016-08-17 | 昆山泓杰电子股份有限公司 | 悬臂角度调节机构 |
CN106195559A (zh) * | 2016-08-25 | 2016-12-07 | 昆山泓杰电子股份有限公司 | 显示器支架的调节支撑机构 |
CN106842796A (zh) * | 2017-04-13 | 2017-06-13 | 江苏海事职业技术学院 | 一种教学用的投影仪 |
CN111102448A (zh) * | 2020-02-11 | 2020-05-05 | 南京焱煌电子设备有限公司 | 一种能够远距离调节画面和色彩的液晶显示屏 |
CN111120797A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-05-08 | 浙江更土电子商务有限公司 | 一种多媒体显示屏安装装置 |
CN114321622A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-04-12 | 深圳积木易搭科技技术有限公司 | 一种适用于投影组件的角度调节机构 |
CN114885550A (zh) * | 2022-05-27 | 2022-08-09 | 武汉新烽光电股份有限公司 | 一种模块化数据传输终端 |
-
2003
- 2003-04-01 JP JP2003098246A patent/JP2004304736A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006227385A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Victor Co Of Japan Ltd | アーム付表示装置 |
JP4692877B2 (ja) * | 2005-02-18 | 2011-06-01 | 日本ビクター株式会社 | アーム付表示装置 |
JP2006243568A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Sharp Corp | スタンド装置 |
JP2007086585A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Brother Ind Ltd | 電子機器 |
CN102927415A (zh) * | 2012-11-14 | 2013-02-13 | 黄志明 | 能自动摆屏的显示器支架 |
CN105864609A (zh) * | 2016-06-03 | 2016-08-17 | 昆山泓杰电子股份有限公司 | 悬臂角度调节机构 |
CN106195559A (zh) * | 2016-08-25 | 2016-12-07 | 昆山泓杰电子股份有限公司 | 显示器支架的调节支撑机构 |
CN106842796A (zh) * | 2017-04-13 | 2017-06-13 | 江苏海事职业技术学院 | 一种教学用的投影仪 |
CN111120797A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-05-08 | 浙江更土电子商务有限公司 | 一种多媒体显示屏安装装置 |
CN111102448A (zh) * | 2020-02-11 | 2020-05-05 | 南京焱煌电子设备有限公司 | 一种能够远距离调节画面和色彩的液晶显示屏 |
CN111102448B (zh) * | 2020-02-11 | 2022-01-28 | 南京焱煌电子设备有限公司 | 一种能够远距离调节画面和色彩的液晶显示屏 |
CN114321622A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-04-12 | 深圳积木易搭科技技术有限公司 | 一种适用于投影组件的角度调节机构 |
CN114885550A (zh) * | 2022-05-27 | 2022-08-09 | 武汉新烽光电股份有限公司 | 一种模块化数据传输终端 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7336478B2 (en) | Monitor apparatus | |
JP2004304736A (ja) | 電子機器の角度調整機構 | |
US7963488B2 (en) | Stand for a thin display | |
US8570723B2 (en) | Actuated hinge and cable assembly for use with computer display monitors | |
US8130488B2 (en) | Display screen turning apparatus and television set | |
JP2009284131A (ja) | 表示装置およびテレビジョン装置 | |
JP4530071B2 (ja) | 表示画面旋回装置およびテレビジョン装置 | |
US20070181755A1 (en) | Stand system for adjusting viewing angle of monitor | |
US20080149795A1 (en) | Mount system for a monitor having a motorized tilt | |
TW201250148A (en) | Supporting device | |
JP4495284B2 (ja) | ディスプレイ支持装置 | |
JP3790079B2 (ja) | プロジェクタ装置 | |
KR20210016239A (ko) | 벽걸이형 디스플레이의 틸팅장치 | |
US20060192065A1 (en) | Adjustable apparatus for adjusting positions of display and adjusting method thereof | |
JP4896853B2 (ja) | ビューファインダーのパン・チルト機構 | |
KR200364211Y1 (ko) | 강의용 디스플레이장치의 힌지기구 | |
JP2008009144A (ja) | ディスプレイ支持機構 | |
KR20000073609A (ko) | 높이조절이 가능한 엘씨디 모니터 | |
KR100370254B1 (ko) | 영상표시기기의 위치조정장치 | |
KR100344800B1 (ko) | 영상표시기기의 시야각 조정장치 | |
JPH09219850A (ja) | テレビ会議システムのカメラチルト調整装置 | |
JP2005195711A (ja) | 表示装置の保持装置 | |
KR20050092267A (ko) | 디스플레이장치용 스탠드 | |
JPH11284882A (ja) | カメラ取付装置 | |
CN109215497B (zh) | 带有摄像头的电子设备 |