JP2004302875A - 入退室管理システム、入退室管理サーバ及び入退室管理方法 - Google Patents

入退室管理システム、入退室管理サーバ及び入退室管理方法 Download PDF

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聖二 山崎
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Abstract

【課題】入室からログオンまでの時間経過についても考慮した、各情報端末のログオン・ログオフを利用者の入退室管理に関連づけて制御する入退室管理システム、入退室管理サーバ及び入退室管理方法を提供する。
【解決手段】入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設置した認証読装置を介して読み取り(S1)、前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断し(S2)、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記部屋内で前記入室者が使用すべき情報端末を指定する(S3)と共に、前記ドアを解錠し(S5)、上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認し(S6)、前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とする(S12)。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入退室管理システム及び管理方法に係り、特に、通信回線を介して接続された複数の情報端末が設置された部屋の入退室管理システムにおいて、各情報端末のログオン・ログオフを利用者の入退室管理に関連づけて制御する入退室管理システム及び管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
機密を要する事項を取り扱う企業、部署等では、種々の情報漏洩防止対策が採られているが、入口に設けられたドアの施錠及び解錠を管理する入退室管理システムもその一つである。
【0003】
この入退室管理システムは、まず、入室しようとするユーザが提示する認証情報が読み出され、読み出された認証情報は、ネットワーク回線を介して接続されたホストコンピュータに問い合せ、ドアの解錠を許可するか否かを判断され、ホストコンピュータの判断結果に基づいて、ドアの施錠/解錠を制御する。ドアが解錠された場合、ユーザの入室を許可するものである。
【0004】
これとは別に、業務に使用する情報端末等の使用を開始する際にも、情報保護の観点から、ユーザのIDコードや暗証番号などの識別情報の入力が要求されたり、専用のIDカードの挿入が要求されたりする。これにより、入力された識別情報や、IDカードから読み出された認証情報を、ネットワーク回線を介して接続されたホストコンピュータに問い合せ、情報端末の使用を許可するか否かを判断する。使用が許可された場合、ユーザは、情報端末の利用が可能となる。
【0005】
このように、入退室時と情報端末使用開始時との2回に亘り、ユーザの認証が行われるが、両者は全く別個独立に行われるのが通常である。この場合、入退室管理と、情報端末での認証管理とでは、それぞれ固有の認証情報が必要となるため、識別情報の二重管理が必要となり、業務の重複化を招くといった問題が発生する。
【0006】
また、情報漏洩防止の面からは、入室許可を与えられた者が他人のパスワードを盗んで不正に利用する可能性がある。一方、不正利用を防ぐために、本人確認の手段として、IDカードの所持、生体機能の認証(たとえば、指紋など)を用いる方法があるが、コンピュータごとにIDカードの読取装置や、生体照合装置を付加する必要があり、コンピュータの設置台数が多くなるとコストの点で負担が多く、それほど普及していないのが実情である。一方、入退室システムは、アクセス権のある人とともに入退室できてしまうという問題もある。
【0007】
このような問題を解決する方法として、入室時と、情報端末使用開始時との認証を関連づけて行う方法が知られている。
【0008】
例えば、入室時に、情報識別媒体に記憶されている個人の認証情報を読み取り、読み取った前記認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断し、前記ドアを解錠すると判断した場合に、前記認証情報に基づいて、前記業務機器で操作可能な業務の操作権限情報を前記情報識別媒体に書込み、前記情報識別媒体に記憶されている前記認証情報及び操作権限情報を読み取り、読み取った前記認証情報及び操作権限情報に基づいて、操作可能な業務を実行可能とし、退出時には、前記情報識別媒体に記憶されている前記操作権限情報を削除する入退室管理方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0009】
また、例えば、部屋の入口において前記利用者が当該部屋に正常に入室したことを確認するステップと、前記部屋に入室した利用者が前記電子機器の操作を開始したことを検知し、前記入室の確認結果を参照することにより、当該利用者が正常に入室しているか否かを判断するステップと、この判断により当該利用者が正常に入室していると判断された場合、当該電子機器の利用を許可し、当該利用者が正常に入室していないと判断された場合、当該電子機器の利用を拒否するステップとを具備する電子機器管理方法が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0010】
【特許文献1】
特開2000−259878号公報
【0011】
【特許文献2】
特開2002−41469号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、企業においては、顧客からの電話、FAX、電子メール等による問い合わせに応えるためのコールセンタシステムが広く利用されるようになってきている。このコールセンタも、このような高度な機密性保持が要求される部署である。
【0013】
しかし、コールセンタの従業者、すなわち、情報端末ユーザは、毎日同じブースまたはデスクが与えられるとは限らない。したがって、大規模なコールセンタ等では、情報端末を使用している者が正規に使用を許可された者なのか、パスワードを知った者が他人になりすまして情報を盗取しようとしているのかは直ちには分からない。特に、人材をアウトソーシングしている場合は尚更である。
【0014】
また、システム機器の保守管理を行うコールセンタにおいては、ネットワーク回線を介して、リモートコントロールによるメンテナンスが行われることがある。この場合は、顧客の情報源に直接入り込むことになるので、特に情報漏洩の防止に留意することが必要となる。
【0015】
しかしながら、上記のように入室時と、情報端末使用開始時との認証を関連づけて行う方法は、時間の経過が考慮されていないため、この管理方法を採用し、これにより入室を許可されても、何らかの理由で、入室から担当機器に到達するまでに長時間経過したならば、その間に、パスワードを知っている者が操作可能となるという問題がある。
【0016】
あるいは、上記管理方法は、退出時についての考慮がなされていないため、万が一ログオフを忘れたまま退出してしまえば、そのPCは誰でもアクセス可能となってしまい、入室時に厳重な管理をしていることが無意味になってしまうという問題もある。
【0017】
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、入室からログオンまでの時間経過についても考慮した、各情報端末のログオン・ログオフを利用者の入退室管理に関連づけて制御する入退室管理システム及び管理方法を提供することを目的とするものである。
【0018】
本発明の他の目的は、退室時におけるログオフ忘れへの対処も考慮した、各情報端末のログオン・ログオフを利用者の入退室管理に関連づけて制御する入退室管理システム及び管理方法を提供することにある。
【0019】
本発明のさらに他の目的は、情報漏洩の危険性のより低い、各情報端末のログオン・ログオフを利用者の入退室管理に関連づけて制御する入退室管理システム及び管理方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る入退室管理システムは、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理システムにおいて、前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設置した認証読装置を介して読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記部屋内で前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理手段と、上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認手段と、前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定手段とを備えるものである。
【0021】
次に、上述した課題を解決するために、請求項2に係る入退室管理システムは、複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理システムにおいて、前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設けた認証読取器を介して読み取る第1の読取手段と、前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理手段と、上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認手段と、前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定手段と、前記入室者が前記部屋から退室しようとするときにその個人の認証情報を前記部屋の出口に設けた認証読取器を介して読み取る第2の読取手段と、前記第2の読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記指定した情報端末がログオフされているか否かを確認するログオフ確認手段と、上記ログオフ確認手段によりログオフされたと確認された場合には前記ドアを解錠し、ログオフされていないと確認された場合には前記ドアの解錠を禁止する処理を行う退室処理手段とを備えるものである。
【0022】
そして、上述した課題を解決するために、請求項3に係る入室処理手段は、より好適には、前記認証情報に基づいて、前記指定情報端末がアクセス可能なアプリケーション及びデータの範囲を設定する処理を含むものである。
【0023】
また、上述した課題を解決するために、請求項4に係る入退室管理システムは、より好適には、入退室履歴情報を保存するログ記録手段を備えるものである。
【0024】
さらに、上述した課題を解決するために、請求項5に係る入室処理手段は、より好適には、前記指定された情報端末を表示する表示手段を備えるものである。
【0025】
さらにまた、上述した課題を解決するために、請求項6に係る入退室管理システムは、複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠、施錠を制御する入退室管理システムにおいて、前記入室者が前記部屋から退室しようとするときにその個人の認証情報を前記部屋の出口に設けた認証読取器を介して読み取る読取手段と、前記読み取った認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記指定した情報端末がログオフされているか否かを確認するログオフ確認手段と、上記ログオフ確認手段によりログオフされたと確認された場合には前記ドアを解錠し、ログオフされていないと確認された場合には前記ドアの解錠を禁止する処理を行う退室処理手段とを備えるものである。
【0026】
さらに、上述した課題を解決するために、請求項7に係る退室処理手段は、より好適には、前記ドアの解錠を禁止する処理を行う場合に、ドアの解錠を禁止する旨を表示する表示手段を備えるものである。
【0027】
また、上述した課題を解決するために、請求項8に係る入退室管理サーバは、複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理サーバにおいて、前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設置した認証読装置を介して読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記部屋内で前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理手段と、上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認手段と、前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定手段とを備えるものである。
【0028】
さらに、上述した課題を解決するために、請求項9に係る入退室管理サーバは、複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理サーバにおいて、前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設けた認証読取器を介して読み取る第1の読取手段と、前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理手段と、上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認手段と、前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定手段と、前記入室者が前記部屋から退室しようとするときにその個人の認証情報を前記部屋の出口に設けた認証読取器を介して読み取る第2の読取手段と、前記第2の読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記指定した情報端末がログオフされているか否かを確認するログオフ確認手段と、上記ログオフ確認手段によりログオフされたと確認された場合には前記ドアを解錠し、ログオフされていないと確認された場合には前記ドアの解錠を禁止する処理を行う退室処理手段とを備えるものである。
【0029】
またさらに、上述した課題を解決するために、請求項10に係る入退室管理方法は、複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理システムに適用される入退室管理方法において、前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設置した認証読装置を介して読み取る読取ステップと、前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断ステップと、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記部屋内で前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理ステップと、上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認ステップと、前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定ステップとを備えるものである。
【0030】
さらに、上述した課題を解決するために、請求項11に係る入退室管理方法は、複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理システムに適用される入退室管理方法において、前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設けた認証読取器を介して読み取る第1の読取ステップと、前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断ステップと、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理ステップと、上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認ステップと、前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定ステップと、前記入室者が前記部屋から退室しようとするときにその個人の認証情報を前記部屋の出口に設けた認証読取器を介して読み取る第2の読取ステップと、前記第2の読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断ステップと、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記指定した情報端末がログオフされているか否かを確認するログオフ確認ステップと、上記ログオフ確認手段によりログオフされたと確認された場合には前記ドアを解錠し、ログオフされていないと確認された場合には前記ドアの解錠を禁止する処理を行う退室処理ステップとを備えるものである。
【0031】
さらに、上述した課題を解決するために、請求項12に係る入退室管理方法は、複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理システムに適用される入退室管理方法において、前記入室者が前記部屋から退室しようとするときにその個人の認証情報を前記部屋の出口に設けた認証読取器を介して読み取る読取ステップと、前記読み取った認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断ステップと、前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記指定した情報端末がログオフされているか否かを確認するログオフ確認ステップと、上記ログオフ確認手段によりログオフされたと確認された場合には前記ドアを解錠し、ログオフされていないと確認された場合には前記ドアの解錠を禁止する処理を行う退室処理ステップとを備えるものである。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明に係る入退室管理システム及び管理方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施形態では、コールセンタにおける場合を想定して説明する。
【0033】
図1は、本発明に係るコールセンタ2の全体的な構成概要を示すものである。同図では、コールセンタ本来の業務に係るシステムと、入退室管理に係るシステムの両者が示されている。
【0034】
コールセンタ本来の業務に係るシステムは、電話やFAX等のPSTN(Public Switched Telephone Network)端末(図示せず)を用いた顧客からの問い合わせに対し、公衆回線5、PBX6を介して電話やFAX等の受付用端末10a〜10d(以下総称して「電話10」という。)で応対するか、あるいはCTI(Computer Telephone Integration)サーバ7で顧客の音声情報をコンピュータで扱うことのできるデータに変換し、パソコン等の受付用端末11a〜11d(以下総称して「PC11」という。)で応対するようになっている。
【0035】
ファイルサーバ4は、受付用端末10,11等を管理するためのもので、障害受付や顧客のデータベースを備えている。そして、ネットワーク管理サーバ8は、インターネット9に接続され、電子メールでの問い合わせや、後述するリモートメンテナンスに対応する。
【0036】
入退室管理に係るシステムとして、入退室管理サーバ12、入退室管理用PC13、入室管理機器14、退室管理機器15が加えられる。
【0037】
入退室管理サーバ12は、入退室の管理とPCへのログオン・ログオフを一元的に管理する。入退室管理サーバ12は、登録された認証データを備え、入室管理機器14や退室管理機器15で読み取られ、送られてきた認証情報をこの登録されたデータと比較し、一致するか否かを判断する。そして、その結果に基づいて、ドア3の電気錠を解錠・施錠したり、PC11へその情報を伝達したりする。また、逆に、PC11のログオン・ログオフ状況を確認し、その結果を退室管理機器15に対して伝送する。
【0038】
コールセンタ2のドア(出入口)3付近の室外側には入室管理機器14が、また、室内側には退室管理機器15が設置される。これらの入室管理機器14及び退室管理機器15は、ユーザの入退室時に認証情報を読み取り、入退室管理サーバ12へ伝送する。
【0039】
なお、入室管理機器14及び退室管理機器15は、認証情報の種類によって異なり、例えば、認証情報がIDカードである場合は、この入室管理機器はIDカードリーダ・ライタであり、指紋の場合は指紋照合器である。また、これらの中のいくつかを組み合わせたものであってもよい。
【0040】
入退室管理用PC13は、入退室管理サーバ12に蓄積された入退室やログオン・ログオフに関する履歴を記録したログを閲覧するものである。これにより入退室管理者は、各ユーザの入退室状況や、公衆回線及びインターネットへの接続状況を管理することができる。
【0041】
これらのサーバ、機器類は、ハブ16を中継して、ネットワーク17に接続され、相互に通信可能となっている。したがって、入退室管理サーバ12やCTI管理サーバ7等はコールセンタ2内になくてもよく、ファイルサーバ4はいくつかのコールセンタを統括して管理するものであってもよい。
【0042】
次に、基本的な入室、ログオン時の動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0043】
事前に、このコールセンタ1に入室可能なユーザの認証情報の登録は済まされているものとする。登録される認証情報は、磁気ストライプカードやICカード等の情報識別媒体(IDカード)のよるものであっても、指紋、虹彩、顔画像等の生体情報であってもよい。また、これらの中のいくつかを組み合わせたものであってもよい。登録された認証情報は、入退室管理サーバ12のデータベースに保存される。
【0044】
まず、入室しようとするユーザは、本人であることを証明する個人認証情報を、入室管理機器14に提示する(ステップS1)。認証情報がIDカードである場合、この入室管理機器はIDカードリーダ・ライタであり、指紋の場合は指紋照合器である。
【0045】
入室管理機器14で読み取られた情報は、入退室管理サーバ12へ送られ、ここに登録されている認証情報の中に一致するものがあるか否かを検索する(ステップS2)。その結果、一致するものが検出されると、コールセンタ2内の使用されていないPC11、および/または、電話10の中から、このユーザが使用して業務を行うPC11、および/または、電話10を選定し、それを、入室が許可された旨の表示とともに、入室管理機器14の表示部等に表示する(ステップS3)。
【0046】
それと同時、または、若干の時間遅れの後に、出入口ドア3の電気錠が解錠され(ステップS5)、ユーザは入室が可能となる。
【0047】
検索の結果、一致する認証情報が検出されなかった場合や、検出されても、当該ユーザは、その入室履歴の記録が既に入室状態にある場合には、電気錠は解錠されず、ユーザは入室できない。このような事態が発生した場合は、入退室管理者に対して通報される。
【0048】
入室が許可されたユーザは、入室後、指定されたPC11、および/または、電話10が設置されているブースやデスクへと向かう。
【0049】
PC11は、入退室管理サーバ12により指定された時点で電源が投入されるようになっている。到着したユーザは、ネットワーク17にログオンするために、ここでPC11またはPC11に接続されたログオン管理機器に対し、個人を確認する情報を提示する(ステップS6)。この確認情報は、入室時に入室管理機器14に提示したものとしてもよいし、より高度な情報管理のために、異なる種類のものとしてもよい。例えば、パスワードであれば、キーボード等の入力部から直接PC11に打ち込み、IDカード等であれば、接続されたIDカードリーダ・ライタにカードを、接触型であれば差し込み、非接触型であれば接近または密着させる。
【0050】
PC11またはPC11に接続されたログオン管理機器で読み取られた情報は、入退室管理サーバ12へ送られ、ここに登録されている確認情報の中に一致するものがあるか否かを検索する(ステップS7)。その結果、一致するものが検出されると、このコールセンタ2のネットワークにログオンが許可され(ステップS9)、業務を開始できるようになる。
【0051】
これに対し、検索の結果一致する確認情報が検出されなかった場合は、ログオンは許可されず、その旨はPC11の表示部に表示されるとともに、入退室管理者に対してその旨が通報される。
【0052】
PC11でのログオン作業は入室後、一定時間に限られる。というのも、正規のユーザであれば、このような時間制限を知らされているから、入室後直ちにPC11に向かうはずなので、長時間ログオン操作がなければ、この入室者は正規の者ではないとの推定が働くからである。また、PC11に電源が投入されたまま、その前に長時間誰もいなければ、パスワード等の確認情報を知っている第三者に不正にログオンする時間を与え、情報が悪用される虞があるからである。
【0053】
この時間は、コールセンタ2の規模により、または、入口から個々のPC11までの距離に応じて定められる。例えば、3分とか、5分とかのオーダーである。
【0054】
そして、この所定時間内にログオン操作がない場合は(ステップS10)、ログオンの確認情報は受け付けられず、その確認情報は無効とされるとともに、入退室管理者に対してその旨が通報される。したがって、この期間にログオンできなかったユーザは、再度入室の手順を行うか、入退室管理者にその旨を伝えて、無効を解除してもらわなければならない。
【0055】
そして、これら一連の入室情報は、ログとして入退室管理サーバ12に記録される(ステップS12)。
【0056】
本実施の形態にかかる入退室管理システム1は、以上のように動作するので、入室からログインまでの時間が最小限に制限され、情報漏洩の危険性が低減する。
【0057】
次に、本発明に係る入退室管理システム1の第2の実施形態について、図を参照して説明する。
【0058】
図3は、本発明に係る入退室管理システム1の第2の実施形態の基本的な入室時及びログオン時の動作を説明するフローチャートである。なお、基本的な構成は、第1の実施形態によるものと実質的に同じである。
【0059】
本実施の形態の基本的な動作は、図3に示すように、使用すべきPC11を指定するときに、認証情報レベルに基づいてネットワークへのアクセス権限への設定が追加される点で、第1の実施形態におけるものと基本的に相違し、他の処理は第1の実施形態と実質的に同じであり、同じ符号を付して説明を省略する。
【0060】
本実施形態においては、認証情報の登録とともに、事前に、アクセス可能なデータ、アプリケーションも認証情報に対応して登録されていることが前提となる。これらは、データテーブルの形で、認証情報と対応づけられて、入退室管理サーバ12のデータベースに保存される。
【0061】
すなわち、顧客からコールセンタ2に寄せられる電話、FAX、電子メール等の内容は、通常多岐に亘る。したがって、これらに対する対応も、例えば、単なる受付処理から、初期段階の業務案内処理、及び、各種サービス業務等の比較的単純なものから、専門的あるいは技術内容的に高度な知識及び経験を有するスペシャリストでなければ対応できないものまで様々である。
【0062】
この場合、顧客のニーズにマッチした対応ができないと、顧客の利便性が妨げられると共に、その企業内の人的資源や業務システム等の経営資源の効率的な活用が図れない。のみならず、全ユーザにすべてのデータ、アプリケーションを開放することは、情報漏洩を誘発する虞もある。また、同業種の顧客が複数ある場合は、同じ担当者が複数の同業種の顧客に対応することは好ましくない。
【0063】
特に、POSシステム、在庫管理システム、開閉店処理システムなど、さまざまなシステム機器の保守管理を行う企業のコールセンタでは、インターネット等の通信回線を介して、直接システム機器に接続し、これらの機器の定期点検や故障時等のサービス時に、リモートコントロールで、システム設定変更、ソフトウェア・アップグレード、システム診断、メンテナンス等のサービス作業が行われることがある。この場合、顧客の情報機器にインターネットを介して入り込むことになり、情報漏洩の危険性はより高くなる。したがって、ログオン時に、ユーザのレベルや担当する顧客等に応じて、アクセスできるデータやアプリケーションを制限することが望まれる。
【0064】
以下に、このリモートメンテナンスの一般的な場合について説明する。
【0065】
図4は、本実施の形態に係るリモートメンテナンス方法を示す構成図である。この図4に示す構成例は、例えば、POS(Point of Sales)100と、このPOS100を対象として定期点検や故障時等のサービス時にシステム設定変更、ソフトウェア・アップグレード、システム診断、メンテナンス等のサービス作業を遠隔制御するサービスシステム102とを備えたものである。
【0066】
サービスシステム102は、POS100側でその全体動作を制御する装置制御部101等に接続される装置側ネットワーク通信系111と、この装置側ネットワーク通信系111との間で第1のネットワーク111aを経由して通信可能に接続されるシステム側ネットワーク通信系112及び上記サービス作業を制御するシステム制御部113を一体又は別体に搭載したシステム本体114とを備えている。システム本体114には、第2のネットワーク111bを介してデータベースシステム15が接続されている。
【0067】
装置側ネットワーク通信系111は、例えばネットワーク接続手段に基づく処理アルゴリズム(通信プロトコル用プログラム等)を実行するコンピュータ(CPUのほか、このCPUにバスを介して接続されるRAM/ROM、HDD(ハードディスク・ドライブ)等の記憶媒体、通信用I/F(インターフェース)、その他のコントローラ等)で構成され、CPUにより記憶媒体に設定された上記のプログラムを実行することにより、通信用I/Fから第1のネットワーク112を経由してシステム本体114側との間で通信可能となっている。このネットワーク通信に必要な通信プロトコルは、例えばTCP/IP等で構成されるが、これに限らず、その他の専用のものでも構わない。
【0068】
システム側ネットワーク通信系112は、例えばネットワーク接続手段に基づく処理アルゴリズム(通信プロトコル用プログラム等)を実行するコンピュータ(CPUのほか、このCPUにバスを介して接続されるRAM/ROM、HDD等の記憶媒体、通信用I/F、その他のコントローラ等)で構成され、CPUにより記憶媒体に設定された上記プログラムを実行することにより、通信用I/Fから第1のネットワーク112を経由してPOS100との間で通信可能となっている。
【0069】
システム制御部113は、例えばリモートコントロール手段に基づく処理アルゴリズム(サービス・リモートコントロール用プログラム等)を実行するコンピュータ(CPUのほか、このCPUにバスを介して接続されるRAM/ROM、HDD等の記憶媒体、通信用I/F、その他のコントローラ、周辺機器類等)で構成され、CPUにより記憶媒体に設定された上記プログラムを実行することにより、システム側ネットワーク通信系112を介してPOS100を対象とするサービス作業、すなわち定期点検や故障時等のサービス時にシステム設定変更、ソフトウェア・アップグレード、システム診断、メンテナンス等を遠隔制御するようになっている。
【0070】
データベースシステム115は、例えばデータベース管理システムを搭載したコンピュータでなり、これによりシステム本体102との間でシステム設定変更、ソフトウェアのアップグレード等のサービス・メンテナンスに関するデータを送受信してそのデータの保存・管理を実行する。
【0071】
このデータベースシステム115は、本例ではシステム本体114との間で第2のネットワーク111bを介して接続されているが、そのシステム本体114側と通信可能な状態であれば、これに限らず、その他の通信回線上に接続可能であり、システム本体114内や超音波診断装置1内に構築することも可能である。
【0072】
次に、本例のサービスシステム102の動作例を図5及び図6を参照して説明する。
【0073】
図5及び図6は、システム本体114側からPOS100をリモートコントロールしてサービス作業を行う場合を説明するもので、図5はその作業の概略図、図6はその際の作業手順及びその内容を示す概略フローチャートである。
【0074】
この図5及び図6において、まず、サービスシステム102の両通信系111、112の処理により、POS100側をその外部からのネットワーク接続を許可する状態とし(ステップS111)、システム本体14との間のネットワーク接続を行う(ステップS112)。
【0075】
そして、サービスシステム102のシステム制御部113によりシステム本体114からPOS100をリモートコントロールすることで、ソフトウェア・アップグレード、システム診断、メンテナンス、システム設定変更等のサービス・メンテナンス作業を行う(ステップS113)。
【0076】
この作業が終了すると、サービスシステム2内の設定によりPOS100の再起動後の正常動作確認を行う。この確認に際し、サービスシステム2の駆動により、システム本体114側からリモートコントロールでPOS100を再起動させ(ステップS114)、その再起動後にPOS100とシステム本体114とを自動的に再接続し、これにより再起動前のネットワーク接続状態を復元する(ステップS115)。ここで、再起動後にシステム本体114との通信が必要な場合は、サービスシステム102内の設定により、再起動前にサービス本体114に自動的に接続するか、或いは自動的に接続許可の状態にすることも可能である。
【0077】
本実施の形態にかかる入退室管理システム1は、以上のように動作するので、ユーザの知識及び経験、担当顧客、役職、地位等に対応してアクセス可能なデータベース、アプリケーションを必要最小限に制限できるので、情報漏洩の危険性が低減する。
【0078】
最後に本発明に係る入退室管理システム1の第3の実施の形態について、図を参照して説明する。本実施の形態は、上述の場合とは異なり、退室時におけるものである。ただし、基本的な構成は、第1の実施形態によるものと実質的に同じである。
【0079】
図7は、本発明に係る入退室管理システム1の第2の実施形態の基本的なログオン時の動作を説明するフローチャートである。
【0080】
ユーザは、業務を終了し、退室しようとするときは入室時と同じように、出口において、本人であることを証明する個人認証情報を、退室管理機器15に提示する(ステップS21)。
【0081】
退室管理機器15で読み取られた情報は、入退室管理サーバ12へ送られ、ここに登録されている認証情報の中に一致するものがあるか否かを検索する(ステップS22)。その結果、一致するものが検出され、かつ、履歴記録から現在入室中であることが確認されると、正規のユーザであると判断する。
【0082】
検索の結果、一致する認証情報が検出されなかった場合や、検出されても、当該ユーザは、その入室履歴の記録が入室状態にない場合には、電気錠は解錠されず、ユーザは退室できない(ステップS25)。このような事態が発生した場合は、入退室管理者に対して通報される。
【0083】
検索の結果、正規のユーザであると判断された場合、この認証情報から、当該ユーザが使用していたPC11を検索し、それがログオフされているかを確認する(ステップS23)。ログオフされていなければ、それはすなわち、誰でも顧客情報にアクセスできることを意味し、情報漏洩防止の観点からは、非常に危険な状態で放置されていることになるからである。
【0084】
その結果、ログオフが確認されると、出口ドアの電気錠が解錠され(ステップS24)、ユーザは退室が可能となる。
【0085】
検索の結果、ログオフしていない場合には、電気錠は解錠されず、ユーザは退室できない(ステップS25)。このような事態が発生した場合は、入退室管理者に対して通報される。また、以上の退室の記録もログとして、入退室管理サーバ12に保存される(ステップS26)。
【0086】
本実施の形態にかかる入退室管理システム1は、以上のように動作するので、PC11がネットワークからログオフすることなくユーザが退室するということが防止され、したがって、情報漏洩の危険性を低下させることができる。
【0087】
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
【0088】
例えば、本実施態様では、コールセンタの場合を例にとり説明したが、この場合に限られず、例えば、機密性の高い業務を行う研究所のような場合であってもよい。或いは、例えばインターネットカフェや漫画喫茶で、インターネット接続できるブースを使用する場合の課金システムに適用することも可能である。
【0089】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係る入退室管理システム及び管理方法においては入室からログオンまでの時間経過についても考慮した、各情報端末のログオン・ログオフを利用者の入退室管理に関連づけた制御が可能となる。
【0090】
また、本発明に係る入退室管理システム及び管理方法によれば、退室時におけるログオフ忘れへの対処も考慮した、各情報端末のログオン・ログオフを利用者の入退室管理に関連づけた制御をすることができる。
【0091】
さらに本発明は、情報漏洩の危険性のより低い、各情報端末のログオン・ログオフを利用者の入退室管理に関連づけた制御ができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入退室管理システムの構成概要を示す図。
【図2】図1に示された入退室管理システムに係る入室時の処理過程を示すフローチャート。
【図3】本発明の第2の実施形態の入退室管理システムに係る入室時の処理過程を示すフローチャート。
【図4】コールセンタからのリモートメンテナンス方法の全体構成を示す概略ブロック図。
【図5】コールセンタからリモートメンテナンスする場合を説明する概略図。
【図6】コールセンタからリモートメンテナンスする場合を説明する概略フローチャート。
【図7】図1に示された入退室管理システムに係る退室時の処理過程を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 入退室管理システム
2 コールセンタ
3 ドア
4 ファイルサーバ
5 公衆回線
6 PBX
7 CTI管理サーバ
8 ネットワーク管理サーバ
9 インタ−ネット
10a,10b,10c,10d 電話等の受付端末
11a,11b,11c,11d パソコン等の受付端末(PC)
12 入退室管理サーバ
13 入退室管理用PC
14 入室管理機器
15 退室管理機器
16 ハブ
17 ネットワーク回線
100 POS
101 装置制御部
102 サービスシステム
111 装置側ネットワーク通信系
111a 第1のネットワーク
111b 第2のネットワーク
112 システム側ネットワーク通信系
113 システム制御部
113a システム診断ソフト
113b システム診断結果自動転送機能
113c システム診断表示機能
114 システム本体
115 データベースシステム

Claims (12)

  1. 複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理システムにおいて、
    前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設置した認証読装置を介して読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記部屋内で前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理手段と、
    上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認手段と、
    前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定手段と、
    を備えたことを特徴とする入退室管理システム。
  2. 複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理システムにおいて、
    前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設けた認証読取器を介して読み取る第1の読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理手段と、
    上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認手段と、
    前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定手段と、
    前記入室者が前記部屋から退室しようとするときにその個人の認証情報を前記部屋の出口に設けた認証読取器を介して読み取る第2の読取手段と、
    前記第2の読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記指定した情報端末がログオフされているか否かを確認するログオフ確認手段と、
    上記ログオフ確認手段によりログオフされたと確認された場合には前記ドアを解錠し、ログオフされていないと確認された場合には前記ドアの解錠を禁止する処理を行う退室処理手段と、
    を備えたことを特徴とする入退室管理システム。
  3. 前記入室処理手段は、前記認証情報に基づいて、前記指定情報端末がアクセス可能なアプリケーション及びデータの範囲を設定する処理を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の入退室管理システム。
  4. 前記入室管理システムは、入退室履歴情報を保存するログ記録手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の入退室管理システム。
  5. 前記入室処理手段は、前記指定された情報端末を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の入退室管理システム。
  6. 複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠、施錠を制御する入退室管理システムにおいて、
    前記入室者が前記部屋から退室しようとするときにその個人の認証情報を前記部屋の出口に設けた認証読取器を介して読み取る読取手段と、
    前記読み取った認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記指定した情報端末がログオフされているか否かを確認するログオフ確認手段と、
    上記ログオフ確認手段によりログオフされたと確認された場合には前記ドアを解錠し、ログオフされていないと確認された場合には前記ドアの解錠を禁止する処理を行う退室処理手段と、
    を備えたことを特徴とする入退室管理システム。
  7. 前記退室処理手段は、前記ドアの解錠を禁止する処理を行う場合に、ドアの解錠を禁止する旨を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の入退室管理システム。
  8. 複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理サーバにおいて、
    前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設置した認証読装置を介して読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記部屋内で前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理手段と、
    上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認手段と、
    前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定手段と、
    を備えたことを特徴とする入退室管理サーバ。
  9. 複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理サーバにおいて、
    前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設けた認証読取器を介して読み取る第1の読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理手段と、
    上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認手段と、
    前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定手段と、
    前記入室者が前記部屋から退室しようとするときにその個人の認証情報を前記部屋の出口に設けた認証読取器を介して読み取る第2の読取手段と、
    前記第2の読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断手段と、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記指定した情報端末がログオフされているか否かを確認するログオフ確認手段と、
    上記ログオフ確認手段によりログオフされたと確認された場合には前記ドアを解錠し、ログオフされていないと確認された場合には前記ドアの解錠を禁止する処理を行う退室処理手段と、
    を備えたことを特徴とする入退室管理サーバ。
  10. 複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理システムに適用される入退室管理方法において、
    前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設置した認証読装置を介して読み取る読取ステップと、
    前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断ステップと、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記部屋内で前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理ステップと、
    上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認ステップと、
    前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定ステップと、
    を備えたことを特徴とする入退室管理方法。
  11. 複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理システムに適用される入退室管理方法において、
    前記部屋に入ろうとする入室者個人の認証情報を前記部屋の入口に設けた認証読取器を介して読み取る第1の読取ステップと、
    前記読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断ステップと、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記入室者が使用すべき情報端末を指定すると共に、前記ドアを解錠する入室処理ステップと、
    上記指定した情報端末に所定時間内にログオンしたか否かを確認するログオン確認ステップと、
    前記ログオン確認手段により所定時間内にログオンが確認されない場合に、前記情報端末へのログオンを不能とするログオン認定ステップと、
    前記入室者が前記部屋から退室しようとするときにその個人の認証情報を前記部屋の出口に設けた認証読取器を介して読み取る第2の読取ステップと、
    前記第2の読取手段により読み取られた認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断ステップと、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記指定した情報端末がログオフされているか否かを確認するログオフ確認ステップと、
    上記ログオフ確認手段によりログオフされたと確認された場合には前記ドアを解錠し、ログオフされていないと確認された場合には前記ドアの解錠を禁止する処理を行う退室処理ステップと、
    を備えたことを特徴とする入退室管理方法。
  12. 複数の情報端末が設置された部屋の出入口に設けられたドアの解錠及び施錠を制御する入退室管理システムに適用される入退室管理方法において、
    前記入室者が前記部屋から退室しようとするときにその個人の認証情報を前記部屋の出口に設けた認証読取器を介して読み取る読取ステップと、
    前記読み取った認証情報に基づいて前記ドアを解錠するか否かを判断する解錠判断ステップと、
    前記解錠判断手段により解錠すると判断された場合に、前記指定した情報端末がログオフされているか否かを確認するログオフ確認ステップと、
    上記ログオフ確認手段によりログオフされたと確認された場合には前記ドアを解錠し、ログオフされていないと確認された場合には前記ドアの解錠を禁止する処理を行う退室処理ステップと、
    を備えたことを特徴とする入退室管理方法。
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