JP2004302596A - 遠隔制御システム、および管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワーク接続機能を有し遠隔操作可能な電気器具の動作状態を集約することによって個々の電気器具の状態を把握可能にし、適宜遠隔制御を行うための制御情報を電気器具へ送信する遠隔制御システム、および管理装置を提供する。
【解決手段】管理サーバ2のデータベース7は、電気器具4の現在の動作状態を示す状態情報13、電気器具4を遠隔操作するための制御情報14を記憶し、管理サーバ2の情報制御部10は、通信装置3から電気器具4の状態情報13を受信すると、データベース7に記録し、ユーザ端末5から制御情報14を受信すると、制御情報14とデータベース7に記録されている状態情報13とを比較し、電気器具4が遠隔操作可能な動作状態であるのかを判定し、電気器具4が遠隔操作可能な動作状態であると判定すると、制御情報14をデータベース7に記録し、通信装置3に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】管理サーバ2のデータベース7は、電気器具4の現在の動作状態を示す状態情報13、電気器具4を遠隔操作するための制御情報14を記憶し、管理サーバ2の情報制御部10は、通信装置3から電気器具4の状態情報13を受信すると、データベース7に記録し、ユーザ端末5から制御情報14を受信すると、制御情報14とデータベース7に記録されている状態情報13とを比較し、電気器具4が遠隔操作可能な動作状態であるのかを判定し、電気器具4が遠隔操作可能な動作状態であると判定すると、制御情報14をデータベース7に記録し、通信装置3に送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠隔操作可能な電気器具の動作状態を集約することによって個々の電気器具の状態を把握可能にし、適宜遠隔制御を行うための制御情報を電気器具へ送信する遠隔制御システム、および管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高速、大容量通信や、マルチメディア化の進展など、デジタル化による社会情報インフラが急速に進展しつつあり、宅内においてもCATVやインターネット等、宅外とのつながりを有する機会が増加している。
【0003】
そのため、家庭と社会とをつなぐ通信インフラの整備と供に、家庭内の通信インフラの開発、普及が急務となっており、このような状況の中、一般に白物家電と呼ばれる電気器具にネットワーク接続機能を持たせ、インターネット等のネットワークを通じて新たなサービスを提供するネットワーク家電と呼ばれるものが登場している。
【0004】
ネットワーク家電の一例としては、外出先のパソコンや携帯電話等から電子メールを送って録画予約ができる機能を搭載したDVDレコーダーがある(例えば、非特許文献1)。ユーザが、宅内に設置されているDVDレコーダーに対して、ビデオ録画の予約情報が記述された電子メールを送信することによって、そのDVDレコーダーは予約設定を行うようになっている。
【0005】
このように、電気器具にネットワーク接続機能を持たせ、遠隔操作を可能にすることによって、ユーザに対して従来の電気器具により一層の利便性を提供しようというものである。
【0006】
【非特許文献1】
DVDレコーダーでの遠隔からのメールを用いた予約方法、インターネット<URL:http://www.rd−style.com/rdstyle/can/net_navi_02.htm>
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のネットワーク家電では、宅外から確実に操作することができる状態ではなかった。
【0008】
従来のネットワーク家電では、遠隔制御を行おうとするネットワーク家電の現在の動作状態にかかわらず宅外にいるユーザから一方的に制御情報を送ることになっていた。例えば、ビデオデッキであれば録画予約情報、エアコンであれば稼働状況等、被遠隔制御対象のネットワーク家電の動作状態を把握することができないため、宅外にいるユーザが遠隔制御を行おうとしても、確実に操作することができるかどうかは分からず、最悪、全く制御されない状況が発生する恐れもあった。
【0009】
本発明は上記事情に鑑み、ネットワーク接続機能を有し遠隔操作可能な電気器具の動作状態を集約することによって個々の電気器具の状態を把握可能にし、適宜遠隔制御を行うための制御情報を電気器具へ送信する遠隔制御システム、および管理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明である遠隔制御システムは、ネットワークを介して遠隔操作可能な電気器具に接続される通信装置と、前記通信装置から送信される前記電気器具の情報を管理する管理装置とを含む遠隔制御システムであって、前記管理装置は、前記電気器具の現在の動作状態を示す状態情報、前記電気器具を遠隔操作するための制御情報を記憶するデータベースと、前記状態情報を受信すると、当該状態情報を前記データベースに記録する状態情報記録手段と、前記制御情報と供に当該制御情報の登録要求を受信すると、当該制御情報と前記データベースに記録されている前記状態情報とを比較し、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であるのかを判定する判定手段と、前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であると判定すると、当該制御情報を前記データベースに記録し、当該制御情報を前記通信装置に通知する制御情報通知手段とを備え、前記通信装置は、前記電気器具から当該状態情報を受信すると、当該状態情報を前記管理装置に送信する状態情報送信手段と、前記制御情報を受信すると、当該制御情報を送信すべき前記電気器具を特定し、当該制御情報を特定された当該電気器具に送信する制御情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項1の発明によれば、制御情報と状態情報を比較することによって、電気器具を遠隔操作可能であるか判定し、その判定結果に基づいて、制御情報を電気器具へ送信するので、遠隔地からでも電気器具を確実に制御することができ、遠隔操作可能な電気器具に対する利便性が向上する。
【0012】
また、請求項2に記載の発明である遠隔制御システムは、請求項1に記載の遠隔制御システムであって、前記管理装置は、前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態でないと判定すると、前記制御情報が受付不可能であることを登録要求元へ通知する通知手段を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明によれば、送信した制御情報では電気器具を制御不可能であれば、その旨が登録要求元へ通知されるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。
【0014】
また、請求項3に記載の発明である遠隔制御システムは、請求項1または請求項2に記載の遠隔制御システムであって、前記管理装置は、前記電気器具の動作状態の取得要求を受信すると、前記データベースから前記状態情報を参照し、当該状態情報に記録された前記電気器具の動作状態を取得要求元へ通知する動作状態通知手段を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項3の発明によれば、状態情報を通知可能にすることで、制御情報を送信するにあたって電気器具の動作状態を把握することもできるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。
【0016】
また、請求項4に記載の発明である遠隔制御システムは、請求項1乃至請求項3に記載の遠隔制御システムであって、前記データベースは、前記制御情報に記録された処理が完了したことを示す制御結果情報を記憶し、前記管理装置は、前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報を前記データベースに記録する制御結果情報記録手段を備え、前記通信装置は、前記電気器具から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報を前記管理装置に送信する制御結果情報送信手段を備えることを特徴とする。
【0017】
また、請求項5に記載の発明である遠隔制御システムは、請求項4に記載の遠隔制御システムであって、前記管理装置は、前記通信装置から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報に記録されている制御結果を報知する制御結果報知手段を備えることを特徴とする。
【0018】
請求項5の発明によれば、制御結果を通知することで、制御情報送信後の電気器具の動作状態を把握することができる。
【0019】
また、請求項6に記載の発明である管理装置は、前記ネットワークを介して遠隔操作可能な電気器具から送信される前記電気器具の情報を管理する管理装置であって、前記電気器具の現在の動作状態を示す状態情報、前記電気器具を遠隔操作するための制御情報を記憶するデータベースと、前記電気器具から前記状態情報を受信すると、当該状態情報を前記データベースに記録する状態情報記録手段と、前記制御情報と供に当該制御情報の登録要求を受信すると、当該制御情報と前記データベースに記録されている前記状態情報とを比較し、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であるのかを判定する判定手段と、前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であると判定すると、当該制御情報を前記データベースに記録し、当該電気器具に送信する制御情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
請求項6の発明によれば、制御情報と状態情報を比較することによって、電気器具を遠隔操作可能であるか判定し、その判定結果に基づいて、制御情報を電気器具へ送信するので、遠隔地からでも電気器具を確実に制御することができ、遠隔操作可能な電気器具に対する利便性が向上する。
【0021】
また、請求項7に記載の発明である管理装置は、請求項6に記載の管理装置であって、前記管理装置は、前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態でないと判定すると、前記制御情報が受付不可能であることを登録要求元へ通知する通知手段を備えることを特徴とする。
【0022】
請求項7の発明によれば、送信した制御情報では電気器具を制御不可能であれば、その旨が登録要求元へ通知されるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。
【0023】
また、請求項8に記載の発明である管理装置は、請求項6または請求項7に記載の管理装置であって、前記管理装置は、前記電気器具の動作状態の取得要求を受信すると、前記データベースから前記状態情報を参照し、当該状態情報に記録された前記電気器具の動作状態を取得要求元へ通知する動作状態通知手段を備えることを特徴とする。
【0024】
請求項8の発明によれば、状態情報を通知可能にすることで、制御情報を送信するにあたって電気器具の動作状態を把握することもできるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。
【0025】
また、請求項9に記載の発明である管理装置は、請求項6乃至請求項8に記載の管理装置であって、前記データベースは、前記制御情報に記録された処理が完了したことを示す制御結果情報を記憶し、前記管理装置は、前記電気器具から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報を前記データベースに記録する制御結果情報記録手段を備えることを特徴とする。
【0026】
また、請求項10に記載の発明である管理装置は、請求項9に記載の管理装置であって、前記管理装置は、前記電気器具から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報に記録されている制御結果を報知する制御結果報知手段を備えることを特徴とする。
【0027】
請求項10の発明によれば、制御結果を通知することで、制御情報送信後の電気器具の動作状態を把握することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図1〜図3に基づいて説明する。
【0029】
図1に本実施形態の遠隔制御システム1の構成を示す。本実施形態における遠隔制御システム1は、管理サーバ2、通信装置3、テレビやビデオデッキ、エアコン等の電気器具4、携帯電話やPDA、コンピュータ等のユーザ端末5、インターネット等のネットワーク6によって構成される。また、通信装置3と電気器具4は、無線、または有線の通信回線によって家電ネットワークを構成する。
【0030】
管理サーバ2は、図2に示すように、情報制御部10、サーバ通信部11、情報入出力部12、および各種情報を記憶するデータベース7を備える。
【0031】
情報制御部10は、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、電気器具4を特定する機能、データベース7から取得された状態情報13と、ユーザ端末5から受信した制御情報14を比較し、その制御情報14が実行可能な状態であるのか判定する機能を有する。
【0032】
サーバ通信部11は、通信装置3、またはユーザ端末5から受信する各種情報を情報制御部10に送信し、情報制御部10からの各種情報を通信装置3、またはユーザ端末5へ送信する機能を有する。
【0033】
情報入出力部12は、情報制御部10からの各種要求に従って、データベース7に対する各種情報の入出力を行う機能を有する。
【0034】
またデータベース7は、家電ネットワークを識別するネットワーク識別情報と、家電ネットワークを構成する電気器具4を識別する機器識別情報と供に、各電気器具4の状態情報13、制御情報14、および制御結果情報15を記憶する。
【0035】
状態情報13は、電気器具4が現在どのような状態であるのかを示す情報であり、電気器具4毎に状態情報13の内容は異なる。
【0036】
制御情報14は、電気器具4の遠隔操作を行うための情報であり、電気器具4毎に制御情報14の内容は異なる。
【0037】
制御結果情報15は、制御情報14に記録された処理が完了したことを示す情報であり、電気器具4毎、制御情報14毎に制御情報14の内容は異なる。
【0038】
また、通信装置3は、通信制御部20、送受信部21、および家電通信部22を備える。
【0039】
通信制御部20は、家電通信部22から機器識別情報と供に状態情報13、または制御結果情報15を受信すると、状態情報13、または制御結果情報15(機器識別情報を含む)に家電ネットワークを識別するネットワーク識別情報を付加する機能、機器識別情報を基に、送受信部21から受信した制御情報14を適用すべき電気器具4を特定する機能を有する。
【0040】
送受信部21は、管理サーバ2から受信する各種情報を通信制御部20に送信し、通信制御部20からの各種情報を管理サーバ2へ送信する機能を有する。
【0041】
家電通信部22は、電気器具4から受信する各種情報を通信制御部20に送信し、通信制御部20からの各種情報を電気器具4へ送信する機能を有する。
【0042】
なお、本実施形態においては、管理サーバ2−通信装置3間の諸データの送受信は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)等のリモートファイル送信プロトコルの規約に沿って行うこととする。また、管理サーバ2−ユーザ端末5間の諸データの送受信は、TCP接続によるソケット通信、または、HTTP、FTP等のリモートファイル送信プロトコルの規約に沿って行うこととする。
【0043】
また、電子メールの送受信は、POP(Post Office Protocol)/SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、IMAP(Internet Message Access Protocol)等の電子メールメッセージ送信プロトコルの規約に沿って行うこととする。
【0044】
また、ユーザ端末5が携帯電話等の移動体通信端末機器である場合は、ISP(Internet Service Provider(図示しない))−ユーザ端末5間の諸データ(電子メールを含む)の送受信は、WAP(Wireless Application Protocol)の規約に沿って行ってもよい。その場合、ユーザ端末5は、WAPプロキシサーバを介して管理サーバ2と諸データの送受信を行うこともある。
【0045】
また、ユーザ端末5は、受信したXHTML(eXtensible HTML)ファイル、HTMLファイル、CHTML(Compact HTML)ファイル等(WAPの規約に沿って行う場合は、WML(Wireless Markup Language)バイナリデータを含む)に記述されているページの内容をレンダリングし、画面上に表示する機能を有するWebブラウザを備えていることとする。ユーザが入力するデータは、Webブラウザによって取得され、例えば、HTTPメッセージのメッセージボディ部に挿入され、管理サーバ2に送信される(WAPの規約に沿って諸データの送受信を行う場合は、ユーザ端末5から送信されるデータはバイナリコードに変換されることもある)。
【0046】
また、ユーザ端末5は、電子メールを送受信する機能を有する電子メールクライアントを備えていることとする。電子メールクライアントは、上記プロトコルに従って、管理サーバ2から送信された電子メールを、ISPに設置されている電子メールサーバを介して受信する。
【0047】
以降、本実施形態において特に断りの無い場合は、上記の通信方式に従って、通信を行うこととするが、本発明は特にこの通信方式(通信プロトコル)に限定されるものではない。
【0048】
次に、本実施形態における遠隔制御システム1で行われる処理について、図3のシーケンス図に基づいて説明する。
【0049】
≪電気器具の状態登録≫
まず、家電ネットワークを構成する電気器具4の状態登録の処理について説明する。
【0050】
遠隔制御システム1では、ユーザ端末5から電気器具4を遠隔制御するために、まず、その電気器具4の現在の状態を管理サーバ2に登録しなければならない。例えば、ビデオデッキであれば、録画中なのか、再生中なのか、どのような録画予約がされているのか、電源はONになっているのか等である。
【0051】
宅内に設置された電気器具4は、宅内のユーザによって随時操作される可能性が有る。宅外のユーザは、電気器具4を正確に、かつ確実に遠隔操作するためには、これらの操作や、その操作によって電気器具4がどのような状態になっているのかを把握することが必要である。そのためには、電気器具4が操作される度、電気器具4の状態が変化する度に、それらの情報を管理サーバ2に登録しなければならない。
【0052】
そのためには、まず、電気器具4から通信装置3に対して状態情報13を送信する(ステップS01)。通信装置3の家電通信部22は、電気器具4から状態情報13を受信すると、通信制御部20へ電気器具4を識別する機器識別情報と供に状態情報13を送信する。通信制御部20は、家電通信部22から機器識別情報と供に状態情報13を受信すると、状態情報13(機器識別情報を含む)に家電ネットワークを識別するネットワーク識別情報を付加して送受信部21へ送信、送受信部21は、状態情報13(ネットワーク識別情報と機器識別情報を含む)を管理サーバ2へ送信する(ステップS02)。
【0053】
管理サーバ2のサーバ通信部11は、通信装置3から状態情報13(ネットワーク識別情報と機器識別情報を含む)を受信すると情報制御部10に送信、情報制御部10は、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、状態情報13を登録すべき電気器具4を特定し、情報入出力部12に状態情報13を送信すると供に状態情報13の記録要求を送信する。情報入出力部12は、その記録要求に従ってデータベース7にその状態情報13を記録する(ステップS03)。
【0054】
このように、電気器具4の状態を管理サーバ2に登録することによって、宅外のユーザは電気器具4がどのような状態にあるのか把握することが可能となる。
【0055】
≪ユーザ端末からの遠隔制御≫
次に、宅外にあるユーザ端末5からの遠隔制御を行う際の処理について説明する。
【0056】
まず、ユーザ端末5から管理サーバ2に対して、ネットワーク識別情報と機器識別情報と供に状態情報13の要求を送信する(ステップS11)。管理サーバ2のサーバ通信部11は、ユーザ端末5から状態情報13の要求を受信すると、ネットワーク識別情報と機器識別情報と供に状態情報13の要求を情報制御部10に送信する。情報制御部10は、状態情報13の要求を受信すると、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、状態情報13を取得すべき電気器具4を特定し、情報入出力部12にその電気器具4の状態情報13の取得要求を送信する。
【0057】
情報入出力部12は、その取得要求に従ってデータベース7を検索し、ネットワーク識別情報と機器識別情報で指定された電気器具4の状態情報13を取得し、情報制御部10に送信する。情報制御部10は、取得された状態情報13をサーバ通信部11に送信し、サーバ通信部11は、ユーザ端末5へその取得された状態情報13を送信する(ステップS12)。
【0058】
ユーザ端末5は、管理サーバ2から状態情報13を受信すると、画面上にその状態情報13を表示する(ステップS13)。この画面に表示される状態情報13を見ることでユーザは遠隔制御を行おうとする電気器具4の状態を把握することができる。
【0059】
ユーザが、ユーザ端末5に対して電気器具4の遠隔操作を行うための制御情報14を入力すると(ステップS14)、ユーザ端末5は、ネットワーク識別情報と機器識別情報と供に入力された制御情報14を管理サーバ2へ送信する(ステップS15)。例えば、遠隔制御を行おうとする電気器具4がビデオデッキであれば、制御情報14の一例としては、録画の予約情報と録画予約の登録を行わせるための情報である。
【0060】
管理サーバ2サーバ通信部11は、ユーザ端末5から制御情報14(ネットワーク識別情報と機器識別情報を含む)を受信すると(ステップS16)、再度、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、状態情報13を取得すべき電気器具4を特定し、情報入出力部12にその電気器具4の状態情報13の取得要求を送信する。
【0061】
情報入出力部12は、その取得要求に従ってデータベース7を検索し、ネットワーク識別情報と機器識別情報で指定された電気器具4の状態情報13を取得し、情報制御部10に送信する。情報制御部10は、データベース7から取得された状態情報13と、ユーザ端末5から受信した制御情報14を比較し、その制御情報14が実行可能な状態であるのか判定する(ステップS17)。これは、ステップS12で取得された状態情報13が、制御情報14を受信するまでの間に変更されていないか確認するために行われる。ステップS12からステップS16までの処理が行われる間に、宅内のユーザが電気器具4を操作する可能性が有るからである。
【0062】
管理サーバ2の情報制御部10は、実行不可能であると判定した場合は、ステップS17で参照した状態情報13をユーザ端末5に対して送信する。また、実行可能であると判定した場合は、情報制御部10は、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、制御情報14を登録すべき電気器具4を特定し、情報入出力部12に制御情報14を送信すると供に制御情報14の記録要求を送信する。情報入出力部12は、その記録要求に従ってデータベース7にその制御情報14を記録する。また、情報制御部10は、ネットワーク識別情報と機器識別情報と供に制御情報14をサーバ通信部11に送信し、サーバ通信部11は、ネットワーク識別情報を基に、機器識別情報と制御情報14を通信端末に送信する(ステップS18)。
【0063】
通信装置3の送受信部21は、管理サーバ2から制御情報14(機器識別情報を含む)を受信すると、その制御情報14を通信制御部20に送信、通信制御部20は、機器識別情報を基に、その受信した制御情報14を適用すべき電気器具4を特定し、家電通信部22に送信する。家電通信部22は、特定された電気器具4に対して制御情報14を送信する(ステップS19)。
【0064】
電気器具4は、通信装置3から制御情報14を受信すると(ステップS20)、その制御情報14に記録された処理を実行する(ステップS21)。例えば、遠隔制御を行おうとする電気器具4がビデオデッキであり、制御情報14が録画の予約情報と録画予約の登録を行わせるための情報であれば、ビデオデッキは、制御情報14に記録された録画の予約情報を自らの録画予約メモリに記録する。
【0065】
電気器具4は、制御情報14に記録された処理を実行した後、制御結果情報15を通信装置3に送信する。この制御結果情報15には、例えば、録画予約の登録が完了したことを示す情報が記録される。
【0066】
通信装置3の家電通信部22は、電気器具4から制御結果情報15を受信すると、通信制御部20へ電気器具4を識別する機器識別情報と供に制御結果情報15を送信する。通信制御部20は、家電通信部22から機器識別情報と供に制御結果情報15を受信すると、制御結果情報15(機器識別情報を含む)に家電ネットワークを識別するネットワーク識別情報を付加して送受信部21へ送信、送受信部21は、制御結果情報15(ネットワーク識別情報と機器識別情報を含む)を管理サーバ2へ送信する(ステップS23)。
【0067】
管理サーバ2のサーバ通信部11は、通信装置3から制御結果情報15(ネットワーク識別情報と機器識別情報を含む)を受信すると情報制御部10に送信、情報制御部10は、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、制御結果情報15を登録すべき電気器具4を特定し、情報入出力部12に制御結果情報15を送信すると供に制御結果情報15の記録要求を送信する。情報入出力部12は、その記録要求に従ってデータベース7にその制御結果情報15を記録する(ステップS24)。
【0068】
なお、管理サーバ2が制御結果情報15を受信した後、その制御結果情報15を電子メール等でユーザ端末5へ通知するようにしても良い。通知された制御結果情報15は、適宜ユーザ端末5によって画面に表示される。
【0069】
このように、電気器具4を遠隔操作可能であるか判定し、その判定結果に基づいて、制御情報14を電気器具4へ送信するので、遠隔地からでも電気器具4を確実に制御することが可能となり、遠隔操作可能な電気器具4に対する利便性が向上する。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、制御情報と状態情報を比較することによって、電気器具を遠隔操作可能であるか判定し、その判定結果に基づいて、制御情報を電気器具へ送信するので、遠隔地からでも電気器具を確実に制御することができ、遠隔操作可能な電気器具に対する利便性が向上する。
【0071】
また、送信した制御情報では電気器具を制御不可能であれば、その旨が登録要求元へ通知されるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。また、状態情報を通知可能にすることで、制御情報を送信するにあたって電気器具の動作状態を把握することもできるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔制御システムの構成を示す図である。
【図2】管理サーバと通信装置の機能構成を示す機能ブロック図である。
【図3】遠隔制御システムでの処理手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1 遠隔制御システム
2 管理サーバ
3 通信装置
4 電気器具
5 ユーザ端末
6 ネットワーク
7 データベース
10 情報制御部
11 サーバ通信部
12 情報入出力部
13 状態情報
14 制御情報
15 制御結果情報
20 通信制御部
21 送受信部
22 家電通信部
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠隔操作可能な電気器具の動作状態を集約することによって個々の電気器具の状態を把握可能にし、適宜遠隔制御を行うための制御情報を電気器具へ送信する遠隔制御システム、および管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高速、大容量通信や、マルチメディア化の進展など、デジタル化による社会情報インフラが急速に進展しつつあり、宅内においてもCATVやインターネット等、宅外とのつながりを有する機会が増加している。
【0003】
そのため、家庭と社会とをつなぐ通信インフラの整備と供に、家庭内の通信インフラの開発、普及が急務となっており、このような状況の中、一般に白物家電と呼ばれる電気器具にネットワーク接続機能を持たせ、インターネット等のネットワークを通じて新たなサービスを提供するネットワーク家電と呼ばれるものが登場している。
【0004】
ネットワーク家電の一例としては、外出先のパソコンや携帯電話等から電子メールを送って録画予約ができる機能を搭載したDVDレコーダーがある(例えば、非特許文献1)。ユーザが、宅内に設置されているDVDレコーダーに対して、ビデオ録画の予約情報が記述された電子メールを送信することによって、そのDVDレコーダーは予約設定を行うようになっている。
【0005】
このように、電気器具にネットワーク接続機能を持たせ、遠隔操作を可能にすることによって、ユーザに対して従来の電気器具により一層の利便性を提供しようというものである。
【0006】
【非特許文献1】
DVDレコーダーでの遠隔からのメールを用いた予約方法、インターネット<URL:http://www.rd−style.com/rdstyle/can/net_navi_02.htm>
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のネットワーク家電では、宅外から確実に操作することができる状態ではなかった。
【0008】
従来のネットワーク家電では、遠隔制御を行おうとするネットワーク家電の現在の動作状態にかかわらず宅外にいるユーザから一方的に制御情報を送ることになっていた。例えば、ビデオデッキであれば録画予約情報、エアコンであれば稼働状況等、被遠隔制御対象のネットワーク家電の動作状態を把握することができないため、宅外にいるユーザが遠隔制御を行おうとしても、確実に操作することができるかどうかは分からず、最悪、全く制御されない状況が発生する恐れもあった。
【0009】
本発明は上記事情に鑑み、ネットワーク接続機能を有し遠隔操作可能な電気器具の動作状態を集約することによって個々の電気器具の状態を把握可能にし、適宜遠隔制御を行うための制御情報を電気器具へ送信する遠隔制御システム、および管理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明である遠隔制御システムは、ネットワークを介して遠隔操作可能な電気器具に接続される通信装置と、前記通信装置から送信される前記電気器具の情報を管理する管理装置とを含む遠隔制御システムであって、前記管理装置は、前記電気器具の現在の動作状態を示す状態情報、前記電気器具を遠隔操作するための制御情報を記憶するデータベースと、前記状態情報を受信すると、当該状態情報を前記データベースに記録する状態情報記録手段と、前記制御情報と供に当該制御情報の登録要求を受信すると、当該制御情報と前記データベースに記録されている前記状態情報とを比較し、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であるのかを判定する判定手段と、前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であると判定すると、当該制御情報を前記データベースに記録し、当該制御情報を前記通信装置に通知する制御情報通知手段とを備え、前記通信装置は、前記電気器具から当該状態情報を受信すると、当該状態情報を前記管理装置に送信する状態情報送信手段と、前記制御情報を受信すると、当該制御情報を送信すべき前記電気器具を特定し、当該制御情報を特定された当該電気器具に送信する制御情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項1の発明によれば、制御情報と状態情報を比較することによって、電気器具を遠隔操作可能であるか判定し、その判定結果に基づいて、制御情報を電気器具へ送信するので、遠隔地からでも電気器具を確実に制御することができ、遠隔操作可能な電気器具に対する利便性が向上する。
【0012】
また、請求項2に記載の発明である遠隔制御システムは、請求項1に記載の遠隔制御システムであって、前記管理装置は、前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態でないと判定すると、前記制御情報が受付不可能であることを登録要求元へ通知する通知手段を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明によれば、送信した制御情報では電気器具を制御不可能であれば、その旨が登録要求元へ通知されるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。
【0014】
また、請求項3に記載の発明である遠隔制御システムは、請求項1または請求項2に記載の遠隔制御システムであって、前記管理装置は、前記電気器具の動作状態の取得要求を受信すると、前記データベースから前記状態情報を参照し、当該状態情報に記録された前記電気器具の動作状態を取得要求元へ通知する動作状態通知手段を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項3の発明によれば、状態情報を通知可能にすることで、制御情報を送信するにあたって電気器具の動作状態を把握することもできるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。
【0016】
また、請求項4に記載の発明である遠隔制御システムは、請求項1乃至請求項3に記載の遠隔制御システムであって、前記データベースは、前記制御情報に記録された処理が完了したことを示す制御結果情報を記憶し、前記管理装置は、前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報を前記データベースに記録する制御結果情報記録手段を備え、前記通信装置は、前記電気器具から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報を前記管理装置に送信する制御結果情報送信手段を備えることを特徴とする。
【0017】
また、請求項5に記載の発明である遠隔制御システムは、請求項4に記載の遠隔制御システムであって、前記管理装置は、前記通信装置から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報に記録されている制御結果を報知する制御結果報知手段を備えることを特徴とする。
【0018】
請求項5の発明によれば、制御結果を通知することで、制御情報送信後の電気器具の動作状態を把握することができる。
【0019】
また、請求項6に記載の発明である管理装置は、前記ネットワークを介して遠隔操作可能な電気器具から送信される前記電気器具の情報を管理する管理装置であって、前記電気器具の現在の動作状態を示す状態情報、前記電気器具を遠隔操作するための制御情報を記憶するデータベースと、前記電気器具から前記状態情報を受信すると、当該状態情報を前記データベースに記録する状態情報記録手段と、前記制御情報と供に当該制御情報の登録要求を受信すると、当該制御情報と前記データベースに記録されている前記状態情報とを比較し、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であるのかを判定する判定手段と、前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であると判定すると、当該制御情報を前記データベースに記録し、当該電気器具に送信する制御情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
請求項6の発明によれば、制御情報と状態情報を比較することによって、電気器具を遠隔操作可能であるか判定し、その判定結果に基づいて、制御情報を電気器具へ送信するので、遠隔地からでも電気器具を確実に制御することができ、遠隔操作可能な電気器具に対する利便性が向上する。
【0021】
また、請求項7に記載の発明である管理装置は、請求項6に記載の管理装置であって、前記管理装置は、前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態でないと判定すると、前記制御情報が受付不可能であることを登録要求元へ通知する通知手段を備えることを特徴とする。
【0022】
請求項7の発明によれば、送信した制御情報では電気器具を制御不可能であれば、その旨が登録要求元へ通知されるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。
【0023】
また、請求項8に記載の発明である管理装置は、請求項6または請求項7に記載の管理装置であって、前記管理装置は、前記電気器具の動作状態の取得要求を受信すると、前記データベースから前記状態情報を参照し、当該状態情報に記録された前記電気器具の動作状態を取得要求元へ通知する動作状態通知手段を備えることを特徴とする。
【0024】
請求項8の発明によれば、状態情報を通知可能にすることで、制御情報を送信するにあたって電気器具の動作状態を把握することもできるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。
【0025】
また、請求項9に記載の発明である管理装置は、請求項6乃至請求項8に記載の管理装置であって、前記データベースは、前記制御情報に記録された処理が完了したことを示す制御結果情報を記憶し、前記管理装置は、前記電気器具から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報を前記データベースに記録する制御結果情報記録手段を備えることを特徴とする。
【0026】
また、請求項10に記載の発明である管理装置は、請求項9に記載の管理装置であって、前記管理装置は、前記電気器具から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報に記録されている制御結果を報知する制御結果報知手段を備えることを特徴とする。
【0027】
請求項10の発明によれば、制御結果を通知することで、制御情報送信後の電気器具の動作状態を把握することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図1〜図3に基づいて説明する。
【0029】
図1に本実施形態の遠隔制御システム1の構成を示す。本実施形態における遠隔制御システム1は、管理サーバ2、通信装置3、テレビやビデオデッキ、エアコン等の電気器具4、携帯電話やPDA、コンピュータ等のユーザ端末5、インターネット等のネットワーク6によって構成される。また、通信装置3と電気器具4は、無線、または有線の通信回線によって家電ネットワークを構成する。
【0030】
管理サーバ2は、図2に示すように、情報制御部10、サーバ通信部11、情報入出力部12、および各種情報を記憶するデータベース7を備える。
【0031】
情報制御部10は、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、電気器具4を特定する機能、データベース7から取得された状態情報13と、ユーザ端末5から受信した制御情報14を比較し、その制御情報14が実行可能な状態であるのか判定する機能を有する。
【0032】
サーバ通信部11は、通信装置3、またはユーザ端末5から受信する各種情報を情報制御部10に送信し、情報制御部10からの各種情報を通信装置3、またはユーザ端末5へ送信する機能を有する。
【0033】
情報入出力部12は、情報制御部10からの各種要求に従って、データベース7に対する各種情報の入出力を行う機能を有する。
【0034】
またデータベース7は、家電ネットワークを識別するネットワーク識別情報と、家電ネットワークを構成する電気器具4を識別する機器識別情報と供に、各電気器具4の状態情報13、制御情報14、および制御結果情報15を記憶する。
【0035】
状態情報13は、電気器具4が現在どのような状態であるのかを示す情報であり、電気器具4毎に状態情報13の内容は異なる。
【0036】
制御情報14は、電気器具4の遠隔操作を行うための情報であり、電気器具4毎に制御情報14の内容は異なる。
【0037】
制御結果情報15は、制御情報14に記録された処理が完了したことを示す情報であり、電気器具4毎、制御情報14毎に制御情報14の内容は異なる。
【0038】
また、通信装置3は、通信制御部20、送受信部21、および家電通信部22を備える。
【0039】
通信制御部20は、家電通信部22から機器識別情報と供に状態情報13、または制御結果情報15を受信すると、状態情報13、または制御結果情報15(機器識別情報を含む)に家電ネットワークを識別するネットワーク識別情報を付加する機能、機器識別情報を基に、送受信部21から受信した制御情報14を適用すべき電気器具4を特定する機能を有する。
【0040】
送受信部21は、管理サーバ2から受信する各種情報を通信制御部20に送信し、通信制御部20からの各種情報を管理サーバ2へ送信する機能を有する。
【0041】
家電通信部22は、電気器具4から受信する各種情報を通信制御部20に送信し、通信制御部20からの各種情報を電気器具4へ送信する機能を有する。
【0042】
なお、本実施形態においては、管理サーバ2−通信装置3間の諸データの送受信は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)等のリモートファイル送信プロトコルの規約に沿って行うこととする。また、管理サーバ2−ユーザ端末5間の諸データの送受信は、TCP接続によるソケット通信、または、HTTP、FTP等のリモートファイル送信プロトコルの規約に沿って行うこととする。
【0043】
また、電子メールの送受信は、POP(Post Office Protocol)/SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、IMAP(Internet Message Access Protocol)等の電子メールメッセージ送信プロトコルの規約に沿って行うこととする。
【0044】
また、ユーザ端末5が携帯電話等の移動体通信端末機器である場合は、ISP(Internet Service Provider(図示しない))−ユーザ端末5間の諸データ(電子メールを含む)の送受信は、WAP(Wireless Application Protocol)の規約に沿って行ってもよい。その場合、ユーザ端末5は、WAPプロキシサーバを介して管理サーバ2と諸データの送受信を行うこともある。
【0045】
また、ユーザ端末5は、受信したXHTML(eXtensible HTML)ファイル、HTMLファイル、CHTML(Compact HTML)ファイル等(WAPの規約に沿って行う場合は、WML(Wireless Markup Language)バイナリデータを含む)に記述されているページの内容をレンダリングし、画面上に表示する機能を有するWebブラウザを備えていることとする。ユーザが入力するデータは、Webブラウザによって取得され、例えば、HTTPメッセージのメッセージボディ部に挿入され、管理サーバ2に送信される(WAPの規約に沿って諸データの送受信を行う場合は、ユーザ端末5から送信されるデータはバイナリコードに変換されることもある)。
【0046】
また、ユーザ端末5は、電子メールを送受信する機能を有する電子メールクライアントを備えていることとする。電子メールクライアントは、上記プロトコルに従って、管理サーバ2から送信された電子メールを、ISPに設置されている電子メールサーバを介して受信する。
【0047】
以降、本実施形態において特に断りの無い場合は、上記の通信方式に従って、通信を行うこととするが、本発明は特にこの通信方式(通信プロトコル)に限定されるものではない。
【0048】
次に、本実施形態における遠隔制御システム1で行われる処理について、図3のシーケンス図に基づいて説明する。
【0049】
≪電気器具の状態登録≫
まず、家電ネットワークを構成する電気器具4の状態登録の処理について説明する。
【0050】
遠隔制御システム1では、ユーザ端末5から電気器具4を遠隔制御するために、まず、その電気器具4の現在の状態を管理サーバ2に登録しなければならない。例えば、ビデオデッキであれば、録画中なのか、再生中なのか、どのような録画予約がされているのか、電源はONになっているのか等である。
【0051】
宅内に設置された電気器具4は、宅内のユーザによって随時操作される可能性が有る。宅外のユーザは、電気器具4を正確に、かつ確実に遠隔操作するためには、これらの操作や、その操作によって電気器具4がどのような状態になっているのかを把握することが必要である。そのためには、電気器具4が操作される度、電気器具4の状態が変化する度に、それらの情報を管理サーバ2に登録しなければならない。
【0052】
そのためには、まず、電気器具4から通信装置3に対して状態情報13を送信する(ステップS01)。通信装置3の家電通信部22は、電気器具4から状態情報13を受信すると、通信制御部20へ電気器具4を識別する機器識別情報と供に状態情報13を送信する。通信制御部20は、家電通信部22から機器識別情報と供に状態情報13を受信すると、状態情報13(機器識別情報を含む)に家電ネットワークを識別するネットワーク識別情報を付加して送受信部21へ送信、送受信部21は、状態情報13(ネットワーク識別情報と機器識別情報を含む)を管理サーバ2へ送信する(ステップS02)。
【0053】
管理サーバ2のサーバ通信部11は、通信装置3から状態情報13(ネットワーク識別情報と機器識別情報を含む)を受信すると情報制御部10に送信、情報制御部10は、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、状態情報13を登録すべき電気器具4を特定し、情報入出力部12に状態情報13を送信すると供に状態情報13の記録要求を送信する。情報入出力部12は、その記録要求に従ってデータベース7にその状態情報13を記録する(ステップS03)。
【0054】
このように、電気器具4の状態を管理サーバ2に登録することによって、宅外のユーザは電気器具4がどのような状態にあるのか把握することが可能となる。
【0055】
≪ユーザ端末からの遠隔制御≫
次に、宅外にあるユーザ端末5からの遠隔制御を行う際の処理について説明する。
【0056】
まず、ユーザ端末5から管理サーバ2に対して、ネットワーク識別情報と機器識別情報と供に状態情報13の要求を送信する(ステップS11)。管理サーバ2のサーバ通信部11は、ユーザ端末5から状態情報13の要求を受信すると、ネットワーク識別情報と機器識別情報と供に状態情報13の要求を情報制御部10に送信する。情報制御部10は、状態情報13の要求を受信すると、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、状態情報13を取得すべき電気器具4を特定し、情報入出力部12にその電気器具4の状態情報13の取得要求を送信する。
【0057】
情報入出力部12は、その取得要求に従ってデータベース7を検索し、ネットワーク識別情報と機器識別情報で指定された電気器具4の状態情報13を取得し、情報制御部10に送信する。情報制御部10は、取得された状態情報13をサーバ通信部11に送信し、サーバ通信部11は、ユーザ端末5へその取得された状態情報13を送信する(ステップS12)。
【0058】
ユーザ端末5は、管理サーバ2から状態情報13を受信すると、画面上にその状態情報13を表示する(ステップS13)。この画面に表示される状態情報13を見ることでユーザは遠隔制御を行おうとする電気器具4の状態を把握することができる。
【0059】
ユーザが、ユーザ端末5に対して電気器具4の遠隔操作を行うための制御情報14を入力すると(ステップS14)、ユーザ端末5は、ネットワーク識別情報と機器識別情報と供に入力された制御情報14を管理サーバ2へ送信する(ステップS15)。例えば、遠隔制御を行おうとする電気器具4がビデオデッキであれば、制御情報14の一例としては、録画の予約情報と録画予約の登録を行わせるための情報である。
【0060】
管理サーバ2サーバ通信部11は、ユーザ端末5から制御情報14(ネットワーク識別情報と機器識別情報を含む)を受信すると(ステップS16)、再度、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、状態情報13を取得すべき電気器具4を特定し、情報入出力部12にその電気器具4の状態情報13の取得要求を送信する。
【0061】
情報入出力部12は、その取得要求に従ってデータベース7を検索し、ネットワーク識別情報と機器識別情報で指定された電気器具4の状態情報13を取得し、情報制御部10に送信する。情報制御部10は、データベース7から取得された状態情報13と、ユーザ端末5から受信した制御情報14を比較し、その制御情報14が実行可能な状態であるのか判定する(ステップS17)。これは、ステップS12で取得された状態情報13が、制御情報14を受信するまでの間に変更されていないか確認するために行われる。ステップS12からステップS16までの処理が行われる間に、宅内のユーザが電気器具4を操作する可能性が有るからである。
【0062】
管理サーバ2の情報制御部10は、実行不可能であると判定した場合は、ステップS17で参照した状態情報13をユーザ端末5に対して送信する。また、実行可能であると判定した場合は、情報制御部10は、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、制御情報14を登録すべき電気器具4を特定し、情報入出力部12に制御情報14を送信すると供に制御情報14の記録要求を送信する。情報入出力部12は、その記録要求に従ってデータベース7にその制御情報14を記録する。また、情報制御部10は、ネットワーク識別情報と機器識別情報と供に制御情報14をサーバ通信部11に送信し、サーバ通信部11は、ネットワーク識別情報を基に、機器識別情報と制御情報14を通信端末に送信する(ステップS18)。
【0063】
通信装置3の送受信部21は、管理サーバ2から制御情報14(機器識別情報を含む)を受信すると、その制御情報14を通信制御部20に送信、通信制御部20は、機器識別情報を基に、その受信した制御情報14を適用すべき電気器具4を特定し、家電通信部22に送信する。家電通信部22は、特定された電気器具4に対して制御情報14を送信する(ステップS19)。
【0064】
電気器具4は、通信装置3から制御情報14を受信すると(ステップS20)、その制御情報14に記録された処理を実行する(ステップS21)。例えば、遠隔制御を行おうとする電気器具4がビデオデッキであり、制御情報14が録画の予約情報と録画予約の登録を行わせるための情報であれば、ビデオデッキは、制御情報14に記録された録画の予約情報を自らの録画予約メモリに記録する。
【0065】
電気器具4は、制御情報14に記録された処理を実行した後、制御結果情報15を通信装置3に送信する。この制御結果情報15には、例えば、録画予約の登録が完了したことを示す情報が記録される。
【0066】
通信装置3の家電通信部22は、電気器具4から制御結果情報15を受信すると、通信制御部20へ電気器具4を識別する機器識別情報と供に制御結果情報15を送信する。通信制御部20は、家電通信部22から機器識別情報と供に制御結果情報15を受信すると、制御結果情報15(機器識別情報を含む)に家電ネットワークを識別するネットワーク識別情報を付加して送受信部21へ送信、送受信部21は、制御結果情報15(ネットワーク識別情報と機器識別情報を含む)を管理サーバ2へ送信する(ステップS23)。
【0067】
管理サーバ2のサーバ通信部11は、通信装置3から制御結果情報15(ネットワーク識別情報と機器識別情報を含む)を受信すると情報制御部10に送信、情報制御部10は、ネットワーク識別情報と機器識別情報とを基に、制御結果情報15を登録すべき電気器具4を特定し、情報入出力部12に制御結果情報15を送信すると供に制御結果情報15の記録要求を送信する。情報入出力部12は、その記録要求に従ってデータベース7にその制御結果情報15を記録する(ステップS24)。
【0068】
なお、管理サーバ2が制御結果情報15を受信した後、その制御結果情報15を電子メール等でユーザ端末5へ通知するようにしても良い。通知された制御結果情報15は、適宜ユーザ端末5によって画面に表示される。
【0069】
このように、電気器具4を遠隔操作可能であるか判定し、その判定結果に基づいて、制御情報14を電気器具4へ送信するので、遠隔地からでも電気器具4を確実に制御することが可能となり、遠隔操作可能な電気器具4に対する利便性が向上する。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、制御情報と状態情報を比較することによって、電気器具を遠隔操作可能であるか判定し、その判定結果に基づいて、制御情報を電気器具へ送信するので、遠隔地からでも電気器具を確実に制御することができ、遠隔操作可能な電気器具に対する利便性が向上する。
【0071】
また、送信した制御情報では電気器具を制御不可能であれば、その旨が登録要求元へ通知されるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。また、状態情報を通知可能にすることで、制御情報を送信するにあたって電気器具の動作状態を把握することもできるので、制御情報を登録する際の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔制御システムの構成を示す図である。
【図2】管理サーバと通信装置の機能構成を示す機能ブロック図である。
【図3】遠隔制御システムでの処理手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1 遠隔制御システム
2 管理サーバ
3 通信装置
4 電気器具
5 ユーザ端末
6 ネットワーク
7 データベース
10 情報制御部
11 サーバ通信部
12 情報入出力部
13 状態情報
14 制御情報
15 制御結果情報
20 通信制御部
21 送受信部
22 家電通信部
Claims (10)
- ネットワークを介して遠隔操作可能な電気器具に接続される通信装置と、前記通信装置から送信される前記電気器具の情報を管理する管理装置とを含む遠隔制御システムであって、
前記管理装置は、
前記電気器具の現在の動作状態を示す状態情報、前記電気器具を遠隔操作するための制御情報を記憶するデータベースと、
前記状態情報を受信すると、当該状態情報を前記データベースに記録する状態情報記録手段と、
前記制御情報と供に当該制御情報の登録要求を受信すると、当該制御情報と前記データベースに記録されている前記状態情報とを比較し、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であるのかを判定する判定手段と、
前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であると判定すると、当該制御情報を前記データベースに記録し、当該制御情報を前記通信装置に通知する制御情報通知手段と、
を備え、
前記通信装置は、
前記電気器具から当該状態情報を受信すると、当該状態情報を前記管理装置に送信する状態情報送信手段と、
前記制御情報を受信すると、当該制御情報を送信すべき前記電気器具を特定し、当該制御情報を特定された当該電気器具に送信する制御情報送信手段と、
を備えることを特徴とする遠隔制御システム。 - 前記管理装置は、前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態でないと判定すると、前記制御情報が受付不可能であることを登録要求元へ通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
- 前記管理装置は、前記電気器具の動作状態の取得要求を受信すると、前記データベースから前記状態情報を参照し、当該状態情報に記録された前記電気器具の動作状態を取得要求元へ通知する動作状態通知手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遠隔制御システム。
- 前記データベースは、前記制御情報に記録された処理が完了したことを示す制御結果情報を記憶し、
前記管理装置は、前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報を前記データベースに記録する制御結果情報記録手段を備え、
前記通信装置は、前記電気器具から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報を前記管理装置に送信する制御結果情報送信手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の遠隔制御システム。 - 前記管理装置は、前記通信装置から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報に記録されている制御結果を報知する制御結果報知手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の遠隔制御システム。
- ネットワークを介して遠隔操作可能な電気器具から送信される前記電気器具の情報を管理する管理装置であって、
前記電気器具の現在の動作状態を示す状態情報、前記電気器具を遠隔操作するための制御情報を記憶するデータベースと、
前記電気器具から前記状態情報を受信すると、当該状態情報を前記データベースに記録する状態情報記録手段と、
前記制御情報と供に当該制御情報の登録要求を受信すると、当該制御情報と前記データベースに記録されている前記状態情報とを比較し、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であるのかを判定する判定手段と、
前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態であると判定すると、当該制御情報を前記データベースに記録し、当該電気器具に送信する制御情報送信手段と、
を備えることを特徴とする管理装置。 - 前記管理装置は、前記判定手段が、前記電気器具が遠隔操作可能な動作状態でないと判定すると、前記制御情報が受付不可能であることを登録要求元へ通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の管理装置。
- 前記管理装置は、前記電気器具の動作状態の取得要求を受信すると、前記データベースから前記状態情報を参照し、当該状態情報に記録された前記電気器具の動作状態を取得要求元へ通知する動作状態通知手段を備えることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の管理装置。
- 前記データベースは、前記制御情報に記録された処理が完了したことを示す制御結果情報を記憶し、
前記管理装置は、前記電気器具から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報を前記データベースに記録する制御結果情報記録手段を備えることを特徴とする請求項6乃至請求項8に記載の管理装置。 - 前記管理装置は、前記電気器具から前記制御結果情報を受信すると、当該制御結果情報に記録されている制御結果を報知する制御結果報知手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の管理装置。
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