JP4488064B2 - 携帯機器、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

携帯機器、情報処理方法、およびプログラム

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Description

本発明は、携帯機器、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、携帯機器に設定されている録画予約の内容と録画機器に設定されている録画予約の内容を、統合して表示することができるようにした携帯機器、情報処理方法、およびプログラムに関する。
近年、自宅にあるハードディスクレコーダや録画機能を搭載したパーソナルコンピュータなどの録画機器に設定しておいた録画予約の内容を、ネットワークを経由して、モバイル機器の画面上で確認することができるようなサービスが提供されている。
例えば、録画予約の内容を確認することがユーザにより指示されたとき、録画機器に対してモバイル機器から電子メールによって問い合わせが行われ、問い合わせに応じてサーバから返信された電子メールに含まれる情報に基づいて、録画予約の内容がモバイル機器の画面に表示される。
これにより、ユーザは、外出先からでも、自宅にある録画機器に設定しておいた録画予約の内容を確認することができる。
ところで、近年、ワンセグ放送に対応したモバイル機器が普及してきている。ワンセグ放送に対応したモバイル機器の中には録画機能を搭載したものもあり、ユーザは、モバイル機器に対しても録画予約を設定したり、録画済のコンテンツを視聴したりすることができる。また、次世代モバイル放送規格としてISDB-Tmm、MediaFLOなどの方式が提案されており、今後益々モバイル機器向けの放送が浸透していくと想定される。
また、ユーザは、自宅にある録画機器には映画やドラマの録画予約を設定し、モバイル機器にはニュース番組の録画予約を設定するといったように、コンテンツに応じて、録画させる機器を使い分けることができる。
特開2007−129397号公報
録画機器に設定しておいた録画予約の内容を確認するためにはユーザは録画機器のUI(User Interface)を使ってそれを行う必要があり、一方、モバイル機器に設定しておいた録画予約の内容を確認するためにはモバイル機器のUIを使ってそれを行う必要がある。
従って、複数の機器に設定している録画予約の内容を確認するためには、録画予約の一覧を表示させる操作をそれぞれの機器に対して行わなければならず、利便性が低い。
仮に、1つの機器に対する操作だけで、複数の機器に設定している録画予約の内容をまとめて確認することができるとすれば利便性を向上させることができるものと考えられる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、携帯機器に設定されている録画予約の内容と録画機器に設定されている録画予約の内容を、統合して表示することができるようにするものである。
本発明の一側面の携帯機器は、被制御機器としての録画機器との間でネットワークを介して常時接続を行っている情報管理装置に接続される情報処理装置とネットワークを介して接続される携帯機器において、自機器の識別情報である第1の識別情報を前記情報処理装置に送信することによって前記録画機器の登録を要求し、要求に応じて、前記情報管理装置により生成され、前記情報処理装置を介して送信されてきた、前記情報処理装置により提供されるサービスと制御機器としての自機器との組み合わせを表す第2の識別情報と登録用パスワードとを受信する通信手段と、前記登録用パスワードを近距離の通信によって前記録画機器に送信する送信手段と、録画予約を設定する設定手段と、録画予約の一覧を表示することが指示されたとき、前記第2の識別情報を前記情報処理装置に送信して、前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報を前記情報処理装置に対して要求し、前記第2の識別情報と対応付けて前記情報管理装置に登録されている複数の前記録画機器から前記情報処理装置により取得され、まとめて送信されてきた複数の前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報を受信して取得する取得手段と、前記設定手段により自機器に設定されている録画予約と、前記取得手段により取得された情報により表される前記録画機器に設定されている録画予約を統合する統合手段と、前記統合手段により統合された録画予約に基づいて、自機器に設定されている録画予約の内容と前記録画機器に設定されている録画予約の内容を、それぞれの録画予約に従って録画が行われたときのコンテンツの記録場所が、自機器の記録媒体であるのか、前記録画機器の記録媒体であるのかを表す情報とともに表示する表示制御手段とを備える
前記設定手段には、さらに、所定の録画予約に従って録画が行われたときのコンテンツの記録場所を自機器の記録媒体から前記録画機器の記録媒体に変更することが指示された場合、前記所定の録画予約を削除させるとともに、前記所定の録画予約により録画の対象とされているコンテンツの録画予約を前記録画機器に設定することを前記情報処理装置に対して要求させることができる。この場合、前記情報処理装置には、前記携帯機器からの要求があったとき、前記録画機器にアクセスすることによって、要求されたコンテンツの録画予約を前記録画機器に設定させることができる。
前記設定手段には、さらに、所定の録画予約に従って録画が行われたときのコンテンツの記録場所を前記録画機器の記録媒体から自機器の記録媒体に変更することが指示された場合、前記所定の録画予約により録画の対象とされているコンテンツの録画予約を設定させるとともに、前記所定の録画予約を前記録画機器から削除することを前記情報処理装置に対して要求させることができる。この場合、前記情報処理装置には、前記携帯機器からの要求があったとき、前記録画機器にアクセスすることによって、要求されたコンテンツの録画予約を前記録画機器に削除させることができる。
本発明の一側面の情報処理方法またはプログラムは、自機器の識別情報である第1の識別情報を情報処理装置に送信することによって録画機器の登録を要求し、要求に応じて、情報管理装置により生成され、前記情報処理装置を介して送信されてきた、前記情報処理装置により提供されるサービスと制御機器としての自機器との組み合わせを表す第2の識別情報と登録用パスワードとを受信し、前記登録用パスワードを近距離の通信によって前記録画機器に送信し、録画予約を設定し、録画予約の一覧を表示することが指示されたとき、前記第2の識別情報を前記情報処理装置に送信して、前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報を情報処理装置に対して要求し、前記第2の識別情報と対応付けて前記情報管理装置に登録されている複数の前記録画機器から前記情報処理装置により取得され、まとめて送信されてきた複数の前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報を受信して取得し、自機器に設定している録画予約と、取得した情報により表される前記録画機器に設定されている録画予約を統合し、統合した録画予約に基づいて、自機器に設定している録画予約の内容と前記録画機器に設定されている録画予約の内容を、それぞれの録画予約に従って録画が行われたときのコンテンツの記録場所が、自機器の記録媒体であるのか、前記録画機器の記録媒体であるのかを表す情報とともに表示するステップを含む。
本発明の一側面においては、自機器の識別情報である第1の識別情報を情報処理装置に送信することによって録画機器の登録が要求され、要求に応じて、情報管理装置により生成され、前記情報処理装置を介して送信されてきた、前記情報処理装置により提供されるサービスと制御機器としての自機器との組み合わせを表す第2の識別情報と登録用パスワードとが受信される。また、前記登録用パスワードが近距離の通信によって前記録画機器に送信される。録画予約が設定され、録画予約の一覧を表示することが指示されたとき、前記第2の識別情報が前記情報処理装置に送信されて、前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報が情報処理装置に対して要求され、前記第2の識別情報と対応付けて前記情報管理装置に登録されている複数の前記録画機器から前記情報処理装置により取得され、まとめて送信されてきた複数の前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報が受信して取得される。また、自機器に設定されている録画予約と、取得された情報により表される前記録画機器に設定されている録画予約が統合され、統合された録画予約に基づいて、自機器に設定されている録画予約の内容と前記録画機器に設定されている録画予約の内容が、それぞれの録画予約に従って録画が行われたときのコンテンツの記録場所が、自機器の記録媒体であるのか、前記録画機器の記録媒体であるのかを表す情報とともに表示される。
本発明の一側面によれば、携帯機器に設定されている録画予約の内容と録画機器に設定されている録画予約の内容を、統合して表示することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。
図1の通信システムは、制御機器としてのモバイル機器1、サービスサーバ2−1,2−2、DAP(Direct Access Platform)サーバ3、被制御機器としての録画機器4から構成される。
それぞれの機器はネットワークに接続されており、図1の矢印で示されるように、制御機器とサービスサーバ2−1,2−2、サービスサーバ2−1,2−2とDAPサーバ3、サービスサーバ2−1,2−2と被制御機器、DAPサーバ3と被制御機器の間で、それぞれの機器が相互に通信を行うことができるようになされている。
モバイル機器1は携帯電話機などの携帯型の機器であり、制御対象となる録画機器4をネットワークを介して制御する制御機器としても用いられる。
モバイル機器1はワンセグ放送などのモバイル向け放送を受信可能な機器である。モバイル機器1は、放送中のコンテンツを受信し、ディスプレイにコンテンツの映像を表示させたり、コンテンツの録画を行ったりする。コンテンツの録画は、録画の開始がユーザにより指示されたときや、あらかじめ設定された録画予約に従って、録画の対象になっているコンテンツの放送が開始されたときに実行される。ユーザは、EPG(Electronic Program Guide)データに基づいて表示される番組表から録画の対象とするコンテンツを選択し、録画予約を設定することができる。
モバイル機器1の内部に設けられるメモリなどよりなる記憶部には予約リストが格納されており、録画予約が設定されたとき、その内容を表す情報が予約リストに記述される。予約リストには、録画の対象とするそれぞれのコンテンツについて、放送開始日時、放送時間、放送チャンネル、コンテンツのタイトルなどの情報が記述される。
モバイル機器1の記憶部には、モバイル機器1に割り当てられているユーザ識別情報や、コンテンツのリモート録画予約処理などの各種の処理を行うためのプログラムも記憶される。
制御機器として、ノートブック型のパーソナルコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistance)などの他の携帯型の機器が用いられるようにしてもよい。
サービスサーバ2−1,2−2は、ネットワークを介して被制御機器を制御するサービスを制御機器に提供するサーバである。図1の例においては、サービスサーバ2−1,2−2の2つのサービスサーバが示されているが、例えば、提供するサービス毎に、さらに多くのサービスサーバが用意される。以下、サービスサーバ2−1がサービスを提供する場合について説明する。サービスサーバ2−2においても同様の処理が行われる。
DAPサーバ3は、制御機器とその制御機器が受けるサービス(制御機器がアクセスするサービスサーバ2−1)の組み合わせと、制御対象となる被制御機器の対応関係を一元的に管理するサーバである。DAPサーバ3は、それぞれのサービスサーバからの問い合わせに応じて、問い合わせをしてきたサービスサーバが被制御機器にアクセスするために必要な情報を提供する。
すなわち、被制御機器である録画機器4をネットワークを介して制御するサービスを利用する場合、ユーザは、モバイル機器1による制御の対象とする録画機器4の情報をDAPサーバ3にあらかじめ登録しておく必要がある。登録の詳細については後述する。
DAPサーバ3とサービスサーバ2−1の間では、例えば、SOAP(Simple Object Access Protocol)による通信によってデータの送受信が行われる。
SOAPによる通信においては、XML(eXtensible Markup Language)文書にエンベロープと呼ばれる付帯情報が付いたメッセージがHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などのプロトコルによって交換され、処理が進められる。クライアントとなる機器とサーバとなる機器の双方がSOAPの生成・解釈エンジンを持つことで、異なる環境間でのオブジェクトの呼び出しが可能になっている。
また、DAPサーバ3と被制御機器である録画機器4の間では、例えば、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)による通信によって、双方向の常時セッションが確立される。
XMPPは、リアルタイムのコミュニケーションを実現するためのプロトコルであり、インスタントメッセンジャ(IM(Instant Messenger))サービスなどにおいても用いられる。インスタントメッセンジャサービスにおいては、インターネット上でIMクライアントがオンラインの状態にあるかどうかが調べられ、オンラインの状態にあるIMクライアント同士で、チャットやファイル交換などを行うことができるようになされている。
録画機器4は、ハードディスクなどの記録媒体を内蔵し、放送コンテンツをその記録媒体に録画したり、録画済みのコンテンツを再生したりする。
ユーザは、テレビジョン受像機などに表示される番組表から録画の対象とするコンテンツを選択し、録画機器4に録画予約を設定することができる。
録画機器4の記憶部には予約リストが格納されており、録画予約が設定されたとき、その内容を表す情報が予約リストに記述される。予約リストには、モバイル機器1の記憶部に格納されている予約リストと同様に、録画の対象とするそれぞれのコンテンツについて、放送開始日時、放送時間、放送チャンネル、コンテンツのタイトルなどの情報が記述される。
図1の例においては、被制御機器として録画機器4が示されているが、録画機能を有するパーソナルコンピュータなどが被制御機器となることも可能である。
このような構成を有する図1の通信システムにおいて、例えば、モバイル機器1を操作しているユーザが、モバイル機器1のディスプレイに表示された番組表から選択したコンテンツのリモート録画予約を指示したとき、モバイル機器1からサービスサーバ2−1に対してそのことが要求され、サービスサーバ2−1により、録画機器4にアクセスするために必要な情報がDAPサーバ3から取得される。
サービスサーバ2−1においては、DAPサーバ3から取得された情報に基づいて、ネットワークを介して録画機器4に対してアクセスが行われ、モバイル機器1のユーザにより選択されたコンテンツの録画予約を設定することがサービスサーバ2−1から録画機器4に指示される。
このように、サービスサーバ2−1においては、録画機器4にアクセスするために必要な情報がDAPサーバ3から取得された後、DAPサーバ3を介してではなく、直接、録画機器4に対してアクセスが行われる。
以下、適宜、サービスサーバ2−1から録画機器4に対して行われるアクセスをダイレクトアクセスという。DAPサーバ3は、ダイレクトアクセスを実現するプラットフォーム(Direct Access Platform)を提供するサーバといえる。
また、図1の通信システムにおいては、ダイレクトアクセスの仕組みを利用して、ユーザは、モバイル機器1に設定している録画予約の内容とともに、録画機器4に設定している録画予約の内容をモバイル機器1のディスプレイに表示させることができるようになされている。
図2は、モバイル機器1において管理されている予約リストと、録画機器4において管理されている予約リストの統合の流れを示す図である。
図2の例においては、被制御機器として録画機器4−1と録画機器4−2が示されている。図2は、録画機器4−1と録画機器4−2の2つの録画機器をユーザが自宅に設置している場合の例を示している。
録画機器4−1と録画機器4−2のそれぞれの情報がDAPサーバ3に登録されているものとする。登録が終了し、必要に応じて認証処理が行われた後、矢印#1に示されるように、録画機器4−1とDAPサーバ3の間では常時セッションが確立される。また、矢印#2に示されるように、録画機器4−2とDAPサーバ3の間でも常時セッションが確立される。
録画機器4−1と録画機器4−2においては、録画予約の内容を表す情報が記述された予約リストが予約リスト保存領域に記憶され、管理されている。
このような状態において、例えば、ユーザが、モバイル機器1を操作して録画予約の一覧を表示することを指示した場合、モバイル機器1からサービスサーバ2−1に対して、予約リストの取得が要求される。
モバイル機器1からの要求に応じて、サービスサーバ2−1とDAPサーバ3の間では、矢印#3に示されるように通信が行われ、モバイル機器1に紐付けられている被制御機器のリストがサービスサーバ2−1によりDAPサーバ3から取得される。この例の場合、DAPサーバ3から取得される被制御機器のリストには、録画機器4−1と録画機器4−2のIDなどの情報が記述される。
また、録画機器4−1にアクセスするために必要なURL(Uniform Resource Locator)などの情報と録画機器4−2にアクセスするために必要な情報がそれぞれサービスサーバ2−1によりDAPサーバ3から取得される。
録画機器4−1にアクセスするために必要な情報が取得されたとき、矢印#4に示されるように、サービスサーバ2−1から録画機器4−1に対してダイレクトアクセスが行われ、録画機器4−1において管理されている予約リストがサービスサーバ2−1により取得される。
また、録画機器4−2にアクセスするために必要な情報が取得されたとき、矢印#5に示されるように、サービスサーバ2−1から録画機器4−2に対してダイレクトアクセスが行われ、録画機器4−2において管理されている予約リストがサービスサーバ2−1により取得される。
サービスサーバ2−1からモバイル機器1に対しては、ダイレクトアクセスにより取得された、録画機器4−1において管理されていた予約リストと、録画機器4−2において管理されていた予約リストが矢印#6に示されるように送信される。
モバイル機器1においては、録画機器4−1と録画機器4−2においてそれぞれ管理されていた予約リストと、内部の予約リスト保存領域から矢印#7に示されるようにして読み出された予約リストが統合され、統合された予約リストに基づいて録画予約の一覧が表示される。
図3は、モバイル機器1のディスプレイに表示される録画予約の一覧画面の例を示す図である。
図3に示されるように、録画予約の一覧には、録画の対象になっているそれぞれのコンテンツについて、放送チャンネル、放送日時、尺の長さ(放送時間)、番組名、保存場所の情報が表示される。
保存場所(記録場所)は、録画予約が設定されている機器、すなわち、設定されている録画予約に従って録画が行われた場合に、コンテンツの記録場所がどの機器の記録媒体となるのかを表す。「自端末」はコンテンツの記録場所がモバイル機器1の記録媒体であることを表す。「機器A」はコンテンツの記録場所が録画機器4−1の記録媒体であることを表し、「機器B」はコンテンツの記録場所が録画機器4−2の記録媒体であることを表す。
図3の1番上の録画予約が対象とするコンテンツの放送チャンネルは「101」とされ、放送日時は「6/25 19:00−19:30」とされている。放送時間は30分であることがマークm1により表され、番組名は「7時のニュース」とされている。また、記録場所は「自端末」とされている。
すなわち、この1番上の録画予約は、ユーザがモバイル機器1に設定しておいた録画予約であり、この録画予約の情報は、モバイル機器1により管理されていた予約リストの記述に基づいて表示されたものである。
コンテンツの放送時間を表すマークは、その1つが1時間を表す。1時間以内の時間は、1つのマークに付される色によって表される。
一方、上から3番目の録画予約が対象とするコンテンツの放送チャンネルは「108」とされ、放送日時は「6/26 10:00−12:00」とされている。放送時間は2時間とされ、番組名は「日本×オーストラリア」とされている。また、記録場所は「機器A」とされている。
すなわち、この上から3番目の録画予約は、ユーザが録画機器4−1に設定しておいた録画予約であり、この録画予約の情報は、録画機器4−1により管理されていた予約リストの記述に基づいて表示されたものである。
このような画面から、ユーザは、モバイル機器1に設定しておいた録画予約の内容だけでなく、録画機器4−1,4−2に設定しておいた録画予約の内容も確認することができる。
なお、複数の機器に同じコンテンツを対象とする録画予約を設定していた場合、同じコンテンツを対象とする録画予約の情報が、録画予約を設定していた機器の数の分だけ並べて表示される。これにより、ユーザは、同じコンテンツを対象とする録画予約を複数の機器に設定していることを容易に確認することができる。
それぞれの機器に設定しておいた録画予約の内容を確認するだけでなく、ユーザは、この画面から、コンテンツの記録場所を容易に変更することができるようになされている。
例えば、1番上の録画予約の記録場所の欄に表示されている下向き三角のボタンb1を押したとき、「7時のニュース」のコンテンツの記録場所として選択可能な記録場所のリストがプルダウン形式で表示される。
この例においては、記録場所のリストにはモバイル機器1を表す「自端末」、録画機器4−1を表す「機器A」、録画機器4−2を表す「機器B」の、それぞれの機器の名前が表示される。記録場所のリストから「機器A」が選択されたとき、「7時のニュース」のコンテンツの記録場所の欄には、「自端末」に代えて「機器A」が表示される。
「7時のニュース」のコンテンツの記録場所の欄に「機器A」が表示された状態で画面の下方の更新ボタンb2が押されたとき、モバイル機器1に設定されていた「7時のニュース」のコンテンツを対象とする録画予約が削除される。また、その代わりに、「7時のニュース」のコンテンツの録画予約が録画機器4−1に新たに設定される。録画機器4−1に対して「7時のニュース」のコンテンツの録画予約を設定することも、ダイレクトアクセスを用いて行われる。
同様に、上から3番目の録画予約の記録場所の欄に表示されている下向き三角のボタンb3を押したとき、「日本×オーストラリア」のコンテンツの記録場所として選択可能な記録場所のリストがプルダウン形式で表示される。
記録場所のリストから「自端末」が選択されたとき、「日本×オーストラリア」のコンテンツの記録場所の欄には、「機器A」に代えて「自端末」が表示される。
「日本×オーストラリア」のコンテンツの記録場所の欄に「自端末」が表示された状態で更新ボタンb2が押されたとき、録画機器4−1に設定されていた「日本×オーストラリア」のコンテンツの録画予約が削除される。また、その代わりに、「日本×オーストラリア」のコンテンツの録画予約がモバイル機器1に新たに設定される。録画機器4−1から「日本×オーストラリア」のコンテンツの録画予約を削除することも、ダイレクトアクセスを用いて行われる。
このように、ユーザは、それぞれの機器の録画予約の状態を一覧画面から確認し、設定しておいた録画予約を見直すことができる。
例えば、記録媒体の空き容量が少ないために、設定しておいた録画予約に従ってモバイル機器1に録画を行わせることができない場合、ユーザは、モバイル機器1を操作して、モバイル機器1に録画させようとしていたコンテンツを他の機器に録画させることができる。
図3に示されるマークm2は、上から2番目の録画予約に従って、「9時のニュース」のコンテンツを録画できないことを表す。このマークm2が表示されることによって、ユーザは見直しが必要な録画予約を確認することができる。
また、ユーザは、携帯型の機器であるモバイル機器1で視聴するには放送時間が長すぎるコンテンツがある場合、そのコンテンツを録画機器4−1に録画させるように録画予約を変更することもできる。ユーザは、放送時間の欄に表示されるマークの数や色分けから、それぞれのコンテンツの放送時間を判断することができる。
さらに、ユーザは、録画の対象になっている他のコンテンツの放送時間と放送時間が重複するコンテンツがある場合、一方のコンテンツを他の機器に録画させるように録画予約を変更することもできる。
図3のマークm3,m4は、マークm3の右側に表示されている上から6番目の録画予約が対象とする「日本×ロシア」のコンテンツの放送時間と、マークm4の右側に表示されている上から7番目の録画予約が対象とする「日本×エチオピア」のコンテンツの放送時間が一部重複していることを表す。
この例においては、「日本×ロシア」のコンテンツの放送日時は「6/29 12:00−14:00」とされ、「日本×エチオピア」のコンテンツの放送日時は「6/29 11:00−13:00」とされている。いずれの録画予約も録画機器4−1に設定されているものであるから、録画機器4−1が複数のコンテンツを同時に録画することができない機器である場合、録画機器4−1においては、放送時間が重複する「12:00−13:00」の時間帯にいずれかのコンテンツを録画することができない。
このような状態を一覧画面から確認した場合、ユーザは、例えば、「日本×ロシア」のコンテンツの記録場所を他の機器に変更することで、「日本×ロシア」のコンテンツと「日本×エチオピア」のコンテンツの両方のコンテンツを録画しておくことができる。
以上のような画面を表示させるために各機器により行われる処理と、記録場所を変更する操作が行われたときに各機器により行われる処理についてはフローチャートを参照して後述する。
ここで、ダイレクトアクセスを用いて被制御機器を制御するための前処理として行われる初期登録について説明する。
ダイレクトアクセスを用いて被制御機器を制御するためには、通信相手となる機器がネットワークに接続された機器のうちのどの機器であるのかをそれぞれの機器が特定する必要がある。初期登録によって、その特定に必要な情報がDAPサーバ3に登録される。
図4は、初期登録の全体的な流れを示す図である。詳細についてはフローチャートを参照して後述する。ここでは、録画機器4−1の情報を登録する場合の処理について説明する。同様の処理が、録画機器4−2の情報を登録する場合にも行われる。
初期登録は、制御機器であるモバイル機器1のディスプレイに表示されるメニュー画面などから、ユーザが初期登録を行うことを指示したときに開始される。
初期登録は、基本的に、制御機器とサービスの組み合わせをDAPサーバ3に登録する処理と、制御機器とサービスの組み合わせと、被制御機器の対応付けをDAPサーバ3に登録する処理からなる。モバイル機器1からの要求に応じて、このうちの前者の処理が開始される。
初期登録を行うことが指示されたとき、図4の矢印#1に示されるように、モバイル機器1は、登録要求をサービスサーバ2−1に送信する。
モバイル機器1からの要求を受信したとき、矢印#2に示されるように、サービスサーバ2−1は、登録要求をDAPサーバ3に送信する。
サービスサーバ2−1からの要求を受信したDAPサーバ3は、登録用パスワードを生成するとともに、サービスサーバ2−1が提供するサービスとそれを利用するモバイル機器1の組合せを表すID(後述する制御機器・サービス管理ID)を生成し、生成した登録用パスワードとIDを対応付けて登録する。
DAPサーバ3は、生成した登録用パスワードを矢印#3に示されるようにサービスサーバ2−1に送信し、発行する。
DAPサーバ3により発行された登録用パスワードは、矢印#4に示されるように、サービスサーバ2−1からモバイル機器1に送信され、モバイル機器1の記憶部に記憶される。
ユーザは、登録用パスワードを録画機器4−1に送信することにより、録画機器4−1を被制御機器としてDAPサーバ3に登録することが可能になる。
例えば、ユーザが自宅にいるときに、モバイル機器1の赤外線信号の出力部を録画機器4−1に向け、登録用パスワードの送信を指示したとき、矢印#5に示されるように、モバイル機器1は登録用パスワードを録画機器4−1に送信する。このとき、制御機器とサービスの組み合わせと、被制御機器の対応付けをDAPサーバ3に登録する上述した後者の処理が開始される。
録画機器4−1は、矢印#6に示されるように、登録用パスワードをDAPサーバ3に送信し、自身を被制御機器として登録することを要求する。
サービスサーバ2−1に発行した登録用パスワードと、録画機器4−1から送信された登録用パスワードが一致する場合、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1が提供するサービスとそれを利用するモバイル機器1の組合せを表すものとして登録しておいたIDと、録画機器4−1に対して割り当てたIDを対応付けて登録する。
DAPサーバ3は、録画機器4−1のIDの登録を完了したとき、矢印#7に示されるように登録用パスワードを受信したことに対する応答コマンドを録画機器4−1に送信する。
これにより、制御機器としてユーザが利用するモバイル機器1とそのモバイル機器1が受けるサービスの組合せと、被制御機器である録画機器4−1の対応関係がDAPサーバ3に登録されたことになる。
次に、図5のフローチャートを参照して、初期登録時の各機器の処理について説明する。
初期登録を開始することがユーザにより指示されたとき、ステップS1において、モバイル機器1は、登録要求をサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS11において、サービスサーバ2−1は、モバイル機器1から送信された登録要求を受信し、受信した要求に含まれるユーザ識別情報を内部の記憶部に記憶する。
ステップS12において、サービスサーバ2−1は、記憶部に記憶されているサービスIDを含む制御機器・サービス管理ID取得要求をDAPサーバ3に送信する。制御機器・サービス管理IDは、それぞれのサービスサーバが提供するサービスとその提供を受ける制御機器の組み合わせに対してユニークに割り当てられるIDである。
ステップS21において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1から送信された制御機器・サービス管理ID取得要求を受信し、制御機器・サービス管理IDを新たに生成する。DAPサーバ3は、生成した制御機器・サービス管理IDを記憶部に記憶する。
ステップS22において、DAPサーバ3は、制御機器・サービス管理IDをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS13において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3から送信された制御機器・サービス管理IDを受信し、受信した制御機器・サービス管理IDを、モバイル機器1のユーザ識別情報と対応付けて記憶部に記憶する。
ステップS14において、サービスサーバ2−1は、登録用パスワード発行要求をDAPサーバ3に送信する。サービスサーバ2−1から送信される登録用パスワード発行要求には制御機器・サービス管理IDが含まれる。
ステップS23において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1から送信された要求を受信する。サービスサーバ2−1からの要求に含まれる制御機器・サービス管理IDが記憶部に既に記憶されているため、DAPサーバ3は、登録用パスワードを新たに生成する。
ステップS24において、DAPサーバ3は、登録用パスワードとその有効期限の情報をサービスサーバ2−1に送信するとともに、制御機器・サービス管理IDと対応付けて、登録用パスワードを記憶部に記憶する。
ステップS15において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3から送信された登録用パスワードと有効期限の情報を受信する。
ステップS16において、サービスサーバ2−1は、制御機器・サービス管理IDとともに、登録用パスワードと有効期限の情報をモバイル機器1に送信する。
ステップS2において、モバイル機器1は、サービスサーバ2−1から送信された情報を受信し、受信した制御機器・サービス管理ID、登録用パスワード、および有効期限の情報を内部の記憶部に記憶する。
登録用パスワードの送信がユーザにより指示されたとき、ステップS3において、モバイル機器1は、DAPサーバ3から発行された登録用パスワードを赤外線による通信によって録画機器4−1に送信する。赤外線による通信以外に、USBケーブルを介した通信、無線LAN(Local Area Network)による通信、非接触ICカード−リーダライタ間の通信などによって登録用パスワードが録画機器4−1に送信されるようにしてもよい。
ステップS31において、録画機器4−1は、モバイル機器1から送信された登録用パスワードを受信する。
ステップS32において、録画機器4−1は、モバイル機器1から送信された登録用パスワードを含む登録要求を、常時セッションを介してDAPサーバ3に送信する。
ステップS25において、DAPサーバ3は、録画機器4−1からの要求を受信し、受信した要求に含まれる登録用パスワードが記憶部に登録されているものと一致するか否かのチェックと、登録用パスワードの有効期限のチェックを行う。
登録用パスワードが記憶部に登録されているものと一致し、かつ、登録用パスワードの有効期限が切れていないことを確認した場合、DAPサーバ3は、録画機器4−1から送信された登録用パスワードと対応付けて登録している制御機器・サービス管理IDに対して、録画機器4−1の被制御機器IDを関連付ける。被制御機器IDは、それぞれの被制御機器にDAPサーバ3内でユニークに割り当てられる識別情報である。
これにより、制御機器・サービス管理IDと、録画機器4−1に対して割り当てられた被制御機器IDが関連付けられた状態になる。DAPサーバ3は、制御機器・サービス管理IDに基づいて、制御対象となる被制御機器を識別することが可能となる。
なお、1つの制御機器・サービス管理IDに対して複数の被制御機器IDが関連付けられるようにしてもよいし、複数の制御機器・サービス管理IDが1つの被制御機器IDに関連付けられるようにしてもよい。
ステップS26において、DAPサーバ3は、登録用パスワードを受信したことに対する応答コマンドを録画機器4−1に送信する。
ステップS33において、録画機器4−1はDAPサーバ3からの通知を受信する。
ステップS27において、DAPサーバ3は、初期登録が完了したことをサービスサーバ2−1に通知する。
ステップS17において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3からの通知を受信し、ステップS18において、応答コマンドをDAPサーバ3に送信する。
ステップS28において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1から送信された応答コマンドを受信し、初期登録処理を終了させる。初期登録処理が終了した後、DAPサーバ3と録画機器4−1の間では常時セッションが確立される。
以上の処理により、ユーザは、制御対象とする録画機器4−1に登録用パスワードを送信するだけで、録画機器4−1の情報をDAPサーバ3に登録することができる。
次に、ダイレクトアクセスを利用して行われるリモート録画予約について説明する。
図6は、リモート録画予約の全体的な流れを示す図である。詳細についてはフローチャートを参照して後述する。
リモート録画予約は、例えば、モバイル機器1のディスプレイに表示される番組表からユーザが所定のコンテンツを選択し、その録画予約を録画機器4−1に設定することを指示したときに開始される。DAPサーバ3と録画機器4−1の間では常時セッションが確立されているものとする。
録画予約を設定することが指示されたとき、図6の矢印#1に示されるように、モバイル機器1は、リモート録画予約の要求をサービスサーバ2−1に送信する。モバイル機器1からの要求には、録画の対象とするコンテンツの情報が含まれる。
モバイル機器1からの要求を受信したとき、矢印#2に示されるように、サービスサーバ2−1は、録画予約を開始することの要求をDAPサーバ3に送信する。この要求に応じて、ダイレクトアクセスを行うために必要になる情報を取得することがDAPサーバ3により行われる。
サービスサーバ2−1からの要求を受信したとき、矢印#3に示されるように、DAPサーバ3は、録画予約を開始することの要求を録画機器4−1に送信する。
DAPサーバ3からの要求に応じて、録画機器4−1は、サービスサーバ2−1によるダイレクトアクセスを受けるための各種の設定を行う。設定が完了したとき、録画機器4−1は、矢印#4に示されるように、ダイレクトアクセス用として割り当てたURLなどのアクセス先の情報をDAPサーバ3に送信する。
アクセス先の情報は、矢印#5に示されるようにDAPサーバ3からサービスサーバ2−1に送信される。
アクセス先の情報を受信したとき、サービスサーバ2−1は、矢印#6に示されるように、アクセス先の情報に基づいて録画機器4−1にダイレクトアクセスを行い、録画予約の設定を指示する。
録画予約の設定が完了したとき、録画機器4−1は、矢印#7に示されるように、録画予約の設定が完了したことを処理結果としてサービスサーバ2−1に通知する。
サービスサーバ2−1は、録画機器4−1からの通知を矢印#8に示されるようにモバイル機器1に送信し、録画予約の設定が完了したことを通知する。
次に、図7のフローチャートを参照して、リモート録画予約時の各機器の処理について説明する。
リモート録画予約を行うことがユーザにより指示された場合、ステップS41において、モバイル機器1は、被制御機器リストの取得要求をサービスサーバ2−1に送信する。この要求には、初期登録時にサービスサーバ2−1から送信された制御機器・サービス管理IDが含まれる。
ステップS51において、サービスサーバ2−1は、モバイル機器1からの要求を受信する。
ステップS52において、サービスサーバ2−1は、被制御機器リストの取得要求をDAPサーバ3に送信する。被制御機器リストの取得要求には制御機器・サービス管理IDが含まれる。
ステップS71において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1からの要求を受信し、受信した要求に含まれる制御機器・サービス管理IDと対応付けて登録している被制御機器IDを取得する。初期登録が行われている場合、DAPサーバ3の記憶部には、制御機器・サービス管理IDが、被制御機器である録画機器4−1の被制御機器IDと対応付けて記憶されている。
また、初期登録時に、機器A、機器Bなどの、被制御機器の名前も登録されている場合、DAPサーバ3は、特定した被制御機器の機器名も取得する。
ステップS72において、DAPサーバ3は、モバイル機器1から制御可能な被制御機器のリストである被制御機器リストを生成し、生成した被制御機器リストをサービスサーバ2−1に送信する。被制御機器リストには、それぞれの被制御機器の名前と被制御機器IDが含まれる。
ステップS53において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3から送信された被制御機器リストを受信し、ステップS54において、被制御機器リストをモバイル機器1に送信する。
ステップS42において、モバイル機器1は、サービスサーバ2−1から送信された被制御機器リストを受信し、被制御機器リストに基づいて、被制御機器の一覧をディスプレイに表示する。ユーザは、一覧に表示される機器の中から、リモート録画予約を設定する機器として録画機器4−1を選択することができる。
録画の対象とするコンテンツが番組表から選択され、録画予約の設定先となる被制御機器が選択された場合、ステップS43において、モバイル機器1は、リモート録画予約の要求をサービスサーバ2−1に送信する。モバイル機器1からの要求には、制御機器・サービス管理ID、録画予約の設定先となる録画機器4−1を指定する被制御機器ID、予約情報が含まれる。予約情報には、録画の対象とするコンテンツの識別情報、チャンネル番号、放送日時などの情報が含まれる。
ステップS55において、サービスサーバ2−1は、モバイル機器1から送信されたリモート録画予約の要求を受信する。
ステップS56において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスの開始の要求をDAPサーバ3に送信する。サービスサーバ2−1からの要求には、モバイル機器1から送信された制御機器・サービス管理ID、被制御機器IDが含まれる。
ステップS73において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1からの要求を受信する。
ステップS74において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1から送信された被制御機器IDに基づいて、ダイレクトアクセスの対象となる機器が録画機器4−1であることを認識する。DAPサーバ3は、録画機器4−1との間で確立されている常時セッションを介して、ダイレクトアクセスURLの取得を録画機器4−1に対して要求する。
ダイレクトアクセスURLは、ダイレクトアクセスを受けるために録画機器4−1が自身に割り当てたURLである。このダイレクトアクセスURLが、サービスサーバ2−1から録画機器4−1にダイレクトアクセスを行うために必要なアクセス先の情報となる。
ステップS91において、録画機器4−1は、DAPサーバ3から送信された要求を受信し、ダイレクトアクセスを受けるための設定を行う。例えば、録画機器4−1は、ダイレクトアクセスを受けるためのローカルポートの開放を自宅内にあるルータに要求したり、ダイレクトアクセスURLの割り当てを行ったりする。
ステップS92において、録画機器4−1は、ダイレクトアクセスURLをDAPサーバ3に送信する。
ステップS75において、DAPサーバ3は、ダイレクトアクセスURLを受信し、ステップS76において、それをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS57において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3から送信されたダイレクトアクセスURLを受信する。
ステップS58において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスURLに基づいて録画機器4−1にダイレクトアクセスを行い、モバイル機器1から送信された予約情報を送信することによってリモート録画予約を行う。
ステップS93において、録画機器4−1は、サービスサーバ2−1から送信された予約情報に基づいて、ユーザにより選択されたコンテンツを対象とする録画予約を設定する。
録画予約の設定が完了したとき、ステップS94において、録画機器4−1は、リモート録画予約が完了したことをサービスサーバ2−1に通知する。
ステップS59において、サービスサーバ2−1は、録画機器4−1からの通知を受信し、ステップS60において、リモート録画予約が完了したことをモバイル機器1に通知する。
ステップS44において、モバイル機器1は、サービスサーバ2−1から送信された通知を受信する。
以上の処理により、ユーザは、モバイル機器1を用いて、録画機器4−1に録画予約を設定することができる。
次に、図8のフローチャートを参照して、予約リスト統合時の各機器の処理について説明する。
録画予約の一覧を表示することがユーザにより指示されたとき、ステップS101において、モバイル機器1は、予約リストの取得要求をサービスサーバ2−1に送信する。この要求には制御機器・サービス管理IDが含まれる。
ステップS111において、サービスサーバ2−1は、モバイル機器1からの要求を受信する。
ステップS112において、サービスサーバ2−1は、被制御機器リストの取得要求をDAPサーバ3に送信する。被制御機器リストの取得要求には制御機器・サービス管理IDが含まれる。
ステップS131において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1からの要求を受信し、受信した要求に含まれる制御機器・サービス管理IDと対応付けて登録している被制御機器IDを取得する。録画機器4−1、録画機器4−2の他に、録画機器4−3の初期登録も行われている場合、DAPサーバ3の記憶部には、それらの被制御機器IDが制御機器・サービス管理IDと対応付けて記憶されている。
また、被制御機器の名前も初期登録時に登録されている場合、DAPサーバ3は被制御機器の機器名も取得する。
ステップS132において、DAPサーバ3は被制御機器リストを生成し、生成した被制御機器リストをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS113において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3から送信された被制御機器リストを受信する。
ステップS114において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスの開始の要求をDAPサーバ3に送信する。サービスサーバ2−1からの要求には、制御機器・サービス管理IDと、被制御機器リストに記述されている、予約リストを管理している被制御機器の被制御機器IDが含まれる。例えば、予約リストに被制御機器IDが記述されている録画機器4−1乃至4−3のうち、録画機器4−1から順に1つの機器が注目され、注目された機器の被制御機器IDが要求に含まれる。
ステップS133において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1からの要求を受信する。
ステップS134において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1から送信された被制御機器IDに基づいて、まず、ダイレクトアクセスの対象となる機器が録画機器4−1であることを認識する。DAPサーバ3は、録画機器4−1との間で確立されている常時セッションを介して、ダイレクトアクセスURLの取得を録画機器4−1に対して要求する。
ステップS151において、録画機器4−1は、DAPサーバ3から送信された要求を受信し、ダイレクトアクセスを受けるための設定を行う。
ステップS152において、録画機器4−1は、ダイレクトアクセスURLをDAPサーバ3に送信する。
ステップS135において、DAPサーバ3は、ダイレクトアクセスURLを受信し、ステップS136において、それをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS115において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3から送信されたダイレクトアクセスURLを受信する。
ステップS116において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスURLに基づいて録画機器4−1にダイレクトアクセスを行い、予約リストの取得の要求を録画機器4−1に送信する。
ステップS153において、録画機器4−1は、サービスサーバ2−1からの要求に応じて、自身が管理している予約リストを記憶部から読み出す。
ステップS154において、録画機器4−1は、記憶部から読み出した予約リストをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS117において、サービスサーバ2−1は、録画機器4−1から送信された予約リストを受信する。これにより、ダイレクトアクセスを利用して、録画機器4−1において管理されている予約リストがサービスサーバ2−1により取得された状態になる。
録画機器4−1に対するダイレクトアクセスが終了したとき、同様の処理が、録画機器4−2を対象として行われる。
すなわち、サービスサーバ2−1においては、ステップS114乃至S117と同様の処理が録画機器4−2を対象として行われ、録画機器4−2を対象とするダイレクトアクセスの要求がDAPサーバ3に対して送信される。
DAPサーバ3においては、サービスサーバ2−1からの要求に応じて、ステップS133乃至S136と同様の処理が行われ、録画機器4−2のダイレクトアクセスURLが取得される。取得されたダイレクトアクセスURLはDAPサーバ3からサービスサーバ2−1に対して送信され、送信されたダイレクトアクセスURLに基づいて、サービスサーバ2−1から録画機器4−2に対してダイレクトアクセスが行われる。ダイレクトアクセスを利用した要求により、録画機器4−2において管理されている予約リストがサービスサーバ2−1により取得される。
録画機器4−2に対するダイレクトアクセスが終了したとき、サービスサーバ2−1においては、録画機器4−3を対象とするダイレクトアクセスの要求がDAPサーバ3に対して送信される。
DAPサーバ3においては、サービスサーバ2−1からの要求に応じて、録画機器4−3のダイレクトアクセスURLが取得される。取得されたダイレクトアクセスURLはDAPサーバ3からサービスサーバ2−1に対して送信され、送信されたダイレクトアクセスURLに基づいて、サービスサーバ2−1から録画機器4−3に対してダイレクトアクセスが行われる。ダイレクトアクセスを利用した要求により、録画機器4−3において管理されている予約リストがサービスサーバ2−1により取得される。
これにより、録画機器4−1乃至4−3においてそれぞれ管理されている予約リストがサービスサーバ2−1により取得された状態になる。
ステップS118において、サービスサーバ2−1は、全ての被制御機器分の予約リストをモバイル機器1に送信する。
ステップS102において、モバイル機器1は、サービスサーバ2−1から送信された予約リストを受信し、ステップS103において、内部の記憶部から読み出すことによって、自身が管理している予約リストを取得する。
ステップS104において、モバイル機器1は、録画機器4−1乃至4−3の予約リストと、自身が管理している予約リストを統合し、統合した予約リストに基づいて、それぞれの機器に設定されている録画予約の一覧画面をディスプレイに表示させる。
ユーザは、図3に示されるような一覧画面から録画予約を見直し、必要に応じて、コンテンツの記録場所を変更することができる。
次に、図9のフローチャートを参照して、録画の対象になっているコンテンツの記録場所を、モバイル機器1から録画機器4−1に変更する場合の各機器の処理について説明する。
この処理は、図3の録画予約の一覧画面において、あるコンテンツの記録場所が「自端末」から「機器A」に変更され、更新ボタンb2が押されたときに開始される。
コンテンツの記録場所を「自端末」とする録画予約はモバイル機器1に設定された録画予約であるから、はじめに、モバイル機器1からこの録画予約を削除することが行われる。録画予約が削除された後、記録場所として新たに指定された録画機器4−1に対して、同じコンテンツを対象として録画予約を設定することが行われる。
ステップS161において、モバイル機器1は、自身が管理している予約リストから、記録場所の変更が指示された録画予約の記述を削除する。
ステップS162以降の処理は、図7を参照して説明したリモート録画予約の処理と同様の処理である。
ステップS162において、モバイル機器1は、リモート録画予約の要求をサービスサーバ2−1に送信する。モバイル機器1からの要求には、制御機器・サービス管理ID、録画予約の設定先となる録画機器4−1の被制御機器ID、予約情報が含まれる。予約情報には、ステップS161において削除された録画予約の内容と同じ内容が含まれる。
ステップS171において、サービスサーバ2−1は、モバイル機器1から送信されたリモート録画予約の要求を受信する。
ステップS172において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスの開始の要求をDAPサーバ3に送信する。サービスサーバ2−1からの要求には、モバイル機器1から送信された制御機器・サービス管理ID、被制御機器IDが含まれる。
ステップS191において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1からの要求を受信する。
ステップS192において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1から送信された被制御機器IDに基づいて、ダイレクトアクセスの対象となる機器が録画機器4−1であることを認識する。DAPサーバ3は、録画機器4−1との間で確立されている常時セッションを介して、ダイレクトアクセスURLの取得を録画機器4−1に対して要求する。
ステップS201において、録画機器4−1は、DAPサーバ3から送信された要求を受信し、ダイレクトアクセスを受けるための設定を行う。
ステップS202において、録画機器4−1は、ダイレクトアクセスURLをDAPサーバ3に送信する。
ステップS193において、DAPサーバ3は、ダイレクトアクセスURLを受信し、ステップS194において、それをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS173において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3から送信されたダイレクトアクセスURLを受信する。
ステップS174において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスURLに基づいて録画機器4−1にダイレクトアクセスを行い、モバイル機器1から送信された予約情報を送信することによってリモート録画予約を行う。
ステップS203において、録画機器4−1は、サービスサーバ2−1から送信された予約情報に基づいて、モバイル機器1に設定されていた録画予約が対象としていたコンテンツと同じコンテンツを対象とする録画予約を設定する。
録画予約の設定が完了したとき、ステップS204において、録画機器4−1は、リモート録画予約が完了したことをサービスサーバ2−1に通知する。
ステップS175において、サービスサーバ2−1は、録画機器4−1からの通知を受信し、ステップS176において、リモート録画予約が完了したことをモバイル機器1に通知する。
ステップS163において、モバイル機器1は、サービスサーバ2−1から送信された通知を受信する。
以上の処理により、ユーザは、モバイル機器1に録画を行わせるつもりであったコンテンツの録画を録画機器4−1に行わせることができる。
次に、図10のフローチャートを参照して、録画の対象になっているコンテンツの記録場所を、録画機器4−1からモバイル機器1に変更する場合の各機器の処理について説明する。
この処理は、図3の録画予約の一覧画面において、あるコンテンツの記録場所が「機器A」から「自端末」に変更され、更新ボタンb2が押されたときに開始される。
コンテンツの記録場所を「機器A」とする録画予約は録画機器4−1に設定された録画予約であるから、はじめに、録画機器4−1からこの録画予約を削除することが行われる。録画予約が削除された後、記録場所として新たに指定されたモバイル機器1に対して、同じコンテンツを対象とした録画予約を設定することが行われる。
ステップS211において、モバイル機器1は、リモート録画予約の削除の要求をサービスサーバ2−1に送信する。モバイル機器1からの要求には、制御機器・サービス管理ID、削除対象の録画予約が設定されている録画機器4−1の被制御機器ID、予約情報が含まれる。予約情報には、削除する録画予約の内容が含まれる。
ステップS221において、サービスサーバ2−1は、モバイル機器1から送信されたリモート録画予約の削除の要求を受信する。
ステップS222において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスの開始の要求をDAPサーバ3に送信する。サービスサーバ2−1からの要求には、モバイル機器1から送信された制御機器・サービス管理ID、被制御機器IDが含まれる。
ステップS241において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1からの要求を受信する。
ステップS242において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1から送信された被制御機器IDに基づいて、ダイレクトアクセスの対象となる機器が録画機器4−1であることを認識する。DAPサーバ3は、録画機器4−1との間で確立されている常時セッションを介して、ダイレクトアクセスURLの取得を録画機器4−1に対して要求する。
ステップS251において、録画機器4−1は、DAPサーバ3から送信された要求を受信し、ダイレクトアクセスを受けるための設定を行う。
ステップS252において、録画機器4−1は、ダイレクトアクセスURLをDAPサーバ3に送信する。
ステップS243において、DAPサーバ3は、ダイレクトアクセスURLを受信し、ステップS244において、それをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS223において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3から送信されたダイレクトアクセスURLを受信する。
ステップS224において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスURLに基づいて録画機器4−1にダイレクトアクセスを行い、モバイル機器1から送信された予約情報を送信することによって、録画予約の削除を指示する。
ステップS253において、録画機器4−1は、サービスサーバ2−1から送信された予約情報に基づいて、削除することが指示された録画予約を削除する。
録画予約を削除したとき、ステップS254において、録画機器4−1は、録画予約を削除したことをサービスサーバ2−1に通知する。
ステップS225において、サービスサーバ2−1は、録画機器4−1からの通知を受信し、ステップS226において、録画予約を削除したことをモバイル機器1に通知する。
ステップS212において、モバイル機器1は、サービスサーバ2−1から送信された通知を受信する。
ステップS213において、モバイル機器1は、録画機器4−1に設定されていた録画予約が対象としていたコンテンツと同じコンテンツを対象とする録画予約を設定する。
以上の処理により、ユーザは、録画機器4−1に録画を行わせるつもりであったコンテンツの録画をモバイル機器1に行わせることができる。
次に、図11のフローチャートを参照して、録画の対象になっているコンテンツの記録場所を、録画機器4−1から録画機器4−2に変更する場合の各機器の処理について説明する。
この処理は、図3の録画予約の一覧画面において、あるコンテンツの記録場所が「機器A」から「機器B」に変更され、更新ボタンb2が押されたときに開始される。
コンテンツの記録場所を「機器A」とする録画予約は録画機器4−1に設定された録画予約であるから、はじめに、録画機器4−1からこの録画予約を削除することが行われる。録画予約が削除された後、記録場所として新たに指定された録画機器4−2に対して、同じコンテンツを対象とした録画予約を設定することが行われる。
すなわち、この処理は、ダイレクトアクセスを利用して被制御機器から録画予約を削除する処理と、ダイレクトアクセスを利用して被制御機器に録画予約を設定する処理を組み合わせた処理となる。
録画機器4−1に設定されている録画予約を削除する処理は、ステップS213の処理を除く、図10の処理と同様の処理である。
ステップS261において、モバイル機器1は、リモート録画予約の削除の要求をサービスサーバ2−1に送信する。モバイル機器1からの要求には、制御機器・サービス管理ID、削除対象の録画予約が設定されている録画機器4−1の被制御機器ID、予約情報が含まれる。予約情報には、削除する録画予約の内容が含まれる。
ステップS271において、サービスサーバ2−1は、モバイル機器1から送信されたリモート録画予約の削除の要求を受信する。
ステップS272において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスの開始の要求をDAPサーバ3に送信する。サービスサーバ2−1からの要求には、モバイル機器1から送信された制御機器・サービス管理ID、被制御機器IDが含まれる。
ステップS291において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1からの要求を受信する。
ステップS292において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1から送信された被制御機器IDに基づいて、ダイレクトアクセスの対象となる機器が録画機器4−1であることを認識する。DAPサーバ3は、録画機器4−1との間で確立されている常時セッションを介して、ダイレクトアクセスURLの取得を録画機器4−1に対して要求する。
ステップS311において、録画機器4−1は、DAPサーバ3から送信された要求を受信し、ダイレクトアクセスを受けるための設定を行う。
ステップS312において、録画機器4−1は、ダイレクトアクセスURLをDAPサーバ3に送信する。
ステップS293において、DAPサーバ3は、ダイレクトアクセスURLを受信し、ステップS294において、それをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS273において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3から送信されたダイレクトアクセスURLを受信する。
ステップS274において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスURLに基づいて録画機器4−1にダイレクトアクセスを行い、モバイル機器1から送信された予約情報を送信することによって、録画予約の削除を指示する。
ステップS313において、録画機器4−1は、サービスサーバ2−1から送信された予約情報に基づいて、削除することが指示された録画予約を削除する。
録画予約を削除したとき、ステップS314において、録画機器4−1は、録画予約を削除したことをサービスサーバ2−1に通知する。
ステップS275において、サービスサーバ2−1は、録画機器4−1からの通知を受信し、ステップS276において、録画予約を削除したことをモバイル機器1に通知する。
ステップS262において、モバイル機器1は、サービスサーバ2−1から送信された通知を受信する。
録画機器4−2に録画予約を設定する処理は、ステップS161の処理を除く、図9の処理と同様の処理である。
ステップS263において、モバイル機器1は、リモート録画予約の要求をサービスサーバ2−1に送信する。モバイル機器1からの要求には、制御機器・サービス管理ID、録画予約の設定先となる録画機器4−2の被制御機器ID、予約情報が含まれる。予約情報には、録画機器4−1から削除した録画予約の内容と同じ内容が含まれる。
ステップS277において、サービスサーバ2−1は、モバイル機器1から送信されたリモート録画予約の要求を受信する。
ステップS278において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスの開始の要求をDAPサーバ3に送信する。サービスサーバ2−1からの要求には、モバイル機器1から送信された制御機器・サービス管理ID、被制御機器IDが含まれる。
ステップS295において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1からの要求を受信する。
ステップS296において、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1から送信された被制御機器IDに基づいて、ダイレクトアクセスの対象となる機器が録画機器4−2であることを認識する。DAPサーバ3は、録画機器4−2との間で確立されている常時セッションを介して、ダイレクトアクセスURLの取得を録画機器4−2に対して要求する。
ステップS321において、録画機器4−2は、DAPサーバ3から送信された要求を受信し、ダイレクトアクセスを受けるための設定を行う。
ステップS322において、録画機器4−2は、ダイレクトアクセスURLをDAPサーバ3に送信する。
ステップS297において、DAPサーバ3は、ダイレクトアクセスURLを受信し、ステップS298において、それをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS279において、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ3から送信されたダイレクトアクセスURLを受信する。
ステップS280において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセスURLに基づいて録画機器4−2にダイレクトアクセスを行い、モバイル機器1から送信された予約情報を送信することによってリモート録画予約を行う。
ステップS323において、録画機器4−2は、サービスサーバ2−1から送信された予約情報に基づいて、録画機器4−1に設定されていた録画予約が対象としていたコンテンツと同じコンテンツを対象とした録画予約を設定する。
録画予約の設定が完了したとき、ステップS324において、録画機器4−2は、録画予約の設定が完了したことをサービスサーバ2−1に通知する。
ステップS281において、サービスサーバ2−1は、録画機器4−2からの通知を受信し、ステップS282において、録画予約の設定が完了したことをモバイル機器1に通知する。
ステップS264において、モバイル機器1は、サービスサーバ2−1から送信された通知を受信する。
以上の処理により、ユーザは、録画機器4−1に録画を行わせるつもりであったコンテンツの録画を録画機器4−2に行わせることができる。
以上においては、録画の対象になっているコンテンツの記録場所を変更するとき、先に、変更元の機器に設定されている録画予約を削除し、その後、変更先の機器に対して録画予約を設定するものとしたが、変更先の機器に対して録画予約を設定してから、変更元の機器に設定されている録画予約を削除するようにしてもよい。
また、以上においては、放送コンテンツを対象とした場合の処理について説明したが、対象となるコンテンツは、インターネットを介して提供されるダウンロードコンテンツやストリーミングコンテンツであってもよい。ダウンロードコンテンツなどを対象とした場合も同様に、コンテンツの予約リストを統合させる処理や、記録場所の機器を変更する処理などが行われる。
当然、放送コンテンツを対象とした予約リストと、ダウンロードコンテンツやストリーミングコンテンツを対象とした予約リストを統合し、録画予約の一覧画面を表示させるような処理が行われるようにしてもよい。
次に、各機器の構成について説明する。
図12は、モバイル機器1のハードウエア構成の一部の例を示すブロック図である。
モバイル機器1がワンセグ放送対応の携帯電話機である場合、モバイル機器1には、通話機能を実現する構成やワンセグ放送の受信、録画機能を実現する構成のほかに、図12に示されるような構成も設けられる。
CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13は、バス14により相互に接続される。
バス14には、さらに、入出力インタフェース15が接続される。入出力インタフェース15には、テンキー、十字キー、各種の項目を選択するときに操作される決定ボタンなどよりなる入力部16、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ17、不揮発性のメモリなどよりなる記憶部18、サービスサーバ2−1との間で通信を行う通信部19、メモリカードなどのリムーバブルメディア21を駆動するドライブ20が接続される。
モバイル機器1においては、ROM12や記憶部18に記憶されているプログラムがCPU11により実行されることによって上述したような一連の処理が行われる。
図12に示されるような構成と同じ構成をサービスサーバ2−1、DAPサーバ3、録画機器4−1等も有している。
図13は、モバイル機器1の機能構成例を示すブロック図である。図13に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図12のCPU11により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
図13に示されるように、モバイル機器1は、サービスサーバ通信部31、録画管理部32、予約リスト保存領域33、予約リスト統合部34、および表示制御部35から構成される。
サービスサーバ通信部31は、サービスサーバ2−1と通信を行い、リモート録画予約の要求や、被制御機器において管理されている予約リストを取得することの要求などの各種の要求を送信する。
また、サービスサーバ通信部31は、要求に応じてサービスサーバ2−1から送信された情報を受信する。例えば、被制御機器において管理されている予約リストがサービスサーバ2−1から送信された場合、サービスサーバ通信部31は、予約リストを受信し、取得した予約リストを予約リスト統合部34に出力する。
録画管理部32は、録画予約の内容を予約リスト保存領域33に記憶されている予約リストに記述し、録画予約を管理する。録画管理部32は、録画の対象になっているコンテンツの放送が開始されたとき、図示せぬ録画部を制御し、予約リストに記述されている内容に従って録画を行わせる。
録画管理部32は、入力部16に対するユーザの入力に応じて録画予約を設定したり、図3に示されるような録画予約の一覧画面を表示することが指示されたとき、予約リスト保存領域33から予約リストを読み出し、読み出した予約リストを予約リスト統合部34に出力したりする。
また、録画管理部32は、録画予約の一覧画面から、コンテンツの記録場所をモバイル機器1から他の機器に変更することが指示された場合、そのコンテンツを対象とする録画予約を予約リストから削除するとともに、削除した録画予約の内容を含む予約情報をサービスサーバ通信部31に出力する。この予約情報に基づいて、記録場所の変更先となる機器に対して録画予約が設定される。
予約リスト保存領域33は記憶部18に形成される領域であり、予約リストを記憶する。
予約リスト統合部34は、サービスサーバ通信部31から供給された予約リストと、録画管理部32から供給された予約リストを統合し、統合した予約リストを表示制御部35に出力する。
表示制御部35は、予約リスト統合部34から供給された予約リストに基づいて録画予約の一覧画面をディスプレイ17に表示させる。
図14は、サービスサーバ2−1の機能構成例を示すブロック図である。図14に示す機能部のうちの少なくとも一部は、サービスサーバ2−1のCPUにより所定のプログラムが実行されることによって実現される。
図14に示されるように、サービスサーバ2−1は、DAPサーバ通信部41、制御機器通信部42、およびダイレクトアクセス処理部43から構成される。
DAPサーバ通信部41はDAPサーバ3と通信を行い、例えば、被制御機器リストをDAPサーバ3に要求する。DAPサーバ通信部41は、DAPサーバ3から送信された被制御機器リストなどの情報を受信し、受信した情報を制御機器通信部42に出力する。
制御機器通信部42は、制御機器であるモバイル機器1と通信を行い、DAPサーバ通信部41から供給された被制御機器リストをモバイル機器1に送信したり、モバイル機器1からの各種の要求を受信したりする。
制御機器通信部42は、モバイル機器1からの要求に応じてダイレクトアクセス処理部43にダイレクトアクセスを行わせ、ダイレクトアクセス処理部43において被制御機器から取得された予約リストをモバイル機器1に送信する。
ダイレクトアクセス処理部43は、録画機器4−1に対してダイレクトアクセスを行うとき、DAPサーバ3に問い合わせることによって、ダイレクトアクセスを行うために必要な情報を取得する。ダイレクトアクセス処理部43は、取得した情報に基づいて録画機器4−1にダイレクトアクセスを行い、ユーザによる指示に応じた処理を録画機器4−1に行わせる。
図15は、DAPサーバ3の機能構成例を示すブロック図である。図15に示す機能部のうちの少なくとも一部は、DAPサーバ3のCPUにより所定のプログラムが実行されることによって実現される。
図15に示されるように、DAPサーバ3は、被制御機器通信部51、情報管理部52、記憶部53、およびサービスサーバ通信部54から構成される。
被制御機器通信部51は、録画機器4−1との間で常時セッションを確立し、録画機器4−1と通信を行う。また、被制御機器通信部51は、初期登録時、録画機器4−1から送信された登録用パスワードなどの情報を受信し、受信した登録用パスワードを情報管理部52に出力する。
情報管理部52は、登録用パスワード、制御機器・サービス管理ID、被制御機器IDを生成し、生成したそれらの情報をサービスサーバ通信部54に出力してサービスサーバ2−1に送信させるとともに、記憶部53に記憶させて管理する。情報管理部52は、初期登録時、被制御機器通信部51から供給された登録用パスワードが、記憶部53に記憶させていたものと一致するか否かを判断し、被制御機器の正当性の認証を行ったりもする。
また、情報管理部52は、ダイレクトアクセスの開始の要求がサービスサーバ2−1から送信され、サービスサーバ通信部54を介して供給されたとき、被制御機器通信部51を制御して録画機器4−1にアクセスし、各種の設定を行わせる。情報管理部52は、各種の設定を行わせることによって取得された、ダイレクトアクセスを行うために必要な情報をサービスサーバ通信部54に出力し、サービスサーバ2−1に送信させる。
サービスサーバ通信部54は、サービスサーバ2−1と通信を行い、例えば、ダイレクトアクセスの開始がサービスサーバ2−1から要求されたとき、その要求を情報管理部52に出力する。サービスサーバ通信部54は、ダイレクトアクセスを行うために必要な情報が情報管理部52により取得され、情報管理部52から供給されたとき、その情報をサービスサーバ2−1に送信する。
図16は、録画機器4−1の機能構成例を示すブロック図である。図16に示す機能部のうちの少なくとも一部は、録画機器4−1のCPUにより所定のプログラムが実行されることによって実現される。
図16に示されるように、録画機器4−1は、ダイレクトアクセス受付部61、録画管理部62、予約リスト保存領域63、およびDAPサーバ通信部64から構成される。
ダイレクトアクセス受付部61は、サービスサーバ2−1からのダイレクトアクセスを受け付け、ダイレクトアクセスによって行われるサービスサーバ2−1からの要求を録画管理部62に通知する。例えば、ダイレクトアクセス受付部61は、予約リストの読み出しが要求されたとき、録画予約の設定または削除が要求されたとき、そのことを録画管理部62に通知する。
また、ダイレクトアクセス受付部61は、録画管理部62から供給された予約リストをサービスサーバ2−1に送信したり、録画管理部62により行われた録画予約の設定または削除の結果をサービスサーバ2−1に通知したりする。
録画管理部62は、録画予約の内容を予約リスト保存領域63に記憶されている予約リストに記述して録画予約を管理する。録画管理部62は、録画の対象になっているコンテンツの放送が開始されたとき、図示せぬ録画部を制御し、予約リストに記述されている内容に従って録画を行わせる。
DAPサーバ通信部64は、DAPサーバ3との間で常時セッションを確立し、DAPサーバ3と通信を行う。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールされる。
インストールされるプログラムは、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)や半導体メモリなどよりなる図12に示されるリムーバブルメディア21に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。プログラムは、ROM12や記憶部18に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 予約リストの統合の全体的な流れを示す図である。 録画予約の一覧画面の例を示す図である。 初期登録の全体的な流れを示す図である。 初期登録時の各機器の処理について説明するフローチャートである。 リモート録画予約の全体的な流れを示す図である。 リモート録画予約時の各機器の処理について説明するフローチャートである。 予約リスト統合時の各機器の処理について説明するフローチャートである。 コンテンツの記録場所を変更する場合の各機器の処理について説明するフローチャートである。 コンテンツの記録場所を変更する場合の各機器の他の処理について説明するフローチャートである。 コンテンツの記録場所を変更する場合の各機器のさらに他の処理について説明するフローチャートである。 モバイル機器のハードウエア構成の一部の例を示すブロック図である。 モバイル機器の機能構成例を示すブロック図である。 サービスサーバの機能構成例を示すブロック図である。 DAPサーバの機能構成例を示すブロック図である。 録画機器の機能構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 モバイル機器, 2−1,2−2 サービスサーバ, 3 DAPサーバ, 4 録画機器, 31 サービスサーバ通信部, 32 録画管理部, 33 予約リスト保存領域, 34 予約リスト統合部, 35 表示制御部

Claims (5)

  1. 被制御機器としての録画機器との間でネットワークを介して常時接続を行っている情報管理装置に接続される情報処理装置とネットワークを介して接続される携帯機器において、
    自機器の識別情報である第1の識別情報を前記情報処理装置に送信することによって前記録画機器の登録を要求し、要求に応じて、前記情報管理装置により生成され、前記情報処理装置を介して送信されてきた、前記情報処理装置により提供されるサービスと制御機器としての自機器との組み合わせを表す第2の識別情報と登録用パスワードとを受信する通信手段と、
    前記登録用パスワードを近距離の通信によって前記録画機器に送信する送信手段と、
    録画予約を設定する設定手段と、
    録画予約の一覧を表示することが指示されたとき、前記第2の識別情報を前記情報処理装置に送信して、前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報を前記情報処理装置に対して要求し、前記第2の識別情報と対応付けて前記情報管理装置に登録されている複数の前記録画機器から前記情報処理装置により取得され、まとめて送信されてきた複数の前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報を受信して取得する取得手段と、
    前記設定手段により自機器に設定されている録画予約と、前記取得手段により取得された情報により表される前記録画機器に設定されている録画予約を統合する統合手段と、
    前記統合手段により統合された録画予約に基づいて、自機器に設定されている録画予約の内容と前記録画機器に設定されている録画予約の内容を、それぞれの録画予約に従って録画が行われたときのコンテンツの記録場所が、自機器の記録媒体であるのか、前記録画機器の記録媒体であるのかを表す情報とともに表示する表示制御手段と
    を備え
    前記送信手段により送信された前記登録用パスワードを受信した前記録画機器においては、前記登録用パスワードが前記情報管理装置に対して送信され、
    前記情報管理装置においては、前記録画機器から送信されてきた前記登録用パスワードとともに前記録画機器の登録が要求されたときに生成した前記第2の識別情報と、前記録画機器の識別情報である第3の識別情報とを対応付けることによって前記録画機器の登録が行われる
    携帯機器。
  2. 前記設定手段は、さらに、所定の録画予約に従って録画が行われたときのコンテンツの記録場所を自機器の記録媒体から前記録画機器の記録媒体に変更することが指示された場合、前記所定の録画予約を削除するとともに、前記所定の録画予約により録画の対象とされているコンテンツの録画予約を前記録画機器に設定することを前記情報処理装置に対して要求し、
    前記情報処理装置は、前記携帯機器からの要求があったとき、前記録画機器にアクセスすることによって、要求されたコンテンツの録画予約を前記録画機器に設定させる
    請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記設定手段は、さらに、所定の録画予約に従って録画が行われたときのコンテンツの記録場所を前記録画機器の記録媒体から自機器の記録媒体に変更することが指示された場合、前記所定の録画予約により録画の対象とされているコンテンツの録画予約を設定するとともに、前記所定の録画予約を前記録画機器から削除することを前記情報処理装置に対して要求し、
    前記情報処理装置は、前記携帯機器からの要求があったとき、前記録画機器にアクセスすることによって、要求されたコンテンツの録画予約を前記録画機器に削除させる
    請求項1に記載の携帯機器。
  4. 被制御機器としての録画機器との間でネットワークを介して常時接続を行っている情報管理装置に接続される情報処理装置とネットワークを介して接続される携帯機器の情報処理方法において、
    自機器の識別情報である第1の識別情報を前記情報処理装置に送信することによって前記録画機器の登録を要求し、要求に応じて、前記情報管理装置により生成され、前記情報処理装置を介して送信されてきた、前記情報処理装置により提供されるサービスと制御機器としての自機器との組み合わせを表す第2の識別情報と登録用パスワードとを受信し、
    前記登録用パスワードを近距離の通信によって前記録画機器に送信し、
    録画予約を設定し、
    録画予約の一覧を表示することが指示されたとき、前記第2の識別情報を前記情報処理装置に送信して、前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報を前記情報処理装置に対して要求し、前記第2の識別情報と対応付けて前記情報管理装置に登録されている複数の前記録画機器から前記情報処理装置により取得され、まとめて送信されてきた複数の前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報を受信して取得し、
    自機器に設定している録画予約と、取得した情報により表される前記録画機器に設定されている録画予約を統合し、
    統合した録画予約に基づいて、自機器に設定している録画予約の内容と前記録画機器に設定されている録画予約の内容を、それぞれの録画予約に従って録画が行われたときのコンテンツの記録場所が、自機器の記録媒体であるのか、前記録画機器の記録媒体であるのかを表す情報とともに表示する
    ステップを含み、
    送信した前記登録用パスワードを受信した前記録画機器においては、前記登録用パスワードが前記情報管理装置に対して送信され、
    前記情報管理装置においては、前記録画機器から送信されてきた前記登録用パスワードとともに前記録画機器の登録が要求されたときに生成した前記第2の識別情報と、前記録画機器の識別情報である第3の識別情報とを対応付けることによって前記録画機器の登録が行われる
    情報処理方法。
  5. 被制御機器としての録画機器との間でネットワークを介して常時接続を行っている情報管理装置に接続される情報処理装置とネットワークを介して接続される携帯機器の情報処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    自機器の識別情報である第1の識別情報を前記情報処理装置に送信することによって前記録画機器の登録を要求し、要求に応じて、前記情報管理装置により生成され、前記情報処理装置を介して送信されてきた、前記情報処理装置により提供されるサービスと制御機器としての自機器との組み合わせを表す第2の識別情報と登録用パスワードとを受信し、
    前記登録用パスワードを近距離の通信によって前記録画機器に送信し、
    録画予約を設定し、
    録画予約の一覧を表示することが指示されたとき、前記第2の識別情報を前記情報処理装置に送信して、前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報を前記情報処理装置に対して要求し、前記第2の識別情報と対応付けて前記情報管理装置に登録されている複数の前記録画機器から前記情報処理装置により取得され、まとめて送信されてきた複数の前記録画機器に設定されている録画予約の内容を表す情報を受信して取得し、
    自機器に設定している録画予約と、取得した情報により表される前記録画機器に設定されている録画予約を統合し、
    統合した録画予約に基づいて、自機器に設定している録画予約の内容と前記録画機器に設定されている録画予約の内容を、それぞれの録画予約に従って録画が行われたときのコンテンツの記録場所が、自機器の記録媒体であるのか、前記録画機器の記録媒体であるのかを表す情報とともに表示する
    ステップを含み、
    送信した前記登録用パスワードを受信した前記録画機器においては、前記登録用パスワードが前記情報管理装置に対して送信され、
    前記情報管理装置においては、前記録画機器から送信されてきた前記登録用パスワードとともに前記録画機器の登録が要求されたときに生成した前記第2の識別情報と、前記録画機器の識別情報である第3の識別情報とを対応付けることによって前記録画機器の登録が行われる
    プログラム。
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