JP2004248038A - ネットワーク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話がネットワーク装置にアクセスするだけで、ローカルネットに接続されたホームネットワーク機器の制御と情報表示を行えるようにする。
【解決手段】メールサーバ11がインターネット2又はローカルネット3に接続された携帯電話から電子メールを受信すると、メール情報解析部12がメールサーバの受信した電子メールの内容を解析し、その電子メールの内容又はタイトルを表示部13に表示させる。さらに、制御部15がメールサーバの受信した電子メールの内容に基づいて制御コマンドを生成し、その制御コマンドを用いてローカルネットに接続されたホームネットワーク機器の制御を行う。これにより、ネットワーク装置1cは、インターネットを介して携帯電話から受信した電子メールの内容を直接表示し、表示された電子メールの内容に基づいてローカルネットに接続されているホームネットワーク機器を制御することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】メールサーバ11がインターネット2又はローカルネット3に接続された携帯電話から電子メールを受信すると、メール情報解析部12がメールサーバの受信した電子メールの内容を解析し、その電子メールの内容又はタイトルを表示部13に表示させる。さらに、制御部15がメールサーバの受信した電子メールの内容に基づいて制御コマンドを生成し、その制御コマンドを用いてローカルネットに接続されたホームネットワーク機器の制御を行う。これにより、ネットワーク装置1cは、インターネットを介して携帯電話から受信した電子メールの内容を直接表示し、表示された電子メールの内容に基づいてローカルネットに接続されているホームネットワーク機器を制御することができる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータネットワークの標準的な使用形態であるインターネットとローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)に接続される中継機器であるネットワーク装置に関し、より詳細には、個々のネットワークを接続・中継するIP(Internet Protocol)技術によって、インターネットやLANに接続された各種端末機器の情報を表示したり、情報内容に従って各種端末機器の制御を行うネットワーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、インターネットやLANを介して送受信される電子メールの情報内容を表示したり確認したりするためには、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)などによって何らかの操作を行う必要がある。また、家庭内や会社内などに構築されたLANに接続された複数の端末機器に対してインターネットを介して外部からアクセスして制御する場合は、LANに接続されている複数の端末機器全てのURL(Uniform Resource Locators)をあらかじめ入手しておく必要がある。ところが、近年、LANに接続された複数の端末機器を一括して管理・制御する中継・接続機器としてゲートウェイ装置が普及している。このようなゲートウェイ装置は、自己に接続されている複数の端末機器のURLなどを一覧表示するので、他のネットワーク系に接続された端末機器は、送信先の端末機器のURLなどを知らなくても、ゲートウェイ装置のURLにアクセスするだけで所望の送信先の端末機器と通信接続することができる。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、インターネットなどの広域ネットワークを介してホームネットワーク機器を遠隔操作して一元管理するホームネットワークゲートウェイ装置の技術が開示されている。この文献の技術によれば、住宅内に設置されてインターネットに接続されたホームネットワークゲートウェイ装置が、コンピュータ端末やカメラや照明などの複数のホームネットワーク機器を接続してこれらのホームネットワーク機器を遠隔操作で一元管理している。つまり、複数のホームネットワーク機器がホームネットワークゲートウェイ装置を介してインターネットに接続されると、ホームネットワークゲートウェイ装置は、これらのホームネットワーク機器のURLやその他の情報を吸い上げ、自己が内蔵するWWWサーバ上にホームネットワーク機器のURLなどの情報を一覧表示メニューの形で表示し、それぞれのホームネットワーク機器を個別に制御できる状態にする。
【0004】
これによって、インターネットなどの広域ネットワーク上の端末機器から、WWWブラウザなどを介してホームネットワークゲートウェイ装置にアクセスすることにより、ホームネットワークゲートウェイ装置は複数のホームネットワーク機器を自在に操作することができる。すなわち、ホームネットワークゲートウェイ装置は、その管理下にある複数の端末機器(ホームネットワーク機器)のURLやアドレスを管理して一覧表示しているので、広域ネットワーク上の他の端末機器は、個々のホームネットワーク機器のURLやアドレスを知らなくても、該当する会社や家庭を代表するURLを保有しているホームネットワークゲートウェイ装置にアクセスするだけで、所望のホームネットワーク機器にアクセスしてメッセージなどの情報を送信することができる。換言すれば、広域ネットワーク上にある端末機器は、ホームネットワークゲートウェイ装置のURLやアドレスのみを知っていれば、そのホームネットワークゲートウェイ装置のホームページを見てアクセスするだけで所望の端末機器(ホームネットワーク機器)へメッセージなどの情報を送信することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−53779号公報(段落0010〜0013、0026〜0044及び図1、図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術のホームネットワークゲートウェイ装置は、そのホームネットワークゲートウェイ装置の管理下にあるネットワーク上の端末機器の情報を表示したり制御したりすることはできるが、他のネットワーク上の端末機器から送信されてきたメッセージなどの情報を解析したり、そのメッセージの情報内容を表示したり、あるいは、メッセージのタイトルを一覧表示したりすることはできない。
【0007】
このように、従来のホームネットワークゲートウェイ装置は、インターネットやLANに接続された複数の端末機器(ホームネットワーク機器)のアドレスやURLを一元管理することはできるものの、他のネットワーク系に接続された端末機器の情報内容やタイトルを表示したり、これらの端末機器を制御したりすることができない。つまり、従来のネットワーク装置をインターネットやLANに接続された各種端末機器を接続・中継するゲートウェイ装置として使用した場合、他のネットワーク系に接続された端末機器の情報を表示したり制御したりすることができないなど、ネットワーク装置としての使い勝手が良くない。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、インターネットやLANに接続されたネットワーク装置のアドレスやURLが分かれば、インターネットやLANに接続された複数の端末機器のアドレスやURLを知らなくてもこれらの端末機器の制御を行えるようにするとともに、他のネットワーク系の端末機器から送信されてきた情報内容を表示したり制御したりすることができるネットワーク装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本願の請求項1に係るネットワーク装置は、インターネットとローカルネットの双方に接続されていて中継機能を有するネットワーク装置であって、メールサーバがインターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器から電子メールを受信すると、メール情報解析手段がメールサーバの受信した電子メールの内容を解析し、その電子メールの内容又はタイトルを表示手段に表示させる。さらに、制御手段は、メールサーバの受信した電子メールの内容に基づいて制御コマンドを生成し、その制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報を用いて、ローカルネットに接続された受信側端末機器のうち特定の受信側端末機器の制御を行う。これによって、ネットワーク装置は、インターネット又はローカルネットを介して送信側端末機器から受信した電子メールの内容やタイトルを直接表示することができるとともに、表示された電子メールの内容に基づいて、つまり、電子メールを送信した送信側端末機器の電子メールの内容に基づいて、ローカルネットに接続されている受信側端末機器のうち、所望の受信側端末機器を制御することができる。
【0010】
すなわち、本願の請求項1によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されるネットワーク装置であって、前記インターネット又は前記ローカルネットに接続された端末機器から送信された電子メールを受信して一時的に蓄積するメールサーバと、前記メールサーバに蓄積された電子メールを解析し、前記電子メールが前記ネットワーク装置宛てのものであるか否かを判定するメール情報解析手段と、前記メール情報解析手段が判定した前記ネットワーク装置宛ての電子メールの情報内容及びタイトルのうちの少なくとも一方を表示する表示手段と、前記ネットワーク装置宛ての電子メールと判定された電子メールの内容を解析して、前記ローカルネットに接続された受信側となる端末機器から制御対象となる端末機器を特定するとともに、前記解析した電子メールの内容に応じて制御するための制御コマンドを生成し、前記制御コマンドを用いて前記特定された端末機器を制御する制御手段とを、備えるネットワーク装置が提供される。
【0011】
また、本願の請求項2に係るネットワーク装置は、インターネットとローカルネットの双方に接続されていて中継機能を有するネットワーク装置であって、Webサーバがインターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信すると、表示手段がWebサーバの受信した電子メールの情報内容又はタイトルを表示する。さらに、制御手段が、Webサーバが受信した電子メールの内容に基づいて制御コマンドを生成し、その制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報を用いてローカルネットに接続された受信側端末機器のうち、特定の受信側端末機器の制御を行う。これによって、ネットワーク装置は、送信側端末機器からWebブラウザを使用してインターネット又はローカルネットを経由して送信された電子メールの内容やタイトルを受信して直接表示することができる。さらに、ネットワーク装置は、表示された電子メールの内容に基づいて、つまり、電子メールを送信した送信側端末機器の電子メールの内容に基づいて、ローカルネットに接続されている受信側端末機器のうち所望の受信側端末機器を制御することができる。
【0012】
すなわち、本願の請求項2によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されるネットワーク装置であって、前記インターネット又は前記ローカルネットに接続された送信側端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信するWebサーバと、前記Webサーバが受信した前記電子メールの情報内容及びタイトルのうちの少なくとも一方を表示する表示手段と、前記Webサーバが受信した電子メールの内容を解析して、前記ローカルネットに接続された受信側となる端末機器から制御対象となる端末機器を特定するとともに、前記解析した電子メールの内容に応じて制御するための制御コマンドを生成し、前記制御コマンドを用いて前記特定された端末機器を制御する制御手段とを、
備えるネットワーク装置が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明のネットワーク装置は、TCP/IPによる通信プロトコルに基づいて個々のネットワークを接続したり中継したりするゲートウェイ装置であって、インターネットから受信した電子メールを一時的に蓄積するメールサーバや、受信した電子メールがネットワーク装置宛てのものであるか否かを解析するメール情報解析部や、受信した電子メール情報を表示する表示部や、Webブラウザからのメッセージを受信してその内容を確認するWebサーバなどを備えている。このように構成された本発明のネットワーク装置は、例えば、外部の端末機器からのメッセージを受信してその情報内容を表示部に表示させたり、メッセージの情報内容にしたがってネットワーク装置本体やそれに接続されている端末機器を制御したりする機能を有している。
【0014】
つまり、本発明のネットワーク装置は、インターネットやLANに接続された複数の端末機器のアドレスやURLを一括して管理しているので、他のネットワーク系に接続された送信元の端末機器からネットワーク装置に接続されている受信先の端末機器への通信接続を容易にするとともに、任意の電子メールの宛先や情報内容を解析して表示する機能を備えているので、送信元の端末機器からの電子メールの情報内容を確認して表示部に直接表示させたり、電子メールの情報内容に対応する受信先の端末機器を制御したりすることができる。
【0015】
以下、図面を用いて、本発明のネットワーク装置の実施の形態の幾つかを詳細に説明する。なお、各実施の形態に用いる図面において、共通する構成要素は同一符号を付すことにする。図1は、本発明のネットワーク装置の基本的な接続形態を示す概念図である。同図に示すように、本発明のネットワーク装置1はインターネット2とローカルネット3に接続されている。また、ネットワーク装置1は、インターネット2とローカルネット3とを接続・中継するゲートウェイ的な機能を有している。なお、以下の各実施の形態ではLANをローカルネットと表現することにする。
【0016】
<第1の実施の形態>
まず、第1の実施の形態のネットワーク装置について説明する。図2は、図1に示すネットワーク装置の第1の実施の形態の内部構成を示し、メールサーバ機能を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。図2において、第1の実施の形態のネットワーク装置1aは、インターネット2に接続された端末機器(図示省略)から受信した電子メールの情報を一時的に蓄積するメールサーバ11と、メールサーバ11に蓄積された電子メールを抽出して解析し、その電子メールがネットワーク装置1a宛てのものであるか否かを判定するメール情報解析部12と、メール情報解析部12が抽出したネットワーク装置1a宛ての電子メールの情報内容又はタイトルを表示する表示部13とによって構成されている。
【0017】
次に、図2を用いて、メールサーバ機能を利用した電子メールによるメッセージ表示の一例を説明する。まず、ネットワーク装置1aのメールサーバ11のドメイン名を“aaa.com”と仮定し、ユーザのメールアドレスとして“bbb@aaa.com”と“ccc@aaa.com”とが登録されているものとする。また、“bbb@aaa.com”は、メッセージ表示用のメールアドレスとする。これらの前提条件の下でインターネット2又はローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)から“bbb@aaa.com”と“ccc@aaa.com宛ての電子メールが送信されると、それらの電子メールはネットワーク装置1aのメールサーバ11に蓄積される。
【0018】
そして、メールサーバ11に蓄積された電子メールは、メール情報解析部12でメールアドレスなどが解析されて、メッセージ表示用のメールアドレス“bbb@aaa.com”宛ての電子メールの内容が表示部13へ転送される。すると、電子メールの内容を受信した表示部13は、その電子メールの内容を表示する。ここでは電子メールの簡単なメッセージ表示の一手法を説明したが、これに限らず電子メールのタイトルを表示してもよい。このようにして、表示部13に電子メールの内容又はタイトルが表示されるので、ユーザはネットワーク装置1aをメッセージボードとして利用することができる。さらに、ネットワーク装置1aは、表示された電子メールの内容又はタイトルに基づいて該当する受信先の端末機器を制御することもできる。
【0019】
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態のネットワーク装置について説明する。図3は、図1に示すネットワーク装置の第2の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。図3において、第2の実施の形態のネットワーク装置1bは、インターネット2又はローカルネット3に接続された図示しない携帯端末からWebブラウザを使用して送信されたメッセージを受信するWebサーバ14と、Webサーバ14から受信したメッセージの内容又はメッセージのタイトルを表示する表示部13とによって構成されている。
【0020】
次に、図3を用いて、Webサーバ機能を利用した電子メールによるメッセージ表示の一例を説明する。ここでは、インターネット2又はローカルネット3に接続されている図示しない携帯端末からWebブラウザを使用して送信されたメッセージを、ネットワーク装置1bの表示部13に表示する手法を説明する。まず、インターネット2又はローカルネット3に接続されている図示しない携帯端末は、ネットワーク装置1bのURLにアクセスし、メッセージを表示させるためのページを表示させる。
【0021】
次に、携帯端末が、該当するページの所定の欄にメッセージ内容を入力してネットワーク装置1bに送信すると、ネットワーク装置1bのWebサーバ14が受信したメッセージ内容を確認し、そのメッセージを表示部13へ送信する。すると、メッセージを受信した表示部13はそのメッセージの内容又はタイトルを表示する。このようにして表示部13に電子メールの内容又はタイトルが表示されるので、ユーザはネットワーク装置1bをメッセージボードとして利用することができる。また、ネットワーク装置1bは、表示された電子メールの内容又はタイトルに基づいて該当する端末機器を制御することもできる。
【0022】
以上の説明は、Webサーバ14がWebブラウザからデータを取得するときのプロトコルであるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による簡単なメッセージ表示の一手法であるが、これに限らず、XMLやJava(R)などのプログラム言語を使用しても上記と同様の表示機能を実現することができるが、その手法はHTTPの場合と同じであるので説明は省略する。
【0023】
<第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態のネットワーク装置について説明する。図4は、図1に示すネットワーク装置の第3の実施の形態の内部構成を示し、メールサーバ機能と制御部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。図4において、第3の実施の形態のネットワーク装置1cは、図2に示す第1の実施の形態のネットワーク装置1aに、受信した電子メールの内容を解析して端末機器を制御するための制御コマンドを生成し、その制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報を用いてローカルネットに接続された所望の端末機器の制御を行う機能を有する制御部15が付加されたものである。
【0024】
次に、図4を用いて、メールサーバ機能と制御部15を利用した電子メールによるメッセージ表示の一例を説明する。ここでは、インターネット2又はローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)から送信された電子メールをネットワーク装置1cの表示部13に表示するとともに、ローカルネット3に接続されている図示しない受信側の端末機器を制御する手法について説明する。前提条件として、制御部15は、電子メールの内容を解析してその内容を所定の制御コマンドに変換して、その制御コマンドをローカルネット3に接続された端末機器(図示省略)へ送信し、制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報を用いて所望の端末機器を制御する機能を有しているものとする。
【0025】
まず、インターネット2又はローカルネット3に接続されている図示しない送信側の端末機器(例えば、携帯電話)からネットワーク装置1cのメールサーバ11に対して、ローカルネット3に接続されている図示しない受信側の端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)の端末名(例えば、ID、ニックネーム、IPアドレスなど)と所望の制御情報(例えば、再生、停止、早送りなど)とが記載された電子メールが送信される。すると、メールサーバ11は受信した電子メールをメール情報解析部12へ送信する。送信側の端末機器(例えば、携帯電話)からの電子メールを受信したメール情報解析部12は、ローカルネット3に接続されている受信側の端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)の端末名(例えばID、ニックネーム、IPアドレスなど)と所望の制御情報(例えば再生、停止、早送りなど)が電子メールの中に記載されていることを確認し、その電子メールの内容を制御部15へ転送する。
【0026】
そして、メール情報解析部12から電子メールの内容を受信した制御部15は、その電子メールの内容を解析して、電子メールの内容をローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)の制御コマンドに変換する。さらに、制御部15は、変換された制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報(つまり、ホームネットワーク機器の端末名や制御情報)を用いて、ローカルネット3に接続されている該当する端末機器(図示省略)の制御を行う。端末機器を制御する手法は、ローカルネット3に接続された端末機器の端末名や再生、停止などの制御情報を該当する端末機器へ送信して所定の制御を行う通常の方法であるので、その説明は省略する。なお、表示部13が行う電子メールの表示動作については、図2に示す第1の実施の形態の場合と全く同じであるので重複する説明は省略する。
【0027】
<第4の実施の形態>
次に、第4の実施の形態のネットワーク装置について説明する。図5は、図1に示すネットワーク装置の第4の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能と制御部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。図5において、第4の実施の形態のネットワーク装置1dは、図3に示す第2の実施の形態のネットワーク装置1bに、受信した電子メールの内容を解析して端末機器を制御するための制御コマンドを生成し、その制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報を用いて所望の端末機器を制御する機能を有する制御部15が付加されたものである。
【0028】
つまり、図5に示す第4の実施の形態のネットワーク装置1dは、Webサーバ機能を利用した電子メールにおいて、HTTPを使ってローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)の制御を行う。したがって、図5のネットワーク装置1dの制御部15が行う制御方法は、HTTPを使って端末機器の制御を行うことを除いては、図4に示す第3の実施の形態と全く同じであるのでその説明は省略する。
【0029】
<第5の実施の形態>
次に、第5の実施の形態のネットワーク装置について説明する。図6は、図1に示すネットワーク装置の第5の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能とURL管理部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。図6において、第5の実施の形態のネットワーク装置1eは、図3に示す第2の実施の形態のネットワーク装置1bに、ローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)(例えば、ホームネットワーク機器)のWebサーバからURL情報を取得して管理し、このURL情報に基づいて、インターネット2に接続された端末機器(図示省略)(例えば、携帯電話)とローカルネット3に接続された端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)との間の通信の仲介を行うURL管理部16が付加されたものである。
【0030】
次に、図6を用いて、Webサーバ機能とURL管理部16を利用した電子メールによるメッセージ表示及び制御の手法の一例を説明する。ローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)(例えば、ホームネットワーク機器)は、Webサーバと自己の制御を行うための所定のページとを備えている。端末機器(図示省略)(例えば、ホームネットワーク機器)がローカルネット3に接続されると、自己を制御するためのページのURLがローカルネット3を介してネットワーク装置1eに転送される。すると、そのURLを受信したネットワーク装置1eのURL管理部16は、ローカルネット3に接続された端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)から受信したURLを管理する。さらに、URL管理部16で管理されている端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)のURLは、ネットワーク装置1eのホームページ上にその情報が反映される。
【0031】
これによって、インターネット2に接続されている端末機器(図示省略)(例えば、携帯電話)は、ネットワーク装置1eに表示されたURLにアクセスすることにより、該当するネットワーク装置1eのホームページを表示させることができる。このようにして表示されたネットワーク装置1eのホームページには、ローカルネット3に接続されている端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)のWebサーバと制御を行うためのページを含むURL情報が存在している。したがって、インターネット2に接続されている端末機器(例えば、携帯電話)が、ネットワーク装置1eのホームページに表示されたURLにアクセスすれば、ローカルネット3に接続されている端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)を制御するための所定のページが直ちに表示される。
【0032】
このようにして、ネットワーク装置1eのホームページには、ローカルネット3に接続されている端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)のWebサーバと制御を行うためのページとが表示されるので、その表示内容にしたがって各種の指示を行えば、簡単に、インターネット2に接続されている端末機器(例えば、携帯電話)からローカルネット3に接続されている端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)の制御を行うことができる。
【0033】
上記実施の形態は本発明を説明するための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能である。上記の実施の形態では、インターネットやローカルネットに接続された端末機器を用いてネットワーク装置による表示や制御を行う例を説明したが、これに限ることはなく、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)やその他のモバイル端末を用いても、上記の各実施の形態と同様の作用効果が得られることは言うまでもない。
【0034】
ところで、上記の実施の形態で述べたネットワーク装置から明らかなように、本発明によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されたネットワーク装置であって、インターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信するWebサーバと、Webサーバが受信した前記電子メールの情報内容又はタイトルを表示する表示手段と、ローカルネットに接続された受信側端末機器からURL情報を取得して管理し、URL情報に基づいて送信側端末機器と受信側端末機器との間の通信の仲介を行うURL管理手段とを、備えるネットワーク装置を提供することができる。
【0035】
つまり、上記のような構成のネットワーク装置によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されていて中継機能を有するネットワーク装置であって、Webサーバがインターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信すると、表示手段がWebサーバの受信した電子メールの情報内容又はタイトルを表示する。さらに、URL管理手段が、ローカルネットに接続された受信側端末機器のWebサーバから取得したURL情報に基づいて、インターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器とローカルネットに接続された受信側端末機器との間の通信の仲介を行う。このようにして、インターネットとローカルネットに接続されたネットワーク装置のURL管理手段が、ローカルネットに接続された受信側端末機器のURLを管理することにより、インターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器は、ネットワーク装置のURLにアクセスするだけで、ローカルネットに接続された受信側端末機器のうち、所望の受信側端末機器を制御することができる。
【0036】
また、本発明によれば、インターネットとローカルネットとの双方に接続され、インターネット又はローカルネットを介して端末機器から受信した電子メールの内容やタイトルを表示できるネットワーク装置を構成することもできる。このような構成にすれば、ネットワーク装置に接続された複数の端末機器を集中監視することができる。
【0037】
また、本発明によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されたネットワーク装置であって、インターネット又はローカルネットに接続された端末機器から送信された電子メールを受信して一時的に蓄積するメールサーバと、メールサーバに蓄積された電子メールを抽出して解析し、その電子メールがネットワーク装置宛てのものであるか否かを判定するメール情報解析手段と、メール情報解析手段が抽出して解析したネットワーク装置宛ての電子メールの情報内容又はタイトルを表示する表示手段とによってネットワーク装置を構成することもできる。ネットワーク装置をこのような構成にすれば、メッセージボードを簡単な構成で実現することができる。
【0038】
また、本発明によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されたネットワーク装置であって、インターネット又はローカルネットに接続された端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信するWebサーバと、Webサーバが受信した電子メールの情報内容又はタイトルを表示する表示手段とによってネットワーク装置を構成することもできる。ネットワーク装置をこのような構成にすれば、Webサーバ機能を利用して、インターネットやローカルネットを介して受信したHTTPやXML言語で記載された情報を容易に表示することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電子メールを一時蓄積するメールサーバと任意の電子メールの内容を解析するメール情報解析機能とを有するネットワーク装置が、インターネットとローカルネットとの間に接続されることにより、電子メールなどの内容をネットワーク装置の表示部へ直接表示させることができる。これによって、ネットワーク装置をメッセージボードなどの商品へ応用することができる。
【0040】
また、インターネットとローカルネットに接続されたネットワーク装置が、例えば、ローカルネットに接続された複数の端末機器のURLを管理することにより、他のネットワーク系の端末機器からネットワーク装置のURLにアクセスすれば、直ちに、ローカルネットに接続された任意の端末機器に通信接続して制御を行うことができる。これによって、ホームネットワーク機器を制御するためのホームゲートウェイなどの商品にも応用することができる。さらに、本発明のネットワーク装置は、表示部に表示された内容に基づいてインターネットやローカルネットに接続された端末機器を制御することもできるので、一段と使い勝手のよいホームゲートウェイ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク装置の基本的な接続形態を示す概念図である。
【図2】図1に示すネットワーク装置の第1の実施の形態の内部構成を示し、メールサーバ機能を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示すネットワーク装置の第2の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1に示すネットワーク装置の第3の実施の形態の内部構成を示し、メールサーバ機能と制御部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1に示すネットワーク装置の第4の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能と制御部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。
【図6】図1に示すネットワーク装置の第5の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能とURL管理部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d、1e ネットワーク装置
2 インターネット
3 ローカルネット(LAN)
11 メールサーバ
12 メール情報解析部(メール情報解析手段)
13 表示部(表示手段)
14 Webサーバ
15 制御部(制御手段)
16 URL管理部(URL管理手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータネットワークの標準的な使用形態であるインターネットとローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)に接続される中継機器であるネットワーク装置に関し、より詳細には、個々のネットワークを接続・中継するIP(Internet Protocol)技術によって、インターネットやLANに接続された各種端末機器の情報を表示したり、情報内容に従って各種端末機器の制御を行うネットワーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、インターネットやLANを介して送受信される電子メールの情報内容を表示したり確認したりするためには、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)などによって何らかの操作を行う必要がある。また、家庭内や会社内などに構築されたLANに接続された複数の端末機器に対してインターネットを介して外部からアクセスして制御する場合は、LANに接続されている複数の端末機器全てのURL(Uniform Resource Locators)をあらかじめ入手しておく必要がある。ところが、近年、LANに接続された複数の端末機器を一括して管理・制御する中継・接続機器としてゲートウェイ装置が普及している。このようなゲートウェイ装置は、自己に接続されている複数の端末機器のURLなどを一覧表示するので、他のネットワーク系に接続された端末機器は、送信先の端末機器のURLなどを知らなくても、ゲートウェイ装置のURLにアクセスするだけで所望の送信先の端末機器と通信接続することができる。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、インターネットなどの広域ネットワークを介してホームネットワーク機器を遠隔操作して一元管理するホームネットワークゲートウェイ装置の技術が開示されている。この文献の技術によれば、住宅内に設置されてインターネットに接続されたホームネットワークゲートウェイ装置が、コンピュータ端末やカメラや照明などの複数のホームネットワーク機器を接続してこれらのホームネットワーク機器を遠隔操作で一元管理している。つまり、複数のホームネットワーク機器がホームネットワークゲートウェイ装置を介してインターネットに接続されると、ホームネットワークゲートウェイ装置は、これらのホームネットワーク機器のURLやその他の情報を吸い上げ、自己が内蔵するWWWサーバ上にホームネットワーク機器のURLなどの情報を一覧表示メニューの形で表示し、それぞれのホームネットワーク機器を個別に制御できる状態にする。
【0004】
これによって、インターネットなどの広域ネットワーク上の端末機器から、WWWブラウザなどを介してホームネットワークゲートウェイ装置にアクセスすることにより、ホームネットワークゲートウェイ装置は複数のホームネットワーク機器を自在に操作することができる。すなわち、ホームネットワークゲートウェイ装置は、その管理下にある複数の端末機器(ホームネットワーク機器)のURLやアドレスを管理して一覧表示しているので、広域ネットワーク上の他の端末機器は、個々のホームネットワーク機器のURLやアドレスを知らなくても、該当する会社や家庭を代表するURLを保有しているホームネットワークゲートウェイ装置にアクセスするだけで、所望のホームネットワーク機器にアクセスしてメッセージなどの情報を送信することができる。換言すれば、広域ネットワーク上にある端末機器は、ホームネットワークゲートウェイ装置のURLやアドレスのみを知っていれば、そのホームネットワークゲートウェイ装置のホームページを見てアクセスするだけで所望の端末機器(ホームネットワーク機器)へメッセージなどの情報を送信することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−53779号公報(段落0010〜0013、0026〜0044及び図1、図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術のホームネットワークゲートウェイ装置は、そのホームネットワークゲートウェイ装置の管理下にあるネットワーク上の端末機器の情報を表示したり制御したりすることはできるが、他のネットワーク上の端末機器から送信されてきたメッセージなどの情報を解析したり、そのメッセージの情報内容を表示したり、あるいは、メッセージのタイトルを一覧表示したりすることはできない。
【0007】
このように、従来のホームネットワークゲートウェイ装置は、インターネットやLANに接続された複数の端末機器(ホームネットワーク機器)のアドレスやURLを一元管理することはできるものの、他のネットワーク系に接続された端末機器の情報内容やタイトルを表示したり、これらの端末機器を制御したりすることができない。つまり、従来のネットワーク装置をインターネットやLANに接続された各種端末機器を接続・中継するゲートウェイ装置として使用した場合、他のネットワーク系に接続された端末機器の情報を表示したり制御したりすることができないなど、ネットワーク装置としての使い勝手が良くない。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、インターネットやLANに接続されたネットワーク装置のアドレスやURLが分かれば、インターネットやLANに接続された複数の端末機器のアドレスやURLを知らなくてもこれらの端末機器の制御を行えるようにするとともに、他のネットワーク系の端末機器から送信されてきた情報内容を表示したり制御したりすることができるネットワーク装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本願の請求項1に係るネットワーク装置は、インターネットとローカルネットの双方に接続されていて中継機能を有するネットワーク装置であって、メールサーバがインターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器から電子メールを受信すると、メール情報解析手段がメールサーバの受信した電子メールの内容を解析し、その電子メールの内容又はタイトルを表示手段に表示させる。さらに、制御手段は、メールサーバの受信した電子メールの内容に基づいて制御コマンドを生成し、その制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報を用いて、ローカルネットに接続された受信側端末機器のうち特定の受信側端末機器の制御を行う。これによって、ネットワーク装置は、インターネット又はローカルネットを介して送信側端末機器から受信した電子メールの内容やタイトルを直接表示することができるとともに、表示された電子メールの内容に基づいて、つまり、電子メールを送信した送信側端末機器の電子メールの内容に基づいて、ローカルネットに接続されている受信側端末機器のうち、所望の受信側端末機器を制御することができる。
【0010】
すなわち、本願の請求項1によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されるネットワーク装置であって、前記インターネット又は前記ローカルネットに接続された端末機器から送信された電子メールを受信して一時的に蓄積するメールサーバと、前記メールサーバに蓄積された電子メールを解析し、前記電子メールが前記ネットワーク装置宛てのものであるか否かを判定するメール情報解析手段と、前記メール情報解析手段が判定した前記ネットワーク装置宛ての電子メールの情報内容及びタイトルのうちの少なくとも一方を表示する表示手段と、前記ネットワーク装置宛ての電子メールと判定された電子メールの内容を解析して、前記ローカルネットに接続された受信側となる端末機器から制御対象となる端末機器を特定するとともに、前記解析した電子メールの内容に応じて制御するための制御コマンドを生成し、前記制御コマンドを用いて前記特定された端末機器を制御する制御手段とを、備えるネットワーク装置が提供される。
【0011】
また、本願の請求項2に係るネットワーク装置は、インターネットとローカルネットの双方に接続されていて中継機能を有するネットワーク装置であって、Webサーバがインターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信すると、表示手段がWebサーバの受信した電子メールの情報内容又はタイトルを表示する。さらに、制御手段が、Webサーバが受信した電子メールの内容に基づいて制御コマンドを生成し、その制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報を用いてローカルネットに接続された受信側端末機器のうち、特定の受信側端末機器の制御を行う。これによって、ネットワーク装置は、送信側端末機器からWebブラウザを使用してインターネット又はローカルネットを経由して送信された電子メールの内容やタイトルを受信して直接表示することができる。さらに、ネットワーク装置は、表示された電子メールの内容に基づいて、つまり、電子メールを送信した送信側端末機器の電子メールの内容に基づいて、ローカルネットに接続されている受信側端末機器のうち所望の受信側端末機器を制御することができる。
【0012】
すなわち、本願の請求項2によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されるネットワーク装置であって、前記インターネット又は前記ローカルネットに接続された送信側端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信するWebサーバと、前記Webサーバが受信した前記電子メールの情報内容及びタイトルのうちの少なくとも一方を表示する表示手段と、前記Webサーバが受信した電子メールの内容を解析して、前記ローカルネットに接続された受信側となる端末機器から制御対象となる端末機器を特定するとともに、前記解析した電子メールの内容に応じて制御するための制御コマンドを生成し、前記制御コマンドを用いて前記特定された端末機器を制御する制御手段とを、
備えるネットワーク装置が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明のネットワーク装置は、TCP/IPによる通信プロトコルに基づいて個々のネットワークを接続したり中継したりするゲートウェイ装置であって、インターネットから受信した電子メールを一時的に蓄積するメールサーバや、受信した電子メールがネットワーク装置宛てのものであるか否かを解析するメール情報解析部や、受信した電子メール情報を表示する表示部や、Webブラウザからのメッセージを受信してその内容を確認するWebサーバなどを備えている。このように構成された本発明のネットワーク装置は、例えば、外部の端末機器からのメッセージを受信してその情報内容を表示部に表示させたり、メッセージの情報内容にしたがってネットワーク装置本体やそれに接続されている端末機器を制御したりする機能を有している。
【0014】
つまり、本発明のネットワーク装置は、インターネットやLANに接続された複数の端末機器のアドレスやURLを一括して管理しているので、他のネットワーク系に接続された送信元の端末機器からネットワーク装置に接続されている受信先の端末機器への通信接続を容易にするとともに、任意の電子メールの宛先や情報内容を解析して表示する機能を備えているので、送信元の端末機器からの電子メールの情報内容を確認して表示部に直接表示させたり、電子メールの情報内容に対応する受信先の端末機器を制御したりすることができる。
【0015】
以下、図面を用いて、本発明のネットワーク装置の実施の形態の幾つかを詳細に説明する。なお、各実施の形態に用いる図面において、共通する構成要素は同一符号を付すことにする。図1は、本発明のネットワーク装置の基本的な接続形態を示す概念図である。同図に示すように、本発明のネットワーク装置1はインターネット2とローカルネット3に接続されている。また、ネットワーク装置1は、インターネット2とローカルネット3とを接続・中継するゲートウェイ的な機能を有している。なお、以下の各実施の形態ではLANをローカルネットと表現することにする。
【0016】
<第1の実施の形態>
まず、第1の実施の形態のネットワーク装置について説明する。図2は、図1に示すネットワーク装置の第1の実施の形態の内部構成を示し、メールサーバ機能を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。図2において、第1の実施の形態のネットワーク装置1aは、インターネット2に接続された端末機器(図示省略)から受信した電子メールの情報を一時的に蓄積するメールサーバ11と、メールサーバ11に蓄積された電子メールを抽出して解析し、その電子メールがネットワーク装置1a宛てのものであるか否かを判定するメール情報解析部12と、メール情報解析部12が抽出したネットワーク装置1a宛ての電子メールの情報内容又はタイトルを表示する表示部13とによって構成されている。
【0017】
次に、図2を用いて、メールサーバ機能を利用した電子メールによるメッセージ表示の一例を説明する。まず、ネットワーク装置1aのメールサーバ11のドメイン名を“aaa.com”と仮定し、ユーザのメールアドレスとして“bbb@aaa.com”と“ccc@aaa.com”とが登録されているものとする。また、“bbb@aaa.com”は、メッセージ表示用のメールアドレスとする。これらの前提条件の下でインターネット2又はローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)から“bbb@aaa.com”と“ccc@aaa.com宛ての電子メールが送信されると、それらの電子メールはネットワーク装置1aのメールサーバ11に蓄積される。
【0018】
そして、メールサーバ11に蓄積された電子メールは、メール情報解析部12でメールアドレスなどが解析されて、メッセージ表示用のメールアドレス“bbb@aaa.com”宛ての電子メールの内容が表示部13へ転送される。すると、電子メールの内容を受信した表示部13は、その電子メールの内容を表示する。ここでは電子メールの簡単なメッセージ表示の一手法を説明したが、これに限らず電子メールのタイトルを表示してもよい。このようにして、表示部13に電子メールの内容又はタイトルが表示されるので、ユーザはネットワーク装置1aをメッセージボードとして利用することができる。さらに、ネットワーク装置1aは、表示された電子メールの内容又はタイトルに基づいて該当する受信先の端末機器を制御することもできる。
【0019】
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態のネットワーク装置について説明する。図3は、図1に示すネットワーク装置の第2の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。図3において、第2の実施の形態のネットワーク装置1bは、インターネット2又はローカルネット3に接続された図示しない携帯端末からWebブラウザを使用して送信されたメッセージを受信するWebサーバ14と、Webサーバ14から受信したメッセージの内容又はメッセージのタイトルを表示する表示部13とによって構成されている。
【0020】
次に、図3を用いて、Webサーバ機能を利用した電子メールによるメッセージ表示の一例を説明する。ここでは、インターネット2又はローカルネット3に接続されている図示しない携帯端末からWebブラウザを使用して送信されたメッセージを、ネットワーク装置1bの表示部13に表示する手法を説明する。まず、インターネット2又はローカルネット3に接続されている図示しない携帯端末は、ネットワーク装置1bのURLにアクセスし、メッセージを表示させるためのページを表示させる。
【0021】
次に、携帯端末が、該当するページの所定の欄にメッセージ内容を入力してネットワーク装置1bに送信すると、ネットワーク装置1bのWebサーバ14が受信したメッセージ内容を確認し、そのメッセージを表示部13へ送信する。すると、メッセージを受信した表示部13はそのメッセージの内容又はタイトルを表示する。このようにして表示部13に電子メールの内容又はタイトルが表示されるので、ユーザはネットワーク装置1bをメッセージボードとして利用することができる。また、ネットワーク装置1bは、表示された電子メールの内容又はタイトルに基づいて該当する端末機器を制御することもできる。
【0022】
以上の説明は、Webサーバ14がWebブラウザからデータを取得するときのプロトコルであるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による簡単なメッセージ表示の一手法であるが、これに限らず、XMLやJava(R)などのプログラム言語を使用しても上記と同様の表示機能を実現することができるが、その手法はHTTPの場合と同じであるので説明は省略する。
【0023】
<第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態のネットワーク装置について説明する。図4は、図1に示すネットワーク装置の第3の実施の形態の内部構成を示し、メールサーバ機能と制御部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。図4において、第3の実施の形態のネットワーク装置1cは、図2に示す第1の実施の形態のネットワーク装置1aに、受信した電子メールの内容を解析して端末機器を制御するための制御コマンドを生成し、その制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報を用いてローカルネットに接続された所望の端末機器の制御を行う機能を有する制御部15が付加されたものである。
【0024】
次に、図4を用いて、メールサーバ機能と制御部15を利用した電子メールによるメッセージ表示の一例を説明する。ここでは、インターネット2又はローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)から送信された電子メールをネットワーク装置1cの表示部13に表示するとともに、ローカルネット3に接続されている図示しない受信側の端末機器を制御する手法について説明する。前提条件として、制御部15は、電子メールの内容を解析してその内容を所定の制御コマンドに変換して、その制御コマンドをローカルネット3に接続された端末機器(図示省略)へ送信し、制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報を用いて所望の端末機器を制御する機能を有しているものとする。
【0025】
まず、インターネット2又はローカルネット3に接続されている図示しない送信側の端末機器(例えば、携帯電話)からネットワーク装置1cのメールサーバ11に対して、ローカルネット3に接続されている図示しない受信側の端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)の端末名(例えば、ID、ニックネーム、IPアドレスなど)と所望の制御情報(例えば、再生、停止、早送りなど)とが記載された電子メールが送信される。すると、メールサーバ11は受信した電子メールをメール情報解析部12へ送信する。送信側の端末機器(例えば、携帯電話)からの電子メールを受信したメール情報解析部12は、ローカルネット3に接続されている受信側の端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)の端末名(例えばID、ニックネーム、IPアドレスなど)と所望の制御情報(例えば再生、停止、早送りなど)が電子メールの中に記載されていることを確認し、その電子メールの内容を制御部15へ転送する。
【0026】
そして、メール情報解析部12から電子メールの内容を受信した制御部15は、その電子メールの内容を解析して、電子メールの内容をローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)の制御コマンドに変換する。さらに、制御部15は、変換された制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報(つまり、ホームネットワーク機器の端末名や制御情報)を用いて、ローカルネット3に接続されている該当する端末機器(図示省略)の制御を行う。端末機器を制御する手法は、ローカルネット3に接続された端末機器の端末名や再生、停止などの制御情報を該当する端末機器へ送信して所定の制御を行う通常の方法であるので、その説明は省略する。なお、表示部13が行う電子メールの表示動作については、図2に示す第1の実施の形態の場合と全く同じであるので重複する説明は省略する。
【0027】
<第4の実施の形態>
次に、第4の実施の形態のネットワーク装置について説明する。図5は、図1に示すネットワーク装置の第4の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能と制御部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。図5において、第4の実施の形態のネットワーク装置1dは、図3に示す第2の実施の形態のネットワーク装置1bに、受信した電子メールの内容を解析して端末機器を制御するための制御コマンドを生成し、その制御コマンドに含まれる電子メールの特定情報を用いて所望の端末機器を制御する機能を有する制御部15が付加されたものである。
【0028】
つまり、図5に示す第4の実施の形態のネットワーク装置1dは、Webサーバ機能を利用した電子メールにおいて、HTTPを使ってローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)の制御を行う。したがって、図5のネットワーク装置1dの制御部15が行う制御方法は、HTTPを使って端末機器の制御を行うことを除いては、図4に示す第3の実施の形態と全く同じであるのでその説明は省略する。
【0029】
<第5の実施の形態>
次に、第5の実施の形態のネットワーク装置について説明する。図6は、図1に示すネットワーク装置の第5の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能とURL管理部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。図6において、第5の実施の形態のネットワーク装置1eは、図3に示す第2の実施の形態のネットワーク装置1bに、ローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)(例えば、ホームネットワーク機器)のWebサーバからURL情報を取得して管理し、このURL情報に基づいて、インターネット2に接続された端末機器(図示省略)(例えば、携帯電話)とローカルネット3に接続された端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)との間の通信の仲介を行うURL管理部16が付加されたものである。
【0030】
次に、図6を用いて、Webサーバ機能とURL管理部16を利用した電子メールによるメッセージ表示及び制御の手法の一例を説明する。ローカルネット3に接続されている端末機器(図示省略)(例えば、ホームネットワーク機器)は、Webサーバと自己の制御を行うための所定のページとを備えている。端末機器(図示省略)(例えば、ホームネットワーク機器)がローカルネット3に接続されると、自己を制御するためのページのURLがローカルネット3を介してネットワーク装置1eに転送される。すると、そのURLを受信したネットワーク装置1eのURL管理部16は、ローカルネット3に接続された端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)から受信したURLを管理する。さらに、URL管理部16で管理されている端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)のURLは、ネットワーク装置1eのホームページ上にその情報が反映される。
【0031】
これによって、インターネット2に接続されている端末機器(図示省略)(例えば、携帯電話)は、ネットワーク装置1eに表示されたURLにアクセスすることにより、該当するネットワーク装置1eのホームページを表示させることができる。このようにして表示されたネットワーク装置1eのホームページには、ローカルネット3に接続されている端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)のWebサーバと制御を行うためのページを含むURL情報が存在している。したがって、インターネット2に接続されている端末機器(例えば、携帯電話)が、ネットワーク装置1eのホームページに表示されたURLにアクセスすれば、ローカルネット3に接続されている端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)を制御するための所定のページが直ちに表示される。
【0032】
このようにして、ネットワーク装置1eのホームページには、ローカルネット3に接続されている端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)のWebサーバと制御を行うためのページとが表示されるので、その表示内容にしたがって各種の指示を行えば、簡単に、インターネット2に接続されている端末機器(例えば、携帯電話)からローカルネット3に接続されている端末機器(例えば、ホームネットワーク機器)の制御を行うことができる。
【0033】
上記実施の形態は本発明を説明するための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能である。上記の実施の形態では、インターネットやローカルネットに接続された端末機器を用いてネットワーク装置による表示や制御を行う例を説明したが、これに限ることはなく、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)やその他のモバイル端末を用いても、上記の各実施の形態と同様の作用効果が得られることは言うまでもない。
【0034】
ところで、上記の実施の形態で述べたネットワーク装置から明らかなように、本発明によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されたネットワーク装置であって、インターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信するWebサーバと、Webサーバが受信した前記電子メールの情報内容又はタイトルを表示する表示手段と、ローカルネットに接続された受信側端末機器からURL情報を取得して管理し、URL情報に基づいて送信側端末機器と受信側端末機器との間の通信の仲介を行うURL管理手段とを、備えるネットワーク装置を提供することができる。
【0035】
つまり、上記のような構成のネットワーク装置によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されていて中継機能を有するネットワーク装置であって、Webサーバがインターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信すると、表示手段がWebサーバの受信した電子メールの情報内容又はタイトルを表示する。さらに、URL管理手段が、ローカルネットに接続された受信側端末機器のWebサーバから取得したURL情報に基づいて、インターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器とローカルネットに接続された受信側端末機器との間の通信の仲介を行う。このようにして、インターネットとローカルネットに接続されたネットワーク装置のURL管理手段が、ローカルネットに接続された受信側端末機器のURLを管理することにより、インターネット又はローカルネットに接続された送信側端末機器は、ネットワーク装置のURLにアクセスするだけで、ローカルネットに接続された受信側端末機器のうち、所望の受信側端末機器を制御することができる。
【0036】
また、本発明によれば、インターネットとローカルネットとの双方に接続され、インターネット又はローカルネットを介して端末機器から受信した電子メールの内容やタイトルを表示できるネットワーク装置を構成することもできる。このような構成にすれば、ネットワーク装置に接続された複数の端末機器を集中監視することができる。
【0037】
また、本発明によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されたネットワーク装置であって、インターネット又はローカルネットに接続された端末機器から送信された電子メールを受信して一時的に蓄積するメールサーバと、メールサーバに蓄積された電子メールを抽出して解析し、その電子メールがネットワーク装置宛てのものであるか否かを判定するメール情報解析手段と、メール情報解析手段が抽出して解析したネットワーク装置宛ての電子メールの情報内容又はタイトルを表示する表示手段とによってネットワーク装置を構成することもできる。ネットワーク装置をこのような構成にすれば、メッセージボードを簡単な構成で実現することができる。
【0038】
また、本発明によれば、インターネットとローカルネットの双方に接続されたネットワーク装置であって、インターネット又はローカルネットに接続された端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信するWebサーバと、Webサーバが受信した電子メールの情報内容又はタイトルを表示する表示手段とによってネットワーク装置を構成することもできる。ネットワーク装置をこのような構成にすれば、Webサーバ機能を利用して、インターネットやローカルネットを介して受信したHTTPやXML言語で記載された情報を容易に表示することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電子メールを一時蓄積するメールサーバと任意の電子メールの内容を解析するメール情報解析機能とを有するネットワーク装置が、インターネットとローカルネットとの間に接続されることにより、電子メールなどの内容をネットワーク装置の表示部へ直接表示させることができる。これによって、ネットワーク装置をメッセージボードなどの商品へ応用することができる。
【0040】
また、インターネットとローカルネットに接続されたネットワーク装置が、例えば、ローカルネットに接続された複数の端末機器のURLを管理することにより、他のネットワーク系の端末機器からネットワーク装置のURLにアクセスすれば、直ちに、ローカルネットに接続された任意の端末機器に通信接続して制御を行うことができる。これによって、ホームネットワーク機器を制御するためのホームゲートウェイなどの商品にも応用することができる。さらに、本発明のネットワーク装置は、表示部に表示された内容に基づいてインターネットやローカルネットに接続された端末機器を制御することもできるので、一段と使い勝手のよいホームゲートウェイ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク装置の基本的な接続形態を示す概念図である。
【図2】図1に示すネットワーク装置の第1の実施の形態の内部構成を示し、メールサーバ機能を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示すネットワーク装置の第2の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1に示すネットワーク装置の第3の実施の形態の内部構成を示し、メールサーバ機能と制御部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1に示すネットワーク装置の第4の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能と制御部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。
【図6】図1に示すネットワーク装置の第5の実施の形態の内部構成を示し、Webサーバ機能とURL管理部を利用したネットワーク装置の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d、1e ネットワーク装置
2 インターネット
3 ローカルネット(LAN)
11 メールサーバ
12 メール情報解析部(メール情報解析手段)
13 表示部(表示手段)
14 Webサーバ
15 制御部(制御手段)
16 URL管理部(URL管理手段)
Claims (2)
- インターネットとローカルネットの双方に接続されるネットワーク装置であって、
前記インターネット又は前記ローカルネットに接続された端末機器から送信された電子メールを受信して一時的に蓄積するメールサーバと、
前記メールサーバに蓄積された電子メールを解析し、前記電子メールが前記ネットワーク装置宛てのものであるか否かを判定するメール情報解析手段と、
前記メール情報解析手段が判定した前記ネットワーク装置宛ての電子メールの情報内容及びタイトルのうちの少なくとも一方を表示する表示手段と、
前記ネットワーク装置宛ての電子メールと判定された電子メールの内容を解析して、前記ローカルネットに接続された受信側となる端末機器から制御対象となる端末機器を特定するとともに、前記解析した電子メールの内容に応じて制御するための制御コマンドを生成し、前記制御コマンドを用いて前記特定された端末機器を制御する制御手段とを、
備えるネットワーク装置。 - インターネットとローカルネットの双方に接続されるネットワーク装置であって、
前記インターネット又は前記ローカルネットに接続された送信側端末機器からWebブラウザを使用して送信された電子メールを受信するWebサーバと、
前記Webサーバが受信した前記電子メールの情報内容及びタイトルのうちの少なくとも一方を表示する表示手段と、
前記Webサーバが受信した電子メールの内容を解析して、前記ローカルネットに接続された受信側となる端末機器から制御対象となる端末機器を特定するとともに、前記解析した電子メールの内容に応じて制御するための制御コマンドを生成し、前記制御コマンドを用いて前記特定された端末機器を制御する制御手段とを、
備えるネットワーク装置。
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Cited By (1)
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JP2007013793A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Mitsubishi Electric Corp | ホームゲートウェイ装置 |
-
2003
- 2003-02-14 JP JP2003036681A patent/JP2004248038A/ja not_active Withdrawn
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