JP2004299585A - 車両用空調制御装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】この発明の目的は、空気冷却手段が作動していない場合にも、車室内の湿度に応じて吹き出される空気の温度を最適に調整することができ、快適な車室内環境を実現することにある。
【構成】このため、この発明は、空気を冷却する空気冷却手段と冷却された空気を加熱する空気加熱手段とを有し、これらの手段により車室内に吹き出される空気の温度が目標吹き出し温度になるように制御する車両用空調制御装置において、少なくとも設定温度に基づいて目標吹き出し温度を算出する温度算出手段を設け、空気冷却手段が作動状態であるか非作動状態であるかを検出する状態検出手段を設け、車室内の湿度を検出する湿度検出手段を設け、状態検出手段により空気冷却手段が非作動状態であることを検出した場合に、湿度検出手段により検出された湿度に応じて目標吹き出し温度を補正する温度補正手段を設けた。
【選択図】 図1
【構成】このため、この発明は、空気を冷却する空気冷却手段と冷却された空気を加熱する空気加熱手段とを有し、これらの手段により車室内に吹き出される空気の温度が目標吹き出し温度になるように制御する車両用空調制御装置において、少なくとも設定温度に基づいて目標吹き出し温度を算出する温度算出手段を設け、空気冷却手段が作動状態であるか非作動状態であるかを検出する状態検出手段を設け、車室内の湿度を検出する湿度検出手段を設け、状態検出手段により空気冷却手段が非作動状態であることを検出した場合に、湿度検出手段により検出された湿度に応じて目標吹き出し温度を補正する温度補正手段を設けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は車両用空調制御装置に係り、特に、車室内の湿度に応じて吹き出される空気の温度を最適に調整し得て、快適な車室内環境を実現し得る車両用空調制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両には、車室内の環境を快適にし、また窓の曇りや霜付き等を防止するために、車両用空調制御装置を設けているものがある。車両用空調制御装置は、少なくともコンプレッサ及びエバポレータを備えた空気を冷却する空気冷却手段とエバポレータにより冷却された空気を加熱する空気加熱手段とを有し、これらの手段により車室内に吹き出される空気の温度が目標吹き出し温度になるように制御している。
【0003】
車両の車室内は、車室内の乗員の発散する湿気、車室外から流入する外気に含まれる湿気、外部へ流出する内気に含まれる湿気等によって、湿度がバランスしている。乗員は、車室内の湿度が高すぎると蒸し暑さを感じ、快適性を悪化させることになる。
【0004】
これに対して、前記車両用空調制御装置は、車室内の湿度が高い場合に、空気冷却手段を作動していれば、コンプレッサを駆動してエバポレータにより空気を一旦冷却して除湿した後、空気加熱手段により目標吹き出し温度になるように空気を再加熱することにより、車室内に吹き出される空気を除湿することができ、車室内環境を快適にすることができる。
【0005】
従来の車両用空調制御装置には、エバポレータ通過後の空気温度及び車室内に吹き出された空気の温度とから湿度を算出し、算出された湿度に応じて吹き出される空気の温度を一定、あるいは低下させるようにエアミックスダンパの作動を制御するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−89329号(第3、4頁、第1図、図3)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の車両用空気制御装置においては、空気冷却手段を作動している場合に、コンプレッサを駆動してエバポレータにより車室内に吹き出される空気を除湿することができる。
【0008】
ところが、空気冷却手段を非作動としている場合は、コンプレッサが停止されてエバポレータによる除湿を行うことができないため、車室内の湿度を下げることができず、乗員に不快感を与える不都合がある。
【0009】
また、前記エバポレータ通過後の空気温度及び車室内に吹き出された空気の温度とから湿度を算出して吹き出される空気の温度を制御する従来の車両用空気制御装置においては、換気モードを外気導入に設定した場合に外部環境に影響される問題があり、正確な温度制御を実施できない不都合がある。
【0010】
このため、従来の車両用空気制御装置においては、快適な車室内環境を実現することが困難な不都合がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、少なくともコンプレッサ及びエバポレータを備えた空気を冷却する空気冷却手段と前記エバポレータにより冷却された空気を加熱する空気加熱手段とを有し、前記空気冷却手段と空気加熱手段とにより車室内に吹き出される空気の温度が目標吹き出し温度になるように制御する車両用空調制御装置において、少なくとも設定温度に基づいて前記目標吹き出し温度を算出する温度算出手段を設け、前記空気冷却手段が作動状態であるか非作動状態であるかを検出する状態検出手段を設け、前記車室内の湿度を検出する湿度検出手段を設け、前記状態検出手段により前記空気冷却手段が非作動状態であることを検出した場合に、前記湿度検出手段により検出された湿度に応じて前記目標吹き出し温度を補正する温度補正手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の車両用空調制御装置は、空気冷却手段が非作動状態である場合に、車室内の湿度に応じて目標吹き出し温度を補正することにより、空気冷却手段が作動していない場合にも、車室内の湿度に応じて吹き出される空気の温度を最適に調整することができ、夏場のようにコンプレッサが作動している時間が長い場合にも、精度の高い温度補正を実施することができ、内気循環や外気導入の換気モードに左右されることなく、正確な温度制御を実施することができる。
【0013】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。図3において、2は図示しない車両に搭載された車両用空調制御装置2である。車両用空調制御装置2は、空調ダクト4により形成される空調通路6を設け、この空調通路6を流れる空気を冷却する空気冷却手段8と空気を加熱する空気加熱手段10と空気を送給する空気送給手段12とを設けている。
【0014】
前記空気冷却手段8は、少なくともコンプレッサ14及びエバポレータ16を備えている。コンプレッサ14は、図示しないエンジンにより電磁クラッチ18を介して駆動されて冷媒を圧縮する。エバポレータ16は、空調通路6の途中に配置され、コンプレッサ14により圧縮された冷媒の気化潜熱により通過する空気を冷却して除湿する。
【0015】
前記空気加熱手段10は、ヒータコア20を備えている。ヒータコア20は、エバポレータ16の下流側に配置され、エンジン冷却水を熱源としてエバポレータ16から送られてくる冷却された空気を加熱する。
【0016】
前記空気送給手段12は、ブロアファン22を備えている。ブロアファン22は、エバポレータ14の上流側に配置され、ファンモータ24により駆動されて空調通路6の空気を車室内に送風する。
【0017】
前記ヒータコア20は、空調通路6の流れ方向に対して交差する幅方向一側に偏らせて配置されている。これにより、ヒータコア20が配置された部位の空調通路6は、空調通路6の幅方向一側でヒータコア20が配置されたヒータコア通路26と、空調通路6の幅方向他側でヒータコア通路26に平行なバイパス通路28とに、2分して形成されている。
【0018】
エバポレータ16の下流側でヒータコア通路26とバイパス通路28との上流側の空調通路6には、エアミックスダンパ30を配置している。エアミックスダンパ30は、エアミックスアクチュエータ32により駆動され、エバポレータ16により冷却・除湿された空気をヒータコア通路26とバイパス通路28とに分配する。
【0019】
前記空調ダクト4の上流端には、図示しない車室内の空気である内気を導入する内気循環ダクト34と車室外の空気である外気を導入する外気導入ダクト36とを分岐して設け、空調通路6の上流端に車室内に連絡する内気循環口38と車室外に連絡する外気導入口40とを設けている。
【0020】
空調ダクト4の内気循環ダクト34と外気導入ダクト36とに分岐する部位の空調通路6には、内外気切換ダンパ42を設けている。内外気切換ダンパ42は、内外気切換アクチュエータ44により駆動され、空調通路6に内気循環口38と外気導入口40とのいずれか一方を連通させるように切換える。
【0021】
前記空調ダクト4の下流端には、空調通路6の空気を車室内に導入するデフロスト用ダクト46とベント用ダクト48とフット用ダクト50とを分岐して設け、空調通路6の下流端に車室内に連絡するデフロスト吹出口52とベント吹出口54とフット吹出口56とを設けている。
【0022】
空調ダクト4のデフロスト用ダクト46とベント用ダクト48とフット用ダクト50とに分岐する部位の空調通路6には、夫々デフロスト吹出口ダンパ58とベント吹出口ダンパ60とフット吹出口ダンパ62とを設けている。デフロスト吹出口ダンパ58とベント吹出口ダンパ60とフット吹出口ダンパ62とは、連結されており、モードアクチュエータ64により駆動され、デフロスト吹出口52とベント吹出口54とフット吹出口56とを連携して開閉する。
【0023】
前記電磁クラッチ18とファンモータ24とエアミックスアクチュエータ32と内外気切換アクチュエータ44とモードアクチュエータ64とは、車両用空調制御装置2の制御手段66に接続して設けている。
【0024】
制御手段66には、エバポレータ16下流側でエバポレータ16の温度を検出するエバポレータ温度センサ68と、車室外の外気温度を検出する外気温度センサ70と、車室内の内気温度を検出する内気温度センサ72と、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ74と、車室内に入射する日射量を検出する日射量センサ76と、車両用空調制御装置2の操作パネル78と、車室内の湿度を検出する湿度検出手段である湿度センサ80と、を接続して設けている。
【0025】
前記操作パネル78には、車両用空調制御装置2を駆動・停止するメインスイッチ82や、車室内に吹き出される空気の設定温度を設定する温度設定スイッチ84、空気冷却手段8(A/C)を作動状態・非作動状態(ON/OFF)に設定する作動・非作動スイッチ(A/Cスイッチ)86等を備えている。
【0026】
前記制御手段66には、温度算出手段88を設けている。温度算出手段88は、少なくとも乗員が操作パネル78の温度設定スイッチ84で設定した設定温度に基づき、外気温度・内気温度等を考慮して、車室内に吹き出される空気の目標吹き出し温度を算出する。
【0027】
これにより、車両用空調制御装置2は、制御手段66にエバポレータ温度センサ68〜操作パネル78から信号を入力し、温度算出手段88により車室内に吹き出される空気の目標吹き出し温度を算出し、空気冷却手段8と空気加熱手段10と空気送給手段12とにより車室内に吹き出される空気の温度が目標吹き出し温度になるように、電磁クラッチ18とファンモータ24とエアミックスアクチュエータ32と内外気切換アクチュエータ44とモードアクチュエータ64とを制御する。
【0028】
また、制御手段66には、操作パネル78の作動・非作動スイッチ86の設定から空気冷却手段8が作動状態であるか非作動状態であるかを検出する状態検出手段90を設け、状態検出手段90により空気冷却手段8が非作動であることを検出した場合に、湿度センサ80により検出された湿度に応じて目標吹き出し温度を補正する温度補正手段92を設けている。この温度補正手段92は、湿度センサ80により検出された湿度が高いほど目標吹き出し温度が低くなるように補正する。
【0029】
これにより、この車両用空調制御装置2は、制御手段66にエバポレータ温度センサ68〜湿度センサ80から信号を入力し、空気冷却手段8が非作動であることが検出された場合に、湿度センサ80により検出された車室内の湿度に応じて目標吹き出し温度を補正する。このとき、目標吹き出し温度は、車室内の湿度が高いほどが低くなるように補正される。
【0030】
次に、この実施例の作用を説明する。
【0031】
車両用空調制御装置2は、図1に示す如く、操作パネル78のメインスイッチ82をONにして制御がスタート(100)すると、制御の初期化処理(102)を行い、操作パネル78の情報(例えば、温度設定スイッチ84の設定した設定温度や作動・非作動スイッチ86の設定した空気冷却手段8の作動状態・非作動状態等)を読み込み(104)、各種センサ68〜76から検出信号(例えば、外気温度センサ70の検出する外気温度等)を読み込む(106)。
【0032】
読み込んだ情報(設定温度、内気温度、外気温度、日射量)から目標吹き出し温度TAOを算出(108)し、算出された目標吹き出し温度TAOから風量を演算(110)する。
【0033】
前記目標吹き出し温度TAOは、
TAO=A*設定温度+B*内気温度+C*外気温度+D*日射量+E
(A〜Eは、定数)
の式より算出される。
【0034】
次に、操作パネル78の情報を参照して、作動・非作動スイッチ(A/Cスイッチ)86がONか否かを判断(112)する。
【0035】
作動・非作動スイッチ86がONで、空気冷却手段8が作動状態であることが検出されて判断(112)がYESの場合は、空気冷却手段8が作動状態(A/C:ON)である場合の処理(114)を行う。空気冷却手段8の作動状態(A/C:ON)である場合の処理においては、目標吹き出し温度TAOに基づいて電磁クラッチ18の結合・離脱やファンモータ24の回転数等を演算する。
【0036】
また、作動・非作動スイッチ86がOFFで、空気冷却手段8が非作動状態であることが検出されて判断(112)がNOの場合は、空気冷却手段8の非作動状態(A/C:OFF)である場合の処理(116)を行う。
【0037】
この空気冷却手段8が非作動状態(A/C:OFF)である場合の処理(116)においては、図2に示す如く、処理がスタート(200)すると、湿度センサ80の検出する車室内の湿度RHrを読み込み(202)、湿度RHrから非作動状態(A/C:OFF)補正定数(F*RHr)を演算(204)し、補正目標吹き出し温度TAO’(TAO’=TAO−F*RHr)を演算(206)し、補正目標吹き出し温度TAO’に基づいてエアミックスダンパ30の開度を演算(208)し、図1のフローチャートにリターン(208)する。
【0038】
なお、非作動状態(A/C:OFF)補正定数(F*RHr)は、検出された湿度RHrが高いほど目標吹き出し温度が低くなるように演算される。
【0039】
前記処理(114・116)の結果に基づいて制御信号を出力(118)し、空気冷却手段8の作動状態(A/C:ON)である場合には目標吹き出し温度TAOになるように、夫々電磁クラッチ18とファンモータ24とエアミックスアクチュエータ32と内外気切換アクチュエータ44とモードアクチュエータ64との制御を行い、また、空気冷却手段8の非作動状態(A/C:OFF)である場合には補正目標吹き出し温度TAO’になるように、エアミックスアクチュエータ32の制御を行い、エアミックスダンパ30の開度を調整する。
【0040】
その後、制御処理時間が経過したか否かを判断(120)し、所定時間待機して制御処理時間が経過した場合は処理(104)に戻り、再び(104)〜(120)の処理を行う。
【0041】
このように、この車両用空調制御装置2は、空気冷却手段8が非作動状態である場合に、車室内の湿度に応じて目標吹き出し温度TAOを補正して補正目標吹出温度TAO’を演算し、吹き出される空気の温度が補正目標吹出温度TAO’になるようにエアミックスダンパ30を制御することにより、空気冷却手段8が作動していない場合にも、車室内の湿度に応じて吹き出される空気の温度を最適に調整することができ、夏場のようにコンプレッサ14が作動している時間が長い場合にも、精度の高い温度補正を実施することができ、内気循環や外気導入の換気モードに左右されることなく、正確な温度制御を実施することができる。
【0042】
このため、この車両用空調制御装置2は、快適な車室内環境を実現することができる。
【0043】
また、この車両用空調制御装置2は、温度補正手段92によって、湿度センサ80により検出された湿度が高いほど目標吹き出し温度が低くなるように補正して補正目標吹出温度TAO’を演算することにより、さらに、快適な車室内空間を実現することができる。
【0044】
なお、この発明は、上述実施例に限定されることなく、種々応用改変が可能である。
【0045】
例えば、上述実施例においては、湿度センサ80の検出する車室内の湿度に応じて目標吹き出し温度TAOを補正したが、湿度センサ80に代えて、エバポレータ温度センサ68の検出するエバポレータ温度Teから非作動状態(A/C:OFF)補正定数(F*Te)を演算し、この補正定数(F*Te)により目標吹き出し温度TAOを補正して補正目標吹き出し温度TAO’(TAO’=TAO−F*Te)を演算することもできる。
【0046】
また、この車両用空調制御装置2は、空気冷却手段8が非作動状態である場合に、補正目標吹き出し温度TAO’に基づいて算出されたエアミックスダンパ30の開度に調整したが、空調通路6から吹き出される空気が乗員の身体に適度の吹き付けられるように、ブロアファン22やデフロスト吹出口ダンパ58、ベント吹出口ダンパ60、フット吹出口ダンパ62の開度を制御することにより、乗員の体感温度を快適にし得て、快適な車室内環境を実現することができる。
【0047】
【発明の効果】
このように、この車両用空調制御装置は、空気冷却手段が作動していない場合にも、車室内の湿度に応じて吹き出される空気の温度を最適に調整することができ、夏場のようにコンプレッサが作動している時間が長い場合にも、精度の高い温度補正を実施することができ、内気循環や外気導入の換気モードに左右されることなく、正確な温度制御を実施することができる。
このため、この車両用空調制御装置は、快適な車室内環境を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空調制御装置の実施例を示す制御のフローチャートである。
【図2】空気冷却手段の非作動状態の処理のフローチャートである。
【図3】車両用空調制御装置の概略構成図である。
【符号の説明】
2 車両用空調制御装置
4 空調ダクト
6 空調通路
8 空気冷却手段
10 空気加熱手段
12 空気送給手段
14 コンプレッサ
16 エバポレータ
18 電磁クラッチ
20 ヒータコア
22 ブロアファン
24 ファンモータ
30 エアミックスダンパ
32 エアミックスアクチュエータ
42 内外気切換ダンパ
44 内外気切換アクチュエータ
58 デフロスト吹出口ダンパ
60 ベント吹出口ダンパ
62 フット吹出口ダンパ
64 モードアクチュエータ
66 制御手段
68 エバポレータ後空気温度センサ
70 外気温度センサ
72 内気温度センサ
74 水温センサ
76 日射量センサ
78 操作パネル
80 湿度センサ
82 メインスイッチ
84 温度設定スイッチ
86 作動・非作動スイッチ
88 温度算出手段
90 状態検出手段
92 温度補正手段
【発明の属する技術分野】
この発明は車両用空調制御装置に係り、特に、車室内の湿度に応じて吹き出される空気の温度を最適に調整し得て、快適な車室内環境を実現し得る車両用空調制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両には、車室内の環境を快適にし、また窓の曇りや霜付き等を防止するために、車両用空調制御装置を設けているものがある。車両用空調制御装置は、少なくともコンプレッサ及びエバポレータを備えた空気を冷却する空気冷却手段とエバポレータにより冷却された空気を加熱する空気加熱手段とを有し、これらの手段により車室内に吹き出される空気の温度が目標吹き出し温度になるように制御している。
【0003】
車両の車室内は、車室内の乗員の発散する湿気、車室外から流入する外気に含まれる湿気、外部へ流出する内気に含まれる湿気等によって、湿度がバランスしている。乗員は、車室内の湿度が高すぎると蒸し暑さを感じ、快適性を悪化させることになる。
【0004】
これに対して、前記車両用空調制御装置は、車室内の湿度が高い場合に、空気冷却手段を作動していれば、コンプレッサを駆動してエバポレータにより空気を一旦冷却して除湿した後、空気加熱手段により目標吹き出し温度になるように空気を再加熱することにより、車室内に吹き出される空気を除湿することができ、車室内環境を快適にすることができる。
【0005】
従来の車両用空調制御装置には、エバポレータ通過後の空気温度及び車室内に吹き出された空気の温度とから湿度を算出し、算出された湿度に応じて吹き出される空気の温度を一定、あるいは低下させるようにエアミックスダンパの作動を制御するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−89329号(第3、4頁、第1図、図3)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の車両用空気制御装置においては、空気冷却手段を作動している場合に、コンプレッサを駆動してエバポレータにより車室内に吹き出される空気を除湿することができる。
【0008】
ところが、空気冷却手段を非作動としている場合は、コンプレッサが停止されてエバポレータによる除湿を行うことができないため、車室内の湿度を下げることができず、乗員に不快感を与える不都合がある。
【0009】
また、前記エバポレータ通過後の空気温度及び車室内に吹き出された空気の温度とから湿度を算出して吹き出される空気の温度を制御する従来の車両用空気制御装置においては、換気モードを外気導入に設定した場合に外部環境に影響される問題があり、正確な温度制御を実施できない不都合がある。
【0010】
このため、従来の車両用空気制御装置においては、快適な車室内環境を実現することが困難な不都合がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、少なくともコンプレッサ及びエバポレータを備えた空気を冷却する空気冷却手段と前記エバポレータにより冷却された空気を加熱する空気加熱手段とを有し、前記空気冷却手段と空気加熱手段とにより車室内に吹き出される空気の温度が目標吹き出し温度になるように制御する車両用空調制御装置において、少なくとも設定温度に基づいて前記目標吹き出し温度を算出する温度算出手段を設け、前記空気冷却手段が作動状態であるか非作動状態であるかを検出する状態検出手段を設け、前記車室内の湿度を検出する湿度検出手段を設け、前記状態検出手段により前記空気冷却手段が非作動状態であることを検出した場合に、前記湿度検出手段により検出された湿度に応じて前記目標吹き出し温度を補正する温度補正手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の車両用空調制御装置は、空気冷却手段が非作動状態である場合に、車室内の湿度に応じて目標吹き出し温度を補正することにより、空気冷却手段が作動していない場合にも、車室内の湿度に応じて吹き出される空気の温度を最適に調整することができ、夏場のようにコンプレッサが作動している時間が長い場合にも、精度の高い温度補正を実施することができ、内気循環や外気導入の換気モードに左右されることなく、正確な温度制御を実施することができる。
【0013】
【実施例】
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。図3において、2は図示しない車両に搭載された車両用空調制御装置2である。車両用空調制御装置2は、空調ダクト4により形成される空調通路6を設け、この空調通路6を流れる空気を冷却する空気冷却手段8と空気を加熱する空気加熱手段10と空気を送給する空気送給手段12とを設けている。
【0014】
前記空気冷却手段8は、少なくともコンプレッサ14及びエバポレータ16を備えている。コンプレッサ14は、図示しないエンジンにより電磁クラッチ18を介して駆動されて冷媒を圧縮する。エバポレータ16は、空調通路6の途中に配置され、コンプレッサ14により圧縮された冷媒の気化潜熱により通過する空気を冷却して除湿する。
【0015】
前記空気加熱手段10は、ヒータコア20を備えている。ヒータコア20は、エバポレータ16の下流側に配置され、エンジン冷却水を熱源としてエバポレータ16から送られてくる冷却された空気を加熱する。
【0016】
前記空気送給手段12は、ブロアファン22を備えている。ブロアファン22は、エバポレータ14の上流側に配置され、ファンモータ24により駆動されて空調通路6の空気を車室内に送風する。
【0017】
前記ヒータコア20は、空調通路6の流れ方向に対して交差する幅方向一側に偏らせて配置されている。これにより、ヒータコア20が配置された部位の空調通路6は、空調通路6の幅方向一側でヒータコア20が配置されたヒータコア通路26と、空調通路6の幅方向他側でヒータコア通路26に平行なバイパス通路28とに、2分して形成されている。
【0018】
エバポレータ16の下流側でヒータコア通路26とバイパス通路28との上流側の空調通路6には、エアミックスダンパ30を配置している。エアミックスダンパ30は、エアミックスアクチュエータ32により駆動され、エバポレータ16により冷却・除湿された空気をヒータコア通路26とバイパス通路28とに分配する。
【0019】
前記空調ダクト4の上流端には、図示しない車室内の空気である内気を導入する内気循環ダクト34と車室外の空気である外気を導入する外気導入ダクト36とを分岐して設け、空調通路6の上流端に車室内に連絡する内気循環口38と車室外に連絡する外気導入口40とを設けている。
【0020】
空調ダクト4の内気循環ダクト34と外気導入ダクト36とに分岐する部位の空調通路6には、内外気切換ダンパ42を設けている。内外気切換ダンパ42は、内外気切換アクチュエータ44により駆動され、空調通路6に内気循環口38と外気導入口40とのいずれか一方を連通させるように切換える。
【0021】
前記空調ダクト4の下流端には、空調通路6の空気を車室内に導入するデフロスト用ダクト46とベント用ダクト48とフット用ダクト50とを分岐して設け、空調通路6の下流端に車室内に連絡するデフロスト吹出口52とベント吹出口54とフット吹出口56とを設けている。
【0022】
空調ダクト4のデフロスト用ダクト46とベント用ダクト48とフット用ダクト50とに分岐する部位の空調通路6には、夫々デフロスト吹出口ダンパ58とベント吹出口ダンパ60とフット吹出口ダンパ62とを設けている。デフロスト吹出口ダンパ58とベント吹出口ダンパ60とフット吹出口ダンパ62とは、連結されており、モードアクチュエータ64により駆動され、デフロスト吹出口52とベント吹出口54とフット吹出口56とを連携して開閉する。
【0023】
前記電磁クラッチ18とファンモータ24とエアミックスアクチュエータ32と内外気切換アクチュエータ44とモードアクチュエータ64とは、車両用空調制御装置2の制御手段66に接続して設けている。
【0024】
制御手段66には、エバポレータ16下流側でエバポレータ16の温度を検出するエバポレータ温度センサ68と、車室外の外気温度を検出する外気温度センサ70と、車室内の内気温度を検出する内気温度センサ72と、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ74と、車室内に入射する日射量を検出する日射量センサ76と、車両用空調制御装置2の操作パネル78と、車室内の湿度を検出する湿度検出手段である湿度センサ80と、を接続して設けている。
【0025】
前記操作パネル78には、車両用空調制御装置2を駆動・停止するメインスイッチ82や、車室内に吹き出される空気の設定温度を設定する温度設定スイッチ84、空気冷却手段8(A/C)を作動状態・非作動状態(ON/OFF)に設定する作動・非作動スイッチ(A/Cスイッチ)86等を備えている。
【0026】
前記制御手段66には、温度算出手段88を設けている。温度算出手段88は、少なくとも乗員が操作パネル78の温度設定スイッチ84で設定した設定温度に基づき、外気温度・内気温度等を考慮して、車室内に吹き出される空気の目標吹き出し温度を算出する。
【0027】
これにより、車両用空調制御装置2は、制御手段66にエバポレータ温度センサ68〜操作パネル78から信号を入力し、温度算出手段88により車室内に吹き出される空気の目標吹き出し温度を算出し、空気冷却手段8と空気加熱手段10と空気送給手段12とにより車室内に吹き出される空気の温度が目標吹き出し温度になるように、電磁クラッチ18とファンモータ24とエアミックスアクチュエータ32と内外気切換アクチュエータ44とモードアクチュエータ64とを制御する。
【0028】
また、制御手段66には、操作パネル78の作動・非作動スイッチ86の設定から空気冷却手段8が作動状態であるか非作動状態であるかを検出する状態検出手段90を設け、状態検出手段90により空気冷却手段8が非作動であることを検出した場合に、湿度センサ80により検出された湿度に応じて目標吹き出し温度を補正する温度補正手段92を設けている。この温度補正手段92は、湿度センサ80により検出された湿度が高いほど目標吹き出し温度が低くなるように補正する。
【0029】
これにより、この車両用空調制御装置2は、制御手段66にエバポレータ温度センサ68〜湿度センサ80から信号を入力し、空気冷却手段8が非作動であることが検出された場合に、湿度センサ80により検出された車室内の湿度に応じて目標吹き出し温度を補正する。このとき、目標吹き出し温度は、車室内の湿度が高いほどが低くなるように補正される。
【0030】
次に、この実施例の作用を説明する。
【0031】
車両用空調制御装置2は、図1に示す如く、操作パネル78のメインスイッチ82をONにして制御がスタート(100)すると、制御の初期化処理(102)を行い、操作パネル78の情報(例えば、温度設定スイッチ84の設定した設定温度や作動・非作動スイッチ86の設定した空気冷却手段8の作動状態・非作動状態等)を読み込み(104)、各種センサ68〜76から検出信号(例えば、外気温度センサ70の検出する外気温度等)を読み込む(106)。
【0032】
読み込んだ情報(設定温度、内気温度、外気温度、日射量)から目標吹き出し温度TAOを算出(108)し、算出された目標吹き出し温度TAOから風量を演算(110)する。
【0033】
前記目標吹き出し温度TAOは、
TAO=A*設定温度+B*内気温度+C*外気温度+D*日射量+E
(A〜Eは、定数)
の式より算出される。
【0034】
次に、操作パネル78の情報を参照して、作動・非作動スイッチ(A/Cスイッチ)86がONか否かを判断(112)する。
【0035】
作動・非作動スイッチ86がONで、空気冷却手段8が作動状態であることが検出されて判断(112)がYESの場合は、空気冷却手段8が作動状態(A/C:ON)である場合の処理(114)を行う。空気冷却手段8の作動状態(A/C:ON)である場合の処理においては、目標吹き出し温度TAOに基づいて電磁クラッチ18の結合・離脱やファンモータ24の回転数等を演算する。
【0036】
また、作動・非作動スイッチ86がOFFで、空気冷却手段8が非作動状態であることが検出されて判断(112)がNOの場合は、空気冷却手段8の非作動状態(A/C:OFF)である場合の処理(116)を行う。
【0037】
この空気冷却手段8が非作動状態(A/C:OFF)である場合の処理(116)においては、図2に示す如く、処理がスタート(200)すると、湿度センサ80の検出する車室内の湿度RHrを読み込み(202)、湿度RHrから非作動状態(A/C:OFF)補正定数(F*RHr)を演算(204)し、補正目標吹き出し温度TAO’(TAO’=TAO−F*RHr)を演算(206)し、補正目標吹き出し温度TAO’に基づいてエアミックスダンパ30の開度を演算(208)し、図1のフローチャートにリターン(208)する。
【0038】
なお、非作動状態(A/C:OFF)補正定数(F*RHr)は、検出された湿度RHrが高いほど目標吹き出し温度が低くなるように演算される。
【0039】
前記処理(114・116)の結果に基づいて制御信号を出力(118)し、空気冷却手段8の作動状態(A/C:ON)である場合には目標吹き出し温度TAOになるように、夫々電磁クラッチ18とファンモータ24とエアミックスアクチュエータ32と内外気切換アクチュエータ44とモードアクチュエータ64との制御を行い、また、空気冷却手段8の非作動状態(A/C:OFF)である場合には補正目標吹き出し温度TAO’になるように、エアミックスアクチュエータ32の制御を行い、エアミックスダンパ30の開度を調整する。
【0040】
その後、制御処理時間が経過したか否かを判断(120)し、所定時間待機して制御処理時間が経過した場合は処理(104)に戻り、再び(104)〜(120)の処理を行う。
【0041】
このように、この車両用空調制御装置2は、空気冷却手段8が非作動状態である場合に、車室内の湿度に応じて目標吹き出し温度TAOを補正して補正目標吹出温度TAO’を演算し、吹き出される空気の温度が補正目標吹出温度TAO’になるようにエアミックスダンパ30を制御することにより、空気冷却手段8が作動していない場合にも、車室内の湿度に応じて吹き出される空気の温度を最適に調整することができ、夏場のようにコンプレッサ14が作動している時間が長い場合にも、精度の高い温度補正を実施することができ、内気循環や外気導入の換気モードに左右されることなく、正確な温度制御を実施することができる。
【0042】
このため、この車両用空調制御装置2は、快適な車室内環境を実現することができる。
【0043】
また、この車両用空調制御装置2は、温度補正手段92によって、湿度センサ80により検出された湿度が高いほど目標吹き出し温度が低くなるように補正して補正目標吹出温度TAO’を演算することにより、さらに、快適な車室内空間を実現することができる。
【0044】
なお、この発明は、上述実施例に限定されることなく、種々応用改変が可能である。
【0045】
例えば、上述実施例においては、湿度センサ80の検出する車室内の湿度に応じて目標吹き出し温度TAOを補正したが、湿度センサ80に代えて、エバポレータ温度センサ68の検出するエバポレータ温度Teから非作動状態(A/C:OFF)補正定数(F*Te)を演算し、この補正定数(F*Te)により目標吹き出し温度TAOを補正して補正目標吹き出し温度TAO’(TAO’=TAO−F*Te)を演算することもできる。
【0046】
また、この車両用空調制御装置2は、空気冷却手段8が非作動状態である場合に、補正目標吹き出し温度TAO’に基づいて算出されたエアミックスダンパ30の開度に調整したが、空調通路6から吹き出される空気が乗員の身体に適度の吹き付けられるように、ブロアファン22やデフロスト吹出口ダンパ58、ベント吹出口ダンパ60、フット吹出口ダンパ62の開度を制御することにより、乗員の体感温度を快適にし得て、快適な車室内環境を実現することができる。
【0047】
【発明の効果】
このように、この車両用空調制御装置は、空気冷却手段が作動していない場合にも、車室内の湿度に応じて吹き出される空気の温度を最適に調整することができ、夏場のようにコンプレッサが作動している時間が長い場合にも、精度の高い温度補正を実施することができ、内気循環や外気導入の換気モードに左右されることなく、正確な温度制御を実施することができる。
このため、この車両用空調制御装置は、快適な車室内環境を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空調制御装置の実施例を示す制御のフローチャートである。
【図2】空気冷却手段の非作動状態の処理のフローチャートである。
【図3】車両用空調制御装置の概略構成図である。
【符号の説明】
2 車両用空調制御装置
4 空調ダクト
6 空調通路
8 空気冷却手段
10 空気加熱手段
12 空気送給手段
14 コンプレッサ
16 エバポレータ
18 電磁クラッチ
20 ヒータコア
22 ブロアファン
24 ファンモータ
30 エアミックスダンパ
32 エアミックスアクチュエータ
42 内外気切換ダンパ
44 内外気切換アクチュエータ
58 デフロスト吹出口ダンパ
60 ベント吹出口ダンパ
62 フット吹出口ダンパ
64 モードアクチュエータ
66 制御手段
68 エバポレータ後空気温度センサ
70 外気温度センサ
72 内気温度センサ
74 水温センサ
76 日射量センサ
78 操作パネル
80 湿度センサ
82 メインスイッチ
84 温度設定スイッチ
86 作動・非作動スイッチ
88 温度算出手段
90 状態検出手段
92 温度補正手段
Claims (2)
- 少なくともコンプレッサ及びエバポレータを備えた空気を冷却する空気冷却手段と前記エバポレータにより冷却された空気を加熱する空気加熱手段とを有し、前記空気冷却手段と空気加熱手段とにより車室内に吹き出される空気の温度が目標吹き出し温度になるように制御する車両用空調制御装置において、少なくとも設定温度に基づいて前記目標吹き出し温度を算出する温度算出手段を設け、前記空気冷却手段が作動状態であるか非作動状態であるかを検出する状態検出手段を設け、前記車室内の湿度を検出する湿度検出手段を設け、前記状態検出手段により前記空気冷却手段が非作動状態であることを検出した場合に、前記湿度検出手段により検出された湿度に応じて前記目標吹き出し温度を補正する温度補正手段を設けたことを特徴とする車両用空調制御装置。
- 前記温度補正手段は、前記湿度検出手段により検出された湿度が高いほど前記目標吹き出し温度が低くなるように補正することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003095856A JP2004299585A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 車両用空調制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003095856A JP2004299585A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 車両用空調制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004299585A true JP2004299585A (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=33408082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003095856A Pending JP2004299585A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 車両用空調制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004299585A (ja) |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003095856A patent/JP2004299585A/ja active Pending
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