JP2004299487A - 防振ラバー取付構造及び防振ラバー取付方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】防振ラバーの取付作業の作業性を向上できる防振ラバー取付構造及び防振ラバー取付方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る防振ラバー取付構造は、防振ラバーの表面に二つの突起が間隔Lで設けられ、シート底板に前記二つの突起が嵌合する二つの嵌合穴が設けられ、これら各嵌合穴が少なくとも第一開口と第二開口とを備える。そして、二つの嵌合穴のうち一方の嵌合穴の第一開口の中心から半径Lの円周上に、他方の嵌合穴の前記第一開口の中心及び前記第二開口の中心が位置する。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明に係る防振ラバー取付構造は、防振ラバーの表面に二つの突起が間隔Lで設けられ、シート底板に前記二つの突起が嵌合する二つの嵌合穴が設けられ、これら各嵌合穴が少なくとも第一開口と第二開口とを備える。そして、二つの嵌合穴のうち一方の嵌合穴の第一開口の中心から半径Lの円周上に、他方の嵌合穴の前記第一開口の中心及び前記第二開口の中心が位置する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防振ラバー取付構造及び防振ラバー取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動二輪車用シート(以下、単に「シート」ともいう。)には、その底板に例えばゴム製の弾性部材(防振ラバー)を手作業により取り付け、この防振ラバーをシートと車両本体との間に介在させることにより、車両からの振動を防振ラバーで吸収して、シートへの伝達を抑制している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図8(a)は、防振ラバー100がシート底板200に取り付けられた状態を示し、図8(b)はシート底板200の一部を示す。符合201はシート底板に設けられた2つの嵌合穴、符合101は上記嵌合穴201に対応した位置に設けられる2つの突起を指す。
防振ラバー100の取り付け作業は、作業者が防振ラバー100の2つの突起101を嵌合穴201に当接させてシート底板200側に押圧する。そして、各突起101を弾性変形させながら嵌合穴201に挿入していき、突起101の凹部102を嵌合穴201の周縁部分に嵌合させることにより行なわれる。
ところが、図9に示すように、突起101の周縁部分が嵌合穴201の周縁部分に引っ掛かる等の不具合が生じるおそれがあるので、作業者はこのような不具合の有無を確認しながら取付作業を行なう必要がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−071960号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示された発明は、防振ラバー取付作業の作業性を向上させるべく、シート底板を構成する樹脂製基板や防振ラバー等を、金型を用いた射出成形により一体で製造するものである。
このような発明によれば、手作業による防振ラバーの取付作業が不要となり、作業性を向上させることができるが、金型の製造にコストがかかるという問題がある。
【0006】
本発明の課題は、上述の問題を考慮したものであり、防振ラバーの取付作業の作業性を向上できる防振ラバー取付構造及び防振ラバー取付方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、自動二輪車の車両本体側から自動二輪車用シートへの振動の伝達を抑制する防振ラバーをシート底板に取り付ける防振ラバー取付構造であって、前記防振ラバーの表面に二つの突起が間隔Lで設けられ、前記シート底板に前記二つの突起が嵌合する二つの嵌合穴が設けられ、これら各嵌合穴が少なくとも第一開口と第二開口とを備え、前記二つの嵌合穴のうち一方の嵌合穴の前記第一開口の中心から半径Lの円弧上に、他方の嵌合穴の前記第一開口の中心及び前記第二開口の中心が位置することを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、防振ラバーの表面に間隔Lで設けられた二つの突起のうちの一方を、前記一方の嵌合穴の第二開口に挿入した後、第一開口まで移動させて嵌合させることができるので、一方の突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止できる。
また、一方の突起を一方の嵌合穴の第一開口に勘合させた状態で、他方の突起を、他方の嵌合穴の第二開口に挿入した後、第一開口まで移動させて嵌合させることができるので、他方の突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止できる。
従って、作業者の手作業による防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。
また、シート底板を構成する樹脂製基板や防振ラバー等を、金型を用いた射出成形により一体で製造する従来より周知の技術を用いる場合と比較して、本発明によれば、金型をあらたに製造する必要が無く、コストを抑えることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の防振ラバー取付構造であって、前記各突起が、前記防振ラバーの表面から突出する直径d1の略円柱状の第一部材と、該第一部材と直径d2(d2>d1)の下面において接合すると共に先端に向かって径が小さくなる略円錐形状の第二部材とから構成され、前記第一開口が直径d1あるいはd1以上d2以下の略円形状であり、前記第二開口が直径d2あるいはd2以上の略円形状であることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られると共に、第二開口を直径d2あるいはd2以上の略円形状とするので、下面が直径d2(d2>d1)の円形である略円錐形状の第二部材を第二開口に挿入する際に、作業者は、第二開口に対して第二部材を押圧するする必要が無くなり、防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。
また、第一開口を直径d1あるいはd1以上d2以下の略円形状とするので、下面が直径d2(d2>d1)の円形である略円錐形状の第二部材を第一開口に確実に嵌合させることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の防振ラバー取付構造であって、前記嵌合穴が前記第一開口と第二開口とを連結する連結開口を備え、該連結開口が、前記第二開口からその幅が次第に狭くなるように延出して前記第一開口に至るテーパー状に形成されることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2と同様の効果を得られると共に、第二開口内に挿入した状態の突起を、第二開口内から連結開口内にスムーズに移動させることができる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の防振ラバー取付構造であって、前記二つの第一開口の中心同士を結ぶ線分の方向が前記車両本体の前後方向と一致することを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか一項と同様の効果を得られると共に、防振ラバーの長手方向が前後方向に沿うように容易に取付作業を行なうことができる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の防振ラバー取付構造であって、前記防振ラバーの一部から突出して前記シート底板の表面に当接することにより、前記防振ラバーの移動を規制する移動規制部材を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか一項と同様の効果を得られると共に、防振ラバーの水平面内での移動を規制して、防振ラバーのがたつきを抑えることができる。
【0017】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の防振ラバー取付構造を用いる防振ラバー取付方法であって、前記二つの突起のうちいずれか一方の突起を前記一方の嵌合穴の前記第二開口に挿入して前記第一開口まで直線移動させる工程と、他方の突起を前記他方の嵌合穴の前記第二開口に挿入して前記第一開口まで回転移動させる工程とを備えることを特徴とする。
【0018】
請求項6記載の発明によれば、防振ラバーの表面に間隔Lで設けられた二つの突起のうちの一方を、前記一方の嵌合穴の第二開口に挿入した後、第一開口まで直線移動させるので、一方の突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止できる。
また、一方の突起を一方の嵌合穴の第一開口に勘合させた状態で、他方の突起を、他方の嵌合穴の第二開口に挿入した後、第一開口まで回転移動させて嵌合させるので、他方の突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止できる。
従って、作業者の手作業による防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る防振ラバー取付構造及び防振ラバー取付方法の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、自動二輪車のシートの裏面(下面)の構造を示すものであり、シートの裏面を構成するシート底板30の前後に左右1つずつ、計4つの防振ラバー10が取り付けられている。
【0020】
図2に示すように、防振ラバー10はゴム等の弾性を有する材料で形成される略矩形状の薄板部材である。
防振ラバー10の表面(上面)には二つの突起20が間隔Lで設けられており、各突起20は第一部材21と第二部材22とから構成される。
第一部材21は防振ラバー10の表面から突出する、水平面内における断面の直径がd1の略円柱状の部材である。
第二部材22は、直径d2(d2>d1)の略円形状の下面において第一部材21と接合し、先端(上端)に向かって径が小さくなる略円錐形状の部材である。
【0021】
図3に示すように、シート底板30には、上記二つの突起20が嵌合する二つの嵌合穴40が設けられている。なお、図3にはシート底板30の一部のみを示している。
各嵌合穴40は第一開口41、第二開口42、連結開口43から構成される。
第一開口41は直径がほぼd1の円形状であり、第二開口42は直径がほぼd2の円形状である。
【0022】
連結開口43は、第一開口41と第二開口42とを連結するために設けられ、本実施の形態においては、第二開口42の周縁の一部から、その幅が次第に狭くなるように延出して第一開口41の周縁の一部にまで至るテーパー状に形成されている。
これら二つの嵌合穴40は、一方の嵌合穴40(本実施の形態においては前方の嵌合穴40)の第一開口41の中心から半径Lの円弧S上に、他方(後方)の嵌合穴40の第一開口41の中心及び第二開口42の中心が位置するように配置されている。
また、本実施の形態においては、二つの第一開口41の中心同士を結ぶ線分の方向が、車両本体の前後方向と一致するようになっている。
【0023】
次に、防振ラバー10の取付方法について説明する。
図4(b)に示すように、作業者は、まず、防振ラバー10の二つの突起20のうちいずれか一方の突起20(本実施の形態においては前方の突起20)を矢印方向に移動させ、前方の嵌合穴40の第二開口42に挿入する。図4(a)には、前方の突起20を前方の嵌合穴40の第二開口に挿入した状態の防振ラバー10を二点鎖線で示している。なお、図4(a)、図5、図6、図7(a)においては、突起20の図示を省略する。
この際に、上述のように第二開口42の直径はほぼd2となっていることから、下面の直径がd2の第二部材22は第二開口42の周縁にほとんど当接することなく、スムーズに挿入される。
【0024】
第二部材22の第二開口42への挿入が完了した後、図4(a)及び(c)に示すように、作業者は防振ラバー10を後方(矢印方向)に移動させることで、前方の突起20を、連結開口43を介して第一開口41まで直線的に移動させる。図4(a)には、前方の突起20が前方の嵌合穴40の第一開口41まで移動した状態の防振ラバー10を実線で示している。
【0025】
この際に、上述のように連結開口43はその幅が第二開口42側において広く、第一開口41側に向かって次第に狭くなるテーパー状に形成されているので、前方の突起20を第二開口42内から連結開口43内にスムーズに移動させることができる。
また、上述のように第一開口41の直径はほぼd1となっていることから、直径d1の第一部材21は第一開口41においてほぼ隙間なく嵌合することになる。これにより、防振ラバー10は水平方向への移動が規制されると共に第一開口41に嵌合した前方の突起20を中心として、水平面内で回転可能な状態となる。
【0026】
次に、図5(a)に示すように、作業者は防振ラバー10を前方の突起20を中心として矢印方向に回転させることで、後方の突起20を後方の嵌合穴40の第二開口42まで移動させ、第二開口42に挿入する。
次に、作業者は後方の突起20を第二開口42に挿入した状態のまま、図5(b)の矢印方向に防振ラバー10を回転させる。
この際に、後方の突起20は、前方の嵌合穴40の第一開口41の中心から半径Lの円弧S(図3を参照)上を移動しながら、連結開口43を通過して後方の嵌合穴40の第二開口42まで回転移動する。
【0027】
上述のように第一開口41の直径はほぼd1となっていることから、後方の突起20は、直径d1の第一部材21部分において第一開口41内にほぼ隙間なく嵌合する。
これにより、図6に示すように、防振ラバー10は、その前後の突起20が前後二つの第一開口41に隙間なく嵌合し、その長手方向が車両の前後方向に一致した状態でシート底板30に固定され、防振ラバー10取付作業が終了する。
【0028】
以上のように、本実施の形態に示した防振ラバー10取付構造及び防振ラバー10取付方法によれば、第二開口42を直径d2あるいはd2以上の略円形状とするので、下面が直径d2(d2>d1)の円形である略円錐形状の第二部材22を第二開口42に挿入する際に、作業者は、第二開口42に対して第二部材22を押圧するする必要が無くなり、防振ラバー10の取付作業の作業性を向上することができる。
また、仮に突起20が第二開口42の周囲に引っ掛かる等の不具合が発生している場合でも、突起20を、第二開口42側から連結開口43を介して第一開口41まで移動させる際に、このような不具合を解消することができる。
【0029】
また、第一開口41を直径d1の略円形状とするので、下面が直径d2(d2>d1)の円形である略円錐形状の第二部材22は、第一開口41から抜け出すことがなく、確実に嵌合することになる。
なお、図7(a)及び(b)に示すように、防振ラバー10の一部から突出してシート底板30の表面に当接する移動規制部材50を設けるものとすれば、シート底板30に固定された状態の防振ラバー10の水平面内での移動をより確実に規制できる。
なお、本実施の形態においては、第一開口41が直径ほぼd1の円形状、第二開口42が直径ほぼd2の円形状であるとしたが、これに限らず、第一開口41の直径をd1以上d2以下としてもよく、また、第二開口42の直径をd2以上としてもよい。
【0030】
また、第一開口41及び第二開口42の直径をd1及びd2よりわずかに小さくしてもよい。この場合、突起20を第一開口41及び第二開口42に対して嵌合/挿入する際に弾性変形させることになる。
また、連結開口43は必ずしもテーパー状である必要はなく、第一開口41から第二開口42までその幅が変化することなく延出するものであってもよい。
また、連結開口43を用いずに、第一開口41と第二開口42とを当接させる構成であってもよい。
また、二つの第一開口41の中心同士を結ぶ線分の方向は、必ずしも車両本体の前後方向と一致する必要はなく、防振ラバー10の取付位置に対応して適宜変更可能である。
【0031】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止でき、作業者の手作業による防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。また、金型をあらたに製造する必要が無く、コストを抑えることができる。
【0032】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られると共に、作業者は、第二開口に対して第二部材を押圧するする必要が無くなり、防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。また、下面が直径d2(d2>d1)の円形である略円錐形状の第二部材を第一開口に確実に嵌合させることができる。
【0033】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2と同様の効果を得られると共に、第二開口内に挿入した状態の突起を、第二開口内から連結開口内にスムーズに移動させることができる。
【0034】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか一項と同様の効果を得られると共に、防振ラバーの長手方向が前後方向に沿うように容易に取付作業を行なうことができる。
【0035】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか一項と同様の効果を得られると共に、防振ラバーの水平面内での移動を規制して、防振ラバーのがたつきを抑えることができる。
【0036】
請求項6記載の発明によれば、突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止でき、作業者の手作業による防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車のシートの裏面の構造を示す斜視図である。
【図2】防振ラバーの構造を示す縦断面図である。
【図3】シート底板の構造を示す平面図である。
【図4】防振ラバーの取付方法を示す平面図(a)及び縦断面図(b)、(c)である。
【図5】防振ラバーの取付方法を示す平面図(a)、(b)である。
【図6】防振ラバーの取付方法を示す平面図である。
【図7】移動規制部材を示す平面図(a)及び縦断面図(b)である。
【図8】従来の防振ラバー及びシート底板の取付状態を示す縦断面図(a)及びシート底板の平面図(b)である。
【図9】従来の防振ラバー及びシート底板の取付状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 防振ラバー
20 突起
21 第一部材
22 第二部材
30 シート底板
40 嵌合穴
41 第一開口
42 第二開口
43 連結開口
50 移動規制部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、防振ラバー取付構造及び防振ラバー取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動二輪車用シート(以下、単に「シート」ともいう。)には、その底板に例えばゴム製の弾性部材(防振ラバー)を手作業により取り付け、この防振ラバーをシートと車両本体との間に介在させることにより、車両からの振動を防振ラバーで吸収して、シートへの伝達を抑制している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図8(a)は、防振ラバー100がシート底板200に取り付けられた状態を示し、図8(b)はシート底板200の一部を示す。符合201はシート底板に設けられた2つの嵌合穴、符合101は上記嵌合穴201に対応した位置に設けられる2つの突起を指す。
防振ラバー100の取り付け作業は、作業者が防振ラバー100の2つの突起101を嵌合穴201に当接させてシート底板200側に押圧する。そして、各突起101を弾性変形させながら嵌合穴201に挿入していき、突起101の凹部102を嵌合穴201の周縁部分に嵌合させることにより行なわれる。
ところが、図9に示すように、突起101の周縁部分が嵌合穴201の周縁部分に引っ掛かる等の不具合が生じるおそれがあるので、作業者はこのような不具合の有無を確認しながら取付作業を行なう必要がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−071960号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示された発明は、防振ラバー取付作業の作業性を向上させるべく、シート底板を構成する樹脂製基板や防振ラバー等を、金型を用いた射出成形により一体で製造するものである。
このような発明によれば、手作業による防振ラバーの取付作業が不要となり、作業性を向上させることができるが、金型の製造にコストがかかるという問題がある。
【0006】
本発明の課題は、上述の問題を考慮したものであり、防振ラバーの取付作業の作業性を向上できる防振ラバー取付構造及び防振ラバー取付方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、自動二輪車の車両本体側から自動二輪車用シートへの振動の伝達を抑制する防振ラバーをシート底板に取り付ける防振ラバー取付構造であって、前記防振ラバーの表面に二つの突起が間隔Lで設けられ、前記シート底板に前記二つの突起が嵌合する二つの嵌合穴が設けられ、これら各嵌合穴が少なくとも第一開口と第二開口とを備え、前記二つの嵌合穴のうち一方の嵌合穴の前記第一開口の中心から半径Lの円弧上に、他方の嵌合穴の前記第一開口の中心及び前記第二開口の中心が位置することを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、防振ラバーの表面に間隔Lで設けられた二つの突起のうちの一方を、前記一方の嵌合穴の第二開口に挿入した後、第一開口まで移動させて嵌合させることができるので、一方の突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止できる。
また、一方の突起を一方の嵌合穴の第一開口に勘合させた状態で、他方の突起を、他方の嵌合穴の第二開口に挿入した後、第一開口まで移動させて嵌合させることができるので、他方の突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止できる。
従って、作業者の手作業による防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。
また、シート底板を構成する樹脂製基板や防振ラバー等を、金型を用いた射出成形により一体で製造する従来より周知の技術を用いる場合と比較して、本発明によれば、金型をあらたに製造する必要が無く、コストを抑えることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の防振ラバー取付構造であって、前記各突起が、前記防振ラバーの表面から突出する直径d1の略円柱状の第一部材と、該第一部材と直径d2(d2>d1)の下面において接合すると共に先端に向かって径が小さくなる略円錐形状の第二部材とから構成され、前記第一開口が直径d1あるいはd1以上d2以下の略円形状であり、前記第二開口が直径d2あるいはd2以上の略円形状であることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られると共に、第二開口を直径d2あるいはd2以上の略円形状とするので、下面が直径d2(d2>d1)の円形である略円錐形状の第二部材を第二開口に挿入する際に、作業者は、第二開口に対して第二部材を押圧するする必要が無くなり、防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。
また、第一開口を直径d1あるいはd1以上d2以下の略円形状とするので、下面が直径d2(d2>d1)の円形である略円錐形状の第二部材を第一開口に確実に嵌合させることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の防振ラバー取付構造であって、前記嵌合穴が前記第一開口と第二開口とを連結する連結開口を備え、該連結開口が、前記第二開口からその幅が次第に狭くなるように延出して前記第一開口に至るテーパー状に形成されることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2と同様の効果を得られると共に、第二開口内に挿入した状態の突起を、第二開口内から連結開口内にスムーズに移動させることができる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の防振ラバー取付構造であって、前記二つの第一開口の中心同士を結ぶ線分の方向が前記車両本体の前後方向と一致することを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか一項と同様の効果を得られると共に、防振ラバーの長手方向が前後方向に沿うように容易に取付作業を行なうことができる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の防振ラバー取付構造であって、前記防振ラバーの一部から突出して前記シート底板の表面に当接することにより、前記防振ラバーの移動を規制する移動規制部材を備えることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか一項と同様の効果を得られると共に、防振ラバーの水平面内での移動を規制して、防振ラバーのがたつきを抑えることができる。
【0017】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の防振ラバー取付構造を用いる防振ラバー取付方法であって、前記二つの突起のうちいずれか一方の突起を前記一方の嵌合穴の前記第二開口に挿入して前記第一開口まで直線移動させる工程と、他方の突起を前記他方の嵌合穴の前記第二開口に挿入して前記第一開口まで回転移動させる工程とを備えることを特徴とする。
【0018】
請求項6記載の発明によれば、防振ラバーの表面に間隔Lで設けられた二つの突起のうちの一方を、前記一方の嵌合穴の第二開口に挿入した後、第一開口まで直線移動させるので、一方の突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止できる。
また、一方の突起を一方の嵌合穴の第一開口に勘合させた状態で、他方の突起を、他方の嵌合穴の第二開口に挿入した後、第一開口まで回転移動させて嵌合させるので、他方の突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止できる。
従って、作業者の手作業による防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る防振ラバー取付構造及び防振ラバー取付方法の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、自動二輪車のシートの裏面(下面)の構造を示すものであり、シートの裏面を構成するシート底板30の前後に左右1つずつ、計4つの防振ラバー10が取り付けられている。
【0020】
図2に示すように、防振ラバー10はゴム等の弾性を有する材料で形成される略矩形状の薄板部材である。
防振ラバー10の表面(上面)には二つの突起20が間隔Lで設けられており、各突起20は第一部材21と第二部材22とから構成される。
第一部材21は防振ラバー10の表面から突出する、水平面内における断面の直径がd1の略円柱状の部材である。
第二部材22は、直径d2(d2>d1)の略円形状の下面において第一部材21と接合し、先端(上端)に向かって径が小さくなる略円錐形状の部材である。
【0021】
図3に示すように、シート底板30には、上記二つの突起20が嵌合する二つの嵌合穴40が設けられている。なお、図3にはシート底板30の一部のみを示している。
各嵌合穴40は第一開口41、第二開口42、連結開口43から構成される。
第一開口41は直径がほぼd1の円形状であり、第二開口42は直径がほぼd2の円形状である。
【0022】
連結開口43は、第一開口41と第二開口42とを連結するために設けられ、本実施の形態においては、第二開口42の周縁の一部から、その幅が次第に狭くなるように延出して第一開口41の周縁の一部にまで至るテーパー状に形成されている。
これら二つの嵌合穴40は、一方の嵌合穴40(本実施の形態においては前方の嵌合穴40)の第一開口41の中心から半径Lの円弧S上に、他方(後方)の嵌合穴40の第一開口41の中心及び第二開口42の中心が位置するように配置されている。
また、本実施の形態においては、二つの第一開口41の中心同士を結ぶ線分の方向が、車両本体の前後方向と一致するようになっている。
【0023】
次に、防振ラバー10の取付方法について説明する。
図4(b)に示すように、作業者は、まず、防振ラバー10の二つの突起20のうちいずれか一方の突起20(本実施の形態においては前方の突起20)を矢印方向に移動させ、前方の嵌合穴40の第二開口42に挿入する。図4(a)には、前方の突起20を前方の嵌合穴40の第二開口に挿入した状態の防振ラバー10を二点鎖線で示している。なお、図4(a)、図5、図6、図7(a)においては、突起20の図示を省略する。
この際に、上述のように第二開口42の直径はほぼd2となっていることから、下面の直径がd2の第二部材22は第二開口42の周縁にほとんど当接することなく、スムーズに挿入される。
【0024】
第二部材22の第二開口42への挿入が完了した後、図4(a)及び(c)に示すように、作業者は防振ラバー10を後方(矢印方向)に移動させることで、前方の突起20を、連結開口43を介して第一開口41まで直線的に移動させる。図4(a)には、前方の突起20が前方の嵌合穴40の第一開口41まで移動した状態の防振ラバー10を実線で示している。
【0025】
この際に、上述のように連結開口43はその幅が第二開口42側において広く、第一開口41側に向かって次第に狭くなるテーパー状に形成されているので、前方の突起20を第二開口42内から連結開口43内にスムーズに移動させることができる。
また、上述のように第一開口41の直径はほぼd1となっていることから、直径d1の第一部材21は第一開口41においてほぼ隙間なく嵌合することになる。これにより、防振ラバー10は水平方向への移動が規制されると共に第一開口41に嵌合した前方の突起20を中心として、水平面内で回転可能な状態となる。
【0026】
次に、図5(a)に示すように、作業者は防振ラバー10を前方の突起20を中心として矢印方向に回転させることで、後方の突起20を後方の嵌合穴40の第二開口42まで移動させ、第二開口42に挿入する。
次に、作業者は後方の突起20を第二開口42に挿入した状態のまま、図5(b)の矢印方向に防振ラバー10を回転させる。
この際に、後方の突起20は、前方の嵌合穴40の第一開口41の中心から半径Lの円弧S(図3を参照)上を移動しながら、連結開口43を通過して後方の嵌合穴40の第二開口42まで回転移動する。
【0027】
上述のように第一開口41の直径はほぼd1となっていることから、後方の突起20は、直径d1の第一部材21部分において第一開口41内にほぼ隙間なく嵌合する。
これにより、図6に示すように、防振ラバー10は、その前後の突起20が前後二つの第一開口41に隙間なく嵌合し、その長手方向が車両の前後方向に一致した状態でシート底板30に固定され、防振ラバー10取付作業が終了する。
【0028】
以上のように、本実施の形態に示した防振ラバー10取付構造及び防振ラバー10取付方法によれば、第二開口42を直径d2あるいはd2以上の略円形状とするので、下面が直径d2(d2>d1)の円形である略円錐形状の第二部材22を第二開口42に挿入する際に、作業者は、第二開口42に対して第二部材22を押圧するする必要が無くなり、防振ラバー10の取付作業の作業性を向上することができる。
また、仮に突起20が第二開口42の周囲に引っ掛かる等の不具合が発生している場合でも、突起20を、第二開口42側から連結開口43を介して第一開口41まで移動させる際に、このような不具合を解消することができる。
【0029】
また、第一開口41を直径d1の略円形状とするので、下面が直径d2(d2>d1)の円形である略円錐形状の第二部材22は、第一開口41から抜け出すことがなく、確実に嵌合することになる。
なお、図7(a)及び(b)に示すように、防振ラバー10の一部から突出してシート底板30の表面に当接する移動規制部材50を設けるものとすれば、シート底板30に固定された状態の防振ラバー10の水平面内での移動をより確実に規制できる。
なお、本実施の形態においては、第一開口41が直径ほぼd1の円形状、第二開口42が直径ほぼd2の円形状であるとしたが、これに限らず、第一開口41の直径をd1以上d2以下としてもよく、また、第二開口42の直径をd2以上としてもよい。
【0030】
また、第一開口41及び第二開口42の直径をd1及びd2よりわずかに小さくしてもよい。この場合、突起20を第一開口41及び第二開口42に対して嵌合/挿入する際に弾性変形させることになる。
また、連結開口43は必ずしもテーパー状である必要はなく、第一開口41から第二開口42までその幅が変化することなく延出するものであってもよい。
また、連結開口43を用いずに、第一開口41と第二開口42とを当接させる構成であってもよい。
また、二つの第一開口41の中心同士を結ぶ線分の方向は、必ずしも車両本体の前後方向と一致する必要はなく、防振ラバー10の取付位置に対応して適宜変更可能である。
【0031】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止でき、作業者の手作業による防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。また、金型をあらたに製造する必要が無く、コストを抑えることができる。
【0032】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られると共に、作業者は、第二開口に対して第二部材を押圧するする必要が無くなり、防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。また、下面が直径d2(d2>d1)の円形である略円錐形状の第二部材を第一開口に確実に嵌合させることができる。
【0033】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2と同様の効果を得られると共に、第二開口内に挿入した状態の突起を、第二開口内から連結開口内にスムーズに移動させることができる。
【0034】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか一項と同様の効果を得られると共に、防振ラバーの長手方向が前後方向に沿うように容易に取付作業を行なうことができる。
【0035】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか一項と同様の効果を得られると共に、防振ラバーの水平面内での移動を規制して、防振ラバーのがたつきを抑えることができる。
【0036】
請求項6記載の発明によれば、突起が嵌合穴の周囲に引っ掛かる等の不具合の発生を防止でき、作業者の手作業による防振ラバーの取付作業の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車のシートの裏面の構造を示す斜視図である。
【図2】防振ラバーの構造を示す縦断面図である。
【図3】シート底板の構造を示す平面図である。
【図4】防振ラバーの取付方法を示す平面図(a)及び縦断面図(b)、(c)である。
【図5】防振ラバーの取付方法を示す平面図(a)、(b)である。
【図6】防振ラバーの取付方法を示す平面図である。
【図7】移動規制部材を示す平面図(a)及び縦断面図(b)である。
【図8】従来の防振ラバー及びシート底板の取付状態を示す縦断面図(a)及びシート底板の平面図(b)である。
【図9】従来の防振ラバー及びシート底板の取付状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 防振ラバー
20 突起
21 第一部材
22 第二部材
30 シート底板
40 嵌合穴
41 第一開口
42 第二開口
43 連結開口
50 移動規制部材
Claims (6)
- 自動二輪車の車両本体側から自動二輪車用シートへの振動の伝達を抑制する防振ラバーをシート底板に取り付ける防振ラバー取付構造であって、
前記防振ラバーの表面に二つの突起が間隔Lで設けられ、
前記シート底板に前記二つの突起が嵌合する二つの嵌合穴が設けられ、これら各嵌合穴が少なくとも第一開口と第二開口とを備え、
前記二つの嵌合穴のうち一方の嵌合穴の前記第一開口の中心から半径Lの円弧上に、他方の嵌合穴の前記第一開口の中心及び前記第二開口の中心が位置することを特徴とする防振ラバー取付構造。 - 請求項1記載の防振ラバー取付構造であって、
前記各突起が、前記防振ラバーの表面から突出する直径d1の略円柱状の第一部材と、該第一部材と直径d2(d2>d1)の下面において接合すると共に先端に向かって径が小さくなる略円錐形状の第二部材とから構成され、
前記第一開口が直径d1あるいはd1以上d2以下の略円形状であり、前記第二開口が直径d2あるいはd2以上の略円形状であることを特徴とする防振ラバー取付構造。 - 請求項1又は2に記載の防振ラバー取付構造であって、
前記嵌合穴が前記第一開口と第二開口とを連結する連結開口を備え、該連結開口が、前記第二開口からその幅が次第に狭くなるように延出して前記第一開口に至るテーパー状に形成されることを特徴とする防振ラバー取付構造。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の防振ラバー取付構造であって、
前記二つの第一開口の中心同士を結ぶ線分の方向が前記車両本体の前後方向と一致することを特徴とする防振ラバー取付構造。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の防振ラバー取付構造であって、
前記防振ラバーの一部から突出して前記シート底板の表面に当接することにより、前記防振ラバーの移動を規制する移動規制部材を備えることを特徴とする防振ラバー取付構造。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の防振ラバー取付構造を用いる防振ラバー取付方法であって、
前記二つの突起のうちいずれか一方の突起を前記一方の嵌合穴の前記第二開口に挿入して前記第一開口まで直線移動させる工程と、他方の突起を前記他方の嵌合穴の前記第二開口に挿入して前記第一開口まで回転移動させる工程とを備えることを特徴とする防振ラバー取付方法。
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JP2003093163A JP2004299487A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 防振ラバー取付構造及び防振ラバー取付方法 |
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JP2014148242A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両のキャニスタ支持構造 |
JP2020133644A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-31 | 株式会社椿本チエイン | チェーンガイド |
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2003
- 2003-03-31 JP JP2003093163A patent/JP2004299487A/ja active Pending
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