JP2004297676A - テレビジョン受像機及び画像表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、放送局側にて放送画面に時刻や天気予報等の文字情報を挿入している場合、これらの表示に上記チャンネル番号等のOSD表示が重なることがあり、視聴者が時刻や天気予報を見たいときにはOSD表示を消す必要があった。
【解決手段】OSD表示位置指定部9にてOSD信号生成部5からのOSD信号に基づく画像のチューナ3にて受信された所望のチャンネルの放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定し、この指定位置をOSD表示位置記憶部10にて記憶すると共に、映像付加情報記憶部11で前記放送信号にかかる特定情報を記憶する。記憶部11に記憶された特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるとき、記憶部10に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】OSD表示位置指定部9にてOSD信号生成部5からのOSD信号に基づく画像のチューナ3にて受信された所望のチャンネルの放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定し、この指定位置をOSD表示位置記憶部10にて記憶すると共に、映像付加情報記憶部11で前記放送信号にかかる特定情報を記憶する。記憶部11に記憶された特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるとき、記憶部10に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受像機及び画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在のテレビジョン受像機では、受信した番組画面に受信チャンネルの番号や音量を重畳して表示する機能(OSD表示機能)を有しているのが一般的である。ところで、特定のチャンネルの特定時間帯では、放送局側にて放送画面に時刻や天気予報等の文字情報を挿入している。従って、これらの表示に上記チャンネル番号や音量等のOSD表示が重なることがある。この場合、視聴者が時刻や天気予報を見たいときにはOSD表示を消す必要があり、リモコンのキースイッチ等をいちいち操作することになり煩わしい。
【0003】
特許文献1には、字幕放送受信設定時にデータ放送を受信し表示した場合に字幕放送文字の表示位置、表示サイズを設定しデータ放送画面の文字を字幕放送の文字で隠すことがないようにしたデジタル放送表示装置が開示されている。但し、字幕放送文字の表示位置の変更は固定的であり、例えば表示画面の下部に字幕を表示するように設定されている。変更位置が固定的であるという意味では、上記従来のOSD表示と変わるところは無い。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−23579公報(第4頁、図2乃至図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来、特定のチャンネルの特定時間帯では、放送局側にて放送画面に時刻や天気予報等の文字情報を挿入しているため、これらの表示に上記チャンネル番号や音量等のOSD表示が重なることがあり、視聴者が時刻や天気予報を見たいときにはOSD表示を消す必要が生じ、リモコンのキースイッチ等をいちいち操作することになって煩わしいという問題があった。
【0006】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、この発明はOSD表示の位置を表示番組の文字情報表示と重ならないよう、適切な位置にOSD表示を行わせることが出来るテレビジョン受像機及び画像表示方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかるテレビジョン受像機は、指定のチャンネルの放送信号を受信する手段と、OSD信号を発生する手段と、前記受信手段により受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生手段からのOSD信号に基づく画像を重畳表示する表示手段と、前記放送信号にかかる特定情報を記憶する第1の記憶手段と、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定する表示位置指定手段と、この表示位置指定手段により指定された位置を記憶する第2の記憶手段とを具備し、第1の記憶手段に記憶された特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記第2の記憶手段に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するよう構成したことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2にかかるテレビジョン受像機は、指定のチャンネルの放送信号を受信する手段と、OSD信号を発生する手段と、前記受信手段により受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生手段からのOSD信号に基づく画像を重畳表示する表示手段と、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定する表示位置指定手段と、この表示位置指定手段により指定された位置を記憶する記憶手段とを具備し、前記放送信号にかかる特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記記憶手段に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するよう構成したことを特徴とするものである。
【0009】
請求項3にかかるテレビジョン受像機は、指定のチャンネルの放送信号を受信する手段と、OSD信号を発生する手段と、前記受信手段により受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生手段からのOSD信号に基づく画像を重畳表示する表示手段と、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を前記放送信号にかかる特定情報と対応させて予め記憶した記憶手段とを具備し、前記放送信号にかかる特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記記憶手段に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するよう構成したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項4にかかるテレビジョン受像機は、請求項1乃至2記載のテレビジョン受像機において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号の前記指定のチャンネル番号及び時間帯であることを特徴とするものである。
【0011】
請求項5にかかるテレビジョン受像機は、請求項1乃至3記載のテレビジョン受像機において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号のスクリーンサイズであることを特徴とするものである。
【0012】
請求項6にかかる画像表示方法は、指定のチャンネルの放送信号を受信するステップと、OSD信号を発生するステップと、前記受信ステップにより受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生ステップで発生されたOSD信号に基づく画像を重畳表示するステップと、前記放送信号にかかる特定情報を記憶する第1の記憶ステップと、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定するステップと、この表示位置指定ステップにより指定された位置を記憶する第2の記憶ステップとを具備し、前記表示ステップにおいて、第1の記憶手段に記憶された特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記第2の記憶ステップにて記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
請求項7にかかる画像表示方法は、指定のチャンネルの放送信号を受信するステップと、OSD信号を発生するステップと、前記受信ステップにより受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生ステップで発生されたOSD信号に基づく画像を重畳表示するステップと、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定するステップと、この表示位置指定ステップにより指定された位置を記憶する記憶ステップとを具備し、前記表示ステップにおいて、前記放送信号にかかる特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記記憶ステップにて記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
請求項8にかかる画像表示方法は、請求項6乃至7記載の画像表示方法において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号の前記指定のチャンネル番号及び時間帯であることを特徴とするものである。
【0015】
請求項9にかかる画像表示方法は、請求項6乃至7記載の画像表示方法において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号のスクリーンサイズであることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明になるテレビジョン受像機及び画像表示方法の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明になるテレビジョン受像機の一実施の形態を示すブロック図であり、1はテレビジョン受像機本体、2はアンテナ、3はこのアンテナ2に接続されたチューナであり、4はチューナ3で受信したチャンネルの画像信号と詳細を後述するOSD信号生成部5からの出力信号を合成する表示合成部である。6はこの表示合成部4からの信号に基づき画像を表示する表示器である。
【0017】
一方、7はテレビジョン受像機本体1の各種動作を赤外線を用いて制御するためのリモートコントローラ(以下、リモコンと称す)であり、8はリモコン7からの赤外線による送信信号を受信するためのリモコン信号受信部である。9はリモコン信号受信部8を介したリモコン7からのOSD表示位置の変更指示に基づきOSD表示位置を決定するOSD表示位置指定部、10はOSD表示位置指定部9での指定位置を記憶するOSD表示位置記憶部であり、11はチューナ3にて受信されたチャンネル(この受信チャンネルの指示は、リモコン7からなされる)に関する情報(例えば、チャンネル番号や時間帯(開始時間や終了時間)といった付加情報)を記憶するための映像付加情報記憶部である。
【0018】
次に、図1のテレビジョン受像機の動作につき図2乃至図4も参照して説明する。図2は、図1の装置におけるOSD表示の表示位置の変更について説明するための表示画面の一例を示す図であり、図3は図1の装置におけるOSD表示位置の変更にかかるフローチャートである。また、図4は図1の装置におけるOSD表示の表示位置の変更について説明するための別の表示画面の一例を示す図である。
【0019】
始めに、OSD表示位置記憶部10には何等、OSD表示位置に関する情報の記憶がなされていないものと仮定して説明を進める。まず、リモコン信号受信部8を介してリモコン7から指定された受信チャンネルがチューナ3にて選局される。受信されたチャンネルの画像信号は表示合成部4に出力される。同時に、受信されたチャンネルにかかる付加情報、例えばチャンネル番号や時間帯(番組の開始/終了時間等)が映像付加情報記憶部11に記憶される。
【0020】
視聴者がリモコン7を用いてOSD表示をONに設定すると、これがリモコン信号受信部8を介してOSD信号生成部5に伝わり、この生成部5にてチューナ3で選局されているチャンネルのチャンネル番号にかかる文字信号が発生される。そして、この文字信号が表示合成部4にて受信チャンネルにかかる映像と合成され、表示器6に表示される。この場合、OSD表示位置記憶部10には何等OSD表示位置に関する情報の記憶がなされていないため、OSD信号生成部5は図2(A)に示す如く所定の位置(例えば画面右上の位置)にチャンネル番号の8をOSD表示21として画面22に挿入することになる。
【0021】
ところで、このチャンネルでは放送局側で画面の左上に時刻23を、画面の右上に地域ごとの天気予報24を表示しており、天気予報24が上記チャンネル番号のOSD表示21で隠れてしまっている状態にある。そこで、視聴者は、リモコン7からOSD表示21の位置の移動を指示する。この指示はリモコン信号受信部8を介してOSD表示位置指定部9に伝わり、(表示)位置情報に変換される。この情報は、OSD表示位置記憶部10に記憶されると共に、OSD信号生成部5に伝わり、表示合成部4におけるOSD信号の挿入位置が変更される。よって、表示器6では、図2(B)の如くチャンネル番号を示すOSD表示21が例えば画面右下に位置する画面25が表示されることになる。
【0022】
なお、位置情報のOSD表示位置記憶部10への記憶は、映像付加情報記憶部11からの記憶チャンネル情報及び時間帯情報に従い、指定された記憶領域に記憶される(記憶チャンネル情報及び時間帯情報とOSD表示位置とのテーブルが作成される)。
【0023】
テレビジョン受像機の電源がOFFとされて表示器6の画像表示がなされなくなった(図2(C)参照)後、例えば翌日に再び電源が入り、先と同一の番組を視聴するとする。先と同様、受信されたチャンネルにかかる付加情報、すなわちチャンネル番号及び時間帯(番組の開始/終了時間等)が映像付加情報記憶部11に記憶される。OSD表示位置記憶部10では、映像付加情報記憶部11に記憶されている受信チャンネルにかかる付加情報を読み出し、自身の記憶領域から対応するチャンネル番号及び時間帯と一致するOSD表示位置情報をOSD信号生成部5に出力する。
【0024】
OSD信号生成部5では、指定されたOSD表示内容を上記記憶されているOSD表示位置情報に基づく位置に表示するべくOSD信号を生成し、これを表示合成部4に送ることになる。表示合成部4で合成された放送信号に基づく映像信号と上記OSD信号は、表示器6で表示され、その画面は図2(D)に示す如くチャンネル番号が右下に表示され(図2(B)と同じ)、右上に表示される天気予報を隠さない形となる。
【0025】
なお、上述した実施の形態においては、電源のONにてOSD表示位置記憶部10に記憶されているテーブルを参照し、受信チャンネルにかかる付加情報に対応したOSD表示位置情報を読み出すとして説明したが、これはチャンネルが切り換えられるたびにおいても行なうことが適当である。
【0026】
図3に上述したOSD表示位置の変更動作にかかるフローチャートを示し、簡単に説明する。最初に、受像機本体1の電源がONされたか否かがチェックされる(ステップS1)。ONされればステップS2に移り、入力映像付加情報記憶部11に選局されているチャンネルにかかる付加情報を記憶する。ONされなければステップS1を繰り返す。ステップS2での動作がなされた後は、上記記憶部11に記憶された付加情報に対応する表示位置情報がOSD表示位置記憶部10に記憶されているか否かがチェックされる(ステップS3)。記憶されていれば、ステップS4に進み、記憶部10に記憶されている表示位置情報に基づきOSD信号を生成し(ステップS4)、OSD信号を放送信号と表示合成部4にて合成して表示器6にて表示することになる(ステップS5)。
【0027】
一方、ステップS3で表示位置情報が記憶されていなければ(ステップS3でNO)、視聴者によるOSD表示の表示位置の変更指示がなされたかがチェックされ(ステップS6)、YESであれば変更されたOSD表示位置を記憶部10に記憶する(ステップS7)。そして上述したステップS4に移る。ステップS6にてNOである場合は、直接ステップS4に移行する。ステップS5での合成表示後には、視聴者によるチャンネルの切換有無がチェックされ(ステップS8)、切換があればステップSに戻り、そうでなければ電源のOFF操作がチェックされる(ステップS9)。OFFとされれば終了し、そうでなければステップS8に戻り、再びチャンネル切換がチェックされる。
【0028】
なお、ステップS6でNOの場合、記憶部10に位置情報は記憶されないが、この場合はOSD表示位置が既定位置(例えば、画面右上)になるようOSD信号生成部5にて表示位置が設定される。
【0029】
上述した実施の形態によれば、OSD表示の位置を表示番組の文字情報表示と重ならないように変更した場合の変更位置を記憶させることで、以降の同一番組の表示においては、リモコンによる表示位置の変更操作なしに自動的に適切な位置にOSD表示を行わせることが出来る。なお、ここで同一番組とは同一のチャンネルの同一時間帯の番組のことを示している。
【0030】
次に放送局から送られてくる番組の画面サイズが4:3の如き、ワイド画面のテレビジョン受像機で表示すると両側に余白が出来るような場合について、装置1の動作を図3を参照して説明する。図3(A)は、画面右上に天気予報にかかる表示31がなされる放送画面32において、チャンネル番号の表示33が天気予報表示31を隠してしまっている状態を示している。なお、34は放送画面の時刻表示であり、35は画面中央下部に重畳表示されたOSD表示の1つである音量表示である。また、36、37はワイド画面に4:3の画像を4:3のまま表示することにより生じた余白部(無信号部)である。
【0031】
この場合、図3(B)の画面38に示すように、視聴者はリモコン7を用いてチャンネル表示33を余白部36に、音量表示35を余白部37に移動させて表示できる。この場合も先の図2にて説明したと同様の動作により、テレビジョン受像機の電源がOFFとされて表示器6の画像表示がなされなくなった(図3(C)参照)後、例えば翌日に再び先と同一の番組を視聴するとすると、図3(B)と同様のチャンネル番号表示が右余白部36に表示され、音量表示35が左余白部37に表示された画面40が表示されることになる。
【0032】
なお、装置側にて4:3の画像を4:3のまま表示する場合は、OSD表示位置記憶部10のスクリーンサイズ情報に対応した記憶領域に上記余白部におけるOSD表示位置情報をあらかじめ記憶させておくことも出来る(スクリーンサイズ情報とOSD表示位置情報との対応テーブルを作成)。そして、受信されたチャンネルにかかる付加情報としてスクリーンサイズを映像付加情報記憶部11に記憶するようにすれば、この記憶部11での記憶内容に基づいて、OSD表示位置記憶部10では、自身の記憶領域のテーブルを参照してスクリーンサイズ情報と対応するOSD表示位置情報をOSD信号生成部5に出力することが出来る。これにより、視聴者がリモコン7を用いて指示することなく自動的に左右の余白部36、37にOSD表示を行なうことが可能となる。
【0033】
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々さまざまに変更が可能であることは言うまでも無い。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、OSD表示の位置を表示番組の文字情報表示と重ならないよう、適切な位置にOSD表示を行わせることが出来るテレビジョン受像機及び画像表示方法を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるテレビジョン受像機の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】図1の装置におけるOSD表示の表示位置の変更について説明するための表示画面の一例を示す図。
【図3】図1の装置におけるOSD表示の表示位置の変更について説明するためのフローチャート。
【図4】図1の装置におけるOSD表示の表示位置の変更について説明するための別の表示画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1…テレビジョン受像機本体
3…チューナ
4…表示合成部
5…OSD信号生成部
6…表示器
7…リモコン
9…OSD表示位置指定部
10…OSD表示位置記憶部
11…映像付加情報記憶部
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受像機及び画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在のテレビジョン受像機では、受信した番組画面に受信チャンネルの番号や音量を重畳して表示する機能(OSD表示機能)を有しているのが一般的である。ところで、特定のチャンネルの特定時間帯では、放送局側にて放送画面に時刻や天気予報等の文字情報を挿入している。従って、これらの表示に上記チャンネル番号や音量等のOSD表示が重なることがある。この場合、視聴者が時刻や天気予報を見たいときにはOSD表示を消す必要があり、リモコンのキースイッチ等をいちいち操作することになり煩わしい。
【0003】
特許文献1には、字幕放送受信設定時にデータ放送を受信し表示した場合に字幕放送文字の表示位置、表示サイズを設定しデータ放送画面の文字を字幕放送の文字で隠すことがないようにしたデジタル放送表示装置が開示されている。但し、字幕放送文字の表示位置の変更は固定的であり、例えば表示画面の下部に字幕を表示するように設定されている。変更位置が固定的であるという意味では、上記従来のOSD表示と変わるところは無い。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−23579公報(第4頁、図2乃至図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来、特定のチャンネルの特定時間帯では、放送局側にて放送画面に時刻や天気予報等の文字情報を挿入しているため、これらの表示に上記チャンネル番号や音量等のOSD表示が重なることがあり、視聴者が時刻や天気予報を見たいときにはOSD表示を消す必要が生じ、リモコンのキースイッチ等をいちいち操作することになって煩わしいという問題があった。
【0006】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、この発明はOSD表示の位置を表示番組の文字情報表示と重ならないよう、適切な位置にOSD表示を行わせることが出来るテレビジョン受像機及び画像表示方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかるテレビジョン受像機は、指定のチャンネルの放送信号を受信する手段と、OSD信号を発生する手段と、前記受信手段により受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生手段からのOSD信号に基づく画像を重畳表示する表示手段と、前記放送信号にかかる特定情報を記憶する第1の記憶手段と、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定する表示位置指定手段と、この表示位置指定手段により指定された位置を記憶する第2の記憶手段とを具備し、第1の記憶手段に記憶された特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記第2の記憶手段に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するよう構成したことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2にかかるテレビジョン受像機は、指定のチャンネルの放送信号を受信する手段と、OSD信号を発生する手段と、前記受信手段により受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生手段からのOSD信号に基づく画像を重畳表示する表示手段と、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定する表示位置指定手段と、この表示位置指定手段により指定された位置を記憶する記憶手段とを具備し、前記放送信号にかかる特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記記憶手段に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するよう構成したことを特徴とするものである。
【0009】
請求項3にかかるテレビジョン受像機は、指定のチャンネルの放送信号を受信する手段と、OSD信号を発生する手段と、前記受信手段により受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生手段からのOSD信号に基づく画像を重畳表示する表示手段と、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を前記放送信号にかかる特定情報と対応させて予め記憶した記憶手段とを具備し、前記放送信号にかかる特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記記憶手段に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するよう構成したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項4にかかるテレビジョン受像機は、請求項1乃至2記載のテレビジョン受像機において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号の前記指定のチャンネル番号及び時間帯であることを特徴とするものである。
【0011】
請求項5にかかるテレビジョン受像機は、請求項1乃至3記載のテレビジョン受像機において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号のスクリーンサイズであることを特徴とするものである。
【0012】
請求項6にかかる画像表示方法は、指定のチャンネルの放送信号を受信するステップと、OSD信号を発生するステップと、前記受信ステップにより受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生ステップで発生されたOSD信号に基づく画像を重畳表示するステップと、前記放送信号にかかる特定情報を記憶する第1の記憶ステップと、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定するステップと、この表示位置指定ステップにより指定された位置を記憶する第2の記憶ステップとを具備し、前記表示ステップにおいて、第1の記憶手段に記憶された特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記第2の記憶ステップにて記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
請求項7にかかる画像表示方法は、指定のチャンネルの放送信号を受信するステップと、OSD信号を発生するステップと、前記受信ステップにより受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生ステップで発生されたOSD信号に基づく画像を重畳表示するステップと、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定するステップと、この表示位置指定ステップにより指定された位置を記憶する記憶ステップとを具備し、前記表示ステップにおいて、前記放送信号にかかる特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記記憶ステップにて記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
請求項8にかかる画像表示方法は、請求項6乃至7記載の画像表示方法において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号の前記指定のチャンネル番号及び時間帯であることを特徴とするものである。
【0015】
請求項9にかかる画像表示方法は、請求項6乃至7記載の画像表示方法において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号のスクリーンサイズであることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明になるテレビジョン受像機及び画像表示方法の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明になるテレビジョン受像機の一実施の形態を示すブロック図であり、1はテレビジョン受像機本体、2はアンテナ、3はこのアンテナ2に接続されたチューナであり、4はチューナ3で受信したチャンネルの画像信号と詳細を後述するOSD信号生成部5からの出力信号を合成する表示合成部である。6はこの表示合成部4からの信号に基づき画像を表示する表示器である。
【0017】
一方、7はテレビジョン受像機本体1の各種動作を赤外線を用いて制御するためのリモートコントローラ(以下、リモコンと称す)であり、8はリモコン7からの赤外線による送信信号を受信するためのリモコン信号受信部である。9はリモコン信号受信部8を介したリモコン7からのOSD表示位置の変更指示に基づきOSD表示位置を決定するOSD表示位置指定部、10はOSD表示位置指定部9での指定位置を記憶するOSD表示位置記憶部であり、11はチューナ3にて受信されたチャンネル(この受信チャンネルの指示は、リモコン7からなされる)に関する情報(例えば、チャンネル番号や時間帯(開始時間や終了時間)といった付加情報)を記憶するための映像付加情報記憶部である。
【0018】
次に、図1のテレビジョン受像機の動作につき図2乃至図4も参照して説明する。図2は、図1の装置におけるOSD表示の表示位置の変更について説明するための表示画面の一例を示す図であり、図3は図1の装置におけるOSD表示位置の変更にかかるフローチャートである。また、図4は図1の装置におけるOSD表示の表示位置の変更について説明するための別の表示画面の一例を示す図である。
【0019】
始めに、OSD表示位置記憶部10には何等、OSD表示位置に関する情報の記憶がなされていないものと仮定して説明を進める。まず、リモコン信号受信部8を介してリモコン7から指定された受信チャンネルがチューナ3にて選局される。受信されたチャンネルの画像信号は表示合成部4に出力される。同時に、受信されたチャンネルにかかる付加情報、例えばチャンネル番号や時間帯(番組の開始/終了時間等)が映像付加情報記憶部11に記憶される。
【0020】
視聴者がリモコン7を用いてOSD表示をONに設定すると、これがリモコン信号受信部8を介してOSD信号生成部5に伝わり、この生成部5にてチューナ3で選局されているチャンネルのチャンネル番号にかかる文字信号が発生される。そして、この文字信号が表示合成部4にて受信チャンネルにかかる映像と合成され、表示器6に表示される。この場合、OSD表示位置記憶部10には何等OSD表示位置に関する情報の記憶がなされていないため、OSD信号生成部5は図2(A)に示す如く所定の位置(例えば画面右上の位置)にチャンネル番号の8をOSD表示21として画面22に挿入することになる。
【0021】
ところで、このチャンネルでは放送局側で画面の左上に時刻23を、画面の右上に地域ごとの天気予報24を表示しており、天気予報24が上記チャンネル番号のOSD表示21で隠れてしまっている状態にある。そこで、視聴者は、リモコン7からOSD表示21の位置の移動を指示する。この指示はリモコン信号受信部8を介してOSD表示位置指定部9に伝わり、(表示)位置情報に変換される。この情報は、OSD表示位置記憶部10に記憶されると共に、OSD信号生成部5に伝わり、表示合成部4におけるOSD信号の挿入位置が変更される。よって、表示器6では、図2(B)の如くチャンネル番号を示すOSD表示21が例えば画面右下に位置する画面25が表示されることになる。
【0022】
なお、位置情報のOSD表示位置記憶部10への記憶は、映像付加情報記憶部11からの記憶チャンネル情報及び時間帯情報に従い、指定された記憶領域に記憶される(記憶チャンネル情報及び時間帯情報とOSD表示位置とのテーブルが作成される)。
【0023】
テレビジョン受像機の電源がOFFとされて表示器6の画像表示がなされなくなった(図2(C)参照)後、例えば翌日に再び電源が入り、先と同一の番組を視聴するとする。先と同様、受信されたチャンネルにかかる付加情報、すなわちチャンネル番号及び時間帯(番組の開始/終了時間等)が映像付加情報記憶部11に記憶される。OSD表示位置記憶部10では、映像付加情報記憶部11に記憶されている受信チャンネルにかかる付加情報を読み出し、自身の記憶領域から対応するチャンネル番号及び時間帯と一致するOSD表示位置情報をOSD信号生成部5に出力する。
【0024】
OSD信号生成部5では、指定されたOSD表示内容を上記記憶されているOSD表示位置情報に基づく位置に表示するべくOSD信号を生成し、これを表示合成部4に送ることになる。表示合成部4で合成された放送信号に基づく映像信号と上記OSD信号は、表示器6で表示され、その画面は図2(D)に示す如くチャンネル番号が右下に表示され(図2(B)と同じ)、右上に表示される天気予報を隠さない形となる。
【0025】
なお、上述した実施の形態においては、電源のONにてOSD表示位置記憶部10に記憶されているテーブルを参照し、受信チャンネルにかかる付加情報に対応したOSD表示位置情報を読み出すとして説明したが、これはチャンネルが切り換えられるたびにおいても行なうことが適当である。
【0026】
図3に上述したOSD表示位置の変更動作にかかるフローチャートを示し、簡単に説明する。最初に、受像機本体1の電源がONされたか否かがチェックされる(ステップS1)。ONされればステップS2に移り、入力映像付加情報記憶部11に選局されているチャンネルにかかる付加情報を記憶する。ONされなければステップS1を繰り返す。ステップS2での動作がなされた後は、上記記憶部11に記憶された付加情報に対応する表示位置情報がOSD表示位置記憶部10に記憶されているか否かがチェックされる(ステップS3)。記憶されていれば、ステップS4に進み、記憶部10に記憶されている表示位置情報に基づきOSD信号を生成し(ステップS4)、OSD信号を放送信号と表示合成部4にて合成して表示器6にて表示することになる(ステップS5)。
【0027】
一方、ステップS3で表示位置情報が記憶されていなければ(ステップS3でNO)、視聴者によるOSD表示の表示位置の変更指示がなされたかがチェックされ(ステップS6)、YESであれば変更されたOSD表示位置を記憶部10に記憶する(ステップS7)。そして上述したステップS4に移る。ステップS6にてNOである場合は、直接ステップS4に移行する。ステップS5での合成表示後には、視聴者によるチャンネルの切換有無がチェックされ(ステップS8)、切換があればステップSに戻り、そうでなければ電源のOFF操作がチェックされる(ステップS9)。OFFとされれば終了し、そうでなければステップS8に戻り、再びチャンネル切換がチェックされる。
【0028】
なお、ステップS6でNOの場合、記憶部10に位置情報は記憶されないが、この場合はOSD表示位置が既定位置(例えば、画面右上)になるようOSD信号生成部5にて表示位置が設定される。
【0029】
上述した実施の形態によれば、OSD表示の位置を表示番組の文字情報表示と重ならないように変更した場合の変更位置を記憶させることで、以降の同一番組の表示においては、リモコンによる表示位置の変更操作なしに自動的に適切な位置にOSD表示を行わせることが出来る。なお、ここで同一番組とは同一のチャンネルの同一時間帯の番組のことを示している。
【0030】
次に放送局から送られてくる番組の画面サイズが4:3の如き、ワイド画面のテレビジョン受像機で表示すると両側に余白が出来るような場合について、装置1の動作を図3を参照して説明する。図3(A)は、画面右上に天気予報にかかる表示31がなされる放送画面32において、チャンネル番号の表示33が天気予報表示31を隠してしまっている状態を示している。なお、34は放送画面の時刻表示であり、35は画面中央下部に重畳表示されたOSD表示の1つである音量表示である。また、36、37はワイド画面に4:3の画像を4:3のまま表示することにより生じた余白部(無信号部)である。
【0031】
この場合、図3(B)の画面38に示すように、視聴者はリモコン7を用いてチャンネル表示33を余白部36に、音量表示35を余白部37に移動させて表示できる。この場合も先の図2にて説明したと同様の動作により、テレビジョン受像機の電源がOFFとされて表示器6の画像表示がなされなくなった(図3(C)参照)後、例えば翌日に再び先と同一の番組を視聴するとすると、図3(B)と同様のチャンネル番号表示が右余白部36に表示され、音量表示35が左余白部37に表示された画面40が表示されることになる。
【0032】
なお、装置側にて4:3の画像を4:3のまま表示する場合は、OSD表示位置記憶部10のスクリーンサイズ情報に対応した記憶領域に上記余白部におけるOSD表示位置情報をあらかじめ記憶させておくことも出来る(スクリーンサイズ情報とOSD表示位置情報との対応テーブルを作成)。そして、受信されたチャンネルにかかる付加情報としてスクリーンサイズを映像付加情報記憶部11に記憶するようにすれば、この記憶部11での記憶内容に基づいて、OSD表示位置記憶部10では、自身の記憶領域のテーブルを参照してスクリーンサイズ情報と対応するOSD表示位置情報をOSD信号生成部5に出力することが出来る。これにより、視聴者がリモコン7を用いて指示することなく自動的に左右の余白部36、37にOSD表示を行なうことが可能となる。
【0033】
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々さまざまに変更が可能であることは言うまでも無い。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、OSD表示の位置を表示番組の文字情報表示と重ならないよう、適切な位置にOSD表示を行わせることが出来るテレビジョン受像機及び画像表示方法を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるテレビジョン受像機の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】図1の装置におけるOSD表示の表示位置の変更について説明するための表示画面の一例を示す図。
【図3】図1の装置におけるOSD表示の表示位置の変更について説明するためのフローチャート。
【図4】図1の装置におけるOSD表示の表示位置の変更について説明するための別の表示画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1…テレビジョン受像機本体
3…チューナ
4…表示合成部
5…OSD信号生成部
6…表示器
7…リモコン
9…OSD表示位置指定部
10…OSD表示位置記憶部
11…映像付加情報記憶部
Claims (9)
- 指定のチャンネルの放送信号を受信する手段と、OSD信号を発生する手段と、前記受信手段により受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生手段からのOSD信号に基づく画像を重畳表示する表示手段と、前記放送信号にかかる特定情報を記憶する第1の記憶手段と、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定する表示位置指定手段と、この表示位置指定手段により指定された位置を記憶する第2の記憶手段とを具備し、第1の記憶手段に記憶された特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記第2の記憶手段に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するよう構成したことを特徴とするテレビジョン受像機。
- 指定のチャンネルの放送信号を受信する手段と、OSD信号を発生する手段と、前記受信手段により受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生手段からのOSD信号に基づく画像を重畳表示する表示手段と、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定する表示位置指定手段と、この表示位置指定手段により指定された位置を記憶する記憶手段とを具備し、前記放送信号にかかる特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記記憶手段に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するよう構成したことを特徴とするテレビジョン受像機。
- 指定のチャンネルの放送信号を受信する手段と、OSD信号を発生する手段と、前記受信手段により受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生手段からのOSD信号に基づく画像を重畳表示する表示手段と、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を前記放送信号にかかる特定情報と対応させて予め記憶した記憶手段とを具備し、前記放送信号にかかる特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記記憶手段に記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するよう構成したことを特徴とするテレビジョン受像機。
- 請求項1乃至2記載のテレビジョン受像機において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号の前記指定のチャンネル番号及び時間帯であることを特徴とするテレビジョン受像機。
- 請求項1乃至3記載のテレビジョン受像機において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号のスクリーンサイズであることを特徴とするテレビジョン受像機。
- 指定のチャンネルの放送信号を受信するステップと、OSD信号を発生するステップと、前記受信ステップにより受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生ステップで発生されたOSD信号に基づく画像を重畳表示するステップと、前記放送信号にかかる特定情報を記憶する第1の記憶ステップと、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定するステップと、この表示位置指定ステップにより指定された位置を記憶する第2の記憶ステップとを具備し、前記表示ステップにおいて、第1の記憶手段に記憶された特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記第2の記憶ステップにて記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するようにしたことを特徴とする画像表示方法。
- 指定のチャンネルの放送信号を受信するステップと、OSD信号を発生するステップと、前記受信ステップにより受信した放送信号に基づく画像に前記OSD信号発生ステップで発生されたOSD信号に基づく画像を重畳表示するステップと、前記OSD信号に基づく画像の前記放送信号に基づく画像への重畳表示位置を指定するステップと、この表示位置指定ステップにより指定された位置を記憶する記憶ステップとを具備し、前記表示ステップにおいて、前記放送信号にかかる特定情報と一致する放送信号に基づく画像が表示されるときは、前記記憶ステップにて記憶された表示位置に前記OSD信号に基づく画像を重畳表示するようにしたことを特徴とする画像表示方法。
- 請求項6乃至7記載の画像表示方法において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号の前記指定のチャンネル番号及び時間帯であることを特徴とする画像表示方法。
- 請求項6乃至7記載の画像表示方法において、前記放送信号にかかる特定情報は、前記放送信号のスクリーンサイズであることを特徴とする画像表示方法。
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---|---|---|---|
JP2003090188A JP2004297676A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | テレビジョン受像機及び画像表示方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007028347A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Sharp Corp | 映像表示装置、及びテロップ表示時のosd表示位置制御方法 |
JP2007279220A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Sony Corp | 画像表示装置 |
JP2008039841A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Canon Inc | 画像再生装置及び画像再生方法 |
-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003090188A patent/JP2004297676A/ja active Pending
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