JP2004297533A - 受信装置及び受信方法 - Google Patents
受信装置及び受信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004297533A JP2004297533A JP2003088288A JP2003088288A JP2004297533A JP 2004297533 A JP2004297533 A JP 2004297533A JP 2003088288 A JP2003088288 A JP 2003088288A JP 2003088288 A JP2003088288 A JP 2003088288A JP 2004297533 A JP2004297533 A JP 2004297533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correlation
- antenna
- symbol
- signal received
- radio signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明に係る受信装置は、ベースバンド処理部5を備え、ベースバンド処理部5は、アンテナ1で受信された無線信号との相関度を検出する64個の相関処理部11と、これら相関処理部11の出力に基づいて送信シンボルを判定するシンボル判定部12とを有する。受信装置が受信した現シンボルに影響を与える可能性の高い1チップ遅延波の相関度も考慮に入れてシンボル判定を行うため、先行波だけでシンボル判定を行うよりも、相互相関特性を改善できる。また、遅延波のうち、次シンボルから影響を受ける可能性の高い遅延波の相関度は考慮に入れずにシンボル判定を行うため、次シンボルからの干渉は生じない。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボルを含む無線信号を受信して、基準となるシンボルとの相関度を検出する受信装置及び受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
IEEE802.11bで採用されているCCK(Complementary Code Keying)変調方式は、(1)式に示すように、1シンボルが8チップで構成される8通りのシンボルを用いて信号変調を行う。
【0003】
ここで、{φ1,φ2,φ3,φ4}は、データビットに依存する値で、伝送レートが11Mbpsの場合、8ビットのデータビット{d0,d1,d2,d3,d4,d5,d6,d7}に対して図8及び図9のように定義される。
【0004】
また、シンボルとは、1つの情報の単位であり、チップとは、シンボルを構成する記号(文字)の単位である。
【0005】
次に、CCKの受信処理について説明する。CCKでは、1シンボルが8チップで構成される256通りのシンボルが受信される可能性があるが、φ1はシンボルの回転を意味するので、受信装置に設けられる相関処理部31の総数は図10に示すように64個でよい。
【0006】
図10のシンボル判定部32は、64個の相関処理部31の出力のうち最大のものを選択して、選択した相関処理部31の出力の位相を検出することで、{φ1,φ2,φ3,φ4}を決定してシンボル判定を行う(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−217789公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遅延波が存在するマルチパス環境では、遅延波の影響でシンボル間の相互相関特性が劣化し、送信シンボルに対応する相関処理部31出力が最大にならない。
【0009】
例えば、あるシンボルの先行波w1とこの先行波w1の1チップ遅延波とがともに受信装置で受信されたとする。この場合、本来であれば、先行波w1に対応するシンボルをもつ相関処理部31の出力のみが最大になるはずであるが、先行波w1と1チップ遅延波w2が混在するマルチパス環境では、先行波w1に対応するシンボルをもつ相関処理部31の出力と1チップ遅延波に対応するシンボルをもつ相関処理部31の出力がともに大きくなる。このため、相関処理部31の出力だけでは、一意に送信シンボルを特定できないおそれがある。
【0010】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、送信シンボルを正確かつ簡易に特定できる受信装置及び受信方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c1 (n),c2 (n),…,cM−1 (n),cM (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号を受信するアンテナと、前記N通りのシンボルそれぞれに対応して設けられ、それぞれが前記アンテナで受信された無線信号との相関度を検出するN個の相関器と、前記N個の相関器で検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定するシンボル判定器と、を備え、前記N個の相関器は、前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル{α0c1 (n),α0c2 (n)+α1c1 (n),…,α0cM−1 (n)+α1cM−2 (n),α0cM (n)+α1cM−1 (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α0,α1は非零の定数)との相関度を検出する。
【0012】
また、本発明は、1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c1 (n),c2 (n),…,cM−1 (n),cM (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号を受信するアンテナと、前記N通りのシンボルそれぞれに対応して設けられ、それぞれが前記アンテナで受信された無線信号との相関度を検出するN個の相関器と、前記N個の相関器で検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定するシンボル判定器と、を備え、前記N個の相関器は、前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル
α0c1 (n),
α0c2 (n)+α1c1 (n),
α0c3 (n)+α1c2 (n)+α2c1 (n),
:
:
α0cM−1 (n)+α1cM−2 (n)+α2cM−3 (n),…,+αM−2c1 (n),
α0cM (n)+α1cM−1 (n)+α2cM−2 (n)+,…,+αM−2c2 (n)+αM−1c1 (n)
(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α0,α1は非零の定数、α2,…,αM−1)と、の相関度を検出する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る受信装置及び受信方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0014】
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る受信装置の第1の実施形態の全体構成を示すブロック図であり、例えばCCK変調方式の無線信号を受信する構成を示している。図1の受信装置は、1シンボルが8チップで構成される8通りのシンボル{c1 (n),c2 (n),…,c7 (n),c7 (n)}(ただし、nは1<n≦64を満たす整数)を含む無線信号を受信するアンテナ1と、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる雑音成分を除去する増幅部2(LNA:Low Noise Amplifier)と、増幅部2の出力信号を低周波数信号に変換する周波数変換部3と、周波数変換部3の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換部4と、デジタル信号に基づいて復調を行うベースバンド処理部5と、ベースバンド処理部5の出力に基づいて各種のデータ処理をデータ処理部6とを備えている。
【0015】
図1の構成のうち、本発明の特徴的な部分は、ベースバンド処理部5である。ベースバンド処理部5は、例えば図2のようなブロック構成を有する。図2のベースバンド処理部5は、アンテナ1で受信された無線信号との相関度を検出する64個の相関処理部11と、これら相関処理部11の出力に基づいて送信シンボルを判定するシンボル判定部12とを有する。
【0016】
シンボル判定部12は、64個の相関処理部11の出力のうち、出力レベルが最大の相関処理部11に対応するシンボルを送信シンボルと判定する。
【0017】
64個の相関処理部11はそれぞれ、アンテナ1で受信された無線信号と、{c1 (n),c2 (n)+c1 (n),…,c7 (n)+c6 (n),c8 (n)+c7 (n)}(ただし、nは1<n≦64を満たす整数)との相関度を検出する。
【0018】
相関処理部11を図2のような構成にすることで、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる先行波だけでなく、1チップ遅延波との相関度も検出できるようになる。例えば、受信装置にて、図3のようなシンボルを含む先行波w1とこの先行波w1の1チップ遅延波w2とが受信されたとする。
【0019】
この場合、先行波w1と1チップ遅延波w2の両方に基づいてシンボル判定を行うためには、図3のw3のように、先行波w1のシンボルと1チップ遅延波w2のシンボルとを足し合わせたシンボルを相関処理部11が持っていればよい。このため、本実施形態では、予め64個の相関処理部11に、先行波w1のシンボルと1チップ遅延波w2のシンボルを足し合わせたシンボルを付与する。
【0020】
なお、遅延波のうち1チップ遅延波のみを考慮に入れて相関度を検出する理由は、2チップ以上の遅延が生じることはまれであるためである。
【0021】
また、図3のw3のうち最後c8 ( 1 )は相関処理部に含めない。これは次シンボルからの干渉を受けないためである。
【0022】
このように、本実施形態では、受信装置が受信した現シンボルに影響を与える可能性の高い1チップ遅延波の相関度も考慮に入れてシンボル判定を行うため、先行波だけでシンボル判定を行うよりも、相互相関特性を改善できる。また、遅延波のうち、次シンボルから影響を受ける可能性の高い遅延波のc8 ( 1 )成分の相関度は考慮に入れずにシンボル判定を行うため、次シンボルからの干渉は生じない。
【0023】
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる先行波の伝送路係数と1チップ遅延波の伝送路係数とを考慮に入れて、相関処理部11にて相関度を検出するものである。
【0024】
本発明に係る受信装置の第2の実施形態は、ベースバンド処理部5の内部構成が第1の実施形態と異なっており、それ以外の構成は第1の実施形態と同様である。
【0025】
図4はベースバンド処理部5の第2の実施形態の内部構成を示すブロック図である。図4のベースバンド処理部5は、第1の実施形態とは異なる構成の相関処理部11aと第1の実施形態と同様のシンボル判定部12とを有する他に、伝送路応答推定部13を有する。
【0026】
相関処理部11aは、アンテナ1で受信された無線信号と、{α0c1 (n),α0c2 (n)+α1c1 (n),…,α0c7 (n)+α1c6 (n),α0c8 (n)+α1c7 (n)}(ただし、nは1<n≦64を満たす整数で、α0,α1は非零の定数)との相関度を検出する。
【0027】
α0,α1の比は、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる先行波の伝送路係数と1チップ遅延波の伝送路係数との比に等しい。伝送路係数は、伝送路応答推定部13にて推定される。
【0028】
ここで、伝送路係数を考慮に入れて相関度を検出する理由は、アンテナ1で受信される無線信号の受信強度や信号遅延量は、時間によって変化するおそれがあるためであり、先行波と1チップ遅延波の伝搬路係数を推定してから相関度を検出することで、受信環境の変動に即した相関度の検出を行える。このため、無線信号の受信強度や信号遅延量が変動しやすい環境であっても、相互相関特性を改善することができる。
【0029】
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、2チップ遅延波を除去した後に相関処理部11aにて相関度を検出するものである。
【0030】
本発明に係る受信装置の第3の実施形態は、ベースバンド処理部5の内部構成が第2の実施形態と異なっており、それ以外の構成は第2の実施形態と同様である。
【0031】
図5はベースバンド処理部5の第3の実施形態の内部構成を示すブロック図である。図5のベースバンド処理部5は、第2の実施形態と同様の相関処理部11a、シンボル判定部12及び伝送路応答推定部13を有する他に、遅延波除去部14を有する。
【0032】
図5の遅延波除去部14は、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる2チップ遅延波を除去するものであり、その内部構成は例えば図6のようなブロック図で表される。
【0033】
図6の遅延波除去部14は、増幅器21,22と、遅延器23,24と、加算器25,26とを有する。加算器26は、増幅器22の出力を1チップ遅延させた信号と増幅器21の出力とを加算する。また、加算器25は、加算器26の出力を1チップ遅延させた信号とアンテナ1の受信信号に含まれる無線信号とを加算する。
【0034】
ここで、先行波の伝搬路係数をα0、1チップ遅延波の伝搬路係数をα1、2チップ遅延波の伝搬路係数をα2、増幅器21のゲインβ1をゼロ、増幅器22のゲインβ2を−α2/α1とすると、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる先行波に基づいて2チップ遅延波を除去することになる。このように、先行波を用いて2チップ遅延波を除去することにより、最小位相条件での2チップ遅延波を除去して相関度を検出でき、2チップ遅延波の除去性能を改善できる。
【0035】
一方、増幅器のゲインβ1を−α2/α1、増幅器のゲインβ2をゼロとすると、1チップ遅延波によって2チップ遅延波を除去することになる。このように、1チップ遅延波を用いて2チップ遅延波を除去することにより、非最小位相条件での2チップ遅延波を除去して相関度を検出でき、2チップ遅延波の除去性能を改善できる。
【0036】
このように、第3の実施形態では、遅延波除去部14の設定を変更することで、最小位相条件または非最小位相条件での2チップ遅延波の除去性能を改善できる。
【0037】
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、先行波と1チップ遅延波の信号レベルによって、遅延波除去部14の設定を変更するものである。
【0038】
図7はベースバンド処理部5の第4の実施形態の内部構成を示すブロック図である。図7のベースバンド処理部5は、第3の実施形態と同様の相関処理部11a、シンボル判定部12、伝送路応答推定部13及び遅延波除去部14を有する他に、レベル比較部15を有する。
【0039】
レベル比較部15は、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる先行波と1チップ遅延波の信号レベルを比較する。遅延波除去部14は、レベル比較部15の比較結果に基づいて、増幅器のゲインβ1、β2を設定する。
【0040】
より具体的には、先行波の信号レベルが1チップ遅延波の信号レベルより大きい場合、すなわちα0>α1の場合、β1=0、β2=−α2/α1として、先行波により2チップ遅延波を除去する。
【0041】
また、α0≦α1の場合、β1=−α2/α1、β2=0として、1チップ遅延波により2チップ遅延波を除去する。
【0042】
このように、第4の実施形態では、先行波と1チップ遅延波の信号レベルに応じて、遅延波処理部の設定を変更するため、手動で伝送路応答推定部3の設定を変更する必要がなくなり、2チップ遅延波の除去性能を確実に改善できる。
【0043】
上述した各実施形態では、CCK変調方式の無線信号を受信する例を説明したが、本発明は、CCK変調方式以外のM−ary変調方式にも適用可能である。
【0044】
また、上述した各実施形態では、1シンボルが8チップで構成されている例を説明したが、1シンボルを構成するチップの数には特に制限はない。
【0045】
さらに、上述した各実施形態では、先行波の他に、1チップ遅延波だけを考慮に入れて相関度を検出する例を説明したが、kチップ遅延波(kは2以上の整数)を考慮に入れて相関度を検出してもよい。
【0046】
この場合の相関処理部11は、アンテナ1で受信された無線信号と、M(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル
α0c1 (n),
α0c2 (n)+α1c1 (n),
α0c3 (n)+α1c2 (n)+α2c1 (n),
:
:
α0cM−1 (n)+α1cM−2 (n)+α2cM−3 (n),…,+αM−2c1 (n),
α0cM (n)+α1cM−1 (n)+α2cM−2 (n)+,…,+αM−2c2 (n)+αM−1c1 (n)
(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α0,α1は非零の定数、α2,…,αM−1は定数)と、の相関度を検出する。
【0047】
これにより、2チップ以上の遅延波を考慮に入れて相関度を検出できる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、現シンボルに影響を与える遅延波のみを考慮に入れて相関度を検出することができ、先行波よりも遅延波の方が受信レベルが大きい場合でも、シンボルの相関度を正しく検出できることから、相互相関特性を向上できる。また、次シンボルに影響を与える遅延波は考慮に入れないで相関度を検出するようにしたため、次シンボルからの干渉を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受信装置の第1の実施形態の全体構成を示すブロック図。
【図2】ベースバンド処理部の内部構成を示すブロック図。
【図3】先行波と1チップ遅延波のシンボルを示す図。
【図4】ベースバンド処理部の第2の実施形態の内部構成を示すブロック図。
【図5】ベースバンド処理部の第3の実施形態の内部構成を示すブロック図。
【図6】遅延波除去部の内部構成を示すブロック図。
【図7】ベースバンド処理部の第4の実施形態の内部構成を示すブロック図。
【図8】φ1の定義を示す図。
【図9】φ2,φ3,φ4の定義を示す図。
【図10】従来の受信装置の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 雑音除去部
3 周波数変換器
4 A/D変換器
5 ベースバンド処理部
6 データ処理部
11,11a 相関処理部
12 シンボル判定部
13 伝送路応答推定部
14 遅延波除去部
15 レベル比較部
Claims (11)
- 1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c1 (n),c2 (n),…,cM−1 (n),cM (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号を受信するアンテナと、
前記N通りのシンボルそれぞれに対応して設けられ、それぞれが前記アンテナで受信された無線信号との相関度を検出するN個の相関器と、
前記N個の相関器で検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定するシンボル判定器と、を備え、
前記N個の相関器は、前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル{α0c1 (n),α0c2 (n)+α1c1 (n),…,α0cM−1 (n)+α1cM−2 (n),α0cM (n)+α1cM−1 (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α0,α1は非零の定数)との相関度を検出することを特徴とする受信装置。 - 1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c1 (n),c2 (n),…,cM−1 (n),cM (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号を受信するアンテナと、
前記N通りのシンボルそれぞれに対応して設けられ、それぞれが前記アンテナで受信された無線信号との相関度を検出するN個の相関器と、
前記N個の相関器で検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定するシンボル判定器と、を備え、
前記N個の相関器は、前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル
α0c1 (n),
α0c2 (n)+α1c1 (n),
α0c3 (n)+α1c2 (n)+α2c1 (n),
:
:
α0cM−1 (n)+α1cM−2 (n)+α2cM−3 (n),…,+αM−2c1 (n),
α0cM (n)+α1cM−1 (n)+α2cM−2 (n)+,…,+αM−2c2 (n)+αM−1c1 (n)
(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α0,α1は非零の定数、α2,…,αM−1は定数)と、の相関度を検出することを特徴とする受信装置。 - 前記α0と前記α1との比は、前記アンテナで受信された無線信号に含まれる先行波の伝送路係数と1チップ遅延波の伝送路係数との比に等しいことを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
- k(kは2以上の定数)チップの遅延波を除去する遅延除去手段を備え、
前記遅延除去手段の出力が前記N個の相関器それぞれに入力されることを特徴とする請求項1及至3のいずれかに記載の受信装置。 - 前記遅延除去手段は、前記アンテナで受信された無線信号に含まれる先行波に基づいて、前記kチップの遅延波を除去することを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
- 前記遅延除去手段は、前記アンテナで受信された無線信号に含まれる1チップ遅延波に基づいて、前記kチップの遅延波を除去することを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
- 前記アンテナで受信された無線信号に含まれる先行波と1チップ遅延波との信号レベルを比較するレベル比較手段を備え、
前記遅延除去手段は、前記レベル比較手段の比較結果に基づいて、前記先行波または前記1チップ遅延波のうち信号レベルの大きい方を用いて、前記kチップの遅延波を除去することを特徴とする請求項4に記載の受信装置。 - 前記アンテナで受信された無線信号を増幅する増幅手段と、
前記増幅手段の出力信号を低周波数信号に変換する周波数変換手段と、
前記周波数変換手段の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、を備え、
前記N個の相関器は、前記デジタル信号に基づいて相関度を検出することを特徴とする請求項1及至7のいずれかに記載の受信装置。 - 前記N個の相関器は、前記アンテナで受信されたCCK(Complementary Code Keying)変調方式の無線信号に対して相関度を検出することを特徴とする請求項1及8のいずれかに記載の受信装置。
- 1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c1 (n),c2 (n),…,cM−1 (n),cM (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号をアンテナで受信し、
前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル{α0c1 (n),α0c2 (n)+α1c1 (n),…,α0cM−1 (n)+α1cM−2 (n),α0cM (n)+α1cM−1 (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α0,α1は非零の定数)との相関度を検出し、
前記検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定することを特徴とする受信方法。 - 1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c1 (n),c2 (n),…,cM−1 (n),cM (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号をアンテナで受信し、
前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル
α0c1 (n),
α0c2 (n)+α1c1 (n),
α0c3 (n)+α1c2 (n)+α2c1 (n),
:
:
α0cM−1 (n)+α1cM−2 (n)+α2cM−3 (n),…,+αM−2c1 (n),
α0cM (n)+α1cM−1 (n)+α2cM−2 (n)+,…,+αM−2c2 (n)+αM−1c1 (n)
(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α0,α1は非零の定数、α2,…,αM−1は定数)と、の相関度を検出し、
前記検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定することを特徴とする受信方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003088288A JP3751600B2 (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 受信装置及び受信方法 |
US10/810,811 US7305213B2 (en) | 2003-03-27 | 2004-03-29 | Receiver and wireless LAN apparatus in which a received signal is correlated to a reference symbol |
US11/846,650 US20070297491A1 (en) | 2003-03-27 | 2007-08-29 | Receiver and wireless lan apparatus in which a received signal is correlated to a reference symbol |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003088288A JP3751600B2 (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 受信装置及び受信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004297533A true JP2004297533A (ja) | 2004-10-21 |
JP3751600B2 JP3751600B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=32985206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003088288A Expired - Fee Related JP3751600B2 (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 受信装置及び受信方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US7305213B2 (ja) |
JP (1) | JP3751600B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101602624B1 (ko) * | 2010-01-22 | 2016-03-22 | 에스케이텔레콤 주식회사 | 지그비에서의 레이트대응값들의 최적의 조합을 구하기 위한 방법 및 이를 이용한 fsk수신기 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7929991B2 (en) * | 2005-03-31 | 2011-04-19 | Qualcomm Incorporated | Mobile device interface for input devices |
US7487411B2 (en) * | 2005-11-11 | 2009-02-03 | Rakesh Prasad | Multi symbol bit detection for SDPSK signals |
JPWO2012141227A1 (ja) * | 2011-04-11 | 2014-07-28 | 株式会社日本テクノリソース | 符号系列を用いた送信信号の生成検出方法、通信システム及び計測システム |
Family Cites Families (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5553062A (en) * | 1993-04-22 | 1996-09-03 | Interdigital Communication Corporation | Spread spectrum CDMA interference canceler system and method |
JPH08191260A (ja) * | 1995-01-09 | 1996-07-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高速周波数ホッピングスペクトル拡散受信機と相関器 |
US5764690A (en) * | 1996-06-04 | 1998-06-09 | Motorola, Inc. | Apparatus for despreading and demodulating a burst CDMA signal |
US6452958B1 (en) * | 1996-07-30 | 2002-09-17 | Agere Systems Guardian Corp | Digital modulation system using extended code set |
JPH10173630A (ja) * | 1996-12-13 | 1998-06-26 | Nec Corp | Cdmaチップ同期回路 |
US6351498B1 (en) * | 1997-11-20 | 2002-02-26 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Robust digital modulation and demodulation scheme for radio communications involving fading |
US6839378B1 (en) * | 1998-01-12 | 2005-01-04 | Ericsson, Inc. | Method and apparatus for multipath delay estimation in direct sequence spread spectrum communication systems |
US6411610B1 (en) * | 1998-11-05 | 2002-06-25 | Nortel Networks Limited | Correlation for synchronizing to long number sequences in communications systems |
US6678313B1 (en) * | 1998-12-25 | 2004-01-13 | Kokusai Electric Co., Ltd. | Correlation circuit for spread spectrum communication |
JP3505108B2 (ja) * | 1999-02-24 | 2004-03-08 | 株式会社日立国際電気 | 受信機 |
JP3289777B2 (ja) * | 1999-04-27 | 2002-06-10 | 日本電気株式会社 | マルチステージ干渉キャンセラ |
US6603746B1 (en) * | 1999-06-18 | 2003-08-05 | Nortel Networks Limited | Method and apparatus for controlling transmitted power in a wireless communications system |
US6393599B1 (en) * | 1999-07-06 | 2002-05-21 | Trw Inc. | Multi-chip data detector implementation for symmetric differential phase shift keying modulation formats |
US6798737B1 (en) * | 1999-10-06 | 2004-09-28 | Texas Instruments Incorporated | Use of Walsh-Hadamard transform for forward link multiuser detection in CDMA systems |
JP3399420B2 (ja) * | 1999-11-01 | 2003-04-21 | 日本電気株式会社 | 固定パターン検出装置 |
US7123647B1 (en) * | 1999-11-12 | 2006-10-17 | Freescale Semiconductor, Inc. | Chip rate base band receiver processor which receives digital information containing symbol information |
US6522683B1 (en) * | 2000-08-10 | 2003-02-18 | Qualcomm, Incorporated | Method and apparatus for adaptive linear equalization for walsh covered modulation |
US7010559B2 (en) * | 2000-11-14 | 2006-03-07 | Parkervision, Inc. | Method and apparatus for a parallel correlator and applications thereof |
EP1207657B1 (en) * | 2000-11-20 | 2007-10-31 | Lucent Technologies Inc. | Detection method and apparatus for phase-modulated CCK symbols with a correlator-bank |
JP4548954B2 (ja) * | 2001-03-09 | 2010-09-22 | 株式会社日立国際電気 | 干渉信号除去装置 |
US7145969B1 (en) * | 2001-03-21 | 2006-12-05 | Marvell International Ltd. | Method and apparatus for complementary code keying |
US6937648B2 (en) * | 2001-04-03 | 2005-08-30 | Yitran Communications Ltd | Equalizer for communication over noisy channels |
JP3642784B2 (ja) * | 2002-10-28 | 2005-04-27 | 三菱電機株式会社 | ダイバーシチ受信装置およびダイバーシチ受信方法 |
US7200164B2 (en) * | 2002-11-07 | 2007-04-03 | Winbond Electronics Corp. | Packet-based multiplication-free CCK demodulator with a fast multipath interference cipher |
US7230976B2 (en) * | 2002-11-20 | 2007-06-12 | Intel Corporation | Pre-corrupting reference signals with inter-symbol interference |
CA2505435A1 (en) * | 2002-12-09 | 2004-06-24 | Motorola, Inc. | Decision feed forward equalizer system and method |
US7526010B1 (en) * | 2004-08-10 | 2009-04-28 | L-3 Communications Corporation | Doped multi-rate spread spectrum composite code |
-
2003
- 2003-03-27 JP JP2003088288A patent/JP3751600B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-03-29 US US10/810,811 patent/US7305213B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-08-29 US US11/846,650 patent/US20070297491A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101602624B1 (ko) * | 2010-01-22 | 2016-03-22 | 에스케이텔레콤 주식회사 | 지그비에서의 레이트대응값들의 최적의 조합을 구하기 위한 방법 및 이를 이용한 fsk수신기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20040192238A1 (en) | 2004-09-30 |
US7305213B2 (en) | 2007-12-04 |
US20070297491A1 (en) | 2007-12-27 |
JP3751600B2 (ja) | 2006-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1093341C (zh) | 多级干扰消除器及该干扰消除器中的实验判定方法 | |
TWI426727B (zh) | 結合高資料率寬頻封包化無線通訊信號之多天線接收器結合裝置及方法 | |
RU2411679C2 (ru) | Способы и устройство для оценки шума в системе связи | |
US8064370B2 (en) | Transmitting device, wireless communication system and transmitting method | |
KR100445492B1 (ko) | 무선 통신 장치 및 그 방법, 무선 통신 단말 장치, 및 기지국 장치 | |
CN1918809A (zh) | 移动通信系统和用于该系统的无线设备 | |
JPWO2005083897A1 (ja) | Cdma受信装置および方法 | |
EP0945995A2 (en) | RAKE receiver with adaptive delay profile measurement | |
US20050141641A1 (en) | Receiving method and receiving apparatus with adaptive array signal processing | |
WO2005081422A1 (ja) | 受信方法および装置 | |
US8194810B2 (en) | Cyclic delay diversity in a wireless system | |
US7864888B2 (en) | Transmission mode/guard length detection circuit and method therefor | |
US20070071075A1 (en) | Apparatus and method for detecting fast feedback information in multi-cell base station in a broadband wireless communication system | |
US20070297491A1 (en) | Receiver and wireless lan apparatus in which a received signal is correlated to a reference symbol | |
JPH09214417A (ja) | 伝送装置及び伝送方法 | |
CN100375398C (zh) | 有色干扰识别 | |
JP2003258762A (ja) | Ofdm復調装置 | |
US20060227749A1 (en) | Channel estimation for a cdma system using pilot symbols | |
JP2002512760A (ja) | バンド適応型復調のための方法と装置 | |
JP2005236867A (ja) | 受信装置、無線通信装置、無線通信システム、受信方法及び受信プログラムを記録した記録媒体 | |
JP3880805B2 (ja) | 合成ダイバーシチ受信装置 | |
JP5378405B2 (ja) | 通信信号を処理するための方法および装置 | |
WO2005050867A1 (ja) | 等化方法およびそれを利用した受信装置 | |
WO2003005596A1 (fr) | Appareil de reception amrc et procede a decision souple des symboles de codes de correction d'erreur | |
US20140133611A1 (en) | Wireless communication apparatus and one-path state determination method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051207 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |