JP2004297533A - 受信装置及び受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】送信シンボルを正確かつ簡易に特定できるようにする。
【解決手段】本発明に係る受信装置は、ベースバンド処理部5を備え、ベースバンド処理部5は、アンテナ1で受信された無線信号との相関度を検出する64個の相関処理部11と、これら相関処理部11の出力に基づいて送信シンボルを判定するシンボル判定部12とを有する。受信装置が受信した現シンボルに影響を与える可能性の高い1チップ遅延波の相関度も考慮に入れてシンボル判定を行うため、先行波だけでシンボル判定を行うよりも、相互相関特性を改善できる。また、遅延波のうち、次シンボルから影響を受ける可能性の高い遅延波の相関度は考慮に入れずにシンボル判定を行うため、次シンボルからの干渉は生じない。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボルを含む無線信号を受信して、基準となるシンボルとの相関度を検出する受信装置及び受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
IEEE802.11bで採用されているCCK(Complementary Code Keying)変調方式は、(1)式に示すように、1シンボルが8チップで構成される8通りのシンボルを用いて信号変調を行う。
Figure 2004297533
【0003】
ここで、{φ,φ,φ,φ}は、データビットに依存する値で、伝送レートが11Mbpsの場合、8ビットのデータビット{d0,d1,d2,d3,d4,d5,d6,d7}に対して図8及び図9のように定義される。
【0004】
また、シンボルとは、1つの情報の単位であり、チップとは、シンボルを構成する記号(文字)の単位である。
【0005】
次に、CCKの受信処理について説明する。CCKでは、1シンボルが8チップで構成される256通りのシンボルが受信される可能性があるが、φ1はシンボルの回転を意味するので、受信装置に設けられる相関処理部31の総数は図10に示すように64個でよい。
【0006】
図10のシンボル判定部32は、64個の相関処理部31の出力のうち最大のものを選択して、選択した相関処理部31の出力の位相を検出することで、{φ,φ,φ,φ}を決定してシンボル判定を行う(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−217789公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遅延波が存在するマルチパス環境では、遅延波の影響でシンボル間の相互相関特性が劣化し、送信シンボルに対応する相関処理部31出力が最大にならない。
【0009】
例えば、あるシンボルの先行波w1とこの先行波w1の1チップ遅延波とがともに受信装置で受信されたとする。この場合、本来であれば、先行波w1に対応するシンボルをもつ相関処理部31の出力のみが最大になるはずであるが、先行波w1と1チップ遅延波w2が混在するマルチパス環境では、先行波w1に対応するシンボルをもつ相関処理部31の出力と1チップ遅延波に対応するシンボルをもつ相関処理部31の出力がともに大きくなる。このため、相関処理部31の出力だけでは、一意に送信シンボルを特定できないおそれがある。
【0010】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、送信シンボルを正確かつ簡易に特定できる受信装置及び受信方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c (n),c (n),…,cM−1 (n),c (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号を受信するアンテナと、前記N通りのシンボルそれぞれに対応して設けられ、それぞれが前記アンテナで受信された無線信号との相関度を検出するN個の相関器と、前記N個の相関器で検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定するシンボル判定器と、を備え、前記N個の相関器は、前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル{α (n),α (n)+α (n),…,αM−1 (n)+αM−2 (n),α (n)+αM−1 (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α,αは非零の定数)との相関度を検出する。
【0012】
また、本発明は、1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c (n),c (n),…,cM−1 (n),c (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号を受信するアンテナと、前記N通りのシンボルそれぞれに対応して設けられ、それぞれが前記アンテナで受信された無線信号との相関度を検出するN個の相関器と、前記N個の相関器で検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定するシンボル判定器と、を備え、前記N個の相関器は、前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル
α (n)
α (n)+α (n)
α (n)+α (n)+α (n)


αM−1 (n)+αM−2 (n)+αM−3 (n),…,+αM−2 (n)
α (n)+αM−1 (n)+αM−2 (n)+,…,+αM−2 (n)+αM−1 (n)
(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α,αは非零の定数、α,…,αM−1)と、の相関度を検出する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る受信装置及び受信方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0014】
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る受信装置の第1の実施形態の全体構成を示すブロック図であり、例えばCCK変調方式の無線信号を受信する構成を示している。図1の受信装置は、1シンボルが8チップで構成される8通りのシンボル{c (n),c (n),…,c (n),c (n)}(ただし、nは1<n≦64を満たす整数)を含む無線信号を受信するアンテナ1と、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる雑音成分を除去する増幅部2(LNA:Low Noise Amplifier)と、増幅部2の出力信号を低周波数信号に変換する周波数変換部3と、周波数変換部3の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換部4と、デジタル信号に基づいて復調を行うベースバンド処理部5と、ベースバンド処理部5の出力に基づいて各種のデータ処理をデータ処理部6とを備えている。
【0015】
図1の構成のうち、本発明の特徴的な部分は、ベースバンド処理部5である。ベースバンド処理部5は、例えば図2のようなブロック構成を有する。図2のベースバンド処理部5は、アンテナ1で受信された無線信号との相関度を検出する64個の相関処理部11と、これら相関処理部11の出力に基づいて送信シンボルを判定するシンボル判定部12とを有する。
【0016】
シンボル判定部12は、64個の相関処理部11の出力のうち、出力レベルが最大の相関処理部11に対応するシンボルを送信シンボルと判定する。
【0017】
64個の相関処理部11はそれぞれ、アンテナ1で受信された無線信号と、{c (n),c (n)+c (n),…,c (n)+c (n),c (n)+c (n)}(ただし、nは1<n≦64を満たす整数)との相関度を検出する。
【0018】
相関処理部11を図2のような構成にすることで、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる先行波だけでなく、1チップ遅延波との相関度も検出できるようになる。例えば、受信装置にて、図3のようなシンボルを含む先行波w1とこの先行波w1の1チップ遅延波w2とが受信されたとする。
【0019】
この場合、先行波w1と1チップ遅延波w2の両方に基づいてシンボル判定を行うためには、図3のw3のように、先行波w1のシンボルと1チップ遅延波w2のシンボルとを足し合わせたシンボルを相関処理部11が持っていればよい。このため、本実施形態では、予め64個の相関処理部11に、先行波w1のシンボルと1チップ遅延波w2のシンボルを足し合わせたシンボルを付与する。
【0020】
なお、遅延波のうち1チップ遅延波のみを考慮に入れて相関度を検出する理由は、2チップ以上の遅延が生じることはまれであるためである。
【0021】
また、図3のw3のうち最後c は相関処理部に含めない。これは次シンボルからの干渉を受けないためである。
【0022】
このように、本実施形態では、受信装置が受信した現シンボルに影響を与える可能性の高い1チップ遅延波の相関度も考慮に入れてシンボル判定を行うため、先行波だけでシンボル判定を行うよりも、相互相関特性を改善できる。また、遅延波のうち、次シンボルから影響を受ける可能性の高い遅延波のc 成分の相関度は考慮に入れずにシンボル判定を行うため、次シンボルからの干渉は生じない。
【0023】
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる先行波の伝送路係数と1チップ遅延波の伝送路係数とを考慮に入れて、相関処理部11にて相関度を検出するものである。
【0024】
本発明に係る受信装置の第2の実施形態は、ベースバンド処理部5の内部構成が第1の実施形態と異なっており、それ以外の構成は第1の実施形態と同様である。
【0025】
図4はベースバンド処理部5の第2の実施形態の内部構成を示すブロック図である。図4のベースバンド処理部5は、第1の実施形態とは異なる構成の相関処理部11aと第1の実施形態と同様のシンボル判定部12とを有する他に、伝送路応答推定部13を有する。
【0026】
相関処理部11aは、アンテナ1で受信された無線信号と、{α (n),α (n)+α (n),…,α (n)+α (n),α (n)+α (n)}(ただし、nは1<n≦64を満たす整数で、α,αは非零の定数)との相関度を検出する。
【0027】
α,αの比は、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる先行波の伝送路係数と1チップ遅延波の伝送路係数との比に等しい。伝送路係数は、伝送路応答推定部13にて推定される。
【0028】
ここで、伝送路係数を考慮に入れて相関度を検出する理由は、アンテナ1で受信される無線信号の受信強度や信号遅延量は、時間によって変化するおそれがあるためであり、先行波と1チップ遅延波の伝搬路係数を推定してから相関度を検出することで、受信環境の変動に即した相関度の検出を行える。このため、無線信号の受信強度や信号遅延量が変動しやすい環境であっても、相互相関特性を改善することができる。
【0029】
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、2チップ遅延波を除去した後に相関処理部11aにて相関度を検出するものである。
【0030】
本発明に係る受信装置の第3の実施形態は、ベースバンド処理部5の内部構成が第2の実施形態と異なっており、それ以外の構成は第2の実施形態と同様である。
【0031】
図5はベースバンド処理部5の第3の実施形態の内部構成を示すブロック図である。図5のベースバンド処理部5は、第2の実施形態と同様の相関処理部11a、シンボル判定部12及び伝送路応答推定部13を有する他に、遅延波除去部14を有する。
【0032】
図5の遅延波除去部14は、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる2チップ遅延波を除去するものであり、その内部構成は例えば図6のようなブロック図で表される。
【0033】
図6の遅延波除去部14は、増幅器21,22と、遅延器23,24と、加算器25,26とを有する。加算器26は、増幅器22の出力を1チップ遅延させた信号と増幅器21の出力とを加算する。また、加算器25は、加算器26の出力を1チップ遅延させた信号とアンテナ1の受信信号に含まれる無線信号とを加算する。
【0034】
ここで、先行波の伝搬路係数をα、1チップ遅延波の伝搬路係数をα、2チップ遅延波の伝搬路係数をα、増幅器21のゲインβをゼロ、増幅器22のゲインβを−α/αとすると、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる先行波に基づいて2チップ遅延波を除去することになる。このように、先行波を用いて2チップ遅延波を除去することにより、最小位相条件での2チップ遅延波を除去して相関度を検出でき、2チップ遅延波の除去性能を改善できる。
【0035】
一方、増幅器のゲインβを−α/α、増幅器のゲインβをゼロとすると、1チップ遅延波によって2チップ遅延波を除去することになる。このように、1チップ遅延波を用いて2チップ遅延波を除去することにより、非最小位相条件での2チップ遅延波を除去して相関度を検出でき、2チップ遅延波の除去性能を改善できる。
【0036】
このように、第3の実施形態では、遅延波除去部14の設定を変更することで、最小位相条件または非最小位相条件での2チップ遅延波の除去性能を改善できる。
【0037】
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、先行波と1チップ遅延波の信号レベルによって、遅延波除去部14の設定を変更するものである。
【0038】
図7はベースバンド処理部5の第4の実施形態の内部構成を示すブロック図である。図7のベースバンド処理部5は、第3の実施形態と同様の相関処理部11a、シンボル判定部12、伝送路応答推定部13及び遅延波除去部14を有する他に、レベル比較部15を有する。
【0039】
レベル比較部15は、アンテナ1で受信された無線信号に含まれる先行波と1チップ遅延波の信号レベルを比較する。遅延波除去部14は、レベル比較部15の比較結果に基づいて、増幅器のゲインβ、βを設定する。
【0040】
より具体的には、先行波の信号レベルが1チップ遅延波の信号レベルより大きい場合、すなわちα>αの場合、β=0、β=−α/αとして、先行波により2チップ遅延波を除去する。
【0041】
また、α≦αの場合、β=−α/α、β=0として、1チップ遅延波により2チップ遅延波を除去する。
【0042】
このように、第4の実施形態では、先行波と1チップ遅延波の信号レベルに応じて、遅延波処理部の設定を変更するため、手動で伝送路応答推定部3の設定を変更する必要がなくなり、2チップ遅延波の除去性能を確実に改善できる。
【0043】
上述した各実施形態では、CCK変調方式の無線信号を受信する例を説明したが、本発明は、CCK変調方式以外のM−ary変調方式にも適用可能である。
【0044】
また、上述した各実施形態では、1シンボルが8チップで構成されている例を説明したが、1シンボルを構成するチップの数には特に制限はない。
【0045】
さらに、上述した各実施形態では、先行波の他に、1チップ遅延波だけを考慮に入れて相関度を検出する例を説明したが、kチップ遅延波(kは2以上の整数)を考慮に入れて相関度を検出してもよい。
【0046】
この場合の相関処理部11は、アンテナ1で受信された無線信号と、M(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル
α (n)
α (n)+α (n)
α (n)+α (n)+α (n)


αM−1 (n)+αM−2 (n)+αM−3 (n),…,+αM−2 (n)
α (n)+αM−1 (n)+αM−2 (n)+,…,+αM−2 (n)+αM−1 (n)
(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α,αは非零の定数、α,…,αM−1は定数)と、の相関度を検出する。
【0047】
これにより、2チップ以上の遅延波を考慮に入れて相関度を検出できる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、現シンボルに影響を与える遅延波のみを考慮に入れて相関度を検出することができ、先行波よりも遅延波の方が受信レベルが大きい場合でも、シンボルの相関度を正しく検出できることから、相互相関特性を向上できる。また、次シンボルに影響を与える遅延波は考慮に入れないで相関度を検出するようにしたため、次シンボルからの干渉を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受信装置の第1の実施形態の全体構成を示すブロック図。
【図2】ベースバンド処理部の内部構成を示すブロック図。
【図3】先行波と1チップ遅延波のシンボルを示す図。
【図4】ベースバンド処理部の第2の実施形態の内部構成を示すブロック図。
【図5】ベースバンド処理部の第3の実施形態の内部構成を示すブロック図。
【図6】遅延波除去部の内部構成を示すブロック図。
【図7】ベースバンド処理部の第4の実施形態の内部構成を示すブロック図。
【図8】φ1の定義を示す図。
【図9】φ2,φ3,φ4の定義を示す図。
【図10】従来の受信装置の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 雑音除去部
3 周波数変換器
4 A/D変換器
5 ベースバンド処理部
6 データ処理部
11,11a 相関処理部
12 シンボル判定部
13 伝送路応答推定部
14 遅延波除去部
15 レベル比較部

Claims (11)

  1. 1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c (n),c (n),…,cM−1 (n),c (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号を受信するアンテナと、
    前記N通りのシンボルそれぞれに対応して設けられ、それぞれが前記アンテナで受信された無線信号との相関度を検出するN個の相関器と、
    前記N個の相関器で検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定するシンボル判定器と、を備え、
    前記N個の相関器は、前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル{α (n),α (n)+α (n),…,αM−1 (n)+αM−2 (n),α (n)+αM−1 (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α,αは非零の定数)との相関度を検出することを特徴とする受信装置。
  2. 1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c (n),c (n),…,cM−1 (n),c (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号を受信するアンテナと、
    前記N通りのシンボルそれぞれに対応して設けられ、それぞれが前記アンテナで受信された無線信号との相関度を検出するN個の相関器と、
    前記N個の相関器で検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定するシンボル判定器と、を備え、
    前記N個の相関器は、前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル
    α (n)
    α (n)+α (n)
    α (n)+α (n)+α (n)


    αM−1 (n)+αM−2 (n)+αM−3 (n),…,+αM−2 (n)
    α (n)+αM−1 (n)+αM−2 (n)+,…,+αM−2 (n)+αM−1 (n)
    (ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α,αは非零の定数、α,…,αM−1は定数)と、の相関度を検出することを特徴とする受信装置。
  3. 前記αと前記αとの比は、前記アンテナで受信された無線信号に含まれる先行波の伝送路係数と1チップ遅延波の伝送路係数との比に等しいことを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
  4. k(kは2以上の定数)チップの遅延波を除去する遅延除去手段を備え、
    前記遅延除去手段の出力が前記N個の相関器それぞれに入力されることを特徴とする請求項1及至3のいずれかに記載の受信装置。
  5. 前記遅延除去手段は、前記アンテナで受信された無線信号に含まれる先行波に基づいて、前記kチップの遅延波を除去することを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  6. 前記遅延除去手段は、前記アンテナで受信された無線信号に含まれる1チップ遅延波に基づいて、前記kチップの遅延波を除去することを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  7. 前記アンテナで受信された無線信号に含まれる先行波と1チップ遅延波との信号レベルを比較するレベル比較手段を備え、
    前記遅延除去手段は、前記レベル比較手段の比較結果に基づいて、前記先行波または前記1チップ遅延波のうち信号レベルの大きい方を用いて、前記kチップの遅延波を除去することを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  8. 前記アンテナで受信された無線信号を増幅する増幅手段と、
    前記増幅手段の出力信号を低周波数信号に変換する周波数変換手段と、
    前記周波数変換手段の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、を備え、
    前記N個の相関器は、前記デジタル信号に基づいて相関度を検出することを特徴とする請求項1及至7のいずれかに記載の受信装置。
  9. 前記N個の相関器は、前記アンテナで受信されたCCK(Complementary Code Keying)変調方式の無線信号に対して相関度を検出することを特徴とする請求項1及8のいずれかに記載の受信装置。
  10. 1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c (n),c (n),…,cM−1 (n),c (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号をアンテナで受信し、
    前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル{α (n),α (n)+α (n),…,αM−1 (n)+αM−2 (n),α (n)+αM−1 (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α,αは非零の定数)との相関度を検出し、
    前記検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定することを特徴とする受信方法。
  11. 1シンボルがM(Mは2以上の整数)チップで構成されるN(Nは2以上の整数)通りのシンボル{c (n),c (n),…,cM−1 (n),c (n)}(ただし、nは1<n≦Nを満たす整数)を含む無線信号をアンテナで受信し、
    前記アンテナで受信された無線信号と、Mチップで構成されるN通りのシンボル
    α (n)
    α (n)+α (n)
    α (n)+α (n)+α (n)


    αM−1 (n)+αM−2 (n)+αM−3 (n),…,+αM−2 (n)
    α (n)+αM−1 (n)+αM−2 (n)+,…,+αM−2 (n)+αM−1 (n)
    (ただし、nは1<n≦Nを満たす整数で、α,αは非零の定数、α,…,αM−1は定数)と、の相関度を検出し、
    前記検出された相関度に基づいて、前記アンテナで受信された無線信号に含まれるシンボルを判定することを特徴とする受信方法。
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