JP2004295942A - 光ピックアップベース - Google Patents

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Yukihiro Tsugai
幸裕 番
Hiroyuki Kobayashi
博幸 小林
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Abstract

【課題】成形品のそり及びバリが少ない、即ち成形加工性に優れ、かつ光ピックアップ装置内で発生する熱により変形しない光ピックアップベースを提供する。
【解決手段】線膨張係数異方性が1.0〜2.5の範囲であり、熱伝導率が0.5W/mK以上かつ荷重たわみ温度が120℃以上であることを特徴とするフィラー強化樹脂組成物を用いて光ピックアップベースを作成する。
【選択図】 選択図なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW、PC−RW(DVD+RW)、MD、MO、LDプレーヤー、CDプレーヤー、DVDプレーヤー等の光ディスクドライブに用いられ、光ビームを上述の光記録メディアに照射し、その記録面からの反射光を記録面での光ビームの反射状態の変化に対応した光信号として得て、それを電気信号に変換して記録又は再生するための光ピックアップ装置のベースに関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW、PC−RW(DVD+RW)、MD、MO、LDプレーヤー、CDプレーヤー、DVDプレーヤー等の光ディスクドライブは、記録密度が高く大容量であること等から、記録媒体として幅広く利用されている。ここで光ディスク上の情報の書き込み又は読み出しには、レーザビームの照射等を行うための光ピックアップ装置が必要である。光ピックアップ装置の一例を図1に示す。図1の光ピックアップ装置では、レーザビームが光源である半導体レーザ1で出力、ビームスプリッター(半導体レーザからの光を反射し、光ディスク記録面からの光を透過する。)2で反射、レンズ3を介して光ディスク記録面4に集束され、この記録面からの反射光を、レンズ3、ビームスプリッター2を介して、受光部であるフォトダイオード5で入射して、データ信号を得る。データ信号がエラー信号である場合には、レンズ3を上下及び左右に移動させて、フォーカス、トラッキングの制御を行っている。光ピックアップ装置を構成するこれらの部品は通常、光ピックアップベース6内に保持されている。
【0003】
従来、該光ピックアップベースには金属が用いられていた。しかしながら、光ピックアップ装置を構成する上記の部品を搭載する必要があることから複雑形状となる為、極めて困難な加工が必要であると共に、製品重量が重くなるという欠点があった。そこで、近年では光ピックアップベースを金属に代えて、軽量化、生産性向上を目的とした樹脂化の動きが進んでいる。しかしながら、合成樹脂を光ピックアップベースに用いた場合、射出成形により比較的容易に複雑形状の光ピックアップベースを成形できるものの、成形品にそりやバリが発生しやすいという成形加工性の問題があった。また、樹脂は金属に比べて熱伝導性が悪い為、光ピックアップ装置内で発生する熱の影響で変形しやすいという寸法安定性の問題があった為、光軸のズレが大きくなるという問題を有していた。
【0004】
例えば、ポリアリーレンサルファイド樹脂に無機質充填剤を配合した樹脂組成物が開示されているが、成形品にそりやバリが発生しやすい等の問題があった。(例えば特許文献1参照。)また、ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリマー、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルイミドの各樹脂を用いた光ピックアップベースが開示されているが、光ピックアップ装置内で発生する熱の影響で変形しやすいという問題があった。(例えば特許文献2参照。)さらに、ポリアリーレンサルファイド樹脂に無機質充填剤を配合した樹脂組成物と光学部品が開示されているが、光ピックアップ装置内で発生する熱の影響で変形しやすいという問題があった。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−293940号公報
【特許文献2】
特開2001−52371号公報
【特許文献3】
特開2002−348471号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は上記のごとき課題を解決し、成形品のそり及びバリが少ない、即ち成形加工性に優れ、かつ光ピックアップ装置内で発生する熱により変形しない光ピックアップベースを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、線膨張係数異方性が1.0〜2.5の範囲であり、熱伝導率が0.5W/mK以上で、かつ荷重たわみ温度が120℃以上であることを特徴とするフィラー強化樹脂組成物を用いると、以外にも光ピックアップ装置内で発生する熱により変形せず、かつ成形加工性に優れた光ピックアップベースとなることを見出し、本発明に至った。
【0008】
即ち本発明は以下のとおりである。
1.線膨張係数異方性が1.0〜2.5の範囲であり、熱伝導率が0.5W/mK以上かつ荷重たわみ温度が120℃以上であることを特徴とするフィラー強化樹脂組成物からなる光ピックアップベース。
2.該フィラー強化樹脂組成物が、ポリアリーレンサルファイド樹脂(A)、ポリフェニレンエーテル樹脂(B)および相溶化剤(C)からなる樹脂組成物に、粉末状充填剤(D)を配合してなることを特徴とする上記1に記載の光ピックアップベース。
【0009】
3.該フィラー強化樹脂組成物が、ポリアリーレンサルファイド樹脂(A)30〜90質量%およびポリフェニレンエーテル樹脂(B)70〜10質量%からなる樹脂組成物100質量部に対して、相溶化剤(C)1〜100質量部および粉末状充填剤(D)10〜400質量部を配合してなることを特徴とする上記1または2に記載の光ピックアップベース。
4.該フィラー強化樹脂組成物に、更に無機充填剤(E)1〜150質量部を配合してなることを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の光ピックアップベース。
【0010】
5.(D)成分が、金属単体(D−1)、金属酸化物(D−2)、窒素化合物(D−3)、炭酸金属複塩(D−4)およびケイ酸金属塩(D−5)から選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載の光ピックアップベース。
6.(E)成分が、鱗片状無機質充填剤(E−1)および/または繊維状無機質充填剤(E−2)であることを特徴とする上記1〜5のいずれかに記載の光ピックアップベース。
【0011】
7.(D−1)成分が、金、銀、銅、アルミニウム、鉄、亜鉛、ケイ素、ゲルマニウムおよびモリブデンであることを特徴とする上記1〜6のいずれかに記載の光ピックアップベース。
8.(D−2)成分が、酸化鉄、アルミナ、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化チタンおよび酸化マグネシウムであることを特徴とする上記1〜7のいずれかに記載の光ピックアップベース。
【0012】
9.(D−3)成分が、窒化ケイ素、窒化アルミニウム、窒化ホウ素であることを特徴とする上記1〜8のいずれかに記載の光ピックアップベース。
10.(D−4)成分が、炭酸カルシウム・マグネシウム複塩であることを特徴とする上記1〜9のいずれかに記載の光ピックアップベース。
11.(D−5)成分が、オルソケイ酸マグネシウム、オルソケイ酸亜鉛、メタケイ酸マグネシウム、メタケイ酸亜鉛であることを特徴とする上記1〜10のいずれかに記載の光ピックアップベース。
【0013】
12.(E−1)成分が、ガラスフレークであることを特徴とする上記1〜11のいずれかに記載の光ピックアップベース。
13.(E−1)成分が、マイカであることを特徴とする上記1〜12のいずれかに記載の光ピックアップベース。
14.(E−2)成分が、ガラス繊維であることを特徴とする上記1〜13のいずれかに記載の光ピックアップベース。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明につき詳しく説明する。本発明におけるフィラー強化樹脂組成物の線膨張係数異方性は1.0〜2.5の範囲であることが必要である。好ましくは1.0〜2.2の範囲であり、更に好ましくは1.0〜2.0の範囲である。線膨張係数異方性を1.0〜2.5とすることは光ピックアップベース成形品において優れた寸法安定性を発現させる上で非常に重要となる。ここで、線膨張係数異方性とは垂直方向線膨張係数を流動方向線膨張係数で除して算出したものであり、流動方向とは射出成形時にゲートから金型内に樹脂が射出され、流動する方向を示し、垂直方向とは樹脂が流動する方向に対して垂直な方向を示す。従って線膨張係数異方性の全く無い材料の値は1.0となる。
【0015】
本発明における線膨張係数の測定方法は、ASTM E−831に準拠され、例えばTMA法によって測定できる。本発明における線膨張係数の測定はASTM D−638に準じて成形したダンベルから図2(7はゲート位置)に示される様に一方の端から108mmの位置より切り出した垂直方向8及び流動方向9のそれぞれ長さ10mm(両端の平行度は±0.025mm)、1片が3〜5mmである角柱の試験片(図3)をTMAの本体に設置し、−35℃から毎分5℃で65℃まで昇温して長さの変位量を測定することにより算出した。また、ASTM D−638に準じたダンベルの成形に用いるペレットには従来公知のブラベンダー、ニーダー、バンバリーミキサー、押出機等によって得られるものであれば、パウダーからペレット化したもの、一旦ペレット化したものを更に押出機等により再ペレット化したもの、更には成形された光ピックアップベース自体を粉砕したものを押出機等によりペレット化したもの等を用いることができ、特に限定されるものではない。
【0016】
本発明におけるフィラー強化した熱可塑性樹脂組成物の熱伝導率は0.5W/mK以上である。好ましくは0.6W/mK以上、さらに好ましくは0.7W/mK以上である。熱伝導率が0.5W/mK以上であれば、光ピックアップベース成形品にした時に、優れた放熱性を示す為、温度上昇による不具合を防ぐ上で非常に重要となる。本発明における熱伝導率は、ルビーレーザーを光源としたレーザーフラッシュ法により測定できる。本発明における熱伝導率は、ASTM D−638に準じて成形したダンベルから、厚さ0.5mm、直径10mmの試料を切り出し、カーボンスプレーにてカーボンを表面に塗布した試料を用いて測定を行った。
【0017】
本発明における荷重たわみ温度は、120℃以上であり、好ましくは130℃以上、更に好ましくは150℃以上である。荷重たわみ温度が120℃以上であれば、光ピックアップベースが光ピックアップ装置内で発生した熱により変形しない為に好ましい。本発明における荷重たわみ温度はASTM D−648に準拠される。成形品の大きさは120±10mm×6.4±0.3mm×12.7±0.3であり、支点間距離100±2mm、加熱速度2.0±0.2℃/分、荷重1.82MPaの条件下にて、たわみ量が0.25mmに到達した時の温度を測定する事によって得る事ができる。
【0018】
ここで、本発明における線膨張係数異方性、熱伝導率および荷重たわみ温度の範囲の組み合わせは意外にも非常に重要であり、意外にも本発明の請求範囲の組み合わせにして初めて本発明の効果である光ピックアップ装置内で発生する熱により変形しない光ピックアップベースを満足することができる。また、本発明の効果は、光ピックアップ装置の光軸のズレを大幅に低減できる。
本発明における、ポリアリーレンサルファイド樹脂(以下「PAS」と略記することもある。)は、下記一般式(1)で示されるアリーレンサルファイドの繰り返し単位を通常50モル%以上、好ましくは70モル%以上、更に好ましくは90モル%以上を含む重合体である。
【0019】
【化1】
Figure 2004295942
【0020】
アリーレン基としては、例えばp−フェニレン基、m−フェニレン基、置換フェニレン基(置換基とは炭素数1〜10のアルキル基、フェニル基が好ましい。)、p,p′−ジフェニレンスルホン基、p,p′−ビフェニレン基、p,p′−ジフェニレンカルボニル基、ナフチレン基等を挙げることができる。ここでPASは構成単位であるアリーレン基が1種のホモポリマーを用いても良いが、加工性や耐熱性の観点から、2種以上のアリーレン基を混合したコポリマーを用いても良い。これらのPASの中でも、p−フェニレンサルファイドの繰り返し単位を主構成要素とするポリフェニレンサルファイド樹脂が、加工性、耐熱性および寸法安定性に優れ、しかも工業的に入手が容易であることから、特に好ましい。
【0021】
また、本発明で用いるPASは、320℃における溶融粘度(せん断速度1000/秒)が100〜10000ポイズの中から任意に選ぶ事ができ、更にPASの構造は、直鎖状のもの、分岐状のもの何れでも良く、またこれら構造の混合物であっても構わないが、好ましくは直鎖状の構造を持つPASである。更にこのPASは酸変性されたPASでも構わない。ここで酸変性したPASとは、上記PASを酸化合物で変性する事によって得られるものであり、該酸化合物としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸等の不飽和カルボン酸又はその無水物や、飽和型の脂肪族カルボン酸や芳香族置換カルボン酸等も挙げることができる。更に酢酸、塩酸、硫酸、リン酸、ケイ酸、炭酸等の無機化合物系の酸化合物も該酸化合物として挙げることができる。
本発明におけるポリフェニレンエーテル樹脂(以下「PPE」と略記することもある。)とは、構成単位が一般式(2)及び(3)から選ばれる少なくとも1種からなる単独重合体、あるいは共重合体が使用できる。
【0022】
【化2】
Figure 2004295942
【0023】
(式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6は、炭素1〜4のアルキル基、アリール基、ハロゲン、水素等の一価の残基であり、R5,R6は同時に水素ではない)
【0024】
PPEの単独重合体の代表例としては、ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジエチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−n−プロピル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジ−n−プロピル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−n−ブチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−イソプロピル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−クロロエチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−ヒドロキシエチル−1,4−フェニレン)エーテル、及びポリ(2−メチル−6−クロロエチル−1,4−フェニレン)エーテル、等のホモポリマーが挙げられる。
【0025】
PPEの共重合体は、2,6−ジメチルフェノールと2,3,6−トリメチルフェノールとの共重合体、2,6−ジメチルフェノールとo−クレゾールとの共重合体、あるいは2,6−ジメチルフェノールと2,3,6−トリメチルフェノール及びo−クレゾールとの共重合体等、ポリフェニレンエーテル構造を主体としてなるポリフェニレンエーテル共重合体を包含する。また、このPPEは、還元粘度(0.5g/dl、クロロホルム溶液、30℃測定)が、0.15〜2.0の範囲である事が好ましく、上記したものの他に、マレイン酸,無水マレイン酸,フマル酸,イタコン酸,アクリル酸,アクリル酸エステル,メタクリル酸,メタクリル酸エステル等のα,β−不飽和カルボン酸又はその誘導体にて変性された変性ポリフェニレンエーテル樹脂でも良い。
【0026】
本発明において用いられる相溶化剤(C)は、エポキシ樹脂、グリシジル基含化合物、α,β−不飽和カルボン酸の誘導体で変性した水添ブロック共重合体、オキサゾニル基含有化合物等の、PASとPPEの相溶化剤として公知である物質を使用する事が出来る。スチレン−グリシジルメタクリレート共重合体、ゴム補強スチレン−グリシジルメタクリレート共重合体、スチレン−アクリロニトリル−グリシジルメタクリレート共重合体等のグリシジル基含有スチレン系樹脂を用いる事が特に好ましい。
【0027】
本発明の光ピックアップベースを構成するフィラー強化樹脂組成物において、各構成樹脂及び充填剤の配合量はPAS(A)30〜90質量%およびPPE(B)70〜10質量%からなる樹脂組成物100質量部に対して、相溶化剤(C)1〜100質量部、粉末状充填剤(D)10〜400質量部及び無機質充填剤(E)0〜150重量部である。好ましくはPAS(A)40〜80質量%およびPPE(B)60〜20質量%からなる樹脂組成物100質量部に対して、相溶化剤(C)1〜20質量部、粉末状充填剤(D)15〜350質量部及び無機質充填剤(E)0〜100重量部であり、更に好ましくはPAS(A)50〜70質量%およびPPE(B)50〜30質量%からなる樹脂組成物100質量部に対して、相溶化剤(C)1〜10質量部、粉末状充填剤(D)20〜250質量部及び無機質充填剤(E)10〜80重量部である。
【0028】
PAS(A)は、成形流動性及び耐薬品性のみならず、耐熱性即ち光ピックアップベースとした時に光ピックアップ装置内で発生する熱の影響の点から、30質量%以上であり、光ピックアップベースを成形する時にバリを発生させず、光ピックアップベースの寸法精度、即ちそりを小さくし、更には軽量化も達成させる為に90質量%以下である。相溶化剤(C)は、PAS(A)及びPPE(B)の相溶性、機械的強度の点から1質量部以上であり、成形品とした時の剥離の点から100質量部以下である。また、粉末状充填剤(D)は、光ピックアップベースの耐熱性即ち光ピックアップ装置内で発生する熱の影響による変形の点から5質量部以上であり、光ピックアップベースの脆性の観点から150重量部以下である。無機質充填剤(E)は、剛性、強度のみならず、光ピックアップベースの耐熱性の観点から5質量部以上であり、樹脂中への無機質充填剤の均一分散、即ち外観と共に成形流動性の点から更150質量部以下である。
【0029】
本発明における粉末状充填剤(D)は金属単体(D−1)、金属酸化物(D−2)、窒素化合物(D−3)、炭酸金属複塩(D−4)、ケイ酸金属塩(D−5)又はそれらの混合物である。金属単体(D−1)としては金、銀、銅、アルミニウム、鉄、亜鉛、珪素、ゲルマニウム、モリブデンが好ましい。金属酸化物(D−2)としては、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化ベリリウムが好ましい。窒素化合物(D−3)としては、窒化アルミニウムが好ましい。炭酸金属複塩(D−4)としては炭酸カルシウム・マグネシウム複塩が好ましい。ケイ酸金属塩(D−5)としては、オルソケイ酸マグネシウム、メタケイ酸マグネシウム、オルソケイ酸亜鉛、オルソケイ酸亜鉛が好ましい。粉末状充填剤(D)を構成する各成分はそれぞれ1種類でも良いし2種類以上を併用しても良い。
【0030】
本発明における無機質充填剤(E)は、鱗片状無機質充填剤(E−1)および/または(E−2)である。鱗片状無機質充填剤(E−1)としてはコスト、成形性、機械的強度および寸法精度のバランスからガラスフレーク、マイカを使用する事が好ましい。ガラスフレークの形状としては、鱗片状のもので樹脂配合後及び成形品中における長径は、配合時に分級による均一混合の困難さ及びこれに伴う成形品物性のバラツキを避けるため1000μm以下、好ましくは1〜500μmの範囲であり、且つアスペクト比(長径と厚みとの比)は、光ピックアップベースの耐熱性、剛性および耐衝撃性の点から5以上、好ましくは10以上、更に好ましくは30以上のものが好適である。該ガラスフレークは、市販されているものをそのまま用いる事が出来るが、樹脂に配合する際に適宜粉砕して用いても良い。該ガラスフレークは、樹脂との親和性を改良する目的で、例えばシラン系やチタネート系等の種々のカップリング剤で処理したガラスフレークを使用できる。
【0031】
マイカについては、鱗片状のもので、スゾライト・マイカ(商標)が好適に使用できる。樹脂配合後及び成形品中における長径が1000μm以下、好ましくは500μm以下、更に好ましくは200μm以下のものが好適で、重量平均アスペクト比(マイカの平均直径/平均厚み)が10以上、好ましくは30以上、更に好ましくは100以上のもが剛性賦与の点で良い。該マイカは、樹脂との親和性を改良する為、カップリング剤で表面処理したマイカが特に良好に使用できる。
【0032】
繊維状無機質充填剤(E−2)としては、コスト、成形性および機械的性質のバランスからガラスファイバー、カーボンファイバーであり、通常の熱可塑性樹脂に配合されるガラスファイバー、カーボンファイバーである。例えばEガラスファイバーが挙げられ、繊維径が8〜25μm、樹脂配合後及び成形品中における平均繊維長が20〜1000μmである事が好ましく、従来公知のカップリング剤、収束剤で処理されている事が特に好ましい。
【0033】
本発明の該フィラー強化熱可塑性樹脂組成物には、前記成分の他に、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ゴム変性ポリスチレン(HIPS)等のポリスチレン系樹脂やポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ブタジエン−イソプレン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、水添スチレン−ブタジエンブロック共重合体、水添スチレン−イソプレンブロック共重合体等の熱可塑性エラストマーを配合させる事も可能である。この中で流動性向上や耐衝撃性向上の目的としてポリスチレン、ゴム変性ポリスチレンや水添スチレン−ブタジエン共重合体、水添スチレン−イソプレンが特に好適に配合される。配合量としては、PAS(A)およびPPE(B)からなる樹脂組成物100質量部に対して30質量部以下とする事が好ましく、3〜20質量部配合する事が特に好ましい。更に必要に応じて通常の熱可塑性樹脂に添加される添加剤、例えば熱安定剤、紫外線吸収剤、難燃剤、離型剤、滑剤、染料、顔料などを配合する事も特に制限されるものではない。
【0034】
該フィラー強化熱可塑性樹脂組成物の調整は、ブラベンダー、ニーダー、バンバリーミキサー、押出機などの従来公知の技術によって達成されるが、特に好ましくは押出機である。また、各構成成分の配合の順番は特に限定されるものではなく、例えば、PAS(A)にPPE(B)を相溶化剤(C)と共に押し出し混合したペレットに無機質充填剤(D)および粉末状充填剤(E)を配合して押し出し混合する方法、PAS(A)、PPE(B)、相溶化剤(C)、粉末状充填剤(D)および無機質充填剤(E)を同時に押し出し混合する方法、PAS(A)又はPPE(B)と相溶化剤(C)、粉末状充填剤(D)および無機質充填剤(E)を予め押し出し混合したマスターバッチにPPE(B)又はPAS(A)を混合して押し出し混合する方法、PAS(A)、粉末状充填剤(D)の一部及び無機質充填剤(E)を予め押し出し混合したマスターバッチとPPE(B)、粉末状充填剤(D)の一部及び無機質充填剤(E)を予め押し出し混合したマスターバッチを相溶化剤(C)と共に混合する方法、PAS(A)及びPPE(B)と粉末状充填剤(D)及び無機質充填剤(E)を相溶化剤(C)と共に予め押し出し混合したマスターバッチとPAS(A)及び/又はPPE(B)を混合する方法等である。
【0035】
本発明の光ピックアップベースは、一般的な射出成形、インジェクションプレス成形、又はガスインジェクション成形等の公知の成形方法にて成形を行う事が可能である。なお本発明で述べる光ピックアップベースとは、例えばコンピュータ、ゲーム機、音楽プレーヤー、ビデオプレーヤー、AV機器等におけるCD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RAM、DVD−RW、PC−RW、DVD−ビデオ、MD、MO、LD等のディスクを記録媒体として用い、光又は磁気で書き込み、読み取りを行う機器に用いられる機構部品である。特に温度等使用環境の厳しい車載用のCDプレーヤー、DVDビデオ、DVDナビゲーション、MDプレーヤー等向けシャーシ類やトレー類等の光ディスドライブ用機構部品や薄型の光ディスドライブ用機構部品用として、本発明の光ピックアップベースを使用する効果が大きい。
【0036】
【実施例】
本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
実施例及び比較例における測定法及び用語は以下の通りである。
<熱伝導率>
ASTM D−638に準じて成形したダンベルから、厚さ0.5mm、直径10mmの試料を切り出し、カーボンスプレーにてカーボンを表面に塗布した試料を用いて、レーザーフラッシュ法熱伝導率測定装置(LF/TCM−FA8510B:理学電気工業(株)製)により測定した。
【0037】
<線膨張係数及びその異方性>
ASTM D−696に準拠したTMA法による。ASTM D−638に準じて成形したダンベルから切り出した各試験片3mm×3mm×10mmを、TMAを用いて140℃で1時間アニールを行った後、−35℃から毎分5℃で65℃まで昇温して長さの変移量から線膨張係数を測定した。また、線膨張係数異方性は射出成形時にゲートから金型内に樹脂が射出されて流動する方向となる流動方向のサンプルを用いて測定した線膨張係数で樹脂が流動する方向に対して垂直な方向となる垂直方向のサンプルを用いて測定した線膨張係数を除して算出した。
【0038】
<耐熱性>
荷重1.82MPaにおいて、ASTM D−648に準拠して荷重たわみ温度を測定した。
<成形品そり>
3次元測定機(AE122:(株)ミツトヨ製)を用いて光ピックアップベースの14箇所(図4の(10)〜(23))の測定点におけるZ軸方向の位置を測定し、最低位置と最高位置の差を算出した。値の大きさはそりの大きさを示す。
【0039】
<加熱時そり>
光ピックアップベースを100℃、200hrの条件下で放置した後、成形品そりの測定と同様にZ軸方向の位置を測定し、最低位置と最高位置の差を算出した。値の大きさはそりの大きさを示す。
<バリ量>
成形した光ピックアップベースにおける任意位置のバリ量を実態顕微鏡により観察し、最大長を測定した。
【0040】
<粉末状充填剤>
アルミニウム:アトマイズアルミ紛(山石金属(株)製VA350、平均粒径25〜30μm)
銅:電解銅紛(山石金属(株)製MC−2、平均粒径30〜40μm)
アルミナ:αアルミナ(日本研磨剤工業(株)製WA#700、平均粒径17μm)
酸化マグネシウム:酸化マグネシウム紛(協和化学工業(株)製パイキスマ3320、平均粒径20μm)
窒化ホウ素:窒化ホウ素微粉末(三井化学(株)製MBN−250:平均粒径約3μm)
炭酸カルシウムマグネシウム複塩:ドロマイド(平均粒径10〜30μm)
酸化亜鉛:酸化亜鉛粉(和光純薬工業(株)製:平均粒径5μm)
窒化アルミニウム:窒化アルミニウム微粉末(三井化学(株)製MAN−2:平均粒径1μm)
<無機質充填剤>
ガラスフレーク:日本板硝子(株)製マイクログラスフレカREFG−302
ガラスファイバー:日本板硝子(株)製RES03−TPO15
【0041】
【実施例1〜14、及び比較例1〜6】
溶融粘度(フローテスターを用いて、300℃、荷重20kgf/cm、L/D=10/1で6分間保持した後測定した値。)が500ポイズである直鎖状構造を有するポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、極限粘度[η]が0.52(30℃、クロロホルム中)であるポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテル樹脂(PMPE)、相溶化剤としてグリシジルメタクリレートを5質量%含有するスチレン−グリシジルメタクリレート共重合体(重量平均分子量110,000)、結合スチレン量が35質量%で数平均分子量178,000の水添スチレン−ブタジエンブロック共重合体、粉末状充填剤および無機質充填剤の各成分を表1、2に示すような配合組成にて、温度290〜320℃、スクリュー回転数500rpmに設定した二軸押出機(ZSK−40:WERNER&PFLEIDERE社製)にて溶融混練りし、組成物ペレットを得た。このペレットを用いて表3、4に示すような各金型温度、樹脂温度にて射出成形を行い、材料物性測定用のダンベル及び図4の様な光ピックアップベース模擬成形品を作成し、前記した方法により各種試験を行った。評価結果を表3、4に示した。
【0042】
実施例1〜14では、光ピックアップベース成形品は、そり及び加熱後のそりが小さく耐熱性に優れた。また、バリが少なく優れた成型加工性を有していた。
比較例1、2および4は成形する事が出来なかった。比較例3は、加熱時の成形品そりが大きく、比較例5は成形品のそり及び加熱時のそりが大きくなり、比較例6は加熱時のそりが大きくなった為、何れも光りピックアップベースとして使用できるものではなかった。
【0043】
【実施例15、16】
実施例1と同様のPPS、粉末状充填剤および無機質充填剤の各成分を表1に示すような配合比にて実施例1と同様に組成物ペレットを作成し、表3に示すような各金型温度、樹脂温度にて射出成形を行い、材料物性測定用のダンベル及び光ピックアップベース模擬成形品を作成し、前記した方法により各種試験を行った。評価結果を表3に示した。
実施例15、16では、光ピックアップベース成形品はそり及び加熱後のそりが小さく、耐熱性に優れた。また、バリが少なく優れた成型加工性を有していた。
【0044】
【実施例17、18】
変性PPE樹脂(ザイロンX1916:旭化成(株)製)と粉末状充填剤の各成分を表1に示すような配合比にて実施例1と同様に組成物ペレットを作成し、表3に示すような各金型温度、樹脂温度にて射出成形を行い、材料物性測定用のダンベル及び光ピックアップベース模擬成形品を作成し、前記した方法により各種試験を行った。評価結果を表3に示した。
実施例17、18では、光ピックアップベース成形品はそり及び加熱後のそりが小さく、耐熱性に優れた。また、バリが少なく優れた成型加工性を有していた。
【0045】
【実施例19】
ポリカーボネート樹脂(パンライトK−1300:帝人化成(株)製)、粉末状充填剤および無機質充填剤の各成分を表1に示すような配合比にて実施例1と同様に組成物ペレットを作成し、表3に示すような各金型温度、樹脂温度にて射出成形を行い、材料物性測定用のダンベル及び光ピックアップベース模擬成形品を作成し、前記した方法により各種試験を行った。評価結果を表3に示した。
実施例19は優れた熱伝導性を有し、光ピックアップベース成形品のそりが小さく、かつバリが少ないという優れた成型加工性を有していた。
【0046】
【表1】
Figure 2004295942
【0047】
【表2】
Figure 2004295942
【0048】
【表3】
Figure 2004295942
【0049】
【表4】
Figure 2004295942
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、成形品のそり及びバリが少ない、即ち成形加工性に優れ、かつ光ピックアップ装置内で発生する熱により変形しない光ピックアップベースが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ピックアップ装置内部構造の図の一例である。
【図2】線膨張係数を測定する為のダンベルから切り出す試験片の図である。
【図3】ダンベルからから切削した試験片の図である。
【図4】光ピックアップベースの模擬成形品の図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ
2 ビームスプリッター
3 レンズ
4 光ディスク記録面
5 フォトダイオード
6 光ピックアップベース本体
7 ゲート位置
8 垂直方向切り出し位置
9 流動方向切り出し位置
10〜23 測定点(黒丸は測定点を示す。)
24 ゲート位置

Claims (14)

  1. 線膨張係数異方性が1.0〜2.5の範囲であり、熱伝導率が0.5W/mK以上かつ荷重たわみ温度が120℃以上であることを特徴とするフィラー強化樹脂組成物からなる光ピックアップベース。
  2. 該フィラー強化樹脂組成物が、ポリアリーレンサルファイド樹脂(A)、ポリフェニレンエーテル樹脂(B)および相溶化剤(C)からなる樹脂組成物に、粉末状充填剤(D)を配合してなることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップベース。
  3. 該フィラー強化樹脂組成物が、ポリアリーレンサルファイド樹脂(A)30〜90質量%およびポリフェニレンエーテル樹脂(B)70〜10質量%からなる樹脂組成物100質量部に対して、相溶化剤(C)1〜100質量部および粉末状充填剤(D)10〜400質量部を配合してなることを特徴とする請求項1または2に記載の光ピックアップベース。
  4. 該フィラー強化樹脂組成物に、更に無機充填剤(E)1〜150質量部を配合してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光ピックアップベース。
  5. (D)成分が、金属単体(D−1)、金属酸化物(D−2)、窒素化合物(D−3)、炭酸金属複塩(D−4)およびケイ酸金属塩(D−5)から選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光ピックアップベース。
  6. (E)成分が、鱗片状無機質充填剤(E−1)および/または繊維状無機質充填剤(E−2)であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光ピックアップベース。
  7. (D−1)成分が、金、銀、銅、アルミニウム、鉄、亜鉛、ケイ素、ゲルマニウムおよびモリブデンであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光ピックアップベース。
  8. (D−2)成分が、酸化鉄、アルミナ、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化チタンおよび酸化マグネシウムであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の光ピックアップベース。
  9. (D−3)成分が、窒化ケイ素、窒化アルミニウム、窒化ホウ素であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の光ピックアップベース。
  10. (D−4)成分が、炭酸カルシウム・マグネシウム複塩であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の光ピックアップベース。
  11. (D−5)成分が、オルソケイ酸マグネシウム、オルソケイ酸亜鉛、メタケイ酸マグネシウム、メタケイ酸亜鉛であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の光ピックアップベース。
  12. (E−1)成分が、ガラスフレークであることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の光ピックアップベース。
  13. (E−1)成分が、マイカであることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の光ピックアップベース。
  14. (E−2)成分が、ガラス繊維であることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の光ピックアップベース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN102867520A (zh) * 2011-07-05 2013-01-09 日立视听媒体股份有限公司 光拾取器以及使用了光拾取器的盘装置

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