JP2004295387A - 検査装置および検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査対象機器の動作を検査する際、作業者の介在がないとともに検査効率の低下がなく、確実にエラー発生に関連する有効なデータのみを記録する。
【解決手段】検査本体部4は、検査シーケンスを複数記憶する検査シーケンス記憶部7と、検査シーケンス記憶部7に記憶した検査シーケンスに関する基準となる期待値データを記憶する期待値データ記憶部9と、携帯電話機2への入出力データおよび検査装置1の各構成を制御する制御部10と、エラーデータを記録するエラーデータ記録部11と、エラーデータ記録部11によるエラーデータの記録が終了した後に、実行している検査工程のリセット処理を行うリセット部12とが、設けられてなる。制御部10は、検査制御を行なう検査制御部13と、CCDカメラ6による撮像画像のデータと、期待値画像のデータとが一致しない場合に検査装置1を制御するエラー制御部14とから構成されている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、検査装置および検査方法に関する。特に、GUI機能を備えるソフトウェアの検査装置および検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器、例えば、携帯電話機のソフトウェアのGUI(Graphical User Interface)機能を検査する際、携帯電話機のハードウェアとソフトウェアとの両面から設計された各機能が正常に動作するか否かを検査する。
【0003】
従来、この検査では、人手による検査が多く、商品のマニュアルの記述内容を元に操作を行い、操作による携帯電話機の画面に表示されるデータの変化を目視確認することにより、予め想定したデータの変化が起こるか否か、すなわち予め想定した動作を行う事ができるか否かを検査する。
【0004】
この人手による検査において、予め想定した動作以外の動作が行われた場合(以下、この動作をエラーといい、この動作状態になることを「エラーが発生する」または「エラー発生」という)、エラーの原因の1つである操作の手順に間違いがないか再検査を行なうとともに、エラーの原因の1つであるバグ解析に必要となるエラー発生直後の関連する諸データの記録作業を行なう。なお、ここでいう記録作業とは、携帯電話機に搭載された通信機能を用いて、特殊なキー操作を行う事によりログ出力ソフトを起動させ、携帯電話機から予め想定した動作以外の動作に関するデータを抜き出して記録する作業のことをいう。
【0005】
しかし、人手による検査の場合、長時間かけて検査作業を続ける必要がある。このため、人手による単純操作ミスが多発し、検査効率が低下するといった問題がある。
【0006】
そこで、この問題を解決するために、近年では、携帯電話機などの電子機器の動作を検査するのに、人手による検査ではなく、自動検査装置(以下、検査装置という)を用いた検査の自動化が行われている(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
この検査装置による検査方法には、エラー発生直後に関連する諸データの記録を行わない方法、エラー発生を検知して以降の検査の実行を停止させる方法、検査の合否、すなわちエラー発生の有無に関わらず随時各種データの記録を行う方法の3種類の方法(以下、順に、第1の検査方法、第2の検査方法、第3の検査方法という)があり、これらの異なる検査方法を、以下に説明する。なお、この説明では、電子機器に携帯電話機を用いる。
【0008】
まず、第1の検査方法では、検査を行なう作業者が、検査装置に、検査項目(検査のための操作項目)の手順を予め検査シーケンスとして記憶する。なお、ここでいう検査シーケンスとは、携帯電話機のキーボタンを押下する時間やその間隔、操作の順序、携帯電話機の画面に表示された表示画像を撮像する撮像時間、画面の待ち時間、および撮像した表示画像が正しいか否かを確認するための比較対象となる期待値画像の名前を検査項目ごとに記憶して、検査項目の手順に従って検査対象機器である携帯電話機のキーボタンを押下し、携帯電話機の動作を検査する工程を示す。また、この検査項目の数や種類に合せて検査シーケンスも複数記憶されている。
【0009】
この検査装置によれば、検査シーケンスの記憶内容に従って人手に代わり携帯電話機を操作し、この操作により携帯電話機の画面に表示された表示画像が遷移され、この遷移された表示画像が撮像され、自動判定結果と併せて記録される。
【0010】
作業者は、検査シーケンスに基づく検査の終了後に記録された表示画像および自動判定結果を確認して、携帯電話機の検査した機能が正常に動作したか否かを確認する。
【0011】
上記した検査においてエラー、すなわち撮像した表示画像が期待値画像とは異なると確認した場合、エラー発生状況の再現のために、再度検査装置による検査でのエラー発生箇所まで実行する。そして、その後、作業者が、エラーの原因の1つであるバグ解析に必要となるエラー発生直後の関連する諸データの記録作業を行なう。なお、ここでいう、エラーとは、具体的に、予め設定した手順で携帯電話機のキーボタンを押下する等の操作をした場合に、画面に表示される表示画像が、期待値画像とは異なる画像を表示した状態のことをいう。
【0012】
次に、第2の検査方法では、上記した第1の検査方法で用いた検査装置による検査に加えて、キーボタンを操作した後の表示画像と、検査装置に記憶されている期待値画像とを自動比較する。
【0013】
この検査装置によれば、自動比較により、表示画像が期待値画像とは別画像であると判断、すなわちエラー発生と判断した場合、検査操作の実行が停止し、以降の検査シーケンスに基づく検査工程が中断される。
【0014】
そして、検査工程の中断の後、作業者によるエラーの原因の1つであるバグ解析に必要となるエラー発生直後の関連する諸データの記録作業が行われ、その後に他の検査シーケンスに基づく検査が行われる。
【0015】
次に、第3の検査方法では、上記した第1の検査方法で用いた検査装置による検査に加えて、キーボタンを操作した後の表示画像と、検査装置に記憶されている期待値画像とを自動比較し、この自動比較による表示画像と期待値画像との画像が同一であるか否かに関わらず、すなわち、エラー発生の有無に関わらず随時各種データの記録を行う。
【0016】
作業者は、検査シーケンスに基づく検査の終了後に記録された表示画像および自動判定結果を確認して、エラーが確認された場合、随時記録された各種データから必要となるエラー発生直後の関連する諸データを抽出する。
【0017】
【特許文献1】
特開2001−268202公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した第1の検査方法、第2の検査方法、および第3の検査方法によれば、上記した人手による検査と異なり、それぞれ以下に示す問題が生じる。
【0019】
まず、第1の検査方法の場合、バグ解析に必要となるエラー発生直後の関連する諸データを得るための再検査を行なう必要があり、再検査の時に必ずエラーが再現するとは限らないという問題がある。
【0020】
この再検査の時に必ずエラーが再現しない場合として、検査装置内部の時間関数や乱数を使用する場合、また、外部からの割込みタイミングに影響を受ける場合などが、例として挙げられる。
【0021】
次に、第2の検査方法の場合、エラー発生時に、作業者はエラー発生直後の各種データを記録する。この作業者の記録が完了するまで検査装置は停止した状態、すなわち検査を中断したまま待機することになる。そのため、夜間での作業など作業者の確認を行なうことができない場合、検査装置の停止状態が長くなり検査効率が低下する。
【0022】
次に、第3の検査方法の場合、エラー発生の有無に関わらず随時各種データの記録を行うため、バグ解析に必要でないデータの記録も行われ、データを記録する検査装置の記録容量が増大する。また、検査シーケンスにおける検査項目が多い場合、エラーが発生した検査項目を探す労力も必要となる。そのため、検査を行なうのに不要な検査記録容量や検査時間が必要となり、検査対象機器である携帯電話機の製造コストが嵩む原因となる。
【0023】
そこで、上記課題を解決するために本発明は、検査対象機器の動作を検査する際、作業者の介在がないとともに検査効率の低下がなく、確実にエラー発生に関連する有効なデータのみを記録する検査装置および検査方法を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明にかかる検査装置は、検査対象機器の動作を検査する検査装置であって、予め設定した複数の検査項目から構成される検査シーケンスを複数記憶する検査シーケンス記憶部と、前記検査シーケンス記憶部に記憶した前記検査シーケンスに関する基準となる期待値データを記憶する期待値データ記憶部と、前記検査シーケンス記憶部に記憶した前記検査シーケンスに基づいて検査対象機器から読み取る読取データと、前記期待値データ記憶部に記憶した前記期待値データとを比較して、前記読取データが前記期待値データと異なるか否かを判断する制御部と、前記制御部により前記読取データが前記期待値データと異なると判断した際、前記読取データとこの読取データに関連する関連データとから構成されるエラーデータを記録するエラーデータ記録部と、前記エラーデータ記録部によるエラーデータの記録が終了した後に、実行している前記検査シーケンスを終了させるとともに検査対象機器の動作状態を予め設定した状態にするリセット部と、が設けられ、前記リセット部により前記検査シーケンスが終了された後に、前記検査シーケンス記憶部に記憶した他の検査シーケンスに基づく検査が行なわれることを特徴とする。
【0025】
この発明によれば、検査シーケンス記憶部と、期待値データ記憶部と、制御部と、エラーデータ記録部と、リセット部と、が設けられ、リセット部により検査シーケンスが終了された後に、検査シーケンス記憶部に記憶した他の検査シーケンスに基づく検査が行なわれるので、任意の検査シーケンスに基づいた検査の実行中に、ある検査項目においてエラーが発生した場合、その検査シーケンスに基づく検査が停止されて、検査シーケンスの実行とは別に、エラーデータ記録部が起動されることによりバグ解析に必要となるエラー発生直後の関連するエラーデータを記録することが可能となる。なお、ここでいう関連データは、例えば、制御部による検査の停止直後の各種データなどのことをいう。
【0026】
また、停止直後の各種データの記録後、リセット部による検査対象機器へのデータのリセットや、他の検査シーケンスを実行することにより、例えば、夜間での検査作業などにおいてデータ記録のために検査者を待つ必要が無く、検査効率の低下を防ぐことが可能となる。
【0027】
また、バグ解析に必要なデータのみを記録し、エラー発生に関連しないデータの記録作業を行わないことで、必要以上に記録装置の容量を増大させないことが可能となる。
【0028】
また、エラーが発生した場合、バグ解析に必要となるエラー発生直後の関連するエラーデータのデータ記録を検査者の介在なしに行うととともに、エラーデータの記録における時間的あるいは記録装置の無駄を省いた効率的運用が行うことが可能となる。
【0029】
上記した構成において、データを入力する操作ボタンと、入力したデータに基づく表示画像を表示する画像表示部とが設けられた検査対象機器が用いられ、前記検査対象機器からデータを読み取るために、前記操作ボタンを操作するキー操作部と、前記画像表示部において表示された表示画像を撮像する撮像部と、が設けられ、上記検査シーケンスは、前記操作ボタンへの前記キー操作部の操作手順であり、上記読取データは、前記キー操作部により前記操作ボタンを操作することで前記画像表示部に表示される表示画像のデータであり、上記期待値データは、前記表示画像との一致性を判断するための期待値画像のデータであり、上記検査シーケンス記憶部の上記検査シーケンスに従って前記キー操作部により前記操作ボタンの操作が行なわれ、この操作ボタンの操作により前記画像表示部において表示される表示画像が前記撮像部により撮像され、この表示画像のデータと前記期待値画像のデータとの一致性が上記制御部により判断され、上記制御部により、前記表示画像のデータと前記期待値画像のデータとが一致しないと判断された際、上記エラーデータが上記エラーデータ記録部に記録され、上記エラーデータ記録部によるエラーデータの記録が終了した後に、上記リセット部により、実行している上記検査シーケンスを終了するとともに前記検査対象機器の動作状態を予め設定した状態にし、その後に、上記検査シーケンス記憶部に記憶された他の検査シーケンスに基づく検査が行われてもよい。
【0030】
この場合、キー操作部と撮像部とが設けられているので、複数の操作ボタンと画像表示部とが設けられた検査対象機器、例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance )などの動作を検査するのに好ましい。
【0031】
上記目的を達成するため本発明にかかる検査方法は、検査対象機器の動作を検査する検査方法であって、予め設定した複数の検査項目から構成される検査シーケンスを複数記憶する検査シーケンス記憶工程と、前記検査シーケンス記憶工程において記憶した前記検査シーケンスに関する基準となる期待値データを記憶する期待値データ記憶工程と、前記検査シーケンス記憶工程において記憶した前記検査シーケンスに基づいて検査対象機器から読み取る読取データと、前記期待値データ記憶工程において記憶した前記期待値データとを比較して、前記読取データが前記期待値データと異なるか否かを判断する制御工程と、前記制御工程において前記読取データが前記期待値データと異なると判断した際、前記読取データとこの読取データに関連する関連データとから構成されるエラーデータを記録するエラーデータ記録工程と、前記エラーデータ記録工程によるエラーデータの記録が終了した後に、実行している前記検査シーケンスを終了させるとともに検査対象機器の動作状態を予め設定した状態にするリセット工程と、を有し、前記リセット工程において実行している前記検査シーケンスを終了させた後に、前記検査シーケンス記憶工程において記憶した他の検査シーケンスに基づく検査を行なうことを特徴とする。
【0032】
この発明によれば、検査シーケンス記憶工程と、期待値データ記憶工程と、制御工程と、エラーデータ記録工程と、リセット工程と、を有し、リセット工程において実行している検査シーケンスを終了させた後に、検査シーケンス記憶工程において記憶した他の検査シーケンスに基づく検査を行なうので、任意の検査シーケンスに基づいた検査の実行中に、ある検査項目においてエラーが発生した場合、その検査シーケンスに基づく検査を停止して、検査シーケンスの実行とは別に、エラーデータ記録工程によりバグ解析に必要となるエラー発生直後の関連するエラーデータを記録することが可能となる。なお、ここでいう関連データは、例えば、制御工程における検査の停止直後の各種データなどのことをいう。
【0033】
また、停止直後の各種データの記録後、リセット工程による検査対象機器へのデータのリセットや、判断工程による他の検査シーケンスを実行することにより、例えば、夜間での検査作業などにおいてデータ記録のために検査者を待つ必要が無く、検査効率の低下を防ぐことが可能となる。
【0034】
また、バグ解析に必要なデータのみを記録し、エラー発生に関連しないデータの記録作業を行わないことで、必要以上に記録装置の容量を増大させないことが可能となる。
【0035】
また、エラーが発生した場合、バグ解析に必要となるエラー発生直後の関連するエラーデータのデータ記録を検査者の介在なしに行うととともに、エラーデータの記録における時間的あるいは記録装置の無駄を省いた効率的運用が行うことが可能となる。
【0036】
上記した方法において、データを入力する操作ボタンと、入力したデータに基づく表示画像を表示する画像表示部とが設けられた検査対象機器を用い、前記検査対象機器からデータを読み取るために、前記操作ボタンを操作するキー操作工程と、前記画像表示部において表示された表示画像を撮像する撮像工程と、を有し、上記検査シーケンスは、前記キー操作工程における前記操作ボタンへの操作手順であり、上記読取データは、前記キー操作工程において前記操作ボタンを操作することで前記画像表示部に表示される表示画像のデータであり、上記期待値データは、前記表示画像との一致性を判断するための期待値画像のデータであり、上記検査シーケンス記憶工程における上記検査シーケンスに従って前記キー操作工程により前記操作ボタンの操作を行ない、この前記操作ボタンの操作により前記画像表示部において表示する表示画像を上記撮像工程により撮像し、この表示画像のデータと前記期待値画像のデータとの一致性を上記制御工程において判断し、上記制御工程において前記表示画像のデータと前記期待値画像のデータとが一致しないと判断した際、上記エラーデータ記録工程により上記エラーデータを記録し、上記エラーデータ記録工程によるエラーデータの記録が終了した後に、上記リセット工程により、実行している上記検査シーケンスを終了させるとともに前記検査対象機器の動作状態を予め設定された状態にし、その後に、上記検査シーケンス記憶工程において記憶した他の検査シーケンスに基づく検査を行なってもよい。
【0037】
この場合、キー操作工程と、撮像工程とを有しているので、複数の操作ボタンと画像表示部とが設けられた検査対象機器、例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance )などの動作を検査するのに好ましい。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施の形態では、検査対象機器として携帯電話機に本発明を適用した場合を示すが、検査対象となる電子機器であればその形態は、限定されない。
【0039】
本実施の形態にかかる検査装置1は、携帯電話機2の動作を検査する装置であり、図1に示すように、携帯電話機2の動作データを入出力する検査入出力部3と、この検査入出力部3において入出力したデータから携帯電話機2の動作を検査判別する検査本体部4とから構成されている。
【0040】
携帯電話機2には、下記するプランジャーユニット5を用いてデータを入力する複数のキーボタン(図示省略、本発明でいう操作ボタン)と、これらキーボタンから入力したデータに基づく表示画像を表示するディスプレイ(図示省略、本発明でいう画像表示部)と、外部機器である検査装置1と接続してデータの入出力を行なうためのシリアルポート(図示省略)とが設けられている。
【0041】
検査入出力部3には、図1に示すように、下記する制御部10から受信した命令により携帯電話機2のキーボタンを押下するプランジャーユニット5(本発明でいうキー操作部)と、携帯電話機2のディスプレイに表示される表示画像を撮像し、この撮像した表示画像のデータを下記する制御部10に送信するCCDカメラ6(本発明でいう撮像部)とが設けられている。
【0042】
検査本体部4には、図1に示すように、予め設定した複数の検査項目から構成される検査シーケンスを複数記憶する検査シーケンス記憶部7と、CCDカメラ6により撮像された撮像画像のデータを記録する撮像データ記録部8と、検査シーケンス記憶部7に記憶した検査シーケンスに関する基準となる期待値データを記憶する期待値データ記憶部9と、携帯電話機2への入出力データおよび検査装置1の各構成を制御する制御部10と、下記するエラーデータを記録するエラーデータ記録部11と、エラーデータ記録部11によるエラーデータの記録が終了した後に、実行している検査工程のリセット処理を行うリセット部12とが、設けられている。
【0043】
検査シーケンス記憶部7では、作業者によって記憶された検査シーケンスのうち実行する検査シーケンスが決定され、この実行する検査シーケンスのデータが制御部10に送信される。なお、検査シーケンスとは、携帯電話機2のキーボタンへのプランジャーユニット5の操作手順のことを示し、ここでは、携帯電話機2のキーボタンを押下する時間やその間隔、操作の順序、携帯電話機2のディスプレイに表示された表示画像を撮像する撮像時間、ディスプレイの待ち時間、および撮像した表示画像が正しいか否かを確認するための比較対象となる期待値画像の名前を検査項目ごとに記憶して、検査項目の手順に従ってプランジャーユニット5で携帯電話機2のキーボタンを押下し、携帯電話機2の動作を検査する工程を示す。また、検査シーケンスは、検査項目の数や種類に合せて複数記憶されている。
【0044】
撮像データ記録部8では、検査シーケンス記憶部7に記憶した検査シーケンスに基づいて携帯電話機のディスプレイに表示される表示画像のデータが、検査シーケンスの検査項目毎に各検査のログを付して記録される。
【0045】
期待値データ記憶部9では、検査シーケンス記憶部7に記憶した検査シーケンスに関する基準となる期待値データが記憶される。なお、ここでいう期待値データとは、携帯電話機2のディスプレイに表示される表示画像のデータとの一致性を判断するための期待値画像のデータのことを示す。
【0046】
制御部10は、検査制御を行なう検査制御部13と、撮像画像のデータと期待値画像のデータとが一致しない場合、すなわちエラーが発生した場合の検査装置1を制御するエラー制御部14とから構成されている。
【0047】
検査制御部13は、検査シーケンス記憶部に記憶した検査シーケンスに基づいて携帯電話機のディスプレイからCCDカメラ6が撮像した撮像画像のデータと、期待値データ記憶部9に記憶された期待値画像のデータとを比較して、撮像画像のデータが期待値画像のデータと異なるか否かを判断する。
【0048】
エラー制御部14は、検査制御部13により撮像画像のデータが期待値画像のデータと異なると判断した際に検査制御部13により起動され、エラーデータを記録するようエラーデータ記録部11にエラーデータを送信するとともに、エラーデータ記録部11へのエラーデータの送信の後に、携帯電話機の動作状態を予め設定した状態にするようリセット命令のデータをリセット部12に送信する。なお、エラーデータは、検査制御部13により撮像画像のデータが期待値画像のデータと異なると判断した際の撮像画像のデータと、この撮像画像に関連する携帯電話機の関連データとから構成されている。また、このエラー制御部14は、電線を介して携帯電話機2のシリアルポートに接続され、携帯電話機2の関連データである内部データが入力される。
【0049】
リセット部12のリセット処理は、エラーデータ記録部11によるエラーデータの記録が終了した後にエラー制御部14により起動され、実行している本検査シーケンスを終了させるととともに携帯電話機2の動作状態を予め設定した状態にする。なお、ここでいう予め設定した状態とは、携帯電話機2の初期状態と呼ばれる製品出荷時の状態のことをいう。また、このリセット部12は、電線を介して携帯電話機2のシリアルポートに接続され、携帯電話機2の状態を初期状態とする命令のデータを送信する。
【0050】
次に、上記した検査装置1を用いて携帯電話機2の動作を検査する検査工程を以下に、図2を用いて説明する。
【0051】
まず、作業者によって検査シーケンス記憶部7に、携帯電話機2のキーボタンを押下する時間やその間隔、操作の順序、携帯電話機2のディスプレイに表示された表示画像を撮像する撮像時間、ディスプレイの待ち時間、および撮像した表示画像が正しいか否かを確認するための比較対象となる期待値画像の名前が検査項目ごとに記憶され、複数の検査項目から構成される複数の検査シーケンスが記憶される。
【0052】
検査シーケンス記憶部7での複数の検査シーケンスの記憶が終えると、作業者によって記憶された検査シーケンスのうち実行する検査シーケンスが決定され、この実行する検査シーケンスのデータが検査制御部13に送信され、検査制御部13での検査シーケンスの読み込みが行われる(ステップS21)。
【0053】
検査制御部13では、ステップS21において読み込まれた検査シーケンスに基づくキー操作の操作命令のデータがプランジャーユニット5に送信される。送信されたキー操作の操作命令のデータに従ってプランジャーユニット5による携帯電話機2のキーボタンへの入力操作、すなわち、キーボタンの押下が行われる(ステップ22)。
【0054】
ステップ22において行われた携帯電話機2のキーボタンの押下により、データが入力され、この入力されたデータに基づく表示画像がディスプレイに表示される。この時、CCDカメラ6においてディスプレイに表示された表示画像が確認され、この表示画像が撮像される(ステップS23)。
【0055】
ステップS23において撮像された表示画像のデータは、検査制御部13に送信される。表示画像のデータが送信された検査制御部13では、期待値データ記憶部9から期待値画像のデータが送信され、CCDカメラ6から送信された表示画像のデータが期待値画像のデータと一致しているか否かが判断される。そして、この判断を終えた後に、判断した結果である検査結果が、撮像データ記録部8に送信されて記録される。ここでいう検査結果とは、検査シーケンスの検査項目毎に各検査のログが付された表示画像のデータのことをいう(ステップS24)。
【0056】
ステップS24において、撮像画像のデータと期待値画像のデータとが一致する場合、検査シーケンス記憶部7に他の検査シーケンスが記録されているか否かが判断される(ステップS25)。
【0057】
ステップS25において、検査シーケンス記憶部7に他の検査シーケンスが記録されている場合、他の検査シーケンスのデータが検査制御部13に送信され、検査制御部13での検査シーケンスの読み込みが行われて検査が継続される(ステップS22)。
【0058】
ステップS25において、検査シーケンス記憶部7に他の検査シーケンスが記録されていない場合、携帯電話機2の動作検査が終了する。
【0059】
また、ステップS24において、撮像画像のデータと期待値画像のデータとが一致しない場合、検査制御部13から起動命令のデータがエラー制御部14に送信され、この送信により、エラー制御部14が起動される(ステップS26)。
【0060】
ステップS26においてエラー制御部14が起動されると、エラー制御部14では、携帯電話機2のシリアルポートからエラー動作の解析に必要となる関連データである内部データが入力されて読み取られ、発生時刻などの他の関連データと合せてエラーデータとしてエラーデータ記録部11に記録される(ステップS27)。
【0061】
ステップS27において、エラーデータがエラーデータ記録部11に記録されている間は、この記録が終わるまで記録が繰り返される( ステップS28) 。
【0062】
ステップS28において、エラーデータがエラーデータ記録部11に記録されると、エラー制御部14によりリセット部12が起動される。リセット部12が起動されると、リセット部12により検査制御部13に実行している検査シーケンスを終了させる命令のデータが送信され、この送信を受信した検査制御部13では検査シーケンスを終了する。また、この検査シーケンスの終了とともに、携帯電話機2に、その供給電源カットも含めた検査対象のリセット処理、例えば動作状態を初期状態とするための命令のデータが送信され、携帯電話機2の動作状態が初期状態となる(ステップS29)。
【0063】
ステップS29の後に、検査シーケンス記憶部7に他の検査シーケンスが記録されているか否かが判断される(ステップS25)。
【0064】
ステップS25において、検査シーケンス記憶部7に他の検査シーケンスが記録されている場合、他の検査シーケンスのデータが検査制御部13に送信され、検査制御部13での検査シーケンスの読み込みが行われて検査が継続される(ステップS22)。
【0065】
ステップS25において、検査シーケンス記憶部7に他の検査シーケンスが記録されていない場合、携帯電話機2の動作検査が終了する。
【0066】
上記したように、この検査装置1によれば、検査シーケンス記憶部7と、期待値データ記憶部9と、制御部10と、エラーデータ記録部11と、リセット部12と、が設けられ、リセット部12により検査シーケンスが終了された後に、検査シーケンス記憶部7に記憶した他の検査シーケンスに基づく検査が行なわれるので、任意の検査シーケンスに基づいた検査の実行中に、ある検査項目においてエラーが発生した場合、その検査シーケンスに基づく検査が停止されて、検査シーケンスの実行とは別に、エラーデータ記録部11が起動されることによりバグ解析に必要となるエラー発生直後の関連するエラーデータを記録することができる。なお、ここでいう関連データは、例えば、制御部10による検査の停止直後の各種データなどのことをいう。
【0067】
また、停止直後の各種データの記録後、リセット部12による携帯電話機2へのデータのリセットや、他の検査シーケンスを実行することにより、例えば、夜間での検査作業などにおいてデータ記録のために検査者を待つ必要が無く、検査効率の低下を防ぐことができる。
【0068】
また、バグ解析に必要なデータのみを記録し、エラー発生に関連しないデータの記録作業を行わないことで、必要以上に記録装置の容量を増大させないことができる。
【0069】
また、エラーが発生した場合、バグ解析に必要となるエラー発生直後の関連するエラーデータのデータ記録を検査者の介在なしに行うととともに、エラーデータの記録における時間的あるいは記録装置の無駄を省いた効率的運用が行うことができる。
【0070】
また、プランジャーユニット5とCCDカメラ6とが設けられているので、複数の操作ボタンとディスプレイとが設けられた検査対象機器、例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance )などの動作を検査するのに好ましい。
【0071】
さらに、本発明にかかる検査方法によれば、上記した検査装置1と同様の作用効果を有することができる。
【0072】
なお、本実施の形態では、携帯電話機2のキーボタンが複数設けられているが、これに限定されるものではなく、1つのキーボタンが設けられてもよい。この場合、キーボタンの押下する回数や間隔などの設定を可変させることで、複数のキーボタンと同一の構成を有することができる。
【0073】
また、本実施の形態では、検査対象機器に携帯電話機2が用いられているため、検査装置1にプランジャーユニット5とCCDカメラ6が設けられているが、これに限定されるものではなく、検査装置1を構成する検査入出力部3は、検査対象機器の形態にあわせて可変させてもよい。例えば、検査対象機器に照明の強度によってON/OFFが可能なライトを用い、検査入出力装置にライトを点灯させるための照明部と、ライトが点灯したか否かを検査する感光部とが設けられてもよい。
【0074】
また、リセット部12のリセット処理における予め設定した状態を、携帯電話機の初期状態と呼ばれる製品出荷時の状態のことに限定したが、検査シーケンス記憶部7に記憶されている各検査シーケンスによって、予め定した状態を任意に変更してもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明にかかるに検査装置および検査方法よれば、検査対象機器の動作を検査する際、作業者の介在がないとともに検査効率の低下がなく、確実にエラー発生に関連する有効なデータのみを記録することができる。
【0076】
すなわち、本発明にかかる検査装置によれば、検査シーケンス記憶部と、期待値データ記憶部と、制御部と、エラーデータ記録部と、リセット部と、が設けられ、リセット部により検査シーケンスが終了された後に、検査シーケンス記憶部に記憶した他の検査シーケンスに基づく検査が行なわれるので、任意の検査シーケンスに基づいた検査の実行中に、ある検査項目においてエラーが発生した場合、その検査シーケンスに基づく検査が停止されて、検査シーケンスの実行とは別に、エラーデータ記録部が起動されることによりバグ解析に必要となるエラー発生直後の関連するエラーデータを記録することができる。また、停止直後の各種データの記録後、リセット部による検査対象機器へのデータのリセットや、他の検査シーケンスを実行することにより、例えば、夜間での検査作業などにおいてデータ記録のために検査者を待つ必要が無く、検査効率の低下を防ぐことができる。また、バグ解析に必要なデータのみを記録し、エラー発生に関連しないデータの記録作業を行わないことで、必要以上に記録装置の容量を増大させないことができうる。また、エラーが発生した場合、バグ解析に必要となるエラー発生直後の関連するエラーデータのデータ記録を検査者の介在なしに行うととともに、エラーデータの記録における時間的あるいは記録装置の無駄を省いた効率的運用が行うことができる。
【0077】
また、本発明にかかる検査方法によれば、検査シーケンス記憶工程と、期待値データ記憶工程と、制御工程と、エラーデータ記録工程と、リセット工程と、を有し、リセット工程において実行している検査シーケンスを終了させた後に、検査シーケンス記憶工程において記憶した他の検査シーケンスに基づく検査を行なうので、任意の検査シーケンスに基づいた検査の実行中に、ある検査項目においてエラーが発生した場合、その検査シーケンスに基づく検査を停止して、検査シーケンスの実行とは別に、エラーデータ記録工程によりバグ解析に必要となるエラー発生直後の関連するエラーデータを記録することができる。また、停止直後の各種データの記録後、リセット工程による検査対象機器へのデータのリセットや、判断工程による他の検査シーケンスを実行することにより、例えば、夜間での検査作業などにおいてデータ記録のために検査者を待つ必要が無く、検査効率の低下を防ぐことができる。また、バグ解析に必要なデータのみを記録し、エラー発生に関連しないデータの記録作業を行わないことで、必要以上に記録装置の容量を増大させないことができる。また、エラーが発生した場合、バグ解析に必要となるエラー発生直後の関連するエラーデータのデータ記録を検査者の介在なしに行うととともに、エラーデータの記録における時間的あるいは記録装置の無駄を省いた効率的運用が行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる検査装置の概略構成ブロック図である。
【図2】本実施の形態にかかる検査装置による検査処理工程を示したフローチャート図である。
【符号の説明】
1 検査装置
2 検査対象機器(携帯電話機)
3 検査入出力部
4 検査本体部
5 キー操作部(プランジャーユニット)
6 撮像部(CCDカメラ)
7 検査シーケンス記憶部
8 撮像データ記録部
9 期待値データ記憶部
10 制御部
11 エラーデータ記録部
12 リセット部
13 検査制御部
14 エラー制御部

Claims (4)

  1. 検査対象機器の動作を検査する検査装置であって、
    予め設定した複数の検査項目から構成される検査シーケンスを複数記憶する検査シーケンス記憶部と、
    前記検査シーケンス記憶部に記憶した前記検査シーケンスに関する基準となる期待値データを記憶する期待値データ記憶部と、
    前記検査シーケンス記憶部に記憶した前記検査シーケンスに基づいて検査対象機器から読み取る読取データと、前記期待値データ記憶部に記憶した前記期待値データとを比較して、前記読取データが前記期待値データと異なるか否かを判断する制御部と、
    前記制御部により前記読取データが前記期待値データと異なると判断した際、前記読取データとこの読取データに関連する関連データとから構成されるエラーデータを記録するエラーデータ記録部と、
    前記エラーデータ記録部によるエラーデータの記録が終了した後に、実行している前記検査シーケンスを終了させるとともに検査対象機器の動作状態を予め設定した状態にするリセット部と、が設けられ、
    前記リセット部により前記検査シーケンスが終了された後に、前記検査シーケンス記憶部に記憶した他の検査シーケンスに基づく検査が行なわれることを特徴とする検査装置。
  2. データを入力する操作ボタンと、入力したデータに基づく表示画像を表示する画像表示部とが設けられた検査対象機器の動作を検査する請求項1に記載の検査装置において、
    前記検査対象機器からデータを読み取るために、前記操作ボタンを操作するキー操作部と、前記画像表示部において表示された表示画像を撮像する撮像部と、が設けられ、
    前記検査シーケンスは、前記操作ボタンへの前記キー操作部の操作手順であり、
    前記読取データは、前記キー操作部により前記操作ボタンを操作することで前記画像表示部に表示される表示画像のデータであり、
    前記期待値データは、前記表示画像との一致性を判断するための期待値画像のデータであり、
    前記検査シーケンス記憶部の前記検査シーケンスに従って前記キー操作部により前記操作ボタンの操作が行なわれ、この操作ボタンの操作により前記画像表示部において表示される表示画像が前記撮像部により撮像され、この表示画像のデータと前記期待値画像のデータとの一致性が前記制御部により判断され、
    前記制御部により、前記表示画像のデータと前記期待値画像のデータとが一致しないと判断された際、前記エラーデータが前記エラーデータ記録部に記録され、前記エラーデータ記録部によるエラーデータの記録が終了した後に、前記リセット部により、実行している前記検査シーケンスを終了するとともに前記検査対象機器の動作状態を予め設定した状態にし、その後に、前記検査シーケンス記憶部に記憶された他の検査シーケンスに基づく検査が行われることを特徴とする検査装置。
  3. 検査対象機器の動作を検査する検査方法であって、
    予め設定した複数の検査項目から構成される検査シーケンスを複数記憶する検査シーケンス記憶工程と、
    前記検査シーケンス記憶工程において記憶した前記検査シーケンスに関する基準となる期待値データを記憶する期待値データ記憶工程と、
    前記検査シーケンス記憶工程において記憶した前記検査シーケンスに基づいて検査対象機器から読み取る読取データと、前記期待値データ記憶工程において記憶した前記期待値データとを比較して、前記読取データが前記期待値データと異なるか否かを判断する制御工程と、
    前記制御工程において前記読取データが前記期待値データと異なると判断した際、前記読取データとこの読取データに関連する関連データとから構成されるエラーデータを記録するエラーデータ記録工程と、
    前記エラーデータ記録工程によるエラーデータの記録が終了した後に、実行している前記検査シーケンスを終了させるとともに検査対象機器の動作状態を予め設定した状態にするリセット工程と、を有し、
    前記リセット工程において実行している前記検査シーケンスを終了させた後に、前記検査シーケンス記憶工程において記憶した他の検査シーケンスに基づく検査を行なうことを特徴とする検査方法。
  4. データを入力する操作ボタンと、入力したデータに基づく表示画像を表示する画像表示部とが設けられた検査対象機器の動作を検査する請求項3に記載の検査方法において、
    前記検査対象機器からデータを読み取るために、前記操作ボタンを操作するキー操作工程と、前記画像表示部において表示された表示画像を撮像する撮像工程と、を有し、
    前記検査シーケンスは、前記キー操作工程における前記操作ボタンへの操作手順であり、
    前記読取データは、前記キー操作工程において前記操作ボタンを操作することで前記画像表示部に表示される表示画像のデータであり、
    前記期待値データは、前記表示画像との一致性を判断するための期待値画像のデータであり、
    前記検査シーケンス記憶工程における前記検査シーケンスに従って前記キー操作工程により前記操作ボタンの操作を行ない、この前記操作ボタンの操作により前記画像表示部において表示する表示画像を前記撮像工程により撮像し、この表示画像のデータと前記期待値画像のデータとの一致性を前記制御工程において判断し、前記制御工程において前記表示画像のデータと前記期待値画像のデータとが一致しないと判断した際、前記エラーデータ記録工程により前記エラーデータを記録し、前記エラーデータ記録工程によるエラーデータの記録が終了した後に、前記リセット工程により、実行している前記検査シーケンスを終了させるとともに前記検査対象機器の動作状態を予め設定された状態にし、その後に、前記検査シーケンス記憶工程において記憶した他の検査シーケンスに基づく検査を行なうことを特徴とする検査方法。
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