JP2011188113A - 携帯端末検証システム及び制御装置 - Google Patents

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修平 岩崎
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Abstract

【課題】携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証するための金銭的及び時間的コストを削減し、かつ検証精度を高めることを可能とする。
【解決手段】携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証する検証装置50と、検証装置50の動作を制御するアプリケーションサーバ30等と、インターネット60を介して、検証装置50の動作を制御するための操作情報をアプリケーションサーバ30等に送信する端末装置10とを含む携帯端末検証システム1は、検証装置50の動作により変化する携帯端末の画面に表示される内容を動画として撮影する動画撮影部と、撮影された動画に対応する動画データを、アプリケーションサーバ30等を介して、端末装置10に送信する動画データ送信処理部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔地から、ネットワークを介して、携帯端末にインストールされたアプリケーションの動作を検証するための携帯端末検証システム及び制御装置に関する。
近年、非常に速いペースで,新たな携帯端末が開発されている。そのため、携帯端末アプリケーションの開発事業者が、新たに開発した携帯端末アプリケーションを新たに開発された携帯端末について検証しようとすると、その都度新たに開発された携帯端末を購入せねばならず、莫大な金額を負担しなければならない。
そこで、開発事業者は、携帯端末のキャリアごとの検証センターに赴き、新たに開発した携帯端末アプリケーションを新たに開発された携帯端末について検証しているのが現状である。
しかしながら、開発事業者の数と比較して、携帯端末の数量が限られている。また、手動で検証を行わなければならないため、実質的な検証時間は少なく、検証範囲は限定される。
一方、携帯端末の製造業者が、携帯端末の動作検証を容易に行うことができる検証装置に係る技術が発明されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3714660号
上述した検証装置は、シナリオを作成し、これを用いて検証を自動的に行うため、検証精度の向上と検証時間の短縮とが期待できる。また、携帯端末アプリケーションの検証にも流用できると思われる。
しかしながら、新たな携帯端末の購入に加えて、検証装置を購入することは、携帯端末アプリケーションの開発事業者に更なる支出を強いることになる。
携帯端末のキャリアの検証センターが、検証装置を有しているとしても、検証センターでしか検証を行えないため、検証センターに赴かなければならないことに変わりはない。
検証装置による検証は、携帯端末の予想最終結果画面の静止画と実際の実行最終結果画面の静止画とを対比することにより行われるため、シナリオ実行中の携帯端末の画面に何が表示されているか不明である。
検証装置のそれぞれは独立して動作するため、シナリオを用いた自動化の恩恵は個々の検証装置の範囲に限定される。
上記問題点に鑑み、本発明は、携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証するための金銭的及び時間的コストを削減し、かつ検証精度を高めるための携帯端末検証システム及び制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。
本発明の特徴は、携帯端末(携帯端末5011)にインストールされたアプリケーションを検証する第1の検証装置(検証装置50)と、前記第1の検証装置の動作を制御する制御装置(ウェブサーバ20、アプリケーションサーバ30、制御用PC)と、広域通信網(インターネット60)を介して、前記第1の検証装置の前記動作を制御するための操作情報を前記制御装置に送信する端末装置(端末装置10)とを含む携帯端末検証システム(携帯端末検証システム1)であって、前記制御装置は、前記端末装置から受信した前記操作情報を用いて前記第1の検証装置の動作を制御する第1の制御部(制御部200、制御部300、制御部400)を備え、前記第1の検証装置は、前記第1の制御部によって制御された前記第1の検証装置の前記動作により変化する前記携帯端末の画面(携帯端末画面5013)に表示される内容を動画として撮影する動画撮影部(動画撮影部505)と、前記動画撮影部によって撮影された前記動画に対応する動画データを、前記制御装置を介して、前記端末装置に送信する動画データ送信処理部(動画データ送信処理部507)とを備えることを要旨とする。
このような携帯端末検証システムによれば、動画データを用いて、精度の高い検証を行うことができる。また、ユーザは、広域通信網を介して、携帯端末検証システムの検証装置に設置された携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証する。そのため、ユーザはアプリケーションを検証するために、携帯端末のキャリアの検証センターに移動する時間と、検証装置を自ら購入する金銭を節約することができる。
本発明の特徴は、前記携帯端末検証システムは第2の検証装置(検証装置50)をさらに備え、前記制御装置は、前記第1の検証装置の前記動作を制御するための前記操作情報に基づいて、前記第1の検証装置の前記動作に対応する前記第2の検証装置の動作を制御する第2の制御部(ウェブ送信処理部207)を備えることを要旨とする。
このような携帯端末検証システムによれば、同時検証により、検証装置に設置された携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証する時間を節約することができる。
本発明の特徴は、前記制御装置は、前記第1の検証装置に、前記携帯端末にインストールされた前記アプリケーションを削除し、前記携帯端末を初期状態に戻す処理を実行させる携帯端末初期化部(携帯端末初期化処理部309)を備えることを要旨とする。
このような携帯端末検証システムによれば、制御装置が検証終了時に携帯端末の初期化を行うことにより、次のユーザが、検証開始時に検証装置に設置された携帯端末の初期化を行う手間を省き、携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証するために使用可能な時間が増え、また、携帯端末に、知らずに残ったままの他のアプリケーションとの競合により発生する不具合を防止することができる。
本発明の特徴は、前記制御装置は、複数の前記操作情報を含むスクリプトを作成し保存するスクリプト保存処理部(スクリプト保存処理部303)と、前記スクリプト保存処理部によって保存された前記スクリプトに含まれる前記複数の操作情報のそれぞれを用いて、前記第1の検証装置の動作を前記第1の制御部に制御させるスクリプト実行部(スクリプト実行部305)とを備えることを要旨とする。
このような携帯端末検証システムによれば、スクリプトによる自動化により、検証装置に設置された携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証する時間を節約することができる。
本発明の特徴は、前記制御装置は、前記動画データ送信処理部から送信された前記動画データを保存する動画データ保存部(動画データ保存処理部307)を備えることを要旨とする。
このような携帯端末検証システムによれば、保存された動画データを用いて、精度の高い検証を行うことができる。
本発明の特徴は、携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証する検証装置の動作を制御し、広域通信網を介して、前記検証装置の前記動作を制御するための操作情報を端末装置から受信する制御装置であって、前記端末装置から受信した前記操作情報に用いて前記検証装置の動作を制御する制御部(制御部200、制御部300、制御部400)と、前記制御部によって制御された前記検証装置の前記動作により変化する前記携帯端末の画面に表示される内容を撮影した動画に対応する動画データを前記検証装置から受信する動画データ受信処理部(制御部200、制御部300、制御部400)と、前記動画データ受信処理部によって受信された前記動画データを、広域通信網を介して、前記端末装置に送信する制御装置動画データ送信処理部(制御部200、制御部300、制御部400)とを備えることを要旨とする。
本発明によれば、携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証するための金銭的及び時間的コストを削減し、かつ検証精度を高めるための携帯端末検証システム及び制御装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る携帯端末検証システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係る端末装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る端末装置のモニタに表示される携帯端末検証アプリケーション画面の例である。 本発明の実施形態に係る端末装置に保持されるマッピングの構成である。 本発明の実施形態に係るウェブサーバの構成図である。 本発明の実施形態に係るアプリケーションサーバの構成図である。 本発明の実施形態に係る制御用PCの構成図である。 本発明の実施形態に係る制御用PCに保持されるマッピングの構成である。 本発明の実施形態に係る検証装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る検証装置に保持されるマッピングの構成である。 本発明の実施形態に係る検証装置の例である。 本発明の実施形態に係る携帯端末検証システムの第1の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末検証システムの第2の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末検証システムの第3の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末検証システムの第4の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るデータ構造である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)携帯端末検証システムの全体概略構成、(2)端末装置、ウェブサーバ、アプリケーションサーバ、制御用PC及び検証装置の構成、(3)端末装置、ウェブサーバ、アプリケーションサーバ、制御用PC及び検証装置の動作、(4)作用・効果、(5)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)携帯端末検証システムの全体概略構成
図1は、本発明の実施形態に係る携帯端末検証システム1の全体概略構成図である。
図1に示すように、携帯端末検証システム1は、端末装置10−1及び10−2と、ウェブサーバ20と、アプリケーションサーバ30−1及び30−2と、制御用PC40−1及び40−2と、検証装置50−1及び50−2と、インターネット60とを含む。アプリケーションサーバ30−1と、制御用PC40−1及び40−2と、検証装置50−1及び50−2とは、拠点2−1に含まれる。アプリケーションサーバ30−2は、拠点2−2に含まれる。拠点とは特定の場所、例えば特定の建物のことであり、拠点2−1と拠点2−2とは特定の場所が異なることを意味する。なお、端末装置10−1と端末装置10−2とは同一の構成を有し、これらをまとめて端末装置10とする。アプリケーションサーバ30−1とアプリケーションサーバ30−2とは同一の構成を有し、これらをまとめてアプリケーションサーバ30とする。制御用PC40−1と制御用PC40−2とは同一の構成を有し、これらをまとめて制御用PC40とする。検証装置50−1と検証装置50−2とは同一の構成を有し、これらをまとめて検証装置50とする。拠点2−1と拠点2−2とは同一の構成を有し、これらをまとめて拠点2とする。
また、ウェブサーバ20はアプリケーションサーバ30−1及びアプリケーションサーバ30−2を管理する。アプリケーションサーバ30−1は制御用PC40−1及び40−2を管理し、制御用PC40−1は検証装置50−1及び50−2を管理する。アプリケーションサーバ30−2は図示されていない制御用PC40を管理し、図示されていない制御用PC40は図示されていない検証装置50を管理する。
また、本実施形態では、以下において、主に端末装置10−1とウェブサーバ20とアプリケーションサーバ30−1と制御用PC40−1と検証装置50−1と拠点2−1とを用いて説明を行っているが、端末装置10−1の代わりに端末装置10−2を用いてもよく、アプリケーションサーバ30−1の代わりにアプリケーションサーバ30−2を用いてもよく、制御用PC40−1の代わりに制御用PC40−2を用いてもよく、検証装置50−1の代わりに検証装置50−2を用いてもよく、拠点2−1の代わりに拠点2−2を用いてもよい。
また、携帯端末検証システム1における端末装置10とアプリケーションサーバ30と制御用PC40と検証装置50と拠点2との数は、それぞれ1つでも、3つ以上でもよい。また、ウェブサーバ20の数は、複数でもよい。
端末装置10−1は、インターネット60を介して、拠点2−1に位置する検証装置50−1を宛先として、ウェブサーバ20に、検証装置50−1に対する操作情報を送信する。また、端末装置10−1は、インターネット60を介して、検証装置50−1に設置され検証される携帯端末の画面であり当該操作情報に基づく検証装置50−1の動作より変化する携帯端末の画面に表示される内容を撮影した動画に対応する動画データを、ウェブサーバ20から受信し表示する。
ウェブサーバ20は、インターネット60を介して、端末装置10−1から操作情報を受信し、ウェブサーバ20は、アプリケーションサーバ30−1へ当該操作情報を送信する。また、ウェブサーバ20は、動画データを、アプリケーションサーバ30−1から受信し、ウェブサーバ20は、インターネット60を介して、端末装置10−1へ当該動画データを送信する。
アプリケーションサーバ30−1は、ウェブサーバ20から操作情報を受信し、アプリケーションサーバ30−1は、制御用PC40−1へ当該操作情報を送信する。また、アプリケーションサーバ30−1は、動画データを、制御用PC40−1から受信し、アプリケーションサーバ30−1は、ウェブサーバ20へ当該動画データを送信する。
制御用PC40−1は、アプリケーションサーバ30−1から操作情報を受信し、制御用PC40−1は、検証装置50−1へ当該操作情報を送信する。また、制御用PC40−1は、動画データを、検証装置50−1から受信し、制御用PC40−1は、アプリケーションサーバ30−1へ当該動画データを送信する。
検証装置50−1は、制御用PC40−1から操作情報を受信する。次に、検証装置50−1は、当該操作情報に基づいて、検証装置50−1に設置され検証される携帯端末に対して検証を行う。また、検証装置50−1は、携帯端末の画面であり、検証装置50−1の検証に係る動作より変化する当該携帯端末の画面に表示される内容を動画として撮影する。次に検証装置50−1は、制御用PC40−1へ当該動画に対応する動画データを送信する。
(2)端末装置、ウェブサーバ、アプリケーションサーバ、制御用PC及び検証装置の構成
図2は、本発明の実施形態に係る端末装置10−1の構成図である。
図2に示す端末装置10−1は、検証装置50−1を制御するための操作情報を入力し、検証装置50−1によって検証される携帯端末の画面を撮影した動画を表示する。
端末装置10−1は、例えばパーソナルコンピュータである。端末装置10−1は、制御部100と、通信部110と、操作部120と、モニタ130と、記憶部140とを含む。
制御部100は、例えばCPUによって構成され、端末装置10−1が具備する各種機能を制御する。
通信部110は、ウェブサーバ20とインターネット60を介した通信を行う。
操作部120は、テンキーやファンクションキーなどによって構成され、ユーザの操作内容を入力するために用いられるインタフェースである。また、操作部120は、モニタ130に表示された文字列などを選択したりするポインティングデバイスであるマウスも含まれる。
モニタ130は、制御部100を介して受信した画像を表示したり、操作内容を表示したりする。
記憶部140は、例えばメモリ及びハードディスクドライブによって構成され、端末装置10における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
制御部100は、端末受信処理部101と、端末マッピング保持部103と、端末送信処理部105とを含む。
図5は、本発明の実施形態に係るウェブサーバ20の構成図である。
図5に示すウェブサーバ20は、携帯端末検証システム1を利用するユーザの認証を行う。また、ウェブサーバ20は、ユーザが検証を希望する携帯端末の予約スケジュールを管理する。
ウェブサーバ20は、制御部200と、通信部210と、記憶部220とを含む。
制御部200は、例えばCPUによって構成され、ウェブサーバ20が具備する各種機能を制御する。
通信部210は、端末装置10−1とインターネット60を介した通信を行う。また、通信部210は、アプリケーションサーバ30−1と通信を行う。
記憶部220は、例えばメモリ及びハードディスクドライブによって構成され、ウェブサーバ20における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
制御部200は、ユーザ認証情報処理部201と、スケジュール情報処理部203と、携帯端末位置情報保持部205と、ウェブ送信処理部207とを含む。
記憶部220は、ユーザ情報記憶部221と、スケジュール情報記憶部223と、携帯端末位置情報記憶部225とを含む。
図6は、本発明の実施形態に係るアプリケーションサーバ30−1の構成図である。
図6に示すアプリケーションサーバ30−1は、検証装置50−1を制御するためのアプリケーションを実行する。
アプリケーションサーバ30−1は、制御部300と、通信部310と、記憶部320とを含む。
制御部300は、例えばCPUによって構成され、アプリケーションサーバ30−1が具備する各種機能を制御する。
通信部310は、ウェブサーバ20及び制御用PC40−1と通信を行う。 記憶部320は、例えばメモリ及びハードディスクドライブによって構成され、アプリケーションサーバ30−1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
制御部300は、アプリケーション実行部301と、スクリプト保存処理部303と、スクリプト実行部305と、動画データ保存処理部307と、携帯端末初期化処理部309とを含む。
記憶部320は、携帯端末情報記憶部321と、スクリプト記憶部323と、動画データ記憶部325とを含む。
図7は、本発明の実施形態に係る制御用PC40−1の構成図である。
図7に示す制御用PC40−1は、検証装置50−1を制御する。
制御用PC40−1は、例えばパーソナルコンピュータである。制御用PC40−1は、制御部400と、通信部410と、操作部420と、モニタ430と、記憶部440とを含む。
制御部400は、例えばCPUによって構成され、制御用PC40−1が具備する各種機能を制御する。
通信部410は、アプリケーションサーバ30−1及び検証装置50−1と通信を行う。
操作部420は、テンキーやファンクションキーなどによって構成され、ユーザの操作内容を入力するために用いられるインタフェースである。また、操作部420は、モニタ430に表示された文字列などを選択したりするポインティングデバイスであるマウスも含まれる。
モニタ430は、制御部400を介して受信した画像を表示したり、操作内容を表示したりする。
記憶部440は、例えばメモリ及びハードディスクドライブによって構成され、制御用PC40−1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
制御部400は、制御マッピング保持部401と、制御送信処理部403と、端末情報変更処理部405とを含む。
図9は、本発明の実施形態に係る検証装置50−1の構成図である。
図9に示す検証装置50−1は、検証装置50−1に設置される携帯端末にインストールされた携帯端末アプリケーションを検証し、当該携帯端末の画面を撮影した動画に対応する動画データを端末装置10−1に送信する。
検証装置50−1は、制御部500と、通信部510と、記憶部520とを含む。
制御部500は、例えばCPUによって構成され、検証装置50−1が具備する各種機能を制御する。
通信部510は、制御用PC40−1と通信を行う。
記憶部520は、例えばメモリ及びハードディスクドライブによって構成され、検証装置50−1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
制御部500は、装置マッピング保持部501と、装置受信処理部503と、動画撮影部505と、動画データ送信処理部507とを含む。
次に図2、図5乃至図7、図9の各構成要素について説明する。
(2−1)開始処理及び検証処理に係る構成要素
(2−1−1)開始処理に係る構成要素
図2に示す端末装置10−1において、ユーザによる操作部120の操作により、制御部100は、当該ユーザに係るユーザID及びパスワード等のユーザ認証情報を、インターネット60を介して、ウェブサーバ20に送信する。
図5に示すウェブサーバ20において、制御部200は、ユーザ認証情報を、インターネット60を介して、端末装置10−1から受信する。
ユーザ情報記憶部221は、携帯端末検証システム1に登録されたユーザのユーザ登録情報を保持する。
ユーザ認証情報処理部201は、端末装置10−1から受信したユーザ認証情報とユーザ情報記憶部221に保持されたユーザ登録情報を比較して一致した場合は、ユーザの携帯端末検証システム1に対するログインを認める。
一方、ユーザ認証情報処理部201は、端末装置10−1から受信したユーザ認証情報とユーザ情報記憶部221に保持されたユーザ登録情報を比較して一致しない場合は、ユーザの携帯端末検証システム1に対するログインを拒否し、携帯端末検証システム1の利用を認めない。
スケジュール情報記憶部223は、携帯端末検証システム1において、ユーザが携帯端末アプリケーションを検証するために利用できる各携帯端末の予約情報を保持する。具体的には、各携帯端末の予約情報は、ユーザIDと、携帯端末IDと、検証開始日時と、検証終了日時とを含む。
スケジュール情報処理部203は、端末装置10−1から受信したユーザ認証情報に含まれるユーザIDと同一のユーザIDを含む現在検証可能な各携帯端末の予約情報をスケジュール情報記憶部223から取得する。なお、予約情報は、取得されない場合と1つ以上取得される場合がある。予約情報が取得されなかった場合は、制御部200が、インターネット60を介して、携帯端末検証システム1のメニューコンテンツを端末装置10−1に送信する。予約情報が取得された場合は、以下の処理を行う。
携帯端末位置情報記憶部225は、携帯端末と、当該携帯端末が設置された検証装置50と、当該検証装置50を管理する制御用PC40と、当該制御用PC40を管理するアプリケーションサーバ30とのIDやアドレス情報等を含む携帯端末位置情報を保持する。
携帯端末位置情報保持部205は、取得された予約情報に含まれる携帯端末IDと同一の携帯端末IDを含む携帯端末位置情報を携帯端末位置情報記憶部225から取得する。
制御部200は、スケジュール情報処理部203が取得した予約情報と携帯端末位置情報保持部205が取得した携帯端末位置情報とを用いて、検証実行要求情報を作成する。具体的には、検証実行要求情報は、図16の(a)に示すデータ構造を有する。次に制御部200は、作成された検証実行要求情報を、当該検証実行要求情報に含まれるアプリケーションサーバ30−1に送信する。
図6に示すアプリケーションサーバ30−1において、制御部300は、検証実行要求情報を、ウェブサーバ20から受信する。
携帯端末情報記憶部321は、携帯端末検証システム1において、ユーザが携帯端末アプリケーションを検証するために利用できる各携帯端末に係るID、デザイン及びボタン配置、初期化命令等の携帯端末情報を保持する。
アプリケーション実行部301は、制御部300が受信した検証実行要求情報に含まれる携帯端末IDと一致する携帯端末IDを有する携帯端末情報を、携帯端末情報記憶部321から取得する。また、アプリケーション実行部301は、受信された検証実行要求情報と取得した携帯端末情報に基づいて、検証装置50−1を制御するためのアプリケーションを実行する。
制御部300は、ウェブサーバ20から受信した検証実行要求情報を動画データ取得要求情報として、当該動画データ取得要求情報に含まれる制御用PC40−1を介して、当該動画データ取得要求情報に含まれる検証装置50−1に送信する。
図9に示す検証装置50−1において、制御部500は、動画データ取得要求情報を、制御用PC40−1から受信する。
動画撮影部505は、図11に例示した検証装置50−1に設置され検証される携帯端末5011の携帯端末画面5013に表示される内容を、カメラ5007を用いて動画として撮影を開始する。
動画データ送信処理部507は、動画撮影部505によって撮影された動画に対応する動画データを、制御部500によって受信された動画データ取得要求情報に追加して動画データ取得情報とし、制御用PC40−1を介して、アプリケーションサーバ30−1に送信する。具体的には、動画データ取得情報は、図16の(a)に示すデータ構造と(b)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有する。なお、動画データ取得情報は、アプリケーションサーバ30−1のアプリケーション実行部301によって実行されている、検証装置50−1を制御するためのアプリケーションが終了するまで送信され続ける。
なお、検証装置50−1に設置され検証される携帯端末5011には、検証される携帯端末アプリケーションが、携帯端末検証システム1の管理者によって事前にインストールされていてもよく、端末装置10−1に対するユーザの操作によってインストールされてもよい。
図6に示すアプリケーションサーバ30−1において、制御部300は、動画データ取得情報を、検証装置50−1から受信する。
動画データ保存処理部307は、制御部300によって受信された動画データ取得情報に含まれる動画データを動画データ記憶部325に録画してもよい。なお、動画データ保存処理部307は、動画データの録画を端末装置10−1におけるユーザの操作よって、任意のタイミングで開始又は終了してもよい。
アプリケーション実行部301は、制御部300が受信した動画データ取得情報に基づいて、ウェブコンテンツデータ取得情報を作成する。具体的には、ウェブコンテンツデータ取得情報は、図16の(a)に示すデータ構造と(c)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有する。なお、ウェブコンテンツデータは動画データ取得情報に含まれる動画データを含む。
制御部300は、アプリケーション実行部301によって作成されたウェブコンテンツデータ取得情報を、ウェブサーバ20及びインターネット60を介して、端末装置10−1に送信する。なお、ウェブコンテンツデータデータ取得情報は、アプリケーション実行部301によって実行されている、検証装置50−1を制御するためのアプリケーションが終了するまで送信され続ける。
図2に示す端末装置10−1において、端末受信処理部101は、ウェブコンテンツデータ取得情報をアプリケーションサーバ30−1から受信し、ウェブコンテンツデータ取得情報に含まれるウェブコンテンツデータをモニタ130に表示させる。
図3は、ウェブコンテンツデータをモニタ130に表示させた場合の例である。ウェブコンテンツ1000は携帯端末画面表示部1010と、操作キー部1030と、機能ボタン部1050と、グループ化ボタン1070とスクリプトボタン部1090と、終了ボタン1110とを含む。
携帯端末画面表示部1010には、ウェブコンテンツデータに含まれる動画データを用いて、携帯端末5011の携帯端末画面5013を撮影した動画が表示される。
操作キー部1030は、携帯端末5011の操作キーに対応する操作キーを含む。
機能ボタン部1050は、“URLを開く”など、実行のために複数の操作キーを押下する必要がある機能を、1度の押下で実行可能とする機能ボタンを含む。
グループ化ボタン1070は、携帯端末検証システム1において、ユーザが複数の携帯端末を予約しており、そのうち2つ以上の携帯端末について検証日時が重複している場合に、重複している携帯端末それぞれに対応するウェブコンテンツのうち、1つウェブコンテンツに対するユーザの操作によって、重複している携帯端末それぞれにインストールされた携帯端末アプリケーションを同時に検証することを可能とするためのボタンである。
スクリプトボタン部1090は、スクリプト作成開始ボタン1091と、スクリプト作成終了ボタン1093と、スクリプト選択/実行ボタン1095とを含む。
スクリプト作成開始ボタン1091は、操作キー又は機能ボタンに対するユーザの操作を記録したスクリプトの作成を開始するためのボタンである。
スクリプト作成終了ボタン1093は、操作キー又は機能ボタンに対するユーザの操作を記録したスクリプトの作成を終了するためのボタンである。
スクリプト選択/実行ボタン1095は、作成されたスクリプトを選択/実行するためのボタンである。
終了ボタン1110は、携帯端末5011にインストールされた携帯端末アプリケーションの検証を終了ためのボタンである。
(2−1−2)検証処理に係る構成要素
図2に示す端末装置10−1において、記憶部140は、端末受信処理部101によってモニタ130に表示されたウェブコンテンツ1000の特定の座標と、当該座標に対応する操作キーに係るキーID、機能ボタンに係る機能ID又はスクリプト作成開始ボタン等のボタンに係るボタンIDとを関連付けた、図4に示すような端末マッピングテーブルを、ウェブコンテンツ1000毎に保持する。なお、操作キーとキーIDとの関連付けは、携帯端末検証システム1において、ユーザが携帯端末アプリケーションを検証するために利用できる各携帯端末で共通である。また、機能ボタンと機能IDとの関連付けは、携帯端末検証システム1において、ユーザが携帯端末アプリケーションを検証するために利用できる各携帯端末で共通である。また、スクリプト作成開始ボタン等のボタンとボタンIDとの関連付けは、携帯端末検証システム1において、ユーザが携帯端末アプリケーションを検証するために利用できる各携帯端末で共通である。
端末マッピング保持部103は、記憶部140によって保持された端末マッピングテーブルを取得する。
端末送信処理部105は、端末受信処理部101によってモニタ130に表示されたウェブコンテンツ1000の操作キー部1030に含まれる操作キー又は機能ボタン部1050に含まれる機能ボタンが操作部120のマウスなどを用いてクリックされた場合、クリックされた箇所の座標情報に対応する、端末マッピングテーブルの座標に関連付けられたキーID又は機能IDを操作情報として、インターネット60及びウェブサーバ20を介して、アプリケーションサーバ30−1に送信する。具体的には、操作情報は、図16の(a)に示すデータ構造と(d)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有する操作内容送信情報として送信される。なお、座標情報は、例えば、htmlのinputタグのtype=“image”属性により取得することが可能である。
図6に示すアプリケーションサーバ30−1において、制御部300は、操作内容送信情報を、端末装置10−1から受信する。
制御部300は、端末装置10−1から受信した操作内容送信情報を、当該操作内容送信情報に含まれる制御用PC40−1に送信する。
図7に示す制御用PC40−1において、制御部400は、操作内容送信情報を、アプリケーションサーバ30−1から受信する。
記憶部440は、機能IDと携帯端末IDとキーIDとを関連付けた、図8に示すような制御マッピングテーブルを保持する。
制御マッピング保持部401は、記憶部440によって保持された制御マッピングテーブルを取得する。
制御送信処理部403は、制御部400によって受信された操作内容送信情報に機能IDが含まれている場合、当該機能IDと当該操作内容送信情報に含まれる携帯端末IDとに対応する、制御マッピング保持部401によって取得された、制御マッピングテーブルの機能IDと携帯端末IDとに関連付けられたキーIDを新たな操作情報として、制御部400によって受信された操作内容送信情報を更新し、更新された操作内容送信情報に含まれる検証装置50−1に、更新された操作内容送信情報を送信する。なお、更新された操作内容送信情報は1つ以上送信される。
制御送信処理部403は、制御部400によって受信された操作内容送信情報に機能IDが含まれていない場合、当該操作内容送信情報に含まれる検証装置50−1に、当該操作内容送信情報を送信する。
端末情報変更処理部405は、制御用PC40−1が管理する検証装置50−1の後述する記憶部520によって保持されている装置マッピングテーブルの内容を、操作部420に対するユーザの操作に基づいて書き換える。例えば、端末情報変更処理部405が、検証装置50−1の後述する記憶部520にtelnetを用いてアクセスし、記憶部520に保持されている装置マッピングテーブルの内容を書き換える。
図9に示す検証装置50−1において、制御部500は、操作内容送信情報を、制御用PC40−1から受信する。
記憶部520は、キーIDと検証装置50−1における特定の座標情報とを関連付けた、図10に示すような装置マッピングテーブルを保持する。
装置マッピング保持部501は、記憶部520によって保持された装置マッピングテーブルを取得する。
装置受信処理部503は、制御部500によって受信された操作内容送信情報に含まれるキーIDに対応する、装置マッピング保持部501によって取得された装置マッピングテーブルのキーIDに関連付けられた検証装置50−1における特定の座標情報を取得する。装置受信処理部503は、取得された座標情報を用いて、検証装置50−1のX軸ステージ5001とY軸ステージ5003を基準として、プッシャ5005を移動させる。装置受信処理部503は、プッシャ5005に、検証装置50−1に設置された携帯端末5011の操作キーを押下させ、携帯端末5011にインストールされた携帯端末アプリケーションを検証する。
(2−2)終了処理に係る構成要素
(2−1−1)開始処理に係る構成要素又は(2−1−2)検証処理に係る構成要素の後に、図2に示す端末装置10−1において、端末送信処理部105は、端末受信処理部101によってモニタ130に表示されたウェブコンテンツ1000の終了ボタン1110が操作部120のマウスなどを用いてクリックされた場合、クリックされた箇所の座標情報に対応する、端末マッピングテーブルの座標に関連付けられたボタンIDを終了フラグとして、インターネット60及びウェブサーバ20を介して、アプリケーションサーバ30−1に送信する。具体的には、終了フラグは、図16の(a)に示すデータ構造と(e)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有する検証終了要求情報として送信される。
図6に示すアプリケーションサーバ30−1において、制御部300は、操検証終了要求情報を、端末装置10−1から受信する。
携帯端末初期化処理部309は、アプリケーション実行部301によって実行されている、検証装置50−1を制御するためのアプリケーションから、検証装置50−1に設置されている携帯端末に係る携帯端末情報を取得する。携帯端末初期化処理部309は、当該携帯端末情報に含まれる当該携帯端末の初期化命令を取得する。当該初期化命令は、当該携帯端末にインストールされた携帯端末アプリケーションを削除し、当該携帯端末を初期状態に戻すために、検証装置50−1で用いられるキーID又は機能IDを含む。携帯端末初期化処理部309は、初期化命令に含まれるキーID又は機能IDを操作情報とし、当該操作情報と受信した検証終了要求情報とに基づいて、操作内容送信情報を作成する。具体的には、操作内容送信情報は、図16の(a)に示すデータ構造と(d)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有する。
動画データ保存処理部307は、制御部300によって受信された動画データ取得情報に含まれる動画データを動画データ記憶部325に録画している場合は、当該動画データの録画を終了する。
アプリケーション実行部301は、実行中の検証装置50−1を制御するためのアプリケーションを終了する。
制御部300は、携帯端末初期化処理部309によって作成された操作内容送信情報を、当該操作内容送信情報に含まれる制御用PC40−1に送信する。なお、操作内容送信情報は複数回送信される場合がある。
以降は、(2−1−2)検証処理に係る構成要素と同様である。
一方、携帯端末初期化処理部309は、アプリケーション実行部301によって実行されている、検証装置50−1を制御するためのアプリケーションから、受信された検証実行要求情報に含まれる検証終了日時を定期的に取得する。携帯端末初期化処理部309が、現実の日時が検証終了日時を超えたと判断した場合は、アプリケーションサーバ30−1は、制御部300によって検証終了要求情報が受信された場合と同様の処理を行う。
(2−3)スクリプト作成処理に係る構成要素
(2−1−1)開始処理に係る構成要素又は(2−1−2)検証処理に係る構成要素の後に、図2に示す端末装置10−1において、端末送信処理部105は、端末受信処理部101によってモニタ130に表示されたウェブコンテンツ1000のスクリプト作成開始ボタン1091が操作部120のマウスなどを用いてクリックされた場合、クリックされた箇所の座標情報に対応する、端末マッピングテーブルの座標に関連付けられたボタンIDをスクリプトフラグとし、当該スクリプトフラグをその後に送信される操作内容送信情報に追加する。具体的には、スクリプトフラグが追加された操作内容送信情報は、図16の(a)に示すデータ構造と(d)に示すデータ構造と(f)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有する。一方、スクリプト作成終了ボタン1093がクリックされた場合、その後に送信される操作内容送信情報からスクリプトフラグが削除される。
図6に示すアプリケーションサーバ30−1において、スクリプト保存処理部303は、制御部300によって受信された操作内容送信情報にスクリプトフラグが含まれている場合、スクリプト記憶部323に、ログインユーザを識別可能な固有のスクリプトIDを含むスクリプトファイルを作成する。スクリプト保存処理部303は、その後、制御部300によって受信される操作内容送信情報にスクリプトフラグが含まれている間、操作内容送信情報に含まれる操作情報を当該スクリプトファイルに追加保存する。なお、スクリプトファイルは、専用のスクリプトファイル作成アプリケーションを用いて作成されてもよい。
以降は、(2−1−2)検証処理に係る構成要素と同様である。
(2−4)スクリプト実行処理に係る構成要素
(2−1−1)開始処理に係る構成要素の際又は(2−1−1)開始処理に係る構成要素の後に、図6に示すアプリケーションサーバ30−1において、アプリケーション実行部301は、制御部300が受信した動画データ取得情報に基づいて、ウェブコンテンツデータ取得情報を作成する。その際、スクリプト記憶部323に、ログインユーザに対応するスクリプトIDを有するスクリプトファイルが1つ以上保存されている。アプリケーション実行部301は、当該スクリプトIDをスクリプト一覧情報として、ウェブコンテンツデータ取得情報に追加する。具体的には、ウェブコンテンツデータ取得情報は、図16の(a)に示すデータ構造と(g)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有する。
制御部300は、アプリケーション実行部301によって作成されたウェブコンテンツデータ取得情報を、ウェブサーバ20及びインターネット60を介して、端末装置10−1に送信する。
図2に示す端末装置10−1において、端末送信処理部105は、端末受信処理部101によって受信され、モニタ130に表示されたウェブコンテンツ1000のスクリプト選択/実行ボタン1095が操作部120のマウスなどを用いてクリックされた場合、ウェブコンテンツデータ取得情報に含まれるスクリプト一覧情報を表示させる。端末送信処理部105は、表示されたスクリプト一覧情報に対するユーザの操作によって選択されたスクリプトIDを含むスクリプト実行要求情報を作成し、インターネット60及びウェブサーバ20を介して、アプリケーションサーバ30−1に送信する。具体的には、スクリプト実行要求情報は、図16の(a)に示すデータ構造と(h)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有するスクリプト実行要求情報として送信される。
図6に示すアプリケーションサーバ30−1において、制御部300は、スクリプト実行要求情報を、端末装置10−1から受信する。
スクリプト実行部305は、制御部300によって受信されたスクリプト実行要求情報に含まれるスクリプトIDと同一のスクリプトIDを有するスクリプトファイルの内容をスクリプト記憶部323から取得する。スクリプト実行部305は、取得されたスクリプトファイルの内容に含まれるキーID又は機能ID毎に操作内容送信情報を作成し、制御用PC40−1に送信する。具体的には、操作内容送信情報は、図16の(a)に示すデータ構造と(d)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有する。
以降は、(2−1−2)検証処理に係る構成要素と同様である。
(2−5)グループ化処理に係る構成要素
グループ化処理は、携帯端末検証システム1において、ログインユーザが複数の携帯端末を予約しており、そのうち2つ以上の携帯端末について検証日時が重複している場合にのみ実行可能である。
(2−1−1)開始処理に係る構成要素又は(2−1−2)検証処理に係る構成要素の後に、図2に示す端末装置10−1において、端末受信処理部101によってモニタ130に表示されたウェブコンテンツ1000が複数であり、いずれかのウェブコンテンツ1000のグループ化ボタン1070が操作部120のマウスなどを用いてクリックされた場合、端末送信処理部105は、クリックされた箇所の座標情報に対応する、端末マッピングテーブルの座標に関連付けられたボタンIDをグループ化フラグとする。端末送信処理部105は、当該グループ化フラグを、クリックされたウェブコンテンツ1000に係る操作内容送信情報であり、その後に送信される操作内容送信情報に追加する。具体的には、グループ化フラグが追加された操作内容送信情報は、図16の(a)に示すデータ構造と(d)に示すデータ構造と(i)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有する。端末送信処理部105は、グループ化フラグが追加された操作内容送信情報を、インターネット60を介して、ウェブサーバ20に送信する。
図5に示すウェブサーバ20において、制御部200は、グループ化フラグが追加された操作内容送信情報を、インターネット60を介して、端末装置10−1から受信する。
ウェブ送信処理部207は、グループ化フラグが追加された操作内容送信情報に含まれるユーザIDと同一のユーザIDを含み、かつ現在検証中の携帯端末についての予約情報をスケジュール情報記憶部223から取得する。ただし、ウェブ送信処理部207は、グループ化フラグが追加された操作内容送信情報に含まれる携帯端末IDを有する予約情報は取得しない。ウェブ送信処理部207は、取得された予約情報に含まれる携帯端末IDと同一の携帯端末IDを含む携帯端末位置情報を携帯端末位置情報記憶部225から取得する。ウェブ送信処理部207は、取得された予約情報と携帯端末位置情報と、グループ化フラグが追加された操作内容送信情報に含まれる操作情報とを用いて、新たな操作内容送信情報を作成する。具体的には、新たな操作内容送信情報は、図16の(a)に示すデータ構造と(d)に示すデータ構造とを組み合わせたデータ構造を有する。ウェブ送信処理部207は、グループ化フラグが追加された操作内容送信情報を、当該グループ化フラグが追加された操作内容送信情報に含まれるアプリケーションサーバ30に送信する。また、ウェブ送信処理部207は、新たな操作内容送信情報を、当該新たな操作内容送信情報に含まれるアプリケーションサーバ30に送信する。なお、新たな操作内容送信情報は1つ以上作成及び送信される場合がある。また、操作内容送信情報が送信されるアプリケーションサーバ30のそれぞれは、異なる拠点2に含まれていてもよい。
以降は、(2−1−2)検証処理に係る構成要素と同様である。
(3)端末装置、ウェブサーバ、アプリケーションサーバ、制御用PC及び検証装置の動作
次に、端末装置10−1、ウェブサーバ20、アプリケーションサーバ30−1、制御用PC40−1、検証装置50−1及び検証装置50−2の動作を説明する。図12及び図15は、端末装置10−1、ウェブサーバ20、アプリケーションサーバ30−1、制御用PC40−1、検証装置50−1及び検証装置50−2の動作を示すシーケンス図である。
まず、図12を用いて、端末装置10−1、ウェブサーバ20、アプリケーションサーバ30−1、制御用PC40−1、検証装置50−1の第1動作について説明する。
ステップS101において、端末装置10−1は、インターネット60を介して、ウェブサーバ20に、携帯端末検証システム1のユーザに係るユーザID及びパスワード等のユーザ認証情報を送信する。ウェブサーバ20は、インターネット60を介して、端末装置10−1から、当該ユーザ認証情報を受信する。
ステップS103において、ウェブサーバ20は、ユーザ認証情報に基づいて、ユーザの携帯端末検証システム1に対するログインを認めるか否か判断する。ユーザのログインが認められた場合は、ウェブサーバ20は、ログインユーザが携帯端末アプリケーションを検証するために現在利用可能な携帯端末の予約情報と、当該携帯端末が設置された検証装置50−1と当該検証装置50−1を管理する制御用PC40−1と当該制御用PC40−1を管理するアプリケーションサーバ30−1とのIDやアドレス情報等を含む携帯端末位置情報を取得する。ウェブサーバ20は、当該予約情報と当該携帯端末位置情報とを用いて、検証実行要求情報を作成する。
ステップS105において、ウェブサーバ20は、アプリケーションサーバ30−1に、検証実行要求情報を送信する。アプリケーションサーバ30−1は、ウェブサーバ20から、当該検証実行要求情報を受信する。
ステップS107において、アプリケーションサーバ30−1は、検証実行要求情報に含まれる携帯端末IDを用いて、携帯端末IDに係る携帯端末のデザイン及びボタン配置、初期化命令等の携帯端末情報を取得する。アプリケーションサーバ30−1は、当該検証実行要求情報と当該携帯端末情報に基づいて、検証装置50−1を制御するためのアプリケーションを実行する。
ステップS109において、アプリケーションサーバ30−1は、制御用PC40−1を介して、検証装置50−1に、受信した検証実行要求情報を動画データ取得要求情報として、送信する。検証装置50−1は、制御用PC40−1を介して、アプリケーションサーバ30−1から、動画データ取得要求情報を受信する。
ステップS111において、検証装置50−1は、検証装置50−1に設置され検証される携帯端末の画面に表示される内容を、カメラを用いて動画として撮影する。検証装置50−1は、動画データ取得要求情報に、当該動画に対応する動画データを追加して動画データ取得情報を作成する。
ステップS113において、検証装置50−1は、制御用PC40−1を介して、アプリケーションサーバ30−1に、動画データ取得情報を送信する。アプリケーションサーバ30−1は、制御用PC40−1を介して、検証装置50−1から、動画データ取得情報を受信する。
ステップS115において、アプリケーションサーバ30−1は、受信した動画データ取得情報に基づいて、動画データを含むウェブコンテンツデータ取得情報を作成する。なお、アプリケーションサーバ30−1は、受信した動画データ取得情報に含まれる動画データを保存してもよい。
ステップS117において、アプリケーションサーバ30−1は、ウェブサーバ20及びインターネット60を介して、端末装置10−1に、ウェブコンテンツデータ取得情報を送信する。端末装置10−1は、ウェブサーバ20及びインターネット60を介して、アプリケーションサーバ30−1から、ウェブコンテンツデータ取得情報を受信する。
ステップS119において、端末装置10−1は、ウェブコンテンツデータ取得情報に基づいて、検証装置50−1に設置され検証される携帯端末の画面の動画と携帯端末の操作キー等を含むウェブコンテンツを表示する。端末装置10−1は、当該ウェブコンテンツの操作キー等に対するログインユーザの操作によって、操作キー又は機能ボタンに関連付けられたキーID又は機能IDを操作情報とし、当該操作情報を含む操作内容送信情報を作成する。
端末装置10−1は、ウェブコンテンツのスクリプト作成開始ボタンに対するログインユーザの操作が行われた場合、その後送信される操作内容送信情報にスクリプトフラグを追加する。
端末装置10−1は、ウェブコンテンツのスクリプト作成終了ボタンに対するログインユーザの操作が行われた場合、その後送信される操作内容送信情報からスクリプトフラグを削除する。
ステップS121において、端末装置10−1は、インターネット60及びウェブサーバ20を介して、アプリケーションサーバ30−1に、操作内容送信情報を送信する。アプリケーションサーバ30−1は、インターネット60及びウェブサーバ20を介して、端末装置10−1から、操作内容送信情報を受信する。
ステップS123において、アプリケーションサーバ30−1は、受信した操作内容送信情報にスクリプトフラグが含まれている場合、ログインユーザを識別可能な固有のスクリプトIDを含むスクリプトファイルを作成する。アプリケーションサーバ30−1は、その後、当該操作内容送信情報にスクリプトフラグが含まれている間、当該操作内容送信情報に含まれる操作情報を当該スクリプトファイルに追加保存する。
アプリケーションサーバ30−1は、操作内容送信情報をそのまま転送する。
ステップS125において、アプリケーションサーバ30−1は、制御用PC40−1に、操作内容送信情報を送信する。制御用PC40−1は、アプリケーションサーバ30−1から、操作内容送信情報を受信する。
ステップS127において、制御用PC40−1は、受信した操作内容送信情報に機能IDが含まれている場合、当該機能IDと当該操作内容送信情報に含まれる携帯端末IDとに関連付けられたキーIDを新たな操作情報とし、当該操作内容送信情報を当該新たな操作情報を用いて更新する。なお、更新された操作内容送信情報は、1つ以上となる。
制御用PC40−1は、受信した操作内容送信情報に機能IDが含まれていない場合、受信した操作内容送信情報をそのまま転送する。
ステップS129において、制御用PC40−1は、検証装置50−1に、1つ以上の操作内容送信情報を送信する。検証装置50−1は、制御用PC40−1から、1つ以上の操作内容送信情報を受信する。
ステップS131において、検証装置50−1は、受信した操作内容送信情報に含まれるキーIDに関連付けられた、検証装置50−1における特定の座標情報を用いて、検証装置50−1に設置された携帯端末の操作キーを押下し、当該携帯端末にインストールされた携帯端末アプリケーションを検証する。
次に、図13を用いて、端末装置10−1、ウェブサーバ20、アプリケーションサーバ30−1、制御用PC40−1、検証装置50−1の第2動作について説明する。
ステップS201において、検証装置50−1に設置された携帯端末にインストールされた携帯端末アプリケーションの検証を終了するために、端末装置10−1は、インターネット60とウェブサーバ20とを介して、アプリケーションサーバ30−1に、検証終了要求情報を送信する。アプリケーションサーバ30−1は、インターネット60とウェブサーバ20とを介して、端末装置10−1から、検証終了要求情報を受信する。
ステップS203において、アプリケーションサーバ30−1は、検証装置50−1を制御するために実行されているアプリケーションから、検証装置50−1に設置された携帯端末を初期状態に戻すために検証装置50−1において用いられるキーID等を操作情報として取得し、当該操作情報と受信した操検証終了要求情報とに基づいて、操作内容送信情報を作成する。アプリケーションサーバ30−1は、受信した動画データ取得情報に含まれる動画データを録画している場合は、当該動画データの録画を終了する。アプリケーションサーバ30−1は、検証装置50−1を制御するために実行されているアプリケーションを終了する。
ステップS125からステップS131は、図12のステップS125からステップS131と同様である。
次に、図14を用いて、端末装置10−1、ウェブサーバ20、アプリケーションサーバ30−1、制御用PC40−1、検証装置50−1の第3動作について説明する。
ステップS101からステップS113は、図12のステップS101からステップS113と同様である。
ステップS301において、アプリケーションサーバ30−1は、受信した動画データ取得情報に基づいて、動画データを含むウェブコンテンツデータ取得情報を作成する。アプリケーションサーバ30−1は、ログインユーザに対応するスクリプトIDを有するスクリプトファイルを1つ以上保存している。アプリケーションサーバ30−1は、当該スクリプトIDをスクリプト一覧情報として、ウェブコンテンツデータ取得情報に追加する。
ステップS303において、アプリケーションサーバ30−1は、ウェブサーバ20とインターネット60とを介して、端末装置10−1に、スクリプト一覧情報が追加されたウェブコンテンツデータ取得情報を送信する。端末装置10−1は、ウェブサーバ20とインターネット60とを介して、アプリケーションサーバ30−1から、スクリプト一覧情報が追加されたウェブコンテンツデータ取得情報を受信する。
ステップS305において、端末装置10−1は、表示されたウェブコンテンツのスクリプト選択/実行ボタンに対するログインユーザの操作が行われた場合、ウェブコンテンツデータ取得情報に含まれるスクリプト一覧情報を表示する。端末装置10−1は、表示されたスクリプト一覧情報に対するログインユーザの操作によって選択されたスクリプトIDを含むスクリプト実行要求情報を作成する。
ステップS307において、端末装置10−1は、インターネット60とウェブサーバ20とを介して、アプリケーションサーバ30−1に、スクリプト実行要求情報を送信する。アプリケーションサーバ30−1は、インターネット60とウェブサーバ20とを介して、端末装置10−1から、スクリプト実行要求情報を受信する。
ステップS309において、アプリケーションサーバ30−1は、受信したスクリプト実行要求情報に含まれるスクリプトIDと同一のスクリプトIDを有するスクリプトファイルの内容に含まれるキーID又は機能ID毎に操作内容送信情報を作成する。
ステップS125からステップS131は、図12のステップS125からステップS131と同様である。
次に、図15を用いて、端末装置10−1、ウェブサーバ20、アプリケーションサーバ30−1、制御用PC40−1、検証装置50−1、検証装置50−2の第4動作について説明する。なお、本動作は携帯端末検証システム1において、ログインユーザが複数の携帯端末を予約しており、そのうち2つ以上の携帯端末について検証日時が重複している場合にのみ実行可能である。
ステップS101からステップS117は、図12のステップS101からステップS117と同様である。
ステップS401において、端末装置10−1は、表示された複数のウェブコンテンツのうち何れかのグループ化ボタンに対するログインユーザの操作が行われた場合、ログインユーザの操作が行われたウェブコンテンツに係る操作内容送信情報であり、その後に送信される操作内容送信情報にグループ化フラグを追加する。
ステップS403において、端末装置10−1は、インターネット60を介して、ウェブサーバ20に、グループ化フラグを含む操作内容送信情報を送信する。ウェブサーバ20は、インターネット60を介して、端末装置10−1からグループ化フラグを含む操作内容送信情報を受信する。
ステップS405において、ウェブサーバ20は、ログインユーザの予約情報であり、かつ現在検証中の携帯端末について予約情報であり、かつ受信した操作内容送信情報に含まれる携帯端末IDを有する予約情報以外の予約情報を取得する。ウェブサーバ20は、取得した予約情報に含まれる携帯端末IDと同一の携帯端末IDを含む携帯端末位置情報を取得する。ウェブサーバ20は、受信した操作内容送信情報と取得した予約情報と取得した携帯端末位置情報とを用いて新たな操作内容送信情報を作成する。
ステップS407において、ウェブサーバ20は、受信した操作内容送信情報に含まれるアプリケーションサーバ30−1に、当該受信した操作内容送信情報をそのまま送信する。ウェブサーバ20は、作成した操作内容送信情報に含まれるアプリケーションサーバ30−1に、当該作成した操作内容送信情報を送信する。アプリケーションサーバ30−1は、ウェブサーバ20から、ウェブサーバ20によって受信及び作成された操作内容送信情報を受信する。なお、本動作において、アプリケーションサーバはアプリケーションサーバ30−1のみであるが、複数であってもよい。
ステップS123からステップS131は、図12のステップS123からステップS131と同様である。
(4)作用・効果
本発明の実施形態において、検証装置50が、検証装置50に設置され検証される携帯端末の画面に表示される内容を、動画データとして送信し、端末装置10が、インターネット60を介して、当該動画データを受信する。また、アプリケーションサーバ30が、当該動画データを録画する。
このような携帯端末検証システム1によれば、動画データを用いて、精度の高い検証を行うことができる。また、ユーザは、インターネット60を介して、携帯端末検証システム1の検証装置50に設置された携帯端末にインストールされた携帯端末アプリケーションを検証する。そのため、ユーザは携帯端末アプリケーションを検証するために、携帯端末のキャリアの検証センターに移動する時間と、検証装置50を自ら購入する金銭を節約することができる。
本発明の実施形態において、ユーザが複数の携帯端末を予約しており、そのうち2つ以上の携帯端末について検証日時が重複している場合に、重複している携帯端末それぞれに対応するウェブコンテンツのうち、1つウェブコンテンツに対するユーザの操作によって、ウェブサーバ20が、重複している携帯端末それぞれにインストールされた携帯端末アプリケーションを、複数の検証装置50に同時に検証させる。
このような携帯端末検証システム1のウェブサーバ20によれば、同時検証により、携帯端末アプリケーションを検証する時間を節約することができる。
本発明の実施形態において、アプリケーションサーバ30は、携帯端末にインストールされた携帯端末アプリケーションの検証を、スクリプトにより自動化する。
このような携帯端末検証システム1のアプリケーションサーバ30によれば、スクリプトによる自動化により、携帯端末アプリケーションを検証する時間を節約することができる。
本発明の実施形態において、アプリケーションサーバ30は、検証終了時に携帯端末にインストールされた携帯端末アプリケーションを削除し、当該携帯端末を初期状態に戻す。
このような携帯端末検証システム1のアプリケーションサーバ30によれば、アプリケーションサーバ30が検証終了時に携帯端末の初期化を行うことにより、次のユーザが、検証開始時に検証装置50に設置された携帯端末の初期化を行う手間を省き、携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証するために使用可能な時間が増え、また、携帯端末に、知らずに残ったままの他のアプリケーションとの競合により発生する不具合を防止することができる。
(5)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、htmlを用いて説明したが、同様の処理が可能な他の言語においても、本発明を適用することができる。
また、アプリケーションサーバが、アプリケーションサーバによって保存されているスクリプトのいずれかを実行することにより、複数の検証装置を同時に制御できてもよい。
また、検証装置は、1つのプッシャを移動させて、検証装置に設置された携帯端末にインストールされた携帯端末アプリケーションの検証を行うが、検証装置は携帯端末の操作キーごとのプッシャを有していてもよい。
また、ウェブサーバ、アプリケーションサーバ及び制御用PCは、物理的に別々の筐体を有していてもよく、物理的に同一の筐体を有していてもよい。
また、ウェブサーバ、アプリケーションサーバ及び制御用PCは、1つでもよく複数存在していてもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の携帯端末検証システム及び制御装置は、携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証するための金銭的及び時間的コストを削減し、かつ検証精度を高めることが可能であり、携帯端末検証システム及び制御装置として有用である。
10−1…端末装置、10−2…端末装置、20…ウェブサーバ、30−1…アプリケーションサーバ、30−2…アプリケーションサーバ、40−1…制御用PC、40−2…制御用PC、50−1…検証装置、50−2…検証装置、60…インターネット、100…制御部、101…端末受信処理部、103…端末マッピング保持部、105…端末送信処理部、110…通信部、120…操作部、130…モニタ、140…記憶部、200…制御部、201…ユーザ認証情報処理部、203…スケジュール情報処理部、205…携帯端末位置情報保持部、207…ウェブ送信処理部、210…通信部、220…記憶部、221…ユーザ情報記憶部、223…スケジュール情報記憶部、225…携帯端末位置情報記憶部、300…制御部、301…アプリケーション実行部、303…スクリプト保存処理部、305…スクリプト実行部、307…動画データ保存処理部、309…携帯端末初期化処理部、310…通信部、320…記憶部、321…携帯端末情報記憶部、323…スクリプト記憶部、325…動画データ記憶部、400…制御部、401…制御マッピング保持部、403…制御送信処理部、405…端末情報変更処理部、410…通信部、420…操作部、430…モニタ、440…記憶部、500…制御部、501…装置マッピング保持部、503…装置受信処理部、505…動画撮影部、507…動画データ送信処理部、510…通信部、520…記憶部、1000…ウェブコンテンツ、1010…携帯端末画面表示部、1030…操作キー部、1050…機能ボタン部、1070…グループ化ボタン、1090…スクリプトボタン部、1091…スクリプト作成開始ボタン、1093…スクリプト作成終了ボタン、1095…スクリプト選択/実行ボタン、1110…終了ボタン、5001…X軸ステージ、5003…Y軸ステージ、5005…プッシャ、5007…カメラ、5011…携帯端末、5013…携帯端末画面

Claims (6)

  1. 携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証する第1の検証装置と、前記第1の検証装置の動作を制御する制御装置と、広域通信網を介して、前記第1の検証装置の前記動作を制御するための操作情報を前記制御装置に送信する端末装置とを含む携帯端末検証システムであって、
    前記制御装置は、
    前記端末装置から受信した前記操作情報を用いて前記第1の検証装置の動作を制御する第1の制御部を備え、
    前記第1の検証装置は、
    前記第1の制御部によって制御された前記第1の検証装置の前記動作により変化する前記携帯端末の画面に表示される内容を動画として撮影する動画撮影部と、
    前記動画撮影部によって撮影された前記動画に対応する動画データを、前記制御装置を介して、前記端末装置に送信する動画データ送信処理部とを備える携帯端末検証システム。
  2. 前記携帯端末検証システムは第2の検証装置をさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記第1の検証装置の前記動作を制御するための前記操作情報に基づいて、前記第1の検証装置の前記動作に対応する前記第2の検証装置の動作を制御する第2の制御部を備える請求項1に記載の携帯端末検証システム。
  3. 前記制御装置は、
    前記第1の検証装置に、前記携帯端末にインストールされた前記アプリケーションを削除し、前記携帯端末を初期状態に戻す処理を実行させる携帯端末初期化部を備える請求項1又は2に記載の携帯端末検証システム。
  4. 前記制御装置は、
    複数の前記操作情報を含むスクリプトを作成し保存するスクリプト保存処理部と、
    前記スクリプト保存処理部によって保存された前記スクリプトに含まれる前記複数の操作情報のそれぞれを用いて、前記第1の検証装置の動作を前記第1の制御部に制御させるスクリプト実行部とを備える請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯端末検証システム。
  5. 前記制御装置は、
    前記動画データ送信処理部から送信された前記動画データを保存する動画データ保存部を備える請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯端末検証システム。
  6. 携帯端末にインストールされたアプリケーションを検証する検証装置の動作を制御し、広域通信網を介して、前記検証装置の前記動作を制御するための操作情報を端末装置から受信する制御装置であって、
    前記端末装置から受信した前記操作情報に用いて前記検証装置の動作を制御する制御部と、
    前記制御部によって制御された前記検証装置の前記動作により変化する前記携帯端末の画面に表示される内容を撮影した動画に対応する動画データを前記検証装置から受信する動画データ受信処理部と、
    前記動画データ受信処理部によって受信された前記動画データを、広域通信網を介して、前記端末装置に送信する制御装置動画データ送信処理部とを備える制御装置。
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