JP2004293317A - レシプロ型圧縮機 - Google Patents

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Toru Ito
亨 伊藤
Atsushi Yokokiyo
敦 横居
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【課題】ピストンの摺動部に潤滑油を誘導できる潤滑油ガイド手段を設けたレシプロ型圧縮機を提供する。
【解決手段】レシプロ型圧縮機において、クランクシャフトの軸回転に伴って偏心回転運動するクランクピン4aの回転領域の外周を取り囲むようにして潤滑油ガイド手段10を取り付ける。この潤滑油ガイド手段10は、側壁部10aと、この側壁部10aの下端縁に沿って設けられた傾斜路10bと、側壁部10aの上端縁に沿って設けられた上壁部10cとを備えている。クランクピン4aの上端から略放射状に放出される潤滑油を、前記側壁部10aで受け止すると共に傾斜路10bに沿って流下させることにより、その両側の切断部10eからピストン3bの摺動部Pに潤滑油を供給することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レシプロ型圧縮機に関し、特にピストンの摺動部に潤滑油を誘導できる潤滑油ガイド手段を設けたレシプロ型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レシプロ型圧縮機は種々の形態のものが知られており、例えば密閉型電動圧縮機の一例としては特許文献1に開示されている。この密閉型電動圧縮機においては、圧縮機が運転されると、クランクシャフトの回転による遠心ポンプ作用により、密閉容器の底部に固定した貯留容器内の潤滑油がクランクシャフト内に汲み上げられ、クランクシャフトに設けた油孔及び螺旋溝を上昇して各軸受け摺動部を潤滑した後、クランクピンの上端からピストンの摺動部に供給されるようにしてある。
【0003】
【特許文献1】
特願平8−105385号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のレシプロ型圧縮機(密閉型電動圧縮機)において、潤滑油がクランクシャフトの螺旋溝を通ることからクランクシャフトの軸受け部が潤滑され、又潤滑油がクランクピンの螺旋溝を通ることからロッドの係合部が潤滑される。更に、図5に略示するようにピストンAの摺動部P(シリンダBとの摺動部)は、クランクピンCの上端から略放射状に放出される潤滑油Dにより潤滑される。
【0005】
しかしながら、ピストンAの摺動部Pの潤滑は十分に行われないことがある。
即ち、クランクピンCの上端から略放射状に放出される潤滑油Dのうち、ピストンAの摺動部P方向に向かう潤滑油だけが潤滑に関与するのみで、それ以外の方向に向かう潤滑油はピストンAの摺動部Pに供給されずに無駄になってしまう。
圧縮機の電動部がインバータ機種である場合には、低速回転運転時に潤滑油の汲み上げ量が減少するため、ピストンAの摺動部Pは潤滑不足を来たす問題があった。
【0006】
本発明は、上記のような従来技術の問題を解決するためになされ、クランクピンの上端から略放射状に放出される潤滑油を有効に集めてピストンの摺動部に供給し、インバータ機種であっても十分な潤滑ができるようにしたレシプロ型圧縮機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1は、密閉容器内に電動部と圧縮部とが収容され、前記電動部の回転子に軸着されたクランクシャフトの上部にクランクピンが偏心して設けられ、このクランクピンに係合されたコンロッドを介して前記圧縮部のピストンを往復動させ、前記クランクシャフトに取り付けた遠心ポンプ部材で前記密閉容器の底部の潤滑油を汲み上げてクランクシャフトの軸受け部及びピストンの摺動部を潤滑するようにしたレシプロ型圧縮機において、前記圧縮部にクランクピンの上端から放出される潤滑油を前記ピストンの摺動部に導く潤滑油ガイド手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
又、本発明の請求項2は、請求項1記載のレシプロ型圧縮機において、前記潤滑油ガイド手段は、前記クランクピンの回転領域の外周を取り囲むようにして設けた略円環状の側壁部と、この側壁部の下端縁に沿って設けられピストンの摺動部に向かって下傾する略樋状の傾斜路とを備えていることを特徴とする。
【0009】
更に、本発明の請求項3は、請求項1又は請求項2記載のレシプロ型圧縮機において、前記潤滑油ガイド手段は、前記圧縮部に連結して取り付けるマフラと一体に設けられていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るレシプロ型圧縮機の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る潤滑油ガイド手段を備えた密閉型電動圧縮機の概略断面図である。
【0011】
図1において、1は密閉容器であり、上下二分割の金属製ケース部材を合わせて溶接することにより形成され、この密閉容器1内に電動部2を下部に、レシプロ式の圧縮部3を上部に配置して収容している。前記電動部2は、クランクシャフト4を軸着した回転子2aと、固定子2bとから構成されている。又、前記圧縮部3は、円筒状のシリンダ3aと、このシリンダ3a内を往復動するピストン3bと、前端がピストン3bにピンを介して取り付けられ、後端がクランクシャフト4に偏心させて設けたクランクピン4aに係合連結されたスコッチヨーク式のロッド3cとから構成されている。
【0012】
上記圧縮部3と電動部2とは、構造枠体5に固定されて密閉容器1の内壁にスプリング6を介して弾性懸架状態にて複数箇所(通常3箇所)支持されている。
又、構造枠体5にはクランクシャフト4を軸支する軸受け部5aが一体に形成されている。
【0013】
前記クランクシャフト4には外周面に潤滑油の通る螺旋状の溝4bが設けられ、この溝4bに連通する通油孔4cが軸線方向に沿って形成されると共に、螺旋状の溝4bの上端部からクランクピン4aに抜ける通油孔4dが形成され、この通油孔4dからクランクピン4aの上端に通じる螺旋状の溝4eが外周面に形成されている。更に、クランクシャフト4の下端部には遠心ポンプ部材7が挿着されている。
【0014】
この遠心ポンプ部材7は、円筒の内部に複数のフィン状のパドル7aが設けられ、先端部(下端部)は縮径されて密閉容器1の底部に固定された貯留容器8内に挿入されている。この貯留容器8の外周部には複数の孔が設けられて、潤滑油9が出入できるようにしてある。
【0015】
10は前記圧縮部3の上部にボルト止めされた潤滑油ガイド手段であり、図2に示すように略円環状の側壁部10aと、この側壁部10aの下端縁に沿って設けられた略樋状の傾斜路10bと、側壁部10aの上端縁に沿って水平に張り出して設けられた上壁部10cとから構成されている。但し、上壁部10cは必須の構成要素ではなく、側壁部10aと傾斜路10bとからのみ潤滑油ガイド手段10が構成されることもある。
【0016】
又、潤滑油ガイド手段10には取付部10dが連設され、この取付部10dを中心にして前記傾斜路10bが所定の幅で切断されている。更に、傾斜路10bは、取付部10dの対向側を中心としてその両側の部分が切断部10eに向けてそれぞれ漸次下向きに傾斜するように構成されている。この潤滑油ガイド手段10は、耐熱性及び耐油性に優れた例えばSUS等の金属又はPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の合成樹脂により形成することが可能である。
【0017】
図3(a)は潤滑油ガイド手段10を圧縮部3の上部にボルト止めした状態を示す概略平面図であり、図3(b)はその概略側面図である。このようにして潤滑油ガイド手段10を取り付けると、前記側壁部10aがクランクピン4aの回転領域の外周を取り囲み、前記傾斜路10bの切断両端部がピストン3bの摺動部P(シリンダ3aとの摺動部)の近傍に位置する状態になる。
【0018】
このように構成された密閉型電動圧縮機は、前記電動部2に通電して回転子2aが回転すると、クランクシャフト4が軸回転すると共にクランクピン4aが偏心回転運動し、この回転運動が前記スコッチヨーク式のロッド3cを介して直線運動に変換され、ピストン3bが往復運動することによりシリンダ3a内に吸入したガスを圧縮する。密閉型電動圧縮機への低圧ガスの供給及び圧縮後の高圧ガスの排出は、従来と同様に密閉容器1に接続した供給管及び排出管(図略)により行われる。
【0019】
密閉型電動圧縮機の運転中、クランクシャフト4の回転により前記遠心ポンプ部材7が貯留容器8内の潤滑油を汲み上げる。遠心ポンプ部材7により汲み上げられた潤滑油は、前記クランクシャフト4の通油孔4cの内壁を上昇して螺旋状の溝4b内に入り、この溝4bから前記通油孔4dを経てクランクピン4aの螺旋状の溝4eを通過する。これにより、潤滑油がクランクシャフト4の螺旋状の溝4bを通ることから前記軸受け部5aが潤滑され、又潤滑油がクランクピン4aの螺旋状の溝4eを通ることから前記スコッチヨーク式のロッド3cの係合部(図略)が潤滑される。
【0020】
更に、潤滑油はクランクピン4aの回転に伴って上端から外部に放射方向に放出され、そのうちピストン3bの摺動部P方向に向かう潤滑油は、ピストン3bの摺動部Pに直接振り掛かって潤滑し、ピストン3bの摺動部P以外の方向に向かう潤滑油は、前記潤滑油ガイド手段10の側壁部10aに衝突して傾斜路10b内に落下する。
【0021】
傾斜路10b内に落下した潤滑油は、図3(a)に示すように前記取付部10dの対向側から二手に分かれて下傾する傾斜路10bに沿って流れ、前記両側の切断部10eからピストン3bの摺動部Pに供給されて潤滑する。クランクピン4aの上端から放射方向に放出される潤滑油は加速されており、潤滑油ガイド手段10の側壁部10aに衝突して減速されるとはいえ、前記下傾した傾斜路10bを速やかに流下し、ピストンの摺動部Pに対してある程度の流速をもって供給することができる。これにより、クランクピン4aの上端から放射方向に放出される潤滑油をほぼ全部有効に利用することができ、ピストンの摺動部Pは従来に比して十分に潤滑されることになる。一部の潤滑油は前記切断部10eから落下して、密閉容器1の底部の潤滑油溜まりに戻る。
【0022】
図4は本発明に係る潤滑油ガイド手段を備えた密閉型電動圧縮機の他の実施形態を示す一部破断概略斜視図である。この実施形態では、前記実施形態と基本的構成は同じであるが、潤滑油ガイド手段11が圧縮部3に連結して取り付けるマフラ12と一体に設けられている構成に特徴を有するものである。
【0023】
上記潤滑油ガイド手段11は、前記実施形態における潤滑油ガイド手段10と基本的な構成は同じであり、即ちクランクピンの回転領域の外周を取り囲む略円環状の側壁部11aと、この側壁部11aの下端縁に沿って設けられた略樋状の傾斜路11bと、側壁部11aの上端縁に設けられた上壁部11cとから構成されている。但し、上壁部11cはリング状ではなくて全体を覆うカバー状に形成され、この上壁部11cを介して前記マフラ12に一体に連結されている。
【0024】
上記マフラ12は、リゾネータ(図略)により仕切られた前部室12aと後部室12bとを備え、前部室12aには導入管12cと導出管12dとが設けられた構成のものである。
【0025】
このマフラ12は取付部12eを圧縮部3の上部にボルト止めすることで固定される同時に、前記潤滑油ガイド手段11が所定位置に固定される。この時、前記導入管12cは密閉容器1のガス供給口1aに連結され、前記導出管12dは圧縮部3のシリンダヘッド3dに連結される。
【0026】
この密閉型電動圧縮機の運転中に、密閉容器1のガス供給口1aからマフラ12の導入管12cにガスが供給されると、前部室12a内に流入すると共に前記リゾネータに設けられた透孔を通って後部室12b(共鳴室)内に流入する。この時、リゾネータの透孔により絞られて消音される。
【0027】
消音されたガスは、後部室12bから前部室12aに戻り、この前部室12a内に連通している前記導出管12dを通って圧縮部3のシリンダヘッド3dに流入する。更に、このガスはシリンダヘッド3dから吸入弁及び吐出弁を有する弁部3e(図1参照)を介してシリンダ3a内に吸入される。
【0028】
そして、ピストン3bの往復動により圧縮されたガスは、シリンダ3aから弁部3dを介してシリンダヘッド3dの吐出部に排出され、図4のように吐出部に接続された管路13を経てガス吐出口1bに導かれ、このガス吐出口1bから外部に吐出される。尚、図示は省略したが、ガス供給口1a及びガス吐出口1bにはそれぞれ供給管及び吐出管が接続される。
【0029】
この密閉型電動圧縮機の運転中に、図1に示す実施形態の場合と同様に、クランクシャフト4の回転により遠心ポンプ部材7が貯留容器8内の潤滑油を汲み上げてクランクシャフト4の軸受け部5a、スコッチヨーク式のロッド3cの係合部を潤滑する。更に、潤滑油はクランクピン4aの回転に伴って上端から外部に放射方向に放出され、そのうちピストン3bの摺動部P方向に向かう潤滑油は、ピストン3bの摺動部に直接振り掛かって潤滑し、ピストン3bの摺動部P以外の方向に向かう潤滑油は、前記潤滑油ガイド手段11の側壁部11aに衝突して傾斜路11b内に落下する。
【0030】
傾斜路11b内に落下した潤滑油は、前記と同様に取付部12eの対向側から二手に分かれて下傾する傾斜路11bに沿って流れ、両側の切断部11eからピストン3bの摺動部Pに供給されて潤滑する。これにより、クランクピン4aの上端から放射方向に放出される潤滑油をほぼ全部有効に利用することができ、ピストンの摺動部Pは従来に比して十分に潤滑されることになる。一部の潤滑油は前記切断部11eから落下して、密閉容器1の底部の潤滑油溜まりに戻る。
【0031】
上記実施形態の密閉型電動圧縮機において、電動部2がインバータ機種により構成されている場合には、低速回転時にクランクシャフト4の回転数が減少し、遠心力による潤滑油の汲み上げ量が低下するが、前記潤滑油ガイド手段10又は11を組み込むことで、ピストンの摺動部の潤滑不足を防止することができる。
尚、上記実施形態ではいずれも密閉型電動圧縮機の例で説明したが、本発明は他の型式のレシプロ型圧縮機にも十分適用することが可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1の発明によれば、密閉容器内に電動部と圧縮部とが収容され、前記電動部の回転子に軸着されたクランクシャフトの上部にクランクピンが偏心して設けられ、このクランクピンに係合されたコンロッドを介して前記圧縮部のピストンを往復動させ、前記クランクシャフトに取り付けた遠心ポンプ部材で前記密閉容器の底部の潤滑油を汲み上げてクランクシャフトの軸受け部及びピストンの摺動部を潤滑するようにしたレシプロ型圧縮機において、前記圧縮部にクランクピンの上端から放出される潤滑油を前記ピストンの摺動部に導く潤滑油ガイド手段を設けたので、クランクピンの上端から放出される潤滑油を有効利用してピストンの摺動部の潤滑を十分行うことができる。
特に、電動部がインバータ機種で構成されている場合、低速回転時でのピストンの摺動部に潤滑不足が生じ易いが、その防止対策としてきわめて有効である。
【0033】
又、本発明に係る請求項2の発明によれば、請求項1記載のレシプロ型圧縮機において、前記潤滑油ガイド手段は、前記クランクピンの回転領域の外周を取り囲むようにして設けた略円環状の側壁部と、この側壁部の下端縁に沿って設けられピストンの摺動部に向かって下傾する略樋状の傾斜路とを備えているので、クランクピンの上端から放出される潤滑油を側壁部で受け止して集め、傾斜路を流下させてピストン摺動部に供給することができる。これにより、潤滑油の有効利用率を著しく高めることができる。
【0034】
更に、本発明に係る請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2記載のレシプロ型圧縮機において、前記潤滑油ガイド手段は、前記圧縮部に連結して取り付けるマフラと一体に設けられているので、マフラの取り付けと同時に潤滑油ガイド手段を取り付けることができる。これにより、潤滑油ガイド手段を別途取り付ける必要がないので、圧縮機の組付作業の効率が向上し製造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る潤滑油ガイド手段を備えた密閉型電動圧縮機の概略断面図である。
【図2】本発明に係る潤滑油ガイド手段の実施形態を示す概略斜視図である。
【図3】本発明に係る潤滑油ガイド手段の取付状態を示すもので、(a)は概略平面図、(b)は概略側面図である。
【図4】本発明に係る潤滑油ガイド手段を備えた密閉型電動圧縮機の他の実施形態を示す一部破断概略斜視図である。
【図5】従来の密閉型電動圧縮機におけるピストンの摺動部への潤滑油供給状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…密閉容器
2…電動部
3…圧縮部
3a…シリンダ
3b…ピストン
4…クランクシャフト
4a…クランクピン
5…構造枠体
5a…軸受け部
7…遠心ポンプ部材
9…潤滑油
10…潤滑油ガイド手段
10a…側壁部
10b…傾斜路
11…潤滑油ガイド手段
12…マフラ
13…管路
P…ピストンの摺動部

Claims (3)

  1. 密閉容器内に電動部と圧縮部とが収容され、前記電動部の回転子に軸着されたクランクシャフトの上部にクランクピンが偏心して設けられ、このクランクピンに係合されたコンロッドを介して前記圧縮部のピストンを往復動させ、前記クランクシャフトに取り付けた遠心ポンプ部材で前記密閉容器の底部の潤滑油を汲み上げてクランクシャフトの軸受け部及びピストンの摺動部を潤滑するようにしたレシプロ型圧縮機において、前記圧縮部にクランクピンの上端から放出される潤滑油を前記ピストンの摺動部に導く潤滑油ガイド手段を設けたことを特徴とするレシプロ型圧縮機。
  2. 前記潤滑油ガイド手段は、前記クランクピンの回転領域の外周を取り囲むようにして設けた略円環状の側壁部と、この側壁部の下端縁に沿って設けられピストンの摺動部に向かって下傾する略樋状の傾斜路とを備えていることを特徴とする請求項1記載のレシプロ型圧縮機。
  3. 前記潤滑油ガイド手段は、前記圧縮部に連結して取り付けるマフラと一体に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレシプロ型圧縮機。
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