JP2001207962A - 縦置き密閉型圧縮機 - Google Patents

縦置き密閉型圧縮機

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学 阪井
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啓 椎崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的容易な構成により、圧縮機外部への油
吐出量低減および密閉容器内部での油量確保を図ること
ができる信頼性の高い縦置き密閉型圧縮機を提供する。 【解決手段】 固定子3の圧縮機機構部側コイルエンド
5の内周径を、上側φDaに比べて下側φDbを大きく
するとともに、圧縮機構部9の吐出孔18を、少なくと
もその一部または全部を前記圧縮機構部側コイルエンド
5の内周に相対させる。これにより電動機部2と圧縮機
構部9と固定子3の圧縮機構部側コイルエンド5との間
の内側空間19の容積を大きくとることができ、冷媒ガ
スの流速を抑えることができるので、油分離効果を高
め、油吐出量を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置ある
いは冷蔵庫などに用いられる縦置き密閉型圧縮機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の縦置き密閉型圧縮機について、圧
縮機外部への油吐出量低減および密閉容器内部での油量
確保に関する技術は多数開示されている。
【0003】このうち例えば、特開平9−264282
号公報に開示されているものは、図6に示すように、密
閉容器101内部に、圧縮機構部106と、電動機部1
02とを設置し、この電動機部102の回転子103
と、前記圧縮機構部106との間に、クランク軸107
と一体に回転する分離盤108を設置している。これに
より、電動機部102と圧縮機構部106と固定子10
4の圧縮機構部側コイルエンド105との間の内側空間
109に飛散する潤滑油を、この分離盤108によって
圧縮機構部側コイルエンド105の内周に衝突させ、冷
媒ガスと分離させようとするものである。
【0004】また、別の技術として、特開平3−124
991号公報に開示されているものは、図7に示すよう
に、電動機部102と圧縮機構部106と固定子104
の圧縮機構部側コイルエンド105との間の内側空間1
09を、リブ110によって密閉容器101の他の内部
空間と隔離している。これにより、前記内側空間109
に飛散する潤滑油の冷媒ガスによる吹き上げを抑制し、
油吐出量を低減しようとするものである。
【0005】これらの技術により、圧縮機外部への油吐
出量低減および密閉容器内部での油量確保を図り、圧縮
機自体の信頼性を高めるとともに、冷凍サイクル全体の
成績係数を高めようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、油吐出低減量が不十分であったり、上記従来
例のように、油分離作用のために、分離盤108、ある
いはリブ110を別に設ける必要があり、コストアップ
となっていた。
【0007】また、上記いずれの従来例においても、分
離された潤滑油を密閉容器下部の潤滑油溜めに戻す方法
が明記されておらず、結局は、分離された潤滑油が冷媒
ガスとともに密閉容器外部へ吐出されてしまう可能性が
あった。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、比較的容易な構成により、圧縮機外部へ
の油吐出量低減および密閉容器内部での油量確保を図る
ことができる信頼性の高い縦置き密閉型圧縮機を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、電動機部と圧縮機構部と固定子の圧縮機構
部側コイルエンドとの間の内側空間の容積を大きくする
とともに、前記圧縮機構部の吐出孔を、少なくともその
一部または全部を前記圧縮機構部側コイルエンドの内周
に相対させたものである。これにより、前記内側空間の
冷媒ガスの平均流速を抑えることができるとともに、圧
縮機構部から吐出された冷媒ガスを圧縮機構部側コイル
エンド内周に当てることができるので、この内側空間に
飛散する潤滑油が、前記圧縮機構部側コイルエンド内周
に表面張力による滴化を促され、油分離効果を高め、油
吐出量を低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、密閉容
器底部に潤滑油溜め室を設け、前記密閉容器内部上方に
固定子と回転子とから構成される電動機部と、下方にこ
の電動機部によって駆動される圧縮機構部とを設置し、
前記固定子の圧縮機構部側コイルエンドの内周径を、上
側に比べて下側を大きくするとともに、前記圧縮機構部
の吐出孔を、少なくともその一部または全部を前記圧縮
機構部側コイルエンドの内周に相対させたものである。
そしてこの構成によれば、電動機部と圧縮機構部と固定
子の圧縮機構部側コイルエンドとの間の内側空間の容積
を大きくとることができるので、この内側空間の冷媒ガ
スの平均流速を抑えることができるとともに、前記圧縮
機構部から吐出された冷媒ガスを前記圧縮機構部側コイ
ルエンド内周に当てることができるので、この内側空間
に飛散する潤滑油が、前記下側コイルエンド内周に表面
張力による滴化を促され、油分離効果を得ることができ
る。また、滴化した潤滑油は、重力により圧縮機構部側
コイルエンド下端から落下し、圧縮機構部の連通孔を通
って、密閉容器底部の潤滑油溜め室に戻る。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の実施の形態に加えて、密閉容器内部を圧縮機構
部によって、潤滑油溜め室と、電動機部が設置された電
動機室とに仕切るとともに、前記圧縮機構部の半径方向
外周に、潤滑油溜め室と電動機室とを連通する複数個の
連通孔を円周状に設け、固定子の圧縮機構部側コイルエ
ンドの下側内周径を、前記圧縮機構部の複数個の連通孔
の内周径以上かつ外周径以下としたものである。そして
この構成によれば、請求項1記載の発明の作用に加え
て、圧縮機構部側コイルエンド下端から落下した潤滑油
は、前記圧縮機構部の複数個の連通孔を通りやすくなる
ので、より確実に密閉容器底部の潤滑油溜め室へ戻すこ
とができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の実施の形態に加えて、密閉容器内部を圧縮機構
部によって、潤滑油溜め室と、電動機部が設置された電
動機室とに仕切るとともに、前記圧縮機構部の半径方向
外周に、潤滑油溜め室と電動機室とを連通する複数個の
連通孔を円周状に設け、固定子の圧縮機構部側コイルエ
ンドを軸方向に波形状にするとともに、この波形状のコ
イルエンドの凸部を、前記圧縮機構部の複数個の連通孔
位置と一致させたものである。そしてこの構成によれ
ば、請求項1記載の発明の作用に加えて、圧縮機構部側
コイルエンド内周に付着した潤滑油が、前記波形状のコ
イルエンド凸部に集まり、この下端から前記圧縮機構部
の複数個の連通孔を通って落下し、より確実に密閉容器
底部の潤滑油溜め室へ戻すことができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明の実施の形態に加えて、固定子に設けられた切り
欠きと、波形状のコイルエンドの凹部の位置を一致させ
たものである。そしてこの構成によれば、請求項3に記
載の発明の作用に加えて、冷媒ガスが前記波形状のコイ
ルエンドの凹部から固定子の切り欠きを通りやすくな
り、密閉容器底部の潤滑油溜め室へ落下する潤滑油と、
冷媒ガスとの通路が混ざりにくくなり、より油分離効果
を高めることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】(実施例1)図1において、密閉容器1内
部上方に電動機部2と、下方に圧縮機構部9とが設置さ
れている。電動機部2は、反圧縮機構部側コイルエンド
4と、圧縮機構部側コイルエンド5とを有する固定子3
と、回転子6とから構成されている。前記回転子6には
クランク軸8が圧入固定されており、電動機部2の回転
駆動力を前記圧縮機構部9に伝達する。この圧縮機構部
9は、円筒状の気室を有するシリンダ11と、前記クラ
ンク軸8の偏心軸部に回転自在に嵌合されたピストン1
3と、前記シリンダ11の気室を仕切るベーン(図示せ
ず)と、シリンダ11の軸方向両端に設置された上軸受
け10、下軸受け12とから構成される。
【0016】上記構成により、圧縮機構部9の吸入孔
(図示せず)から吸入された低圧冷媒ガスが、シリンダ
11内で圧縮され、高圧冷媒ガスとなって、一旦、上軸
受け10に設置されたマフラー17内に吐出される。こ
のマフラー17の吐出孔18は、前記圧縮機構部側コイ
ルエンド5の内周に相対させているので、電動機部2と
圧縮機構部9と圧縮機構部側コイルエンド5との間の内
側空間19に吐出される。その後、冷媒ガスは主に固定
子3の切り欠き7を通り、吐出管21から圧縮機外部へ
吐出される。
【0017】一方、密閉容器1底部には、潤滑油溜め室
14が設けられており、ここに溜められた潤滑油が、ク
ランク軸8の回転とともに、このクランク軸8に設けら
れた油孔15を通って、圧縮機構部9の各摺動部を潤滑
した後、上軸受け10とクランク軸8との間の潤滑油排
出孔16から排出され、その後圧縮機構部9外周に設け
られた連通孔20を通って、再び潤滑油溜め14に戻
る。
【0018】また、前記固定子3の圧縮機構部側コイル
エンド5は、上側の内周径φDaに比べて、下側の内周
径φDbをテーパ状に拡大しているので、圧縮機構部9
から冷媒ガスが吐出される内側空間19の容積を大きく
とることができる。
【0019】上記構成により、前記内側空間19での冷
媒ガスの平均流速を抑えることができとともに、前記圧
縮機構部9から吐出された冷媒ガスを前記圧縮機構部側
コイルエンド5内周に当てることができるので、この内
側空間19に飛散する潤滑油が、前記圧縮機構部側コイ
ルエンド5の内周に表面張力による滴化を促され、油分
離効果を得ることができる。また、滴化した潤滑油は、
重力により圧縮機構部側コイルエンド5下端から落下
し、圧縮機構部9外周に設けられた連通孔20を通っ
て、再び密閉容器1底部の潤滑油溜め室14に戻る。し
たがって、圧縮機外部への油吐出量を低減できるととも
に、密閉容器1内部での十分な油量確保を図ることがで
きる。
【0020】ちなみに、クランク軸1回転当たりの圧縮
機構部の吸入容積25立方cm、密閉容器の内周径φ1
25mmの縦置き単気筒回転式密閉型圧縮機を用いて、
JIS B8600−A区分条件、電動機に印加する電
源周波数が60Hzにおける圧縮機外部へ吐出される潤
滑油量を測定した。その結果、圧縮機構部側コイルエン
ドの内周径が上側、下側ともφDa=φDb=64mm
の場合、冷媒ガスに対する潤滑油量は0.8重量%であ
ったのに対して、本発明の実施例の場合、圧縮機構部側
コイルエンドの下側内周径をφDb=95mmに拡大す
ると、0.4重量%と半減することができた。
【0021】(実施例2)図2および図3に示す実施例
において、実施例1に示した構成と同一箇所について
は、同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0022】同図において、密閉容器1内部を圧縮機構
部9によって、潤滑油溜め室14と、電動機部2が設置
された電動機室22とに仕切るとともに、前記圧縮機構
部9の上軸受け10の半径方向外周に、前記潤滑油溜め
室14と電動機室22とを連通する複数個の連通孔20
を円周状に設けている。また、固定子3の圧縮機構部側
コイルエンド5の下側内周径φDbを、前記圧縮機構部
の複数個の連通孔20の内周径φDc以上かつ外周径φ
Dd以下としている。
【0023】上記構成によれば、上記実施例1記載の発
明の作用に加えて、圧縮機構部側コイルエンド5下端か
ら落下した潤滑油は、圧縮機構部9の複数個の連通孔2
0を通りやすくなるので、より確実に密閉容器1底部の
潤滑油溜め室14へ戻すことができる。
【0024】(実施例3)図4に示す実施例において、
実施例1に示した構成と同一箇所については、同一の符
号を付して、詳細な説明を省略する。
【0025】同図において、密閉容器1内部を圧縮機構
部9によって、潤滑油溜め室14と、電動機部2が設置
された電動機室22とに仕切るとともに、前記圧縮機構
部9の上軸受け10の半径方向外周に、前記潤滑油溜め
室14と電動機室22とを連通する複数個の連通孔20
を円周状に設けている。また、固定子3の圧縮機構部側
コイルエンド5を軸方向に波形状にするとともに、この
波形状のコイルエンドの凸部5aを、前記圧縮機構部9
の複数個の連通孔20位置と一致させている。
【0026】上記構成によれば、上記実施例1記載の発
明の作用に加えて、圧縮機構部側コイルエンド5内周に
付着した潤滑油が、前記波形状のコイルエンドの凸部5
aに集まり、この下端から前記圧縮機構部9の複数個の
連通孔20を通って落下し、より確実に密閉容器1底部
の潤滑油溜め室14へ戻すことができる。
【0027】(実施例4)図5に示す実施例において、
実施例3に示した構成と同一箇所については、同一の符
号を付して、詳細な説明を省略する。
【0028】同図において、固定子3に設けられた複数
個の切り欠き7と、圧縮機構部側コイルエンド5の波形
状のコイルエンドの凹部5bの位置を一致させている。
【0029】上記構成によれば、上記実施例3記載の発
明の作用に加えて、冷媒ガスが前記波形状のコイルエン
ドの凹部5bから固定子3の切り欠き7を通りやすくな
り、密閉容器1底部の潤滑油溜め室14へ落下する潤滑
油と、冷媒ガスとの通路が混ざりにくくなり、より油分
離効果を高めることができる。
【0030】なお、上記実施例1〜4は、縦置き密閉型
ロータリー圧縮機を用いて説明したが、例えば縦置き密
閉型スクロール圧縮機など、他の方式の圧縮機でも同様
の作用効果を得ることができる。
【0031】また、上記実施例1〜4において、圧縮機
構部側コイルエンドの内周径は、上側に比べて下側をテ
ーパ状に大きくしたとして説明したが、段階状に大きく
しても同様の作用効果を得ることができる。
【0032】また、上記実施例1〜4において、圧縮機
構部の半径方向外周に設けた複数個の連通孔は、上軸受
けの素材の鋳抜き孔として説明したが、ドリルなどの加
工孔を円周状に設けても同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0033】また、上記実施例1〜4において、圧縮機
構部の半径方向外周に設けた複数個の連通孔は、上軸受
けに設けているとして説明したが、シリンダ外周に設け
ても同様の作用効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、電動機部と圧縮機構部と固定
子の圧縮機構部側コイルエンドとの間の内側空間の容積
を大きくとることができるので、この内側空間の冷媒ガ
スの平均流速を抑えることができ、その結果、飛散する
潤滑油が、前記圧縮機構部側コイルエンド内周に表面張
力による滴化を促され、油分離効果を得ることができ
る。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明による効果に加えて、圧縮機構部側コイル
エンド下端から落下した潤滑油は、前記圧縮機構部の複
数個の連通孔を通りやすくなるので、より確実に密閉容
器底部の潤滑油溜め室へ戻すことができる。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明による効果に加えて、圧縮機構部側コイル
エンド内周に付着した潤滑油が、前記波形状のコイルエ
ンド凸部に集まり、この下端から前記圧縮機構部の複数
個の連通孔を通って落下し、より確実に密閉容器底部の
潤滑油溜め室へ戻すことができる。
【0037】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明による効果に加えて、冷媒ガスが前記波形
状のコイルエンドの凹部から固定子の切欠き部を通りや
すくなり、密閉容器底部の潤滑油溜め室へ落下する潤滑
油と、冷媒ガスとの通路が混ざりにくくなり、より油分
離効果を高めることができる。
【0038】以上、説明したように、比較的容易な構成
により、圧縮機外部への油吐出量低減および密閉容器内
部での油量確保を図ることができる信頼性の高い縦置き
密閉型圧縮機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦置き密閉型圧縮
機の縦断面図
【図2】本発明の第2の実施例を示す縦置き密閉型圧縮
機の要部縦断面図
【図3】図2のX−X’断面図
【図4】本発明の第3の実施例を示す縦置き密閉型圧縮
機の固定子と圧縮機構部連通孔との位置関係を示す斜視
【図5】本発明の第4の実施例を示す縦置き密閉型圧縮
機の固定子と圧縮機構部連通孔との位置関係を示す斜視
【図6】第1の従来例を示す縦置き密閉型圧縮機の縦断
面図
【図7】第2の従来例を示す縦置き密閉型圧縮機の縦断
面図
【符号の説明】
3 固定子 5 圧縮機構部側コイルエンド 5a 圧縮機構部側コイルエンド凸部 5b 圧縮機構部側コイルエンド凹部 7 切り欠き 9 圧縮機構部 10 上軸受け 14 潤滑油溜め 18 吐出孔 19 内側空間 20 連通孔 22 電動機室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H003 AA05 AB04 AC03 BD13 BH06 CA00 CD06 CE02 CE03 CF04 3H029 AA05 AA13 AB03 BB04 CC02 CC07 CC09 CC16 CC17 CC27 CC36 CC44

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器底部に潤滑油溜め室を設け、前
    記密閉容器内部上方に固定子と回転子とから構成される
    電動機部と、下方にこの電動機部によって駆動される圧
    縮機構部とを設置し、前記固定子の前記圧縮機構部側コ
    イルエンドの内周径を、上側に比べて下側を大きくする
    とともに、前記圧縮機構部の吐出孔を、少なくともその
    一部または全部を前記圧縮機構部側コイルエンドの内周
    に相対させた縦置き密閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉容器内部を圧縮機構部によって、潤
    滑油溜め室と、電動機部が設置された電動機室とに仕切
    るとともに、前記圧縮機構部の半径方向外周に、前記潤
    滑油溜め室と電動機室とを連通する複数個の連通孔を円
    周状に設け、固定子の圧縮機構部側コイルエンドの下側
    内周径を、前記圧縮機構部の複数個の連通孔の内周径以
    上かつ外周径以下とした請求項1記載の縦置き密閉型圧
    縮機。
  3. 【請求項3】 密閉容器内部を圧縮機構部によって、潤
    滑油溜め室と、電動機部が設置された電動機室とに仕切
    るとともに、前記圧縮機構部の半径方向外周に、前記潤
    滑油溜め室と電動機室とを連通する複数個の連通孔を円
    周状に設け、固定子の圧縮機構部側コイルエンドを軸方
    向に凸部を設けるとともに、このコイルエンドの凸部
    を、前記圧縮機構部の複数個の連通孔位置と一致させた
    請求項1記載の縦置き密閉型圧縮機。
  4. 【請求項4】 固定子に設けられた切り欠きと、コイル
    エンドの凹部の位置を一致させた請求項3記載の縦置き
    密閉型圧縮機。
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CN106382228A (zh) * 2016-11-18 2017-02-08 广东美芝精密制造有限公司 压缩机

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