JP2004291983A - キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス抜き特性を有し、且つ高い衝撃密封性をも有するキャップを提供することを目的とする。
【解決手段】頂板部11、及び、頂板部の周囲から下方に延びるスカート部12からなるキャップシェルAと、キャップシェルの頂板部内面側に施されるシール用ライナーBとから成るキャップにおいて、シール用ライナーは、容器口部C先端の内側面を覆うように垂下するインナーリング15を有すると共に、インナーリングの外周縁部端部B1から半径方向内側途中まで伸延する少なくとも1個の切欠き16が容器口部側に形成されていることを特徴とするキャップ。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス抜き特性を有し、且つ、ベンダー(自動販売機)等での落下衝撃性に対する高い密封性をも有する、容器装着用のキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆるリシール缶等の容器に用いられるキャップは、爆発防止特性を求められるとともに、いわゆるベンダー(自動販売機)での落下衝撃特性に優れていることも要求されている。
【0003】
このようなキャップとしては、従来多くの提案がなされており、例えば特許文献1には、外周面に雄螺条が形成されている口頸部を備えた容器と、天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁を具備し、該スカート壁には該雄螺条と協同する雌螺条が形成されており、該天面壁の内面には該口頸部の頂部に密接せしめられる密封手段が配設されている容器蓋と、のガス抜き特性を有する組合せにおいて、該密封手段には半径方向に伸びる少なくとも1個の切欠が形成されており、該容器の内圧が過剰に上昇すると、該密封手段が少なくとも部分的に変形して該切欠を通る内圧解放路が形成され、該内圧が解放される、ことを特徴とする組合せが記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特公平4−40268号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載された容器と容器蓋の組合せは、切欠きと容器口部シール部分との位置関係が、シーリングのバラツキにより不安定になるため、ガス抜き特性の点では優れていても、落下衝撃に対する密封性が不十分であるといった問題があった。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解決するため、ガス抜き特性を有し、且つ落下衝撃に対する高い密封性をも有するキャップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成すべく検討を重ねた結果、キャップのインナーリングや切欠きの形状や寸法を特定することにより、ブローオフにおけるベント性を安定化させることができるとともに、インナーリングと容器口部とをほぼ接触させることができるので、キャップの密封性とベント性との関係をコントロールできることを見出し、本発明に到達した。
【0007】
本発明の請求項1のキャップは、頂板部、及び、該頂板部の周囲から下方に延びるスカート部からなるキャップシェルと、該キャップシェルの頂板部内面側に施されるシール用ライナーとから成るキャップにおいて、該シール用ライナーは、容器口部先端の内側面を覆うように垂下するインナーリングを有すると共に、シール用ライナーの外周縁部端部から半径方向内側途中まで伸延する少なくとも1個の切欠きが容器口部側に形成されていることを特徴とする。
ここで、請求項2に記載するように、前記切欠きは、被嵌時において、シール用ライナーの外周縁部端部から半径方向内側に、接触部外周位置まで伸延して形成されたものであることが好ましい。
【0008】
特に、請求項3に記載するように、容器口部先端の内側面を覆うように垂下する前記インナーリングの最外径と、容器口部先端の内側面最内径とが、0≦d−D≦0.7mmであることが好ましく、特に、請求項4に係る本発明のように、0≦d−D≦0.4mmであることが好ましい。
【0009】
また、請求項5に記載するように、前記インナーリングは、その外周面下方部において垂直円筒面を形成していることが好ましい。
さらに、請求項6に記載するように、前記シール用ライナーは、その外周縁部において頂板部と非接着であることが好ましい。
【0010】
本発明のキャップは、容器の内圧が過剰に上昇すると、切欠きを通る内圧解放路が形成され、容器の過剰内圧が解放されるので、ガス抜き特性に優れている。
また、インナーリングと容器口部先端の内側面最内径とをほぼ接触させることにより、キャップの密封性とベント性との関係をコントロールできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明のキャップの一例を示す左断面側面図であり、図2の(a)は本発明のキャップを容器口部に被嵌した場合の一部断面側面図であり、(b)は接触面外周部位置を説明する拡大図である。
図3は本発明のキャップの底面図であり、図4はキャップを容器口部に被嵌した場合の説明図である。
また、図5は、インナーリングをキャップ頂板部への接着時に用いるマスキング材の平面図である。図6は、被嵌させたキャップを容器口部Cの外周部分に係止した状態を説明した左断面側面図である。
【0012】
図1に示すキャップは、頂板部11、及び、該頂板部11の周囲から下方に延びるスカート部12からなるキャップシェルAと、該キャップシェルAの頂板部内面側に施されるシール用ライナーBとから成るものである。
キャップシェルAのスカート部12には、周方向に伸びる弱化ライン13が形成されており、キャップシェルAは弱化ライン13よりも上方に位置する主部14と、弱化ライン13よりも下方に位置するタンパーエビデント裾部14aとに区画されている。図1中に示す弱化ライン13は、周方向に間隔を置いて形成された複数のスリット(切溝)31とこれらのスリット31間に存在する橋絡部31aによって規定され、橋絡部31aによってタンパーエビデント裾部14aが主部14に接続されている。
この頂板部11及びキャップシェルAは、アルミニウム合金薄板等の金属薄板から一体に形成することができる。
【0013】
キャップシェルAの主部14の上端部41には、指をかけてキャップを回動せしめる際の滑りを防止するためのローレット乃至凸凹形状が形成されている。
【0014】
シール用ライナーBは、キャップシェルAの頂板部内面側に施される、いわば容器をキャップの頂板部11に密接せしめるための密封手段である。
本実施形態において、シール用ライナーBは、キャップの中央よりの部分Xが厚肉で、容器口部Cに対応する外周縁部Yは薄肉になっている。
ここで、シール用ライナーBは、容器口部C先端の内側面を覆うように垂下するインナーリング15を有し、インナーリング15の外周部分は、容器口部Cの先端の形状に合致するようになっている。
【0015】
上記の関係を図2を用いて更に詳しく説明する。図2(a)に示すように、インナーリング15は、キャップシェルAとは間隔をおいて下方に延びており、このインナーリング15とキャップシェルAとの間の空間内に容器口部Cを挿入することにより、キャップの位置決めが行われる。
即ち、インナーリング15の最外径面51が容器口部C先端の内側面C1に密着乃至近接することにより、キャップの容器口部Cに対する位置決めがされる。
【0016】
また、本発明においては、上述のようなシール用ライナーBの外周縁部端部B1から半径方向内側途中まで伸延する少なくとも1個の切欠き16が容器口部Cの密着する側(容器口部側)に形成されている。
【0017】
切欠き16の形状(半径方向の長さや周方向の幅)は、シール用ライナーBの外周縁部端部B1から半径方向内側途中まで伸延する大きさとすることが必要であり、コーナー部の絞り方等によっても変動はするが、特に、図2(b)に示すように、キャップの容器口部Cに対する位置決めがされた状態(キャップ被嵌時)において、切欠き16の内側端16aは、シール用ライナーBと容器口部C先端とが接触状態にある最も外側(半径方向に)の位置である接触部外周位置16bと、該接触部外周位置16bからさらに外側(半径方向に)へ0.4mmの位置(外側位置)16cまでの間に位置することが好ましい。
切欠き16の内側端16aが、該接触部外周位置16bより半径方向内側にあると落下衝撃等に対する密封性の低下する虞があり、また、外側位置16cよりも外側にあると、内圧が過剰に上昇した時に、内圧を外部に開放することができない虞があり好ましくない。
【0018】
また、切欠き16の数については、容器の内容液の注出がスムーズに行われる限り、特に制限はないが、その数を必要以上に多くすると、キャップの保持性が低下し、キャップのガタツキが生じたり、或いはシール性が低下する場合もあるので、一般的には、複数の切欠き16を、シール用ライナーBの全周にわたって一定間隔で均等に分散させておくのがよい。
なお、切欠き16の代わりに、シール用ライナーBの厚みを部分的に薄くした凹部を形成させたものであっても同様の効果を有する。
本実施形態においては、図3に示すように、シール用ライナーBの外周縁部端部B1から半径方向内側途中まで伸延している長方形状の3個の切欠き16が周方向に間隔を置いて形成されている。
【0019】
本発明においては、図4に示すように、容器口部C先端の内側面を覆うように垂下する前記インナーリング15の最外径Dと、容器口部C先端の内側面最内径dとが、0≦d−D≦0.7mm、特に、0≦d−D≦0.4mmの関係にあることが好ましい。
インナーリング15の外周面と容器口部C先端の内側面との位置関係を上記範囲とすることにより、切欠きと容器口部シール部分との位置関係のバラツキをなくし安定性をもたらし、ガス抜き特性の点及び落下衝撃に対する密封性でも優れたキャップとすることができる。
【0020】
また、本発明において、前記インナーリング15は、その外周面下方部において垂直円筒面を形成していることが、キャップのインナーリング15最外径面51と容器口部先端の内側面C1とで、キャップ被嵌時に、キャップを容器口部の中央に容易に位置せしめることができ、キャップシール性の安定性をもたらす。
【0021】
さらに、本発明において、前記シール用ライナーBは、その外周縁部Yにおいて頂板部11と非接着乃至弱接着状態にあると、ベンダーでの容器の落下時における衝撃に対するシール用ライナーBの移動の自由度が高まり、容器口部Cの動きに追随して移動することができ、容器口部Cとの密着が保たれ、シール部の耐衝撃性を向上させることができる点で好ましい。
【0022】
シール用ライナーBを、その外周縁部Yにおいて頂板部11と非接着乃至弱接着とするためには、キャップ頂板部11の内面に接着剤が塗布され、次に、図5に示すようなマスキング材52で頂板部11の内側に塗布された接着剤を覆い、マスキング材52で覆った部分を非接着乃至弱接着領域とする。
なお、シール用ライナーBの成形時に、シール用ライナーBの外周端部からの染み出しを防止するため、周縁部に部分的な接着を図るため、マスキングの周縁部を周方向に複数個の凹部54を設けることが好ましい。
【0023】
本発明のキャップシェルは種々の金属により形成することができ、シール用ライナーBは、合成樹脂原料(プラスチック)、例えば中、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、プロピレン、プロピレン−エチレン共重合体、プロピレン−ブテン1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、イオン架橋オレフィン系共重合体(アイオノマー)等のオレフィン樹脂;エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム、水素化エチレン−プロピレン−ジエン共重合体等のゴムオレフィン系エラストマー;スチレン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ナイロン樹脂等が挙げられる。特に好ましくは低密度ポリエチレン、スチレン系エラストマーにより形成することができる。
そして、本発明のキャップは、キャップシェルAの頂板部内面側の所要位置に、シール用ライナーBを所要の形状に射出成形、圧縮成形等により成形することにより製造される。また、所要形状のシール用ライナーBを別個に成形し、これを頂板部内面側に配設することもできる。
【0024】
次に、本発明のキャップを容器口部Cに螺条により装着する。
すなわち、図6に示すように、キャッピング装置(図示せず)により、被嵌させたキャップの頂板部11を容器口部Cに押圧すると、シール用ライナーBのインナーリング15の最外径面51が容器口部Cの内側面C1に密着乃至近接することにより、容器口部Cに対する切欠き16の位置が正確に決まる。
さらに、頂板部11とスカート部12と境界であるコーナー部12aを内側に変形させてシール用ライナーB外周縁部Yを容器口部Cの外周部分に押圧して密着させる。
【0025】
この状態を維持しながら、周知の螺条ローラーによってキャップシェルAの主部14の中間部(具体的には、ローレット乃至凸凹形状が形成された領域の間に存在する領域)に容器口部Cの雄螺条12bに沿って雌螺条12cを形成し、そしてまた折り曲げローラー(図示せず)によってタンパーエビデント裾部14aの下端14bを内側に変形させて容器口部Cの係止フランジ下面14cに係止せしめる。すると、キャップは容器口部Cにしっかりと固定され、シール性が確保される。ここで、容器口部Cは、略円筒形状であり、容器口部Cの外周面には、雄螺条12bが形成されているものとする。
【0026】
容器口部Cに装着されたキャップを、容器口部Cから離脱させて容器口部Cを開封する際には、キャップシェルAの主部14に形成されているローレット乃至凸凹形状に指をかけてキャップを回転させる。すると、キャップシェルAの主部14に形成されている雌螺条が容器口部Cの雄螺条に沿って移動されるため、キャップは回転と共に上方へ移動しようとする。しかしながら、タンパーエビデント裾部14aの下端は容器口部Cの係止フランジの下面に係止されているため、上方への移動が阻止される。こうして、タンパーエビデント裾部14aに相当な応力が生じ、この応力によって弱化ライン13は破断され、
タンパーエビデント裾部14aは容器口部Cに維持され、キャップシェルAの主部14の回転と共に容器口部Cが開封される。
【0027】
上述したとおりにして開封した容器口部Cをキャップによって一時的に再び密封する場合には、上述のようにして離脱させたキャップ(弱化ライン13が破断されている状態)を容器口部Cに再び被嵌し、次いで所要の方向に回転してキャップの主部14に形成されている雌螺条を、容器口部Cに形成されている雄螺条に螺合せしめれば良い。
【0028】
容器に収容されている内容物が、天然果汁を含む飲料など発酵性のある液体、ビール等の酒類、コーラ等の清涼飲料等である場合には、容器内の圧力が異常に上昇し、容器が爆発したり、開封時にキャップが飛翔したりといった事態が発生するおそれがあるが、本発明のキャップの場合、シール用ライナーBと容器口部Cの頂部の圧接部のうちの外周縁部Yを支点として、キャップの頂板部11と、キャップシェルAと、シール用ライナーBとが、凸状に変形される。
従って、シール用ライナーBに形成されている切欠き16を通る内圧解放路が形成され、容器内の過剰内圧が内圧解放路を通して外部に解放される。
特に、前記シール用ライナーBは、その外周縁部Yにおいて頂板部11と非接着である場合には、キャップ装着時の衝撃に対する自由度が高まり、衝撃性を向上させることができるので、特に、ベンダー(自動販売機)等で本発明のキャップを使用する場合、落下したときにキャップの天面コーナー部が当たっても、密封性が毀損されるおそれがない。
【0029】
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更が可能である。例えば、キャップ全体を合成樹脂原料で形成することができるし、キャップ全体を別々ではなく一体に形成することもできる。
また、容器口部Cにキャップをいったん装着して密封した後に容器口部Cを開封する際にも、タンパーエビデント裾部14aはキャップシェルAの主部14から完全に分離されずに少なくとも一部において主部14に接続されており、従ってタンパーエビデント裾部14aも容器口部Cに残留せしめられることなく、そこから離脱せしめられる型のタンパーエビデント裾部14aを有するいわゆるロールオン式のキャップ、或いはタンパーエビデント裾部14aを有しない通常のロールオン式のキャップとの組み合わせにも同様に適用させることができる。
そして更に、ロールオン式のキャップではなく、いわゆるプレスクリュー式のキャップ、いわゆるラグ式のキャップ等の種々の形式のキャップにも同様に適用することができるものである。
【0030】
【発明の効果】
本発明のキャップは、爆発防止特性を有し、且つ高い密封性をも有するので、ベンダー(自動販売機)等での落下衝撃性に対するシール性が高く、好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップの一実施形態を示す左半断面側面図である。
【図2】(a)は本発明のキャップの一実施形態を示す容器口部Cに被嵌した場合の一部断面側面図であり、(b)は接触面外周部位置を説明する拡大図である。
【図3】本発明のキャップの一実施形態を示すキャップの底面図である。
【図4】本発明のキャップの一実施形態を示すキャップを容器口部に被嵌した場合の説明図である。
【図5】インナーリングをキャップ頂板部への接着時に用いるマスキング材の平面図である。
【図6】被嵌させたキャップを容器口部Cの外周部分に係止した状態を説明した左断面側面図である。
【符号の説明】
A キャップシェル
B シール用ライナー
B1 外周縁部端部
C 容器口部
C1 容器口部先端の内側面
D インナーリングの最外径
d 容器口部C先端の内側面最内径
X 中央よりの部分
Y 外周縁部
11 頂板部
12 スカート部
12a コーナー部
12b 雄螺条
12c 雌螺条
13 弱化ライン
14 主部
14a タンパーエビデント裾部
14b 下端
14c 係止フランジ下面
15 インナーリング
16 切欠き
16a 内側端
16b 接触部外周位置
16c 外側位置
31 スリット(切溝)
31a 橋絡部
41 上端部
51 インナーリング最外径面
52 非接着とする部分
54 凹部

Claims (6)

  1. 頂板部、及び、該頂板部の周囲から下方に延びるスカート部からなるキャップシェルと、該キャップシェルの頂板部内面側に施されるシール用ライナーとから成るキャップにおいて、該シール用ライナーは、容器口部先端の内側面を覆うように垂下するインナーリングを有すると共に、該シール用ライナーの外周縁部端部から半径方向内側途中まで伸延する少なくとも1個の切欠きが容器口部側に形成されていることを特徴とするキャップ。
  2. 前記切欠きは、被嵌時において、前記シール用ライナーの外周縁部端部から半径方向内側に、接触部外周位置まで伸延して形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 容器口部先端の内側面を覆うように垂下する前記インナーリングの最外径Dと、容器口部先端の内側面最内径dとが、0≦d−D≦0.7mmの関係にあることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ。
  4. 前記インナーリングの最外径Dと、容器口部先端の内側面最内径dとが、0≦d−D≦0.4mmの関係にあることを特徴とする請求項3に記載のキャップ。
  5. 前記インナーリングは、その外周面下方部において垂直円筒面を形成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のキャップ。
  6. 前記シール用ライナーは、その外周縁部において頂板部と非接着であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のキャップ。
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