JP2004289692A - サーバ装置及び通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】選択された処理方法に応じて、通信端末に記憶されているアドレス情報の変更を行う仕組みを提供することを目的とする。
【解決手段】管理サーバ装置40は、変更通知データを受信する手段と、契約者登録DB461に記憶された契約者登録データを基に、各種判定を行って処理対象の契約者登録データを決定し、処理対象の契約者登録データに内包される利用条件情報で表される処理の種類(自動更新、指示更新、手動一括更新)で、処理対象の契約者登録データに内包される電話番号等で識別される携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を、変更データで更新又は追加するための処理を行う手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機に登録されたメモリダイヤルの内容を変更する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、携帯電話機のユーザが、携帯電話機の買い換えを行ったことによって、携帯電話番号やメールアドレス等の通信アドレス情報が変更された場合には、ユーザは何らかの手段で知人に通信アドレス情報の変更を通知しなければならなかった。また、変更の連絡を受けた知人は、変更後の通信アドレス情報を自機のメモリダイヤル(電話帳)に入力するために自機を操作せねばならず、煩雑かつ非効率であった。
このような問題を解決する手段として、ユーザが携帯電話機の使用を契約する電気通信事業者を変更しても、変更前に使用していた電話番号を変更後も引き続き使用することが可能な携帯電話番号ポータビリティ(MNP)という仕組みが提案されている。しかし、この仕組みの実現にはネットワークの改造に高いコストと長い時間がかかる。
【0003】
一方、携帯電話機のメモリダイヤルに登録されている内容をバックアップするためのデータセンタを利用して、変更された通信アドレス情報を通知したりメモリダイヤルの内容を書き換える仕組みが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。この仕組みでは、ユーザの通信アドレス情報がデータセンタにバックアップされていることを前提としている。データセンタは、あるユーザの通信アドレス情報が変更されたことを通知する変更通知データを、当該ユーザ(以下、「変更者」という)の所有する携帯電話機より受信した場合に、自センタに記憶されている変更者の通信アドレス情報を変更する。そして、データセンタは、メモリダイヤルの内容が自センタにバックアップされており、かつ、変更者の通信アドレス情報がメモリダイヤルに登録されているユーザの所有する携帯電話機に、変更通知データや通信アドレス情報の差分情報を更新させるためのデータを送信する。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−57798公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の仕組みでは、変更者が、当該変更者の所有する携帯電話機のメモリダイヤルに登録されているユーザ(以下、「被登録者」という)の携帯電話機に対して、変更通知データを送信するには、データセンタに被登録者のメモリダイヤルの内容がバックアップされていることが前提となる。すなわち、被登録者のメモリダイヤルの内容がバックアップされていない場合には、変更者は、被登録者の携帯電話機に変更通知データを送信することができない。さらに、被登録者のメモリダイヤルの内容がバックアップされていたとしても、当該メモリダイヤルに、変更者に関する通信アドレス情報が登録されていない場合には、変更者は、被登録者の携帯電話機に対して変更通知データを送信することができない。
また、特許文献1に記載の仕組みでは、変更通知データを受ける側のユーザは、携帯電話機の画面上に表示された変更確認に応答しないとメモリダイヤルの内容を変更できない仕組みとなっているが、変更通知データを受ける側のユーザは、何も手をかけずに自動的にメモリダイヤルを変更したい人もいれば、変更の内容を確認した後変更したい人もいれば、自分の都合のよいときに変更情報を受信して変更したい人もいる。このように、変更通知を行う側、受ける側のユーザのニーズは様々である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、選択された処理方法に応じて、通信端末に記憶されている通信アドレス情報の変更を行う仕組みを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、一の通信端末に割り当てられた通信アドレスを表す通信アドレス情報と、該通信端末に記憶されている、他の通信端末に割り当てられた通信アドレスを表す被登録者通信アドレス情報と、該被登録者通信アドレス情報について新アドレス情報を用いて行われる更新処理の種類を表す利用条件情報と、を内含した契約者登録データを通信端末毎に記憶する契約者登録データ記憶手段と、旧通信アドレス情報と前記新通信アドレス情報と処理対象の被登録者通信アドレス情報を指定するための処理対象条件情報とを内包した変更通知データを受信する変更通知受信手段と、前記変更通知受信手段により前記変更通知データが受信されると、該変更通知データ内の旧通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データに内包される被登録者通信アドレス情報から前記変更通知データ内の処理対象条件情報を用いて選ばれる被登録者通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データに内包されている被登録者通信アドレス情報のうち、前記変更通知データに内包されている旧通信アドレス情報と一致する被登録者通信アドレス情報について、前記契約者登録データに内包されている利用条件情報により表される種類の更新処理を前記変更通知データに内包されている新通信アドレス情報を用いて行う更新手段とを有することを特徴とするサーバ装置を提供する。
【0007】
また、本発明は、前記更新手段において、前記変更通知データ内の旧通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データに内包される被登録者通信アドレス情報から前記変更通知データ内の処理対象条件情報を用いて選ばれる被登録者通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データが存在しない場合には、前記被登録者通信アドレス情報で識別される通信端末宛に、前記変更通知受信手段により受信された変更通知データを送信する非契約者通知手段とを有することを特徴とするサーバ装置を提供する。
【0008】
また、本発明は、自端末が備える記憶領域に記憶される通信アドレス情報を追加又は更新するための新通信アドレス情報を内包した変更データを受信する変更データ受信手段と、前記変更データ受信手段により受信された変更データに内包された新通信アドレス情報を用いて、前記記憶領域に対して追加処理又は更新処理を行うためのプログラムと、該プログラムを実行することにより前記記憶領域にアクセス可能であることを表す情報とを受信し記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶されたプログラムを実行することにより、自端末が備える記憶領域に対してアクセスが可能か否かを表す情報を管理するアクセス管理手段とを有することを特徴とする通信端末を提供する。
【0009】
本発明によれば、サーバ装置は、変更通知データを受信すると、該変更通知データ内の旧通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データを抽出する。サーバ装置は、抽出された契約者登録データに内包される被登録者通信アドレス情報から前記変更通知データ内の処理対象条件情報を用いて被登録者通信アドレス情報を選択する。サーバ装置は、選択された被登録者通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データに内包されている被登録者通信アドレス情報のうち、前記変更通知データに内包されている旧通信アドレス情報と一致する被登録者通信アドレス情報について、前記契約者登録データに内包されている利用条件情報により表される種類の更新処理を前記変更通知データに内包されている新通信アドレス情報を用いて行う。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。
[1.構成]
[1.1.システム全体の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るシステム1全体の構成を示すブロック図である。図1に示すように、このシステム1は、携帯電話機10a、10b、10c、10d、10eと、当該携帯電話機10a、10b、10c、10d、10eのメモリダイヤルの内容をバックアップし、携帯電話機10a、10b、10c、10d、10eの所有者の電話番号やメールアドレス等の通信アドレス情報を管理するための管理サーバ装置40と、図示せぬ基地局やゲートウェイサーバ31や交換局を備えた移動パケット通信網30とを備えている。以下の説明では、携帯電話機10a、10b、10c、10d、10eは同様の構成であるため、特に区別する必要がない場合には、携帯電話機10として説明することとする。
【0011】
[1.2.携帯電話機の構成]
次に、携帯電話機10の構成を説明する。
図2は、携帯電話機10のハードウェア構成を示すブロック図である。携帯電話機10は、各種プログラムやデータを記憶する記憶部107と、記憶部107に記憶されたプログラムを読み出して実行するCPU105と、各種キーを備えキーの操作内容を表すデータをCPU105へ供給する操作部102と、CPU105による制御に従い各種画面を表示する表示部106と、図示せぬ時間を計時するための計時部とを備えている。
【0012】
記憶部107には、ネイティブプログラムが記憶されている。ネイティブプログラムとは、携帯電話機10の出荷当初から記憶されているプログラムをいう。
また、記憶部107にはネイティブ領域108が設けられている。ネイティブ領域108は、ネイティブプログラムを用いたアクセスが許可され、かつ非ネイティブプログラムを用いたアクセスが原則として禁止されている記憶領域である。このネイティブ領域108には、他の携帯電話機10の電話番号やメールアドレスや所有者の氏名等の被登録者情報を記憶するための領域であるメモリダイヤル1081が設けられている。また、ネイティブ領域108には、自機10の電話番号やメールアドレスが記憶されている。
【0013】
また、記憶部107には、サーバ装置よりダウンロードされる、Java(登録商標)言語で記述されたアプリケーションプログラム(以下、「JavaAP」という)が記憶される。また、記憶部107には、JavaAPと対応付けられてダウンロードされるADF(Application Descriptor File)が記憶される。
ADFには、対応づけられているJavaAPを実行することによってネイティブ領域108にアクセス可能かを表す情報、電子メール(以下、「メール」という)から起動可能なJavaAPであるかを表す情報、自動起動させる場合には何時間おきに当該JavaAPを起動させるかを表す情報等の、JavaAPに関する各種情報が記述されている。
記憶部107には、ADFに記述されている情報によってJavaAPの実行管理や実行制御を行うJava実行環境を構築するためのソフトウェアが記憶されている。
基本的には、CPU105は、ネイティブプログラム以外のプログラムを実行しても、ネイティブ領域108にアクセスできない仕組みとなっている。但し、JavaAPと対応づけられているADFに、ネイティブ領域108にアクセス可能であることを表す情報が記述されている場合には、上述したJava実行環境を構築するためのソフトウェアを用いてCPU105がアクセスを制御することによって、CPU105は、当該JavaAPを実行することによりネイティブ領域108にアクセスすることが可能となる。
また、Java実行環境を構築するためのソフトウェアによって、メールに設けられたリンクを選択することによってCPU105は、JavaAPを起動したり、計時部を参照しながら、ADFに指定された時間間隔でJavaAPを自動起動することが可能となる。
【0014】
また、記憶部107には、WWW(World Wide Web)ブラウザのソフトウェアが記憶されている。携帯電話機10は、WWWブラウザを起動し、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に従ったHTTPリクエストをインターネット20へ送出するとともに、当該HTTPリクエストに対するHTTPレスポンスを受け取り、インターネット20を介して各種サーバ装置と通信を行う機能を有する。
【0015】
[1.3.管理サーバ装置の構成]
次に、管理サーバ装置40の構成を詳細に説明する。
図3は、管理サーバ装置40のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示されるように、管理サーバ装置40は、各部を制御するCPU41、ハードディスク装置46、及び、データの送受を制御する通信インターフェース47を備えている。
【0016】
ハードディスク装置46には、各種データやプログラムが記憶されている。
ハードディスク装置46には、契約者登録DB(Database;データベース)461が設けられている。
図4は、契約者登録DB461のデータ構成を示す図である。同図に示されるように、契約者登録DB461には、契約者情報、メモリダイヤル情報、利用条件情報、予約情報、及び、変更情報を表すデータが格納されている。
【0017】
契約者情報には、システム1を利用するための契約を締結している契約者の氏名、電話番号、メールアドレス、その他情報を表すデータが含まれている。その他情報とは、氏名、電話番号、メールアドレス以外の情報(契約者の住所、自宅電話番号、氏名カナ等の情報)である。この契約者情報は、ユーザがシステム1に加入する際に、ユーザによって入力されるデータである。
【0018】
メモリダイヤル情報には、氏名、電話番号、メールアドレス、その他情報を表すデータが含まれている。その他情報は、氏名、電話番号、メールアドレス以外の情報(氏名カナ、グループ番号、住所等の情報)である。このメモリダイヤル情報は、契約者の所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報が管理サーバ装置40にアップロードされたものである。
【0019】
利用条件情報には、自動更新オプションと自動追加オプションとを表すデータが含まれている。
自動更新オプションとは、ユーザが所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報に含まれる電話番号やメールアドレス等の通信アドレス情報が変更された場合に、当該変更内容を表す変更データを基に、どのような処理を行うかをユーザに選択させるためのオプションである。
具体的には、ユーザが自動更新オプション“1”を選択した場合には、携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報が、変更データを基に管理サーバ装置40にて作成された、被登録者情報を自動更新するための自動更新用データによって自動更新される。
また、ユーザが自動更新オプション“2”を選択した場合には、ユーザの所有する携帯電話機10に対して、自動更新データを内包した変更を通知するためのメールである変更通知メールが送信され、ユーザが変更通知メールを開封して変更指示を行った場合に、メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報が自動更新データで更新される。
自動更新オプション“3”は、手動一括更新のためのオプションである。ユーザが自動更新オプション“3”を選択した場合には、ユーザの所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されているデータは自動更新もされず、携帯電話機10に変更通知メールも送信されない。この場合には、ユーザは、任意の時間に携帯電話機10を操作し管理サーバ装置40にアクセスして更新用の差分データをダウンロードするための指示を行う。これにより、携帯電話機10は、メモリダイヤル1081に記憶されている情報を更新するための更新用差分データを管理サーバ装置40よりダウンロードし、更新用差分データでメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を更新する。
また、自動追加オプションとは、変更者が所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081に個人情報が記憶されているユーザではあるが、当該ユーザが所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081には個人情報が記憶されていない場合に、変更者の変更後の個人情報を表す変更データを基に、どのような処理を行うかをユーザに選択させるためのオプションである。
具体的には、ユーザが自動追加オプション“1”を選択した場合には、携帯電話機10のメモリダイヤル1081に変更データが追加される。
また、ユーザが自動追加オプション“2”を選択した場合には、ユーザの所有する携帯電話機10に対して、変更データを内包した変更を通知するためのメールである変更通知メールが送信され、ユーザが変更通知メールを開封して変更指示を行った場合に、メモリダイヤル1081に変更データが追加される。
また、自動追加オプション“3”は手動一括追加のためのオプションである。ユーザが自動追加オプション“3”を選択した場合には、ユーザの所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081には変更データは自動追加されず、携帯電話機10に変更通知メールも送信されない。この場合には、ユーザは、任意の時間に携帯電話機10を操作し管理サーバ装置40にアクセスしてメモリダイヤル1081に追加するための追加差分データをダウンロードする指示を行う。これにより、携帯電話機10は、追加差分データを管理サーバ装置40よりダウンロードし、メモリダイヤル1081に追加差分データを追加する。
これらのオプションは、ユーザがシステム1を利用するための申込を行う時に選択することができる。
【0020】
予約情報とは、ユーザが、所有する携帯電話機10の機種変更等をしたために、携帯電話番号やメールアドレス等の通信アドレス情報が変更されたときに、ユーザにより変更前の携帯電話機10から入力される情報である。
予約情報には、ユーザが予約入力した時点から、変更後の携帯電話機10を用いて変更に伴う処理を行う時点までの、許容できる最長期限を表す変更期限や、ユーザ認証のためのPINコード(暗証番号)を表すデータが含まれている。
【0021】
変更情報には、利用条件情報で表される処理方法に応じて、携帯電話機10のメモリダイヤル1081に追加するための追加データや、メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を更新するための更新データや、要求により、差分を一括して携帯電話機10に送信するための追加用差分データや更新用差分データが記憶される。
【0022】
次に、ハードディスク装置46に記憶されているプログラムについて説明する。
ハードディスク装置46には、オペレーティングシステムや管理サーバ装置40を一般的なWWW(World Wide Web)装置として機能させるためのプログラム等のソフトウェアが記憶されている。
また、ハードディスク装置46には、携帯電話機10よりHTTPリクエストを受信し、当該HTTPリクエストによって要求されるHTML(Hypertext Markup Language)ファイルを生成して送信するためのプログラムが記憶されている。
また、ハードディスク装置46には、携帯電話機10よりシステム1の利用を申込むための申込データを受信し、当該申込データを契約者登録DB461に格納するための申込プログラムP1が記憶されている。
【0023】
また、ハードディスク装置46には、自動交換プログラムP2が記憶されている。自動交換プログラムP2は、CPU41に実行されることにより、携帯電話機10よりシステム1の利用を申込んだユーザ(以下、「契約者」という)の電話番号やメールアドレス等の通信アドレス情報が変更された場合に、当該通信アドレス情報が変更された契約者(以下、「変更者」という)が所有する携帯電話機10より、通信アドレス情報の変更を通知するための変更通知データを受信して、変更通知を行う対象者(以下、「変更通知対象者」という)を判定する機能を実現させる。そして、自動交換プログラムP2は、CPU41に実行されることにより、当該変更通知対象者毎に契約者登録DB461の利用条件情報で表される処理方法に従って、変更通知対象者に変更通知を行う処理や自動更新処理等を実行する機能を実現させる。
【0024】
また、ハードディスク装置46には、携帯電話機10にダウンロードされ実行されるアップロードプログラムP3、自動更新プログラムP4、自動追加プログラムP5、指示更新プログラムP6、指示追加プログラムP7、及び、差分ダウンロードプログラムP8と、これらのプログラムに対応するADFが記憶されている。これらのプログラムは、JavaAPである。
アップロードプログラムP3は、CPU105に実行されることにより、メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を読み出して、当該被登録者情報を管理サーバ装置40にアップロードする機能を実現させる。
また、自動更新プログラムP4や自動追加プログラムP5に対応するADFには、自動起動を1日間隔で行う旨の情報が記述されていることにより、自動更新プログラムP4や自動追加プログラムP5は1日間隔で起動される。
自動更新プログラムP4や自動追加プログラムP5は、ユーザが自動更新や自動追加(自動更新オプションの表すコードが“1”や、自動追加オプションの表すコードが“1”)を選択した場合に、携帯電話機10にダウンロードされるプログラムである。
【0025】
自動更新プログラムP4は、CPU105に実行されることにより、メモリダイヤル1081に記憶された被登録者情報を更新するための自動更新データを要求するデータを内包したHTTPリクエストを管理サーバ装置40に送信し、管理サーバ装置40から自動更新データを内包したHTTPレスポンスを受信する機能を実現させる。また、自動更新プログラムP4は、CPU105に実行されることにより、受信したHTTPレスポンスに内包されている自動更新データで、メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を更新する機能を実現させる。
【0026】
また、自動追加プログラムP5は、CPU105に実行されることにより、メモリダイヤル1081に追加するための自動追加データを要求するためのデータを内包したHTTPリクエストを管理サーバ装置40に送信し、管理サーバ装置40から自動追加データを内包したHTTPレスポンスを受信しメモリダイヤル1081に自動追加データを追加する機能をを実現させる。
【0027】
指示更新プログラムP6や指示追加プログラムP7は、ユーザが自動更新オプション“2”、または、自動追加オプション“2”(ユーザの携帯電話機10に変更通知メールを送信し、確認指示の後、更新処理または追加処理を行う)を選択した場合に、携帯電話機10にダウンロードされるプログラムである。指示更新プログラムP6や指示追加プログラムP7は、管理サーバ装置40から携帯電話機10に送信された変更通知メールを開封したときに表示されるリンクを選択することによって起動される。
指示更新プログラムP6は、携帯電話機10の操作部102が操作されることにより、利用者より更新を指示されたときに、メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を、変更通知メールに内包されている更新データで更新するためのプログラムである。また、指示更新プログラムP6は、携帯電話機10の操作部102が操作されることにより、利用者より削除を指示されたときに、変更通知メールに内包されている更新データに対応する被登録者情報をメモリダイヤル1081より削除するためのプログラムである。
また、指示追加プログラムP7は、携帯電話機10の操作部102が操作されることにより、追加を要求する信号を受け取ったときに、変更通知メールに内包されている追加データをメモリダイヤル1081に追加する処理を行うためのプログラムである。
差分ダウンロードプログラムP8は、ユーザが自動更新オプションや自動追加オプション“3”(差分ダウンロード)を選択した場合に、携帯電話機10にダウンロードされるプログラムである。差分ダウンロードプログラムP8は、ユーザの指示に従ってCPU105に起動され、管理サーバ装置40から追加用差分データや更新用差分データを受信して、当該データを基に、携帯電話機10のメモリダイヤル1081に一括して被登録者情報の差分を反映させる機能を実現させる。
また、アップロードプログラムP3〜差分ダウンロードプログラムP8は、当該プログラムに対応するADFに記述された情報によって、携帯電話機10のメモリダイヤル1081にアクセスすることが許可されたプログラムである。
【0028】
[2.動作]
次に、上記構成における本実施形態の動作について説明する。
前提として、ユーザ「居」は携帯電話機10aを所有しており、携帯電話機10aのメモリダイヤル1081には、ユーザ「露」、「波」、「似」に関する被登録者情報が記憶されているものとする。
また、携帯電話機10aの記憶部107には、電話番号“090−1111−1111”、メールアドレス“A@abc.ne.jp”を表すデータが記憶されているものとする。
また、管理サーバ装置40のハードディスク装置46には、アップロードプログラムP3、自動更新プログラムP4、自動追加プログラムP5、指示更新プログラムP6、指示追加プログラムP7、差分ダウンロードプログラムP8と、各々のプログラムに対応したADFが記憶されている。自動更新プログラムP4及び自動追加プログラムP5に対応するADFには、プログラムを起動する時間間隔が1日おきという情報が記述されているものとする。
また、管理サーバ装置40の電源が投入された後に、申込プログラムP1と自動交換プログラムP2とは起動され常駐しているものとする。
また、実際には、ADFがダウンロードされてから、ADFに対応したプログラムがダウンロードされるが、以下の説明では、ADFとADFに対応したプログラムが同時にダウンロードされるものとして説明する。
【0029】
[2.1.契約申込]
まず、ユーザ「居」がシステム1の利用を申し込む際の動作について図5を参照しながら説明する。
【0030】
まず、ユーザ「居」は、携帯電話機10aの操作部102を操作して、WWWブラウザを起動する。そして、ユーザ「居」は、システム1の利用を申し込む画面を表示するためのURLを入力する。これにより、携帯電話機10aのCPU105は、当該URLが内包されたHTTPリクエストD1を送信する。
【0031】
管理サーバ装置40のCPU41は、受信したHTTPリクエストD1に内包されたURLで特定されるHTMLファイルを、ハードディスク装置46より読み出す。そして、CPU41は、このHTMLファイルを内包したHTTPレスポンスD2を生成し、携帯電話機10a宛に送信する。
【0032】
携帯電話機10aのWWWブラウザは、送信されてきたHTTPレスポンスD2に含まれているHTMLファイルを解釈し、携帯電話機10aの表示部106に、図6に示す通信アドレス情報交換サービス申込画面106aを表示する。
【0033】
ユーザは、携帯電話機10aの操作部102を操作して画面106a上のテキストボックスに、申込に必要な情報(「氏名」“居”、「自動更新」“1(メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報の自動更新を行う)”、「自動追加」“2(変更通知メールを受信し、ユーザが指示した後に、追加データをメモリダイヤル1081に追加する)”、「その他情報」“住所:東京都東区西1−1−1、自宅電話番号:03−1111−2222”)を入力する。そして、ユーザは、操作部102を操作して画面106a上の「送信」ボタンを選択する。
これにより、携帯電話機10aのCPU105は、画面106aから入力された情報である申込データを内包したHTTPリクエストD3を管理サーバ装置40に送信する。
管理サーバ装置40のCPU41は、申込プログラムP1を実行することにより、受信したHTTPリクエストD3に内包されている申込データを契約者登録DB461に格納する。そして、CPU41は、ハードディスク装置46よりアップロードプログラムP3と、アップロードプログラムP3に対応するADFを読み出す。また、CPU41は、抽出した契約者登録データの自動更新オプションを表すコードが“1”、自動追加オプションを表すコードが“2”であることから、ハードディスク装置46より、自動更新プログラムP4及び指示追加プログラムP7と当該プログラムに対応するADFを読み出す。そして、CPU41は、これらのプログラムP3、P4、P7とこれらに対応するADFとを内包したHTTPレスポンスD4を生成し、携帯電話機10a宛に送信する。
【0034】
携帯電話機10aのCPU105は、HTTPレスポンスD4に内包されたプログラムP3、P4、P7とADFとを記憶部107に記憶すると共に、アップロードプログラムP3を起動する。
CPU105は、記憶部107に記憶されている携帯電話番号“090−1111−1111”とメールアドレス“A@abc.ne.jp”と、記憶部107のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報とを表す申込データを内包したHTTPリクエストD5を管理サーバ装置40に送信する。
【0035】
管理サーバ装置40のCPU41は、HTTPリクエストD5を受信すると、HTTPリクエストD5に内包されている申込データを契約者登録DB461に格納する。
これにより、契約者登録DB461には、図7に示される契約者識別ID“1”で表される契約者登録データが格納される。
【0036】
[2.2.通信アドレス情報変更時]
次に、ユーザ「居」が携帯電話機10aから携帯電話機10bに機種変更し、携帯電話番号を“090−2222−2222”、メールアドレスを“A@xyz.ne.jp”に変更する場合の動作を、図5を参照して説明する。
前提として、ユーザ「露」は携帯電話機10c、ユーザ「波」は携帯電話機10d、ユーザ「似」は携帯電話機10eを所有している。
また、ユーザ「居」の他に、ユーザ「露」とユーザ「波」も、上述した2.1.契約申込の動作を行うことにより、システム1を利用するための申込を行っているものとする。このため、管理サーバ装置40の契約者登録DB461には、図7に示される契約者識別ID“1”、図8に示される契約者識別ID“2”、図9に示される契約者識別ID“3”で表される契約者登録データが記憶されている。また、ユーザ「露」の所有する携帯電話機10cには、指示更新プログラムP6、指示追加プログラムP7とそれに対応するADFが記憶されている。また、ユーザ「波」の所有する携帯電話機10dには、自動更新プログラムP4及び自動追加プログラムP5が記憶されている。
【0037】
上述の通り、自動更新プログラムP4及び自動追加プログラムP5に対応するADFには、当該プログラムを1日間隔で起動させる旨の情報が記述されている。このため、携帯電話機10dのCPU105は、ADFの情報に従って、1日に1回、自動更新プログラムP4と自動追加プログラムP5を起動し実行することにより、管理サーバ装置40から自動更新用の自動更新データや自動追加用の自動追加データをダウンロードして、自機10dのメモリダイヤル1081に当該データを追加したり、メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者データを更新する処理を行っている。
【0038】
[2.2.1.旧携帯電話機での処理]
まず、ユーザ「居」は、変更前の携帯電話機10aを用いて予約処理を行う。ユーザ「居」は、携帯電話機10aの操作部102を操作して、予約処理を行うための画面を表示するためにURLを入力する。
これにより、携帯電話機10aのCPU105は、当該URLを内包したHTTPリクエストD10を送信する。
【0039】
管理サーバ装置40は、受信したHTTPリクエストD10に内包されるURLに応じて、ハードディスク装置46よりHTMLファイルを読み出し、当該HTMLファイルを内包したHTTPレスポンスD11を返信する。
携帯電話機10aのWWWブラウザは、送信されてきたHTTPレスポンスD11に含まれているHTMLファイルを解釈し、携帯電話機10aの表示部106に、予約情報を入力するための図10に示す予約処理画面106bを表示する。
ユーザ「居」は、予約処理画面106bより、変更期限“4日”と、PINコード“12345678”を入力する。そして、ユーザ「居」は、画面106b上の「契約者登録データ、アップロードしてから、予約を登録」ボタンを選択する。
これにより、携帯電話機10aのCPU105は、契約申込時にダウンロードしておいたアップロードプログラムP3を記憶部107より読み出して実行することにより、メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を読み出し、当該被登録者情報と入力された予約情報とを表すデータを内包したHTTPリクエストD12を生成して、管理サーバ装置40宛に送信する。
【0040】
管理サーバ装置40のCPU41は、HTTPリクエストD12を受信すると、常駐している自動交換プログラムP2を実行することにより、HTTPリクエストD12に内包されている予約情報と被登録者情報とを表すデータをハードディスク装置46の契約者登録DB461に格納する。
なお、ここで、申込時にアップロードしているにも関わらず、再度、携帯電話機10aのメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報をアップロードするのは、申込時にアップロードされて契約者登録DB461に格納されている契約者登録データの内容と、予約登録時に携帯電話機10aのメモリダイヤル1081に記憶されている内容とが異なっている可能性があるからである。
【0041】
[2.2.2.新携帯電話機での処理]
次に、ユーザ「居」が、予約処理を行った日から4日後に、変更後の携帯電話機10bを使用して、メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報で表される被登録者に、変更通知を行うときの動作について説明する。
まず、ユーザ「居」は、携帯電話機10bの操作部102を操作して、システム1を継続利用する処理を行うためにURLを入力する。携帯電話機10bのCPU105は、当該URLを内包したHTTPリクエストD20を管理サーバ装置40宛に送信する。
【0042】
管理サーバ装置40のCPU41は、HTTPリクエストD20に内包されたURLで特定されるHTMLファイルをハードディスク装置46より読み出し、当該HTMLファイルを内包したHTTPレスポンスD21を送信する。
携帯電話機10bのWWWブラウザは、送信されてきたHTTPレスポンスD21に含まれているHTMLファイルを解釈し、携帯電話機10bの表示部
106に、図11に示される継続利用設定画面106cを表示する。
ユーザ「居」は、継続利用設定画面106cの「旧電話番号」に対応するテキストボックスに“090−1111−1111”、「PINコード」に対応するテキストボックスに予約処理画面106bで入力したのと同一のコード“12345678”を入力する。
そして、ユーザ「居」は、操作部102を操作して、「契約者登録データダウンロード開始」ボタンを選択する。
これにより、CPU105は、入力された情報を内包したHTTPリクエストD22を管理サーバ装置40宛に送信する。
【0043】
管理サーバ装置40のCPU41は、HTTPリクエストD22を受信し、当該HTTPリクエストD22に含まれる旧電話番号”090−1111−1111“と一致する電話番号を有する契約者情報を内包し、かつ、当該HTTPリクエストD22に含まれるPINコード”12345678“と一致するPINコードを有する予約情報を内包した契約者登録データを、契約者登録DB461より検索する。そして、CPU41は、契約者識別ID”1“の契約者登録データを抽出する。CPU41は、抽出された契約者登録データの予約情報の変更期限が”4日“を表していることにより、現在日付が予約登録した日から4日を過ぎていないことを確認する。
そして、CPU41は、変更情報を入力するための画面を表すHTMLファイルを生成する。
そして、CPU41は、生成したHTMLファイルを内包したHTTPレスポンスD23を携帯電話機10b宛に送信する。
【0044】
携帯電話機10bのWWWブラウザは、送信されてきたHTTPレスポンスD23に含まれているHTMLファイルを解釈し、携帯電話機10bの表示部106に、図12に示される変更情報入力画面106dを表示する。
ユーザ「居」は、操作部102を操作して、当該画面106dより、携帯電話機10bの携帯電話番号“090−2222−2222”と、メールアドレス“A@xyz.ne.jp”とを入力する。そして、ユーザ「居」は、変更通知先の「登録先全て」に対応するチェックボックスにチェックする。
さらに、ユーザ「居」は、「挨拶文」に対応するテキストボックスに“MAFOユーザになりました。TV電話しよう”の文字を入力する。
そして、ユーザ「居」は、「送信」ボタンを選択する。
これにより、携帯電話機10bのCPU105は、変更前の旧通信アドレス情報と入力された変更後の新通信アドレス情報(以下、「変更通知データ」という)を内包したHTTPリクエストD24を管理サーバ装置40宛に送信する。
【0045】
管理サーバ装置40のCPU41は、HTTPリクエストD24を受け取ると、抽出しておいた旧の携帯電話機10aに関する契約者登録データの自動更新オプションを表すコードが“1”、自動追加オプションを表すコードが“2”であることから、旧の携帯電話機10aに記憶されていた自動更新プログラムP4、指示追加プログラムP7と当該プログラムに対応するADFをハードディスク装置46より読み出す。そして、CPU41は、読み出したプログラムとADFと抽出しておいた契約者登録データのメモリダイヤル情報とを内包したHTTPレスポンスD25を携帯電話機10b宛に送信する。
携帯電話機10bのCPU105は、HTTPレスポンスD25を受信し、HTTPレスポンスD25に内包される自動更新プログラムP4、指示追加プログラムP7と当該プログラムに対応するADFを記憶装置107に記憶する。
また、CPU105は、HTTPレスポンスD25に内包されるメモリダイヤル情報を、メモリダイヤル1081に記憶する。
【0046】
[2.2.3.通信アドレス情報交換処理]
次に、管理サーバ装置40が、変更通知データを用いて、通信アドレス情報交換処理を行うときの動作を、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
管理サーバ装置40のCPU41は、常駐している自動変換プログラムP2を実行することにより、契約者登録DB461より、変更通知データに内包されている旧通信アドレス情報の携帯電話番号“090−1111−1111”と一致する契約者情報の電話番号を検索し、検索された契約者登録データを抽出する。ここでは、CPU41は、契約者識別ID“1” (ユーザ「居」)で識別される契約者登録データを抽出する。そしてCPU41は、当該契約者登録データの契約者情報を、変更通知データに内包されている新通信アドレス情報で更新する。
【0047】
[メモリダイヤル番号1の被登録者の処理]
次に、CPU41は、抽出された契約者登録データのメモリダイヤル情報に被登録者情報が存在する場合に(ステップS101;Yes)、被登録者情報を抽出する(ステップS102)。ここでは、契約者識別ID“1”で識別される契約者登録データのメモリダイヤル情報には被登録者情報が存在しているため(ステップS101;Yes)、CPU41は、まず、メモリダイヤル番号“1” (ユーザ「露」)で識別される被登録者情報を抽出する。
【0048】
ここで、被登録者情報が存在しない場合には、CPU41は処理を終了する(ステップS101;NO)。
【0049】
CPU41は、抽出された被登録者情報の電話番号データをキーに契約者登録DB461の契約者情報を検索する(ステップS103)。被登録者情報の電話番号データで表される電話番号と同一の電話番号を有する契約者情報が、契約者登録DB461に存在しない場合には(ステップS104;NO)、変更者のメモリダイヤル情報に登録されていた被登録者はシステム1の契約者ではないことになるため、CPU41は、非契約者に対する処理を行う(ステップS105)。すなわち、CPU41は、変更者の被登録者情報に含まれるメールアドレス宛に、変更者の通信アドレス情報が変更されたことを通知するための変更通知データを送信する。
一方、被登録者の電話番号データで表される電話番号と同一の電話番号を有する契約者情報が、契約者登録DB461に存在した場合には(ステップS104;YES)、CPU41は、当該契約者情報を有する契約者登録データを抽出する(ステップS106)。
ここでは、契約者識別IDが“2” (ユーザ「露」)に対応する契約者情報の電話番号データで表される電話番号“090−1234−5678”が、契約者識別ID“1”、かつ、メモリダイヤル番号“1”の被登録者情報の電話番号データで表される電話番号“090−1234−5678”と同一であるため(ステップS104;YES)、CPU41は、契約者識別ID“2”で識別される契約者登録データを抽出する(ステップS106)。
次に、CPU41は、抽出された契約者登録データのメモリダイヤル情報の中に、変更者が存在するか否かを判断する(ステップS107)。
ここでは、抽出した契約者識別ID“2” (ユーザ「露」)で識別される契約者登録データのメモリダイヤル情報の中に、変更者(ユーザ「居」)の情報が存在するか否かを判断する(ステップS107)。
存在しない場合には(ステップS107;NO)、CPU41は、抽出された契約者登録データの契約者情報で表される契約者の所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081に、変更者の変更情報を追加するために、契約者追加処理を行う(ステップS108)。
一方、存在した場合には(ステップS107;YES)、CPU41は、抽出された契約者登録データの契約者情報で表される契約者の所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を更新するために、契約者更新処理を行う(ステップS109)。
ここでは、抽出した契約者識別ID“2”のメモリダイヤル番号“1”で識別される被登録者情報が、ユーザ「居」に関する被登録者情報であるため、変更者の情報は存在し(ステップS107;Yes)、CPU41は、契約者更新処理を行う(ステップS109)。
【0050】
<契約者更新処理>
次に、図14を参照して、ステップS109の契約者更新処理の動作を説明する。
まず、CPU41は、ステップS106で抽出した契約者登録データの自動更新オプションで表されるコードを判断する(ステップS201)。
【0051】
自動更新オプションの表すコードが“1”(自動更新)の場合には、CPU41は、受信した変更通知データに含まれる新通信アドレス情報を基に、抽出された契約者登録データの契約者情報で表される契約者が所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を自動更新するための自動更新データを作成する。そして、CPU41は、当該自動更新データを、契約者登録DB461の、抽出された契約者登録データに対応する変更情報に格納しておく(ステップS202)。
【0052】
自動更新オプションの表すコードが“2”(変更通知メール送信)の場合には、CPU41は、抽出された契約者登録データで表される契約者の所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を更新するための更新データを作成し、当該更新データを、契約者登録DB461の、抽出された契約者登録データの変更情報に格納しておく(ステップS203)。さらに、CPU41は、携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報が変更になったことを通知するためのデータと、作成した更新データと、指示更新プログラムP6を起動するためのリンク情報とを内包したメールを作成して、抽出された契約者登録データの契約者情報に内包されるメールアドレス宛に送信する(ステップS204)。
【0053】
自動更新オプションの表すコードが“3”(差分ダウンロード)の場合には、CPU41は、携帯電話機10のメモリダイヤル1081の被登録者情報の差分を一括して更新するための更新用差分データを生成し、契約者登録DB461の変更情報に格納しておく。
なお、この場合には、抽出された契約者登録データで表される契約者が、携帯電話機10の操作部102を操作することにより、更新用差分データをダウンロードするための指示を行ったときに、管理サーバ装置40は、契約者登録DB461の変更情報に格納しておいた更新用差分データを携帯電話機10に送信する。携帯電話機10は、当該追加用差分データをダウンロードしてメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を更新する。すなわち、自動更新オプションコード“3”が選択された場合には、契約者はPULL型のサービスを受けることとなる。
【0054】
ここでは、抽出された契約者識別ID“2”(ユーザ「露」)で識別される契約者登録データの自動更新オプションの表すコードが“2”(変更通知メール送信)であるため、CPU41は、ユーザ「居」の電話番号とメールアドレスに関する変更後のデータである更新データを作成し、契約者登録DB461の契約者識別ID“2” (ユーザ「露」)で識別される契約者登録データの変更情報に格納する(ステップS203)。
さらに、CPU41は、ユーザ「居」に関する被登録者情報が変更されたことを表すデータと作成した更新データと指示更新プログラムP6を起動するためのリンク情報とを内包したメールD26を作成して、抽出された契約者識別ID“2” (ユーザ「露」)に対応する契約者情報のメールアドレス“B@abc.ne.jp”で識別される携帯電話機10c宛に送信する(ステップS204)。
以上が、ステップS109の契約者更新処理の動作である。
【0055】
<携帯電話機での更新処理>
次に、メールD25を受信した携帯電話機10cにおける処理を説明する。
ステップS204において管理サーバ装置40より送信されたメールは、図示せぬメールサーバ装置に蓄積される。メールサーバ装置は、携帯電話機10cにメール着信の通知を表すデータを送信する。
携帯電話機10cを所有するユーザ「露」は、図示せぬメールサーバ装置からメール着信の通知が携帯電話機10cの表示部106に表示されているのに気づき、操作部102を操作してメールを開封するための指示を行う。
これにより、携帯電話機10cのCPU105は、図示せぬメールサーバ装置よりメールを受信する。ユーザ「露」が開封の操作を行うと、表示部106には図15に示す変更通知画面106eが表示される。
【0056】
ユーザ「露」は、変更通知画面106eを確認した後、操作部102を操作して「メモリダイヤル更新」ボタンを選択する。
これにより、携帯電話機10cのCPU105は、記憶部107に記憶されている指示更新プログラムP6を読み出して実行することにより、変更通知メールに内包されている更新用データで、メモリダイヤル1081に記憶されているユーザ「居」に関する被登録者情報を更新する。
【0057】
なお、ユーザ「露」が、変更通知画面106e上の「メモリダイヤルから削除」ボタンを選択した場合には、CPU105は、指示更新プログラムP6を実行して、変更通知メールに内包されている更新データに対応するユーザ「居」の被登録者情報をメモリダイヤル1081より削除する。
【0058】
<メモリダイヤル番号2の被登録者の処理>
CPU41は、メモリダイヤル番号“1”(ユーザ「露」)についての契約者更新処理(図13のステップS109)が終了した後に、全ての被登録者情報について処理が終了したか否かを確認する(ステップS110)。ここでは、未処理の被登録者情報が存在するため(ステップS110;No)、ステップS102に進む。
CPU41は、契約者識別ID“1”(ユーザ「居」)に対応するメモリダイヤル情報から、未処理のメモリダイヤル番号“2” (ユーザ「波」)に対応する被登録者情報を抽出する(ステップS102)。
【0059】
CPU41は、抽出された被登録者情報の電話番号“090−7777−7777”を表すデータをキーに契約者登録DB461を検索する(ステップS103)。CPU41は、電話番号“090−7777−7777”と同一の電話番号である契約者情報を有する契約者登録データが契約者登録DB461に存在するか否かを判定する(ステップS104)。ここでは、契約者識別ID“3” (ユーザ「波」)で識別される契約者登録データの契約者情報の電話番号が“090−7777−7777”であるため、同一の電話番号情報を有する契約者登録データが契約者登録DB461に存在している(ステップS104;YES)。CPU41は、契約者識別ID“3”で識別される契約者登録データを抽出する(ステップS106)。
次に、CPU41は、抽出した契約者識別ID“3”で識別される契約者登録データのメモリダイヤル情報の中に、変更者についての被登録者情報が存在するか否かを判断する(ステップS107)。
ここでは、契約者識別ID“3” (ユーザ「波」)で識別される契約者登録データのメモリダイヤル情報の中に、変更者(ユーザ「居」)についての被登録者情報がが存在しないため(ステップS107;NO)、CPU41は、契約者追加処理を行う(ステップS108)。
【0060】
<契約者追加処理>
次に、図16を参照して、ステップS108の契約者追加処理を説明する。
まず、CPU41は、ステップS106で抽出された契約者登録データの自動追加オプションが表すコードを判断する(ステップS301)。
自動追加オプションの表すコードが“1”(自動追加)の場合には、CPU41は、受信した変更通知データに含まれる新通信アドレス情報を基に、抽出した契約者登録データの契約者情報で表される契約者が所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081に追加するための被登録者情報である自動追加データを作成する。そして、CPU41は、当該自動追加データを、契約者登録DB461の、抽出された契約者登録データの変更情報に格納しておく(ステップS302)。
【0061】
自動追加オプションの表すコードが“2”(変更通知メール送信)の場合には、CPU41は、抽出した契約者登録データで表される契約者の所有する携帯電話機10のメモリダイヤル1081に追加するための被登録者情報である追加データを作成し、当該追加データを契約者登録DB461の、抽出された契約者登録データの変更情報に格納しておく(ステップS302)。さらに、CPU41は、携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報が変更になったことを通知するためのデータと、作成された追加データと、指示追加プログラムP7を起動するためのリンク情報とを内包したメールを作成して、抽出された契約者登録データの契約者情報に内包されるメールアドレス宛に送信する(ステップS304)。
【0062】
自動追加オプションの表すコードが“3”(差分ダウンロード)の場合には、CPU41は、携帯電話機10のメモリダイヤル1081に差分を一括して追加するための追加用差分データを生成し、契約者登録DB461の変更情報に格納しておく。
なお、この場合には、抽出された契約者登録データで表される契約者が、携帯電話機10の操作部102を操作することにより、追加用差分データをダウンロードするための指示を行ったときに、管理サーバ装置40は、契約者登録DB461の変更情報に格納しておいた追加用差分データを携帯電話機10に送信する。携帯電話機10は、当該追加用差分データをダウンロードしてメモリダイヤル1081に追加する。すなわち、自動追加オプションコード“3”が選択された場合には、契約者はPULL型のサービスを受けることとなる。
【0063】
ここでは、抽出された契約者識別ID“3”(ユーザ「波」)で識別される契約者登録データの自動追加オプションの表すコードが“1”(自動追加)であるため、CPU41は、受信した変更通知データに含まれている新通信アドレス情報を基に、自動追加するための自動追加データ(氏名”居“、電話番号”090−2222−2222“、メールアドレス”A@xyz.ne.jp“を表す情報)を契約者登録DB461の、抽出された契約者識別ID“3”(ユーザ「波」)で識別される契約者登録データの変更情報に格納に記憶する(ステップS304)。
【0064】
<携帯電話機での追加処理>
次に、携帯電話機10dでの追加処理を説明する。
上述の通り、ユーザ「波」の所有する携帯電話機10dに記憶されている自動追加プログラムP5は、ADFの記述に従って、1日に1回起動されている。
以下では、ステップS304が実行された後に、ユーザ「波」の所有する携帯電話機10dに記憶されている自動追加プログラムP5が自動起動されたときの動作について説明する。
自動追加プログラムP5が自動起動されることにより、携帯電話機10dのCPU105は、管理サーバ装置40より自動追加データを受信するためのHTTPリクエストD30を送信する。
管理サーバ装置40のCPU41は、HTTPリクエストD30を受信し、契約者登録DB461より、ユーザ「波」に対応する自動追加データを契約者識別ID“3”で識別される契約者登録データの変更情報より読み出した後、当該変更情報をクリアする。そして、CPU41は、読み出した自動追加データを内包したHTTPレスポンスD31を生成し、携帯電話機10d宛に送信する。
携帯電話機10dのCPU105は、HTTPレスポンスD31を受信し、HTTPレスポンスD41に内包される自動追加データを、メモリダイヤル1081に追加する。
【0065】
<メモリダイヤル番号3の被登録者の処理>
CPU41は、メモリダイヤル番号“2”(ユーザ「波」)についての契約者追加処理(図11のステップS108)が終了した後に、全ての被登録者情報について処理が終了したか否かを確認する(ステップS110)。ここでは、未処理の被登録者情報が存在するため(ステップS110;No)、ステップS102に進む。
CPU41は、契約者識別ID“1”(ユーザ「居」)に対応するメモリダイヤル情報から、未処理のメモリダイヤル番号“3” (ユーザ「似」)に対応する被登録者情報を抽出する(ステップS102)。
【0066】
CPU41は、抽出された被登録者情報の電話番号“090−9999−9999”を表すデータをキーに契約者登録DB461を検索する(ステップS103)。CPU41は、電話番号“090−9999−9999”と同一の電話番号である契約者情報を有する契約者登録データが契約者登録DB461に存在するか否かを判定する(ステップS104)。ここでは、契約者情報の電話番号が“090−9999−9999”である契約者登録データは契約者登録DB461に存在していないため(ステップS104;NO)、CPU41は、ユーザ「似」はシステム1の契約者でないと判断して、非契約者処理を行う(ステップS105)。具体的には、CPU41は、図5に示されるように、ユーザ「居」に関する被登録者情報が変更になったことを表すデータを内包した変更通知メールD40を作成して、メモリダイヤル番号“3” (ユーザ「似」)の被保険者情報のメールアドレス“D@xyz.ne.jp”で識別される携帯電話機10e宛に送信する。
携帯電話機10eの所有者であるユーザ「似」は、変更通知メールD40を受信し、ユーザ「居」の通信アドレス情報が変更されたことを知ることができる。但し、システム1の契約者でないため、携帯電話機10eのメモリダイヤル1081にユーザ「居」の通信アドレス情報を自動追加したり、管理サーバ装置40より差分データをダウンロードすることはできない。
【0067】
以上、説明したように、ユーザは、このシステム1の利用を申込しこむことで、ユーザ自身の通信アドレス情報の変更通知を自己の携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者に一斉に行うことができる。さらに、通知不要の被登録者がいる場合には、変更情報入力画面106dにおいて指定することもできる。
また、ユーザの通信アドレス情報が、他の契約者の携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている場合に、当該契約者に関する通信アドレス情報の変更通知をリアルタイムに受信したり、自己のメモリダイヤル1081に自動追加したり、メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を自動更新したり、差分データを都合のよいときにダウンロードすることが可能となる。
また、自動変更処理や自動更新処理においては、携帯電話機10が備えたJavaAPの実行環境を活かして、携帯電話機10において定期的に自動更新プログラムP4や自動追加プログラムP5を自動起動して、メモリダイヤル1081に追加したり、メモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報を更新するようにしている。このため、自動更新プログラムP4や自動追加プログラムP5を携帯電話機10にダウンロードするのみで容易に自動更新を行うことができる。
このように、管理サーバ装置40が通信アドレス情報交換処理を行う際に、処理対象者が契約者か非契約者か、契約者の場合にはどのような利用条件を選択しているか等の条件を判定した上で、通信アドレス情報交換処理(自動更新、変更通知等)を行っているため、契約者のニーズに合わせた通知や情報更新を行うことができる。
【0068】
[3.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態はあくまでも例示であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0069】
(1)上記実施形態においては、2.2.3.通信アドレス情報交換処理において、管理サーバ装置40は、変更者に対応する契約者登録データのメモリダイヤル情報に記憶されている被登録者情報に対して処理を行うとして説明したが、通信アドレス情報交換処理を行うべき対象者は、メモリダイヤル情報に記憶されている被登録者に限定されない。
例えば、変更者のメモリダイヤル情報に登録されていないユーザであっても、当該ユーザが契約者であり(契約者登録DB461に契約者情報が格納されており)、かつ、当該ユーザ(契約者)のメモリダイヤル情報に変更者が登録されていた場合には、当該ユーザに対して通信アドレス情報交換処理を行ってもよい。
(2)上記実施形態においては、電話番号やメールアドレスを表す通信アドレスが変更された場合について説明したが、名前や住所が変更された場合についても適用できる。
(3)上記実施形態においては、JavaAPと対応づけられているADFに、ネイティブ領域108にアクセス可能であることを表す情報が記述されているとして説明したが、これは、JavaAPによってネイティブ領域108にアクセス可能か否かを判定するための1態様であり、これに限定されない。例えば、JavaAP毎にアクセス可否情報を記述したセキュリティファイルを作成して、当該セキュリティファイルをサーバ装置に記憶させておいてもよい。そして、ADFには、当該セキュリティファイルを識別するためのファイルIDや、サーバ装置のURL(Uniform Resource Locator)を記述しておく。そして、JavaAPとADFをダウンロードするときに、ADFに記述されている情報を基に、サーバ装置からセキュリティファイルをダウンロードしてアクセス可否を判定するようにしてもよい。
【0070】
(4)上記実施形態におけるデータベースのデータ構成や、通信方式、処理方式、自動更新オプションの分類、画面からの入力項目等は一例であり、最適な形態を選択することができる。
▲1▼上記実施形態においては、携帯電話機10の表示部106に通信アドレス情報交換サービス申込画面106aや予約処理画面106b等の各種画面を表示する際に、ユーザがURLを入力することによって表示することとしたが、予めシステム1用のURLと対応づけられたメニューを携帯電話機10のメニュー機能に登録しておき、当該メニューを選択することによって表示してもよい。
【0071】
▲2▼上記実施形態においては、1日間隔で自動更新プログラムP4や自動追加プログラムP5が起動されることとしたが、起動する時間間隔をユーザが指定できるようにしてもよい。具体的には、ユーザがシステム1の利用を申し込む時に携帯電話機10より起動する時間間隔を入力する。これにより、管理サーバ装置40が、当該時間間隔を内包したADFを生成した後、自動更新プログラムP4と共に携帯電話機10に送信するようにすればよい。
【0072】
▲3▼上記実施形態においては、自動更新オプションや自動追加オプションに“3”(差分ダウンロード)が選択されている場合に、2.2.3.通信アドレス情報交換処理において、管理サーバ装置40は、更新用差分データや追加用差分データを予め作成しておき、ユーザよりダウンロード指示があったときに当該データを携帯電話機10にダウンロードするようにしたが、処理方式は、これに限定されない。例えば、更新用差分データや追加用差分データを予め作成せずに、契約者より差分ダウンロード指示があったときに、管理サーバ装置40が、契約者登録DB461のメモリダイヤル情報と携帯電話機10のメモリダイヤル1081に記憶されている被登録者情報とを比較することによって、差分データを作成し、携帯電話機10にダウンロードするようにしてもよい。
【0073】
▲4▼上記実施形態においては、契約者情報、被登録者情報等のデータが同一ユーザの情報であるかを判定する際に、旧電話番号が一致しているか否かを判断したが、これに限定されず、例えば、氏名、メールアドレス、PINコード等が一致しているか否かを判定してもよい。
【0074】
▲5▼上記実施形態においては、予め定められた判断ルールや予めユーザに入力された利用条件情報に従って、管理サーバ装置40が通知対象者を判断して変更通知や自動更新データ作成を行うようにしたが、ユーザが通知対象者を管理サーバ装置40に記憶されている契約者情報より、個別に指定して通知することも可能である。
▲6▼上記実施形態においては、変更情報入力画面106dにおいて、ユーザが新携帯電話番号を入力するようにしたが、新携帯電話番号は入力せずに、発信者番号を利用するようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザにより選択された処理方法に応じて、メモリダイヤルに記憶されている被登録者情報を自動更新したり、変更通知を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態に係る携帯電話機のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】同実施形態に係る管理サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】同実施形態に係る契約者登録DBのデータ構成を示す図である。
【図5】同実施形態に係る動作を説明するためのシーケンス図である。
【図6】同実施形態に係る通信アドレス情報交換サービス申込画面を説明するための図である。
【図7】同実施形態に係る契約者「居」に関する契約者登録DBのデータ内容を説明するための図である。
【図8】同実施形態に係る契約者「露」に関する契約者登録DBのデータ内容を説明するための図である。
【図9】同実施形態に係る契約者「波」に関する契約者登録DBのデータ内容を説明するための図である。
【図10】同実施形態に係る予約処理画面を説明するための図である。
【図11】同実施形態に係る継続利用設定画面を説明するための図である。
【図12】同実施形態に係る変更情報入力画面を説明するための図である。
【図13】同実施形態に係る個人情報自動交換処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】同実施形態に係る契約者変更処理を説明するためのフローチャートである。
【図15】同実施形態に係る変更通知画面を説明するための図である。
【図16】同実施形態に係る契約者追加処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10……携帯電話機、102……操作部、103……計時部、105……CPU、106……表示部、107……記憶部、108……ネイティブ領域、1081……メモリダイヤル、20……インターネット、30……移動パケット通信網、40……管理サーバ装置、41……CPU、46……ハードディスク装置、47……通信インターフェース。

Claims (8)

  1. 一の通信端末に割り当てられた通信アドレスを表す通信アドレス情報と、該通信端末に記憶されている、他の通信端末に割り当てられた通信アドレスを表す被登録者通信アドレス情報と、該被登録者通信アドレス情報について新通信アドレス情報を用いて行われる更新処理の種類を表す利用条件情報と、を内含した契約者登録データを通信端末毎に記憶する契約者登録データ記憶手段と、
    旧通信アドレス情報と前記新通信アドレス情報と処理対象の被登録者通信アドレス情報を指定するための処理対象条件情報とを内包した変更通知データを受信する変更通知受信手段と、
    前記変更通知受信手段により前記変更通知データが受信されると、該変更通知データ内の旧通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データに内包される被登録者通信アドレス情報から前記変更通知データ内の処理対象条件情報を用いて選ばれる被登録者通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データに内包されている被登録者通信アドレス情報のうち、前記変更通知データに内包されている旧通信アドレス情報と一致する被登録者通信アドレス情報について、前記契約者登録データに内包されている利用条件情報により表される種類の更新処理を前記変更通知データに内包されている新通信アドレス情報を用いて行う更新手段と
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記利用条件情報には、前記被登録者通信アドレス情報について前記新アドレス情報を用いて行われる追加処理の種類が含まれており、
    前記更新手段において、前記変更通知データ内の旧通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データに内包される被登録者通信アドレス情報から前記変更通知データ内の処理対象条件情報を用いて選ばれる被登録者通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データに内包されている被登録者通信アドレス情報のうちに、前記変更通知データに内包されている旧通信アドレス情報と一致する被登録者通信アドレス情報が存在しない場合には、
    前記契約者登録データに内包されている利用条件情報により表される種類の追加処理を行う追加手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記更新手段において、前記変更通知データ内の旧通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データに内包される被登録者通信アドレス情報から前記変更通知データ内の処理対象条件情報を用いて選ばれる被登録者通信アドレス情報と一致する前記通信アドレス情報を有する契約者登録データが存在しない場合には、
    前記被登録者通信アドレス情報で識別される通信端末宛に、前記変更通知受信手段により受信された変更通知データを送信する非契約者通知手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  4. 前記更新処理の種類には、前記契約者登録データに内包される被登録者通信アドレス情報で識別される通信端末宛に、ユーザの指示に応じて、前記変更通知受信手段により受信された変更通知データに内包される新通信アドレス情報を用いて更新処理を行うためのプログラム、又は、前記変更通知データに内包される旧通信アドレス情報と一致する被登録者通信アドレス情報を前記通信端末より削除する処理を行うためのプログラムを起動するための電子メールを、前記通信端末に送信する処理の種類が含まれることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  5. 前記更新処理の種類には、前記契約者登録データに内包される被登録者通信アドレス情報で識別される通信端末宛に、前記変更通知受信手段により受信された変更通知データに内包される新通信アドレス情報を用いて更新処理を行うためのプログラムが前記通信端末で定期的に起動される処理の種類を含むことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  6. 前記更新処理の種類には、前記契約者登録データに内包される被登録者通信アドレス情報で識別される通信端末からの要求により、該通信端末宛に、前記変更通知受信手段により受信された変更通知データに内包される新通信アドレス情報を用いて前記更新処理を行うためのデータを送信する処理の種類が含まれることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  7. 前記変更通知受信手段により受信された変更通知データに内包された旧通信アドレス情報と一致する前記被登録者通信アドレス情報を内包する契約者登録データについて、該契約者登録データに内包されている利用条件情報により表される種類の更新処理を、前記変更通知データに内包されている新通信アドレス情報を用いて行う変更者非登録者更新手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  8. 自端末が備える記憶領域に記憶される通信アドレス情報を追加又は更新するための新通信アドレス情報を内包した変更データを受信する変更データ受信手段と、
    前記変更データ受信手段により受信された変更データに内包された新通信アドレス情報を用いて、前記記憶領域に対して追加処理又は更新処理を行うためのプログラムと、該プログラムを実行することにより前記記憶領域にアクセス可能であることを表す情報とを受信し記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段により記憶されたプログラムを実行することにより、自端末が備える記憶領域に対してアクセスが可能か否かを表す情報を管理するアクセス管理手段と
    を有することを特徴とする通信端末。
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